JP2018168720A - エンジンのオイルセパレータ構造 - Google Patents
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Abstract
Description
1.エンジン1におけるシリンダヘッド2の構成
実施形態に係るエンジン1におけるシリンダヘッド2の構成について、図1から図4を用い説明する。なお、本実施形態に係るエンジン1は、一例として4気筒のガソリンエンジンである。
仕切板4の構成について、図5及び図6を用い説明する。なお、図5及び図6では、図示の都合上、オイル溜容器41については図示を省略している。
本実施形態に係るオイルセパレータ部5では、上流側の部屋(上流側室)5aにおいて分離壁部43を含むラビリンス構造にてオイルミストが分離されるのと、絞り壁部44と捕集部材45との組み合わせによっても、オイルミストが分離・捕集される。
本実施形態に係るエンジン1のオイルセパレータ部5での乳化物の発生メカニズムと、その液化メカニズムについて、図7を用い説明する。
本実施形態に係るエンジン1のオイルセパレータ部5では、図7を用い説明したように、絞り壁部44とオイル通路6とが熱結合されている。このため、オイルセパレータ部5において、外気温が低い状態で、乳化物が連通孔に堆積された場合にあっても、エンジン1の始動によりオイル通路6を流通するオイルの熱が絞り壁部44に伝達される。よって、絞り壁部44の連通孔44aなどの乳化物が堆積した場合にあっても、オイルの熱により絞り壁部44が加温され、乳化物が液化され除去される。
変形例1に係るエンジンのオイルセパレータ部の構成について、図8を用い説明する。なお、図8では、本変形例1と上記実施形態との差異部分であるオイル通路13,14とその周辺部分を抜き出して図示している。なお、図示及び説明を省略する構成については、上記実施形態と同様の構成を採用することができる。
変形例2に係るエンジンのオイルセパレータ部の構成について、図9を用い説明する。なお、図9では、本変形例2と上記実施形態との差異部分である仕切板15の本体部150とその周辺部分を抜き出して図示している。なお、図示及び説明を省略する構成については、上記実施形態と同様の構成を採用することができる。
上記実施形態及び変形例1,2では、シリンダヘッド2において、吸気側と排気側とのそれぞれにカムシャフト10,11が設けられてなるエンジン1を採用したが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、1本のカムシャフトを有する、所謂、シングルカムタイプのエンジンに上記構成を採用することも可能である。
2 シリンダヘッド
3 ヘッドカバー
4,12,15 仕切板
5 オイルセパレータ部
6,9,13,14 オイル通路
10,11 カムシャフト
40,120,150 本体部
44 絞り壁部
44a 連通孔
44b 絞り孔
60,90 通路構成部材
150a オイル通路部
Claims (8)
- ブローバイガスが流通する通路を有し、当該通路を流通するブローバイガス中に含まれるオイルミストを液化してオイルを分離・回収するエンジンのオイルセパレータ構造において、
前記ブローバイガスの通路は、当該通路を囲む内壁面の一部から立設された壁部により、当該ブローバイガスの流れ方向の上流側と下流側とで2室に仕切られており、
前記2室を仕切る前記壁部には、少なくとも前記上流側の部屋の流路断面積に比べて流路が絞られ、前記2室を連通する連通孔が設けられており、
前記ブローバイガスの通路に対し隣接する箇所に、前記エンジンに対して供給するオイルの通路であるオイル通路が設けられており、
前記2室を仕切る前記壁部は、前記オイル通路に熱結合されている、
エンジンのオイルセパレータ構造。 - 請求項1記載のエンジンのオイルセパレータ構造であって、
前記ブローバイガスの通路は、椀状のヘッドカバーと、当該ヘッドカバーの開口部の一部を塞ぐ仕切板と、で構成されており、
前記壁部は、前記仕切板から立設されており、
前記オイル通路は、前記仕切板に沿って配設されている、
エンジンのオイルセパレータ構造。 - 請求項2記載のエンジンのオイルセパレータ構造であって、
前記オイル通路は、前記仕切板と、断面U字状又は断面コの字状を有する通路構成部材とが、液密に接合されることにより構成されている、
エンジンのオイルセパレータ構造。 - 請求項2又は請求項3記載のエンジンのオイルセパレータ構造であって、
前記オイル通路は、前記仕切板に対して、前記ヘッドカバーの側とは反対側に設けられており、
前記仕切板の板厚方向から平面視する場合において、前記壁部と前記オイル通路とは、互いの一部同士が重なり合う位置関係を以って配置されている、
エンジンのオイルセパレータ構造。 - 請求項4記載のエンジンのオイルセパレータ構造であって、
前記オイル通路を挟み、前記仕切板とは反対側には、カムシャフトが配設されており、
前記オイル通路には、前記カムシャフトに対して通路内のオイルを噴出するための噴出孔があけられている、
エンジンのオイルセパレータ構造。 - 請求項1から請求項5の何れか記載のエンジンのオイルセパレータ構造であって、
前記2室のうちの前記下流側の部屋には、前記連通孔の出口に対して間隙をあけて対向する捕集部材が設けられている、
エンジンのオイルセパレータ構造。 - 請求項1から請求項6の何れか記載のエンジンのオイルセパレータ構造であって、
前記ブローバイガスの通路における上流端には、当該通路に前記ブローバイガスを導入するためのブローバイガス導入部が設けられており、
前記オイル通路は、前記ブローバイガスの通路に対して隣接する箇所の上流端に、オイル導入部を有し、
前記ブローバイガス導入部は、前記オイル通路における前記オイル導入部に熱結合されている、
エンジンのオイルセパレータ構造。 - 請求項1から請求項7の何れか記載のエンジンのオイルセパレータ構造であって、
前記オイル通路は、その延伸方向である第1方向に対して直交する第2方向の通路幅が、前記第1方向及び前記第2方向の双方向に直交する第3方向の通路深さに対して広い、
エンジンのオイルセパレータ構造。
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CN114991986A (zh) * | 2021-03-01 | 2022-09-02 | 比亚迪股份有限公司 | 气缸盖罩以及发动机 |
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CN114991986A (zh) * | 2021-03-01 | 2022-09-02 | 比亚迪股份有限公司 | 气缸盖罩以及发动机 |
CN114991986B (zh) * | 2021-03-01 | 2024-05-07 | 比亚迪股份有限公司 | 气缸盖罩以及发动机 |
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