JP2018167250A - 塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ティーチング処理の労力を軽減することができる塗布装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本出願は、対象物に塗布剤を塗布する塗布装置を開示する。塗布装置は、ガンブラケットと、ガンブラケットに取り付けられ、且つ、対象物の第1面に塗布剤を塗布する塗布ガンと、を備える。ガンブラケットは、第1軸に沿う塗布ガンの移動を許容する第1スライダ機構と、第1軸に直交する第2軸に沿う塗布ガンの移動を許容する第2スライダ機構と、第1軸と第2軸に直交する第3軸周りの塗布ガンの揺動を許容する揺動軸部と、第1スライダ機構によって、第1面とは反対側の第2面に押しつけられる第1当接部と、第2スライダ機構によって縁部に押しつけられる第2当接部と、を含む。ガンブラケットは、第1当接部及び第2当接部を第2面及び縁部にそれぞれ当接させながら、ロボットによって移動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、塗布剤を塗布する塗布装置に関する。
塗布剤は、防錆、防水や塗装を目的として、対象物へ塗布されることがある。特許文献1は、車両に形成されたヘム部にシーリング剤を塗布する塗布装置を開示する。
特開2015−199034号公報
従来技術は、対象物の形状をロボットに記憶させるための精度のよいティーチング処理を必要とする。しかしながら、精度のよいティーチング処理は、非常に長い時間と大きな労力とを必要とする。
本発明は、ティーチング処理の労力を軽減することができる塗布装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る塗布装置は、塗布剤が塗布される第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、前記第1面及び前記第2面の輪郭を形成する縁部と、を有する対象物に、前記塗布剤を塗布する。塗布装置は、ロボットによって保持されたガンブラケットと、前記ガンブラケットに取り付けられ、且つ、前記第1面に前記塗布剤を塗布する塗布ガンと、を備える。前記ガンブラケットは、第1軸に沿う前記塗布ガンの移動を許容する第1スライダ機構と、前記第1軸に直交する第2軸に沿う前記塗布ガンの移動を許容する第2スライダ機構と、前記第1軸と前記第2軸とに直交する第3軸周りの前記塗布ガンの揺動を許容する揺動軸部と、前記第1スライダ機構によって前記第2面に押しつけられる第1当接部と、前記第2スライダ機構によって前記縁部に押しつけられる第2当接部と、を含む。前記ガンブラケットは、前記第1当接部を前記第2面に当接させ、且つ、前記第2当接部を前記縁部に当接させながら、前記ロボットによって移動される。
上記の構成によれば、ガンブラケットの第1スライダ機構及び第2スライダ機構は、第1軸及び第2軸に沿う方向における塗布ガンの移動を許容するので、ガンブラケットは、第1当接部を第2面に当接させ、且つ、第2当接部を縁部に当接させながら、ロボットによって移動されると、塗布ガンの位置は、対象物の形状に応じて、第1軸及び第2軸の延設方向において変化することができる。揺動軸部は、第3軸周りの塗布ガンの揺動を許容するので、第1当接部が、第2面に当接され、且つ、第2当接部が縁部に当接されると、第1面に対する塗布ガンの角度も、対象物の形状に応じて調整されることになる。塗布ガンの位置及び向きは、対象物の形状に応じて、調整されるので、過度に精度のよいティーチング処理は、必要とされない。すなわち、ロボットによって定められたガンブラケットの移動軌跡が、対象物の形状に若干一致していなくても、ガンブラケットは塗布ガンの位置及び向きを、対象物の形状に適合するように調整することができる。したがって、ティーチング処理に要する労力は、大幅に低減される。
上記の構成に関して、前記ガンブラケットは、前記第1当接部及び前記第2当接部が取り付けられる第1ブラケット部材を含んでもよい。前記第1当接部は、前記第2軸の延設方向に整列された複数のボールローラを含んでもよい。前記ロボットが、前記第2面に向けて前記第1ブラケット部材を移動させると、前記第1ブラケット部材は、前記揺動軸部周りに角変位し、前記複数のボールローラが、前記第2面に点接触してもよい。前記第1スライダ機構は、前記複数のボールローラを前記第2面に押しつけてもよい。
上記の構成によれば、ロボットが、第2面に向けて第1ブラケットを移動させると、第1ブラケットは、揺動軸部周りに角変位し、複数のボールローラが、第2面に点接触するので、ガンブラケットに取り付けられた塗布ガンの角度は、対象物の形状に応じて、調整される。第1スライダ機構は、複数のボールローラを第2面に押しつけるので、ガンブラケットが、ロボットによって移動される間、塗布ガンの角度は、調整され続けることになる。
上記の構成に関して、前記第2当接部は、前記第1軸の延設方向に延びる回転軸周りに回転し、且つ、前記縁部に当接される周面を有するガイドローラを含んでもよい。前記第2スライダ機構は、前記ガイドローラの前記周面を前記縁部に押しつけてもよい。前記ロボットは、前記複数のボールローラを前記第2面上で転動させ、且つ、前記ガイドローラを前記縁部上で回転させながら、前記ガンブラケットを移動させてもよい。
上記の構成によれば、ガイドローラの周面は、対象物の縁部に当接されるので、ガンブラケットがロボットによって移動されると、ガイドローラは、第1軸の延設方向に延びる回転軸周りに回転することができる。この間、複数のボールローラは、第2面上で転動する。したがって、ガンブラケットは、縁部に沿って円滑に移動することができる。
上記の構成に関して、前記ガンブラケットは、前記塗布ガンを保持する保持ブラケット部を含んでもよい。前記第1スライダ機構は、前記複数のボールローラを前記第2面に押しつける第1押圧スライダと、前記第1ブラケット部材に対する前記保持ブラケット部の相対的な移動を許容する第1変位スライダと、を含んでもよい。前記ロボットが、前記第1変位スライダを操作し、前記保持ブラケット部を前記第1ブラケット部材に対して前記第1軸に沿って相対的に変位させると、前記塗布ガンは、前記第1面に接近してもよい。
上記の構成によれば、ロボットが、第1変位スライダを操作し、保持ブラケット部を第1ブラケットに対して第1軸に沿って相対的に移動させると、塗布ガンは、第1面に接近するので、塗布剤は、第1面に効率的に塗布される。第1押圧スライダは、複数のボールローラを第2面に押しつけるので、ロボットがガンブラケットを移動させている間、第1面に接近した塗布ガンの位置は、維持される。
上記の構成に関して、前記保持ブラケット部は、前記第1変位スライダに連結された第2ブラケット部材と、前記塗布ガンが取り付けられた第3ブラケット部材と、を含んでもよい。前記第2スライダ機構は、前記ガイドローラの前記周面を前記縁部に押しつける第2押圧スライダと、前記第2ブラケット部材と前記第3ブラケット部材とに連結され、前記第2ブラケット部材に対する前記第3ブラケット部材の相対的な移動を許容する第2変位スライダと、を含んでもよい。前記ロボットは、前記第2変位スライダを操作し、前記第2軸の前記延設方向における前記塗布ガンの位置を調整してもよい。
上記の構成によれば、第2ブラケット部材は、第1変位スライダに連結されるので、ロボットが、第1変位スライダを操作すると、第2ブラケット部材は、第1軸に沿って、第1ブラケットに対して相対的に移動することができる。第3ブラケット部材は、第2変位スライダを介して、第2ブラケット部材に連結されるので、第3ブラケット部材は、第2ブラケット部材とともに、第1軸に沿って、第1ブラケット部材に対して相対的に移動することができる。第2押圧スライダは、ガイドローラの周面を縁部に押しつけるので、塗布ガンは、縁部の形状に応じて変位することができる。ロボットは、第2変位スライダを操作し、第2軸の延設方向における塗布ガンの位置を調整するので、塗布剤の塗布位置は、ロボットの操作下で調整される。
上記の構成に関して、前記ガンブラケットは、前記第1押圧スライダが取り付けられる第4ブラケット部材と、前記第1押圧スライダと前記第2押圧スライダとに連結され、且つ、前記第1軸の前記延設方向において、前記第4ブラケット部材に対して相対移動可能な第5ブラケット部材と、前記揺動軸部を保持し、且つ、前記第2押圧スライダに連結される第6ブラケット部材と、を含んでもよい。前記第6ブラケット部材は、前記第2軸の前記延設方向において、前記第5ブラケット部材に対して相対移動可能であってもよい。前記保持ブラケット部は、前記第6ブラケット部材に連結されてもよい。
上記の構成によれば、第1押圧スライダは、第4ブラケット部材と第5ブラケット部材とに連結されるので、第5ブラケット部材は、第4ブラケット部材から第1軸の延設方向に押し出されることができる。第6ブラケット部材は、第2押圧スライダを介して、第5ブラケット部材に連結されるので、第6ブラケット部材は、第5ブラケット部材から第2軸の延設方向に押し出されることができる。保持ブラケット部は、第6ブラケット部材に連結されるので、ロボットがガンブラケットを移動させている間、第1軸及び第2軸に沿う保持ブラケットの位置及び揺動軸部周りの保持ブラケットの角度位置は、対象物の形状に合わせて調整される。塗布ガンは、保持ブラケットによって保持されるので、塗布ガンの位置及び向きは、対象物の形状に応じて、調整されることになる。したがって、過度に精度のよいティーチング処理は、必要とされない。
上記の構成に関して、前記対象物は、前記第2面を形成する主板部から前記縁部に沿って折り曲げられたヘム帯を含んでもよい。前記塗布剤は、前記ヘム帯に塗布されるシーリング剤であってもよい。
上記の構成によれば、シーリング剤は、ヘム帯に塗布されるので、ヘム帯は、シーリング剤によって保護される。
上記の構成に関して、前記縁部は、車両のホイールアーチを形成してもよい。
上記の構成によれば、ホイールアーチは、シーリング剤によって保護される。
上述の塗布装置は、ティーチング処理の労力を軽減することができる。
例示的な塗布装置の概略的な斜視図である。 図1に示される塗布装置のガンブラケットの一部の分解斜視図である。 図1に示される塗布装置のガンブラケットの一部の分解斜視図である。 図3に示されるガンブラケットのブラケット部材の一部の概略的な縦断面図である。 図1に示される塗布装置のガンブラケットの一部の分解斜視図である。 図1に示される塗布装置を動作させる例示的なロボットの概略的なブロック図である。 図1に示される塗布装置の概略的な側面図である。 図1に示される塗布装置の概略的な側面図である。 図1に示される塗布装置の概略的な側面図である。 図1に示される塗布装置の概略的な側面図である。 図1に示される塗布装置の概略的な側面図である。 図1に示される塗布装置の概略的な側面図である。 図1に示される塗布装置の概略的な側面図である。 図1に示される塗布装置の概略的な側面図である。
例示的な塗布装置が、以下に説明される。「左」、「右」、「上」、「下」、「前」や「後」といった方向を表す用語は、説明の明瞭化のみを目的として用いられる。したがって、本実施形態の原理は、これらの方向を表す用語によっては何ら限定されない。
図1は、例示的な塗布装置100の概略的な斜視図である。図1を参照して、塗布装置100が説明される。
塗布装置100は、ガンブラケット200と、塗布ガン300と、を備える。ガンブラケット200は、ロボット(図示せず)によって保持される。塗布ガン300は、ガンブラケット200に取り付けられる。
図1は、互いに直交するx軸、y軸及びz軸を示す。x軸の正の方向は、以下の説明において、「右方」と称される。x軸の負の方向は、以下の説明において、「左方」と称される。y軸の正の方向は、以下の説明において、「前方」と称される。y軸の負の方向は、「後方」と称される。z軸の正の方向は、以下の説明において、「上方」と称される。z軸の負の方向は、以下の説明において、「下方」と称される。しかしながら、x軸、y軸及びz軸の方向は、ロボットの動作によって変更され得る。したがって、本実施形態の原理は、これらの方向を表す用語によっては、何ら限定されない。
ガンブラケット200は、6つのブラケット部材210,220,230,240,250,260と、4つのガイドスライダ271,272,273,274と、3つのボールローラ281,282,283と、ガイドローラ284と、揺動軸部290と、を備える。
図2は、ガンブラケット200の一部の分解斜視図である。図1及び図2を参照して、ガンブラケット200が説明される。
ブラケット部材210は、ブラケット板211と、2つの補強板212,213と、リニアガイド214と、を含む。ブラケット板211は、x軸とz軸とを包含する仮想平面に略平行な板部215と、y軸とz軸とを包含する仮想平面に略平行な板部216と、を含み、L字状の水平断面を形成する。補強板212は、板部215,216の上縁面に固定される。補強板213は、板部215,216の下縁面に固定される。補強板212,213は、ブラケット板211の剛性を高める。板部215は、前面217と、前面217とは反対側の後面218と、を含む。ガイドスライダ271及びリニアガイド214は、後面218に固定される。板部216は、板部215の左縁から屈曲する。板部216は、ロボット(図示せず)への固定のために用いられる。本実施形態に関して、第4ブラケット部材は、ブラケット部材210によって例示される。
ブラケット部材220は、ブラケット板221と、補強板222と、を含む。ブラケット板221は、x軸とz軸とを包含する仮想平面に略平行な板部225と、y軸とz軸とを包含する仮想平面に略平行な板部226と、を含む。補強板222は、板部225,226の下縁面に固定され、ブラケット板221を補強する。板部225は、ガイドスライダ271とリニアガイド214とに連結される。空気が、ガイドスライダ271に供給されると、ガイドスライダ271は、右方へブラケット板221を押し出す。この結果、ブラケット部材220は、x軸の延設方向において、ブラケット部材210に対して相対的に移動することができる。リニアガイド214は、x軸に沿う方向におけるブラケット板221の変位を案内する。ガイドスライダ272は、板部226に取り付けられる。本実施形態に関して、第5ブラケット部材は、ブラケット部材220によって例示される。
図3は、ガンブラケット200の一部の分解斜視図である。図1及び図3を参照して、ガンブラケット200が更に説明される。
ブラケット部材230は、取付板231と、前アーム板232と、後アーム板233と、中間板234と、連結シャフト235と、を含む。取付板231は、y軸とz軸とを包含する仮想平面に略平行な矩形状の板部材である。取付板231は、ガイドスライダ272に固定される。空気が、ガイドスライダ272へ供給されると、ガイドスライダ272は、ブラケット部材230を上方へ押し出す。すなわち、ブラケット部材230は、z軸の延設方向において、ブラケット部材220に対して相対的に移動することができる。前アーム板232は、取付板231の前縁面に固定され、取付板231の上縁面から上方に延びる。後アーム板233は、取付板231の後縁面に固定され、取付板231の上縁面から上方に延びる。中間板234は、取付板231の上方で、前アーム板232と後アーム板233の間に位置する。
図4は、ブラケット部材230の一部の概略的な縦断面図である。図1、図3及び図4を参照して、ガンブラケット200が更に説明される。
図3及び図4に示されるように、連結シャフト235は、取付板231の上方で、y軸に略平行に延び、前アーム板232、中間板234及び後アーム板233を貫通する。中間板234は、前面236と、前面236とは反対側の後面237と、を含む。前面236は、前アーム板232に対向する。後面237は、後アーム板233に対向する。
揺動軸部290は、シャフト部291と、2つのベアリング292,293と、2つのベアリングホルダ294,295と、を含む。図4に示されるように、シャフト部291は、連結シャフト235の上方で、y軸に略平行に延び、前アーム板232、中間板234及び後アーム板233を貫通する。したがって、ブラケット部材230は、揺動軸部290を保持することができる。ベアリングホルダ294は、中間板234の前面236に固定される。ベアリングホルダ294の一部は、シャフト部291を中心として中間板234に形成された円形開口部に嵌入される。ベアリングホルダ294の他の部分は、中間板234の前面236から前アーム板232に向けて突出する。ベアリング292は、シャフト部291とベアリングホルダ294との間に形成された環状の空隙に嵌め込まれる。ベアリングホルダ295は、中間板234の後面237に固定される。ベアリングホルダ295の一部は、シャフト部291を中心として中間板234に形成された円形開口部に嵌入される。ベアリングホルダ295の他の部分は、中間板234の後面237から後アーム板233に向けて突出する。ベアリング293は、シャフト部291とベアリングホルダ295との間に形成された環状の空隙に嵌め込まれる。本実施形態に関して、第6ブラケット部材は、ブラケット部材230によって例示される。
ベアリング292,293の回転軸は、シャフト部291の中心軸に略一致する。連結シャフト235が貫通するように中間板234に形成された貫通穴は、連結シャフト235の外径よりも大きな直径を有する。中間板234は、貫通穴の直径と連結シャフト235の外径との差の分だけ、シャフト部291周りに角変位することができる。
図5は、ガンブラケット200の一部の分解斜視図である。図1及び図5を参照して、ガンブラケット200が更に説明される。
ブラケット部材240は、y軸とz軸とを包含する仮想平面に略平行な板部241と、x軸とy軸とを包含する仮想平面に略平行な板部242と、を含む。板部242は、板部241の下端から左方に屈曲する。
板部241は、右面243と、右面243とは反対側の左面244と、を含む。3つのボールローラ281,282,283及びガイドローラ284は、右面243に固定される。3つのボールローラ281,282,283は、右面243上で鉛直方向(すなわち、z軸の延設方向)に整列する。ボールローラ281は、3つのボールローラ281,282,283の中で最も上に位置する。ボールローラ283は、3つのボールローラ281,282,283の中で最も下に位置する。ボールローラ282は、ボールローラ281,283の間に位置する。ガイドローラ284は、ボールローラ281,282,283の列の後方且つボールローラ283の下方に位置する。本実施形態に関して、第1ブラケット部材は、ブラケット部材240によって例示される。
ブラケット部材250は、y軸とz軸とを包含する仮想平面に略平行な板部251と、x軸とy軸とを包含する仮想平面に略平行な板部252と、を含む。板部252は、板部251の上端から左方に屈曲する。ブラケット部材250の板部251は、ブラケット部材230の取付板231に連結される。
ブラケット部材250の板部252は、ブラケット部材240の板部242の下方に位置する。ガイドスライダ273は、板部242,252の間に配置される。ガイドスライダ273は、ブラケット部材240,250の板部242,252に連結される。空気が、ガイドスライダ273に供給されると、ガイドスライダ273は、板部252を左方に移動させる。
ブラケット部材240,250の板部242,252及びガイドスライダ273は、連結シャフト235と取付板231の上縁との間の空間に挿入される。ブラケット部材240の板部242は、中間板234に連結される。したがって、ブラケット部材240,250及びガイドスライダ273は、中間板234とともにシャフト部291周りに角変位することができる。
ブラケット部材250の板部252は、右面253と、右面253とは反対側の左面254と、を含む。左面254は、取付板231に対向する。ガイドスライダ274は、右面253に取り付けられる。
図1に示されるように、ブラケット部材260は、ガイドスライダ274に取り付けられる。したがって、ガイドスライダ274は、ブラケット部材250,260の間に位置する。
ブラケット部材260は、y軸とz軸とを包含する仮想平面に略平行な板部261と、x軸とz軸とを包含する仮想平面に略平行な板部262と、を含む。板部261は、ガイドスライダ274に取り付けられる。板部262は、板部261から右方に延出する。塗布ガン300は、板部262に固定される。
塗布ガン300は、胴部310と、ノズルヘッド320と、を含む。胴部310は、ブラケット部材260の板部262に固定される。ノズルヘッド320は、胴部310から上方に延出する筒状部材である。シーリング剤や塗料といった塗布剤をノズルヘッド320に形成された吐出口(図示せず)から吐出させるための機構は、胴部310内に主に収容される。液体を吐出する既知の吐出装置の機構は、塗布ガン300に適用されてもよい。したがって、本実施形態の原理は、塗布ガン300として用いられる特定の装置に限定されない。
図6は、塗布装置100を動作させる例示的なロボット400の概略的なブロック図である。図1及び図6を参照して、塗布装置100が更に説明される。
図6に示される実線は、信号の伝達経路を意味する。図6に示される点線は、力の伝達経路を意味する。図6に示される鎖線は、空気の伝達経路を意味する。
ロボット400は、制御部410と、駆動部420と、給気源430と、2つの切替弁443,444と、3つの圧力調整弁451,452,453と、を含む。駆動部420、給気源430、切替弁443,444は、制御部410の制御下で動作する。
制御部410は、駆動制御部411と、エア制御部412と、ガン制御部413と、を含む。駆動制御部411は、駆動信号を生成する。駆動信号は、駆動制御部411から駆動部420へ出力される。駆動部420は、駆動信号に応じて動作する複数のモータ(図示せず)であってもよい。駆動部420は、駆動信号に応じて、塗布装置100を、x軸、y軸及び/又はz軸の延設方向に移動させることができる。加えて、駆動部420は、駆動信号に応じて、塗布装置100に、x軸周りの回転運動を与えることができる。エア制御部412は、切替信号を生成する。給気源430は、空気を、ガイドスライダ271,272及び切替弁443,444へ送り出す。空気は、圧力調整弁451を通じて、給気源430からガイドスライダ271へ供給されるので、ガイドスライダ271は、所定の力で、ブラケット部材220を右方に押し出す。空気は、圧力調整弁452を通じて、給気源430からガイドスライダ272へ供給されるので、ガイドスライダ272は、所定の力で、ブラケット部材230を上方へ押し出す。切替信号は、エア制御部412から切替弁443,444へ出力される。切替弁443は、切替信号に応じて、ガイドスライダ273への空気の伝達経路を形成したり、遮断したりする。切替弁443からガイドスライダ273への空気の伝達経路が開かれると、空気は、圧力調整弁453を通じて、ガイドスライダ273に供給され、ガイドスライダ273は、所定の力で、ブラケット部材250を左方へ移動させる。切替弁444は、切替信号に応じて、ガイドスライダ274への空気の伝達経路を形成したり、遮断したりする。切替弁444からガイドスライダ274への空気の伝達経路が開かれると、ブラケット部材260及び塗布ガン300は、z軸の延設方向において変位することができる。
ガン制御部413は、ガン制御信号を生成する。ガン制御信号は、ガン制御部413から塗布ガン300へ出力される。塗布ガン300は、ガン制御信号に応じて、シーリング剤や塗料といった塗布剤を吐出する。
図7は、塗布装置100の概略的な側面図である。図6及び図7を参照して、塗布装置100が更に説明される。
図7に示される塗布装置100は、初期位置にある。塗布装置100は、塗布剤として、シーリング剤を、ノズルヘッド320から吐出する。図7は、シーリング剤が塗布される対象物として、車両の後部のホイールアーチを形成するヘム部500を示す。ヘム部500は、ブラケット部材240とノズルヘッド320との間に位置する。シーリング剤は、ヘム部500へ吐出及び/又は塗布され、ヘム部500を防錆する。
ヘム部500は、アウタパネル510と、インナパネル520と、を含む。アウタパネル510は、車体の外面を形成する主板部511と、ホイールアーチを形成する縁部512に沿って折り曲げられたヘム帯513と、を含む。インナパネル520の下端部は、主板部511とヘム帯513とによって挟まれる。ヘム帯513及びインナパネル520は、車体の外面とは反対側の内面を形成する。縁部512は、車体の外面及び内面の輪郭を形成する。シーリング剤は、ヘム帯513及びインナパネル520の境界に向けて、ノズルヘッド320から吐出される。本実施形態に関して、第1面は、ヘム帯513及びインナパネル520が形成する車体の内面によって例示される。第2面は、主板部511が形成する車体の外面によって例示される。
主板部511は、x軸に略直交する面を形成する。縁部512は、y軸及びz軸に略平行な仮想平面上で弧状の輪郭を形成する。
図8A乃至図8Gは、塗布装置100の概略的な側面図である。図6乃至図8Gを参照して、塗布装置100の動作が説明される。
図7に示される初期位置において、給気源430は、空気を、圧力調整弁451を通じて、ガイドスライダ271,272へ送る(図6を参照)。したがって、ガイドスライダ271は、所定の力で、ブラケット部材220を右方へ押し出し、ガイドスライダ272は、所定の力で、ブラケット部材230を上方へ押し出すことになる。ガイドスライダ272,273,274、ブラケット部材230,240,250,260、ボールローラ281,282,283、ガイドローラ284及び塗布ガン300は、ブラケット部材220に取り付けられているので、ブラケット部材220とともに右方へ押し出される。ガイドスライダ273,274、ブラケット部材240,250,260、ボールローラ281,282,283、ガイドローラ284及び塗布ガン300は、ブラケット部材230に取り付けられているので、ブラケット部材230とともに上方へ押し出される。
図6に示されるように、駆動制御部411は、その後、駆動信号を生成する。駆動信号は、駆動制御部411から駆動部420へ出力される。図8Aに示されるように、駆動部420は、駆動信号に応じて、塗布装置100を右方に移動させる。この結果、ボールローラ281は、主板部511に当接される。
図8Bに示されるように、駆動部420が、塗布装置100を右方に更に移動させると、ブラケット部材240は、揺動軸部290(すなわち、y軸)周りに角変位する。この結果、ボールローラ281だけでなく、ボールローラ282も、主板部511に当接されることになる。
図8Cに示されるように、駆動部420は、塗布装置100を右方に更に移動させる。上述の如く、ガイドスライダ271に空気が供給されているので、ガイドスライダ271は、クッションとして作用する。したがって、ロボット400(図6を参照)は、主板部511を傷つけることなく、ボールローラ281,282を主板部511に強く押し当てることができる。駆動部420が、ホイールアーチに沿って、塗布装置100を移動させている間、ボールローラ281,282,283のうち少なくとも1つは、ガイドスライダ271のクッション作用によって、主板部511に継続的に押し当てられることとなる。すなわち、塗布装置100は、主板部511の表面形状(すなわち、車体の外面の凹凸形状)に応じて、x軸の延設方向に微小変位することができる。本実施形態に関して、第1押圧スライダは、ガイドスライダ271によって例示される。
ボールローラ281,282が、主板部511に強く押し当てられた後、駆動部420は、塗布装置100を上方へ移動させる。この結果、ブラケット部材240に固定されたガイドローラ284の周面は、縁部512に当接される(図8Dを参照)。塗布装置100が上方へ移動している間、ボールローラ281,282,283のボールは、主板部511の表面上で転動する。ガイドローラ284が、縁部512に当接するとき、ボールローラ281,282,283は、主板部511の表面に点接触している。本実施形態に関して、第1当接部は、ボールローラ281,282,283によって例示される。
図8Eに示されるように、駆動部420は、塗布装置100を上方に更に移動させる。上述の如く、ガイドスライダ272に空気が供給されているので、ガイドスライダ272は、クッションとして作用する。したがって、ロボット400(図6を参照)は、縁部512を傷つけることなく、ガイドローラ284を縁部512に強く押し当てることができる。駆動部420が、ホイールアーチに沿って、塗布装置100を移動させている間、ガイドローラ284は、ガイドスライダ272のクッション作用によって、縁部512に継続的に押し当てられながら、x軸と平行な回転軸周りに回転する。すなわち、塗布装置100は、縁部512の形状に応じて、微小変位することができる。本実施形態に関して、第2押圧スライダは、ガイドスライダ272によって例示される。
駆動部420が、塗布装置100を上方に移動させた後、切替信号は、エア制御部412から切替弁443へ出力される(図6を参照)。空気は、圧力調整弁453を通じて、ガイドスライダ273へ供給されることになるので、ガイドスライダ273は、ガイドスライダ273に連結されたブラケット部材250を左方に移動させる(図8Fを参照)。塗布ガン300は、ガイドスライダ274及びブラケット部材260によって、ブラケット部材250に連結されているので、ノズルヘッド320は、ブラケット部材250とともに左方に移動することができる。ブラケット部材240に対するブラケット部材250,260及びガイドスライダ274の左方への相対移動の結果、ノズルヘッド320は、ヘム帯513に接近することができる。本実施形態に関して、第1変位スライダは、ガイドスライダ273によって例示される。保持ブラケット部は、ブラケット部材250,260によって例示される。第2ブラケット部材は、ブラケット部材250によって例示される。第3ブラケット部材は、ブラケット部材260によって例示される。
ロボット400が、塗布装置100をホイールアーチに沿って移動させている間、ガイドスライダ271は、ボールローラ281,282,283を主板部511に押しつけるので、ノズルヘッド320は、主板部511の表面形状に応じて、x軸の延設方向において微小変位することができる。したがって、ガイドスライダ271,273はともに、x軸の延設方向における塗布ガン300の変位を許容する役割を担う。本実施形態に関して、第1スライダ機構は、ガイドスライダ271,273によって例示される。第1軸は、x軸によって例示される。
ノズルヘッド320に形成された吐出口(図示せず)が、ヘム帯513及びインナパネル520の境界から離れているならば、切替信号は、エア制御部412から切替弁444へ出力される。この結果、ガイドスライダ274は、ブラケット部材260及び塗布ガン300を、z軸の延設方向において、ブラケット部材250に対して相対的に移動させ、ノズルヘッド320の吐出口を、ヘム帯513及びインナパネル520の境界に対向させることができる(図8Gを参照)。
ロボット400が、塗布装置100をホイールアーチに沿って移動させている間、ガイドスライダ272は、ガイドローラ284を縁部512に押しつけるので、ノズルヘッド320は、縁部512の形状に応じて、z軸の延設方向において微小変位することができる。したがって、ガイドスライダ272,274はともに、z軸の延設方向における塗布ガン300の変位を許容する役割を担う。本実施形態に関して、第2スライダ機構は、ガイドスライダ272,274によって例示される。第2軸は、z軸によって例示される。第3軸は、y軸によって例示される。
上述の如く、ガイドスライダ271,273は、主板部511及び縁部512に、ボールローラ281,282,283及びガイドローラ284をそれぞれ押しつけることができる。したがって、ロボット400によって定められるガンブラケット200の移動軌跡が、ヘム部500の形状から若干ずれていても、塗布ガン300とヘム部500との間の適切な位置関係は、維持される。すなわち、ロボット400によって定められるガンブラケット200の移動軌跡とヘム部500の形状との間の若干の誤差は、許容されることになる。この結果、過度に高い精度は、ガンブラケット200の移動軌跡をロボット400に記憶させるためのティーチング作業に要求されない。
上述の様々な特徴は、様々な製造現場の要求に適合するように、組み合わされてもよいし、変更されてもよい。
既知のロボット技術が、塗布ガンを操作するロボットに適用されてもよい。したがって、本実施形態の原理は、ロボットの特定の構造に限定されない。
上述の実施形態の原理は、様々な製造現場に好適に利用される。
100・・・・・・・・・・塗布装置
200・・・・・・・・・・ガンブラケット
210・・・・・・・・・・ブラケット部材(第4ブラケット部材)
220・・・・・・・・・・ブラケット部材(第5ブラケット部材)
230・・・・・・・・・・ブラケット部材(第6ブラケット部材)
240・・・・・・・・・・ブラケット部材(第1ブラケット部材)
250・・・・・・・・・・ブラケット部材(第2ブラケット部材,保持ブラケット部)
260・・・・・・・・・・ブラケット部材(第3ブラケット部材,保持ブラケット部)
271・・・・・・・・・・ガイドスライダ(第1スライダ機構,第1押圧スライダ)
272・・・・・・・・・・ガイドスライダ(第2スライダ機構,第2押圧スライダ)
273・・・・・・・・・・ガイドスライダ(第1スライダ機構,第1変位スライダ)
274・・・・・・・・・・ガイドスライダ(第2スライダ機構,第2変位スライダ)
281〜283・・・・・・ボールローラ(第1当接部)
284・・・・・・・・・・ガイドローラ(第2当接部)
290・・・・・・・・・・揺動軸部
300・・・・・・・・・・塗布ガン
400・・・・・・・・・・ロボット
500・・・・・・・・・・ヘム部(対象物)
511・・・・・・・・・・主板部(第1面)
512・・・・・・・・・・縁部
513・・・・・・・・・・ヘム帯(第2面)
520・・・・・・・・・・インナパネル(第2面)

Claims (8)

  1. 塗布剤が塗布される第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、前記第1面及び前記第2面の輪郭を形成する縁部と、を有する対象物に、前記塗布剤を塗布する塗布装置であって、
    ロボットによって保持されたガンブラケットと、
    前記ガンブラケットに取り付けられ、且つ、前記第1面に前記塗布剤を塗布する塗布ガンと、を備え、
    前記ガンブラケットは、第1軸に沿う前記塗布ガンの移動を許容する第1スライダ機構と、前記第1軸に直交する第2軸に沿う前記塗布ガンの移動を許容する第2スライダ機構と、前記第1軸と前記第2軸とに直交する第3軸周りの前記塗布ガンの揺動を許容する揺動軸部と、前記第1スライダ機構によって前記第2面に押しつけられる第1当接部と、前記第2スライダ機構によって前記縁部に押しつけられる第2当接部と、を含み、
    前記ガンブラケットは、前記第1当接部を前記第2面に当接させ、且つ、前記第2当接部を前記縁部に当接させながら、前記ロボットによって移動される
    塗布装置。
  2. 前記ガンブラケットは、前記第1当接部及び前記第2当接部が取り付けられる第1ブラケット部材を含み、
    前記第1当接部は、前記第2軸の延設方向に整列された複数のボールローラを含み、
    前記ロボットが、前記第2面に向けて前記第1ブラケット部材を移動させると、前記第1ブラケット部材は、前記揺動軸部周りに角変位し、前記複数のボールローラが、前記第2面に点接触し、
    前記第1スライダ機構は、前記複数のボールローラを前記第2面に押しつける
    請求項1の塗布装置。
  3. 前記第2当接部は、前記第1軸の延設方向に延びる回転軸周りに回転し、且つ、前記縁部に当接される周面を有するガイドローラを含み、
    前記第2スライダ機構は、前記ガイドローラの前記周面を前記縁部に押しつけ、
    前記ロボットは、前記複数のボールローラを前記第2面上で転動させ、且つ、前記ガイドローラを前記縁部上で回転させながら、前記ガンブラケットを移動させる
    請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記ガンブラケットは、前記塗布ガンを保持する保持ブラケット部を含み、
    前記第1スライダ機構は、前記複数のボールローラを前記第2面に押しつける第1押圧スライダと、前記第1ブラケット部材に対する前記保持ブラケット部の相対的な移動を許容する第1変位スライダと、を含み、
    前記ロボットが、前記第1変位スライダを操作し、前記保持ブラケット部を前記第1ブラケット部材に対して前記第1軸に沿って相対的に変位させると、前記塗布ガンは、前記第1面に接近する
    請求項3に記載の塗布装置。
  5. 前記保持ブラケット部は、前記第1変位スライダに連結された第2ブラケット部材と、前記塗布ガンが取り付けられた第3ブラケット部材と、を含み、
    前記第2スライダ機構は、前記ガイドローラの前記周面を前記縁部に押しつける第2押圧スライダと、前記第2ブラケット部材と前記第3ブラケット部材とに連結され、前記第2ブラケット部材に対する前記第3ブラケット部材の相対的な移動を許容する第2変位スライダと、を含み、
    前記ロボットは、前記第2変位スライダを操作し、前記第2軸の前記延設方向における前記塗布ガンの位置を調整する
    請求項4に記載の塗布装置。
  6. 前記ガンブラケットは、前記第1押圧スライダが取り付けられる第4ブラケット部材と、前記第1押圧スライダと前記第2押圧スライダとに連結され、且つ、前記第1軸の前記延設方向において、前記第4ブラケット部材に対して相対移動可能な第5ブラケット部材と、前記揺動軸部を保持し、且つ、前記第2押圧スライダに連結される第6ブラケット部材と、を含み、
    前記第6ブラケット部材は、前記第2軸の前記延設方向において、前記第5ブラケット部材に対して相対移動可能であり、
    前記保持ブラケット部は、前記第6ブラケット部材に連結される
    請求項5に記載の塗布装置。
  7. 前記対象物は、前記第2面を形成する主板部から前記縁部に沿って折り曲げられたヘム帯を含み、
    前記塗布剤は、前記ヘム帯に塗布されるシーリング剤である
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の塗布装置。
  8. 前記縁部は、車両のホイールアーチを形成する
    請求項7に記載の塗布装置。
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