JP2018169057A - 空気調和システム - Google Patents

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洋平 高崎
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Abstract

【課題】効率的なフィルタの自動清掃を行うことが可能な空気調和システムを提供する。【解決手段】空気調和システム100(1)は、室内ファン33と、フィルタ清掃部142と、空気調和運転中に室内ファン33のOFFを含む所定条件が満たされた場合にフィルタ104の自動清掃を実行させ、所定条件が解除されるとフィルタ104の自動清掃を中止して空気調和運転を再開させるための制御部109(310)と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、空気調和機構の技術に関し、特にフィルタの自動清掃の技術に関する。
一般に、空気調和機は、圧縮機、室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器、切換弁等の部品が接続される冷凍サイクルを搭載する。このような空気調和機では、切換弁を切り換えることで、冷凍サイクルを冷房除霜運転サイクルおよび暖房運転サイクルに切り換えることができる。
そして、冷房運転サイクルや除湿運転サイクルや暖房運転時のリバース除霜運転サイクルでは、圧縮機、切換弁、室外熱交換器(凝縮器)、膨張弁、室内熱交換器(蒸発器)、切換弁、圧縮機の順に冷媒が循環し、これにより、室内熱交換器で吸収した室内の熱が室外熱交換器で室外に放出される。
また、暖房運転サイクルでは、圧縮機、切換弁、室内熱交換器(凝縮器)、膨張弁、室外熱交換器(蒸発器)、切換弁、圧縮機の順に冷媒が循環し、これにより、室外熱交換器で吸収した室外の熱が室内熱交換器で室内に放出される。
そして、特開2013−053846号公報(特許文献1)には、室内機ユニットおよび空気調和機が開示されている。特許文献1によると、吸入部から筐体内に室内空気とともに流入する塵埃を捕集するエアフィルタと、室内空気を吸入部から筐体内に吸込む室内ファンと、エアフィルタに付着した塵埃を取り除く塵埃除去部と、塵埃除去部をエアフィルタに沿って移動させる駆動部と、該駆動部に供給される電流値、または塵埃除去部が移動しつつエアフィルタから塵埃を取り除く駆動時間に基づいて塵埃除去部の清掃時期を判断する判断部と、が設けられていることを特徴とする。
また、特開2010−151364号公報(特許文献2)には、空気調和機が開示されている。特許文献2によると、暖房運転中であって、運転累積時間に応じた自動清掃を行う際、室外配管温度や室外温度、それまでの暖房運転時間の条件によって、自動清掃と同時に除霜運転をする。これにより、自動清掃中に室外熱交換器の霜取りをすることになり、自動清掃後に最大の暖房能力が発揮でき、ユーザの快適性が改善できる。
特開2013−053846号公報 特開2010−151364号公報
効率的なフィルタの自動清掃を行うための技術が求められている。そこで、本発明の目的は、効率的なフィルタの自動清掃を行うことが可能な空気調和システムを提供することにある。
本発明のある態様に従うと、空気調和システムが提供される。空気調和システムは、室内ファンと、フィルタの自動清掃機能と、空気調和運転中に室内ファンのOFFを含む所定条件が満たされた場合にフィルタの自動清掃を実行させ、所定条件が解除されるとフィルタの自動清掃を中止して空気調和運転を再開させるための制御部と、を備える。
以上のように、本発明によれば、効率的なフィルタの自動清掃を行うことが可能な空気調和システムが提供される。
第1の実施の形態にかかる空気調和システム1すなわち空気調和機100を示す図である。 第1の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時および除霜運転時の概略構成図である。 第1の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の概略構成図である。 第1の実施の形態にかかるフィルタ清掃部142を示す図である。 第1の実施の形態にかかる空気調和機100の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時の処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時の処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時の処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時の処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の処理を示すフローチャートである。 第5の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時の処理を示すフローチャートである。 第5の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の処理を示すフローチャートである。 第7の実施の形態にかかる第1の空気調和機100の冷房運転時の処理を示すフローチャートである。 第7の実施の形態にかかる第2の空気調和機100の冷房運転時の処理を示すフローチャートである。 第7の実施の形態にかかる第2の空気調和機100の暖房運転時の処理を示すフローチャートである。 第10の実施の形態にかかる空気調和機100の構成を示すブロック図である。 第10の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時の処理を示すフローチャートである。 第10の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の処理を示すフローチャートである。 第11の実施の形態にかかる空気調和システム1の全体構成を示す図である。 第11の実施の形態にかかるサーバ300の構成を示すブロック図である。 第11の実施の形態にかかる自動清掃管理テーブル321を示すイメージ図である。 第11の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時のサーバ300の処理を示すフローチャートである。 第11の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時のサーバ300の処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<空気調和システム1の概要>
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかる空気調和システム1を構成する空気調和機100の全体構成について説明する。本実施の形態においては、空気調和機100の室内機30は、フィルタ104を介して室内の空気を吸い込み口102から吸い込み、室内熱交換器にて熱交換させた後の空気を吹き出し口103から吹き出す。そして特に、本実施の形態にかかる空気調和機100は、以下に説明する適切なタイミングでフィルタ104の自動清掃を実行するものである。
<空気調和機の全体構成>
まず、本実施の形態にかかる空気調和機100の全体構成と基本的な動作概要とについて説明する。なお、図2は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転時および除霜運転時の概略構成図である。また、図3は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の暖房運転時の概略構成図である。
図2および図3を参照して、本実施の形態にかかる空気調和機100は、セパレート式の空気調和機であって、主に、室外機10、室内機30およびリモートコントローラ50から構成されている。なお、空気調和機100は、室外機10と室内機30とが冷媒配管17および18を介して接続されることによって構成されている。以下、室外機10、室内機30、リモートコントローラ50、冷媒配管17および18について詳述する。
(1)室外機
室外機10は、主に、筐体11、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14、膨張弁15、室外ファン16、冷媒配管17、冷媒配管18、二方弁19、三方弁20、室外熱交換器温度センサ21、吐出温度センサ22、吸入温度センサ23、出口温度センサ24、外気温度センサ25および室外制御部29から構成されている。なお、この室外機10は、屋外に設置されている。
圧縮機12は、吐出管12aおよび吸入管12bを有している。吐出管12aおよび吸入管12bは、それぞれ、四路切換弁13の異なる接続口に接続されている。また、圧縮機12は、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。圧縮機12は、運転時、吸入管12bから低圧の冷媒ガスを吸入し、その冷媒ガスを圧縮して高圧の冷媒ガスを生成した後、その高圧の冷媒ガスを吐出管12aから吐出する。
四路切換弁13は、冷媒配管を介して圧縮機12の吐出管12aおよび吸入管12b、室外熱交換器14ならびに室内熱交換器32に接続されている。そして、この四路切換弁13は、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。これによって、四路切換弁13は、運転時、室外制御部29から送信される制御信号に従って、圧縮機12の吐出管12aを室外熱交換器14に連結させると共に圧縮機12の吸入管12bを室内熱交換器32に連結させる冷房除霜運転状態(図2参照)と、圧縮機12の吐出管12aを室内熱交換器32に連結させると共に圧縮機12の吸入管12bを室外熱交換器14に連結させる暖房運転状態(図3参照)とを切り換える。
室外熱交換器14は、左右両端で複数回折り返された伝熱管(図示せず)に多数の放熱フィン(図示せず)が取り付けられたもの(フィン&チューブ型)であって、冷房運転時や除霜運転時(図2参照)には凝縮器として機能し、暖房運転時(図3参照)には蒸発器として機能する。なお、熱交換器としてパラレルフロー型熱交換器やサーペン型熱交換器を用いてもよい。
膨張弁15は、後述するステッピングモータを介して開度制御が可能な電子膨張弁である。膨張弁15は、一方が冷媒配管17を介して二方弁19に接続されると共に、他方が室外熱交換器14に接続されている。また、この膨張弁15のステッピングモータは、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。膨張弁15は、運転時において、凝縮器(冷房運転時や除霜運転時は室外熱交換器14であり、暖房運転時は室内熱交換器32である)から流出する高温高圧の液冷媒を蒸発しやすい状態に減圧すると共に、蒸発器(冷房運転時や除霜運転時は室内熱交換器32であり、暖房運転時は室外熱交換器14である)への冷媒供給量を調節する役目を担っている。
室外ファン16は、主に、プロペラファンおよびモータから構成されている。プロペラファンは、モータによって回転駆動され、屋外の外気を室外熱交換器14に供給する。モータは、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、室外制御部29から送信される制御信号に従って動作する。
二方弁19は、冷媒配管17に配設されている。なお、二方弁19は、室外機10から冷媒配管17が取り外されるときに閉じられ、冷媒が室外機10から外部に漏れることを防ぐ。
三方弁20は、冷媒配管18に配設されている。なお、三方弁20は、室外機10から冷媒配管18が取り外されるときに閉じられ、冷媒が室外機10から外部に漏れることを防ぐ。また、室外機10から、あるいは室内機30を含めた冷凍サイクル全体から、冷媒を回収する必要があるときは、三方弁20を通じて冷媒の回収が行われる。
温度センサ21〜25は、サーミスタである。室外熱交換器温度センサ21は室外熱交換器14に配置されており、吐出温度センサ22は圧縮機12の吐出管12aに配置されており、吸入温度センサ23は圧縮機12の吸入管12bに配置されており、出口温度センサ24は室外熱交換器14の出口付近の冷媒配管17に配置されており、外気温度センサ25は外気温度測定用であって筐体11の内部の所定箇所に配置されている。より詳細には、外気温度センサ25は、例えば、室外ファン16によって室外熱交換器14に供給される前の外気の温度を検知できる箇所に配置されることが好ましい。これらの温度センサ21〜25は、全て、通信線を介して室外制御部29に通信接続されており、計測された温度に関する情報を室外制御部29に送信している。
室外制御部29は、通信線を介して圧縮機12、四路切換弁13、膨張弁15、室外ファン16、温度センサ21〜25に通信接続されている。たとえば、室外制御部29のプロセッサは、随時、温度センサ21〜25の出力情報や、メモリに記憶される種々の制御パラメータ等を演算処理して適切な制御パラメータを導出し、その制御パラメータを、圧縮機12や、四路切換弁13、膨張弁15、室外ファン16に送信する。また、プロセッサは、必要に応じて、制御パラメータ等を室内制御部35に送信したり、受信したりする。
(2)室内機
室内機30は、主に、筐体31、室内熱交換器32、室内ファン33、室内熱交換器温度センサ34、室内温度センサ37、室内照度センサ134、風速センサ135、室内制御部35、フィルタ104、フィルタ清掃部142、縦ルーバ(上下風向板)105、横ルーバ(左右風向板)106から構成されている。
筐体31には、室内熱交換器32、室内ファン33、室内熱交換器温度センサ34、室内温度センサ37、室内照度センサ134、風速センサ135、ホコリセンサ136および室内制御部35等が収納されている。縦ルーバ105は、筐体31の一部を構成している。
室内熱交換器32は、3個の熱交換器32A、32B、32Cを、室内ファン33を覆う屋根のように組み合わせたものである。なお、各熱交換器32A、32B、32Cは、左右両端で複数回折り返された伝熱管(図示せず)に多数の放熱フィン(図示せず)が取り付けられたものであって、冷房運転時および除霜運転時(図2参照)には蒸発器として機能し、暖房運転時(図3参照)には凝縮器として機能する。
室内ファン33は、主に、クロスフローファンおよびモータから構成されている。クロスフローファンは、モータによって回転駆動され、室内の空気を吸い込み口102からフィルタ104を通して筐体31に吸い込んで室内熱交換器32に供給すると共に、室内熱交換器32で熱交換された空気を吹き出し口103を介して室内に送出する。モータは、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、室内制御部35から送信される制御信号に従って動作する。
本実施の形態にかかるフィルタ清掃部142は、図4に示すように、フィルタ104のゴミを取り除くための清掃ブラシや、フィルタ104を清掃ブラシの近傍を移動させるためのフィルタ駆動ギア191や、当該フィルタ駆動ギア191を駆動するための駆動モータ192などから構成される。フィルタ清掃部142は、主としてフィルタ104の前面側に配置されている。
本実施の形態においては、空気調和機100が空気調和運転を行っている状態では、フィルタ104は、その前方側の端部部分のみがフィルタ清掃部142と重なるような位置関係で配置されている。そして、フィルタ清掃部142によってフィルタ104の清掃が行われる際には、フィルタ104は駆動モータ192によって駆動されて移動し、フィルタ104の表面全体がフィルタ清掃部142の清掃ブラシ上を通過するように構成されている。なお、フィルタ104を自動清掃するための機構は、このような形態に限られず、後述するように、フィルタ104が固定されたままで清掃ブラシが移動する形態であってもよい。
図2および図3に戻って、温度センサ34,37は、サーミスタである。室内熱交換器温度センサ34は室内熱交換器32に配置されており、室内温度センサ37は、室内温度を測定するものであって筐体31内の吸込口付近に配置されている。温度センサ34,37は、通信線を介して室内制御部35に通信接続されており、計測された温度に関する情報を室内制御部35に送信している。
室内制御部35は、通信線を介して室内ファン33、温度センサ34,37、後述する縦ルーバ105のための縦方向制御機構143や横ルーバ106のための横方向制御機構144などに通信接続されている。室内制御部35のプロセッサは、随時、リモートコントローラ50からの制御信号や、温度センサ34,37などの出力情報等を演算処理して適切な制御パラメータを導出し、その制御パラメータ等を、室内ファン33や、後述する縦方向制御機構143や横方向制御機構144に送信する。また、プロセッサは、必要に応じて、制御パラメータ等を室外制御部29に送信したり、制御パラメータ等を室外制御部29から受信したりする。赤外線受光部36は、リモートコントローラ50から発生される点滅赤外線を受光するものである。この赤外線受光部36は、点滅赤外線を信号化処理し、生成した信号を室内制御部35に受け渡す。
なお、室外機10の圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14および膨張弁15、ならびに室内機30の室内熱交換器32は、冷媒配管17,18によって順次接続され、冷媒回路(冷凍サイクル)を構成している。
(4)冷媒配管
冷媒配管17は、冷媒配管18よりも細い管であって、冷房運転時および除霜運転時に液冷媒が流れる。冷媒配管18は、冷媒配管17よりも太い管であって、冷房運転時にガス冷媒が流れる。
なお、筐体11、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器14、膨張弁15、室外ファン16、冷媒配管17、冷媒配管18、二方弁19、三方弁20、室外熱交換器温度センサ21、吐出温度センサ22、吸入温度センサ23、出口温度センサ24、外気温度センサ25および室外制御部29、筐体31、室内熱交換器32、室内ファン33、縦ルーバ105、室内熱交換器温度センサ34、室内温度センサ37、室内照度センサ134、風速センサ135、室内制御部35、フィルタ104、フィルタ清掃部142、縦ルーバ105、縦方向制御機構143、横ルーバ106、横方向制御機構144などから構成される、空気調和運転にかかわる部分を空気調和機構101ともいう。
<空気調和機の基本的な動作>
以下、本実施の形態にかかる空気調和機100の冷房運転、暖房運転、および除霜運転について詳述する。
(1)冷房運転
冷房運転では、四路切換弁13が図2に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室外熱交換器14に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室内熱交換器32に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13を経由して室外熱交換器14に送られ、室外熱交換器14において冷却され、液冷媒となる。その後、この液冷媒は、膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、二方弁19を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を冷却するとともに蒸発されてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、三方弁20および四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。
(2)暖房運転
暖房運転では、四路切換弁13が図3に示される状態、すなわち、圧縮機12の吐出管12aが室内熱交換器32に接続され、かつ、圧縮機12の吸入管12bが室外熱交換器14に接続された状態となる。また、このとき、二方弁19および三方弁20は開状態とされている。この状態で、圧縮機12が起動されると、ガス冷媒が、圧縮機12に吸入され、圧縮された後、四路切換弁13および三方弁20を経由して室内熱交換器32に供給され、室内空気を加熱すると共に凝縮されて液冷媒となる。その後、この液冷媒は、二方弁19を経由して膨張弁15に送られ、減圧されて気液二相状態となる。気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器14に送られて、室外熱交換器14において蒸発させられてガス冷媒となる。最後に、そのガス冷媒は、四路切換弁13を経由して、再び、圧縮機12に吸入される。
(3)除霜運転
暖房運転時には、室外熱交換器14に霜が付き熱交換能力が落ちる場合がある。そこで、室外制御部29が、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、室外熱交換器14に霜が付いたか否かを判定する。室外制御部29は、霜が付いたと判断した場合に、四路切換弁13を切り換えて図2に示すような上述の冷房運転を行なうことによって除霜する(リバース除霜)。なお、室外制御部29は、室外熱交換器用の温度センサ21からの温度に基づいて、適切に室外熱交換器14の霜が除かれたか否かを判定する。
<空気調和機100の機能構成>
次に、図5を参照しながら、本実施の形態にかかる空気調和機100の機能構成について説明する。なお、図5は、第1の実施の形態にかかる空気調和機100の機能構成を表わすブロック図である。
まず、上述したように、空気調和機100は、室外制御部29と室内制御部35とを含む。以下では、説明のために、室外制御部29と室内制御部35とを合わせて制御部109という。なお、室外制御部29と室内制御部35とは、配線によって通信可能である。そして、制御部109が実行する処理は、基本的に、室内制御部35によって実行されてもよいし、室外制御部29によって実行されてもよいし、両者で役割分担することによって実行されてもよい。
また、空気調和機100が室内制御部35を有さずに、制御部109のほとんど全ての機能が室外制御部29に搭載されてもよい。あるいは、空気調和機100が室外制御部29を有さずに、制御部109のほとんど全ての機能が室内制御部35に搭載されてもよい。さらには、後述する通り、サーバなどの他の装置が制御部109の機能の一部または全部の役割を果たす構成であってもよい。
制御部109は、例えば、各種演算処理を行なうためのプロセッサ110と、各種プログラムやデータを記憶するためのメモリ120などを含む。プロセッサ110は、例えばCPU(Central Processing Unit)により構成される。プロセッサ110は、メモリ120内に格納されたプログラムに従って各種の処理を実行する。特に、本実施の形態においては、プロセッサ110は、プログラムに従って圧縮機12や室外ファン16や室内ファン33やフィルタ清掃部142などを制御する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)などによって実現される。メモリ120は、プロセッサ110が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。また、後述する通り、メモリ120は、最新のフィルタ104の自動清掃が終了した時点のブラシの位置を示す情報121や、途中で自動清掃を中止した回数Nを示す情報122などを記憶してもよい。
<制御部109によるフィルタ104の自動清掃の処理>
次に、本実施の形態にかかる制御部109によるフィルタ104の自動清掃に関する処理について説明する。なお、以下では、サーモONとは、室温が設定温度に到達していない状態であって、空気調和運転を行う状態のことをいう。あるいは、圧縮機12が駆動している状態をいう。あるいは、室内熱交換器において室内の空気と冷媒との間で熱交換させるべき状態のことをいう。逆に、サーモOFFとは、室温が設定温度に到達した状態であって、空気調和運転を停止させる状態のことをいう。あるいは、圧縮機12が停止している状態をいう。あるいは、室内熱交換器において室内の空気と冷媒との間で熱交換させる必要がない状態のことをいう。
制御部109は、冷房の空気調和運転中は、図6に示す処理を実行する。
制御部109は、サーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS102)。なお、制御部109は、ステップS102において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。サーモOFF状態になっていない場合(ステップS102にてNOである場合)、制御部109は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、サーモOFF状態になった場合(ステップS102にてYESである場合)、制御部109は、室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS112)。なお、制御部109は、ステップS112において、これから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
制御部109は、室内ファン33が停止するまで待機して(ステップS112にてNOである場合)、室内ファンが停止すると(ステップS112にてYESである場合)、フィルタ清掃部142にフィルタ104の自動清掃を開始させる(ステップS134)。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS142)。なお、制御部109は、ステップS142において、サーモONされたか否かを判断してもよい。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS142にてNOである場合)、制御部109は、フィルタ104の自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS144)。フィルタ104の自動清掃が完了した場合は(ステップS144にてYESである場合)、制御部109は、サーモONのための命令を各部に伝達し(ステップS156)、室内ファン33の駆動を開始させる(ステップS158)。なお、制御部109は、フィルタ清掃部142が待機位置に戻ってからステップS156からの処理を実行することが好ましい。制御部109は、ステップS102からの処理を繰り返す。
フィルタの自動清掃が完了していない場合は(ステップS144にてNOである場合)、制御部109はステップS142からの処理を繰り返す。
一方、ステップS142において、サーモONすることが決定した場合(ステップS142にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタの自動清掃を中止させる(ステップS152)。制御部109はステップS156からの処理を繰り返す。
制御部109は、暖房の空気調和運転中は、図7に示す処理を実行する。
制御部109は、サーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS104)。なお、制御部109は、ステップS104において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。サーモOFF状態になっていない場合(ステップS104にてNOである場合)、制御部109は、除霜運転中であるか否かを判断する(ステップS106)。なお、制御部109は、ステップS106において、これから除霜運転することが決定したことを検知するものであってもよい。除霜運転中でない場合(ステップS106にてNOである場合)、制御部109は、ステップS104からの処理を繰り返す。
一方、サーモOFF状態になった場合(ステップS104にてYESである場合)、あるいは除霜運転中である場合(ステップS106にてYESである場合)、制御部109は、ステップS112からの処理を実行する。なお、ステップS112からの処理は、図6に示す冷房の場合と同様であるため、ここではそれらの説明を繰り返さない。
このように、本実施の形態にかかる空気調和機100においては、サーモOFFであって、室内ファン33のOFFの時に、フィルタ104の自動清掃を開始して、いずれかが解除される際に、フィルタ104の自動清掃を中止するため、空気調和機100をOFFした際のフィルタ104の自動清掃を減らす、または無しにすることができる。その結果、空気調和機100をOFFした後に、ユーザが騒音に悩まされる可能性を低減したり、ユーザが騒音に悩まされる程度を和らげたりすることができる。
<第2の実施の形態>
本実施の形態においては、フィルタ104の自動清掃の途中で空気調和運転を再開した場合に、次回のフィルタ104の自動清掃を前回の中止位置から再開するものである。
本実施の形態においては、図5に示すように、メモリ120が、フィルタ104の自動清掃を中止した位置を示す情報121を格納する。なお、フィルタ104の自動清掃を中止した位置を前回位置ともいう。また、フィルタ清掃部142は、フィルタ104の位置を検知するための検知部142Xを有する。
以下では、本実施の形態にかかる制御部109によるフィルタ104の自動清掃に関する処理について説明する。制御部109は、冷房の空気調和運転中は、図8に示す処理を実行する。
制御部109は、サーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS102)。なお、制御部109は、ステップS102において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。サーモOFF状態になっていない場合(ステップS102にてNOである場合)、制御部109は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、サーモOFF状態になった場合(ステップS102にてYESである場合)、制御部109は、室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS112)。なお、制御部109は、ステップS112において、これから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
室内ファンが停止すると(ステップS112にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタ104の移動を開始させる(ステップS118)。本実施の形態においては、制御部109は、フィルタ清掃部142に、フィルタ104を自動清掃中よりも早い速度で前回位置に向けて移動させる。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS126)。なお、制御部109は、ステップS126において、サーモONされたか否かを判断してもよい。サーモONすることが決定した場合(ステップS126にてYESである場合)、制御部109は、ステップS152からの処理を実行する。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS126にてNOである場合)、制御部109は、フィルタ104が前回位置まで到達したか否かを判断する(ステップS130)。制御部109は、フィルタ104が前回位置まで到達していない場合(ステップS130にてNOである場合)、ステップS126からの処理を繰り返す。
フィルタ104が前回位置まで到達した場合(ステップS130にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタの自動清掃を開始させる(ステップS134)。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS142)。なお、制御部109は、ステップS142において、サーモONされたか否かを判断してもよい。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS142にてNOである場合)、制御部109は、フィルタの自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS144)。フィルタの自動清掃が完了した場合は(ステップS144にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の前回位置をリセット、すなわちスタート位置に設定してから(ステップS146)、サーモONのための命令を各部に伝達し(ステップS156)、室内ファン33の駆動を開始させる(ステップS158)。なお、制御部109は、フィルタ清掃部142が待機位置に戻ってからステップS156からの処理を実行することが好ましい。制御部109は、ステップS102からの処理を繰り返す。
フィルタの自動清掃が完了していない場合は(ステップS144にてNOである場合)、制御部109はステップS142からの処理を繰り返す。
一方、ステップS142において、サーモONすることが決定した場合(ステップS142にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタ104の自動清掃を中止させる(ステップS152)。制御部109は、検知部142Xを介してフィルタ104の自動清掃を中止した位置を取得して、当該位置を前回位置としてメモリ120に格納する(ステップS154)。制御部109は、ステップS156からの処理を繰り返す。
制御部109は、暖房の空気調和運転中は、図9に示す処理を実行する。すなわち、制御部109は、暖房中には、図8に示すステップS102の代わりに、図7に示すステップS104とステップS106とを実行する。その他の処理は、図8に示す冷房の場合と同様であるため、ここではそれらの説明を繰り返さない。
このように、本実施の形態にかかる空気調和機100においては、フィルタ104の自動清掃の途中で空気調和運転を再開した場合に、次回のフィルタ104の自動清掃を前回の中止位置から再開するものである。そのため、空気調和機100をOFFした際のフィルタの自動清掃を減らす、または無しにすることができる上に、前回位置までは早い速度でフィルタ104を移動させるため、フィルタ104の最後まで自動清掃できる可能性が高くなる。
<第3の実施の形態>
本実施の形態においては、フィルタ104が前回位置まで移動する間に空気調和運転の再開が行われることが連続した場合つまりフィルタ104の移動の中止が連続した場合に、フィルタ104の自動清掃を優先するものである。
本実施の形態においては、図5に示すように、メモリ120が、フィルタ104の自動清掃を中止した位置を示す情報121と、フィルタ104が前回位置まで移動する間に空気調和運転の再開が行われた回数Nを示す情報122とを格納する。
以下では、本実施の形態にかかる制御部109によるフィルタ104の自動清掃に関する処理について説明する。制御部109は、冷房の空気調和運転中は、図10に示す処理を実行する。
制御部109は、サーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS102)。なお、制御部109は、ステップS102において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。サーモOFF状態になっていない場合(ステップS102にてNOである場合)、制御部109は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、サーモOFF状態になった場合(ステップS102にてYESである場合)、制御部109は、室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS112)。なお、制御部109は、ステップS112において、これから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
室内ファンが停止すると(ステップS112にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ104が前回位置まで移動する間に空気調和運転の再開が行われた回数Nが所定回数を超えているか否かを判断する(ステップS116)。回数Nが所定回数を超えている場合(ステップS116にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142に、フィルタ104を自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる(ステップS124)。制御部109は、ステップS134からの処理を実行する。
回数Nが所定回数を超えていない場合(ステップS116にてNOである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタ104の移動を開始させる(ステップS118)。本実施の形態においては、制御部109は、フィルタ清掃部142に、フィルタ104を自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS126)。なお、制御部109は、ステップS126において、サーモONされたか否かを判断してもよい。サーモONすることが決定した場合(ステップS126にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の回数Nをインクリメントしてから(ステップS128)、ステップS152からの処理を実行する。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS126にてNOである場合)、制御部109は、フィルタ104が前回位置まで到達したか否かを判断する(ステップS130)。制御部109は、フィルタ104が前回位置まで到達していない場合(ステップS130にてNOである場合)、ステップS126からの処理を繰り返す。
フィルタ104が前回位置まで到達した場合(ステップS130にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の回数Nをリセットしてから(ステップS132)、フィルタ清掃部142にフィルタの自動清掃を開始させる(ステップS134)。
本実施の形態においては、制御部109は、フィルタ104の自動清掃を実行する場合には、実行時間の下限を設定していることが好ましい。たとえば、制御部109は、ステップS134において、フィルタ104の自動清掃を開始してから1分経過後に、次のステップに進むように設計される。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS142)。なお、制御部109は、ステップS142において、サーモONされたか否かを判断してもよい。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS142にてNOである場合)、制御部109は、フィルタの自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS144)。フィルタの自動清掃が完了した場合は(ステップS144にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の前回位置をリセット、すなわちスタート位置に設定してから(ステップS146)、サーモONのための命令を各部に伝達し(ステップS156)、室内ファン33の駆動を開始させる(ステップS158)。なお、制御部109は、フィルタ清掃部142が待機位置に戻ってからステップS156からの処理を実行することが好ましい。
フィルタの自動清掃が完了していない場合は(ステップS144にてNOである場合)、制御部109はステップS142からの処理を繰り返す。
一方、ステップS142において、サーモONすることが決定した場合(ステップS142にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタ104の自動清掃を中止させる(ステップS152)。制御部109は、検知部142Xを介してフィルタ104の自動清掃を中止した位置を取得して、当該位置を前回位置としてメモリ120に格納する(ステップS154)。制御部109は、ステップS152からの処理を繰り返す。
制御部109は、暖房の空気調和運転中は、図11に示す処理を実行する。すなわち、制御部109は、暖房中には、図10に示すステップS102の代わりに、図7に示すステップS104とステップS106とを実行する。その他の処理は、図10に示す冷房の場合と同様であるため、ここではそれらの説明を繰り返さない。
このように、本実施の形態にかかる空気調和機100においては、前回位置まで早い速度でフィルタを移動させてもフィルタ104の自動清掃が進まない場合には、自動清掃を優先するように構成されているため、騒音の低減とフィルタ104の良好状態の維持とのバランスが取れるようになる。
<第4の実施の形態>
本実施の形態においては、フィルタ104の自動清掃を完了するまでの間に空気調和運転の再開が行われることが連続した場合に、フィルタ104の自動清掃の完了を優先するものである。
本実施の形態においても、図5に示すように、メモリ120が、フィルタ104の自動清掃を中止した位置を示す情報121と、フィルタ104の自動清掃を完了するまでの間に空気調和運転の再開が行われた回数Nを示す情報122とを格納する。
以下では、本実施の形態にかかる制御部109によるフィルタ104の自動清掃に関する処理について説明する。制御部109は、冷房の空気調和運転中は、図12に示す処理を実行する。
制御部109は、サーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS102)。なお、制御部109は、ステップS102において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。サーモOFF状態になっていない場合(ステップS102にてNOである場合)、制御部109は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、サーモOFF状態になった場合(ステップS102にてYESである場合)、制御部109は、室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS112)。なお、制御部109は、ステップS112において、これから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
室内ファンが停止すると(ステップS112にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ104の自動清掃が完了するまでの間に空気調和運転の再開が行われた回数Nが所定回数を超えているか否かを判断する(ステップS116)。
回数Nが所定回数を超えている場合(ステップS116にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142に、フィルタ104を自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる(ステップS124)。制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタの自動清掃を開始させる(ステップS133)。制御部109は、フィルタの自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS145)。フィルタの自動清掃が完了すると(ステップS145にてYESである場合)、制御部109は、ステップS146からの処理を実行する。
回数Nが所定回数を超えていない場合(ステップS116にてNOである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタ104の移動を開始させる(ステップS118)。本実施の形態においては、制御部109は、フィルタ清掃部142に、フィルタ104を自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS126)。なお、制御部109は、ステップS126において、サーモONされたか否かを判断してもよい。サーモONすることが決定した場合(ステップS126にてYESである場合)、制御部109は、ステップS128からの処理を実行する。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS126にてNOである場合)、制御部109は、フィルタ104が前回位置まで到達したか否かを判断する(ステップS130)。制御部109は、フィルタ104が前回位置まで到達していない場合(ステップS130にてNOである場合)、ステップS126からの処理を繰り返す。
フィルタ104が前回位置まで到達した場合(ステップS130にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタの自動清掃を開始させる(ステップS134)。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS142)。なお、制御部109は、ステップS142において、サーモONされたか否かを判断してもよい。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS142にてNOである場合)、制御部109は、フィルタの自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS144)。フィルタの自動清掃が完了していない場合は(ステップS144にてNOである場合)、制御部109はステップS142からの処理を繰り返す。
フィルタの自動清掃が完了した場合は(ステップS144にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の前回位置をリセット、すなわちスタート位置に設定し(ステップS146)、メモリ120の回数Nをリセットしてから(ステップS148)、サーモONのための命令を各部に伝達し(ステップS156)、室内ファン33の駆動を開始させる(ステップS158)。なお、制御部109は、フィルタ清掃部142が待機位置に戻ってからステップS156からの処理を実行することが好ましい。制御部109は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、ステップS142において、サーモONすることが決定した場合(ステップS142にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の回数をインクリメントして(ステップS128)、フィルタ清掃部142にフィルタ104の自動清掃を中止させる(ステップS152)。制御部109は、検知部142Xを介してフィルタ104の自動清掃を中止した位置を取得して、当該位置を前回位置としてメモリ120に格納する(ステップS154)。制御部109は、ステップS156からの処理を実行する。
制御部109は、暖房の空気調和運転中は、図13に示す処理を実行する。すなわち、制御部109は、暖房中には、図12に示すステップS102の代わりに、図7に示すステップS104とステップS106とを実行する。その他の処理は、図12に示す冷房の場合と同様であるため、ここではそれらの説明を繰り返さない。
このように、本実施の形態にかかる空気調和機100においては、前回位置まで早い速度でフィルタを移動させてもフィルタ104の自動清掃が進まない場合には、自動清掃を優先するように構成されているため、騒音の低減とフィルタ104の良好状態の維持とのバランスが取れるようになる。
<第5の実施の形態>
本実施の形態においては、フィルタ104の自動清掃を優先する際において、冷房運転時には設定温度を下げて運転してから、自動清掃を完了させ、暖房運転時には設定温度を上げて運転してしから、自動清掃を完了させる。
本実施の形態においても、図5に示すように、メモリ120が、フィルタ104の自動清掃を中止した位置を示す情報121と、フィルタ104の自動清掃を完了するまでの間に空気調和運転の再開が行われた回数Nを示す情報122とを格納する。
以下では、本実施の形態にかかる制御部109によるフィルタ104の自動清掃に関する処理について説明する。制御部109は、冷房の空気調和運転中は、図14に示す処理を実行する。
まず、制御部109は、フィルタ104の自動清掃が完了するまでの間に空気調和運転の再開が行われた回数Nが所定回数を超えているか否かを判断する(ステップS002)。回数Nが所定回数を超えている場合(ステップS002にてYESである場合)、制御部109は、設定温度を所定温度、たとえば1℃下げて空気調和運転を実行する(ステップS004)。
制御部109は、室内温度が設定温度に到達すると(ステップS006にてYESである場合)、制御部109は、サーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS103)。なお、制御部109は、ステップS102において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。
サーモOFF状態になった場合(ステップS103にてYESである場合)、制御部109は、室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS113)。なお、制御部109は、ステップS113において、これから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
室内ファンが停止すると(ステップS113にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142に、フィルタ104を自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる(ステップS124)。制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタの自動清掃を開始させる(ステップS133)。制御部109は、フィルタの自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS145)。フィルタの自動清掃が完了すると(ステップS145にてYESである場合)、制御部109は、ステップS146からの処理を実行する。
一方、回数Nが所定回数を超えていない場合(ステップS002にてNOである場合)、制御部109は、サーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS102)。なお、制御部109は、ステップS102において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。
サーモOFF状態になった場合(ステップS102にてYESである場合)、制御部109は、室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS112)。なお、制御部109は、ステップS112において、これから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
室内ファンが停止すると(ステップS112にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタ104の移動を開始させる(ステップS118)。本実施の形態においては、制御部109は、フィルタ清掃部142に、フィルタ104を自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS126)。なお、制御部109は、ステップS126において、サーモONされたか否かを判断してもよい。サーモONすることが決定した場合(ステップS126にてYESである場合)、制御部109は、ステップS128からの処理を実行する。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS126にてNOである場合)、制御部109は、フィルタ104が前回位置まで到達したか否かを判断する(ステップS130)。制御部109は、フィルタ104が前回位置まで到達していない場合(ステップS130にてNOである場合)、ステップS126からの処理を繰り返す。
フィルタ104が前回位置まで到達した場合(ステップS130にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142にフィルタの自動清掃を開始させる(ステップS134)。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS142)。なお、制御部109は、ステップS142において、サーモONされたか否かを判断してもよい。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS142にてNOである場合)、制御部109は、フィルタの自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS144)。フィルタの自動清掃が完了していない場合は(ステップS144にてNOである場合)、制御部109はステップS142からの処理を繰り返す。
フィルタの自動清掃が完了した場合は(ステップS144にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の前回位置をリセット、すなわちスタート位置に設定し(ステップS146)、メモリ120の回数Nをリセットしてから(ステップS148)、サーモONのための命令を各部に伝達し(ステップS156)、室内ファン33の駆動を開始させる(ステップS158)。なお、制御部109は、フィルタ清掃部142が待機位置に戻ってからステップS156からの処理を実行することが好ましい。制御部109は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、ステップS142において、サーモONすることが決定した場合(ステップS142にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の回数Nをインクリメントして(ステップS128)、フィルタ清掃部142にフィルタ104の自動清掃を中止させる(ステップS152)。制御部109は、検知部142Xを介してフィルタ104の自動清掃を中止した位置を取得して、当該位置を前回位置としてメモリ120に格納する(ステップS154)。制御部109は、ステップS156からの処理を実行する。
制御部109は、暖房の空気調和運転中は、図15に示す処理を実行する。すなわち、制御部109は、暖房中には、図14に示すステップS102の代わりに、図7に示すステップS104とステップS106とを実行する。また、ステップS004では、制御部109は、設定温度を所定温度、たとえば1℃上げて空気調和運転を実行する。その他の処理は、図14に示す冷房の場合と同様であるため、ここではそれらの説明を繰り返さない。
このように、本実施の形態にかかる空気調和機100においては、フィルタ104の自動清掃を優先しつつ、室内温度の変化が原因でユーザが不快になる可能性を低減することが可能になる。
<第6の実施の形態>
第5の実施の形態においては、フィルタ104の自動清掃を優先したときにユーザが不快となり難いように、ステップS004において設定温度を所定温度だけ下げたり上げたりしてから、フィルタ104の自動清掃を実行するものであった。当該所定温度は、空気調和機100が配置される部屋の断熱性能に応じて可変であることが好ましい。
たとえば、制御部109が、空気調和機100が配置されている室内の断熱性能や広さや人数などに応じて所定温度を調整してもよい。具体的には、制御部109が、過去のフィルタ104の自動清掃時の室内温度の上昇の程度に基づいて、所定温度を決定してもよい。たとえば、フィルタ104の自動清掃の完了までに室内温度が2℃上がる場合には、設定温度を1℃下げてからフィルタ104の自動清掃を開始するようにしたり、フィルタ104の自動清掃の完了までに室内温度が1℃上がる場合には、設定温度を0.5℃下げてからフィルタ104の自動清掃を開始するようにしたりしてもよい。
あるいは、フィルタ104を複数のエリアに分割しておき、制御部109が、ステップS133において、前回位置が含まれるエリアの自動清掃を完了するように制御してもよい。
あるいは、制御部109が、過去のフィルタ104の自動清掃時の室内温度の上昇の程度に基づいて、フィルタ104を複数のエリアに分割してもよい。たとえば、フィルタ104の自動清掃中に室内温度が2℃上がる場合には、フィルタを4つに分割しておき、次回のステップS133において当該エリアの自動清掃を完了させたり、フィルタ104の自動清掃中に室内温度が1℃上がる場合には、フィルタを2つに分割しておき、次回のステップS133において当該エリアの自動清掃を完了させたりしてもよい。
<第7の実施の形態>
第1から第6の実施の形態においては、サーモのOFFとファンのOFFとがともに確認できた際に、フィルタ104の移動や自動清掃を開始するものであった。しかしながら、そのような形態には限られない。
たとえば、図16に示すように、制御部109は、室内ファン33が停止したことを確認し(ステップS112)、室内ファン33が停止した場合に、ステップS134からの処理を実行してもよい。暖房時も同様である。
あるいは、冷房時において、図17に示すように、制御部109は、サーモOFFであるか確認し(ステップS102)、サーモOFFである場合に、ステップS134からの処理を実行してもよい。そして、暖房時においては、図18に示すように、制御部109は、サーモOFFであるかを確認し(ステップS104)、また、除霜運転中であるかを確認し(ステップS106)、サーモOFFである場合または除霜運転中である場合に、ステップS134からの処理を実行してもよい。
<第8の実施の形態>
逆に、サーモOFFや除霜運転の確認に加えて、さらに他の条件判断を行ってもよい。
たとえば図5に示すように、制御部109は、ホコリセンサ136からの測定結果を利用してもよい。制御部109は、室内ファン33が停止している場合に、ホコリセンサ136からの測定結果に基づいてフィルタ104にホコリが詰まっているか否かを判断してもよい。なお、制御部109は、室内ファン33が停止しており、かつ、フィルタ104にホコリが詰まっている場合(and条件)に、フィルタ104の自動清掃を実行するものであってもよいし、室内ファン33が停止している場合、または、フィルタ104にホコリが詰まっている場合(or条件)に、フィルタ104の自動清掃を実行するものであってもよい。
あるいは図5に示すように、制御部109は、人感センサ137からの測定結果を利用してもよい。制御部109は、室内ファン33が停止している場合に、人感センサ137からの測定結果に基づいて空気調和機100の近傍に人がいるか否かを判断してもよい。なお、制御部109は、室内ファン33が停止しており、かつ、空気調和機100の近傍に人がいない場合(and条件)に、フィルタ104の自動清掃を実行するものであってもよいし、室内ファン33が停止している場合、または、空気調和機100の近傍に人がいない場合(or条件)に、フィルタ104の自動清掃を実行するものであってもよい。
たとえば図5に示すように、制御部109は、音感センサ138からの測定結果を利用してもよい。制御部109は、室内ファン33が停止している場合に、音感センサ138からの測定結果に基づいて空気調和機100の近傍が騒がしいか否かを判断してもよい。なお、制御部109は、室内ファン33が停止しており、かつ、空気調和機100の近傍が騒がしい場合(and条件)に、フィルタ104の自動清掃を実行するものであってもよいし、室内ファン33が停止している場合、または、空気調和機100の近傍が騒がしい場合(or条件)に、フィルタ104の自動清掃を実行するものであってもよい。
<第9の実施の形態>
第1から第8の実施の形態においては、フィルタ104が前回位置までは清掃を行わずに素早く移動し(たとえば図8のステップS118など)、前回位置からはゆっくりと進みながら自動清掃する(たとえば図8のステップS134など)ものであった。しかしながら、そのような形態には限られない。
たとえば、ステップS118においては、フィルタ104が前回位置までは簡単な清掃を行ないながら素早く移動し、ステップS134においては、前回位置からゆっくりと進みながら丁寧な自動清掃をするものであってもよい。
<第10の実施の形態>
第1から第9の実施の形態においては、フィルタ104の自動清掃は、フィルタ104が移動することによって行われるものであった。しかしながら、フィルタ104の自動清掃は、フィルタ104が停止して、ブラシがフィルタ104の前面を移動するものであってもよい。
本実施の形態においては、図19に示すように、フィルタ清掃部142Bは、ブラシの位置の検知部142Yを有するものである。そして、メモリ120は、ブラシの前回位置を示す情報121を記憶する。
以下では、本実施の形態にかかる制御部109によるフィルタ104の自動清掃に関する処理について説明する。制御部109は、冷房の空気調和運転中は、図20に示す処理を実行する。
まず、制御部109は、フィルタ104の自動清掃が完了するまでの間に空気調和運転の再開が行われた回数Nが所定回数を超えているか否かを判断する(ステップS002)。回数Nが所定回数を超えている場合(ステップS002にてYESである場合)、制御部109は、設定温度を所定温度、たとえば1℃下げて空気調和運転を実行する(ステップS004)。
制御部109は、室内温度が設定温度に到達すると(ステップS006にてYESである場合)、制御部109は、サーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS103)。なお、制御部109は、ステップS102において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。
一方、サーモOFF状態になった場合(ステップS103にてYESである場合)、制御部109は、室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS113)。なお、制御部109は、ステップS113において、これから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
室内ファンが停止すると(ステップS113にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142Bに、ブラシを自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる(ステップS124B)。制御部109は、フィルタ清掃部142Bにフィルタの自動清掃を開始させる(ステップS133B)。制御部109は、フィルタ104の自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS145)。フィルタ104の自動清掃が完了すると(ステップS145にてYESである場合)、制御部109は、ステップS146からの処理を実行する。
回数Nが所定回数を超えていない場合(ステップS002にてNOである場合)、制御部109は、サーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS102)。なお、制御部109は、ステップS102において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。
一方、サーモOFF状態になった場合(ステップS102にてYESである場合)、制御部109は、室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS112)。なお、制御部109は、ステップS112において、これから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
室内ファンが停止すると(ステップS112にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142Bにブラシの移動を開始させる(ステップS118B)。本実施の形態においては、制御部109は、フィルタ清掃部142Bに、ブラシを自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS126)。なお、制御部109は、ステップS126において、サーモONされたか否かを判断してもよい。サーモONすることが決定した場合(ステップS126にてYESである場合)、制御部109は、ステップS128からの処理を実行する。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS126にてNOである場合)、制御部109は、ブラシが前回位置まで到達したか否かを判断する(ステップS130)。制御部109は、ブラシが前回位置まで到達していない場合(ステップS130にてNOである場合)、ステップS126からの処理を繰り返す。
ブラシが前回位置まで到達した場合(ステップS130にてYESである場合)、制御部109は、フィルタ清掃部142Bにフィルタ104の自動清掃を開始させる(ステップS134B)。
制御部109は、サーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS142)。なお、制御部109は、ステップS142において、サーモONされたか否かを判断してもよい。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS142にてNOである場合)、制御部109は、フィルタ104の自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS144)。フィルタ104の自動清掃が完了していない場合は(ステップS144にてNOである場合)、制御部109はステップS142からの処理を繰り返す。
フィルタ104の自動清掃が完了した場合は(ステップS144にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の前回位置をリセット、すなわちスタート位置に設定し(ステップS146)、メモリ120の回数Nをリセットしてから(ステップS148)、サーモONのための命令を各部に伝達し(ステップS156)、室内ファン33の駆動を開始させる(ステップS158)。なお、制御部109は、フィルタ清掃部142が待機位置に戻ってからステップS156からの処理を実行することが好ましい。制御部109は、ステップS102からの処理を繰り返す。
一方、ステップS142において、サーモONすることが決定した場合(ステップS142にてYESである場合)、制御部109は、メモリ120の回数をインクリメントして(ステップS128)、フィルタ清掃部142にフィルタ104の自動清掃を中止させる(ステップS152)。制御部109は、検知部142Xを介してフィルタ104の自動清掃を中止した位置を取得して、当該位置を前回位置121Bとしてメモリ120に格納する(ステップS154)。制御部109は、ステップS156からの処理を実行する。
制御部109は、暖房の空気調和運転中は、図21に示す処理を実行する。すなわち、制御部109は、暖房中には、図20に示すステップS102の代わりに、図7に示すステップS104とステップS106とを実行する。また、ステップS004では、制御部109は、設定温度を所定温度、たとえば1℃上げて空気調和運転を実行する。その他の処理は、図20に示す冷房の場合と同様であるため、ここではそれらの説明を繰り返さない。
このように、本実施の形態にかかる空気調和機100においては、フィルタ104の自動清掃を優先しつつ、室内温度の変化が原因でユーザが不快になる可能性を低減することが可能になる。
<第11の実施の形態>
上記の実施の形態の空気調和機100の役割の一部や全部を、サーバやスマートフォンなどの他の機器が担ってもよい。たとえば、フィルタ104の自動清掃に必要な各種のデータがクラウド上のサーバに格納されて、空気調和機100が定期的にそれらのデータをダウンロードしてもよい。
あるいは、図22に示すように、空気調和機100がルータ200を介してインターネット上のサーバ300に所定のデータを送信し、サーバ300が当該データに基づいて各種の判断を行うことによって空気調和機100にフィルタ104の自動清掃の命令を送信してもよい。
より詳細には、サーバ300は、図23に示すように、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、操作部340と、通信インターフェイス360とを含む。
CPU310は、メモリ320に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ300の各部を制御する。たとえば、CPU310は、メモリ320に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
メモリ320は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、CPU310によって実行されるプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、フィルタ自動清掃サービスなどに利用されるデータベースなどを記憶する。
たとえば、メモリ320は、空気調和機毎の前回位置を示す情報121やフィルタ104の自動清掃中の中止回数Nなどを記憶する。図24に示すように、自動清掃管理テーブル321は、空気調和機毎に、空気調和機100を特定するための機器IDと、空気調和機100の種類や型番と、前回位置と、中止回数Nとの対応関係を記憶する。
図23に戻って、操作部340は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をCPU310に入力する。
通信インターフェイス360は、CPU310からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して空気調和機100やスマートフォンや他のサーバなどの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス360は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して空気調和機100やスマートフォンや他のサーバなどの他の装置からのデータを受信して、CPU310に受け渡す。
図25を参照して、本実施の形態においては、サーバ300は、空気調和機100から冷房の空気調和運転の開始の通知をうけると、以下の処理を実行する。
サーバ300のCPU310は、対象となっている空気調和機100のフィルタ104の自動清掃が完了するまでの間に空気調和運転の再開が行われた回数Nが所定回数を超えているか否かを判断する(ステップS201)。回数Nが所定回数を超えている場合(ステップS201にてYESである場合)、CPU310は、設定温度を所定温度、たとえば1℃下げる命令を、通信インターフェイス360を介して対象となっている空気調和機100に送信する(ステップS203)。
CPU310は、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100の室内温度が設定温度に到達したことを確認すると(ステップS205にてYESである場合)、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100がサーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS207)。なお、CPU310は、ステップS207において、これからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。
対象となっている空気調和機100がサーモOFF状態になった場合(ステップS207にてYESである場合)、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100の室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS213)。なお、CPU310は、ステップS213において、対象となっている空気調和機100がこれから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
室内ファンが停止すると(ステップS213にてYESである場合)、CPU310は、通信インターフェイス360を介して対象となっている空気調和機100に、フィルタ104を自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる(ステップS224)。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100に、フィルタの自動清掃を開始させる(ステップS233)。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、フィルタの自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS245)。フィルタの自動清掃が完了すると(ステップS245にてYESである場合)、CPU310は、ステップS246からの処理を実行する。
対象となっている空気調和機100の回数Nが所定回数を超えていない場合(ステップS201にてNOである場合)、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100がサーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS202)。なお、CPU310は、ステップS202において、対象となっている空気調和機100がこれからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。
一方、対象となっている空気調和機100がサーモOFF状態になった場合(ステップS202にてYESである場合)、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100の室内ファン33が停止したか否かを判断する(ステップS212)。なお、CPU310は、ステップS212において、対象となっている空気調和機100がこれから室内ファン33を停止することが決定したことを検知するものであってもよい。
対象となっている空気調和機100の室内ファン33が停止すると(ステップS212にてYESである場合)、CPU310は通信インターフェイス360を介して対象となっている空気調和機100に、フィルタ104の移動を開始させる(ステップS218)。本実施の形態においては、空気調和機100は、フィルタ104を自動清掃中よりも早い速度で前回位置まで移動させる。
CPU310は、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100でサーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS226)。なお、CPU310は、ステップS226において、対象となっている空気調和機100がサーモONしたか否かを判断してもよい。対象となっている空気調和機100でサーモONすることが決定した場合(ステップS226にてYESである場合)、CPU310は、ステップS228からの処理を実行する。
サーモONすることが決定していない場合(ステップS226にてNOである場合)、CPU310は通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100のフィルタ104が前回位置まで到達したか否かを判断する(ステップS230)。CPU310は、対象となっている空気調和機100のフィルタ104が前回位置まで到達していない場合(ステップS230にてNOである場合)、ステップS226からの処理を繰り返す。
対象となっている空気調和機100のフィルタ104が前回位置まで到達した場合(ステップS230にてYESである場合)、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100にフィルタの自動清掃を開始させる(ステップS234)。
CPU310は、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100がサーモONすることが決定したか否かを判断する(ステップS242)。なお、CPU310は、ステップS242において、対象となっている空気調和機100がサーモONされたか否かを判断してもよい。
対象となっている空気調和機100がサーモONすることが決定していない場合(ステップS242にてNOである場合)、CPU310は通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100のフィルタ104の自動清掃が完了したか否かを判断する(ステップS244)。フィルタ104の自動清掃が完了していない場合は(ステップS244にてNOである場合)、CPU310はステップS242からの処理を繰り返す。
対象となっている空気調和機100のフィルタの自動清掃が完了した場合は(ステップS244にてYESである場合)、CPU310は、自動清掃管理テーブル321の対象となっている空気調和機100の前回位置をリセット、すなわちスタート位置に設定し(ステップS246)、自動清掃管理テーブル321の中止回数Nをリセットする(ステップS248)。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100にサーモONのための命令を送信し(ステップS256)、対象となっている空気調和機100に室内ファン33の駆動を開始させる(ステップS258)。なお、CPU310は、対象となっている空気調和機100のフィルタ清掃部142が待機位置に戻ってからステップS256からの処理を実行することが好ましい。CU310は、ステップS202からの処理を繰り返す。
一方、ステップS242において、対象となっている空気調和機100がサーモONすることが決定した場合(ステップS242にてYESである場合)、CPU310は、自動清掃管理テーブル321の対象となっている空気調和機100の中止回数Nをインクリメントして(ステップS228)、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100にフィルタ104の自動清掃を中止させる(ステップS252)。CPU310は、通信インターフェイス360を介して対象となっている空気調和機100から、フィルタ104の自動清掃を中止した位置を取得して、当該位置を前回位置として自動清掃管理テーブル321に格納する(ステップS254)。CPU310は、ステップS256からの処理を実行する。
CPU310は、暖房の空気調和運転中は、図26に示す処理を実行する。すなわち、CPU310は、空気調和機100の暖房中には、図25に示すステップS202の代わりに、通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100がサーモOFF状態になったか否かを判断する(ステップS204)。なお、CPU310は、ステップS204において、対象となっている空気調和機100がこれからサーモOFFすることが決定したことを検知するものであってもよい。対象となっている空気調和機100がサーモOFF状態になっていない場合(ステップS204にてNOである場合)、CPU310は通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100が除霜運転中であるか否かを判断する(ステップS206)。なお、CPU310は、ステップS206において、対象となっている空気調和機100がこれから除霜運転することが決定したことを検知するものであってもよい。対象となっている空気調和機100が除霜運転中でない場合(ステップS206にてNOである場合)、CPU310は、ステップS204からの処理を繰り返す。
一方、対象となっている空気調和機100がサーモOFF状態になった場合(ステップS204にてYESである場合)、あるいは対象となっている空気調和機100が除霜運転中である場合(ステップS206にてYESである場合)、CPU310は、ステップS218からの処理を実行する。
また、ステップS204では、CPU310は通信インターフェイス360を介して、対象となっている空気調和機100に、設定温度を所定温度、たとえば1℃上げるための制御命令を送信する。
その他の処理は、図25に示す冷房の場合と同様であるため、ここではそれらの説明を繰り返さない。
<まとめ>
上記の第1から第11の実施の形態においては、空気調和システム100(1)が提供される。空気調和システム100(1)は、室内ファン33と、フィルタ清掃部142と、空気調和運転中に室内ファン33のOFFを含む所定条件が満たされた場合にフィルタ104の自動清掃を実行させ、所定条件が解除されるとフィルタ104の自動清掃を中止して空気調和運転を再開させるための制御部109(310)と、を備える。より詳細には、空気調和システムは、サーバ300と空気調和機100とによって実現されるものであってもよいし、空気調和機100の制御部109と空気調和機100の圧縮器12や室内熱交換器32などの空気調和機構101とによって実現されるものであってもよい。
好ましくは、制御部109(310)は、空気調和運転が再開される場合に、フィルタ104の自動清掃の中止位置を記憶し、次にフィルタ104の自動清掃を再開するときに、当該中止位置に基づいて再開位置を決定する。再開位置は中止位置と完全に一致させてもよいし、中止位置よりも手前に、すなわち中止の時点で既に清掃が実施された側に、例えば数mmから数cmずらして設定してもよい。
好ましくは、フィルタ清掃部142は、自動清掃中にフィルタ104を移動させるものである。
好ましくは、フィルタ104の自動清掃を再開するときに、フィルタ104は自動清掃中の移動速度よりも早い速度で再開位置まで移動する。
好ましくは、フィルタ清掃部142は、自動清掃中に清掃用ブラシを移動させるものである。フィルタ104の自動清掃を再開するときに、清掃用ブラシは自動清掃中の移動速度よりも早い速度で再開位置まで移動する。
好ましくは、制御部109(310)は、フィルタ104の移動開始から自動清掃の開始までの間で所定条件が解除された回数N、またはフィルタ104の移動開始から自動清掃の完了までの間で所定条件が解除された回数Nをカウントし、当該回数が所定値に達するフィルタの自動清掃を優先する。
好ましくは、制御部109(310)は、フィルタ104の移動開始から自動清掃の完了までの間で所定条件が解除された回数Nをカウントし、当該回数Nが所定値に達すると、冷房時には設定温度を下げて空気調和運転してから、暖房時には設定温度を上げて空気調和運転してから、フィルタ104の自動清掃を完了させる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。実施例1〜11で組み合わせ可能なものは組み合わせて使用してもよい。
1 :空気調和システム
10 :室外機
11 :筐体
12 :圧縮機
12a :吐出管
12b :吸入管
13 :四路切換弁
14 :室外熱交換器
15 :膨張弁
16 :室外ファン
17 :冷媒配管
18 :冷媒配管
19 :二方弁
20 :三方弁
21 :室外熱交換器温度センサ
22 :吐出温度センサ
23 :吸入温度センサ
24 :出口温度センサ
25 :外気温度センサ
29 :室外制御部
30 :室内機
31 :筐体
32 :室内熱交換器
32A :熱交換器
32B :熱交換器
32C :熱交換器
33 :室内ファン
34 :室内熱交換器温度センサ
35 :室内制御部
36 :赤外線受光部
37 :室内温度センサ
50 :リモートコントローラ
100 :空気調和機
101 :空気調和機構
102 :吸い込み口
103 :吹き出し口
104 :フィルタ
105 :縦ルーバ
106 :横ルーバ
109 :制御部
110 :プロセッサ
120 :メモリ
121 :情報
121B :位置
122 :情報
134 :室内照度センサ
135 :風速センサ
136 :ホコリセンサ
137 :人感センサ
138 :音感センサ
142 :フィルタ清掃部
142B :フィルタ清掃部
142X :検知部
142Y :検知部
143 :縦方向制御機構
144 :横方向制御機構
191 :フィルタ駆動ギア
192 :駆動モータ
200 :ルータ
300 :サーバ
310 :CPU
320 :メモリ
321 :自動清掃管理テーブル
340 :操作部
360 :通信インターフェイス

Claims (7)

  1. 空気調和システムであって、
    室内ファンと、
    フィルタ清掃部と、
    空気調和運転中に前記室内ファンのOFFを含む所定条件が満たされた場合にフィルタの自動清掃を実行させ、前記所定条件が解除されると前記フィルタの自動清掃を中止して前記空気調和運転を再開させるための制御部と、を備える空気調和システム。
  2. 前記制御部は、
    前記空気調和運転が再開される場合に、前記フィルタの自動清掃の中止位置を記憶し、 次に前記フィルタの自動清掃を再開するときに、当該中止位置に基づいて再開位置を決定する、請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 前記フィルタ清掃部は、自動清掃中に前記フィルタを移動させるものである、請求項2に記載の空気調和システム。
  4. 前記フィルタの自動清掃を再開するときに、前記フィルタは自動清掃中の移動速度よりも早い速度で再開位置まで移動する、請求項3に記載の空気調和システム。
  5. 前記フィルタ清掃部は、自動清掃中に清掃用ブラシを移動させるものであって、
    前記フィルタの自動清掃を再開するときに、前記清掃用ブラシは自動清掃中の移動速度よりも早い速度で再開位置まで移動する、請求項2に記載の空気調和システム。
  6. 前記制御部は、前記フィルタの移動開始から自動清掃の開始までの間で前記所定条件が解除された回数、または前記フィルタの移動開始から自動清掃の完了までの間で前記所定条件が解除された回数をカウントし、当該回数が所定値に達する前記フィルタの自動清掃を優先する、請求項2から5のいずれか1項に記載の空気調和システム。
  7. 前記制御部は、前記フィルタの移動開始から自動清掃の完了までの間で前記所定条件が解除された回数をカウントし、当該回数が所定値に達すると、冷房時には設定温度を下げて空気調和運転してから、暖房時には設定温度を上げて空気調和運転してから、前記フィルタの自動清掃を完了させる、請求項2から5のいずれか1項に記載の空気調和システム。
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