JP2019122650A - 毛髪梳き具及びこれを備えたヘアアイロン - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪を簡単に且つきれいにストレート処理するためにヘアアイロンに取り付けて使用することができる毛髪梳き具を提供する。【解決手段】ヘアアイロン2の加熱アイロン部10(12)に取り付けられる毛髪梳き本体部16と、毛髪梳き本体部16の一端部に設けられた毛髪梳き部36と、毛髪梳き本体部16の他端部に設けられた毛髪冷却部38とを備えた毛髪梳き具14であって、毛髪梳き部は多数の柔軟な小突起部を有する毛髪梳き部材40から構成され、毛髪冷却部は皮革部材46から構成され、毛髪梳き部が加熱アイロン部の下流側に位置し、毛髪冷却部が加熱アイロン部の上流側に位置する構成とすることで、毛髪梳き部で毛髪を梳いてストレートに伸ばして加熱アイロン部に導くことができ、加熱アイロン部で加熱してストレートになった毛髪を毛髪冷却部に導いて冷却して毛髪の保水を保つことができ、熱によるダメージを抑えることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、髪の癖毛をきれいに伸ばすときに用いる毛髪梳き具及びこれを備えたヘアアイロンに関する。
美容業界では、長い毛髪をストレートにする需要があり、ストレートにするときには、通常、ヘアアイロンを用いてストレートパーマをかけている。このヘアアイロンとしては、例えば、相互に開閉自在に連結された一対のアームと、一対のアームの先端部に設けられた加熱アイロン部と、各加熱アイロン部に内蔵された加熱ヒータとを備え、加熱ヒータからの熱により暖められた一対の加熱アイロン部間に毛髪を挟んで伸ばすようにしてストレートにしている。
しかし、このようなヘアアイロンは、ストレートパーマをかけることができるが、ストレートパーマをかける際に、毛髪を適度に取り分けたりするために櫛などを必要とする。実際に作業をする際に、片方の手でヘアアイロンを持って毛髪に対してストレートパーマを行い、他方の手で櫛をもって毛髪のブラッシングを行っているので、その作業が不便であるととともに、毛髪をストレートにするその効率(所謂、ストレート効率)も低いという問題がある。
このようなことから、ストレートパーマに用いることを主目的としたヘアアイロンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このヘアアイロンでは、片方のアームにおける加熱アイロン部の両側に櫛部が設けられ、櫛部にてブラッシングした毛髪が一対の加熱アイロン部間に導かれ、かかる一対の加熱アイロン部間にて加熱されてストレート処理される。
また、このようなヘアアイロンに用いるアタッチメントも提案されている(例えば、特許文献2参照)。このアタッチメントは、一対のアームの先端部に取り付けられ、取り付けた状態では、一対のアタッチメントの対向する加熱面が毛髪を挟むように構成されている。
特開2007−75573号公報 特開2011−72344号公報
しかしながら、上述したヘアアイロンでは、髪の毛の太さ(平均約0.8mm)からすると大まかであり、ここでの櫛歯は1本ずつでそれらの間隔が1mm程度であり、毛髪が簡単にすりぬけてしまう。それ故に、この櫛部は、毛髪の癖毛を均一に引っ張り、テンションをかけて伸ばすわけではなく、単に毛髪を揃えるに過ぎず、従って、毛髪を本当に伸ばすためには、一対の加熱アイロン部に挟んで引っ張るようになり、施術者によっては引っ張られて痛く感じることがある。
また、ヘアアイロンに装着されるアタッチメントでは、火傷防止のための構造が不十分であるとともに、デザイン性や機能性の面で実用性が乏しいという問題がある。
本発明の目的は、毛髪をストレートにするためにヘアアイロンに取り付けて使用することができる毛髪梳き具を提供することである。
また、本発明の他の目的は、毛髪を簡単に且つきれいにストレート処理することができるヘアアイロンを提供することである。
本発明の毛髪梳き具は、ヘアアイロンの加熱アイロン部に取り付けられる毛髪梳き本体部と、前記毛髪梳き本体部の一端部に設けられた毛髪梳き部と、前記毛髪梳き本体部の他端部に設けられた毛髪冷却部とを備え、前記毛髪梳き部は多数の柔軟な小突起部を有する毛髪梳き部材から構成され、前記毛髪冷却部は皮革部材から構成され、前記毛髪梳き部が前記加熱アイロン部の下流側に位置し、前記毛髪冷却部が前記加熱アイロン部の上流側に位置することを特徴とする。
このような毛髪梳き具では、毛髪梳き部を多数のJ字状の小突起部を有する毛髪梳き部材から構成し、毛髪冷却部を動物の皮革部材から構成するのが好ましく、毛髪梳き本体部の一端部に一対の第1切欠きを形成することにより第1取付部を設け、その他端部に一対の第2切欠きを形成することにより第2取付部を設けることが好ましく、また毛髪梳き本体部を第1及び第2本体部から構成し、第1本体部の先端側に毛髪梳き部を設け、第2本体部の先端側に毛髪冷却部を設け、第1及び第2本体部を相対的に移動させて毛髪梳き部と毛髪冷却部との間隔を調整できるようにするのが好ましい。
更に、本発明のヘアアイロンは、開閉自在に相互に連結された第1及び第2アームと、前記第1アームの先端部に設けられた第1加熱アイロン部と、前記第2アームの先端部に設けられた第2加熱アイロン部と、請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪梳き具とを備え、前記第1及び第2加熱アイロン部の少なくとも一方に前記毛髪梳き具が着脱自在に取り付けられ、前記毛髪梳き具が取り付けられた加熱アイロン部の下流側に前記毛髪梳き具の前記毛髪梳き部が位置し、前記加熱アイロン部の上流側に前記毛髪梳き具の前記毛髪冷却部が位置することを特徴とする。
本発明の毛髪梳き具によれば、毛髪梳き本体部の一端部に毛髪梳き部が設けられ、その他端部に毛髪冷却部が設けられ、この毛髪梳き本体部をヘアアイロンの加熱アイロン部に装着すると、この毛髪梳き部が加熱アイロン部の下流側に位置し、この毛髪冷却部が加熱アイロン部の上流側に位置する。従って、この毛髪梳き具をヘアアイロンに取り付けて使用すると、毛髪梳き部で毛髪を梳いてストレートに伸ばして加熱アイロン部に導くことができ、また加熱アイロン部で加熱してストレートになった毛髪を毛髪冷却部に導いて冷却して毛髪の保水を保つことができ、これにより、ストレートパーマを行った際の熱による毛髪のダメージを抑えることができるとともに、施術者が毛髪を触ることによる火傷も防止することができる。
また、毛髪梳き部は多数の柔軟な小突起部を有する毛髪梳き部材から構成されるので、毛髪に適度のテンションを加えことが可能となり、毛髪のストレート効率を高めることができる。更に、毛髪冷却部は皮革部材から構成されているので、熱によりストレート処理された毛髪を効果的に冷却して保水効果を保つことができる。
このような毛髪梳き具において、毛髪梳き部を多数のJ字状の小突起部を有する毛髪梳き部材から構成することにより、毛髪に適度のテンションを加え、癖毛などでもストレートに伸ばして効率良くストレートパーマをかけることができる。また、毛髪冷却部を動物の皮革部材(例えば、豚革など)から構成することにより、熱によりストレート処理された毛髪をより効果的に冷却することができる。
更に、毛髪梳き本体部の一端部に一対の第1切欠きを形成することにより第1取付部を設け、その他端部に一対の第2切欠きを設けることにより第2取付部を設けているので、これら第1及び第2取付部により毛髪梳き本体部をヘアアイロンの加熱アイロン部に取り付けることができるとともに、第1及び第2取付部から毛髪梳き部及び毛髪冷却部への熱の伝達を抑えることができる。
更にまた、毛髪梳き本体部を第1及び第2本体部から構成し、第1本体部の先端側に毛髪梳き部を設け、第2本体部の先端側に毛髪冷却部を設け設けることにより、第1及び第2本体部を相対的に移動させて毛髪梳き部と毛髪冷却部との間隔を調整することができ、異なる大きさの加熱アイロン部にもその幅を調節して取り付けることが可能となる。
更に、本発明のヘアアイロンによれば、開閉自在に相互に連結された第1及び第2アームと、第1アームの先端部に設けられた第1加熱アイロン部と、第2アームの先端部に設けられた第2加熱アイロン部と、請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪梳き具とを備え、第1及び第2加熱アイロン部の少なくとも一方に毛髪梳き具が着脱自在に取り付けられるので、この毛髪梳き具を取り付けることにより、ストレートパーマ用のヘアアイロンとして用いることができる。また、この毛髪梳き具を取り付けた状態では、第1アーム(及び/又は第2アーム)の第1加熱アイロン部(及び/又は第2アーム)の下流側に毛髪梳き具の毛髪梳き部が位置し、その上流側に毛髪梳き具の毛髪冷却部が位置するので、毛髪梳き部で毛髪を梳いてストレートに伸ばして加熱アイロン部に導くことができ、また加熱アイロン部で加熱してストレートになった毛髪を毛髪冷却部に導いて冷却保水することができる。
本発明に従うヘアアイロン(本発明に従う毛髪梳き具の一実施形態を装着したヘアアイロン)の一実施形態を示す斜視図。 図1のヘアアイロンにおける毛髪梳き具を展開して示す展開図。 図2の毛髪梳き具における毛髪梳き本体部を示す斜視図。 図2の毛髪梳き具における毛髪梳き部の一部を拡大して示す部分拡大断面図。 毛髪梳き具の毛髪梳き本体部の変形形態を示す平面図。 図5におけるVI−VI線で示す方向から見た側面図。 第2の実施形態の毛髪梳き具を取り付けた状態のヘアアイロンの一部を示す部分斜視図。 第3の実施形態の毛髪梳き具を示す斜視図。 図8の毛髪梳き具の毛髪梳き本体部を分解展開して示す平面図。 図9の毛髪梳き本体部の組み付ける前の状態を示す側面図。
以下、添付図面を参照して、本発明に従うヘアアイロン(本発明に従う毛髪梳き具の一実施形態を装着したヘアアイロン)の一実施形態について説明する。まず、図1〜図4を参照して、第1の実施形態のヘアアイロン(毛髪梳き具)について説明する。
図1において、このヘアアイロン2は、棒状に延びる第1アーム4及び第2アーム6を備え、これら第1アーム4及び第2アーム6の基部が連結部8を介して相互に開閉自在に連結されている。この連結部8にはコイルばね(図示せず)が設けられ、かかるコイルばねは、第1及び第2アーム4,6を開放方向に弾性的に付勢する。
第1アーム4の先端部には第1加熱アイロン部10が設けられ、この第1加熱アイロン部10には第1加熱ヒータ(図示せず)が内蔵されている。また、第2アーム6の先端部には第2加熱アイロン部12が設けられ、この第2加熱アイロン部12には第2加熱ヒータ(図示せず)が内蔵されている。第1及び第2加熱アイロン部10,12は、矩形状で第1及び第2アーム4,6の軸方向に細長く、それらの表面(相互に対向する表面)は平坦状に形成され、相互に接触するように構成されている。
この実施形態では、第1及び第2アーム4,6の第1及び第2加熱アイロン部10,12の双方に毛髪梳き具14が装着されている。図1に示す装着状態は、左利き用のものであって、左手で握ってストレートパーマをかけるようになる。尚、右利き用のものでは、この毛髪梳き具14を上下逆にして第1及び第2アーム4,6に装着するようになる。尚、この毛髪梳き具14は、第1及び第2アーム4,6の双方に装着するのが望ましいが、いずれか一方に装着することにより所望の効果を達成することができる。
図1とともに図2及び図3を参照して、図示の毛髪梳き具14は、毛髪梳き本体部16を備え、この毛髪梳き本体部16は、略矩形状の本体壁部18と、この本体壁部18の一端側に設けられた一端側側壁部20と、その他端側に設けられた他端側側壁部22とを備え、この一端側側壁部20の先端部には内側(他端側側壁部22)に向けて延びる一端側内突出部24が設けられ、その他端側側壁部22の先端部には内側(一端側側壁部20)に向けて延びる他端側内突出部26が設けられている。
この毛髪梳き本体部16の一端側においては、その両側部に一対の第1切欠き28が設けられ、かかる第1切欠き28は、一端側内突出部24及び一端側側壁部20に渡って延びており、このように一対の第1切欠き28を設けることにより、その一端側両側部に一対の第1取付部30が設けられている。また、この一端側と同様に、毛髪梳き本体部16の他端側においては、その両側部に一対の第2切欠き32が設けられ、かかる第2切欠き32は他端側内突出部26及び他端側側壁部22に渡って延びており、このように一対の第2切欠き32を設けることにより、その他端側両側部に一対の第2取付部34が設けられている。
この実施形態では、毛髪梳き本体部16は、例えば、金属製プレート(例えば、ステンレス製プレートなど)に折曲げ加工を施すことにより形成され、このような毛髪梳き本体部16の一対の第1取付部30の先端部が内側に湾曲され、また一対の第2取付部34の先端部も内側に湾曲されており、このように形成することにより、一対の第1取付部30及び一対の第2取付部34に弾性を持たせることができ、これらの弾性作用を利用して毛髪梳き本体部16を第1加熱アイロン部10(又は第2加熱アイロン部12)に着脱自在に取り付けることができる。
この毛髪梳き具14においては、毛髪梳き本体部16の一端部側に毛髪梳き部36が設けられ、その他端部側に毛髪冷却部38が設けられている。更に説明すると、毛髪梳き部36は、多数の柔軟な小突起部42を有する毛髪梳き部材40から構成され、図2に示すように、一対の第1切欠き28の間にて一端側内突出部24及び一端側側壁部20にわたって設けられている。この毛髪梳き部材40は、図4に拡大して示すように、そのベース部材42の表面の全域に多数の細かいフック状小突起44(小突起部42を構成する)、例えば、略J字形状の糸状突起(このような糸状突起は、ループ状の糸状突起の先端部を切断することによって形成される)に形成される。このような毛髪梳き部材40は、接着剤、両面テープなどにより毛髪梳き本体部16に取り付けられる。
また、毛髪冷却部38は、皮革部材46から構成され、一対の第2切欠き32の間にて他端側内突出部26及び他端側側壁部22にわたって設けられ、この形態では、更に本体部18を覆って毛髪梳き部材40まで設けられている。このように設けられているので、毛髪梳き本体部16の表面(外面)は、第1及び第2取付部30,32の部分を除いて、毛髪梳き部材40及び皮革部材46で覆われている。この皮革部材46は、動物の皮革部材(例えば、豚革)から構成するのが好ましく、このような皮革部材46から形成することにより、熱の伝達を抑えることができる。この皮革部材46は、毛髪梳き本体部16の本体部18まで設ける必要はなく、その他端側内突出部26及び他端側側壁部22にわたって設けることにより、所望の作用効果を得ることができる。
この毛髪梳き具14は、ヘアアイロン2の第1及び第2アーム4,6の先端部、即ち第1及び第2加熱アイロン部10,12に取り付けられる。図1に示すように、この毛髪梳き具14は、第1アーム4側においては毛髪梳き具14の第1取付部30を第1アーム4(又は第1加熱アイロン部10)の片側部に当接させ、また第2アーム6側においてはその第2取付部34を第2アーム6(又は第2加熱アイロン部12)の他壁部に当接させることにより、第1及び第2アーム4,6に着脱自在に取り付けられ、かく取り付けた状態では、一対の第1取付部30及び一対の第2取付部34により弾性的に保持される。
かく取り付けた状態では、施術の際にヘアアイロン2を移動させる方向に見て、第1及び第2アーム4,6の第1及び第2加熱アイロン部10,12の下流側に毛髪梳き具14の毛髪梳き部36が位置し、それらの第1及び第2アイロン部10,12の上流側に毛髪梳き具14の毛髪冷却部38が位置する。
この毛髪梳き具14を装着したヘアアイロン2を用いてストレートパーマをかけるときには、リングコーム(図示せず)ですくい取った毛髪にヘアアイロン2(具体的には、第1及び第2アーム4,6の第1及び第2加熱アイロン部10,12)を入れて軽く挟持し、この状態でリングコーンをあてがいながらヘアアイロン2を引くように移動させて施術を施す。ヘアアイロン2を移動させると、毛髪梳き具14の毛髪梳き部材40の多数のフック状小突起44がすくい取った毛髪に引っ掛かるように作用し、これにより、この毛髪に適度のテンションをかけることができる。
そして、このようにしてテンションがかかった毛髪が第1及び第2加熱アイロン部10,12に導かれ、第1及び第2加熱アイロン部10,12間において熱を利用してストレートパーマが施される。ストレートパーマが施された後の毛髪は、毛髪梳き具14の毛髪冷却部38(皮革部材46)に導かれ、毛髪冷却部38に接触することにより冷却され、これにより、ストレートパーマをかけた際の毛髪からの無駄な水分の放散が抑えられ、毛髪の保水を保つことができる。
尚、この実施形態では、毛髪梳き具14をヘアアイロン2の第1及び第2アーム4,6の双方に取り付けているが、第1及び第2アーム4,6のいずれか一方にのみ装着することにより上述の所望の作用効果を得ることができる。
この毛髪梳き具は、図5及び図6に示すように構成することもできる。尚、以下の実施形態及び変形形態において、上述の第1の実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図5及び図6において、この毛髪梳き具14Aにおいては、毛髪梳き本体部16Aの一対の第1取付部30Aは、その一端側側壁部20から内側に直線状に延び、またその一対の第2取付部34Aは、その他端側側壁部22から内側に直線状に延びている。
この毛髪梳き具14Aにおいては、一対の第1取付部30Aは、第1アーム4(又は第2アーム6)及び第1加熱アイロン部10(又は第2加熱アイロン部12)の片側の間隙に挿入され、一対の第2取付部34Aは、第1アーム4(又は第2アーム6)及び第1加熱アイロン部10(又は第2加熱アイロン部12)の他側の間隙に挿入され(図6参照)、このようにして毛髪梳き具14Aが第1アーム6(又は第2アーム6)の先端部に着脱自在に装着される。この毛髪梳き具14Aのその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
この毛髪梳き具14Aにおいては、第1アーム4(又は第2アーム6)に取り付けた状態では、毛髪梳き具14Aの一端側においては、毛髪梳き本体部18の一端側内突出部24の先端部(これに装着された毛髪梳き部材40)と第1加熱アイロン部10(又は第2加熱アイロン部12)の片側部との間に間隙が存在し、またその他端側においては、毛髪梳き本体部18の他端側内突出部26の先端部(これに装着された皮革部材46)と第1加熱アイロン部10(又は第2加熱アイロン部12)の他側部との間に間隙が存在するように構成するのが好ましく、このように構成することにより、第1加熱アイロン部10(又は第2加熱アイロン部12)からの熱が毛髪梳き部材40及び皮革部材46に伝達されるのを防止することができる。
次に、図7を参照して、本発明に従う毛髪梳き具の第2の実施形態について説明する。尚、図7に示すヘアアイロンは右利き用のものであって、その第2アーム(第1アーム)の一部を示している。
図7において、この第2の実施形態においては、毛髪梳き具14Bの毛髪梳き本体部16Bは、一端側側壁部20Bから本体部18Bを通して他端側側壁部22Bにわたって円弧状に形成され、この一端側側壁部20Bの先端部から内側に一端側内突出部24Bが突出し、その他端側側壁部22Bの先端部から内側に他端側内突出部26Bが突出している。
この毛髪梳き具14Bの一端側においては、一対の第1切欠き28(図7において一方のみ示す)により一対の第1取付部30Bが設けられ、かかる第1取付部30Bの先端弧状部が第2アーム6(又は第1アーム4)の第2加熱アイロン部12(又は第1加熱アイロン部10)の片側面に当接するように取り付けられ、またその他端側においては、一対の第2切欠き32(図7において一方のみ示す)により一対の第2取付部34Bが設けられ、かかる第2取付部34Bの先端弧状部が第2アーム6(又は第1アーム4)の第2加熱アイロン部12(又は第1加熱アイロン部10)の他側面に当接するように取り付けられ、このようにして毛髪梳き具14Bが第2アーム6(又は第1アーム4)の先端部に着脱自在に取り付けられる。
また、この第2の実施形態では、毛髪梳き部材40は、毛髪梳き本体部16Bの一端側内突出部24Bから一端側側壁部20Bにわたって設けられ、また皮革部材46は、その他端側内突出部26Bから他端側側壁部22Bにわたって設けられ、このように毛髪梳き部材40及び皮革部材46を設けることによっても、上述したと同様の作用効果を達成することができる。
次に、図8〜図10を参照して、本発明に従う毛髪梳き具の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態においては、毛髪梳き本体部の幅が調整可能に構成されている。
図8〜図10において、この第3の実施形態の毛髪梳き具14Cの毛髪梳き本体部16Cは、相互に移動自在に装着された第1本体部52及び第2本体部54から構成されている。この第1本体部52は、本体部18Cの片側部、一端側側壁部20C及び一端側内突出部24Cを有し、この一端側内突出部24C及び一端側側壁部20Cにわたって毛髪梳き部材40が取り付けられている。また、第2本体部54は、本体部18Cの他側部、他端側側壁部22C及び他端側内突出部26Cを有し、この他端側内突出部26C及び他端側側壁部22Cにわたって皮革部材46が設けられている。
この実施形態では、第1本体部52に一対の当接部56が設けられ、各当接部56は、第1本体部52の端部(図9において左端部)両側部に設けられた突出部58を内側に折曲することにより形成されている。また、第1本体部52側の一対の当接部56に対応して、第2本体部54に一対の案内部60(図8及び図10において一方のみを示す)が設けられ、各案内部60は、第2本体部54の端部(図9において右端部)両側部に設けられた突出部62をコ字状に折曲することにより構成され、この突出部62には内側(相互に対向する側)に開放された案内溝64が規定される。
この第1本体部52及び第2本体部54は、図8及び図10から理解されるように、第2本体部54の一対の案内部60の案内溝64に第1本体部52の両側部が移動自在となるように受け入れられ、このように装着した状態にて第1及び第2本体部52,54を相対的に離隔する方向(又は近接する方向)に移動させると、第1本体部52の両側部が第2本体部54側の一対の案内部60の案内溝64に沿って移動され、毛髪梳き本体部16Cの大きさ(換言すると、毛髪梳き部材40と皮革部材46との間隔)が大きくなる(又は小さくなる)ように調整することができる。また、この離隔する方向に大きく移動させると、第1本体部52側の一対の当接部56が第2本体部54側の一対の案内部60に当接し、これにより、第1及び第2本体部52,54が分離して外れるのを防止することができる。
尚、この実施形態では、第1本体部52に当接部56を設け、第2本体部54に案内部60を設けているが、これとは反対に、第1本体部52に案内部60を設け、第2本体部54に当接部56を設けるようにしてもよい。
以上、本発明に従う毛髪梳き具(これを備えたヘアアイロン)の各種実施形態について説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
2 ヘアアイロン
4,6 アーム
10,12 加熱アイロン部
14,14A,14B,14C 毛髪梳き具
16,16A,16B,16C 毛髪梳き本体部
28,32 切欠き
30,30A,30B,30C,34,34A,34B,34C 取付部
36 毛髪梳き部
38 毛髪冷却部
40 毛髪梳き部材
46 皮革部材
52 第1本体部
54 第2本体部

Claims (5)

  1. ヘアアイロンの加熱アイロン部に取り付けられる毛髪梳き本体部と、前記毛髪梳き本体部の一端部に設けられた毛髪梳き部と、前記毛髪梳き本体部の他端部に設けられた毛髪冷却部とを備え、前記毛髪梳き部は多数の柔軟な小突起部を有する毛髪梳き部材から構成され、前記毛髪冷却部は皮革部材から構成され、前記毛髪梳き部が前記加熱アイロン部の下流側に位置し、前記毛髪冷却部が前記加熱アイロン部の上流側に位置することを特徴とする毛髪梳き具。
  2. 前記毛髪梳き部は多数のJ字状の小突起部を有する毛髪梳き部材から構成され、前記毛髪冷却部は動物の皮革部材から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の毛髪梳き具。
  3. 前記毛髪梳き本体部の前記一端部には、一対の第1切欠き形成することにより第1取付部が設けられ、その他端部には、一対の第2切欠きを形成することにより第2取付部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の毛髪梳き具。
  4. 前記毛髪梳き本体部は、相互に近接及び離隔する方向に移動自在に装着された第1及び第2本体部から構成され、前記第1本体部の先端側に前記毛髪梳き部が設けられ、前記第2本体部の先端側に前記毛髪冷却部が設けられ、前記第1及び第2本体部を相対的に移動させることにより、前記毛髪梳き部と前記毛髪冷却部との間隔が調整されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪梳き具。
  5. 開閉自在に相互に連結された第1及び第2アームと、前記第1アームの先端部に設けられた第1加熱アイロン部と、前記第2アームの先端部に設けられた第2加熱アイロン部と、請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪梳き具とを備え、前記第1及び第2加熱アイロン部の少なくとも一方に前記毛髪梳き具が着脱自在に取り付けられ、前記毛髪梳き具が取り付けられた加熱アイロン部の上流側に前記毛髪梳き具の前記毛髪梳き部が位置し、前記加熱アイロン部の下流側に前記毛髪梳き具の前記毛髪冷却部が位置することを特徴とするヘアアイロン。



















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