JP2018169281A - 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法 - Google Patents

二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018169281A
JP2018169281A JP2017066456A JP2017066456A JP2018169281A JP 2018169281 A JP2018169281 A JP 2018169281A JP 2017066456 A JP2017066456 A JP 2017066456A JP 2017066456 A JP2017066456 A JP 2017066456A JP 2018169281 A JP2018169281 A JP 2018169281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary battery
state
ocv
temperature
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017066456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6895786B2 (ja
Inventor
横山 真司
Shinji Yokoyama
真司 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Automotive Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Furukawa Automotive Systems Inc filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2017066456A priority Critical patent/JP6895786B2/ja
Publication of JP2018169281A publication Critical patent/JP2018169281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6895786B2 publication Critical patent/JP6895786B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

【課題】電解液が増減した場合でも二次電池の状態を正確に検出すること。
【解決手段】二次電池14の状態を検出する二次電池状態検出装置1において、二次電池の等価回路モデルを構成する素子の素子値を算出する算出手段(制御部10)と、算出手段によって算出された等価回路モデルの素子値を、二次電池が基準状態である場合の素子値に補正する補正手段(制御部10)と、補正手段によって補正された基準状態における等価回路モデルの素子値に基づいて二次電池の状態を推定する推定手段(制御部10)と、を有し、基準状態を示す状態値として少なくとも温度と、OCVまたはOCVから導かれる指標値とを用いる、ことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法に関するものである。
特許文献1には、二次電池の内部インピーダンスの温度特性を補正して高い精度で二次電池の劣化状態を判定する技術が開示されている。
特許文献2には、内部抵抗比Zr(=Z(その時点での抵抗)/Z0(新品時などの基準となる抵抗))を求め、各Zrにおける相対SOCの値を求め、これらを対応付けたテーブルを作成する技術が開示されている。このようにして作成したテーブルは、二次電池の種類(例えば、製造メーカや容量)または個体によらず略一定であることから、二次電池のSOCを検出することができる。
特開2005−091217号公報 特開2012−189373号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示された技術では、二次電池の電解液が蒸発等によって減少した場合や、補液等によって増加した場合、二次電池の特性が変化するため、二次電池の状態を正確に検出することができないという問題点がある。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、電解液が増減した場合でも二次電池の状態を正確に検出することが可能な二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、二次電池の状態を検出する二次電池状態検出装置において、前記二次電池の等価回路モデルを構成する素子の素子値を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された前記等価回路モデルの素子値を、前記二次電池が基準状態である場合の素子値に補正する補正手段と、前記補正手段によって補正された前記基準状態における前記等価回路モデルの素子値に基づいて前記二次電池の状態を推定する推定手段と、を有し、前記基準状態を示す状態値として少なくとも温度と、OCVまたはOCVから導かれる指標値とを用いる、ことを特徴とする。
このような構成によれば、電解液が増減した場合でも二次電池の状態を正確に検出することが可能となる。
また、本発明は、前記OCVから導かれる指標値としては、電解液の濃度または比重を用いることを特徴とする。
このような構成によれば、電解液の状態を的確に示す指標値を用いることで、電解液が増減した場合でも二次電池の状態を正確に検出することが可能となる。
また、本発明は、前記補正手段は、前記基準状態における前記温度と前記OCVまたはOCVから導かれる指標値と、その時点における前記温度と前記OCVまたはOCVから導かれる指標値とに基づいて前記二次電池が前記基準状態である場合の素子値に補正することを特徴とする。
このような構成によれば、基準状態における素子値に確実に補正することができる。
また、本発明は、前記基準状態は、前記二次電池の前記温度が所定の値であり、かつ、前記二次電池のSOCが所定の値である場合を前記基準状態とすることを特徴とする。
このような構成によれば、基準状態を明確に定義することができる。
また、本発明は、前記基準状態に近い状態と判定された場合に測定された前記二次電池の前記OCVまたはOCVから導かれる指標値を格納する記憶手段を有し、前記補正手段は、前記記憶手段に格納された前記温度と前記二次電池の前記OCVまたはOCVから導かれる指標値と、その時点における前記温度と前記OCVまたはOCVから導かれる指標値に基づいて前記二次電池が前記基準状態である場合の素子値に補正することを特徴とする。
このような構成によれば、二次電池が基準状態またはそれに近い状態となる時間スケールが、電解液の変化の時間スケールよりも短い場合に、更新されたOCVに基づいて精度よく二次電池の状態を検出することができる。
また、本発明は、二次電池の状態を検出する二次電池状態検出方法において、前記二次電池の等価回路モデルを構成する素子の素子値を算出する算出ステップと、前記算出ステップにおいて算出された前記等価回路モデルの素子値を、前記二次電池が基準状態である場合の素子値に補正する補正ステップと、前記補正ステップにおいて補正された前記基準状態における前記等価回路モデルの素子値に基づいて前記二次電池の状態を推定する推定ステップと、を有し、前記基準状態を示す状態値として少なくとも温度と、OCVまたはOCVから導かれる指標値とを用いる、ことを特徴とする。
このような方法によれば、電解液が増減した場合でも二次電池の状態を正確に検出することが可能となる。
本発明によれば、電解液が増減した場合でも二次電池の状態を正確に検出することが可能な二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る二次電池状態検出装置の構成例を示す図である。 図1の制御部の詳細な構成例を示すブロック図である。 本実施形態で使用する二次電池の等価回路モデルの一例を示す図である。 正常時または減液時の相対SOCとRohmの関係を示す図である。 正常時または減液時の相対SOCとRct1の関係を示す図である。 正常時または減液時の相対SOCとC1の関係を示す図である。 正常時または減液時の相対OCVとRohmの関係を示す図である。 正常時または減液時の相対OCVとRct1の関係を示す図である。 正常時または減液時の相対OCVとC1の関係を示す図である。 本発明の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係る二次電池状態検出装置を有する車両の電源系統を示す図である。この図において、二次電池状態検出装置1は、制御部10、電圧センサ11、電流センサ12、温度センサ13、および、放電回路15を主要な構成要素としており、二次電池14の充電状態を制御する。ここで、制御部10は、電圧センサ11、電流センサ12、および、温度センサ13からの出力を参照し、二次電池14の状態を検出するとともに、オルタネータ16の発電電圧を制御することで二次電池14の充電状態を制御する。電圧センサ11は、二次電池14の端子電圧を検出し、制御部10に通知する。電流センサ12は、二次電池14に流れる電流を検出し、制御部10に通知する。温度センサ13は、二次電池14の電解液または周囲の環境温度を検出し、制御部10に通知する。放電回路15は、例えば、直列接続された半導体スイッチと抵抗素子等によって構成され、制御部10によって半導体スイッチがオン/オフ制御されることにより二次電池14を二次電池状態検出装置1の命令に従って放電させる。
二次電池14は、電解液を有する二次電池、例えば、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、または、ニッケル水素電池等によって構成され、オルタネータ16によって充電され、スタータモータ18を駆動してエンジンを始動するとともに、負荷19に電力を供給する。オルタネータ16は、エンジン17によって駆動され、交流電力を発生して整流回路によって直流電力に変換し、二次電池14を充電する。オルタネータ16は、制御部10によって制御され、発電電圧を調整することが可能とされている。
エンジン17は、例えば、ガソリンエンジンおよびディーゼルエンジン等のレシプロエンジンまたはロータリーエンジン等によって構成され、スタータモータ18によって始動され、トランスミッションを介して駆動輪を駆動し、車両に推進力を与えるとともに、オルタネータ16を駆動して電力を発生させる。スタータモータ18は、例えば、直流電動機によって構成され、二次電池14から供給される電力によって回転力を発生し、エンジン17を始動する。負荷19は、例えば、電動ステアリングモータ、デフォッガ、シートヒータ、イグニッションコイル、カーオーディオ、および、カーナビゲーション等によって構成され、二次電池14からの電力によって動作する。
図2は、図1に示す制御部10の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、制御部10は、CPU(Central Processing Unit)10a、ROM(Read Only Memory)10b、RAM(Random Access Memory)10c、通信部10d、I/F(Interface)10eを有している。ここで、CPU10aは、ROM10bに格納されているプログラム10baに基づいて各部を制御する。ROM10bは、半導体メモリ等によって構成され、プログラム10ba等を格納している。RAM10cは、半導体メモリ等によって構成され、プログラム10baを実行する際に生成されるデータや、後述する数式またはテーブル等のパラメータ10caを格納する。通信部10dは、上位の装置であるECU(Electronic Control Unit)等との間で通信を行い、検出した情報または制御情報を上位装置に通知する。I/F10eは、電圧センサ11、電流センサ12、および、温度センサ13から供給される信号をデジタル信号に変換して取り込むとともに、放電回路15、オルタネータ16、および、スタータモータ18等に駆動電流を供給してこれらを制御する。
(B)本発明の実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の実施形態の動作について説明する。なお、以下では、本発明の実施形態の動作原理について説明した後、詳細な動作について説明する。
まず、実施形態の動作原理について説明する。図3は、本発明の実施形態において使用する、二次電池14の等価回路モデルである。なお、等価回路モデルとしては、図3(A)に示す回路と、図3(B)に示す回路を例に挙げることができるが、以下では、図3(A)に示す回路を例に挙げて説明する。なお、図3(B)に示す等価回路モデルを用いたり、あるいは、これ以外の等価回路モデルを用いたりしてもよい。
図3(A)では、等価回路モデルは、液抵抗Rohm、反応抵抗Rct1、および、電気二重層容量C1を主要な構成要素としている。ここで、液抵抗Rohmは、二次電池14の電解液の液抵抗および電極の導電抵抗を主要な要素とする内部抵抗である。反応抵抗Rct1と電気二重層容量C1との並列接続回路は、二次電池14の陽極とこれに接する電解液とに対応する等価回路である。
図4〜図6は、図3(A)に示す等価回路モデルを構成する各素子の減液時(二次電池14の電解液が減少している場合)と正常時(二次電池14の電解液が減少していない場合)における相対SOC(二次電池14の残容量と満充電容量の比によって求まるSOC)による素子値の変化を示す図である。
図4は、液抵抗Rohmの減液時と正常時における相対SOCの変化に対する素子値の変化を示している。より詳細には、減液時における液抵抗Rohmの相対SOCによる変化を丸で示し、正常時における液抵抗Rohmの相対SOCによる変化を四角形で示す。図4に示すように、減液時と正常時では、相対SOCが低い領域において素子値が大きく異なっている。
図5は、反応抵抗Rct1の減液時と正常時における相対SOCの変化に対する素子値の変化を示している。より詳細には、減液時における反応抵抗Rct1の相対SOCによる変化を丸で示し、正常時における反応抵抗Rct1の相対SOCによる変化を四角形で示す。図5に示すように、減液時と正常時では、相対SOCが低い領域および高い領域において素子値が大きく異なっている。
図6は、電気二重層容量C1の減液時と正常時における相対SOCの変化に対する素子値の変化を示している。より詳細には、減液時における電気二重層容量C1の相対SOCによる変化を丸で示し、正常時における電気二重層容量C1の相対SOCによる変化を四角形で示す。図6に示すように、減液時と正常時では、相対SOCが40%よりも大きく、100%よりも小さい領域において素子値が大きく異なっている。
図7〜図9は、図3(A)に示す等価回路モデルを構成する各素子の減液時と正常時における開回路電圧OCVによる素子値の変化を示す図である。
図7は、液抵抗Rohmの減液時と正常時における開回路電圧OCVの変化に対する素子値の変化を示している。より詳細には、減液時における液抵抗Rohmの開回路電圧OCVによる変化を丸で示し、正常時における液抵抗Rohmの開回路電圧OCVによる変化を四角形で示す。図7に示すように、開回路電圧OCVが変化した場合、減液時と正常時において、液抵抗Rohmの値は略一致している。
図8は、反応抵抗Rct1の減液時と正常時における開回路電圧OCVの変化に対する素子値の変化を示している。より詳細には、減液時における反応抵抗Rct1の開回路電圧OCVによる変化を丸で示し、正常時における反応抵抗Rct1の開回路電圧OCVによる変化を四角形で示す。図8に示すように、開回路電圧OCVが変化した場合、減液時と正常時において、反応抵抗Rct1の値は略一致している。
図9は、電気二重層容量C1の減液時と正常時における開回路電圧OCVの変化に対する素子値の変化を示している。より詳細には、減液時における電気二重層容量C1の開回路電圧OCVによる変化を丸で示し、正常時における電気二重層容量C1の開回路電圧OCVによる変化を四角形で示す。図9に示すように、開回路電圧OCVが変化した場合、減液時と正常時において、電気二重層容量C1の値は略一致している。
以上に説明したように、等価回路モデルを構成する素子の素子値は、相対SOCとの関係では減液時と正常時で変化するが、開回路電圧OCVとの関係では減液時と正常時で変化しない。従来においては、ある時点(例えば、電解液温度がθlxおよび相対SOCがSOCxである時点)において測定した等価回路モデルを構成する素子の素子値を、基準状態(電解液温度がθl0および相対SOCがSOC0である状態)に補正し、この補正された素子値を用いて二次電池14の状態を推定していた。
しかしながら、相対SOCと素子値の関係は、図4〜図6に示すように、減液時と正常時で変化することから、電解液の状態によって、補正後の素子値が正しくない場合が想定される。
そこで、本実施形態では、基準状態の指標値として、相対SOCではなく、開回路電圧OCVを用いる。そして、ある時点(例えば、電解液温度がθlxおよび開回路電圧がOCVxである時点)において測定した等価回路モデルを構成する素子の素子値を、基準状態(電解液温度がθl0および開回路電圧がOCV0である状態)に補正し、この補正された素子値を用いて二次電池14の状態を推定することで、電解液の状態に拘わらず、二次電池14の状態を正確に検出することができる。
つぎに、本発明の実施形態の詳細な動作について説明する。
例えば、エンジン17が停止され、所定の時間(例えば、数時間)が経過すると、制御部10のCPU10aは、温度センサ13の出力を参照し、二次電池14の雰囲気温度θを測定する。そして、CPU10aは、雰囲気温度θから、電解液の温度θlを推定する。なお、電解液温度θlを推定する方法としては、二次電池14の熱的な等価回路を求め、この熱的な等価回路の熱抵抗および熱容量と、雰囲気温度θとから電解液温度θlを推定することができる。
つぎに、CPU10aは、二次電池14のSOCを求める。なお、SOCを求める方法としては、例えば、OCVから求める方法や、ある時点において求めたSOCに対して、充放電によって出入りした電流を累積積算した値を加算することで、その時点におけるSOCを求めることができる。もちろん、これ以外の方法でSOCを求めるようにしてもよい。
つづいて、CPU10aは、電解液温度θlが基準温度(例えば、25℃)であり、かつ、SOCが基準SOC(例えば、100%)であるか否かを判定し、これらの条件を共に満たす場合には、その時点における開回路電圧OCVを測定する。そして、測定した開回路電圧OCVを基準状態のOCVを示すOCV0とし、また、その時点の電解液温度を基準状態の電解液温度を示すθl0として、RAM10cのパラメータ10caに格納する。なお、開回路電圧OCVを測定する方法としては、二次電池14が安定状態(例えば、エンジン17が停止されてから所定の時間(例えば、数時間)が経過した場合)に二次電池14の端子電圧を電圧センサ11によって測定する方法がある。もちろん、これ以外の方法でOCVを求めてもよい。
なお、電解液の減少する速度は、非常に緩やかであるので、例えば、数ヶ月に1回程度、当該処理を実行するようにすればよい。もちろん、前述した以外の頻度(例えば、1ヶ月に1回程度)でもよい。
つぎに、二次電池14の状態を検出する場合について説明する。エンジン17が停止され、所定の時間(例えば、数時間)が経過すると、CPU10aは、前述の場合と同様の方法により、温度センサ13の出力から二次電池14の雰囲気温度θを測定し、雰囲気温度θから、電解液温度θlを推定する。
また、CPU10aは、二次電池14の開回路電圧OCVを求める。なお、OCVを求める方法は、前述の場合と同様である。CPU10aは、以上のようにして求めたその時点における電解液温度θlと開回路電圧OCVとをθlx,OCVxとする。
つぎに、CPU10aは、RAM10cにパラメータ10caとして格納されている基準状態の電解液温度θl0と、基準状態の開回路電圧OCV0と、を読み出す。
つづいて、CPU10aは、図3に示す等価回路モデルを構成する素子の素子値を学習処理によって算出する。このようにして算出される素子値は、その時点における電解液温度θlxおよび開回路電圧OCVxにおける素子値である。具体的には、Rohmx,Rct1x,C1xを得る。なお、素子値の学習処理としては、後述するような、拡張カルマンフィルタを用いる方法がある。もちろん、これ以外の方法を用いるようにしてもよい。
つぎに、CPU10aは、前述した学習処理によって求めた電解液温度θlxおよび開回路電圧OCVxにおける素子値Rohmx,Rct1x,C1xを、基準状態である電解液温度θl0および開回路電圧OCV0における素子値Rohm0,Rct10,C10に補正する処理を実行する。
より詳細には、以下の式(1)〜(3)に対して、Rohmx,Rct1x,C1x,θlx,OCVx,θl0,OCV0を代入することで、補正後の素子値Rohm0,Rct10,C10を得る。
Rohm0=f1(Rohmx,θlx,OCVx,θl0,OCV0) ・・・(1)
Rct10=f2(Rct1x,θlx,OCVx,θl0,OCV0) ・・・(2)
C10=f3(C1x,θlx,OCVx,θl0,OCV0) ・・・(3)
なお、f1()〜f3()は、括弧内の変数を独立変数とする多変数関数である。このような関数f1()〜f3()は、例えば、実測によって得ることができる。なお、関数(数式)として求めるのではなく、例えば、実測値からテーブルを生成し、このテーブルに基づいてRohm0,Rct10,C10を求めるようにしてもよい。
以上の処理により、基準状態におけるRohm0,Rct10,C10を得ることができる。CPU10aは、このようにして求めた基準状態におけるRohm0,Rct10,C10に基づいて、二次電池14の状態としてのSOH(State of Health)を求める。例えば、二次電池14が新品である場合のRohm0と、その時点のRohm0とを比較するとで、SOHを求めることができる。もちろん、これ以外の方法でSOHを求めるようにしてもよい。なお、以上では、SOHを例に挙げて説明したが、SOH以外の指標を検出するようにしてもよい。
つぎに、図10〜図12を参照して、本発明の実施形態において実行される処理について説明する。
図10は、本発明の実施形態において実行される処理を説明するためのフローチャートである。図10に示す処理は、例えば、エンジン17が停止された場合に実行される。図10に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、制御部10のCPU10aは、温度センサ13の出力を参照し、二次電池14の雰囲気温度θを検出する。
ステップS11では、CPU10aは、ステップS10で検出した雰囲気温度θに基づいて電解液温度θlを推定する。例えば、二次電池14の熱等価モデル(熱容量および熱抵抗等から構成されるモデル)を作成し、この熱等価モデルに、前述した雰囲気温度θを適用することにより、電解液温度θlを得る。
ステップS12では、制御部10のCPU10aは、電圧センサ11の出力を参照し、二次電池14の端子電圧Vを検出する。
ステップS13では、CPU10aは、ステップS12で検出した端子電圧Vから開回路電圧OCVを推定する。例えば、二次電池14が安定状態になった場合(例えば、エンジン17を停止してから所定の時間(例えば、数時間)が経過した場合)には、成層化および分極の影響が低減しているので、そのときの端子電圧Vを開回路電圧OCVと見なすことができる。なお、エンジン17が停止されてから経過した時間を考慮して、成層化および分極の影響を計算によって排除することで開回路電圧OCVを求めるようにしてもよい。
ステップS14では、CPU10aは、その時点におけるSOCを推定する。例えば、CPU10aは、OCVとSOCとの関係式に対して、ステップS13において推定したOCVを適用することで、SOCを得ることができる。なお、これ以外の方法によってSOCを求めるようにしてもよい。
ステップS15では、CPU10aは、ステップS11で推定した電解液温度θlが基準温度である25℃であるか否かを判定し、θl=25℃である場合(ステップS15:Y)にはステップS16に進み、それ以外の場合(ステップS15:N)には処理を終了する。
ステップS16では、CPU10aは、ステップS14で推定したSOCが基準SOCである100%であるか否かを判定し、SOC=100%である場合(ステップS16:Y)にはステップS17に進み、それ以外の場合(ステップS16:N)には処理を終了する。
ステップS17では、CPU10aは、ステップS13で推定したOCVを、基準OCVであるOCV0としてRAM10cのパラメータ10caに格納する。
ステップS18では、CPU10aは、ステップS11で推定したθlを、基準θlであるθl0としてRAM10cのパラメータ10caに格納する。
以上の処理によれば、基準状態(SOC=100%およびθl=25℃)におけるOCVおよびθlである、OCV0およびθl0を測定してRAM10cに格納することができる。
つぎに、図11を参照して、図10に示すフローチャートによって格納されたOCV0およびθl0に基づいて二次電池14の状態を検出する処理について説明する。図11に示す処理は、例えば、エンジン17が停止されてから所定の時間(例えば、数時間)が経過した場合に実行される。図11に示す処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS30では、制御部10のCPU10aは、温度センサ13の出力を参照し、二次電池14の雰囲気温度θを検出する。
ステップS31では、CPU10aは、ステップS10で検出した雰囲気温度θに基づいて電解液温度θlを推定する。例えば、二次電池14の熱等価モデルを作成し、この熱等価モデルに、前述した雰囲気温度θを適用することにより、電解液温度θlを得る。
ステップS32では、制御部10のCPU10aは、電圧センサ11の出力を参照し、二次電池14の端子電圧Vを検出する。
ステップS33では、CPU10aは、ステップS32で検出した端子電圧Vから開回路電圧OCVを推定する。例えば、二次電池14が安定状態になった場合には、成層化および分極の影響が低減しているので、そのときの端子電圧Vを開回路電圧OCVと見なすことができる。なお、エンジン17が停止されてから経過した時間を考慮して、成層化および分極の影響を計算によって排除することで開回路電圧OCVを求めるようにしてもよい。
ステップS34では、CPU10aは、ステップS31で推定した電解液温度θlおよびステップS33で推定した開回路電圧OCVのそれぞれを、その時点における電解液温度および開回路電圧を示すθlxおよびOCVxに代入する。
ステップS35では、CPU10aは、図10のステップS17およびステップS18に示す処理によってRAM10cのパラメータ10caに格納されているOCV0およびθl0を読み出す。
ステップS36では、CPU10aは、θlx,OCVxにおける、等価回路モデルを構成する素子の素子値を学習する処理を実行する。この結果、Rohmx,Rct1x,C1xを得る。なお、この処理の詳細は、図12を参照して後述する。
ステップS37では、CPU10aは、ステップS36において求めた素子値Rohmx,Rct1x,C1xを、ステップS35で読み出したOCV0およびθl0における素子値に補正する処理を実行する。より詳細には、前述した式(1)〜式(3)を用いてOCV0およびθl0における素子値Rohm0,Rct10,C10に補正する。
ステップS38では、CPU10aは、ステップS37において補正した等価回路モデルの素子値に基づいて、二次電池14の状態を推定する。例えば、二次電池14の状態として、SOHを推定する。もちろん、SOH以外を推定するようにしてもよい。
ステップS39では、CPU10aは、ステップS38において推定した二次電池14の状態に基づいた制御処理を実行する。例えば、SOHを推定した場合であって、SOHが所定の閾値未満である場合には、劣化が進んでいる旨をユーザに提示して、二次電池14の交換を促す。もちろん、これ以外の処理を実行するようにしてもよい。
以上に説明したように、図11に示す処理によれば、二次電池14の状態を正確に推定することができる。
図12は、図11のステップS36に示す等価回路モデルの学習処理の一例をついて説明する図である。図12の処理が開始されると以下のステップが実行される。
ステップS50では、CPU10aは、時間を示す変数Tに、前回値Tn−1にΔTを加算した値を代入する。なお、ΔTとしては、例えば、数msec〜数百msecを用いることができる。
ステップS51では、制御部10は、電圧センサ11、電流センサ12、および、温度センサ13からの検出信号に基づいて、電流I、電圧V、温度θを測定する。
ステップS52では、CPU10aは、ステップS51で測定した電圧Vを以下の式(4)に適用し、電圧降下ΔVを算出する。
ΔV=V−OCV ・・・(4)
ステップS52では、CPU10aは、n回目の観測値と前回の状態ベクトル推定値とから、以下の式(5)に基づいてヤコビアンFの更新を行う。なお、diag()は対角行列を示す。
=diag(1−ΔT/Rct1・C1,1,1,1,1) ・・・(5)
ステップS54では、CPU10aは、ステップS52で計算によって得たΔVを以下の式(6)で示すように、拡張カルマンフィルタの実測観測値Yとする。
=ΔV ・・・(6)
ステップS55では、CPU10aは、以下の式(7)に基づいて、一期先の状態ベクトルXn+1を求める。
n+1=F・X+U ・・・(7)
ここで、XおよびUは、以下の式(8)および式(9)で表される。なお、Tは転置行列を示す。
=(ΔV2,Rohm,Rct1,C1,V0) ・・・(8)
=(Δt・I/C1,0,0,0,0) ・・・(9)
なお、H を以下の式(10)ように定めることで、観測方程式および予測観測値Yn+1を式(11)のように定めることができる。
=(1,I,0,0,0) ・・・(10)
=H ・X ・・・(11)
ステップS56では、CPU10aは、状態ベクトルの一期先の予測値Xn+1と実測観測値Yn+1と予測観測値Yn+1に基づいて、カルマンゲイン計算とフィルタリング計算による拡張カルマンフィルタ演算により、最適な状態ベクトルXを逐次的に推定し、推定された状態ベクトルXから(等価回路モデルの)調整パラメータを最適なものに更新する。
以上に説明したように、図12に示す処理によれば、二次電池14の等価回路モデルを構成する素子の素子値を求めることができる。
(C)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、図3(A)に示す等価回路モデルを用いる場合を例に挙げて説明したが、例えば、図3(B)に示す等価回路モデルを用いるようにしてもよい。また、これら以外の等価回路モデルを用いるようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、電解液が減液する場合を例に挙げて説明したが、補液によって増液する場合に本願発明を適用するようにしてもよい。すなわち、減液は電解液の蒸発等によって生じることから緩やかに進行する。しかしながら、補液については電解液(例えば、蒸留水)を補充する行為に起因することから、急激に変化が生じる。そこで、そのような場合にも対応するために、例えば、素子値やOCV等が急激に変化した場合には、補液が行われたと判定して、図10〜図12の処理を実行するようにしてもよい。そのような構成によれば、補液がされた場合でも、二次電池14の状態を正確に検出することができる。なお、補液がされた場合には、OCV0およびθl0を直ちに更新するために、図10のステップS15およびステップS16の処理を実行せずに、ステップS17およびステップS18の処理を実行するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、式(1)〜(3)に基づいて等価回路モデルを構成する素子の素子値を求めるようにしたが、以下の式(12)〜式(14)に基づいて素子値を求めるようにしてもよい。
Rohm0=f1(Rohmx,Rct1x,C1x,Tlx,OCVx,Tl0,OCV0) ・・・(12)
Rct10=f2(Rohmx,Rct1x,C1x,Tlx,OCVx,Tl0,OCV0) ・・・(13)
C10=f3(Rohmx,Rct1x,C1x,Tlx,OCVx,Tl0,OCV0) ・・・(14)
また、以上の実施形態では、温度θと開回路電圧OCVに基づいて、基準状態を定めるようにしたが、例えば、二次電池14の電解液の濃度(例えば、質量%または重量%)または比重に基づいて基準状態を求めるようにしてもよい。なお、電解液の濃度または比重については、二次電池14の電解液内にセンサを配置して、直接測定するようにしてもよい。あるいは、開回路電圧OCVに基づいて濃度または比重を指標値として推定するようにしてもよい。
また、図10に示すフローチャートでは、電解液温度が25℃であり、SOCが100%である場合を基準状態として、RAM10cに記憶するようにしたが、これ以外の値の場合を基準状態として記憶したり、あるいは、温度およびSOCが所定の範囲内に収まる場合の値を記憶したりしてもよい。
1 二次電池状態検出装置
10 制御部(算出手段、補正手段、推定手段)
10a CPU
10b ROM
10c RAM
10d 通信部
10e I/F
11 電圧センサ
12 電流センサ
13 温度センサ
14 二次電池
15 放電回路
16 オルタネータ
17 エンジン
18 スタータモータ
19 負荷

Claims (6)

  1. 二次電池の状態を検出する二次電池状態検出装置において、
    前記二次電池の等価回路モデルを構成する素子の素子値を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記等価回路モデルの素子値を、前記二次電池が基準状態である場合の素子値に補正する補正手段と、
    前記補正手段によって補正された前記基準状態における前記等価回路モデルの素子値に基づいて前記二次電池の状態を推定する推定手段と、を有し、
    前記基準状態を示す状態値として少なくとも温度と、OCVまたはOCVから導かれる指標値とを用いる、
    ことを特徴とする二次電池状態検出装置。
  2. 前記OCVから導かれる指標値としては、電解液の濃度または比重を用いることを特徴とする請求項1に記載の二次電池状態検出装置。
  3. 前記補正手段は、前記基準状態における前記温度と前記OCVまたはOCVから導かれる指標値と、その時点における前記温度と前記OCVまたはOCVから導かれる指標値とに基づいて前記二次電池が前記基準状態である場合の素子値に補正することを特徴とする請求項1または2に記載の二次電池状態検出装置。
  4. 前記基準状態は、前記二次電池の前記温度が所定の値であり、かつ、前記二次電池のSOCが所定の値である場合を前記基準状態とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の二次電池状態検出装置。
  5. 前記基準状態に近い状態と判定された場合に測定された前記二次電池の前記OCVまたはOCVから導かれる指標値を格納する記憶手段を有し、
    前記補正手段は、前記記憶手段に格納された前記温度と前記二次電池の前記OCVまたはOCVから導かれる指標値と、その時点における前記温度と前記OCVまたはOCVから導かれる指標値に基づいて前記二次電池が前記基準状態である場合の素子値に補正することを特徴とする請求項4に記載の二次電池状態検出装置。
  6. 二次電池の状態を検出する二次電池状態検出方法において、
    前記二次電池の等価回路モデルを構成する素子の素子値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにおいて算出された前記等価回路モデルの素子値を、前記二次電池が基準状態である場合の素子値に補正する補正ステップと、
    前記補正ステップにおいて補正された前記基準状態における前記等価回路モデルの素子値に基づいて前記二次電池の状態を推定する推定ステップと、を有し、
    前記基準状態を示す状態値として少なくとも温度と、OCVまたはOCVから導かれる指標値とを用いる、
    ことを特徴とする二次電池状態検出方法。
JP2017066456A 2017-03-29 2017-03-29 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法 Active JP6895786B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017066456A JP6895786B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017066456A JP6895786B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018169281A true JP2018169281A (ja) 2018-11-01
JP6895786B2 JP6895786B2 (ja) 2021-06-30

Family

ID=64017885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017066456A Active JP6895786B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6895786B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020155394A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 古河電気工業株式会社 充電可能電池温度推定装置および充電可能電池温度推定方法
CN111983479A (zh) * 2020-08-04 2020-11-24 珠海迈巨微电子有限责任公司 电池物理模型实时建立方法、更新方法及电池监控设备
CN113640676A (zh) * 2021-06-23 2021-11-12 宁波维科电池有限公司 一种测试电芯自放电的方法与系统
EP3876334A4 (en) * 2019-04-05 2022-01-19 Lg Energy Solution, Ltd. BATTERY MANAGEMENT DEVICE AND METHOD
US11604225B2 (en) 2019-12-23 2023-03-14 Gs Yuasa International Ltd. Method for estimating state of charge, liquid reduction amount of electrolyte solution of valve regulated lead-acid battery, and device for monitoring valve regulated lead-acid

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09211090A (ja) * 1996-01-30 1997-08-15 Yuasa Corp 鉛蓄電池の残存容量測定法
JP2014178213A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
JP2016095959A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 古河電気工業株式会社 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
JP6550036B2 (ja) * 2016-12-19 2019-07-24 古河電気工業株式会社 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09211090A (ja) * 1996-01-30 1997-08-15 Yuasa Corp 鉛蓄電池の残存容量測定法
JP2014178213A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
JP2016095959A (ja) * 2014-11-13 2016-05-26 古河電気工業株式会社 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
JP6550036B2 (ja) * 2016-12-19 2019-07-24 古河電気工業株式会社 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020155394A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 古河電気工業株式会社 充電可能電池温度推定装置および充電可能電池温度推定方法
JP7233270B2 (ja) 2019-03-22 2023-03-06 古河電気工業株式会社 充電可能電池温度推定装置および充電可能電池温度推定方法
EP3876334A4 (en) * 2019-04-05 2022-01-19 Lg Energy Solution, Ltd. BATTERY MANAGEMENT DEVICE AND METHOD
US11604225B2 (en) 2019-12-23 2023-03-14 Gs Yuasa International Ltd. Method for estimating state of charge, liquid reduction amount of electrolyte solution of valve regulated lead-acid battery, and device for monitoring valve regulated lead-acid
CN111983479A (zh) * 2020-08-04 2020-11-24 珠海迈巨微电子有限责任公司 电池物理模型实时建立方法、更新方法及电池监控设备
CN113640676A (zh) * 2021-06-23 2021-11-12 宁波维科电池有限公司 一种测试电芯自放电的方法与系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6895786B2 (ja) 2021-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10656210B2 (en) Secondary battery state detection device and secondary battery state detection method
JP6895786B2 (ja) 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
CN108885242B (zh) 二次电池劣化估计装置和二次电池劣化估计方法
WO2019230033A1 (ja) パラメータ推定装置、パラメータ推定方法及びコンピュータプログラム
CN109874354B (zh) 二次电池状态检测装置和二次电池状态检测方法
US10393814B2 (en) Secondary battery state detection device and secondary battery state detection method
JP6440377B2 (ja) 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
JP5598869B2 (ja) 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
JP5653881B2 (ja) 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
JP2015185284A (ja) 二次電池内部温度推定装置および二次電池内部温度推定方法
JP6498920B2 (ja) 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
JP2022044621A (ja) 充電可能電池減液検出装置および充電可能電池減液検出方法
JP6826935B2 (ja) 二次電池内部温度推定装置および二次電池内部温度推定方法
WO2019131740A1 (ja) 充電可能電池温度推定装置および充電可能電池温度推定方法
JP6355942B2 (ja) 充電制御装置および充電制御方法
JP6550036B2 (ja) 二次電池状態検出装置および二次電池状態検出方法
JP5094480B2 (ja) バッテリ状態推定装置及びバッテリ状態推定方法
JP7233270B2 (ja) 充電可能電池温度推定装置および充電可能電池温度推定方法
US20230020597A1 (en) Method, device, program, and recording medium for estimating internal temperature of secondary battery

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191023

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20200117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20200929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210608

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6895786

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350