JP4138710B2 - 整髪処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪をカールする際等に用いられる整髪処理装置に関する。
従来の整髪処理装置例えば図16,図17に示すヘアウェーブ装置がある。このヘアウェーブ装置は、分電箱201からコード203を延線し、このコード203の他端にヘアカーラー205を着脱自在に接続したものである。ヘアカーラー205は、内部にセラミックヒータ207を備え、セラミックヒータ207の電気的な発熱によって、頭髪のカーリングを促進することができる。
しかし、かかる整髪処理装置は、壁に固定して取り付けられており、移動ができないという問題があった。
これに対し、走行可能なワゴンにヘアウェーブ装置を設けたものがあり、被処理者の周辺へ移動させることで整髪処理を容易に行わせることができる。
しかし、この装置は、ワゴンが1m程度以上の高さであり、制御部が上部に設けられ、変圧トランスが下部に備えられたものである。従って、極めて大型で重量があり、使用に際して手軽さに欠けると共に、整髪処理後に大きな置き場所スペースを確保する必要もあった。
特開平9−215517
解決しようとする問題点は、手軽さに欠け、大きな置き場所スペースを確保しなければならない点である。
本発明の整髪処理装置は、コンパクトであると共に手軽に整髪処理することを可能とするため、温度調整可能な整髪具と、前記整髪具に接続され該整髪具の温度を操作部の操作により制御する制御手段と、前記制御手段を、ケースに収容し、前記ケースは、前記制御手段を収容するケース本体部及び前記操作部を開閉するケース蓋部を備えたことを最も主要な特徴とする。
本発明の整髪処理装置は、温度調整可能な整髪具と、前記整髪具に接続され該整髪具の温度を操作部の操作により制御する制御手段とを備え、前記制御手段を、ケースに収容し、 前記ケースは、前記制御手段を収容するケース本体部及び前記操作部を開閉するケース蓋部を備え、前記ケース蓋部は、前記ケース本体部に対して起立状態及び閉じ状態に開閉可能であると共に起立状態のときハンガーフレームを保持可能に形成され、前記ケース蓋部に保持したハンガーフレームに、前記制御手段及び整髪具間を接続する電線を架けることが可能であるため、ケースを被処理者の周辺に配置し、ケース蓋部を開けることにより制御手段の操作部が操作可能となり、手軽に整髪処理することができる。また、整髪処理後は、ケース蓋部を閉めれば全体がコンパクトになり、置き場所スペースも少なくすることができる。
また、ケース蓋部を利用してハンガーフレームを及び電線を配備することができ、手軽に整髪処理を行わせることができる。
前記ケース蓋部が、閉じ状態で前記操作部との間に収容空間部を形成する場合は、収容空間部に整髪具等を収容することができる。
前記ハンガーフレームを前記ケース蓋部から取り外して分解又は折り畳み可能に構成し、前記整髪具、ハンガーフレーム、及び電線を前記収容空間部に収容する場合は、ケース蓋部を利用してハンガーフレーム及び電線を配備することができ、手軽に整髪処理を行わせることができながら、コンパクトに収容することができる。
前記制御手段は、スイッチング電源回路又は乾式自冷WB変圧器を備え、前記整髪具に、交流電源から直流電力又は交流電力として供給する場合は、変圧トランスを不要とし、重量を大幅に軽減し、より手軽に整髪処理を行わせることができる。
本発明の整髪処理装置は、コンパクトであると共に手軽に整髪処理するため、ケースを用いて実現した。
図1、図2は、本発明の実施例1に係る整髪処理装置を示し、図1は使用状態の斜視図、図2は同正面方向から見た使用状態の一部省略斜視図である。
図1、図2のように、整髪処理装置は、ケース1に制御手段としての制御ボックス3を収容している。
前記ケース1は、全体が、例えば、高さ30cm、幅30cm、長さ40〜50cm程度の直方体形状をなし、ケース本体部5及びケース蓋部7から成っている。ケース本体部5に対しケース蓋部7はヒンジ9により結合されている。従ってケース蓋部7は、ケース本体部5の開口11を閉じる状態と開く状態とに開閉動作することができる。ケース蓋部7は、全開状態で図1のようにケース本体5に対してほぼ起立状態となる。
前記ケース本体部5には、ロック係合金具13が設けられ、ケース蓋部7には、前記ロック係合金具13をロック係止させるロック係止金具15が設けられている。ケース本体部5の両側には、両手で持ち上げるときの指掛け部17が設けられている(図1では片側のみ図示している。)。
図3は、ケース蓋部7の上面側から見た斜視図である。図3のようにケース蓋部7は、天板21及び側壁23a,23b,23cから成っている。ケース蓋部7の天板21上面には、中央部に把持用の取手部19が設けられている。
前記ケース本体部5には、前記制御ボックス3が収容保持されている。制御ボックス3は、その操作部25の盤面27が前記ケース本体部5の開口11を閉塞する形態で取り付けられている。の実施例において制御ボックス3の外殻はケース本体部5で構成されている。但し、制御ボックス3の外殻を別に形成し、該制御ボックスをケース本体部5に嵌め込む構成にすることもできる。
前記ケース蓋部7が閉じられ、側壁23a,23b,23cがケース本体部5の開口11縁部に合わされると開口11に配置される制御ボックス3の盤面27とケース蓋部7との間に収容空間部29が形成される。
前記制御ボックス3は、前記盤面27に複数の制御ボタン31、液晶表示部33、電線結合用の複数のコネクタ部35などを備えている。
前記制御ボタン31は、連続設定、単発設定の選択、温度設定等を行うものである。連続設定は、例えば図8以後で説明する整髪具としてのロッド37及び髪止め具39の後述するフィルムヒータの温度制御を一連の複数種の加熱処理のために行う。単発設定は、例えば後述する温度差50℃を持ったフィルムヒータ間の温度制御を行う。
前記液晶表示部33には、設定温度の表示等が行われる。
前記コネクタ部35には、電線41の一方のコネクタ43がそれぞれ差し込まれ、電気的に結合されている。
前記制御ボックス3は、従来のような変圧トランスを用いず、軽量で小型の構成となっている。図4は、従来の変圧トランスを用いた回路を示し、(a)は直流電力出力用、(b)は交流電力出力用の回路図である。図5は、実施例1に係る制御ボックスに係り、(a)は直流電力出力用、(b)は交流電力出力用の回路図である。
図4のように従来の制御手段は、(a)のようにAC100Vの電源38からの供給電力を変圧トランス40、整流回路42を介し直流電力として、或いは(b)のように整流回路を介さず交流電力として出力している。このため、変圧トランス40を必要とし、大型で重量の大きな装置となり、従来のような大きなワゴンに一体的に設けなければならなかった。
これに対し、図5の実施例1に係る整髪処理装置では、(a)のようにAC100Vの電源38からの供給電力をトランジスタで構成したスイッチング電源回路44を介し直流電力として、或いは(b)のように乾式自冷WB変圧器46を介して交流電力として出力している。このため、従来の変圧トランス40を不要とし、小型で軽量の装置となり、図1,図2のように、小型のケース1にまとめることができる。
制御ボックス3が備える回路は、具体的に図6又は図7のような構成となる。
図6の回路は、図5(a)に対応し、サージアブソーバ48、ノイズフィルター50、整流回路52、変圧器54、整流回路56、スイッチングコントロール回路58、ノイズフィルター60、平滑回路62を備えている。スイッチングコントロール回路58はFET64及びCPU66等で構成されている。
そして、AC100Vがサージアブソーバ48、ノイズフィルター50、整流回路52を介して変圧器54に入力される。サージアブソーバ48は、雷などに対する対応を行う。ノイズフィルター50は、電源ノイズを除去する。変圧器54の出力は、スイッチング回路58の約70kHz〜100kHzのスイッチングにより逆電圧が発生し整流回路56へ大きな出力を行う。整流回路56の出力は、安定化のためにスイッチング回路58にフィードバックされる。整流回路52の出力はノイズフィルター60、平滑回路62を経て直流電力として出力される。
こうして、ロッド37及び髪止め具39へ直流電力として5V,12,24V等の供給を行うことができる。
図7の回路は、図5(b)に対応し、WBコアトランス68、整流回路70、平滑回路72を備えている。WBコアトランス68は、1次側に電力を供給すると鉄心72の中に磁束が発生し、ルート2倍の出力を整流回路70に入力する。整流回路70からは平滑回路72を介して直流電力として出力される。
こうして、ロッド37及び髪止め具39へ直流電力として5V,12,24V等の供給を行うことができる。
前記WBコアトランス68の磁束を外部に放出しないようにコアの形状や材質を工夫し、効率の良い変圧器を実現することができる。
前記電線41は、ハンガーフレーム47に架けられるようになっている。ハンガーフレーム47は、二本のサイドロッド49の先端にU字形のハンガー部51が支持されたものである。サイドロッド49は、下端に脚部53が設けられ、脚部53が前記ケース蓋部7の側壁23aの内面に載置支持されている。サイドロッド49は、固定具55によりケース蓋部7の側壁23bに着脱可能に支持されている。但し、前記サイドロッド49は、脚部53を前記ケース蓋部7の側壁23aに固定し、下端を前記脚部53に差し込むことによって前記側壁23bに着脱可能に支持する構成とすることもできる。これら、サイドロッド49及びハンガー部51は、分解可能であり、前記収容空間部29内に収納できるようになっている。収容空間部29内には、その他、電線41、ロッド37,髪止め具39等も収容させることができる。但し、収容空間部29内に収容する付属具は、適宜選択できる。前記ハンガー部51に、前記電線41の先端部側が架けられている。
前記電線41のコネクタ組45には、それぞれ前記頭髪カール用のロッド37及び髪止め具39が着脱自在且つ電気的に接続されている。
前記ロッド37及び髪止め具39は、例えば図8,図9のようになっている。図8は、ロッド37及び髪止め具39の組み合わせを示す平面図、図9は同側面図である。図8,図9では、頭髪が省略されているが、前記ロッド37に頭髪を巻き付け、該ロッド37の外周側に髪止め具39を着脱可能に装着している。ロッド37の構成は図10,図11を参照する。図10は、ロッド37の分解断面図、図11は同側面図である。
図8〜図11のように、ロッド37はロッド本体57と、端子体59とからなっている。ロッド本体57は、非導電性の樹脂で中空状に形成され、一端を閉塞する端壁61を備え、開口された他端に嵌合穴部63を備えている。
前記ロッド本体57の内周には、内側温度調整体としてフィルムヒータ65が着脱可能に取り付けられている。フィルムヒータ65は、フィルムの弾性力によりロッド本体57の内周面に押し付けられるように保持されている。但し、フィルムヒータ65をロッド本体57の内周に固着することもできる。フィルムヒータ65は、非導電性の樹脂フィルム内にニクロム線等を配線したものである。フィルムヒータ65は、ロッド本体57の内周面全体にほぼ渡って設けられているが、部分的に設けることも可能である。フィルムヒータ65には、それぞれプラスマイナス用のコネクタ67,69が接続されている。
前記端子体59は、非導電性の樹脂で形成された端子体本体71と、プラスマイナスの2本の端子金具73,75とからなっている。端子体本体71には、嵌合部77が設けられ、前記嵌合穴部63に着脱可能に嵌合固定される。
前記端子金具73,75の一端部に前記フィルムヒータ65のコネクタ67,69が接続され、端子金具73,75の他端部に前記電線41のプラスマイナスのコネクタ79,81がそれぞれ着脱自在に差し込み接続される。
前記髪止め具39は、図12〜図15を参照して説明する。図12は髪止め具の平面図、図13(a)は髪止め具に装着するキャップの平面図、(b)は同側面図、図14は髪止め具を閉じた状態の側面図、図15は髪止め具を開いた状態の側面図である。
図8,図9,図12〜図15のように、前記髪止め具39は、一対のフラップ体83,85で構成されている。フラップ体83,85は、湾曲部87,89とつまみ部91,93とを非導電性の樹脂で一体に形成したものである。湾曲部87,89の曲率は、前記ロッド37とほぼ同様に形成され、ロッド37よりも直径を大きくして、ロッド37との間に頭髪を挟み込むための若干の空間を形成することができるようになっている。
前記湾曲部87,89には、湾曲に沿って外側温度調整体としてフィルムヒータ95,97が設けられている。フィルムヒータ95,97は、非導電性の樹脂フィルム内にニクロム線等を配線したものである。フィルムヒータ95,97は、フラップ体83,85と同様な幅、同様な長さに形成され、フラップ体83,85全体の温度調整ができるように配置されている。フィルムヒータ95,97は、湾曲部87,89に設けられた差込みスリット99,101に差し込んで取り付けられている。従って、フィルムヒータ95,97の交換を容易に行うことができる。
前記フィルムヒータ95には、プラスマイナスの電線103,105が接続され、該電線103,105の端部にコネクタ107,109が設けられている。電線103,105は、窓111を介して湾曲部87から引き出され、窓111にほぼ同形状のキャップ113が取り付けられ、電線103,105の保持が行われている。キャップ113は、係合片部115,117を備えており、該係合片部115,117が窓111内に入り込むことによって、キャップ113の係合固定が行われている。前記フィルムヒータ97からも同様に電線が引き出され、該電線の端部に同様にコネクタが設けられている。これらコネクタ107,109等が前記電線41側のそれぞれのコネクタに差込み接続される。
前記つまみ部91,93は、相互に角度をもって配置され、対向側に結合片119,121が一体に設けられている。結合片119,121には、結合ピン123が貫通して取り付けられ、該結合ピン123にトルクスプリング125が支持されている。トルクスプリング125のアーム127,129は、それぞれつまみ部91,93の内面に弾接している。従って、つまみ部91,93をつまんで力を入れると、つまみ部91,93がトルクスプリング125の付勢力に抗して接近し、フラップ体127,129が結合ピン123を中心にして図15のように開く。つまみ部91,93を離せば、トルクスプリング125の付勢力によってフラップ体127,129は図14のように閉じる。
次に整髪処理装置の作用を説明する。
まず、ケース1の取手部19を持つなどして、整髪処理装置を運び、70〜80cm程度の可動又は固定の台の上に載せる。
前記ケース1のロック係合金具13のロック係止金具15に対するロックを解除し、ケース蓋部7をヒンジ9により回動させ、ケース本体部5の開口11を開く。
前記ケース蓋部7を開くと、制御ボックス3の操作部25が開かれて露出する。収容空間部29内に収容されているサイドロッド49、ハンガー部51等を取り出す。サイドロッド49,ハンガー部51を組み立て、サイドロッド49の各脚部53を図1のようにケース蓋部7の側壁23a上に載置し、固定具55により他の側壁23bに固定する。この状態で、サイドロッド49の中間部が、上部側の側壁23cに当接し、サイドロッド49が各側壁23a,23b,23cにより3点支持される。
電線41は、例えばその一方のコネクタ43がコネクタ部35に差し込まれており、他方のコネクタ組45側を引き出し、図1のようにハンガー部51に架ける。
次いで、頭髪をカールする際には、まずロッド37に頭髪を巻き付け、頭髪を巻き付けたロッド37の外周側に髪止め具39を装着する。ロッド37に頭髪を巻き付ける際、及びロッド37の外周側に髪止め具39を装着する際には、それぞれ電線41に対する接続を切り離しておく。
そして、複数のロッド37を頭髪に巻き付け、それぞれ頭髪を巻き付けたロッド37の外周側に髪止め具39を装着する。髪止め具39の装着に際しては、図14,図15で説明したように、つまみ部91,93をつまんで操作することによって、フラップ体41,43をトルクスプリング125に抗して開き、トルクスプリング125の付勢力によって閉じるようにする。
次いで、各ロッド37の端子金具73,75に電線41のコネクタ組45のコネクタ79,81を差込み接続すると共に、各髪止め具39の各フィルムヒータ95,97用のコネクタ107,109等に、前記電線41側の各コネクタを差込み接続する。これによって、制御ボックス3と各ロッド37及び各髪止め具39が電気的に接続される。
この状態で、制御ボックス3の制御ボタン31を操作して温度設定を行い、連続設定或いは単発設定により制御を開始する。この設定により、ロッド37のフィルムヒータ65と髪止め具39のフィルムヒータ95,97との温度が適宜制御される。この制御によりカールした頭髪の内側を相対的に高い温度で加熱処理し同外側を相対的に低い温度で加熱処理する工程が実行される。
本実施例では、フィルムヒータ65とフィルムヒータ95,97とに温度差があるように制御する。この温度差は、例えば50℃となるように制御している。この温度差50℃は、フィルムヒータ65の発熱温度を相対的に高く、フィルムヒータ95,97の発熱温度を相対的に低くなるように制御している。具体的には、フィルムヒータ65の発熱温度が110℃に、フィルムヒータ95,97の発熱温度が60℃となるように制御し、内外の温度差が50℃となるようにしている。
このフィルムヒータ65、フィルムヒータ95,97の温度は、例えば液晶表示部33に表示されるようになっている。従って、作業者はこの液晶表示部33を見ながら温度調整を行うことができる。
また、連続設定では制御ボックス3によりフィルムヒータ65、フィルムヒータ95,97の温度を設定し、自動的に温度制御を行う。この場合、途中では様々な温度を設定し、仕上げ段階で前記のような制御によってフィルムヒータ65の発熱温度が110℃に、フィルムヒータ95,97の発熱温度が60℃となるようにし、内外の温度差を50℃とすることができる。
従って、頭髪のカール処理を的確且つ迅速に行わせることができる。
なお、ロッド37及び髪止め具39を洗浄するときは、フィルムヒータ65、95,97を取り外して簡単に丸洗いすることができる。
以上、ロッド37に巻き付けられた頭髪が温度調整されたフィルムヒータ65及びフィルムヒータ95,97によって内外から熱処理され、カールを迅速且つ的確に形成することができる。
頭髪のカール処理が終了したら、上記とは逆に、ケース蓋部7をケース本体部5に対して閉じ、制御ボックス3の盤面27を閉じる。ケース蓋部7は、ケース本体部5に対し、ロック係合金具13及びロック係止金具15によりロックすることができる。収容空間部29には、電線41、折り畳んだハンガーフレーム47等を収容する。従って、ケース1の取手部19や指架け部17により、整髪処理装置全体を手軽に運ぶことができ、また、保管する場合にスペースを極めて少なくすることができる。
即ち、ケース1を被処理者の周辺に配置し、ケース蓋部7を開けることにより制御ボックス3の操作部25が操作可能となり、手軽に整髪処理することができる。また、整髪処理後は、ケース蓋部7を閉めれば全体がコンパクトになり、置き場所スペースも少なくすることができる。
前記ケース蓋部7が、閉じ状態で前記操作部25との間に収容空間部29を形成するため、収容空間部29に電線等を容易に収容することができる。
前記ケース蓋部7が、前記ケース本体部5に対して起立状態及び閉じ状態に開閉可能であり、前記ケース蓋部7を、前記起立状態のときハンガーフレーム47を保持可能に形成し、前記ケース蓋部7に保持したハンガーフレーム47に、前記制ボックス3及び整髪具であるロッド37、髪止め具39間を接続する電線41を架けることが可能であるため、ケース蓋部7を利用してハンガーフレーム47及び電線41を配備することができ、手軽に整髪処理を行わせることができる。
前記ハンガーフレーム47を前記ケース蓋部7から取り外して分解又は折り畳み可能に構成し、前記ロッド37、髪止め具39、ハンガーフレーム47、及び電線41を前記収容空間部29に収容する場合は、ケース蓋部7を利用してハンガーフレーム47及び電線41を配備することができながら、全体をコンパクトに収容することができる。
前記制御ボックス3は、スイッチング電源回路44又は乾式自冷WB変圧器46を備え、前記ロッド37、髪止め具39に、交流電源から直流電力又は交流電力として供給するため、変圧トランスを不要とし、重量を大幅に軽減し、装置のコンパクト化を可能とし、且つ手軽に整髪処理を行わせることができる。
整髪調整装置に係り、使用状態を示す斜視図である(実施例1)。 整髪調整装置に係り、使用状態を示す正面側から見た斜視図である(実施例1)。 ケース蓋部の斜視図である(実施例1)。 (a)は直流電力出力の回路図、(b)は交流電力出力の回路図である(比較例)。 (a)は直流電力出力の回路図、(b)は交流電力出力の回路図である(実施例1)。 制御ボックスが備える回路の回路図である(実施例1)。 制御ボックスが備える回路の回路図である(実施例1)。 ロッド及び髪止め具の組み合わせを示す平面図である(実施例1)。 ロッド及び髪止め具の組み合わせを示す側面図である(実施例1)。 ロッドの分解断面図である(実施例1)。 ロッドの側面図である(実施例1)。 髪止め具の平面図である(実施例1)。 (a)はキャップの平面図、(b)は同側面図である(実施例1)。 髪止め具を閉じた状態の側面図である(実施例1)。 髪止め具を開いた状態の側面図である(実施例1)。 ヘアウエーブ装置の斜視図である(従来例)。 ヘアカーラーの一部を断面にした正面図である(従来例)。
符号の説明
1 ケース
3 制御ボックス(制御手段)
5 ケース本体部
7 ケース蓋部
25 操作部
29 収容空間部
37 ロッド(整髪具)
39 髪止め具(整髪具)
41 電線
44 スイッチング電源回路
46 乾式自冷WB変圧器
47 ハンガーフレーム

Claims (4)

  1. 温度調整可能な整髪具と、
    前記整髪具に接続され該整髪具の温度を操作部の操作により制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段を、ケースに収容し、
    前記ケースは、前記制御手段を収容するケース本体部及び前記操作部を開閉するケース蓋部を備え、
    前記ケース蓋部は、前記ケース本体部に対して起立状態及び閉じ状態に開閉可能であると共に起立状態のときハンガーフレームを保持可能に形成され、
    前記ケース蓋部に保持したハンガーフレームに、前記制御手段及び整髪具間を接続する電線を架けることが可能である、
    ことを特徴とする整髪処理装置。
  2. 請求項1記載の整髪処理装置であって、
    前記ケース蓋部は、閉じ状態で前記操作部との間に収容空間部を形成する
    ことを特徴とする整髪処理装置。
  3. 請求項記載の整髪処理装置であって、
    前記ハンガーフレームを前記ケース蓋部から取り外して分解又は折り畳み可能に構成し、
    前記整髪具、ハンガーフレーム、及び電線を前記収容空間部に収容する
    ことを特徴とする整髪処理装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の整髪処理装置であって、
    前記制御手段は、スイッチング電源回路又は乾式自冷WB変圧器を備え、
    前記整髪具に、交流電源からの電力を出力する
    ことを特徴とする整髪処理装置。
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