JP2018169131A - 乾溜ガス化焼却処理装置の灰出し方法及び灰出しシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】灰化物を飛散させず、自動で短時間のうちに灰出しを行える乾溜ガス化焼却処理装置の灰出し方法及び灰出しシステムを提供する。【解決手段】灰出しシステム51は、乾溜炉2aと、可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉4とを備える乾溜ガス化焼却処理装置1に用いられる。乾溜炉2aの底部に備えられる底扉7aと、灰化物Bに界面活性剤の水溶液を散布する界面活性剤水溶液散布ノズル52と、底扉7aを昇降させるシリンダ53と、灰化物Bを払い出す排土板62と、払い出された灰化物Bを収容するコンテナ66と、底扉7a上に残存する灰化物Bを清掃する回転ブラシ63とを備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、乾溜ガス化焼却処理装置の灰出し方法及び灰出しシステムに関する。
従来、乾溜炉と、燃焼炉とを備え、該乾溜炉で生成した可燃性ガスを該燃焼炉に導いて完全燃焼させる乾溜ガス化焼却処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記乾溜ガス化焼却処理装置では、前記乾溜炉内に収納した廃タイヤ等の廃棄物の一部を燃焼させ、その燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜(熱分解)して、可燃性ガスを生成させる乾溜ガス化を行い、該乾溜ガス化により生成する可燃性ガスを該乾溜炉から前記燃焼炉に導入して燃焼させる。前記乾溜炉内に収納した廃棄物は、乾溜により可燃性ガスを生成できる部分が無くなると、該乾溜炉内で灰化され灰化物となる。
ところで、前記乾溜ガス化焼却処理装置はバッチ式(回分式)であるので、前記乾溜炉に収容された前記廃棄物が灰化されて灰化物となったならば、次回の廃棄物の処理の準備を行うために、該灰化物を該乾溜炉外に取り出す必要がある。尚、本願では、前記灰化物を前記乾溜炉外に取り出す操作を「灰出し」と記載する。
前記乾溜炉の底部には、該底部を開閉自在とする底扉が備えられており、前記灰出しは該底扉を下降させ、該底扉上に堆積した前記灰化物を人力により払い出すことにより行われている。
特開2015−143615号公報
しかしながら、乾溜炉の底扉を下降させると微細な灰化物が飛散し、作業員は劣悪な環境で作業を行うことになるため、人力によることなく自動的に灰出しを行うことができる灰出し方法及び灰出しシステムの開発が望まれる。
また、前述のように前記乾溜ガス化焼却処理装置はバッチ式であるので、例えば2基の乾溜炉を交互に運転することにより、連続運転することが検討されている。この場合には、一方の乾溜炉で廃棄物の乾溜ガス化が行われている間に、他方の乾溜炉で灰出しを行い、次回の乾溜ガス化に用いられる廃棄物を投入し、さらに該廃棄物の一部に点火して火床を形成し、次回の乾溜ガス化の準備を行う必要がある。そこで、前記灰出しを短時間で完了することができる灰出し方法及び灰出しシステムの開発が望まれる。
本発明は、前記事情に鑑み、乾溜炉の底扉を下降させる際に灰化物を飛散させることなく、また人力に頼らずに自動で短時間のうちに灰出しを行うことができる乾溜ガス化焼却処理装置の灰出し方法及び灰出しシステムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出し方法は、収納された廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える乾溜ガス化焼却処理装置の灰出し方法であって、該乾溜炉内の該廃棄物が全て灰化され灰化物となったときに、該乾溜炉の底部に備えられ該底部を開閉自在とする底扉上に堆積する該灰化物に界面活性剤の水溶液を散布する工程と、該界面活性剤の水溶液が含浸された該灰化物が堆積されている該底扉を該乾溜炉の底部の下方に下降させる工程と、該乾溜炉の底部の下方で、該底扉上に堆積する該灰化物を該底扉上から払い出す工程と、該底扉上に残存する該灰化物を清掃する工程と、灰出し完了後に、該底扉を該乾溜炉の底部に向けて上昇させ、該乾溜炉の底部を閉鎖する工程とを備えることを特徴とする。
本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出し方法は、収納された廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムであって、該乾溜炉の底部に備えられ該底部を開閉自在とする底扉と、該乾溜炉に備えられ該底扉上に堆積する該廃棄物の灰化物に界面活性剤の水溶液を散布する界面活性剤水溶液散布手段と、該乾溜炉の底部に対して該底扉を昇降させる底扉昇降手段と、該底扉昇降手段により該乾溜炉の底部から下降された該底扉の一方の側から他方の側に移動して該底扉上に堆積する該灰化物を該底扉上から払い出す灰化物払い出し手段と、該底扉の下方に配設されて該底扉上から払い出された該灰化物を収容する灰化物収容手段と、該灰化物払い出し手段により該灰化物が払い出された該底扉の一方の側から他方の側に移動して該底扉上に残存する該灰化物を清掃する清掃手段とを備えることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムにより実施することができる。
本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムは、前記乾溜ガス化焼却処理装置の前記乾溜炉で灰化された灰化物を、該乾溜炉から取り出すために用いられる。
前記乾溜ガス化焼却処理装置では、前記乾溜炉内に収納した廃タイヤ等の廃棄物の一部を燃焼させ、その燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜(熱分解)して、可燃性ガスを生成させる乾溜ガス化を行い、該乾溜ガス化により生成する可燃性ガスを該乾溜炉から前記燃焼炉に導入して燃焼させる。前記乾溜炉内に収納した廃棄物は、前記乾溜ガス化が完了し可燃性ガスを生成できる部分が無くなると、該乾溜炉内で灰化され灰化物となる。
そこで、本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムは、前記廃棄物が全て灰化され灰化物となったならば、まず、前記界面活性剤水溶液散布手段により、前記底扉上に堆積している前記灰化物に界面活性剤の水溶液を散布する。前記水溶液は界面活性剤を含んでいるので、前記灰化物の表面から前記底扉の表面まで浸透することができ、前記灰化物に水分を含ませることができる。
次に、前記昇降手段により前記底扉を前記乾溜炉の底部の下方に下降させる。このとき、前記底扉の上には前記灰化物が堆積されているが、該灰化物は前述のように水分を含んでいるので、飛散することを防止することができる。
次に、前記灰化物払い出し手段が、前記底扉の一方の側から他方の側に移動することにより、該底扉上に堆積している前記灰化物を該底扉上から、該底扉の下方に配設されている灰化物収容手段に払い出す。
次に、前記清掃手段が、前記灰化物払い出し手段により前記灰化物が払い出された前記底扉の一方の側から他方の側に移動して、該底扉上に残存する該灰化物を清掃することにより灰出しが完了する。
次に、前記灰出しが完了したならば、前記昇降手段により前記底扉を前記乾溜炉の底部に向けて上昇させ、該乾溜炉の底部を閉鎖することにより、次回の乾溜ガス化に用いられる廃棄物が投入可能となる。
この結果、本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムによれば、前記乾溜炉の底扉を下降させる際に灰化物を飛散させることなく、また人力に頼らずに自動で短時間のうちに灰出しを行うことができる。
また、本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムは、前記底扉昇降手段により前記乾溜炉の底部から下方に移動された前記底扉の両側に各1本配設された1対のレール部材と、該1対のレール部材に沿って該底扉の一方の側から他方の側に移動可能に備えられた枠体とを備え、前記灰化物払い出し手段及び前記清掃手段は該枠体に装着されていることが好ましい。本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムによれば、前記灰化物払い出し手段及び前記清掃手段が前記枠体に装着されているので、該枠体を前記レール部材に沿って前記底扉の一方の側から他方の側に移動させることにより、該灰化物払い出し手段及び該清掃手段を該底扉の一方の側から他方の側に移動させることができる。
また、本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムは、前記枠体に対して前記灰化物払い出し手段を進退自在とする駆動手段を備えることが好ましい。本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムでは、前記駆動手段により前記枠体に対して前記灰化物払い出し手段を前進させることにより、前記底扉上に堆積している前記灰化物を該底扉の中央部に集めることができ、該灰化物を該底扉上から容易に払い出すことができる。
また、本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムにおいて、前記清掃手段は、回転ブラシを備えることが好ましい。本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムでは、前記清掃手段が前記回転ブラシを備えることにより、前記底扉上に残存する前記灰化物を該回転ブラシにより容易に清掃することができる。
また、本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムは、前記底扉により底部が閉鎖された前記乾溜炉に廃棄物を投入する廃棄物投入手段を備えることが好ましい。本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムでは、前記廃棄物投入手段を備えることにより、前記灰出しの完了後、前記底扉により底部が閉鎖された前記乾溜炉に、次回の乾溜ガス化に用いられる廃棄物を投入することができる。
本発明に用いる乾溜ガス化焼却処理装置の構成を示すシステム構成図。 本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムの構成を示す説明的断面図。 本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムにおける灰化物払い出し手段及び清掃手段の構成を示す平面図。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
本実施形態の灰出しシステムは、例えば、図1に示す構成を備える乾溜ガス化焼却処理装置1に適用することができる。
乾溜ガス化焼却処理装置1は、廃タイヤ等の廃棄物Aを収納し、その乾留ガス化及び灰化を行う2基の乾溜炉2a,2bと、乾溜炉2a,2bにガス通路3a,3bを介して接続される燃焼炉4とを備える。
乾溜炉2a,2bの上面部には、それぞれ開閉自在な投入扉5a,5bを備える投入口6a,6bが形成され、投入口6a,6bから廃棄物Aを乾溜炉2a,2b内に投入可能とされている。また、乾溜炉2a,2bの下部は開閉自在の底扉7a,7bとなっている。そして、乾溜炉2a,2bは、投入扉5a,5b及び底扉7a,7bを閉じた状態では、その内部が実質的に外部と遮断されるようになっている。
底扉7a,7bの下部には乾溜炉2a,2bの内部と隔離された空室8a,8bが形成されており、空室8a,8bは、底扉7a,7bに設けられた複数の給気ノズル9a,9bを介して、乾溜炉2a,2bの内部に連通している。乾溜炉2a,2bの下部の空室8a,8bには、それぞれ乾溜酸素供給路10a,10bが接続されており、乾溜酸素供給路10a,10bは、酸素供給路11を介して押込ファン等により構成された酸素供給源12に接続されている。
乾溜酸素供給路10a,10bにはそれぞれ制御弁13a,13bが設けられ、制御弁13a,13bは弁駆動器14a,14bによりその開度が制御されるようになっている。この場合、弁駆動器14a,14bは、CPU等を含む電子回路により構成された制御装置15により制御される。
さらに、乾溜炉2a,2bの下部には、それぞれ乾溜炉2a,2bに収容された廃棄物Aに着火するための着火装置16a,16bが取り付けられている。着火装置16a,16bは点火バーナ等により構成され、燃料供給装置17a,17bから燃料供給路18a,18bを介して供給される燃料を燃焼させることにより、廃棄物Aに燃焼炎を供給する。
燃焼炉4は、廃棄物Aの乾溜により生じる可燃性ガスとその完全燃焼に必要な酸素(空気)とを混合するバーナ部19と、酸素(空気)と混合された可燃性ガスを燃焼させる燃焼部20とからなり、燃焼部20はバーナ部19の下流側でバーナ部19に連通している。バーナ部19の上流側には、ガス通路3a,3bがそれぞれダンパ21a,21bを介して接続され、乾溜炉2a,2bにおける廃棄物Aの乾溜により生じた可燃性ガスがガス通路3a,3bを介してバーナ部19に導入される。
バーナ部19の外周部には、その内部と隔離された空室(図示せず)が形成され、該空室はバーナ部19の内周部に穿設された複数のノズル孔(図示せず)を介してバーナ部19の内部に連通している。前記空室には、酸素供給路11から分岐する燃焼酸素供給路22が接続されている。
燃焼酸素供給路22には制御弁23が設けられ、制御弁23は弁駆動器24によりその開度が制御されるようになっている。この場合、弁駆動器24は、制御装置15により制御される。
バーナ部19の上流側には、燃焼装置25が取り付けられている。燃焼装置25は点火バーナ等により構成され、燃料供給装置26から燃料供給路27を介して供給される燃料を燃焼させることにより、バーナ部19に導入された可燃性ガスに着火し、或いは燃焼炉4を加熱する。
燃焼部20の下流側には、燃焼炉4内で燃焼された燃焼排気により加熱される温水ボイラ28が取り付けられている。温水ボイラ28の出口側には、温水ボイラ28で冷却された燃焼排気を排出するダクト29aが設けられており、ダクト29aは開閉弁30を介して空冷式熱交換器31の上端部に接続されている。空冷式熱交換器31で冷却された燃焼排気は、空冷式熱交換器31の下部に開閉弁32を介して接続されたダクト29bにより取出される。
一方、ダクト29aからは、開閉弁30の上流側でダクト29cが分岐しており、ダクト29cは開閉弁33を介して急冷塔34の上端部に接続されている。急冷塔34は、ダクト29cから導入される燃焼排気に散水して冷却するスプレー35を備えており、スプレー35は冷却水を供給する給水装置(図示せず)及び空気圧縮機(図示せず)に接続されている。
急冷塔34で冷却された燃焼排気は、急冷塔34の下部に開閉弁36を介して接続されたダクト29dにより取出される。ダクト29dは開閉弁32,36の下流側でダクト29bに合流する。
ダクト29bはバグフィルタ37の一方の端部に接続されており、ダクト29bからバグフィルタ37に導入される燃焼排気には薬剤サイロ38から供給される消石灰及び活性炭が混合され、脱硫及び脱臭が行われる。バグフィルタ37の他方の端部には、ダクト29eが接続されており、ダクト29eは燃焼炉4内の燃焼排気を誘引する誘引ファン39を介して煙突40に接続されている。この結果、ダクト29eに流通される燃焼排気は、煙突40から大気中に放出される。
また、燃焼炉4の下流側には、温水ボイラ28を用いない場合に燃焼排気を排出するダクト29fが設けられており、ダクト29fは開閉弁41を介してダクト29aに接続されている。
乾溜ガス化焼却処理装置1において、廃棄物Aを焼却処理する際には、まず、底扉7aが閉じた状態で乾溜炉2aの投入扉5aを開き、投入口6aから廃タイヤ等の廃棄物Aを乾溜炉2a内に投入する。次に、制御装置15により乾溜炉2aに対する廃棄物Aの投入が完了し、乾溜炉2aに廃棄物Aが収容されていることが検知されると、投入扉5aを閉じて乾溜炉2a内を密封状態としたのち、燃焼炉4の燃焼装置25を作動させることにより、燃焼炉4の予熱が開始される。
次に、燃焼炉4内の温度が次第に上昇し、例えば760℃に達すると、制御装置15により弁駆動器14aが駆動されて制御弁13aの開度Vaが所定の開度、例えば25%とされ、乾溜炉2aに酸素(空気)の供給が開始される。次に、制御装置15により、乾溜炉2aに対する廃棄物Aの投入の完了と、乾溜炉2aに廃棄物Aが収容されていること、ダンパ21aが開かれていることとが検知されると、乾溜炉2aの着火装置16aが作動されて廃棄物Aに着火され、廃棄物Aの部分的燃焼が開始される。
次に、乾溜炉2aでは、制御装置15により弁駆動器14aが制御されて、制御弁13aの開度Vaが段階的に増大される。これに伴って、乾溜炉2aにおける廃棄物Aの部分的燃焼は、次第に拡大して安定化し、廃棄物Aの底部に火床が形成される。前記火床が形成されると着火装置16aは停止され、廃棄物Aの部分的燃焼の熱により廃棄物Aの他の部分の乾溜が開始され、可燃性ガスの生成が始まり、該可燃性ガスはガス通路3aを介してバーナ部19に導入される。
バーナ部19では、制御装置15により弁駆動器24が駆動されて制御弁23の開度が所定の開度とされ、酸素供給源12から酸素供給路11、燃焼酸素供給路22を介して酸素(空気)が供給されている。そこで、前記可燃性ガスは、燃焼酸素供給路22を介して供給される酸素(空気)と混合され、燃焼装置25から供給される燃焼炎により着火されて、燃焼部20における燃焼が開始される。
乾溜炉2aにおける可燃性ガスの発生が活発になり、該可燃性ガスが燃焼炉4において自然燃焼を開始すると、燃焼炉4内の温度は次第に上昇し、予め設定された第1の温度(以下、第1の設定温度という)、例えば930℃に達する。
前記可燃性ガスの燃焼により燃焼炉4内の温度が前記第1の設定温度に達すると、燃焼装置25が停止され、制御装置15は、前記可燃性ガスの燃焼により、燃焼炉4内の温度が該第1の設定温度に維持されるように制御弁13aの開度Vaを調整し、乾溜炉2aにおける該可燃性ガスの生成をフィードバック制御する。
燃焼部20における前記可燃性ガスの燃焼により発生する燃焼排気は、温水ボイラ28で冷却されてダクト29aに排出され、又は、温水ボイラ28を経由することなく、ダクト29fを介してダクト29aに排出される。
ダクト29aに排出された前記燃焼排気は、温水ボイラ28を経由した場合には、ダクト29aから空冷式熱交換器31に導入されてさらに冷却され、ダクト29bに排出される。また、温水ボイラ28を経由しなかった場合には、ダクト29cから急冷塔34に導入されて冷却され、ダクト29dを介してダクト29bに排出される。
次に、ダクト29bに排出された前記燃焼排気は、薬剤サイロ38から供給される消石灰及び活性炭と混合されて脱硫及び脱臭され、バグフィルタ37に導入されて灰や塵埃等が除去された後、ダクト29eに排出され、さらに煙突40から大気中に放出される。
乾溜炉2aにおける乾溜ガス化が進行し、乾溜炉2a内において可燃性ガスを生成させることができる廃棄物Aは殆ど失われると、第2の乾溜炉2bで生成した可燃性ガスが燃焼炉4に導入され、第2の乾溜炉2bで生成した可燃性ガスが燃焼炉4内で燃焼されるようになる。その後、乾溜炉2a内において乾溜により可燃性ガスを生成させることができる廃棄物Aは全く失われると、制御装置15は弁駆動器14aを介して制御弁13aの開度を所定の開度、例えば70%に維持し、乾溜炉2a内の廃棄物Aを灰化させる。そして、廃棄物Aが灰化した後は、制御装置15は弁駆動器14aを介して、制御弁13aが閉弁されるまでその開度を所定の割合で減少させる。
乾溜炉2aでは、廃棄物Aの灰化が終了し、制御弁13aが閉弁されたならば、底扉7aを下降させて灰化物の払い出し(灰出し)を行ったのち、底扉7aを元の位置に復帰させる。そして、投入扉5aを開き、投入口6aから廃タイヤ等の廃棄物Aを乾溜炉2a内に投入して、次回の処理を準備する。
次に、図2,3を参照して、本実施形態の灰出しシステムの構成及び作動について説明する。尚、図2,3では乾溜炉2aの場合を例として説明するが、乾溜炉2bも乾溜炉2aの場合と全く同一の構成を備え、全く同一に作動する。
本実施形態の灰出しシステム51は、乾溜炉2aの底部に備えられた底扉7aと、乾溜炉2aに備えられた界面活性剤水溶液散布手段としての界面活性剤水溶液散布ノズル52と、底扉7aを昇降させる底扉昇降手段としてのシリンダ53とを備えている。
底扉7aは、シリンダ53により下降されたときに周囲に灰化物Bが落下することを防止するために、その外縁から外方に延出された四角形の受け皿54を備えている。受け皿54は、底扉7aの上面(乾溜炉2aの底部となる面)と面一となるように備えられ、四角形の対辺に1対の側壁部材54a,54bを備えている。尚、側壁部材54a,54bは、底扉7aが乾溜炉2aの底部を閉鎖したときに、乾溜炉2aと干渉しないように乾溜炉2aの外方となる位置に設けられている。
シリンダ53は例えば油圧シリンダであり、底扉7aを複数箇所で支持できるように例えば4基のシリンダ53が基台53a上に配設されている。尚、灰出しシステム51は、底扉昇降手段としてシリンダ53に代えてパンタグラフジャッキ等を備えるものであってもよい。
また、本実施形態の灰出しシステム51は、底扉7aがシリンダ53により所定の灰出し位置(以下、灰出しステージという)に下降されたときに、底扉7aの両側の上方に各1本配設された1対のレール部材55,56と、レール部材55,56に沿って底扉7aの一方の側から他方の側に移動可能に備えられた枠体57とを備えている。前記灰出しステージにおいて、底扉7aは受け皿54の側壁部材54a,54bがレール部材55,56の内側に収容され、レール部材55,56と平行になるようにされる。
レール部材55,56は、図2にレール部材55を例として示すように、上板部材55aと底板部材55bとが柱部材55cにより接続されたエッチ鋼形状を備えており、底板部材55bの下面にはラック58が備えられている。
一方、枠体57は、レール部材55,56に沿って摺動する摺動部材57a,57bと、摺動部材57a,57bをその下方で接続する複数の接続部材57cと、摺動部材57a又は摺動部材57bから接続部材57cに斜めに設けられた補強部材57dとを備えている。摺動部材57a,57bは、図2に摺動部材57aを例として示すように、ラック58に噛合するピニオン59と、底板部材55bの上面に転動自在に当接されるローラー60とを備え、ピニオン59とローラー60とにより底板部材55bを挟持して保持するように構成されている。
ピニオン59は、図示しないモーターにより回転駆動される回転軸59aに備えられ、摺動部材57a,57bの中央部に配置されている。また、ローラー60は摺動部材57a,57bの前部及び後部に配置されている。この結果、枠体57は、ピニオン59がラック58に噛合して回転することによりレール部材55,56に沿って進退自在とされている。
また、枠体57は、接続部材57cに枠体57の進退方向に対して斜めに装着された2基のシリンダ61を備え、シリンダ61の先端にはそれぞれ底扉7a上に堆積する灰化物Bを払い出す灰化物払い出し手段としての排土板62が取り付けられている。排土板62は、シリンダ61により進退自在とされている。
さらに、枠体57は、排土板62の後方に、排土板62により灰化物Bが払い出された後に底扉7a上に残存する灰化物Bを清掃する清掃手段としての回転ブラシ63と、ゴム板からなるスクレーパー64a,64bとを備えている。回転ブラシ63は腕部材65により摺動部材57a,57bから吊り下げられており、スクレーパー64a,64bは回転ブラシ63の前後の接続部材57cに所定の角度で固定されている。
本実施形態の灰出しシステム51において、排土板62、回転ブラシ63、スクレーパー64a,64bは、いずれも受け皿54の側壁部材54a,54bに挟まれた領域で、受け皿54と底扉7aとの上面に沿って作動するようにされている。尚、排土板62はシリンダ61を用いず、所定の位置に固定された状態とされていてもよい。
また、本実施形態の灰出しシステム51は、シリンダ53により下降された底扉7aの下方に配設され、底扉7a上から払い出された灰化物Bを収容する灰化物収容手段としてのコンテナ66と、灰化物Bをコンテナ66に案内するホッパー66aとを備えている。
次に、本実施形態の灰出しシステム51の作動について説明する。
制御装置15は、制御弁13aの閉弁を検知したならば、乾溜炉2aにおいて廃棄物Aの灰化が終了したものと判断し、界面活性剤水溶液散布ノズル52により、底扉7a上に堆積している灰化物Bの上方から界面活性剤水溶液を散布する。前記界面活性剤水溶液は、例えば食器用洗剤を40質量%の濃度で含んでおり、界面活性剤水溶液散布ノズル52から散布される際に発泡して灰化物Bを泡Fで包み込む一方、界面活性剤の作用により灰化物Bの表面から底扉7aの表面まで浸透し、灰化物Bに水分を含ませることができる。
前記界面活性剤水溶液の散布が完了したならば、次いで、図2に示すように底扉7aをシリンダ53により乾溜炉2aの底部から前記灰出しステージまで下降させる。このとき、灰化物Bは前述のように水分を含む一方、表面が前記界面活性剤の泡Fで覆われているので、灰が飛散することを防止することができる。また、底扉7aから散乱する灰化物Bは受け皿54に収容されるので周囲に落下することを防止することができる。
前記灰出しステージには、図3に示すように、底扉7aの両側に配設されたレール部材55,56の間に枠体57が備えられており、図2に示すように、枠体57は底扉7aの一方の側方の待機位置に待機している。そこで、底扉7aが前記灰出しステージまで下降させられたならば、図示しないモーターにより回転軸59aを介してピニオン59を回転駆動する。このようにすると、ピニオン59はラック58に噛合しているので、枠体57がレール部材55,56に沿って前進し、前記待機位置から底扉7aの一方の側の縁部近傍まで移動する。枠体57が前記のように移動したならば、次いでシリンダ61により、排土板62を底扉7a方向に前進させる。このとき、2基のシリンダ61はそれぞれ枠体57の進退方向に対して斜めに装着されているので、2枚の排土板62が底扉7a上の灰化物Bをそれぞれ別方向から底扉7aの中央部に向けて集めることができる。図3は、上述の状態を示している。
排土板62により灰化物Bが底扉7aの中央部に集められたならば、次に、図示しないモーターにより回転軸59aを介してピニオン59を回転駆動して、枠体57をさらに前進させ、排土板62により灰化物Bを底扉7a上から、図2に示すホッパー66aを介してコンテナ66に払い出す。このとき、少量の灰化物Bが排土板62の上縁を乗り越える等して底扉7a上に残されるが、枠体57は後方に回転ブラシ63と、回転ブラシ63の前後に設けられたスクレーパー64a,64bとを備えるので、回転ブラシ63及びスクレーパー64a,64bにより底扉7a上に残存する灰化物Bもコンテナ66に払い出すことができ、底扉7aの表面を清掃することができる。
次に、底扉7aの表面の清掃が終了したならば、排土板62を初期状態に復帰させる一方、図示しないモーターにより回転軸59aを介してピニオン59を逆方向に回転駆動することにより枠体57を後退させて前記待機位置に復帰させる。そして、シリンダ53により底扉7aを上昇させて、底扉7aにより乾溜炉2aの底部を閉鎖し、灰出しを終了する。
従って、本実施形態の灰出しシステム51によれば、人力に頼らずに自動で短時間のうちに灰出しを行うことができる。
本実施形態の灰出しシステム51は、さらに底扉7aにより底部が閉鎖された乾溜炉2aに廃棄物Aを投入する廃棄物投入手段を備えていてもよい。この場合には、前記灰出しの終了後、底扉7aにより底部が閉鎖された乾溜炉2aに該廃棄物投入手段により次回の乾溜ガス化処理に用いられる廃棄物Aを投入することにより、次回の乾溜ガス化処理を準備することができる。
尚、本実施形態の灰出しシステム51では、枠体57に回転ブラシ63及びスクレーパー64a,64bを備え、回転ブラシ63及びスクレーパー64a,64bが枠体57と同期して移動するようにしている。しかし、レール部材55,56に沿って進退自在の別部材を設け、該別部材に回転ブラシ63及びスクレーパー64a,64bを備えることにより、回転ブラシ63及びスクレーパー64a,64bが枠体57と独立に移動するようにしてもよい。
1…乾溜ガス化焼却処理装置、 2a,2b…乾溜炉、 4…燃焼炉、 7a,7b…底扉、 51…灰出しシステム、 52…界面活性剤水溶液散布ノズル、 53…シリンダ、 62…排土板、 63…回転ブラシ、 66…コンテナ。

Claims (6)

  1. 収納された廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える乾溜ガス化焼却処理装置の灰出し方法であって、
    該乾溜炉内の該廃棄物が全て灰化され灰化物となったときに、該乾溜炉の底部に備えられ該底部を開閉自在とする底扉上に堆積する該灰化物に界面活性剤の水溶液を散布する工程と、
    該界面活性剤の水溶液が含浸された該灰化物が堆積されている該底扉を該乾溜炉の底部の下方に下降させる工程と、
    該乾溜炉の底部の下方で、該底扉上に堆積する該灰化物を該底扉上から払い出す工程と、
    該底扉上に残存する該灰化物を清掃する工程と、
    灰出し完了後に、該底扉を該乾溜炉の底部に向けて上昇させ、該乾溜炉の底部を閉鎖する工程とを備えることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置の灰出し方法。
  2. 収納された廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムであって、
    該乾溜炉の底部に備えられ該底部を開閉自在とする底扉と、
    該乾溜炉に備えられ該底扉上に堆積する該廃棄物の灰化物に界面活性剤の水溶液を散布する界面活性剤水溶液散布手段と、
    該乾溜炉の底部に対して該底扉を昇降させる底扉昇降手段と、
    該底扉昇降手段により該乾溜炉の底部から下降された該底扉の一方の側から他方の側に移動して該底扉上に堆積する該灰化物を該底扉上から払い出す灰化物払い出し手段と、
    該底扉の下方に配設されて該底扉上から払い出された該灰化物を収容する灰化物収容手段と、
    該灰化物払い出し手段により該灰化物が払い出された該底扉の一方の側から他方の側に移動して該底扉上に残存する該灰化物を清掃する清掃手段とを備えることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステム。
  3. 請求項2記載の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムにおいて、前記底扉昇降手段により前記乾溜炉の底部から下方に移動された前記底扉の両側に各1本配設された1対のレール部材と、該1対のレール部材に沿って該底扉の一方の側から他方の側に移動可能に備えられた枠体とを備え、前記灰化物払い出し手段及び前記清掃手段は該枠体に装着されていることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステム。
  4. 請求項3記載の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムにおいて、前記枠体に対して前記灰化物払い出し手段を進退自在とする駆動手段を備えることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステム。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれか1項記載の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムにおいて、前記清掃手段は、回転ブラシを備えることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステム。
  6. 請求項2〜請求項5のいずれか1項記載の乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステムにおいて、前記底扉により底部が閉鎖された前記乾溜炉に廃棄物を投入する廃棄物投入手段を備えることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置の灰出しシステム。
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