JP2018166253A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】環境に左右されずに可視光通信用の情報光源を捉えることができるようにする。
【解決手段】位置座標設定部136は、画像におけるLEDの画像領域の座標としての位置座標を設定する。画像領域判断部138は、位置座標に所定の輝度値を有する画像領域が存在するか否かを判定する。位置座標に所定の輝度値を有する画像領域が存在しない場合には、画像領域判断部138は、位置座標の画像領域が白飛び又は黒つぶれしているか否かを判定し、露光制御部134は、白飛びしている場合には位置座標の画像領域の輝度値が所定の輝度値となるまで露光時間を1段階ずつ短く設定し、黒つぶれしている場合には位置座標の画像領域の輝度値が所定の輝度値となるまで露光時間を1段階ずつ長く設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来より、可視光通信技術を利用し、カメラが施設の各所に設置された可視光通信にて情報を送信するマーカー等の光源(情報光源)を撮影し、取得した画像を情報に復号する技術が考えられている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−147527号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、明暗差が大きい環境下では、白飛びや黒つぶれ等が原因で情報光源の変調(変化)を満足に捉えることができないという問題がある。
本願発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、環境に左右されずに可視光通信用の情報光源を捉えることができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、
所定の露光時間で撮影された画像を入力する画像入力手段と、
前記画像入力手段に入力された画像における、可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が認識可能となるように露光時間を調整するよう制御する露光制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、環境に左右されずに可視光通信用の情報光源を捉えることができる。
本発明の実施形態に係る可視光通信システムの構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。 同実施形態に係る露光時間の変化の概要を示す図である。 同実施形態に係る情報処理装置による露光時間設定処理の動作の一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る情報処理装置による露光時間設定処理の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理装置を説明する。
図1は、情報処理システムを含む可視光通信システムの構成を示す図である。図1に示すように、可視光通信システム1は、情報処理装置100と、監視対象装置200a、200b、200c(以下、監視対象装置200a、200b、200cのそれぞれを限定しない場合には、適宜「監視対象装置200」と称する)とを含んで構成される。情報処理装置100は、撮影部101を含む。監視対象装置200aは、LED(Light Emitting Diode)202aを含み、監視対象装置200bは、LED202bを含み、監視対象装置200cは、LED202cを含む(以下、LED202a、202b、202cのそれぞれを限定しない場合には、適宜「LED202」と称する)。
本実施形態において、監視対象装置200内のLED202が伝送対象の情報に対応する光を発することにより情報を送信する。一方、情報処理装置100では、撮影部101が撮影を行い、撮影により得られた画像に含まれる光の画像から伝送対象の情報を取得する。
図2は、情報処理装置100の構成の一例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置100は、撮影部101、制御部102、画像処理部104、メモリ105、操作部106、表示部107、通信部108を含む。
撮影部101は、レンズ103を含む。レンズ103は、ズームレンズ等により構成される。レンズ103は、操作部106からのズーム制御操作、及び、制御部102による合焦制御により移動する。レンズ103の移動によって撮影部101が撮影する撮影画角や光学像が制御される。
撮影部101は、受光面に規則的に二次元配列された複数の受光素子により構成される。受光素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮影デバイスである。撮影部101は、所定の撮影周期(例えば、LED202の発光周期の2倍の撮影周期)で、レンズ103を介して入光された光学像を、制御部102からの制御信号に基づいて所定範囲の撮影画角で所定の露光時間で撮影(受光)し、その撮影画角内の画像信号をデジタルデータに変換して画像のフレームを生成する。また、撮影部101は、撮影とフレームの生成とを時間的に連続して行い、連続するフレームを画像処理部104に出力する。
画像処理部104は、制御部102からの制御信号に基づいて、撮影部101から出力されたフレーム(デジタルデータ)を制御部102へ出力する。また、画像処理部104は、操作部106からの記憶指示操作に基づく制御信号が入力されると、記憶指示された時点の撮影部101における撮影画角内、あるいは、表示部107に表示される表示範囲内の光学像を、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の圧縮符号化方式にて符号化、ファイル化する機能を有する。
制御部102は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成される。制御部102は、メモリ105に記憶されたプログラム(例えば、後述する図5、6に示す情報処理装置100の動作を実現するためのプログラム)に従ってソフトウェア処理を実行することにより、情報処理装置100が具備する各種機能を制御する。
メモリ105は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)である。メモリ105は、情報処理装置100における制御等に用いられる各種情報(プログラム等)を記憶する。
操作部106は、例えば、表示部107の上面に形成されたタッチパネルであり、ユーザの操作内容を入力するために用いられるインタフェースである。表示部107は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等によって構成される。表示部107は、制御部102から出力された画像信号に従って画像を表示する。この際、制御部102は、撮影部101から出力されたフレームに対応する画像信号を表示部107へ出力する。通信部108は、例えばLANカードである。通信部108は、外部の通信装置との間で通信を行う。
制御部102には、露光制御部134、位置座標設定部136、画像領域判断部138、撮影制御部140が構成される。
位置座標設定部136は、表示部107に画像が表示されている状態において、利用者が操作部106を操作することによって、画像に対応するフレームを座標平面とする座標が選択された場合、当該座標を、可視光通信にて情報を送信する光源であるLED202の画像領域の座標(位置座標)として設定する。ここで、位置座標設定部136は、複数の座標が選択された場合には、それぞれの座標を位置座標として設定する。
画像領域判断部138は、画像処理部104からの画像のフレームにおける、位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在するか否かを判定する。所定の輝度値を有する画像領域とは、LED202の画像領域を意味する。ここで、画像領域判断部138は、位置座標に対応する画素の各値のうち、輝度値(明度値)を認識し、当該輝度値が所定の輝度値であるか否かを判定する。ここで、判定に用いられる所定の輝度値とは、予め定められた下限と上限との間の所定範囲(妥当輝度範囲)である。画像領域判断部138は、所定の輝度値である場合には、位置座標に所定の輝度値を有する画像領域が存在すると判定する。
位置座標に所定の輝度値を有する画像領域が存在する場合、露光制御部134は、現時点で設定されている露光時間の情報をメモリ105に記憶させる。その後の撮影部101による撮影においては、メモリ105に記憶された露光時間が設定される。
また、露光制御部134は、位置座標の画像領域の輝度値が妥当輝度範囲よりも大きい場合には、位置座標の画像領域が白飛びしていると判断し、妥当輝度範囲よりも小さい場合には、位置座標の画像領域が黒つぶれしていると判断する。輝度値が妥当輝度範囲よりも大きい場合には、露光制御部134は、露光時間を現時点で設定されている露光時間よりも1段階短く設定する。一方、輝度値が妥当輝度範囲よりも小さい場合には、露光制御部134は、露光時間を現時点で設定されている露光時間よりも1段階長く設定する。
新たな露光時間が設定された後、撮影部101による撮影と画像入力が継続される。そして、再度、露光制御部134は、位置座標の画像領域の輝度値が妥当輝度範囲よりも大きい場合には、位置座標の画像領域が白飛びしていると判断し、妥当輝度範囲よりも小さい場合には、位置座標の画像領域が黒つぶれしていると判断する。輝度値が妥当輝度範囲よりも大きい場合には、露光制御部134は、露光時間を現時点で設定されている露光時間よりも1段階短く設定する。一方、輝度値が妥当輝度範囲よりも小さい場合には、露光制御部134は、露光時間を現時点で設定されている露光時間よりも1段階長く設定する。このような処理が、位置座標の画像領域の輝度値が妥当輝度範囲になるまで繰り返される。そして、位置座標の画像領域の輝度値が妥当輝度範囲になった場合には、露光制御部134は、現時点で設定されている露光時間の情報をメモリ105に記憶させる。
上述した画像領域判断部138及び露光制御部134の処理は、位置座標が複数存在する場合には、位置座標毎に行われる。そして、1又は複数の露光時間の情報が記憶されることになる。なお、露光制御部134により露光時間の設定が行われていない場合には、メモリ105には基準の露光時間の情報が記憶される。
露光時間が設定された後、撮影制御部140は、設定された露光時間で撮影するように撮影部101を制御する。露光時間が複数設定された場合には、撮影制御部140は、撮影部101の露光時間を、設定されている複数の露光時間で周期的に切り替えるように制御する。例えば、図3に示すように、3つの露光時間a、b、cが設定された場合には、撮影制御部140は、撮影部101の露光時間を、露光時間a、露光時間b、露光時間cの順で周期的に切り替えるように制御する。
また、制御部102は、時系列的に連続して取得される複数の画像のフレームにおいて、位置座標の色相値や輝度値に対応するビットデータ列を復号するよう制御し、伝送対象の情報を取得する。
次に、情報処理装置100の動作を説明する。図4及び図5は、情報処理装置100による露光時間設定処理の動作の一例を示すフローチャートである。
制御部102内の位置座標設定部136は、表示部107に画像が表示されている状態において、利用者が操作部106を操作することによって、画像に対応するフレームを座標平面とする座標が選択された場合、その操作に応じて、当該座標を位置座標として設定する(ステップS101)。ここでは、複数の位置座標が設定される。
次に、撮影制御部140は、利用者が操作部106を操作することによって、露光時間が設定された場合、設定された露光時間で撮影するように撮影部101を制御する。撮影部101は、撮影制御部140によって制御された露光時間で撮影を行い、画像のフレームを生成し、連続するフレームを画像処理部104に出力する。画像処理部104は、画像のフレームを制御部102へ出力し、制御部102は、当該画像のフレームを入力する(ステップS102)。
次に、画像領域判断部138は、画像処理部104からの画像のフレームにおける、ステップS101において設定された全ての位置座標に、所定の輝度値(妥当輝度範囲内の輝度値)を有する画像領域が存在するか否かを判定する(ステップS103)。
全ての位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在する場合(ステップS103;YES)、露光制御部134は、ステップS102において設定された露光時間の情報をメモリ105に記憶させる(ステップS104)。その後、撮影制御部140は、ステップS104においてメモリ105に記憶された露光時間で撮影するように撮影部101を制御する。撮影部101は、撮影制御部140によって制御された露光時間で撮影を行う(ステップS105)。
一方、位置座標の何れかに、所定の輝度値以外の画像領域が存在する場合(ステップS103;NO)、次に、画像領域判断部138は、何れかの位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在するか否かを判定する(ステップS106)。何れかの位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在する場合には(ステップS106;YES)、露光制御部134は、ステップS101において設定された露光時間の情報をメモリ105に記憶させる(ステップS107)。その後、図5に示す動作に移行する。また、何れの位置座標にも、所定の輝度値を有する画像領域が存在しない場合(ステップS106:NO)も、図5に示す動作に移行する。
図5に示すステップS111〜ステップS122の処理は、所定の輝度値を有しない画像領域毎に行われる。まず、画像領域判断部138は、位置座標の画像領域について白飛び又は黒つぶれしているか否かを判定する(ステップS111)。ここで、画像領域判断部138は、位置座標の画像領域の輝度値が妥当輝度範囲よりも大きい場合には、位置座標の画像領域が白飛びしていると判断し、妥当輝度範囲よりも小さい場合には、位置座標の画像領域が黒つぶれしていると判断する。
位置座標の画像領域が白飛び又は黒つぶれの何れでもない場合(ステップS111;何れでもない)、露光制御部134は、当該位置座標がエラーであることを示すエラー情報をメモリ105に記憶させる(ステップS112)。
また、位置座標の画像領域が黒つぶれである場合(ステップS111;黒つぶれ)、露光制御部134は、露光時間を現時点で設定されている露光時間よりも1段階長く設定する(ステップS113)。
次に、撮影制御部140は、ステップS113において設定された露光時間で撮影するように撮影部101を制御する。撮影部101は、撮影制御部140によって制御された露光時間で撮影を行い、画像のフレームを生成し、連続するフレームを画像処理部104に出力する。画像処理部104は、画像のフレームを制御部102へ出力し、制御部102は、当該画像のフレームを入力する(ステップS114)。
次に、画像領域判断部138は、画像処理部104からの画像のフレームにおける位置座標のうち、ステップS111において黒つぶれであると判定された位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在するか否かを判定する(ステップS115)。ステップS111において黒つぶれであると判定された位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在しない場合(ステップS115;NO)、露光制御部134は、露光時間を現時点で設定されている露光時間よりも更に1段階長く設定する(ステップS116)。その後は、ステップS114以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS111において黒つぶれであると判定された位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在する場合(ステップS115;YES)、露光制御部134は、現時点で設定されている露光時間(ステップS113又はステップS116で設定された露光時間)の情報をメモリ105に記憶させる(ステップS117)。
また、位置座標の画像領域が白飛びである場合(ステップS111;白飛び)、露光制御部134は、露光時間を現時点で設定されている露光時間よりも1段階短く設定する(ステップS118)。
次に、撮影制御部140は、ステップS118において設定された露光時間で撮影するように撮影部101を制御する。撮影部101は、撮影制御部140によって制御された露光時間で撮影を行い、画像のフレームを生成し、連続するフレームを画像処理部104に出力する。画像処理部104は、画像のフレームを制御部102へ出力し、制御部102は、当該画像のフレームを入力する(ステップS119)。
次に、画像領域判断部138は、画像処理部104からの画像のフレームにおける位置座標のうち、ステップS111において白飛びであると判定された位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在するか否かを判定する(ステップS120)。ステップS111において白飛びであると判定された位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在しない場合(ステップS120;NO)、露光制御部134は、露光時間を現時点で設定されている露光時間よりも更に1段階短く設定する(ステップS121)。その後は、ステップS114以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS111において白飛びであると判定された位置座標に、所定の輝度値を有する画像領域が存在する場合(ステップS120;YES)、露光制御部134は、現時点で設定されている露光時間(ステップS118又はステップS121で設定された露光時間)の情報をメモリ105に記憶させる(ステップS122)。
ステップS112、ステップS117、ステップS122の後、撮影制御部140は、メモリ105に記憶された露光時間で撮影するように撮影部101を制御する。撮影部101は、撮影制御部140によって制御された露光時間で撮影を行い、画像のフレームを生成し、連続するフレームを画像処理部104に出力する。画像処理部104は、画像のフレームを制御部102へ出力し、制御部102は、当該画像のフレームを入力する(ステップS123)。ここで、メモリ105に複数の露光時間の情報が記憶されている場合、撮影制御部140は、撮影部101の露光時間を、記憶されている複数の露光時間で周期的に切り替えるように制御する。また、ステップS104、ステップS107、ステップS117、ステップS122における露光時間の記憶が行われなかった場合には、撮影制御部140は、撮影部101の露光時間を、予めメモリ105に記憶されている基準の露光時間となるように制御する。
このように本実施形態の情報処理装置100では、制御部102内の位置座標設定部136は、画像におけるLED202の画像領域の座標としての位置座標を設定する。画像領域判断部138は、位置座標に所定の輝度値(妥当輝度範囲内の輝度値)を有する画像領域が存在するか否かを判定する。露光制御部134は、位置座標に所定の輝度値を有する画像領域が存在する場合には、現時点の露光時間をメモリ105に記憶させる。一方、位置座標に所定の輝度値を有する画像領域が存在しない場合には、画像領域判断部138は、位置座標の画像領域が白飛び又は黒つぶれしているか否かを判定する。更に、露光制御部134は、白飛びしている場合には位置座標の画像領域の輝度値が所定の輝度値となるまで露光時間を1段階ずつ短く設定し、黒つぶれしている場合には位置座標の画像領域の輝度値が所定の輝度値となるまで露光時間を1段階ずつ長く設定する。そして、露光制御部134は、位置座標の画像領域の輝度値が所定の輝度値となった場合に、現時点の露光時間をメモリ105に記憶させる。その後、撮影制御部140は、撮影部101の露光時間をメモリ105に記憶された露光時間に制御し、撮影部101による撮影が行われる。これにより、可視光通信にて情報を送信する光源であるLED202の画像領域を適切に認識可能となる。
また、位置座標設定部136が複数の位置座標を設定した場合には、画像領域判断部138は、位置座標毎に所定の輝度値を有する画像領域が存在するか否かを判定し、露光制御部134は、位置座標毎に露光時間を設定する。そして、撮影制御部140は、撮影部101の露光時間を、複数の露光時間で周期的に切り替えるように制御する。これにより、各LED202の設置場所の明暗差が大きい環境下においても、それぞれの環境下に適した露光時間に周期的に切り換えられるため、各LED202の画像領域を適切に認識可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態の説明及び図面によって限定されるものではなく、上記実施形態及び図面に適宜変更等を加えることは可能である。
例えば、上述した実施形態では、位置座標設定部136は、利用者による操作部106の操作に応じて、画像におけるLED202の画像領域の座標としての位置座標を設定した。しかし、これに限定されず、位置座標設定部136が自動的に設定してもよい。例えば、位置座標設定部136は、画像内の各画素のうち、所定値以上の輝度値を有する画素の座標や、所定の色相値を有する画素の座標、色相値が所定の周期で変化する画素の座標等を、位置座標と見なすようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、画像領域判断部138は、位置座標に所定の輝度値を有する画像領域が存在するか否かを判定したが、位置座標に所定の色相値を有する画像領域が存在するか否かを判定したり、位置座標に色相値が周期的に変化する画像領域が存在するか否かを判定するようにしてもよい。
また、情報処理装置100は、撮影部101が設けられて撮影が可能であれば、どのような装置でもよい。なお、撮影部101は情報処理装置100の外部に設けられていてもよい。
また、上記実施形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read - Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto - Optical Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するシステムを構成することとしてもよい。
また、プログラムをインターネット等のネットワーク上の所定の情報処理装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
なお、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
所定の露光時間で撮影された画像を入力する画像入力手段と、
前記画像入力手段に入力された画像における、可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が認識可能となるように露光時間を調整するよう制御する露光制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
撮影されるべき画像における前記可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域とみなされる位置座標を設定する設定手段と、
前記画像入力手段に入力された画像における前記設定手段によって設定された位置座標に、前記可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が存在するか否かを判断する判断手段と、
を更に備え、
前記露光制御手段は、前記判断手段により前記可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が存在すると判断された場合に、前記可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が認識可能となるように前記露光時間を調整するよう制御することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記設定手段によって設定された前記位置座標において情報光源からの光が受光可能になった場合に、前記露光制御手段によって調整された露光時間による撮影を逐次行うよう撮像手段を制御する撮影制御手段を更に備えることを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記露光制御手段は、複数の露光時間に調整可能であることを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記画像入力手段は、所定の条件により繰返し実行されることを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
情報処理装置において、
所定の露光時間で撮影された画像を入力する画像入力ステップと、
前記画像入力ステップにおいて入力された画像における、可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が認識可能となるように露光時間を調整するよう制御する露光制御ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
(付記7)
情報処理装置としてのコンピュータを、
所定の露光時間で撮影された画像を入力する画像入力手段、
前記画像入力手段に入力された画像における、可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が認識可能となるように露光時間を調整するよう制御する露光制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1…可視光通信システム、100…情報処理装置、101…撮影部、102…制御部、103…レンズ、104…画像処理部、105…メモリ、106…操作部、107…表示部、108…通信部、134…露光制御部、136…位置座標設定部、138…画像領域判断部、140…撮影制御部、200a、200b、200c…監視対象装置、202a、202b、202c…LED

Claims (7)

  1. 所定の露光時間で撮影された画像を入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段に入力された画像における、可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が認識可能となるように露光時間を調整するよう制御する露光制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 撮影されるべき画像における前記可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域とみなされる位置座標を設定する設定手段と、
    前記画像入力手段に入力された画像における前記設定手段によって設定された位置座標に、前記可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が存在するか否かを判断する判断手段と、
    を更に備え、
    前記露光制御手段は、前記判断手段により前記可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が存在すると判断された場合に、前記可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が認識可能となるように前記露光時間を調整するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定手段によって設定された前記位置座標において情報光源からの光が受光可能になった場合に、前記露光制御手段によって調整された露光時間による撮影を逐次行うよう撮像手段を制御する撮影制御手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記露光制御手段は、複数の露光時間に調整可能であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記画像入力手段は、所定の条件により繰返し実行されることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置において、
    所定の露光時間で撮影された画像を入力する画像入力ステップと、
    前記画像入力ステップにおいて入力された画像における、可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が認識可能となるように露光時間を調整するよう制御する露光制御ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 情報処理装置としてのコンピュータを、
    所定の露光時間で撮影された画像を入力する画像入力手段、
    前記画像入力手段に入力された画像における、可視光通信にて情報を送信する情報光源の画像領域が認識可能となるように露光時間を調整するよう制御する露光制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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