JP2018168535A - 泥濃式推進工法に用いる掘進機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】掘削カッター3が駆動回転自在に取り付けられた隔壁8によって形成される掘削室2と、隔壁8に開口される排泥土口9に連通状に接続される排泥土導入管10と、排泥土導入管10の他端が、上部に連通され、下部に排泥土搬送管12に連通される排泥土収納部14と、排泥土収納部14と排泥土搬送管12との間に設けられるエアーバランスバルブ16と、排泥土導入管10と排泥土搬送管12との連通状態と、遮断状態とを切換える可動シリンダー24と、可動シリンダー24内を排泥土搬送管12の軸心方向へ前後可動可能とされる排泥土圧送ピストン25とを備え、一定量の掘削土砂を排泥土収納部14から排泥土搬送管12へ排出する定量押出し機構55を有する。
【選択図】 図2
Description
Claims (7)
- 掘削カッターが駆動回転自在に取り付けられた隔壁によって形成される掘削室と、
前記隔壁に開口される排泥土口と、
一端が前記排泥土口に連通され、前記掘削室内の掘削土砂を排出する排泥土導入管と、
前記掘削土砂を地上へ搬送する排泥土搬送管と、
前記排泥土導入管と前記排泥土搬送管との間に配設され、前記排泥土導入管から前記排泥土搬送管への泥土の排出を制御する泥土排出制御部とを備え、
前記泥土排出制御部は、上部に前記排泥土導入管の他端が連通される上部管連通部、下部に前記排泥土搬送管と連通される下部管連通部がそれぞれ形成され、前記掘削土砂を収納する排泥土収納部と、
前記排泥土収納部と前記排泥土搬送管との間に設けられ、管状ケーシングとこの管状ケーシングの中に内蔵された円筒状ゴムと、を有し、通常状態では前記円筒状ゴムは、自らの締め込み力により内側に寄って前記円筒状ゴムの筒内を閉塞する閉方向に締め込まれた状態で保持され、前記円筒状ゴムに作用する圧送圧により、前記円筒状ゴムの締め込み力に抗して前記円筒状ゴムの筒内を開く方向に押し広げて弾性変形するエアーバランスバルブと、
前記排泥土収納部の下部における前記排泥土搬送管と対向する位置に前記排泥土収納部内に出し入れ可能に取り付けられ、前記排泥土収納部内に挿入されることで前記排泥土収納部内と前記排泥土導入管との連通を遮断する遮断状態、前記排泥土収納部内から引き出されることで、前記排泥土収納部内と前記排泥土導入管とを連通させる連通状態に切換える可動シリンダーと、
前記可動シリンダー内を軸方向へ移動可能な排泥土圧送ピストンとを備え、
前記エアーバランスバルブの前記円筒状ゴムの変形動作と、前記可動シリンダーおよび前記排泥土圧送ピストンとの相互作用により、一定量の前記掘削土砂を前記排泥土収納部内から前記排泥土搬送管へ間欠的に排出する定量押出し機構を有する泥濃式推進工法に用いる掘進機。 - 前記定量押出し機構は、前記エアーバランスバルブの前記円筒状ゴムが閉方向に締め込まれた状態で、前記可動シリンダーを前記排泥土収納部内に突出させて、前記排泥土収納部内を遮断する状態、前記排泥土圧送ピストンを前記可動シリンダー内に突出させる状態にそれぞれ移動させた第1の切替位置と、
前記エアーバランスバルブの前記円筒状ゴムが閉方向に締め込まれた状態で、前記排泥土圧送ピストンを収納した前記可動シリンダーを前記排泥土収納部内から前記泥土排出制御部へ引き込んだ状態に、それぞれ移動させて前記排泥土導入管から前記排泥土収納部内に前記掘削土砂を導入する第2の切替位置と、
前記エアーバランスバルブの前記円筒状ゴムが閉方向に締め込まれた状態で、前記排泥土圧送ピストンを前記可動シリンダー内に引き込んだ位置で保持した状態で、前記可動シリンダーを前記排泥土収納部内に突出させて前記排泥土収納部内を遮断する状態に移動させた第3の切替位置と、
前記エアーバランスバルブの前記円筒状ゴムが閉方向に締め込まれた状態で、前記可動シリンダーを前記排泥土収納部内に突出させて前記排泥土収納部内を遮断する位置で保持した状態で、前記排泥土圧送ピストンを前記可動シリンダー内に突出させることで、前記エアーバランスバルブの前記円筒状ゴムが前記排泥土圧送ピストンの圧送圧により開く方向に押し広げる状態となり、前記排泥土収納部内に充填される一定量の前記掘削土砂を前記排泥土搬送管内に押し込む第4の切替位置と、
を順次切り替える請求項1に記載の泥濃式推進工法に用いる掘進機。 - 前記排泥土口は、開閉可能な掘削室ゲートを有する
請求項1または2に記載の泥濃式推進工法に用いる掘進機。 - 前記排泥土収納部は、前記上部管連通部と対応する前記排泥土収納部の上部空間に前記掘削土砂のうち前記排泥土搬送管の内径の1/2より大きい礫の侵入を防止する礫係留用のスクリーンと、前記上部空間における前記上部管連通部との対向面側に前記スクリーン上に溜まる前記礫を前記排泥土導入管の外へ排出する開閉可能な礫取り出しゲートとを有し、
前記礫取り出しゲートを開けて前記礫を前記排泥土導入管の外へ排出する礫排出機構を備える
請求項1〜3のいずれか1項に記載の泥濃式推進工法に用いる掘進機。 - 前記掘削カッターは、回転軸に前記掘削カッターの前方に作泥材を噴出するための作泥注入口が開口され、前記作泥注入口に前記作泥材を供給する作泥材供給路が連結されるとともに、
前記排泥土収納部は、前記作泥材供給路に連結される導入パイプに介設され、前記排泥土導入管内に前記作泥材を注入可能に接続された作泥バルブを有する
請求項1〜4のいずれか1項に記載の泥濃式推進工法に用いる掘進機。 - 前記排泥土搬送管に前記排泥土収納部側から地上側に向けて、複数の空気バルブが一定間隔ごとに設けられ、
前記排泥土搬送管が閉塞した場合に、前記複数の空気バルブを順次開くことで空気の吸い込みがない前記空気バルブを検出して前記排泥土搬送管内での閉塞箇所を特定するための閉塞箇所特定機構を有する
請求項1〜5のいずれか1項に記載の泥濃式推進工法に用いる掘進機。 - 前記作泥材供給路は、地上に設置された作泥プラントに連通状に接続され、
前記作泥プラントは、地上に設置された泥水処理機と給泥水パイプで連通状に接続され、
更に、前記泥水処理機は、還流ラインが設けられ、
前記還流ラインに送泥ポンプと排泥ポンプとが配置されると共に、前記排泥土搬送管と前記還流ラインとを連通状に接続可能な構成とされ、
泥水還流による排泥と吸引による排泥を選択できる切換えバルブを有する
請求項5に記載の泥濃式推進工法に用いる掘進機。
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JP2017064682A JP6370954B1 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 泥濃式推進工法に用いる掘進機 |
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JP2017064682A JP6370954B1 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 泥濃式推進工法に用いる掘進機 |
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Family Applications (1)
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