JP2018167627A - 車両空調用送風装置 - Google Patents
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Abstract
Description
というものとする。
内外気切替ダンパ4は、送風ケーシング10の内部に回動可能に設けられ、回動動作することによって送風ケーシング10の外気導入口11及び内気導入口13を開閉して所定の空気導入モードに切り替えるためのダンパである。すなわち、内外気切替ダンパ4は、外気導入口11及び内気導入口13の一方を閉じ、他方を開く閉塞板部4aと、端板部4bと、回動軸4c(図1に示す)とを備えており、閉塞板部4a、端板部4b及び回動軸4cは樹脂材によって一体成形されている。
図4等に示すように、ダンパ側リンク部材40は、所定方向(図4における上下方向)に長く形成された樹脂製部材であり、送風ケーシング10の外部に配置されている。ダンパ側リンク部材40の長手方向一側が内外気切替ダンパ4の右側の回動軸4cに固定されている。具体的には、ダンパ側リンク部材40の長手方向一側の端部近傍には、左右方向に貫通する固定孔41が形成されている。この固定孔41に、内外気切替ダンパ4の右側の回動軸4cが相対的な回動が起こらないように嵌合している。また、固定孔41から回動軸4cが抜けないようになっている。
図1に示すように、電動アクチュエータ20は、送風ケーシング10の右側壁部に固定されていて、内外気切替ダンパ4を駆動するためのものである。電動アクチュエータ20は、電動モーター21と、減速歯車22と、出力軸23と、ポテンションメータ24と、これらを収容するケース部材25とを備えた周知のものである。ケース部材25が送風ケーシング10の右側壁部に締結されている。ケース部材25と送風ケーシング10の右側壁部との間には、アクチュエータ側リンク部材30及びダンパ側リンク部材40を配置可能な隙間が形成されている。また、出力軸23は、ケース部材25から左側、即ち、送風ケーシング10の右側壁部へ向かって突出している。
アクチュエータ側リンク部材30は、所定方向に長く形成された樹脂製部材であり、送風ケーシング10の外部に配置されている。アクチュエータ側リンク部材30と、ダンパ側リンク部材40との相対的な位置関係は、アクチュエータ側リンク部材30がダンパ側リンク部材40の右側に位置し、かつ、アクチュエータ側リンク部材30の長手方向一側がダンパ側リンク部材40の長手方向一側よりも下側に位置する関係となっている。また、内外気切替ダンパ4が外気導入モードと内気循環モードとの回動範囲内であれば、アクチュエータ側リンク部材30の長手方向他側と、ダンパ側リンク部材40の長手方向他側とが左右方向から見たときに互いに重複する位置関係となる。
制御装置100は、電動アクチュエータ20のポテンションメータ24が故障したか否かを検出し、ポテンションメータ24が故障していない通常時には、ポテンションメータ24からの出力信号に基づいて、電動モーター21に電流を供給し、内外気切替ダンパ4が内気循環モードの回動位置と、外気導入モードの回動位置との間で回動するように制御する。
ポテンションメータ24が故障した異常時には、制御装置100の制御により、内外気切替ダンパ4が送風ケーシング10の内部において外気導入モードの回動位置まで回動して該送風ケーシング10の各部に当たって停止する。ところが、アクチュエータ側リンク部材30は、電動モーター21のトルクが減速歯車22によって増大した状態で伝達されているので停止することなく、前側へ向けて回動し続けようとする。
送風ケーシング10には、離脱機構60によってアクチュエータ側リンク部材30から離脱したダンパ側リンク部材40が係合するリンク係合部70が設けられている。リンク係合部70は、送風ケーシング10の右側壁部から該送風ケーシング10の外部(右側)へ突出する突出片で構成されている。このリンク係合部70は、厚肉部70aと、薄肉部70bとで構成されている。薄肉部70bは、厚肉部70aの後端部から下方へ突出している。
以上説明したように、この実施形態に係る車両空調用送風装置1によれば、アクチュエータ側リンク部材30が外気導入モードの回動位置を超えるまで回動したときに、ダンパ側リンク部材40をアクチュエータ側リンク部材30から離脱させることでダンパ側リンク部材40の破損を抑制することができる。そして、離脱したダンパ側リンク部材40を送風ケーシング10に係合させることができるので、内外気切替ダンパ10を所定位置で保持できる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
2 送風用ファン
4 内外気切替ダンパ
4c 回動軸
10 送風ケーシング
11 外気導入口
13 内気導入口
20 電動アクチュエータ
23 出力軸
24 ポテンションメータ
30 アクチュエータ側リンク部材
32 突出部
40 ダンパ側リンク部材
42 係合溝
60 離脱機構
70 リンク係合部
Claims (6)
- 送風用ファンと、
車室外の空気を導入するための外気導入口と車室内の空気を導入するための内気導入口とが形成され、上記送風用ファンを収容するように形成された送風ケーシングと、
上記送風ケーシングの内部に回動可能に設けられ、回動動作によって上記外気導入口及び上記内気導入口を開閉して所定の空気導入モードに切り替える内外気切替ダンパと、
上記内外気切替ダンパを駆動する電動アクチュエータと、
上記電動アクチュエータが有する出力軸に連結されるアクチュエータ側リンク部材と、
上記内外気切替ダンパが有する回動軸に連結され、上記アクチュエータ側リンク部材の回動力の伝達が可能に該アクチュエータ側リンク部材に係合するダンパ側リンク部材とを備えた車両空調用送風装置において、
上記アクチュエータ側リンク部材が、上記所定の空気導入モード方向へ向けて上記所定の空気導入モードの回動位置を超えるまで回動したときに、上記ダンパ側リンク部材を上記アクチュエータ側リンク部材から離脱させる離脱機構を備え、
上記アクチュエータ側リンク部材から離脱した上記ダンパ側リンク部材が係合するリンク係合部が上記送風ケーシングに設けられていることを特徴とする車両空調用送風装置。 - 請求項1に記載の車両空調用送風装置において、
上記アクチュエータ側リンク部材は、所定方向に長い形状とされ、長手方向一側が上記電動アクチュエータの上記出力軸に固定され、
上記ダンパ側リンク部材は、所定方向に長い形状とされ、長手方向一側が上記内外気切替ダンパの上記回動軸に固定され、
上記アクチュエータ側リンク部材の長手方向他側には、上記出力軸方向に突出するように突出部が設けられ、
上記ダンパ側リンク部材の長手方向他側には、該ダンパ側リンク部材の長手方向に延びる係合溝が設けられ、
上記突出部が上記係合溝に挿入された状態で、上記アクチュエータ側リンク部材及び上記ダンパ側リンク部材が係合し、
上記離脱機構は上記突出部及び上記係合溝で構成され、該係合溝は上記ダンパ側リンク部材の長手方向他端部において開放されていることを特徴とする車両空調用送風装置。 - 請求項1または2に記載の車両空調用送風装置において、
上記アクチュエータ側リンク部材及び上記ダンパ側リンク部材は、上記送風ケーシングの外部に配置され、
上記リンク係合部は、上記送風ケーシングから該送風ケーシングの外部へ突出する突出片で構成されていることを特徴とする車両空調用送風装置。 - 請求項3に記載の車両空調用送風装置において、
上記ダンパ側リンク部材には、上記突出片に係合する係合片が該ダンパ側リンク部材の回動方向に突出するように設けられていることを特徴とする車両空調用送風装置。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の車両空調用送風装置において、
上記離脱機構は、上記アクチュエータ側リンク部材が、外気導入モード方向へ向けて外気導入モードの回動位置を超えるまで回動したときに、上記ダンパ側リンク部材を上記アクチュエータ側リンク部材から離脱させることを特徴とする車両空調用送風装置。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載の車両空調用送風装置において、
上記電動アクチュエータは、上記出力軸の回動角度を検出するポテンションメータを備えていることを特徴とする車両空調用送風装置。
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