JP2018166896A - ヘアーアイロン - Google Patents

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Abstract

【課題】分割カール部2を所定速度で左右対称に回動可能に形成することで、把持部3の回転に伴うヘアーアイロン1の落下を防止するとともに、左右対称に髪をカールさせることができるヘアーアイロン1を提供する。【解決手段】把持部3と、把持部3に対して回動自在に設けられ、回動することで外周に髪を巻き付ける分割カール部2と、把持部3に設けられ、分割カール部2の回動を操作する回動操作部4とを備えるヘアーアイロン1であって、分割カール部2は、回動操作部4の回動操作に応じて、所定速度で正回転または逆回転に回動することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、髪をカールさせるヘアーアイロンに関する。
湾曲したカール部に髪を巻き付けてカールさせるヘアーアイロンがある。ヘアーアイロンは、カール部を加熱することで、カール部に巻き付けられた髪の毛皮質間の水素結合を切断し、髪をカール部の曲率に合わせて曲げてカールさせるものである。近年、このヘアーアイロンに関して鋭意研究されている。
例えば、特許文献1(従来例)には、図12で示すように、本体固定フレーム110の内側に、第1のクランプ120(片端にボタン160と支持ロッド121が設けられたもの)と、第2のクランプ130(支持ロッド121で動く開閉梃子140が作用するもの)とが開閉可能に取付けられた美髪器100が開示されている。美髪器100は、利用者がボタン160を押すことで、開閉梃子140を介して第1のクランプ120と第2のクランプ130とが開き、ヘアを挟持することができる。
実用新案登録第3207160号
特許文献1の美髪器100では、髪をカールさせる際、利用者が本体固定フレーム110に髪を巻き付けた後、把持したハンドル150を利用者自身で回転させる必要がある。複数段のカール付けには、複数回この回転操作を行う必要があり、利用者が美髪器100を落下させる可能性がある。また、特許文献1の美髪器100は、本体固定フレーム110を利用者の感覚で回転させて髪のカール付けを行うため、利用者を正面方向から視認した際に髪型が左右対称となるようにすることが難しいという問題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるものであって、把持部に対して回動自在に形成された分割カール部を、所定速度で回転および逆回転させることで、把持部を回転させることに伴うヘアーアイロンの落下を防止するとともに、左右対称に髪をカールさせることができるヘアーアイロンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、利用者が把持する把持部と、一方の端部が前記把持部の端部に位置し、他方の端部が髪を挿入するように分割されており、前記把持部に対して回動自在に設けられ、回動することで外周に髪を巻き付ける分割カール部と、前記把持部に設けられ、前記分割カール部の回動を操作する回動操作部と、を備えるヘアーアイロンであって、前記分割カール部は、前記回動操作部の回動操作に応じて、所定速度で正回転または逆回転に回動することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、把持部に対して回動自在に形成された分割カール部を所定速度で回動可能に形成することで、把持部の回転に伴うヘアーアイロンの落下を防止するとともに、左右対称に髪をカールさせることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載されたヘアーアイロンであって、前記分割カール部は、前記回動操作部の移動方向と同じ方向で回動することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、分割カール部の左右方向の回動と、操作部の操作方向を合わせることで、操作性を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載されたヘアーアイロンであって、前記分割カール部における上下に分割された上側分割カール部および下側分割カール部の各内側には、髪を加熱して挟持する一対の加熱部が形成されており、前記一対の加熱部のいずれか一方が、前記髪の挿入に合わせて他方の加熱部に対して近接もしくは離間するよう移動することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、一対の加熱部のうち一方のみを上下へ可動して、髪を挟持する構成により、装置全体の構成を簡略化することができる。
分割カール部を所定速度で回転および逆回転可能に形成することで、把持部の回転に伴うヘアーアイロンの落下を防止するとともに、左右対称に髪をカールさせることができるヘアーアイロンを提供することができる。
第1実施例のヘアーアイロンの斜視図である。 図1のヘアーアイロンの側面図である。 図1のヘアーアイロンの平面図である。 図3に示すA−A線で切断した断面図である。 図4に示すロータ近傍の拡大図である。 図3に示すB−B線で切断した断面図である。 加熱部が互いに離間した状態のヘアーアイロンの斜視図である。 回動操作部の構成を示す概略構成図である。 回動操作部の操作方向と回転方向との対応を示す図である。 第1実施例のヘアーアイロンのカール付け作業を示すフローチャートである。 第1実施例のヘアーアイロンでカール付けを行っている状況を示す図である。 従来例を示す美髪器の断面概略図である。
(第1実施例)
以下、図面を参照して、本発明の第1実施例に係るヘアーアイロン1について説明する。
図1はヘアーアイロン1の斜視図であり、図2はヘアーアイロン1の側面図である。また図3はヘアーアイロン1の平面図である。各図面に示すX軸、Y軸、Z軸は共通であり、ヘアーアイロン1の幅方向をX軸、ヘアーアイロン1の厚み方向をY軸、ヘアーアイロン1の長手方向をZ軸とする。また、図1に示す上方向、下方向、左方向、右方向、先端方向、基端方向も、各図面で共通であるものとする。
図1乃至3で示すように、引用符号1は、本実施例のヘアーアイロンである。ヘアーアイロン1は、先端から髪が挿入可能に上下に分割されており、外周に髪を巻き付けてカールさせる分割カール部2と、分割カール部2の基端側に設けられた把持部3とを有する。把持部3は、分割カール部2の回動を操作するための回動操作部4を有する。分割カール部2は、把持部3に対し回動自在に設けられており、基端側が把持部3の端部に位置し、先端側が分割している構成となっている。
また、図1乃至3で示すように、ヘアーアイロン1は、髪を加熱する加熱温度を調整するための操作入力を受付ける操作入力部5と、ヘアーアイロン1の内部の通電状態を表示する表示部6を有する。
分割カール部2は、例えば耐熱樹脂材料などで形成されており、略チューリップ形状をしたものである。分割カール部2は、上側分割カール部2Aおよび下側分割カール部2Bを有しており、これらが髪を挟持する。分割カール部2は、分割カール部2内側の面(図1における上側分割カール部2Aの下面)に固定されている固定側加熱部21と、固定側加熱部21と対面するように設けられ、図1における下側分割カール部2Bの上面に位置する可動側加熱部22とを有する。可動側加熱部22は、図1における上方向および下方向に移動可能に形成されており、固定側加熱部21に対して近接、離間することができる。可動側加熱部22は、分割カール部2に挿入される髪を固定側加熱部21とで挟持し、加熱する。
分割カール部2は、内部にマイナスイオン発生部を有しており、マイナスイオン発生部で生成されるマイナスイオンを吹き出すためのマイナスイオン吹出口7を有する。マイナスイオン吹出口7は、分割カール部2の分割基端部に形成され、基端側(Z軸のマイナス方向側)から先端側へ向けてマイナスイオンを吹き出す。マイナスイオン吹出口7は、上側分割カール部2Aと下側分割カール部2Bの分割基端側において、各加熱部21、22を挟んでX軸方向の両側にそれぞれ形成されている。
図4は、図3で示すA−A線で切断した断面図であり、図5は、図4に示すロータ16近傍の拡大図である。また図6は、図3に示すB−B線で切断した断面図である。
把持部3の外周面を形成する外郭30の内部には、商用電源から供給される電力を、各構成部へ供給する電源供給部14が設けられている。電源供給部14は、例えばバッテリなどを有し、電源コードを介して電気を充電し、各構成部へ通電するように形成されていてもよい。
また外郭30の内部には、回動操作部4および操作入力部5の操作に基づいて、分割カール部2の発熱動作、回動動作、および他の各構成部の動作を制御する制御部10が設けられている。制御部10は、制御基板などであり、各構成部などと電気的に接続されている。制御部10は、操作入力部5からの設定温度情報や電源オフ情報など、および後述の左回動押圧スイッチおよび右回動押圧スイッチにより形成される電気回路に基づいて、電源供給部14から各構成部への通電を制御することで、各種の動作を制御する。
ヘアーアイロン1は、制御部10からの回転制御信号に基づき正回転および逆回転するモータである駆動部15を有し、モータの回転と連動して回転するロータ16を有する。ロータ16は、図5に示すように、駆動部15の出力軸の端部15Aと枢着している。これにより、駆動部15の出力軸の回転方向に従い、ロータ16も同じ方向に回転する。また図5に示すように、分割カール部2の外郭20に形成されている溝部20Aと、ロータ16に形成されている溝部16Aとは、互いに咬合して結合している。すなわち本実施形態では、ロータ16が駆動部15の回転動力を分割カール部2まで伝達し、分割カール部2の全体を、駆動部15の回転方向と同じ方向に回動させる構成となっている。
図4、図6に示すように、可動側加熱部22の下側は、バネなどの弾性部材17により上方向に付勢されている。これにより可動側加熱部22は、分割カール部2内へ挿入された髪の量に応じて上下動するとともに、固定側加熱部21とで髪を挟持する。具体的には、可動側加熱部22は、髪の量に応じて固定側加熱部21と近接した位置(図1参照)と、固定側加熱部21から離間した位置へ移動可能に形成されている。可動側加熱部22が固定側加熱部21から離間した状態を、図7に示す。
また図6に示すように、固定側加熱部21は、例えば金属などの熱伝導率の高い材料で形成されたプレート状の上側加熱プレート21Aと、上側加熱プレート21Aを保持する上側保持部21Bとを有する。上側保持部21Bには、耐熱樹脂材料であり、熱伝導率の低い材料で形成されている。また上側保持部21Bは、先端側から上側加熱プレート21Aが露出するのを抑制するため、耐熱樹脂および熱伝導率の低い材料で形成されている先端部材21Cが設けられている(図4参照)。上側保持部21Bが、上側分割カール部2Aの内側で上側分割カール部2Aと一体的に固定される。すなわち、固定側加熱部21は、上側分割カール部2Aに固定されている。
可動側加熱部22は、例えば金属などの熱伝導率の高い材料で形成された下側加熱プレート22A、および、耐熱樹脂および熱伝導率の低い材料で形成されている下側保持部22Bを有する。下側保持部22Bは、下側加熱プレート22Aを保持するとともに、下側加熱プレート22Aが先端側で露出するのを抑制するように形成された先端部材22Cを有する(図4参照)。
下側加熱プレート22Aは、図6に示すように、操作入力部5の操作入力に応じて発熱するヒータなどの発熱部55を内包している。下側加熱プレート22Aは、発熱部55の発熱面に密着し、発熱部55からの熱で加熱される。本実施形態では、このように、可動側加熱部22が発熱部55の熱で発熱し、この熱が伝播して固定側加熱部21が加熱する構成となっている。
図8は、回動操作部4の近傍を示す図であり、図9は、回動操作部4の操作方向と分割カール部2の回転方向との対応を示す図である。図8に示すように、回動操作部4の上部の操作レバー40は、分割カール部2の外郭20や把持部3の外郭30に沿うように湾曲した形状をしている。回動操作部4の下部は、半円柱形状の突起部41を有する構成となっている。把持部の外郭30は、突起部41の一部を収容可能にするように窪んでおり、窪みの内部には、十字状のリブである十字押圧部70が位置している。十字押圧部70は、左右両端(X軸方向)が押圧可能な構成となっており、左側(X軸マイナス側)に位置する左回動押圧スイッチおよび右側(X軸プラス側)に位置する右回動押圧スイッチとを有する構成となっている。
左回動押圧スイッチは、左回転用のプッシュスイッチ71およびその下側に位置する接触部72を有する。利用者が回動操作部4を左方向に移動させることで、突起部41も移動してプッシュスイッチ71を下方向に押し下げる。これにより、プッシュスイッチ71と接触部72とが接して左回転用の回路がつながり、分割カール部2が左回りに回転する(逆回転する)(図9参照)。右回動押圧スイッチに関しても、これと同様の原理となっている。すなわち、利用者が回動操作部4を右方向に移動させることで、突起部41がプッシュスイッチ73を押し下げ、プッシュスイッチ73と接触部74とが接して右回転用の回路がつながる。これにより、分割カール部2が右回りに回転する(正回転する)(図9参照)。この構成により、図9に示すように、利用者が回動操作部4を移動させた方向と同じ方向に、分割カール部2も回動する。
本実施例のヘアーアイロン1は、可動側加熱部22が、分割カール部2内へ挿入された髪の量に応じて上下動することで(図1の状態と図7の状態の間での移動)、常に適切な挟持圧で可動側加熱部22と固定側加熱部21とで挟持することができる。
また、本実施例のヘアーアイロン1は、単に弾性部材のみにより可動側加熱部22を上下動可能に形成しているため、可動側加熱部22と固定側加熱部21とで髪を挟む構成を簡略化し、ヘアーアイロン1の全体構成を簡略化することができる。
さらに、本実施例のヘアーアイロン1は、髪に熱を与える固定側加熱部21および可動側加熱部22を分割カール部2の内部側へ位置させた構成とし、外側への露出を低減させた構成となっている。これにより、利用者が高温となる固定側加熱部21や可動側加熱部22に直接的に触れることを抑制することができる。
次に、本実施例のヘアーアイロンを用いた髪のカール付け作業について説明する。前提条件として、電源供給部14には、電源コードを介して電気が供給されているものとする。
図10は、第1実施例のヘアーアイロンのカール付け作業を示すフローチャートである。利用者は、操作入力部5を操作して電源オン状態にし、設定温度を入力する(STEP11、STEP12)。本実施形態では、120℃、150℃、180℃の3段階で温度調整を行うことができるものとするが、態様はこれに限定されない。操作入力部5に設定温度が入力されると、制御部10は、発熱部55が設定された温度で発熱するように制御するとともに、マイナスイオン吹出口7からマイナスイオンが吹き出されるように、マイナスイオン発生部へ通電する(STEP13)。制御部10は、発熱部55が設定温度に達するまでは、表示部6を点滅表示させ、発熱部55が設定温度に達した後は表示部6を常灯表示させる。
利用者は、表示部6が常灯表示になったことを確認すると、分割カール部2内へ髪を挿入し、固定側加熱部21と可動側加熱部22とで髪を挟持する(STEP14)。固定側加熱部21と可動側加熱部22とで髪が挟持されると、利用者は回動操作部4を操作して、分割カール部2を回転または逆回転させて、分割カール部2の外周に髪を巻き付ける(STEP15)。
このときの状態を図11に示す。利用者が回動操作部4を移動させた方向と同じ方向に、分割カール部2が所定の速度で右回動(正回転)または左回動(逆回転)する。これにより、利用者の髪が分割カール部2の外周面に巻き付けられる。また、固定側加熱部21と可動側加熱部22とで髪を挟持した際に、一対のマイナスイオン吹出口7からマイナスイオンが髪に付与される。この構成により、髪への熱の付与の前後において、プラスに帯電した髪へマイナスイオンを付与して中和して、髪のキューティクルの傷付きを防止することができる。また、一対のマイナスイオン吹出口7により髪へマイナスイオンを十分に付与することで、髪へツヤや潤いを与えることもできる。
利用者は、分割カール部2に髪を所望回転巻き付けると、回動操作部4の操作を止め、分割カール部2に髪を巻き付けた状態で数秒間キープさせる(STEP16)。これにより、髪へ熱を十分に与えることで、髪における毛皮質間の水素結合を切断するとともに、髪へカール癖をつけることができる。
利用者は、髪を巻き付けた状態で数秒間キープした後に、ヘアーアイロン1を髪の毛先まで滑らせて、カール付けを行う(STEP17)。ヘアーアイロン1を毛先へ滑らせることで、髪が分割カール部2から離れ、髪が曲げられながら大気で冷却される。これにより、毛皮質間の水素結合が発生し、カール付けされる。
利用者は、上記カール付け作業(STEP14乃至STEP17)を繰り返して、髪を所望の髪型にセットする(STEP18)。利用者は、髪を所望の髪型にセットすると、操作入力部5で電源オフとなるように操作し、カール付け作業を終了する(STEP19、STEP20)。制御部10は、操作入力部5から電源オフ情報を取得すると、発熱部55およびマイナスイオン発生部への通電をオフにして、表示部6を消灯させる。
本実施例のヘアーアイロンは、所定の回転速度で分割カール部2が正回転および逆回転するため、回動操作部4の操作時間を一定にすることで、髪型を左右対称にカールさせることができる。
本実施例のヘアーアイロン1は、分割カール部2内へ髪を差し込んだ後に、回動操作部4を操作するだけで、分割カール部2の外周面に髪を巻き付けることができるため、利用者は特に把持部3を回動させる必要がなく、利用者が施術中においてヘアーアイロン1を落下させることを防ぐことができる。
本実施例のヘアーアイロン1は、操作入力部5で設定温度を入力してから電源オフするまでの間、分割カール部2の分割基端部に位置する一対のマイナスイオン吹出口7からマイナスイオンを常時発生させる。これにより、発熱部55が設定温度に達する前の状態においてヘアーアイロン1を使用してカール付けを行った場合でも、髪へマイナスイオンが付与され、髪のキューティクルの傷つきを防止することができる。
また、本実施例のヘアーアイロン1は、可動側加熱部22と固定側加熱部21とで髪を挟持して、分割カール部2に巻き付けるため、特に分割カール部2の外郭20に髪を押え付けるクリップなどを必要とせず、分割カール部2の外郭20への押え付けによる髪の折れ跡が付きにくくすることができる。
さらに、本実施例のヘアーアイロン1は、固定側加熱部21と可動側加熱部22の挟持をプレート状の上側加熱プレート21Aと下側加熱プレート22Aにより行うことで、単に髪を挟んで毛先方向へ滑らせれば、髪をストレートにすることもできる。すなわち、本実施例のヘアーアイロン1は、髪をカール付け又はストレートの両方に形成することができる。
(他の実施例)
第1実施例のヘアーアイロン1において、分割カール部2の下側内面において可動側加熱部22が形成されるものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、分割カール部2の上側内面に可動側加熱部22を形成するものとしてもよい。
第1実施例のヘアーアイロン1において、可動側加熱部22にのみ発熱部55を設ける構成として説明したが、特にこれに限られるものではなく、固定側加熱部21にのみ、または可動側加熱部22および固定側加熱部21の両方に発熱部を設ける構成としてもよい。
第1実施例のヘアーアイロン1において、分割カール部2の分割基部で一対のマイナスイオン吹出口7が形成されているものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、固定側加熱部21と可動側加熱部22とで挟まれた髪に対してマイナスイオンを当てることができる位置であればよい。
第1実施例のヘアーアイロン1の回動操作部4として、操作レバー40、突起部41、十字押圧部70および左回動押圧スイッチと右回動押圧スイッチを有するものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、回動操作部4の操作に応じて、分割カール部2が回動できる構成であればよい。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく。他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替及び改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
1 :ヘアーアイロン、2 :分割カール部、2A :上側分割カール部
2B :下側分割カール部、3 :把持部、4 :回動操作部
5 :操作入力部、6 :表示部、7 :マイナスイオン吹出口
10 :制御部、14 :電源供給部、15 :駆動部、15A :端部
16 :ロータ、16A :溝部、17 :弾性部材、20 :外郭
20A :溝部、21 :固定側加熱部、21A :上側加熱プレート
21B :上側保持部、21C :先端部材、22 :可動側加熱部
22A :下側加熱プレート、22B :下側保持部、22C :先端部材
30 :外郭、40 :操作レバー、41 :突起部、
55 :発熱部、70 :十字押圧部、71 :プッシュスイッチ
72 :接触部、73 :プッシュスイッチ、74 :接触部

Claims (3)

  1. 利用者が把持する把持部と、
    一方の端部が前記把持部の端部に位置し、他方の端部が髪を挿入するように分割されており、前記把持部に対して回動自在に設けられ、回動することで外周に髪を巻き付ける分割カール部と、
    前記把持部に設けられ、前記分割カール部の回動を操作する回動操作部と、を備えるヘアーアイロンであって、
    前記分割カール部は、前記回動操作部の回動操作に応じて、所定速度で正回転または逆回転に回動することを特徴とするヘアーアイロン。
  2. 前記分割カール部は、前記回動操作部の移動方向と同じ方向で回動することを特徴とする請求項1に記載のヘアーアイロン。
  3. 前記分割カール部における上下に分割された上側分割カール部および下側分割カール部の各内側には、髪を加熱して挟持する一対の加熱部が形成されており、
    前記一対の加熱部のいずれか一方が、前記髪の挿入に合わせて他方の加熱部に対して近接もしくは離間するよう移動することを特徴とする請求項1または2に記載のヘアーアイロン。

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