JP2004033702A - ヘアーアイロン - Google Patents

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Katsuya Suzuki
鈴木 勝也
Akihiro Harakawa
原川 明弘
Toyohiko Okada
岡田 豊彦
Masaru Iguchi
井口 優
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Abstract

【課題】毛髪に切れ毛等のない良好なカール状態が安定かつ容易に得られるヘアーアイロンを提供する。
【解決手段】軸を中心にして回動自在に連結された一対のアームを有し、該アームの先端部の対向面に毛髪押圧板がそれぞれ設けられたヘアーアイロンにおいて、各毛髪押圧板は、その各押圧面が毛髪の抜き方向に沿った曲面で形成されると共に、該毛髪押圧板の毛髪の抜き方向の毛根側端部に曲面を有する所定長さの断熱材が配設されていることを特徴とする。前記毛髪押圧板は、その毛髪の抜き方向の毛先側端部に櫛が配設され、また前記断熱材の近傍にはヒータやエアー吹出口が設けられる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛髪をカールする際に使用されるヘアーアイロンに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、毛髪をカールする場合、回動自在に連結した一対のアームの先端部内面にヒータが内臓された毛髪圧押圧板を設け、この両毛髪押圧板で毛髪を挟みながら加熱することによって行っている。従来、この毛髪のカールに使用されるヘアーアイロンとしては、例えば特開平11−216012号公報に開示のように、毛髪押圧板を平坦に形成し、毛髪を挟み込みながら毛髪を抜く際に毛髪押圧板の毛髪の抜き方向の角部に巻き付けながら行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このヘアーアイロンにあっては、毛髪をカールする際に毛髪押圧板の角部によって毛髪に傷が付き切れ毛が発生したり、多数の毛髪に同じカール条件を与えることが困難で、良好なカール状態を安定かつ容易(スムーズ)に得ることが難しいという問題点を有している。
【0004】
また、平板状の毛髪押圧板に代えて円柱状の一対の押圧棒を有するヘアーアイロンも一部で使用されているが、このヘアーアイロンにおいても、押圧棒の毛髪への接触面積が小さいため、毛髪に良好な加熱状態(カール状態)を得ることが困難であったりカールの作業性が劣る等、上記ヘアーアイロンと同様に良好なカール状態を安定かつ容易に得ることが難しいという問題点を有している。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、毛髪に切れ毛等のない良好なカール状態が安定かつ容易に得られるヘアーアイロンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、軸を中心にして回動自在に連結された一対のアームを有し、該アームの先端部の対向面に毛髪押圧板がそれぞれ設けられたヘアーアイロンにおいて、前記各毛髪押圧板は、その各押圧面が毛髪の抜き方向に沿った曲面で形成されると共に、該毛髪押圧板の毛髪の抜き方向の毛根側端部に曲面を有する所定長さの断熱材が配設されていることを特徴とする。
【0007】
そして、前記毛髪押圧板は、請求項2に記載の発明のように、その毛髪の抜き方向の毛先側端部に、例えばカール時に毛髪を梳かすことが可能な櫛が配設されていることが好ましい。また、請求項3に記載の発明のように、前記断熱材の近傍に、毛髪のカール開始位置を効果的に加熱するヒータが配設されていることが好ましく、さらに、請求項4に記載の発明のように、前記断熱材の近傍に、加熱された毛髪を冷やすことが可能なエアーを吹き出すエアー吹出口が設けられていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係わるヘアーアイロンの一実施例を示し、図1がその側面図、図2がその平面図、図3が図2のA−A線に沿った断面図である。
【0009】
図1〜図3において、ヘアーアイロン1は、把持部2a、3aが設けられた一対のアーム2、3を有している。このアーム2、3は、把持部2a、3aを手で把持することにより、軸4を中心に矢印イの如く回動し、その先端部の対向面(内側面)に設けた所定長さの毛髪押圧板5、6が所定圧(所定隙間)で接触するように構成されている。
【0010】
前記毛髪押圧板5、6は、熱伝導率の高い銅板等で形成され、図3に示すように、毛髪押圧板5、6の外周部が例えば樹脂製で外周面が円弧形状のカバー7、8で覆われ、毛髪押圧板5、6に設けたフック状の一対のネジ固定部9をカバー7、8にネジ10をそれぞれネジ込むことによって、毛髪押圧板5、6とカバー7、8とがそれぞれ一体化されている。
【0011】
また、前記毛髪押圧板5、6は、その互いに対向して接触する押圧面5a、6aが、凹状と凸状の円弧形状に形成され、毛髪押圧板5の円弧形状の円周方向、すなわち毛髪の抜き方向ロ(図3参照)の毛根側端部の下面には、毛髪押圧板5の長手方向に沿って所定長さの断熱材11が配設されている。この断熱材11は、シリコン、スポンジ、ゴム、その他の樹脂、木材等で所定の断熱性と弾性率を有する材料で形成され、毛髪押圧板5に設けられた凹溝12にその突条11aが嵌合固着されることによって取り付けられている。
【0012】
そして、この断熱材11の外表面11bは、毛髪押圧板5の円弧形状の押圧面5aの端部に曲線状に連続すると共に、下方先端部で曲線状に曲がり外方に向って所定の曲線状となるように形成されている。この断熱材11の外周面11bの滑らかな曲線によって後述する如く毛髪Hに良好なカールが得られることになる。なお、この断熱材11は、毛髪押圧板5に予め固定的に配設することもできるが、例えば毛髪押圧板5に対して着脱可能に配設することで、毛髪Hの状態や要求されるカール状態に応じて交換可能に構成し、使い勝手の向上を図ることもできる。
【0013】
また、この毛髪押圧板5には、その断熱材11が配設される抜き方向ロの毛根側端部の内部に、例えばセラミックスヒータ等からなるヒータ13が斜めの状態で内蔵され、他方の毛髪押圧板6には、その凸状の頂部部分に水平状態で前記ヒータ13と同様のヒータ14が内臓されている。
【0014】
そして、これらのヒータ13、14は、一方のアーム2の一方の側面に設けられてヒータスイッチ15(図1及び図2参照)及び軸4後方に引き出された電源コード16等を介して例えばAC100V電源17に接続されている。このヒータスイッチ15がオンすることにより、ヒータ13、14に電源が供給されて、毛髪押圧板5、6の押圧面5a、6aが所定温度まで加熱されるようになっている。
【0015】
さらに、下方のアーム3の断熱材11の近傍には、その長手方向に沿って所定間隔で穿設された吹出口を有するエアー管18が内蔵、外付け等により配設されている。このエアー管18は、例えばアーム2の他方の側方に配設されたエアースイッチ19及び前記電源コード16にクランプ20で一体化されたチューブ21等を介してコンプレッサー22に接続されている。このエアースイッチ19をオンさせることにより、コンプレッサー22からエアーがエアー管18に供給されてその吹出口から図3の矢印ハの如く吹き出されるようになっている。
【0016】
また、他方のアーム3の抜き方向ロの毛先側端部には、外方でかつ略水平方向に向けて前記断熱材11と略同一長さの櫛23が配設されている。この櫛23によって一対の毛髪押圧板5、6間に毛髪Hが梳かされつつ挟み込まれることになる。この櫛23も、断熱材11と同様に固定的に配設しても良いし、着脱可能に配設することもできる。
【0017】
このヘアーアイロン1によれば、先ず、ヒータスイッチ15をオンさせ、一対のアーム2、3の先端部を開いた状態で、毛髪押圧板5、6間に毛髪Hを入れてその毛根側端部Haを位置させ、アーム2、3を手で押圧して毛髪押圧板5、6で毛髪Hを挟み込む。この挟み込み状態を所定時間維持することで、毛髪押圧板5、6のヒータ13、14への通電で各押圧板5、6の押圧面5a、6aが所定温度まで上昇し、これにより毛髪Hが加熱される。この時、一方の毛髪押圧板5のヒータ13が毛根側に配置されていることから、カールすべき毛髪Hの毛根側端部Haを効率的に加熱することが可能になり、カール開始位置が均一化かつ安定化する。
【0018】
そして、毛髪押圧板5、6で毛髪Hを挟み込んだ状態で、アーム2、3を図3の矢印ニ方向に回動させつつ、エアースイッチ19をオンさせ、一対のアーム2、3を抜き方向ロである毛髪Hの毛先側端部Hb方向に移動させると、毛髪Hが毛髪押圧板5、6の円弧状の押圧面5a、6aで加熱されつつ引き抜かれ、毛髪Hに所定のカールが付与される。この毛髪Hの引き抜き時に、アーム2、3の矢印ニ方向への回動で毛髪Hの毛根側端部Haが断熱材11の外周面11bに接触しつつ引き抜かれるため、ヒータ13の熱が断熱材11で遮断されて毛髪Hの毛根側端部Haの異常加熱が防止されると共に、毛髪Hが断熱材11の曲面からなる外周面11bやこれに連続する押圧面5a、6aに接触しつつ引き抜かれることから、毛髪Hの切れ毛等が確実に防止される。
【0019】
また、毛髪Hの引き抜き時に、断熱材11方向に向けてエアー管18からのエアーが吹き出されることから、加熱された毛髪Hがこのエアーで冷却されつつ引き抜かれ、カール状態が所定に維持される。さらに、この引き抜き的に、毛髪押圧板5、6で挟まれた毛髪Hの毛先側端部Hbが櫛23によって梳かれつつ引き抜かれることから、例えば毛髪Hが重なった状態での加熱が防止され、毛髪一本一方を確実に加熱できて、一層良好なカール状態が得られる。
【0020】
つまり、毛髪押圧板5、6の押圧面5a、6aを曲面で形成すると共に、その毛髪側端部に外周面11bが滑らかな曲面で形成された断熱材11を配設しているため、この断熱材11の外周面11bに毛髪Hを巻き付けつつ引き抜くことで、毛髪Hに切れ毛等のない良好なカール状態を得ることができる。その際、断熱材11の近傍にヒータ13を配設することで、毛髪Hのカール開始位置を安定化できると共に、断熱材11部分にエアー管18を設けることで、加熱された毛髪Hを冷却しつつ引き抜きでき、さらに毛髪押圧板5、6の反断熱材11側に櫛23を配設することで各毛髪Hを確実に梳かしつつカールできることになる。
【0021】
なお、上記実施例においては、毛髪押圧板5、6の押圧面5a、6aが円弧形状である場合について説明したが、本発明は他の曲面の毛髪押圧板にも適用することができるし、上記実施例におけるアーム2、3、断熱材11、エアー管18の配設位置、櫛23の形状やその配設位置等も一例であって、適宜に変更することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の発明によれば、毛髪押圧板の押圧面が曲面で形成されると共に毛髪押圧板の毛髪の抜き方向の毛髪側端部に所定長さの曲面を有する断熱材が配設されているため、断熱材により毛髪の加熱し過ぎを防止しつつ効果的に冷却できて、毛髪に切れ毛等のない良好なカール状態を安定かつ容易に得ることができる。
【0023】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、毛髪押圧板の毛髪抜き方向の毛先側端部に櫛が配設されているため、カール時に毛髪を梳かしつつ行うことができて、毛髪に一層良好なカール状態を得ることができる。
【0024】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、毛髪押圧板の断熱材の近傍にヒータが発生されているため、毛髪のカール開始部分を効果的に加熱することができて、毛髪により一層良好なカール状態を得ることができる。
【0025】
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3に記載の発明の効果に加え、断熱材の近傍にエアー吹出口が設けられているため、加熱された毛髪を効果的に冷却できて、毛髪により一層良好なカール状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるヘアーアイロンの一実施例を示す側面図
【図2】同その平面図
【図3】同図2のA−A線に沿った断面図
【符号の説明】
1:ヘアーアイロン、2、3:アーム、4:軸、5、6:毛髪押圧板、5a、6a:押圧面、7、8:カバー、11:断熱材、11a:外周面、13、14:ヒータ、15:ヒータスイッチ、18:エアー管、23:櫛、H:毛髪、Ha:毛根側端部、Hb:毛先側端部。

Claims (4)

  1. 軸を中心にして回動自在に連結された一対のアームを有し、該アームの先端部の対向面に毛髪押圧板がそれぞれ設けられたヘアーアイロンにおいて、
    前記各毛髪押圧板は、その各押圧面が毛髪の抜き方向に沿った曲面で形成されると共に、該毛髪押圧板の毛髪の抜き方向の毛根側端部に曲面を有する所定長さの断熱材が配設されていることを特徴とするヘアーアイロン。
  2. 前記毛髪押圧板は、その毛髪の抜き方向の毛先側端部に櫛が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアーアイロン。
  3. 前記断熱材の近傍にヒータが配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のヘアーアイロン。
  4. 前記断熱材の近傍にエアー吹出口が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のヘアーアイロン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101506150B1 (ko) 2012-07-05 2015-03-26 최영범 전열식 헤어 아이론
JP2018166896A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 テスコム電機株式会社 ヘアーアイロン
JP2019122650A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 入江 諒 毛髪梳き具及びこれを備えたヘアアイロン

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KR101506150B1 (ko) 2012-07-05 2015-03-26 최영범 전열식 헤어 아이론
JP2018166896A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 テスコム電機株式会社 ヘアーアイロン
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