JP6826935B2 - 二次電池内部温度推定装置および二次電池内部温度推定方法 - Google Patents

二次電池内部温度推定装置および二次電池内部温度推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、二次電池内部温度推定装置および二次電池内部温度推定方法に関するものである。
特許文献1には、二次電池の外部温度と内部温度の関係を示す関係式に基づいて、二次電池の内部温度を推定する推定手段と、二次電池の等価回路の素子値を算出する算出手段と、算出手段によって算出された等価回路の素子値に基づいて、関係式の係数を求出する求出手段と、求出手段によって得られた係数を関係式に適用する適用手段と、を有し、推定手段は、適用手段によって係数が適用された関係式に基づいて、二次電池の内部温度を推定する技術が開示されている。
特開2015−185284号公報
ところで、特許文献1に開示された技術では、二次電池の電気的な等価回路(以下、「電気的等価回路」と称する)を用いる。電気的等価回路は、二次電池に充放電が行われておらず、また、分極または成層化が生じていない状態では正確な素子値を求めることができるが、それ以外の場合には正確な素子値を求めることができない。このため、二次電池を充放電している際には、正確な内部温度の推定が難しいという問題点がある。
一方、二次電池の熱的な等価回路(以下、「熱的等価回路」と称する)を用いて二次電池の内部温度を推定する方法も提案されている。このような熱的等価回路を用いる場合では、二次電池の充放電の状態に拘わらず、内部温度を推定することができる。
しかしながら、熱的等価回路を用いた場合では、例えば、断熱材としてのインシュレータを装着したときには、熱的特性が変化することから、内部温度を正確に推定できないという問題点がある。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、二次電池の使用中や熱的特性が変化した場合でも正確な内部温度を推定することが可能な二次電池内部温度推定装置および二次電池内部温度推定方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、二次電池の内部温度を推定する二次電池内部温度推定装置において、前記二次電池の外部温度を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記外部温度を、前記二次電池の熱的等価回路に適用して前記内部温度を推定する推定手段と、前記二次電池の熱的特性の変化の有無を検知する検知手段と、前記検知手段によって前記二次電池の前記熱的特性の変化が検知された場合には、前記推定手段の前記熱的等価回路のパラメータを調整する調整手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、二次電池の使用中や熱的特性が変化した場合でも正確な内部温度を推定することが可能となる。
また、本発明は、前記検知手段は、前記二次電池に断熱材としてのインシュレータの装着の有無を前記熱的特性の変化として検知し、前記調整手段は、前記インシュレータが着脱された場合には、前記インシュレータの前記熱的特性に基づいて前記熱的等価回路を調整する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、インシュレータが新たに装着されたり、取り外されたりした場合でも正確な内部温度を推定することができる。
また、本発明は、前記調整手段は、前記インシュレータが装着されていない場合と、装着されている場合の前記熱的等価回路の前記パラメータを記憶して有しており、前記検知手段の検知結果に応じて前記パラメータを選択し、前記推定手段に設定することを特徴とする。
このような構成によれば、パラメータの選択により、インシュレータの有無に確実に対応することができる。
また、本発明は、前記調整手段は、前記二次電池の前記熱的特性の変化が検知された場合には、フィッティング処理に基づいて前記熱的等価回路の前記パラメータを調整することを特徴とする。
このような構成によれば、熱的特性が明確でないインシュレータが装着された場合でも正確な内部温度を推定することができる。
また、本発明は、前記検知手段は、前記二次電池の電気的等価回路を構成する素子値に基づいて推定した前記二次電池の前記内部温度と、前記熱的等価回路に基づいて推定した前記二次電池の前記内部温度との差分値が所定の閾値以上になった場合には、前記二次電池の前記熱的特性が変化したと判定することを特徴とする。
このような構成によれば、熱的特性の変化を確実に検出することができる。
また、本発明は、二次電池の内部温度を推定する二次電池内部温度推定方法において、前記二次電池の外部温度を検出する検出ステップと、前記検出ステップにおいて検出された前記外部温度を、前記二次電池の熱的等価回路に適用して前記内部温度を推定する推定ステップと、前記二次電池の熱的特性が変化の有無を検知する検知ステップと、前記検知ステップにおいて前記二次電池の前記熱的特性の変化が検知された場合には、前記推定ステップの前記熱的等価回路のパラメータを調整する調整ステップと、を有することを特徴とする。
このような方法によれば、二次電池の使用中や熱的特性が変化した場合でも正確な内部温度を推定することが可能となる。
本発明によれば、二次電池の使用中や熱的特性が変化した場合でも正確な内部温度を推定することが可能な二次電池内部温度推定装置および二次電池内部温度推定方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る二次電池内部温度推定装置の構成例を示す図である。 図1の制御部の詳細な構成例を示すブロック図である。 図1に示す二次電池の熱的等価回路の一例を示す図である。 図1に示す二次電池の電気的等価回路の一例を示す図である。 Corr_Rct1の内部温度による変化をSOC毎に示す図である。 Corr_C1の内部温度による変化をSOC毎に示す図である。 エンジン始動時におけるインシュレータの有無による内部温度の時間的変化を示す図である。 エンジン停止時におけるインシュレータの有無による内部温度の時間的変化を示す図である。 図1に示す実施形態において実行される処理の流れを説明するフローチャートの一例である。 図1に示す実施形態において実行される処理の流れを説明するフローチャートの一例である。 フィッティング処理の一例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の実施形態の構成の説明
図1は、本発明の実施形態に係る二次電池内部温度推定装置を有する車両の電源系統を示す図である。この図において、二次電池内部温度推定装置1は、制御部10、電圧センサ11、電流センサ12、温度センサ13、および、放電回路15を主要な構成要素としており、二次電池14の充電状態を制御する。ここで、制御部10は、電圧センサ11、電流センサ12、および、温度センサ13からの出力を参照し、二次電池14の状態を検出するとともに、オルタネータ16の発電電圧を制御することで二次電池14の充電状態を制御する。電圧センサ11は、二次電池14の端子電圧を検出し、制御部10に通知する。電流センサ12は、二次電池14に流れる電流を検出し、制御部10に通知する。温度センサ13は、二次電池14自体または周囲の環境温度を検出し、制御部10に通知する。放電回路15は、例えば、直列接続された半導体スイッチと抵抗素子等によって構成され、制御部10によって半導体スイッチがオン/オフ制御されることにより二次電池14を間欠的に放電させる。なお、オルタネータの制御は、他の装置(例えば、図示しないECU(Electric Control Unit))が実行するようにしてもよい。
二次電池14は、例えば、鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、または、リチウムイオン電池等によって構成され、オルタネータ16によって充電され、スタータモータ18を駆動してエンジンを始動するとともに、負荷19に電力を供給する。オルタネータ16は、エンジン17によって駆動され、交流電力を発生して整流回路によって直流電力に変換し、二次電池14を充電する。オルタネータ16は、制御部10によって制御され、発電電圧を調整することが可能とされている。
エンジン17は、例えば、ガソリンエンジンおよびディーゼルエンジン等のレシプロエンジンまたはロータリーエンジン等によって構成され、スタータモータ18によって始動され、トランスミッションを介して駆動輪を駆動し、車両に推進力を与えるとともに、オルタネータ16を駆動して電力を発生させる。スタータモータ18は、例えば、直流電動機によって構成され、二次電池14から供給される電力によって回転力を発生し、エンジン17を始動する。負荷19は、例えば、電動ステアリングモータ、デフォッガ、シートヒータ、イグニッションコイル、カーオーディオ、および、カーナビゲーション等によって構成され、二次電池14からの電力によって動作する。
図2は、図1に示す制御部10の詳細な構成例を示す図である。この図に示すように、制御部10は、CPU(Central Processing Unit)10a、ROM(Read Only Memory)10b、RAM(Random Access Memory)10c、通信部10d、I/F(Interface)10eを有している。ここで、CPU10aは、ROM10bに格納されているプログラム10baに基づいて各部を制御する。ROM10bは、半導体メモリ等によって構成され、プログラム10ba等を格納している。RAM10cは、半導体メモリ等によって構成され、プログラム10baを実行する際に生成されるデータや、後述する数式またはテーブル等のパラメータ10caを格納する。通信部10dは、上位の装置であるECU(Electronic Control Unit)等との間で通信を行い、検出した情報または制御情報を上位装置に通知する。I/F10eは、電圧センサ11、電流センサ12、および、温度センサ13から供給される信号をデジタル信号に変換して取り込むとともに、放電回路15、オルタネータ16、および、スタータモータ18等に駆動電流を供給してこれらを制御する。
(B)本発明の実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の実施形態の動作について説明する。なお、以下では、本発明の実施形態の動作原理について説明した後、詳細な動作について説明する。
二次電池14の内部温度(電解液温度)を推定する方法として、本実施形態では、以下の2つの方法を用いる。
まず、1つ目は、熱的等価回路を用いる方法である。図3は、二次電池14の熱的等価回路の一例を示す図である。なお、熱的等価回路では、温度差を電圧に、熱流量を電流に対応させる。図3に示すように、二次電池14の外部温度をTeとし、内部温度(電解液温度)をTiとする。また、二次電池14の熱的等価回路は、熱抵抗Rと熱容量Cによって表されるとする。このとき、外部温度と内部温度の温度差ΔT(=Te−Ti)が存在する場合には、温度の高い方から低い方に熱が伝導する。例えば、エンジン17を長時間停止し、内部温度と外部温度が等しくなっている場合に、エンジン17を始動すると、エンジン17が発生する熱によって外部温度Teが上昇し、Te>Tiの状態となる。この場合、温度差ΔT(=Te−Ti)に応じた熱が熱抵抗Rを介して移動し、熱容量Cに蓄積される。この結果、内部温度Tiが上昇する。熱の移動は、外部温度Teと内部温度Tiが等しくなるまで継続するが、熱の移動速度は熱抵抗Rと熱容量Cの大小によって決まる。しかしながら、熱抵抗Rおよび熱容量Cは、一般的には固定値であるので、これらの値が分かれば、外部温度Teから内部温度Tiを一意に推定することができる。
つぎに、2つ目は、二次電池14の電気的等価回路を用いる方法である。図4(A)は、二次電池14の電気的等価回路の一例を示す図である。図4(A)の例では、電気的等価回路は、二次電池14内部の導体要素および電解液抵抗に対応する抵抗成分であるRohmと、電極の活物質反応の反応抵抗に対応する抵抗成分であるRct1と、電極と電解液の界面の電気二重層に対応する容量成分であるC1とを有している。
電気的等価回路を構成する素子の素子値は、二次電池14の内部温度と、SOC(State of Charge)に応じて変化する。このため、SOCや内部温度の影響を低減するために、二次電池14の基準状態(例えば、内部温度が25℃で、SOCが100%等)を定め、算出したその時点における素子値を、次に示す式(1)〜式(3)に示す補正係数を用いて、基準状態における素子値に補正する。なお、Cr_RohmはRohmに関する補正係数であり、Cr_Rct1はRct1に関する補正係数であり、Cr_C1はC1に関する補正係数である。また、f1(Ti,SOC)〜f3(Ti,SOC)は、TiおよびSOCを変数とする関数である。
Cr_Rohm=f1(Ti,SOC) ・・・(1)
Cr_Rct1=f2(Ti,SOC) ・・・(2)
Cr_C1 =f3(Ti,SOC) ・・・(3)
なお、f1(Ti,SOC)〜f3(Ti,SOC)を求める方法としては、例えば、図5および図6に示す実測値から導出することができる。ここで、図5は、Cr_Rct1の内部温度による変化をSOC毎に示す図である。また、図6は、Cr_C1の内部温度による変化をSOC毎に示す図である。これらの図に示すように、Cr_Rct1およびCr_C1は、内部温度およびSOCによって変化する。
ここで、式(1)〜式(3)の逆関数を、式(4)〜式(6)で表し、これらの逆関数によって求まる内部温度をTi_est_Rohm,Ti_est_Rct1,Ti_est_C1とする。
Ti_est_Rohm=f1−1(Cr_Rohm,SOC) ・・・(4)
Ti_est_Rct1=f2−1(Cr_Rct1,SOC) ・・・(5)
Ti_est_C1 =f3−1(Cr_C1,SOC) ・・・(6)
これらの式(4)〜式(6)の右辺に対して、算出したその時点のSOCを代入するとともに、以下の式(7)〜式(9)で求めたCr_Rohm,Cr_Rct1,Cr_C1を右辺に代入する。なお、基準状態のRohmの値、基準状態のRct1の値、および、基準状態のC1の値は、過去の各時点において測定され、基準状態に補正されたこれらの素子値の平均値を用いることができる。
Cr_Rohm=基準状態のRohmの値/その時点でのRohmの値 ・・・(7)
Cr_Rct1=基準状態のRct1の値/その時点でのRct1の値 ・・・(8)
Cr_C1 =基準状態のC1の値/その時点でのC1の値 ・・・(9)
そして、式(4)〜式(6)によって求めたTi_est_Rohm,Ti_est_Rct1,Ti_est_C1を以下の式(10)に代入することで、内部温度Tiを推定することができる。
Ti=α×Ti_est_Rohm+β×Ti_est_Rct1+γ×Ti_est_C1 ・・・(10)
なお、α,β,γは所定の係数であり、α+β+γ=1となるように設定される。
ところで、1つ目の熱的等価回路を用いる方法では、二次電池14の熱的な特性が変化した場合には、内部温度を正確に推定できない。例えば、二次電池14の内部温度の変化を緩慢にするために、二次電池14の外周を覆うように装着される断熱材としてのインシュレータが取り付けられた場合には、熱的な特性が変化する。すなわち、このような場合には、図3に示す熱的等価回路において、熱抵抗Rの値が大きくなるので、熱的な特性が変化する。
図7は、エンジン17の始動時における二次電池14の内部温度の時間的変化を示す図である。この図7において実線はインシュレータを装着しない場合の内部温度の時間的変化を示し、破線はインシュレータを装着した場合の内部温度の時間的変化を示している。破線は実線に比較して、変化が緩慢となっている。このため、インシュレータを装着しているにも拘わらず、インシュレータを装着しない場合の熱的等価回路を用いて内部温度を推定した場合には、実線と破線に示す誤差が生じる。
図8は、エンジン17の停止時における二次電池14の内部温度の時間的変化を示す図である。この図8において実線はインシュレータを装着しない場合の内部温度の時間的変化を示し、破線はインシュレータを装着した場合の内部温度の時間的変化を示している。破線は実線に比較して、変化が緩慢となっている。このため、エンジン17の停止時においても、インシュレータを装着しているにも拘わらず、インシュレータを装着しない場合の熱的等価回路を用いて内部温度を推定した場合には、実線と破線に示す誤差が生じる。
また、2つ目の電気的等価回路を用いる方法では、二次電池14が安定した状態で測定する必要がある。すなわち、電気的等価回路は、二次電池14に充放電が行われておらず、また、分極または成層化が生じていない状態では、正確な素子値を求めることができるが、それ以外の場合には正確な素子値を求めることができない。このため、二次電池14を使用している際(充放電している際)には、正確な内部温度の推定が難しい。また、電気的等価回路を求めるためには、図1に示す放電回路15によって二次電池14を放電させる必要があることから、二次電池14の電力を使用してしまうため、頻繁な測定が困難である。
そこで、本発明では、通常は、熱的等価回路を用いて二次電池14の内部温度Titを推定するとともに、定期的に電気的等価回路を用いて二次電池14の内部温度Tieを推定する。そして、これらの2種類の内部温度Tit,Tieの差分値が所定の閾値Thよりも大きくなった場合には、二次電池14の熱的特性が変化したと判定し、変化後の熱特性に応じた熱的等価回路を新たに採用し、それ以降は新たな熱的等価回路に基づいて内部温度Titを推定する。より詳細には、内部温度Tit,Tieの差分値が所定の閾値Thよりも大きくなった場合(|Tit−Tie|>Th)には、例えば、二次電池14にインシュレータが装着されたと判定し、インシュレータを含む熱的等価回路(例えば、熱抵抗Rにインシュレータの熱抵抗を含む熱的等価回路)を用いて、内部温度Titを推定する。これにより、二次電池14の内部温度を常に推定することができるとともに、二次電池14の熱的な特性が変化した場合でも対応することができる。
つぎに、図9および図10を参照して、詳細な動作について説明する。図9は、図1に示す実施形態において実行される処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、図9に示すフローチャートは、例えば、エンジン17が停止されて所定の時間(例えば、数時間)が経過し、二次電池14の状態が安定した場合に実行される。図9に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、制御部10は、放電回路15を制御し、二次電池14のパルス放電を開始する。
ステップS11では、制御部10は、電圧センサ11の出力を参照し、二次電池14の端子電圧を検出する。
ステップS12では、制御部10は、電流センサ12の出力を参照し、二次電池14に流れる電流を検出する。
ステップS13では、制御部10は、放電を終了するか否かを判定し、終了すると判定した場合(ステップS13:Y)にはステップS14に進み、それ以外の場合(ステップS13:N)にはステップS11に戻って同様の処理を繰り返す。
ステップS14では、制御部10は、ステップS11およびステップS12の測定結果に基づいて、図4(A)に示す電気的等価回路を構成する素子の素子値を学習する処理を実行する。
ステップS15では、制御部10は、ステップS14で算出した電気的等価回路の素子値をその時点での素子値として取得する。この結果、その時点におけるRohm,Rct1,C1の値を得る。
ステップS16では、制御部10は、過去の各時点で測定され、基準状態(例えば、SOCが100%、温度が25℃の状態)における値に補正された素子値をRAM10cから取得する。より詳細には、過去の各時点において測定されたRohm,Rct1,C1の値に対して、前述した式(1)〜式(3)によって得られたCr_Rohm,Cr_Rct1,Cr_C1の値をそれぞれ乗算して得られた複数の素子値を取得する。
ステップS17では、制御部10は、ステップS16で取得した素子値の平均値を算出する。より詳細には、過去の各時点で測定され、基準状態における値に補正された素子値の平均値を算出する。なお、平均値をその都度計算するのではなく、予め計算した平均値をRAM10cに格納しておくようにしてもよい。
ステップS18では、制御部10は、ステップS15で取得した素子値と、ステップS17で算出した素子値の比を計算する。より詳細には、前述した式(7)〜式(9)を用いて、Cr_Rohm,Cr_Rct1,Cr_C1の値を計算する。
ステップS19では、制御部10は、SOCを算出する。例えば、制御部10は、二次電池14が安定状態における開回路電圧OCV(Open Circuit Voltage)を検出し、OCVとSOCの関係を示す関係式に基づいてSOCを算出する。もちろん、これ以外の方法によってSOCを求めるようにしてもよい。
ステップS20では、制御部10は、ステップS18で求めた素子値の比と、ステップS19で求めたSOCを逆関数に代入し、Ti_est_Rohm,Ti_est_Rct1,Ti_est_C1を得る。より詳細には、制御部10は、前述した式(4)〜式(6)に対して、ステップS18で求めた素子値の比をCr_Rohm,Cr_Rct1,Cr_C1として代入するとともに、ステップS19で求めたSOCを代入することで、Ti_est_Rohm,Ti_est_Rct1,Ti_est_C1を得る。
ステップS21では、制御部10は、ステップS20における計算によって算出されたTi_est_Rohm,Ti_est_Rct1,Ti_est_C1を、式(10)に代入し、電気的等価回路に基づく内部温度Tieを推定する。
つぎに、図10を参照して、熱的等価回路を用いて内部温度Titを推定する処理について説明する。なお、図10の処理は、例えば、エンジン17が動作している場合に定期的(例えば、数分おき)に実行される。
ステップS50では、制御部10は、温度センサ13の出力を参照して、二次電池14の外部温度Teを検出する。
ステップS51では、制御部10は、熱的等価回路に基づいて、内部温度Titを推定する。より詳細には、以下の処理によって、内部温度Titを推定する。
すなわち、外部温度をTeとし、離散時間動作する場合の1ステップの時間間隔をΔtとし、現時点での内部温度の推定値をTit(n×Δt)とし、1ステップ前の内部温度の推定値をTit((n−1)×Δt)とする。また、比例ゲインをKpとし、積分ゲインをKiとし、積分時間をτiとし、積分操作量をIntg(n×Δt)として、以下の式(11)に基づいて内部温度Titを推定する。
Tit(n×Δt)=Kp×(Te(n×Δt)−Tit((n−1)×Δt))+Intg(n×Δt) ・・・(11)
なお、Intg(n×Δt)は、以下の式(12)で表され、また、Kiは以下の式(13)で表される。
Intg(n×Δt)=Intg((n−1)×Δt)+Ki×(Te(n×Δt))−Tit((n−1)×Δt) ・・・(12)
Ki=Kp/τi ・・・(13)
ステップS52では、制御部10は、電気的等価回路に基づく内部温度Tieが直近で求められたか否かを判定し、求められたと判定した場合(ステップS52:Y)にはステップS53に進み、それ以外の場合(ステップS52:N)には処理を終了する。例えば、図9に示す処理によって、電気的等価回路に基づく内部温度が直近(例えば、1分以内)に求められた場合にはYと判定してステップS53に進む。
ステップS53では、制御部10は、ステップS51において熱的等価回路に基づいて推定した内部温度Titと、図9のステップS21において電気的等価回路に基づいて推定した内部温度Tieの差分値の絶対値(=|Tit−Tie|)を求め、差分の絶対値が所定の閾値Thよりも大きいか否かを判定し、|Tit−Tie|>Thを満たす場合(ステップS53:Y)にはステップS54に進み、それ以外の場合(ステップS53:N)には処理を終了する。例えば、二次電池14にインシュレータが装着され、二次電池14の熱的特性が変化した場合には、熱的等価回路に基づいて推定した内部温度Titが図7および図8に示すように誤差を有するようになる一方で、電気的等価回路に基づいて推定した内部温度Tieは誤差を有しないので、その場合にはYと判定してステップS54に進む。
ステップS54では、制御部10は、二次電池14にインシュレータが装着されたと判定する。なお、判定結果を、例えば、インジケータ等に表示して、ユーザに通知するようにしてもよい。これにより、ユーザは、制御部10がインシュレータの装着の有無を正確に判定しているか知ることができる。
ステップS55では、制御部10は、インシュレータ装着時の係数(パラメータ)を、RAM10cのパラメータ10caから取得する。より詳細には、RAM10cには、インシュレータ装着時と未装着時のそれぞれについての比例ゲインKpおよび積分時間τiを格納しておき、ステップS54の判定結果に基づいて、対応する係数を選択して取得するようにすればよい。
ステップS56では、制御部10は、前述した式(11)〜式(13)に対して、ステップS55で取得した係数を適用する。
ステップS57では、制御部10は、熱的等価回路によって内部温度Titを推定する。より詳細には、ステップS56で係数を適用した式(11)〜式(13)を用いて、内部温度Titを推定し、ステップS51で推定した値よりも正確な値として採用する。
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、熱的等価回路を用いて二次電池14の内部温度を推定するようにしたので、二次電池14が安定していない場合であっても内部温度を知ることができる。
また、本発明の実施形態では、電気的等価回路による内部温度の推定結果と比較し、これらの差分値が大きい場合には、二次電池14の熱的特性が変化した(インシュレータが装着された)と判定して、インシュレータ装着時の係数に変更するようにしたので、熱的特性が変化した場合でも正確な内部温度を知ることができる。
(C)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、電気的等価回路としては、図4(A)に示す回路を用いるようにしたが、例えば、図4(B)に示す等価回路を用いるようにしてもよい。図4(B)に示す回路では、図4(A)に示す等価回路に対して、並列接続された反応抵抗Rct2と電気二重層容量C2とが新たに追加されている。このような電気的等価回路によれば、二次電池14の内部温度をより正確に推定することができる。
また、以上の実施形態では、インシュレータの装着の有無に応じて、予め格納してある熱的等価回路の係数(比例ゲインKpおよび積分時間τi)を変更するようにした。しかしながら、フィッティング処理によって、係数を求めるようにしてもよい。
より詳細には、電気的等価回路によって内部温度を複数のタイミングで推定してTie1,Tie2,Tie3,・・・,Tiem(m>1)とし、同様に、熱的等価回路によって内部温度を複数のタイミングで推定してTit1,Tit2,Tit3,・・・,Titmとし、また、これらを推定した時刻(t1,t2,t3,・・・,tm)とともに格納しておく。そして、Tie1,Tie2,Tie3,・・・,Tiemと、Tit1,Tit2,Tit3,・・・,Titmとの誤差平方和RSSを、以下の式に基づいて求め、この求めたRSSを最小にするようなτiとKpを最小二乗法などにより学習することにより、液温推定誤差を低減することができる。
RSS=Σ(Tiej−Titj) ・・・(14)
但し、j=1,2,3,・・・,m
なお、図11は、フィッティング処理の結果を示す図である。図11において、実線は実測の内部温度を示し、菱形は1時間毎に電気的等価回路に基づく内部温度の推定結果を示し、破線は多項式によるフィッティング結果を示している。図11に示すように、実測値と電気的等価回路による推定結果は非常によく一致しており、また、多項式を用いたフィッティング結果は、実測結果によく一致している。この図11から、フィッティングを用いた場合には、高い精度で内部温度を推定することができることが分かる。
また、以上の実施形態では、インシュレータが装着されていない状態から装着された状態に変化した場合に、熱的等価回路の係数を変更するようにしたが、装着されている状態から装着されていない状態に変化した場合に本発明を適用することも可能である。
また、以上の実施形態では、二次電池14の熱的特性が変化する例として、インシュレータの着脱を例に挙げて説明したが、熱的特性が変化する場合としては、これ以外にも、例えば、電解液が補液または減液した場合(熱容量Cが変化する場合)や、二次電池14を収容するケースが交換された場合(熱抵抗Rが変化する場合)や、二次電池14自体が交換された場合(熱容量Cと熱抵抗Rの双方が変化する場合)に、前述した処理を実行するようにしてもよい。
また、図9および図10に示すフローチャートは一例であって、図9および図10以外の処理を実行するようにしてもよい。
1 二次電池内部温度推定装置
10 制御部(推定手段、検知手段、調整手段)
10a CPU
10b ROM
10c RAM
10d 通信部
10e I/F
11 電圧センサ
12 電流センサ
13 温度センサ(検出手段)
14 二次電池
15 放電回路
16 オルタネータ
17 エンジン
18 スタータモータ
19 負荷

Claims (5)

  1. 二次電池の内部温度を推定する二次電池内部温度推定装置において、
    前記二次電池の外部温度を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記外部温度を、前記二次電池の熱的等価回路に適用して前記内部温度を推定する推定手段と、
    前記二次電池の熱的特性の変化の有無を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記二次電池の前記熱的特性の変化が検知された場合には、前記推定手段の前記熱的等価回路のパラメータを調整する調整手段と、
    を有し、
    前記検知手段は、前記二次電池の電気的等価回路を構成する素子値に基づいて推定した前記二次電池の前記内部温度と、前記熱的等価回路に基づいて推定した前記二次電池の前記内部温度との差分値が所定の閾値以上になった場合には、前記二次電池の前記熱的特性が変化したと判定することを特徴とする二次電池内部温度推定装置。
  2. 前記検知手段は、前記二次電池に断熱材としてのインシュレータの装着の有無を前記熱的特性の変化として検知し、
    前記調整手段は、前記インシュレータが着脱された場合には、前記インシュレータの前記熱的特性に基づいて前記熱的等価回路を調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の二次電池内部温度推定装置。
  3. 前記調整手段は、前記インシュレータが装着されていない場合と、装着されている場合の前記熱的等価回路の前記パラメータを記憶して有しており、前記検知手段の検知結果に応じて前記パラメータを選択し、前記推定手段に設定することを特徴とする請求項2に記載の二次電池内部温度推定装置。
  4. 前記調整手段は、前記二次電池の前記熱的特性の変化が検知された場合には、フィッティング処理に基づいて前記熱的等価回路の前記パラメータを調整することを特徴とする請求項2に記載の二次電池内部温度推定装置。
  5. 二次電池の内部温度を推定する二次電池内部温度推定方法において、
    前記二次電池の外部温度を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出された前記外部温度を、前記二次電池の熱的等価回路に適用して前記内部温度を推定する推定ステップと、
    前記二次電池の熱的特性が変化の有無を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにおいて前記二次電池の前記熱的特性の変化が検知された場合には、前記推定ステップの前記熱的等価回路のパラメータを調整する調整ステップと、
    を有し、
    前記検知ステップでは、前記二次電池の電気的等価回路を構成する素子値に基づいて推定した前記二次電池の前記内部温度と、前記熱的等価回路に基づいて推定した前記二次電池の前記内部温度との差分値が所定の閾値以上になった場合には、前記二次電池の前記熱的特性が変化したと判定することを特徴とする二次電池内部温度推定方法。
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