JP2018166881A - シューズアッパーおよびシューズ - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の箇所に補強部材を配置可能でありながら、シューズの外観を制限することなく、かつ使用者に違和感を与え難いシューズアッパーおよび上記シューズアッパーを用いたシューズを提供する。【解決手段】シューズアッパー100は、無縫製編地から構成され底面部12と側面部14とを備える無縫製アッパー部10を少なくとも一部に有し、無縫製アッパー部10が、編み手段により連続する外側編地20および内側編地30から構成された多層構造を有し、外側編地20と内側編地30との間に補強部材40を挿入可能な開口50が無縫製アッパー部10の底面部12に設けられているとともに、無縫製アッパー部10の側面部14において外側編地20と内側編地30との間の所定の領域に補強部材40が配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、少なくとも側面部の所定の領域に補強部材を備えるシューズアッパーおよびシューズに関する。
一般的なシューズは、シューズアッパー(以下、単にアッパーともいう)の側面部の所定の箇所(たとえば、踵部またはつま先部)に補強部材が配置され、補強がなされている。たとえば、特許文献1には、アッパーを構成する布帛の外側表面につま先部および踵部の補強のための部材が固定されたシューズ(以下、従来技術1ともいう)が示されている(特許文献1図13参照)。
また特許文献2には、アッパー本体の踵部が使用者の踵の外周に沿う立体形状になるよう編成された編み物により構成されたシューズが開示されている。上記シューズの一態様として、アッパー本体の踵部が、使用者の踵を支持するカウンター(即ち、踵部分の補強部材)と、上記カウンターを挟んで使用者の踵側に設けられた内側踵部と、使用者の踵とは反対側に設けられた外側踵部とを備えるシューズ(以下、従来技術2ともいう)が提案されている。従来技術2における上記内側踵部と上記外側踵部とは、境界部を介して連続しており、当該内側踵部は、外側踵部の内部側に折り込まれていない状態で、つま先側に開口を有するフード状の形状をなしている(特許文献2図9参照)。上記開口は、踵部を構成する内側踵部のつま先側の端部に設けられており、開口端部は、シューズの踵部またはその近傍に存在する。従来技術2における踵部は、上記開口からカウンターが差し込まれて外側踵部の内側に当該カウンターが配置されるとともに、上記内側踵部が、外側踵部の内側に折り込まれることで、外側踵部と内側踵部との間にカウンターが配置されるよう構成される。
特表2014−514194号公報 特開2015−223348号公報
上述する従来技術1、2のシューズはそれぞれ以下の課題を有している。即ち、従来技術1は、補強部材がシューズアッパーの外側表面に設けられることで、シューズの外観が補強部材によって制限され、所望のデザインや外観を得られ難い場合がある。
一方、従来技術2に設けられるカウンターは、上記開口から外側踵部と内側踵部との間に差し込まれて配置されるため、シューズの外観に影響を与える虞はない。しかしながら、従来技術2は、アッパー本体の踵部を構成する内側踵部の開口端部がシューズの踵部またはその近傍(以下、「シューズの踵部またはその近傍」を「踵部近傍等」と総称する場合がある)に存在する。そのため、シューズの内側表面において、踵部近傍等に上記開口端部による段差が形成される。踵部近傍等は、特に足がシューズの内側表面に当たりやすい領域であるため、上記段差に足が接触し使用者が違和感をもつ虞がある。シューズの底面にインソールが配置されても、開口端部の側面部に位置する部分は、シューズの内側表面に段差となって露出し上記違和感を与える要因になる虞がある(特許文献2図7参照)。また従来技術2は、踵部以外の箇所に補強部材を配置することに対応する技術ではない。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものである。即ち、本発明は、所定の箇所に補強部材を配置可能でありながら、シューズの外観を制限することなく、かつ使用者に違和感を与え難いシューズアッパーおよび上記シューズアッパーを用いたシューズを提供するものである。
本発明のシューズアッパーは、無縫製編地から構成され底面部と側面部とを備える無縫製アッパー部を少なくとも一部に有し、前記無縫製アッパー部が、編み手段により連続する外側編地および内側編地から構成された多層構造を有し、前記外側編地と前記内側編地との間に前記補強部材を挿入可能な開口が前記無縫製アッパー部の前記底面部に設けられているとともに、前記無縫製アッパー部の前記側面部において前記外側編地と前記内側編地との間の所定の領域に前記補強部材が配置されていることを特徴とする。
本発明のシューズは、本発明のシューズアッパーと、インソールと、を備えることを特徴とする。
本発明のシューズアッパーは、シューズの外観に制限を与えることなく所定の箇所に補強部材が配置されるとともに、当該補強部材を挿入するための開口が、シューズアッパーを構成する無縫製アッパー部の底面部に設けられているため、使用者の足(特には足の側面部)に開口端部が接触して違和感を与えることが防止されている。
また本発明のシューズは、本発明のシューズアッパーと、インソールと、を備え、シューズアッパーを構成する無縫製アッパー部の底面部に設けられた開口が上記インソールで被覆可能に構成されている。そのため、本発明のシューズは、外観のデザインを制限されることなく補強部材を有し、かつ、補強部材を挿入するための開口が使用者の足に接触して違和感を与えることが防止されており履き心地が良い。
本発明の第一実施形態にかかるシューズの一例を示す斜視図である。 図1に示すシューズのII−II断面図である。 第一実施形態におけるシューズアッパーを説明するための説明図であり、(3a)は無縫製アッパー部に補強部材が配置される前の状態を示し、(3b)は無縫製アッパー部に補強部材が配置された状態を示し、(3c)は第一実施形態におけるシューズアッパーを示す。 (4a)は、本発明の第二実施形態における無縫製アッパー部の斜視図であり、(4b)は、第二実施形態にかかるシューズアッパーの分解図である。 (5a)は、本発明の第三実施形態における無縫製アッパー部の斜視図であり、(5b)は、第三実施形態にかかるシューズアッパーの分解図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。
本発明または本明細書において、シューズとは、外履きおよび室内履きを含む履物を意味し、シューズアッパーを備え足に着用されるものの総称を指す。本発明に関し、シューズアッパーとは、足の甲部分を覆う側面部を少なくとも有するシューズの構成部材を意味する。また、シューズまたはシューズアッパーにおいて、底面部とは使用時に床または地面側に配置される部分を意味し、側面部とは底面部以外の部分を意味する。シューズまたはシューズアッパーの内側とは、使用時に使用者の足側に面する側を指し、外側とは、使用時に使用者の足とは反対側に位置する側を指す。また、本明細書において特に断りなく上下方向または前後方向をいう場合には、シューズまたはシューズアッパーを使用の状態で床面に置いた際の上下方向を意味する。
<第一実施形態>
以下に、本発明の洗浄具の第一実施形態について図1から図3を用いて説明する。図1は、本発明の第一実施形態にかかるシューズ200の一例を示す斜視図である。図2は、図1に示すシューズ200のII−II断面図である。図3aから図3cは、第一実施形態におけるシューズアッパー100(以下、単にアッパー100ともいう)を説明するための説明図であり、図3aは無縫製アッパー部10に補強部材40が配置される前の状態を示し、図3bは無縫製アッパー部10に補強部材40が配置された状態を示し、図3cは第一実施形態におけるアッパー100を示す。
図1に示すとおり、第一実施形態のシューズ200は、アッパー100と、インソール210と、を備える。またシューズ200は、アッパー100の底面部を介してインソール210とは反対側に、アウトソール220が配置されている。シューズ200は、所定の箇所を補強するための補強部材40が設けられている。本実施形態では補強部材40として、踵部を補強する踵部補強部材40Aおよびつま先部を補強するつま先部補強部材40Bを備える。
アッパー100は、無縫製アッパー部10を少なくとも一部に有している。無縫製アッパー部10は、無縫製編地から構成され、図2に示すとおり、底面部12と側面部14とを備える。無縫製アッパー部10は、外側編地20および内側編地30から構成された多層構造である。本実施形態では、具体的には二重構造の無縫製アッパー部10について説明する。外側編地20および内側編地30は、編み手段により連続している。
アッパー100に設けられた無縫製アッパー部10は、底面部12において外側編地20と内側編地30との間に補強部材40を挿入可能な開口50が設けられているとともに、側面部14において外側編地20と内側編地30との間の所定の領域に補強部材40が配置されている。かかる構成により、補強部材40は、アッパー100の外側から目に触れることがなく、そのためシューズ200は、外観に制限が与えられる虞がなく、補強部材40を有する。
またアッパー100は、開口50が無縫製アッパー部10の底面部12に設けられているため、開口50の端部(外縁)により生じる段差54(図2参照)が、使用者の足(特には足の側面部)に接触して違和感を与えることが防止されている。特に、アッパー100がインソール210を備えるシューズ200に用いられた場合、開口50は上からインソール210により覆われる。そのため、シューズ200は、使用者の足裏に対し、開口50の存在を感知させ難く、良好な履き心地を提供することができる。
また無縫製アッパー部10は、編み手段で一体的に構成されているため、複数のパーツを縫製により繋ぎ合わされて所定形状に構成された態様のように、縫製部分に足が接触することで使用者が違和感を持つといった課題を有しない。したがって、アッパー100およびこれを備えるシューズ200は、少なくとも無縫製アッパー部10において使用者に良好な履き心地を提供することができる。また無縫製アッパー部10は、編み手段で一体的に構成されているため、各パーツの裁断工程および各パーツの縫合工程を要しないため、製造容易な構造である。
次に、第一実施形態におけるアッパー100の詳細について説明する。本実施形態におけるアッパー100は、図1に示すとおり、多層構造を有する無縫製アッパー部10により全周が構成されている。即ち、アッパー100自体が、無縫製編地により構成されている。そのため、アッパー100の内側表面は、アッパー100を構成する複数のパーツを縫い合わせた縫合部を有さず、当該縫合部が足と接触することで生じる違和感を使用者に与えることなく良好な履き心地を提供する。また本実施形態のアッパー100は、複数の異なる形状のパーツを裁断し、これらを縫合して立体的に作成される従来のアッパーに比べ、裁断および縫合の手間が省け、生産性が良い。
無縫製編地から構成される無縫製アッパー部10は、公知の編み手法で適宜作成することが可能である。たとえば横編機を用いることで、外側編地20と内側編地30とを連続して一体的に編み上げることが可能である。WO2013/108506には、前後一対の針床を備える横編機で無縫製に編成されたフットウエアが開示されている。また市販の横編機としては、SWG−N2 Series(株式会社島精機製作所製)などを用いて、無縫製アッパー部10を作成することができる。尚、無縫製アッパー部10は、これ自体の立体的な構成が縫製部を有さず編地により一体的に構成されたものであり、複数のパーツが縫製により繋ぎ合わされ所定形状に構成されたものと区別される。ただし、無縫製アッパー部10に他のパーツが縫い付けられ、あるいはデザインが施される等、必要に応じで無縫製アッパー部10に縫製部が設けることを本発明は排除するものではない。
無縫製アッパー部10は、編糸を用いて作成された編地から構成されている。編糸の種類または編糸を構成する部材は特に限定されないが、例えばポリエステル系材料またはナイロン等から構成される編糸が挙げられる。編糸の構成は、モノフィラメントであってもマルチフィラメントであってもよい。
たとえば、無縫製アッパー部10は、外側編地20または内側編地30の少なくともいずれか一方に、熱融着糸を含むよう編成することもできる。熱融着糸を含む無縫製アッパー部10に対し熱処理を行うことによって、外側編地20と内側編地30との接合性または外側編地20若しくは内側編地30と任意の他の部材との接合性を高めることができる。熱融着糸は、無縫製アッパー部10を構成する他の糸よりも融点が低いものであればよく、公知の熱融着糸から適宜選択される。たとえば、市販品の熱融着糸としては、商品名;DIAFLORA(東洋紡績株式会社の商標)を挙げることができるが、これに限定されない。また熱融着糸は、当該熱融着糸を構成する少なくとも一部分が、非熱融着糸よりも融点の低い部材で構成されたものであってもよい。このように部分的に融着可能な熱融着糸としては、たとえば長さ方向に連続する芯部と、当該芯部の表面を被覆する鞘部を有する鞘芯構造の糸であって、鞘部の融点が芯部の融点よりも低いものが挙げられる。上記鞘芯構造の糸を用い、鞘部が融解するとともに、芯部が融解しない温度で熱処理を行うことで、外側編地20または内側編地30の少なくとも一方の接合性を高めることができる。
熱融着糸と非熱融着糸とを用いて無縫製アッパー部10を編成する場合、プレーティング編(添え糸編み)を実施することが好ましい。プレーティング編とは、編み手段の1つの手法であって、編糸を2本用い、第一の糸と第二の糸を表裏に編み分ける手法をいう。一般には、地糸が表側に、添え糸が裏側に表れる。例えば、熱融着糸と非熱融着糸を用い、プレーティング編を実施して外側編地20または内側編地30の少なくとも一方を編成した場合、編地の一方側の面に他方側の面よりも多く熱融着糸を露出させるとともに、非熱融着糸により無縫製アッパー部10の骨格形状を良好に保持することができる。
例えば、熱融着糸と非熱融着糸とを用い、外側編地20の外側面において熱融着糸が多く露出するよう編成することで、外側編地20と、アウトソール220等のシューズ200の外面側に設けられる任意の部材とを接合させる際に、両者の接着性を高めることが可能である。また、熱融着糸と非熱融着糸とを用い、外側編地20または内側編地30の少なくとも一方の対向面S(図2参照)において熱融着糸が多く露出するよう編成することで、熱処理により、外側編地20と内側編地30とを良好に接合させることができる。また、熱融着糸と非熱融着糸とを用い、内側編地30の内側面(即ち使用者の足に対向する面)において熱融着糸が多く露出するよう編成することで、熱処理により、内側編地30と、インソール210とを良好に接合させることが可能である。インソール210と内側編地30との接合性の向上の観点からは、熱融着糸は、内側編地30の上記内側面であって、インソール210と対向する領域にのみ配置されることが好ましい。熱処理により硬化した熱融着糸が、シューズ200の内側側面において足に直接接触することを回避し、良好な履き心地を維持するためである。尚、対向面Sとは、外側編地20と内側編地30とが互いに向かい合う面を指す。
外側編地20と内側編地30との間に補強部材40が配置される本実施形態において、外側編地20または内側編地30の少なくともいずれか一方に、熱融着糸および非熱融着糸を含ませ、かつ外側編地20と内側編地30とが互いに対向する対向面S(図2参照)において、上記熱融着糸の露出面積が、非熱融着糸の露出面積より大きくなるよう調整することが好ましい。これにより、図2に示すとおり、少なくとも補強部材40の周囲において外側編地20と内側編地30とが融着してなる融着部16が形成され、補強部材40が所定の箇所に配置固定されるからである。換言すると、補強部材40の周囲に外側編地20と内側編地30とが融着してなる融着部16を形成することにより、補強部材40を所定位置にて安定に配置させることができる。
外側編地20および内側編地30を有する無縫製アッパー部10は、直接または間接に外側編地20と内側編地30との間に補強部材40が配置され、外観上、補強部材40が視認されないことが肝要である。したがって本実施形態は、外側編地20および内側編地30からなる二重構造を示すが、図示省略する変形例として、無縫製アッパー部10は、外側編地20と内側編地30の間に任意の中間編地を有し、三重構造以上の多層構造であって、外側編地20と上記中間編地との間、または上記中間編地と内側編地30との間、または第一の中間編地と第二の中間編地との間に補強部材40が配置されてもよい。
外側編地20および内側編地30は、それぞれ同じ糸で編成されてもよいし、異なる糸で編成されてもよい。または外側編地20において部分的に使用する糸を変えてもよいし、同様に内側編地30において部分的に使用する糸を変えてもよい。
無縫製アッパー部10は、図2に示すとおり底面部12と側面部14を備える。底面部12は、外側編地20の底面部からなる外側底面部12Aと、内側編地30の底面部からなら内側底面部12Bとから構成されている。側面部14は、外側編地20の側面部からなる外側側面部14Aと、内側編地30の側面部からなら内側側面部14Bとから構成されている。補強部材40は、少なくとも外側側面部14Aと内側側面部14Bとの間の所定の領域に配置されている。図示省略するが、補強部材40は、側面部14から底面部12の適当な位置まで延在していてもよい。
以下に本実施形態におけるシューズアッパー100の作成工程の例を説明する。まず、横編機により、境界25を介して外側編地20と内側編地30とが連続する袋状の編物である無縫製アッパー部10を作成する(図3a参照)。外側編地20と内側編地30とは境界25において編み手段により連続し一体的に構成される。本実施形態では、外側編地20における外側底面部12Aに開口50が形成されている。開口50は、図示省略する横編機で無縫製アッパー部10を編成する際に設計され形成された開口であってもよいし、横編機により編成された後に、底面部14の所定の領域を切り取るなどして開けられた開口であってもよい。
次に、図3aおよび図3bに示すように、補強部材40を開口50から、無縫製アッパー部10の内部に挿入する。そして開口50から挿入された補強部材40を、外側編地20の外側側面部14Aに沿って所望の箇所に配置する。その後に、内側編地30を反転させつつ境界25の箇所で折り返して、外側編地20の内側に沿って内側編地30を配置することで、無縫製アッパー部10が形成される。その後に、適宜、無縫製アッパー部10に図示省略する足型が挿入され、熱処理されることでシューズ200に適した形状に整えられシューズアッパー100が構成される。上記熱処理の際に、上述する熱融着糸を溶解させるための熱処理を同時に行ってもよい。
以上に説明するシューズアッパー100の作成工程は一例に過ぎず、本発明を何ら限定するものではない。たとえば、内側編地30を反転させて外側編地20の内側に沿わせて二重構造とした後に、開口50から補強部材40を挿入することもできる。
無縫製アッパー部10において補強部材40が配置される領域は、使用者が使用した際に補強されることが望ましい任意の領域である。本実施形態では、無縫製アッパー部10における補強部材40として、アッパー100の踵部に配置された踵部補強部材40Aを有している。シューズ200において、踵部は、使用者の歩行等に伴い、足が接触して力がかかり易く、特に補強を要する領域の1つである。本実施形態のアッパー100であれば、シューズ200の外観を制限せず、かつ良好な履き心地を維持しつつ、踵部を補強できる。
また補強部材40として、踵部補強部材40Aと組み合わせて、あるいは踵部補強部材40Aの替りに、図1、3に示すとおりつま先部を補強するつま先部補強部材40Bを配置してもよい。また図示省略するが、踵部とつま先部との間に中間部において中間部補強部材を配置してもよい。
補強部材40は、シューズ200において補強を要する所定の箇所に配置され、使用者の足の保護またはシューズ200の形状保持等を図る部材である。踵部補強部材40Aは、芯材、またはカウンター等と呼ばれるものを含む。またつま先部補強部材40Bは、芯材、先芯、またはボックストゥ等と呼ばれるものを含む。補強部材40を構成する材料は特に限定されないが、たとえば、なめし革、天然皮革、レザーボード、パルプボード、樹脂部材、またはゴム等が好ましく選択される。
無縫製アッパー部10において、補強部材40の外周の少なくとも一部にホットメルト層(図示省略)が設けられており、ホットメルト層を介して補強部材40と、外側編地20または内側編地30の少なくともいずれか一方が接着されていてもよい。これによって、外側編地20と内側編地30との間に配置された補強部材40の配置安定性を向上させることができる。上記ホットメルト層とは、公知のホットメルト部材を補強部材40の外周に塗布してなる層であり、シューズ200形成時の熱処理温度程度で熱融解する部材によりなる層である。
開口50は、無縫製アッパー部10の底面部12を上下方向に貫通する位置に形成される。したがって開口50の端部(外縁)は底面部12に位置する。そのため、開口50の端部が使用者の足の側面に当接することがない。また無縫製アッパー部10を備えるアッパー100をシューズ200に用いた場合には、インソール210により上面側から開口50が覆われるため、使用者の足の底面に開口50の端部が当接することがない。
本実施形態では、開口50は、外側編地20(外側底面部12A)に設けられている。そのため、外側編地20および内側編地30とで二重構造を構成した場合、開口50は、内側編地30の内側底面部12Bに覆われる。かかる構成によれば、使用者の足裏に対し開口50の端部に形成された段差54が接触する感触を低減させることができる。したがって、インソール210が薄い場合であっても、使用者に段差54に足裏が当接した際の違和感を与え難い。またインソール210を繰り替えし着脱可能なタイプのシューズ200において、インソール210を取り外した際、開口50は、内側底面部12Bに覆われているため露出しない。そのためインソール210を取り外してシューズ200を洗う場合などに開口50の端部がめくれるなどの不具合が発生する虞がない。
ただし、本発明は、底面部12において形成される開口50の形成位置を外側底面部12Aに限定するものではない。本発明は、他の態様として、内側底面部12Bに開口が設けられた態様、または上下方向において外側底面部12Aおよび内側底面部12Bを連続して貫通する開口が設けられた態様を包含する。
ところで、インソール210は、踵部の厚みが、それ以外の領域の厚み以上であることが一般的である。そのため、開口50が踵部に設けられた本実施形態のシューズ200は、インソール210を介して使用者の足裏に開口50の感触を伝達させ難いという点で有利である。
開口50は、外側編地20と内側編地30との間に補強部材40を挿入可能であればよく、面積は特に限定されない。尚、補強部材40を挿入可能とは、開口50の輪郭を実質的に変形させないで補強部材40を挿入する場合だけでなく、開口50を押し広げて補強部材40を挿入する場合も含める。製造容易の観点からは、開口50の面積は、保護部材40を挿入可能な範囲でできる限り小さい面積とすることが好ましい。編地に設けられた開口50の外縁は、一方方向に丸まった状態になり易く、シューズ200形成時の熱処理時に、その丸まった外縁をシューズ200の外形に沿った状態に改善する手間を抑えるためである。また、アウトソール220とインソール210との間に、無縫製アッパー部10の底面部12をしっかりと挟み込むことができる。本発明における開口50は、補強部材40を挿入可能な範囲において、図3aに示すとおり、所定面積を含む孔だけではなく、外側編地20または内側編地30の少なくとも一方の底面部に設けられた切込みを含む。
尚、本実施形態では、アウトソール220を有する態様を例にシューズ200を説明したが、アウトソール220を設けない態様を本発明は包含する。例えばアウトソール220を設けない場合には、開口50を覆う被覆部(図示省略)を無縫製アッパー部10の底面部外側の少なくとも一部に設けてもよい。
<第二実施形態>
以下に、本発明の第二実施形態であるシューズアッパー300(以下、単にアッパー300ともいう)について図4を用いて説明する。図4aは、本発明の第二実施形態における無縫製アッパー部10の斜視図であり、内側編地30が外側編地20に重ねられる前の状態を示している。図4bは、第二実施形態にかかるシューズアッパー300の分解図である。第二実施形態で、アッパー300の一部が、多層構造を有する無縫製アッパー部10により構成された態様について説明する。
図4aに示すとおり、本実施形態における無縫製アッパー部10は、踵部補強部材40Aが配置された踵部を含み、当該踵部からつま先方向に向けて、アッパー300の中間部にて終端している。外側編地20の上記終端は開口し外側開口端22をなしており、また内側編地30の上記終端は開口し内側開口端32をなしている。図4bに示すとおり、アッパー300は、アッパー300の一部を構成する無縫製アッパー部10と、他の部分を構成する任意のパート(つま先パート120)を有する。つま先パート120は、足のつま先が収容されるつま先部を含み、つま先部から踵方向に向けて延在し、アッパー300の中間部で終端している。当該終端は、開口し、つま先パート開口端122をなしている。
図4a、4bに示すように、本実施形態の無縫製アッパー部10は、内側編地30を反転させ境界25で折り返して外側編地20の内部に沿わせて二重構造となるよう構成される。二重構造をなした無縫製アッパー部10において、外側開口端22および内側開口端32は内外方向に略重なり無縫製アッパー部10の開口端18をなす。開口端18と、つま先パート開口端122とを縫製等することによって、シューズアッパー300が構成される。このように、踵部を含む部分的な無縫製アッパー部10が設けられたシューズアッパー300は、無縫製アッパー部10において、シューズの外観を制限することなく、補強部材40(踵部補強部材40A)を設けることができる。シューズアッパー300において、開口端18の前後方向の位置は、シューズのデザインを考慮し、または使用者の足の側面に当たり難い領域になるよう適宜調整することができる。
本実施形態における無縫製アッパー部10は、外側編地20に開口50が設けられるとともに、内側編地30にも開口52が設けられている。内側編地30を反転させて境界25で折り返し外側編地20の内側面に沿わせた際、開口50と開口52とが重複し、上下方向に連続する開口60を構成する。無縫製アッパー部10の底面部12において、開口60を備える本実施態様によれば、補強部材40を開口50または開口52のいずれから挿入することもできる。また、シューズの踵部に、薄厚みの衝撃吸収部材(図示省略)を配置したい場合に、当該衝撃吸収部材を、開口60を貫通させて配置させることができる。
<第三実施形態>
以下に、本発明の第三実施形態であるシューズアッパー400(以下、単にアッパー400ともいう)について図5を用いて説明する。第三実施形態では、アッパー400の一部が、多層構造を有する無縫製アッパー部10により構成された態様について説明する。
図5aは、本発明の第三実施形態における無縫製アッパー部10の斜視図であり、内側編地30が外側編地20に重ねられる前の状態を示している。図5bは、第三実施形態にかかるシューズアッパー400の分解図である。
図5aに示すとおり、本実施形態における無縫製アッパー部10は、つま先部補強部材40Bが配置されたつま先部を含み、当該つま先部から踵方向に向けて、アッパー400の中間部にて終端している。外側編地20の上記終端および内側編地30の上記終端は、境界25により編成され連続しており、閉口している。例えば無縫製アッパー部10は、開口50より補強部材40(つま先部補強部材40B)が外側編地20の内部に挿入されるとともに、内側編地30が反転されて境界25で折り返されることで、内側編地30が外側編地20の内側に配置され二重構造をなす。
図5bに示すとおり、アッパー400は、アッパー400の一部を構成する無縫製アッパー部10と、その他の部分を構成する任意のパーツ(踵パーツ130)とを備えて構成されている。踵パーツ130は、足の踵が収容される踵部を含み、当該踵部からつま先方向に向けて延在し、アッパー400の中間部で終端している。当該終端は、開口し、踵パーツ開口端132をなしている。踵パーツ開口端132と、上述する無縫製アッパー部10の境界25とを縫製等することによって、シューズアッパー400が構成される。
以上に説明する実施形態は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜、設計を変更し、また任意の部材を追加してシューズアッパーまたはシューズを構成することができる。たとえば、第二実施形態および第三実施形態として、シューズアッパーの一部を構成する無縫製アッパーと、任意の部材(踵パートまたはつま先パート等)とを縫合してシューズアッパーを構成する態様を示した。かかる態様において、上記任意の部材は、1つの部材から構成されたものであってもよいし、複数のパーツを縫製するなどして一体的に構成されたものであってもよい。
上記実施形態は、以下の技術思想を包含するものである。
(1)無縫製編地から構成され底面部と側面部とを備える無縫製アッパー部を少なくとも一部に有し、
前記無縫製アッパー部が、編み手段により連続する外側編地および内側編地から構成された多層構造を有し、
前記外側編地と前記内側編地との間に前記補強部材を挿入可能な開口が前記無縫製アッパー部の前記底面部に設けられているとともに、
前記無縫製アッパー部の前記側面部において前記外側編地と前記内側編地との間の所定の領域に前記補強部材が配置されていることを特徴とするシューズアッパー。
(2)前記補強部材が、シューズアッパーの踵部に配置された踵部補強部材を含む上記(1)に記載のシューズアッパー。
(3)前記外側編地または前記内側編地の少なくともいずれか一方は、熱融着糸を含む上記(1)または2に記載のシューズアッパー。
(4)前記外側編地または前記内側編地の少なくともいずれか一方は、熱融着糸および非熱融着糸を含み、
前記外側編地と前記内側編地とが互いに対向する対向面において、前記熱融着糸の露出面積が、前記非熱融着糸の露出面積より大きく、
前記補強部材の周囲において前記外側編地と前記内側編地とが溶着し、前記補強部材が所定の箇所に配置固定されている上記(1)から(3)のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
(5)前記補強部材の外周の少なくとも一部にホットメルト層が設けられており、
前記ホットメルト層を介して前記補強部材と、前記外側編地または前記内側編地の少なくともいずれか一方が接着されている上記(1)から(4)のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
(6)前記多層構造を有する前記無縫製アッパー部により全周が構成された上記(1)から(5)のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
(7)前記開口が、前記外側編地に設けられている上記(1)から(6)のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
(8)前記開口が、前記踵部に設けられている上記(1)から(7)のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
(9)上記(1)から(8)のいずれか一項に記載のシューズアッパーと、インソールと、を備えることを特徴とするシューズ。
10・・・無縫製アッパー部
12・・・底面部
12A・・・外側底面部
12B・・・内側底面部
14・・・側面部
14A・・・外側側面部
14B・・・内側側面部
16・・・融着部
18・・・開口端
20・・・外側編地
22・・・外側開口端
25・・・境界
30・・・内側編地
32・・・内側開口端
40・・・補強部材
40A・・・踵部補強部材
40B・・・つま先部補強部材
50、52、60・・・開口
54・・・段差
100、300、400・・・シューズアッパー
120・・・つま先パート
122・・・つま先パート開口端
130・・・踵パート
132・・・踵パート開口端
200・・・シューズ
210・・・インソール
220・・・アウトソール
S・・・対向面

Claims (9)

  1. 無縫製編地から構成され底面部と側面部とを備える無縫製アッパー部を少なくとも一部に有し、
    前記無縫製アッパー部が、編み手段により連続する外側編地および内側編地から構成された多層構造を有し、
    前記外側編地と前記内側編地との間に前記補強部材を挿入可能な開口が前記無縫製アッパー部の前記底面部に設けられているとともに、
    前記無縫製アッパー部の前記側面部において前記外側編地と前記内側編地との間の所定の領域に前記補強部材が配置されていることを特徴とするシューズアッパー。
  2. 前記補強部材が、シューズアッパーの踵部に配置された踵部補強部材を含む請求項1に記載のシューズアッパー。
  3. 前記外側編地または前記内側編地の少なくともいずれか一方は、熱融着糸を含む請求項1または2に記載のシューズアッパー。
  4. 前記外側編地または前記内側編地の少なくともいずれか一方は、熱融着糸および非熱融着糸を含み、
    前記外側編地と前記内側編地とが互いに対向する対向面において、前記熱融着糸の露出面積が、前記非熱融着糸の露出面積より大きく、
    前記補強部材の周囲において前記外側編地と前記内側編地とが溶着し、前記補強部材が所定の箇所に配置固定されている請求項1から3のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
  5. 前記補強部材の外周の少なくとも一部にホットメルト層が設けられており、
    前記ホットメルト層を介して前記補強部材と、前記外側編地または前記内側編地の少なくともいずれか一方が接着されている請求項1から4のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
  6. 前記多層構造を有する前記無縫製アッパー部により全周が構成された請求項1から5のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
  7. 前記開口が、前記外側編地に設けられている請求項1から6のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
  8. 前記開口が、前記踵部に設けられている請求項1から7のいずれか一項に記載のシューズアッパー。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のシューズアッパーと、インソールと、を備えることを特徴とするシューズ。
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