JP2017138927A - 画像処理装置、撮像装置およびそれらの制御方法、それらのプログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像装置およびそれらの制御方法、それらのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個々の被写体の形状に応じた、所望の陰影状態を有する画像を生成することが可能な画像処理装置を提供する。【解決手段】本発明に係る画像処理装置は、被写体を含んだ画像を取得する取得手段と、画像に適用する仮想光源を設定する設定手段と、仮想光源の方向と被写体表面における法線の方向とに基づいて得られる、被写体表面における陰影を、補正特性を用いて補正する補正手段と、補正された陰影を用いて、被写体の陰影状態を変更した画像を生成する生成手段と、を備える。ここで、補正特性は、所定の被写体表面における、仮想光源による光線の反射成分の補正量を示す。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、撮像装置およびそれらの制御方法、それらのプログラムに関する。
従来、写真撮影では、撮影時に補助照明やレフ板を用いて被写体に生じる光と影の領域を調節することにより、被写体の印象を所望のものに変化させることができる。一方、撮影後に、画像処理によって被写体の顔領域に陰影成分を付加することにより、被写体に生じる光と影の領域を調節する技術が知られている(特許文献1)。この技術を用いれば、絵画的な印象深い画像や立体感を強調した画像を得ることができる。
特開2012−105016号公報
しかしながら、特許文献1で開示された技術は、所定の方向からの光によって顔領域に生じる2次元状の陰影パターンを予め保持し、選択された陰影パターンを、撮影画像内の人物の輪郭や目鼻の位置に合わせて当てはめるものである。したがって、陰影の状態が所定の方向からの陰影パターンに限られ、個々の被写体の形状に応じた自然な陰影状態を得ることは困難である。
本発明は、上述の従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、個々の被写体の形状に応じた、所望の陰影状態を有する画像を生成することが可能な画像処理装置、撮像装置およびそれらの制御方法、それらのプログラムを提供することを目的とする。
この課題を解決するため、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、被写体を含んだ画像を取得する取得手段と、画像に適用する仮想光源を設定する設定手段と、仮想光源の方向と被写体表面における法線の方向とに基づいて得られる、被写体表面における陰影を、補正特性を用いて補正する補正手段と、補正された陰影を用いて、被写体の陰影状態を変更した画像を生成する生成手段と、を備え、補正特性は、所定の被写体表面における、仮想光源による光線の反射成分の補正量を示す、ことを特徴とする。
本発明によれば、個々の被写体の形状に応じた、所望の陰影状態を有する画像を生成することが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の一例としてのデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図 実施形態1に係る画像処理部の機能構成例を示すブロック図 実施形態1に係るリライティング処理部の機能構成例を示すブロック図 実施形態1に係るリライティングによる反射成分を説明する図 実施形態1に係る照明モードを説明する図 実施形態1のリライティングパラメータの決定処理に係る一連の動作を示すフローチャート 実施形態1に係る法線の補正例を説明する図 実施形態1に係る法線の補正特性を説明する図 実施形態1に係る、仮想光源の方向と法線の方向のなす角の補正特性、及び反射光量の補正特性を説明する図 実施形態1に係る、仮想光源の方向と法線の方向のなす角のヒストグラムを説明する図
(実施形態1)
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では画像処理装置の一例として、画像を撮影して被写体の陰影状態を変更可能な任意のデジタルカメラに本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、撮像が可能なデジタルカメラに限らず、撮影された画像を取得して被写体の陰影状態を変更可能な任意の機器にも適用可能である。これらの機器には、例えば携帯電話機、ゲーム機、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、時計型や眼鏡型の情報端末、車載機器や監視システム、医療機器などが含まれてよい。
(デジタルカメラ100の構成)
図1は、本実施形態の画像処理装置の一例としてデジタルカメラ100の機能構成例を示すブロック図である。なお、図1に示す機能ブロックの1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。従って、以下の説明において、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現されうる。
撮影光学系101はズームレンズ、フォーカスレンズ等のレンズ群を含む。シャッター102は絞り機能を備え、所定の時間の間、撮像部103に含まれる撮像素子を露光する。撮像部103は、光電変換素子を有する画素が複数、2次元状に配列された撮像素子を有し、撮影光学系101により結像された被写体光学像を電気信号に変換して画像信号を出力する。撮像素子はCCDやCMOSイメージセンサ等であってよい。A/D変換部104は、アナログ信号をデジタル信号(画像データ)に変換する回路である。
画像処理部105は、A/D変換部104から出力される画像データに対し、所定の各種画像処理を行う。メモリ制御部107は、制御回路を含み、後述するリライティング処理部114や顔検出部113等からの画像メモリ106に対する入出力を制御する。
D/A変換部108は、メモリ制御部107から読み出されたデジタル信号をアナログ信号に変換する回路であり、変換したアナログ信号を表示部109に出力する。表示部109はLCD等の表示装置を含み、撮影された画像データやデジタルカメラ100を操作するためのGUIを表示する。コーデック部110は、処理回路又は処理モジュールを含み、画像データを圧縮符号化すると共に、圧縮された画像データを復号する。
I/F111は、記録媒体112とのインタフェースを構成し、記録媒体との間の画像データの書き込みや読み込みを制御する。記録媒体112は、例えばメモリカードやハードディスク等の不揮発性の記録媒体を含み、撮影された画像データを記録する。
顔検出部113は、処理回路又は処理モジュールを含み、撮影された画像データを入力して画像内の人物の顔領域を検出する。リライティング処理部114は、撮影された画像データを入力して、後述するリライティング処理を行う。
システム制御部50は、例えば、CPU(又はMPU)を含み、不揮発性メモリ121に記憶されたプログラムをシステムメモリ122に展開、実行してデジタルカメラ100の各部を制御したり、各部の間で行われるデータ転送を制御したりする。また、システム制御部50は、ユーザからの操作を受け付ける操作部120からの操作信号に応じて、デジタルカメラ100の各部を制御する。
操作部120は、例えば、電源ボタン、静止画記録ボタン、動画記録開始、停止を指示するボタンなどの撮影に関連する各種操作を入力するスイッチ類を含む。また、操作部120は、メニュー表示ボタン、決定ボタン、その他カーソルキー、ポインティングデバイス、タッチパネル等を有し、ユーザによりこれらのキーやボタンが操作されるとシステム制御部50に操作信号を送信する。
不揮発性メモリ121は、プログラムやパラメータなどを格納する、例えばEEPROMなどの不揮発性メモリである。システムメモリ122は、揮発性メモリを含み、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ121から読みだしたプログラム等を一時的に記憶する。光源装置123は、例えばストロボを含む光を発生させる光源装置である。測距センサ124は、被写体とデジタルカメラ100との距離を測定するセンサを含み、上述した撮像素子の各画素に対応する被写体距離情報を2次元の距離マップ画像を生成して出力する。
次に、デジタルカメラ100において被写体を撮影する際の、基本的な動作について説明する。まず、撮像部103は、撮影光学系101及びシャッター102を介して入射した光線を光電変換し、アナログ画像信号としてA/D変換部104へ出力する。A/D変換部104は、撮像部103から入力された画像信号をデジタル画像信号(画像データ)に変換して画像処理部105に出力する。
画像処理部105は、A/D変換部104から入力された画像データ、又は、メモリ制御部107から入力された画像データに対して、所定の画像処理、例えばホワイトバランスなどの色変換処理、ガンマ処理、輪郭強調処理などを行う。また、画像処理部105では、顔検出部113による顔検出処理の結果や撮像した画像データを用いて、所定の評価値を算出する。そして、システム制御部50は得られた評価値に基づいて露光制御や測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理などが実現される。
画像処理部105から出力された画像データは、メモリ制御部107を介して画像メモリ106に格納される。画像メモリ106は、撮像部103から出力された画像データや、表示部109に表示するための画像データを記憶する。また、表示部109は、LCD等の表示装置に、D/A変換部108からの得られるアナログ信号に応じた表示を行う。コーデック部110は、画像メモリ106に記憶された画像データをJPEG、MPEGなどの規格に基づきそれぞれ圧縮符号化する。システム制御部50は符号化された画像データをI/F111を介して記録媒体112に記録する。
(画像処理部105の構成)
次に、図2を参照して、画像処理部105の機能構成例について詳細に説明する。
画像処理部105に入力された画像データは同時化処理部200に入力される。同時化処理部200は、入力されたベイヤーRGBの画像データに対して、同時化処理を行い、色信号R、G、Bをそれぞれ生成する。
WB増幅部201は、システム制御部50により算出されるホワイトバランスゲイン値に基づき、RGBの各色信号にゲインをかけ、ホワイトバランスを調整する。WB増幅部201が出力したRGB信号は、輝度色信号生成部202に入力される。輝度色信号生成部202は、RGB信号から輝度信号Yを生成し、生成した輝度信号Yを輪郭強調処理部203へ、色信号RGBを色変換処理部205へそれぞれ出力する。
輪郭強調処理部203は、輝度信号Yに対して輪郭強調処理を行って、輪郭(エッジともいう)の強調された画像データを輝度ガンマ処理部204へ出力する。輝度ガンマ処理部204は、輪郭の強調された輝度信号Yに対してガンマ補正を行って、輝度信号Yを例えば表示部109の表示特性に合わせて変換する。輝度ガンマ処理部204は、変換後の輝度信号Yを、画像処理部105の出力輝度信号として出力する。
色変換処理部205は、RGB信号に対するマトリクス演算などにより、所望のカラーバランスへ変換する。色ガンマ処理部206では、RGBの色信号に対してガンマ補正を行って、色信号を例えば表示部109の表示特性に合わせて変換する。色ガンマ処理部206は、変換後のRGBの色信号を色差信号生成部207に出力する。色差信号生成部207では、RGBの色信号から色差信号R−Y、B−Y信号を生成して、画像処理部105の出力色差信号として出力する。出力された画像信号Y、R−Y、B−Y信号は、画像メモリ106を介してコーデック部110に入力され、圧縮符号化されて記録媒体112に記録される。
また、色変換処理部205から出力されたRGBの色信号は、評価値取得部208にも入力される。評価値取得部208は、環境光源によって被写体に生じた陰影の状態を解析するための情報を算出する。評価値取得部208は、例えば被写体の平均輝度情報および顔領域の輝度ヒストグラム情報を陰影情報として算出し、算出された評価値は画像処理部105から出力される。
(リライティング処理部114の構成及び動作)
更に、図3を参照して、リライティング処理部114の構成及びその具体的な動作について説明する。なお、操作部120に対するユーザ操作によりリライティング処理が選択された場合、リライティング処理部114は、画像処理部105から出力された画像データに対して、後述する照明モードに応じた、仮想光源を用いたリライティング処理を行う。
RGB信号変換部301は、画像メモリ106から読み出された輝度・色差信号(Y、B−Y、R−Y)をRGB信号に変換して、デガンマ処理部302へ出力する。デガンマ処理部302は、画像処理部105の輝度ガンマ処理部204及び色ガンマ処理部206により適用されたガンマ特性と逆の特性を適用した演算(デガンマ処理)を行ってリニア信号に変換する。デガンマ処理部302は、リニア信号に変換したRGB信号(Rt、Gt、Bt)を、反射成分算出部309およびゲイン処理部303に出力する。
ゲイン処理部303は、入力したRGB信号(Rt、Gt、Bt)の各成分に式1に従うゲイン(1/S)を乗算したRGB信号(Rg、Gg、Bg)を出力する。
Rg = Rt / S
Gg = Gt / S (式1)
Bg = Bt / S
但し、SはS>1であり、1/Sは入力信号の明るさを低下させるゲインである。
法線算出部307は、測距センサ124から取得した被写体距離情報(すなわち撮影画像の画素単位で得られる2次元の距離情報)から法線マップを算出する。なお、本実施形態に係る法線マップの算出には公知の方法を用いることができるため算出方法についての詳細な説明は省略するが、本実施形態における法線マップの概略について図4を参照して説明する。
図4は、撮影された画像上の水平座標と被写体の存在する3次元の座標との関係を示している。本実施形態では、被写体距離情報を用いることにより、画像上の水平方向の差分ΔHに対する、距離(奥行き)Dの差分ΔDが得られる。このため、法線算出部307は、この差分ΔHに対する距離の差分ΔDに基づいて、被写体401の表面形状の勾配を算出することができる。そして、算出した勾配に対する法線を求めることにより、被写体の表面形状における法線Nを算出することができる。法線算出部307は、同様の処理により撮影画像の各画素に対応する法線を算出し、算出した法線を法線マップとして法線補正部308へ出力する。
法線補正部308は、後述する照明モードに応じた陰影状態に近づけるため、法線マップに含まれる法線Nを、システム制御部50から取得した法線補正特性に基づいて補正する(法線補正処理ともいう)。そして、補正した法線マップを反射成分算出部309へ出力する。なお、システム制御部50から取得する法線補正特性、及び法線補正処理については後述する。
反射成分算出部309は、仮想光源と被写体の距離K、法線N、仮想光源パラメータ(仮想光源の位置及び強度)に基づいて、仮想光源から出射した光線の、被写体表面における反射成分を算出する。この反射成分は、撮影画像における座標位置ごとに算出することができる。例えば、各座標位置における反射成分は、光源と被写体との距離Kの二乗に反比例し、被写体の法線ベクトルNと光源の方向ベクトルLの内積に比例するものとして算出される。
再び図4を参照して、上述の光線の反射成分の算出例について説明する。図4に示す例では、仮想光源402が被写体401に対して距離K1だけ離れた位置に設定されている。また、方向L1で仮想光源402から出射された光線は、撮影画像の水平画素位置H1(垂直画素位置は説明の簡略化のため省略)の被写体表面で反射する。水平画素位置H1における光線の反射成分は、カメラ座標H1における法線N1と仮想光源の方向ベクトルL1の内積に比例し、仮想光源402と被写体位置の距離K1に反比例する値となる。すなわち、仮想光源による光線の反射成分(Ra、Ga、Ba)は式2のようになる。
Ra = α × (−L・N)/K^2 × Rw × Rt
Ga = α × (−L・N)/K^2 × 1 × Gt (式2)
Ba = α × (−L・N)/K^2 × Bw × Bt

ここで、αは仮想光源の強度、Lは仮想光源の3次元方向ベクトル、Nは被写体表面の3次元の法線ベクトル、Kは仮想光源と被写体の距離である。また、Rt、Gt、Btは、デガンマ処理部302から出力されたRGB信号であり、Rw、Bwは仮想光源の色を制御するパラメータである。
反射成分算出部309は、式2に従って算出した仮想光源による光線の反射成分(Ra、Ga、Ba)を仮想光源付加処理部304へ出力する。そして、仮想光源付加処理部304は、ゲイン処理部303により出力されたRGB信号(Rg、Gg、Bg)に含まれる被写体領域に対して、式3に従って仮想光源による光線の反射成分(Ra、Ga、Ba)を付加する。
Rout = Rg + Ra
Gout = Gg + Ga (式3)
Bout = Bg + Ba
仮想光源付加処理部304は、仮想光源による反射成分を付加した画像信号(Rout、Gout、Bout)をガンマ処理部305に出力する。ガンマ処理部305は、表示部109の出力特性と整合させるため、RGBの入力信号に対してガンマ補正を行う。輝度色差信号変換部306は、RGB信号から輝度・色差信号に変換して変換後の信号を出力する。
(リライティングパラメータの決定処理に係る一連の動作)
次に、図5及び図6を参照して、リライティングパラメータの決定処理に係る一連の動作を説明する。本実施形態におけるリライティングパラメータは、法線補正部308が用いる法線の補正特性と、反射成分算出部309が用いる仮想光源パラメータ(仮想光源の位置及び強度)とを表す。リライティングパラメータの決定処理は、リライティング処理部114によるリライティング処理に必要となるパラメータを決定し、リライティング処理部114に提供するための処理である。
なお、システム制御部50は、本処理に先だって、ユーザによる処理対象の画像データの指定と照明モードの設定とを受け付ける。照明モードは、被写体に対する照明のあて方を選択可能であり、例えばユーザが操作部120に含まれるメニュー表示(不図示)において、予め定められた複数の照明モードからいずれかを選択することにより設定される。照明モードには、例えば、1)マニュアル照明モード、2)小顔照明モード、3)スプリット照明モード、4)レンブラント照明モードの4つのモードが含まれる。
図5(B)〜(D)は、各照明モードによって生じる陰影状態の例を示しており、図5(A)は、他のモードの例との比較のためにリライティング処理を行っていない場合(すなわち処理対象の入力画像データ)の例を示している。図5(B)は、「小顔照明モード」に設定してリライティング処理を行った場合の画像例である。小顔照明モードでは、被写体の上側に仮想光源を設定して上側から被写体に光をあてて、顔の輪郭の周辺にやや強い陰影を付加するモードである。小顔照明モードでは、被写体の顔を小顔に見せる効果を与えることができる。
図5(C)は、「スプリット照明モード」に設定してリライティング処理を行った場合の画像例である。スプリット照明モードは、被写体の真横に仮想光源を設定して横から被写体に光をあてるモードである。このモードでは、ダイナミックな陰影効果を与えることができる。
図5(D)は、「レンブラント照明モード」に設定してリライティング処理を行った場合の画像例である。レンブラント照明モードは、被写体に対して斜め45度の位置に仮想光源を設定して斜め方向から被写体に光をあてるモードである。このモードでは、顔の立体感を強調した効果を与えることができる。
なお、上述したマニュアル照明モードは、他のモードによらずユーザが操作部120を介して仮想光源の位置を設定し、任意に照明を設定可能なモードである。
システム制御部50は、操作部120を介して上述した照明モードが設定されると、照明モードに応じた陰影状態を実現するために、図6に示すリライティングパラメータの決定処理を実行する。なお、本処理はシステム制御部50が不揮発性メモリ121に記憶されたプログラムをシステムメモリ122の作業用領域に展開し、実行することにより実現される。
S601では、システム制御部50は、設定された照明モードがマニュアル照明モードであるか否かを判定する。システム制御部50は、操作部120から通知された照明モードに関する操作情報がマニュアル照明モードを示していない場合、設定された照明モードがマニュアル照明モードでないと判定する。この場合、システム制御部50は処理をS602に進める。一方、照明モードに関する操作情報がマニュアル照明モードを示す場合、設定された照明モードがマニュアル照明モードであると判定して、処理をS607に進める。
S602では、システム制御部50は、顔検出部113を用いて顔検出処理を行い、検出した顔領域を取得する。顔検出部113は、処理対象の画像データに対して顔検出処理を実行して画像中の顔領域を特定する。なお、本実施形態に係る顔検出処理は、画像内の顔領域を特定できればどのようなものでもよく、公知の顔検出技術を用いることができるため詳細な説明は省略する。
S603では、システム制御部50は、画像処理部105から出力される評価値を用いて、画像データにおける環境光の状態を解析する。具体的に、システム制御部50は、まず、取得した顔領域に対応した画像の評価値(評価値取得部208により生成された微小ブロック単位の輝度平均値)を取得する。そして、取得した輝度の分布に基づいて所定の数で分割した顔領域のどの領域が明るいか(或いは左右どちらが明るいか)を判定することにより、顔領域の中心と顔領域の明るい領域との関係から環境光の方向を特定する。例えば顔領域を3×3の領域に分割した際に中心の右側の領域が明るいと判定した場合、環境光が右側からあたっているものとして特定する。
S604では、システム制御部50は、S603で得られた環境光の方向と照明モードとに応じて、リライティングに用いる仮想光源の位置を決定する。例えば、照明モードが「スプリット照明モード」や「レンブラント照明モード」である場合、システム制御部50は、環境光と同じ方向から仮想光源をあてるようにその方向を決定する。照明モードが「小顔照明モード」である場合、環境光の方向とは無関係に被写体の上側に仮想光源の方向を決定する。システム制御部50は、例えば、被写体距離情報から得られる被写体の3次元位置と、撮影モードごとに予め定めた仮想光源の距離と、上記仮想光源の方向とに基づいて、仮想光源の位置を決定する。
S605では、システム制御部50は、設定された照明モードに応じて法線補正特性を決定する。法線補正特性は、(法線補正処理において)法線補正部308がどのような法線をどれだけ補正するかを示す情報(すなわち所定の法線の成分に対する法線の補正量を示す情報)である。換言すれば、法線補正特性は、所定の被写体表面における、仮想光源による光線の反射成分の補正量を示す。
具体的な法線補正特性の例を説明する前に、法線補正処理の具体例について、図7を参照して説明する。図7は、被写体と仮想光源の位置関係を示しており、701は人物被写体、702はリライティングで用いる仮想光源を示している。また、L703は被写体から光源へのベクトル、N704は法線ベクトルを示している。仮想光源の光が反射する強度は、上述の通り光源ベクトルL703と法線ベクトルN704のなす角θによって決定される。光源ベクトルL703と法線ベクトルN704のなす角θが小さいほど、被写体で反射する光の強さが強くなり、θが大きいほど光の反射は弱くなる。
法線補正部308は、照明モードにより定義された所望の陰影状態となるように法線ベクトルN704(すなわち法線マップに含まれる法線)を補正する。例えば、照明モードが小顔照明モードである場合、図5(B)のように顔の輪郭に陰影を強く付けた陰影状態にするため、被写体の輪郭部の法線ベクトルを補正して輪郭部により強い陰影を付ける。
図7の例では、法線補正処理により、法線ベクトルN704が補正法線ベクトルN705に補正される。すなわち、システム制御部50は、被写体701よりも小さい(小顔の)被写体706を仮定して、法線ベクトルN704を、小顔被写体706の法線ベクトル(つまり補正法線ベクトルN705)となるように補正する。これは、実際の被写体よりも小顔の被写体に生じる陰影を実際の被写体701に付けることを意味する。このように、法線補正処理では、光源ベクトルL703と補正法線ベクトルN705のなす角θを実際より変更して輪郭の陰影を変更することができる。
法線補正部308は、上述した法線ベクトルの補正を法線補正特性に基づいて行う。本実施形態における法線補正特性は、例えば図8(A)〜(D)のようになる。図8の(A)は小顔照明モードの際の法線補正特性であり、横軸は入力画像の法線(入力)を、縦軸は補正後の法線(出力)をそれぞれ示している。小顔照明モードの場合は、顔の輪郭部分に陰影を付加するため、入力画像の法線ベクトル(x、y、z)のx軸成分に対して、所定の位置における補正後のx軸成分を相対的に大きく(x軸のマイナス側ではマイナス側に大きく)する。これにより図7の補正法線ベクトルN705に示すような補正効果を得ることができる。
図8(B)は被写体に向かって右横から照明をあてるスプリット照明モードの場合の補正特性を示している。光源が強くあたる被写体の右側(x軸のプラス側)では法線を補正しないが、被写体の左側(x軸のマイナス側)では陰影が強く生じるように法線を補正する。
また、図8(C)及び(D)は斜め45度から照明をあてるレンブラント照明モードの場合の補正特性を示している。(C)は法線のx軸成分を、(D)は法線のy軸成分の補正特性をそれぞれ示している。スプリット照明モードと同様に、光が強くあたるx軸のプラス側では法線を補正しないが、陰影が強く生じるx軸のマイナス側では法線を補正する。レンブラント照明モードの場合、斜めから照明をあてるため、x、yそれぞれの法線を補正し、より陰影が付きやすくする。
一方、S607では、システム制御部50は、操作部120に対するユーザ操作により仮想光源位置や強さを決定する。
S606では、システム制御部50は、決定したリライティングパラメータをリライティング処理部114に設定する。より具体的に、システム制御部50は、S605で決定した法線補正特性をリライティング処理部114に出力して内部の法線補正部308に使用させる。また、システム制御部50は、S604で決定した仮想光源の位置と、例えば照明モードごとに予め定められた仮想光源の強度とを、リライティング処理部114に出力して内部の反射成分算出部309に使用させる。そして、リライティング処理部114へのリライティングパラメータの設定を終了すると、本処理に係る一連の動作を終了する。
なお、本実施形態では、照明モードを設定し、照明モードごとに定義された陰影状態になるように被写体の法線を補正するようにした。しかし、照明モード以外によって陰影状態を設定するようにしてもよい。例えば、ユーザが所望とする陰影状態を直接入力するようにしてもよい。また、ユーザ操作によって「陰影の強度」が設定された場合、システム制御部50は、陰影の強度が高くなればなるほど法線の補正量を大きくするように法線補正特性を決定してもよい。
さらに、照明モードでなく、ユーザ操作によって「被写体の形状」が指定された場合、指定された被写体の形状に基づき、陰影状態を定義するようにしてもよい。ここでの被写体の形状とは、実際の被写体の形状は変化させずに、陰影の付け方を変えることで被写体の形状が変わったように見せる見た目の形状を指している。前述の“小顔”も被写体の形状の1つである。つまり、ユーザによって被写体の形状が指定された場合、システム制御部50は、その形状に見えるような陰影状態を決定し、その陰影状態に近づくように法線補正特性を決定する。
さらに、上記実施形態に加えて、被写体の向きや姿勢によって、目標とする陰影状態を定義するようにしてもよい。例えば顔や体が斜めを向いている場合、より陰影感を出すために法線の補正量を上げるなどの構成をとることができる。
また、本実施形態では、照明モードに応じて法線ベクトルを補正するようにしたが、法線ベクトルを直接補正する以外の構成にしてもよい。例えば、図7に示した法線ベクトルNと、光源ベクトルLのなす角θを、法線ベクトルの代わりに補正する方法を取ることも可能である。例えば、図9(A)は、当該なす角θの補正特性を示している。図9(A)では、なす角θがある閾値THを越えたあたりから、その変化率が大きくなるような補正特性である。このように、法線を直接補正するのではなく角度情報を補正することで、特性の制御がより容易となる場合がある。
さらに、法線ベクトルNと光源ベクトルLのなす角θを補正するのではなく、なす角θに対する反射光量の特性を変更してもよい。図9(B)は法線ベクトルNと光源ベクトルLのなす角θに対する、仮想光源の反射光量特性を示した図である。この反射光量特性を補正することによっても、陰影感を制御することが可能である。例えば、図9(B)に示す反射光量特性から、図9(C)に示す反射光量特性に補正する。これにより、法線ベクトルNと、光源ベクトルLのなす角θが小さい段階から光の反射光量が急激に低下するため、陰影感を強く付けることが可能である。また、図9(C)のようになす角θに対する反射特性を直接制御することで、例えば陰影の勾配や濃さの制御が容易となる。
また、本実施形態では、1つの照明モードに対して1つの陰影状態が対応付けられており、常に法線補正特性(図8)を用いた法線補正処理を行う場合を例に説明した。しかし、照明モードに対して、適応的に法線補正処理を適用する構成をとってもよい。例えば、システム制御部50は、被写体の顔領域の法線Nと光源ベクトルLのなす角θのヒストグラムを取得し、この分布に応じて法線補正処理を制御してもよい。図10に法線Nと光源ベクトルLのなす角θのヒストグラム例を示す。図10(A)は、なす角θが高い値から低い値まで分布している被写体を示している。なす角θが高い値から低い値まで分布している場合、リライティングによって自然な陰影のグラデーションが付く。一方、図10(B)は、なす角θが低い値に度数が集中している被写体を示している。なす角θが低い値に度数が集中するケースには、被写体そのものがあまり凹凸の少ない顔立ちである場合や、法線の推定精度が荒く、なす角θが高くなるような急な角度の情報が取得しにくい場合がある。一般に、なす角θが図10(B)のように所定の範囲に分布する場合、目的とする照明モードの陰影感をつけることが困難である。そのため、システム制御部50は、(図10(B)のように)なす角θの分布が偏っているか否かを判定し、なす角θの分布が偏っている(B)の場合にのみ、前述した法線の補正を行う構成にしてもよい。これにより、法線の検出精度が低い場合や、顔の凹凸が少ない人物を被写体とする場合であってもメリハリのきいた陰影感のある画像を得ることが可能になる。
さらに、照明モードに応じた法線補正特性に限らず、陰影感の決定に影響する情報であれば、どのような情報に基づいて法線を補正してもかまわない。例えば、ユーザが陰影を付ける領域、陰影の濃さ、陰影の勾配などにより所望の陰影感を予め指定し、その陰影感の画像が出力できるように法線を補正するようにしてもよい。
また、本実施形態では、主被写体が人物である場合を例に説明したが、主被写体を人物に限定するものではなく、動物などの他の被写体にも適用可能である。さらに、本実施形態では、陰影を付ける際に元の撮影画像を1/S倍してゲインを落としてから、リライティングによる反射成分を加算する例を説明した。画像信号と反射成分とを加算できればどのような構成であってもかまわない。例えば、仮想光源の反射量が少ない領域(陰影領域)に対して、輝度成分を減算するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、予め定められた照明モードに応じて法線補正特性を決定すると共に、当該法線補正特性に基づいて被写体の表面形状における法線を補正して、当該表面形状における仮想光源の反射成分を求めるようにした。これにより、単に仮想光源の光線を被写体の表面形状にあてるリライティングを行う場合と比べて、所望の陰影状態を強調したリライティングが可能になる。換言すれば、個々の被写体の形状に応じた、所望の陰影状態を有する画像を生成することが可能になる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
50…システム制御部、114…リライティング処理部、304…仮想光源付加処理部、307…法線算出部、308…法線補正部、309…反射成分算出部、

Claims (14)

  1. 被写体を含んだ画像を取得する取得手段と、
    前記画像に適用する仮想光源を設定する設定手段と、
    前記仮想光源の方向と被写体表面における法線の方向とに基づいて得られる、前記被写体表面における陰影を、補正特性を用いて補正する補正手段と、
    前記補正された陰影を用いて、前記被写体の陰影状態を変更した画像を生成する生成手段と、を備え、
    前記補正特性は、所定の被写体表面における、前記仮想光源による光線の反射成分の補正量を示す、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記所定の被写体表面における、前記仮想光源による光線の反射成分の補正量は、所定の被写体表面の法線の方向における、前記法線の方向の補正量で表わされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記所定の被写体表面における、前記仮想光源による光線の反射成分の補正量は、前記仮想光源の方向と所定の被写体表面の法線の方向とのなす角における、前記なす角の補正量で表わされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記所定の被写体表面における、前記仮想光源による光線の反射成分の補正量は、前記仮想光源の方向と所定の被写体表面の法線の方向とのなす角における、前記仮想光源による光線の反射成分の補正量で表わされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記被写体に付加する陰影状態を定義した、複数の照明モードのうちのいずれかをユーザが選択可能な選択手段を更に備え、
    前記補正手段は、前記被写体表面における陰影を、選択された前記照明モードに応じた前記補正特性を用いて補正する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記設定手段は、前記照明モードに応じて前記仮想光源の位置を設定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記照明モードが前記被写体の形状を変化させてみせるモードである場合、前記補正特性は、前記被写体の輪郭に対応する被写体表面において陰影を付加するように構成される、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像処理装置。
  8. 前記補正手段は、被写体表面が、その法線の方向の分布が所定の範囲に含まれる前記被写体表面である場合にのみ、当該被写体表面における前記仮想光源による光線の反射成分を補正する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記被写体までの距離情報を取得する測距手段を更に備え、
    前記補正手段は、前記測距手段により取得した前記被写体までの距離情報に基づく、前記被写体表面における法線の方向を用いる、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 撮像した画像を出力する撮像素子と、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置と、を備える、
    ことを特徴とする撮像装置。
  11. 取得手段が、被写体を含んだ画像を取得する取得工程と、
    設定手段が、前記画像に適用する仮想光源を設定する設定工程と、
    補正手段が、前記仮想光源の方向と被写体表面における法線の方向とに基づいて得られる、前記被写体表面における陰影を、補正特性を用いて補正する補正工程と、
    生成手段が、前記補正された陰影を用いて、前記被写体の陰影状態を変更した画像を生成する生成工程と、を備え、
    前記補正特性は、所定の被写体表面における、前記仮想光源による光線の反射成分の補正量を示す、
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  12. コンピュータに、請求項11に記載の画像処理装置の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
  13. 画像を撮像する撮像素子を備える撮像装置の制御方法であって、
    取得手段が、被写体を含んだ前記画像を取得する取得工程と、
    設定手段が、前記画像に適用する仮想光源を設定する設定工程と、
    補正手段が、前記仮想光源の方向と被写体表面における法線の方向とに基づいて得られる、前記被写体表面における陰影を、補正特性を用いて補正する補正工程と、
    生成手段が、前記補正された陰影を用いて、前記被写体の陰影状態を変更した画像を生成する生成工程と、を備え、
    前記補正特性は、所定の被写体表面における、前記仮想光源による光線の反射成分の補正量を示す、
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  14. コンピュータに、請求項13に記載の撮像装置の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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