JP6921606B2 - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、動画を構成する複数のフレーム画像に対して仮想光源によるリライティング効果を付与する画像処理に関する。
従来から、撮影画像に撮影時に存在しなかった仮想的な光源(以下、仮想光源と称する)を設定し、画像内の被写体に対して仮想光源から光が照射されたような効果を付与する画像処理が知られている。このような画像処理はリライティング処理と称され、撮影時の環境光で生じた影などの暗部領域を明るくするなどすることが可能である。
下記特許文献1は、画像内の顔領域に関する情報に応じて画像の領域単位でリライティング処理を行う方法を開示している。具体的には、画像内の顔の有無および位置といった顔領域に関する情報と画像のシーン判別結果に基づいて、画像の顔領域に対してリライティング処理を行う。
特開2007−148537号公報
画像にリライティング処理を行って陰影を補正する場合、仮想光源の位置、強度、角度といったリライティング処理に用いるパラメータを画像内の被写体の状態に応じて、適切に設定することが必要である。
特許文献1の方法は、静止画を対象としており、動画については考慮していない。従って、特許文献1の方法を、動きのある被写体を撮影した動画に適用すると、フレーム画像ごとにリライティング処理のパラメータが設定されるので、リライティング処理の効果が次々と変化してしまい、リライティング処理後の動画が視聴者によって見づらいという課題がある。
そこで、本発明は、動画に対して仮想光源によるリライティング効果を適切に付与する画像処理を提供する。
本発明の一実施態様は、動画を構成する複数のフレーム画像に対して仮想光源によるリライティング効果を付与する画像処理を行う画像処理装置であって、前記フレーム画像にリライティング効果を付与する画像処理を行う処理手段と、前記処理手段による画像処理に用いるパラメータを設定する設定手段と、前記複数のフレーム画像で被写体を追尾する追尾手段と、を備え、前記設定手段は、前記複数のフレーム画像のうち、前記追尾が成功した期間において連続するフレーム画像に対して、前記パラメータを固定して設定するか、前記パラメータをフレーム画像ごとに可変して設定するかを切り替えることを特徴とする画像処理装置である。
本発明によれば、動画に対して適切なリライティング処理を行うことが可能となる。
本発明におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本発明における画像処理部の構成を示すブロック図である。 本発明におけるリライティング処理部の構成を示すブロック図である。 本発明における仮想光源による照射に対する反射を説明する図である 本発明におけるリライティング処理前後の画像を説明する図である。 本発明における仮想光源パラメータを決定するフローチャートである。 本発明における仮想光源パラメータと追尾の対応を示す表である。 本発明における被写体と仮想光源のイメージ図である。 本発明における仮想光源パラメータを決定するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明をデジタルカメラに適用した実施形態を用いて説明するが、本発明はデジタルカメラに限らず、他の画像処理装置に適用することができる。
(第1の実施形態)
図1〜7を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、第1の実施形態にかかるデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。
図1において、100はデジタルカメラ全体、101はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群、102は絞り機能を備えるシャッター、103は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部、104は、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、105はA/D変換器104から出力される画像データに対し、ホワイトバランス処理や、γ処理、輪郭強調、色補正処理などの各種画像処理を行う画像処理部である。
また、106は画像メモリ、107は画像メモリ106を制御するメモリ制御部、108は入力デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、109はLCD等の表示器、110は画像データを圧縮符号化・復号化するコーデック部である。
111は記録媒体112とのインタフェースI/F、112はメモリカードやハードディスク等の記録媒体、113は撮影画像中から被写体の位置や顔の向きといった被写体の情報を検出する被写体情報取得部、114は撮影画像にリライティング処理を行うリライティング処理部、50はデジタルカメラ100のシステム全体を制御するシステム制御部である。
また、121はプログラムやパラメータなどを格納するEEPROMなどの不揮発性メモリであり、122はシステム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ124から読みだしたプログラム等を展開するシステムメモリである。123は被写体との距離を測定し、撮影画素の画素単位に対応する距離情報を2次元の距離マップ画像として出力する測距センサである。
次に、上記のように構成されたデジタルカメラ100における被写体撮影時の基本動作について説明する。撮像部103は、レンズ101及びシャッター102を介して入射した光を光電変換し、入力画像信号としてA/D変換器104へ出力する。A/D変換器104は撮像部103から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換し画像処理部105に出力する。
画像処理部105は、A/D変換器104からの画像データ、又は、メモリ制御部107からの画像データに対し、ホワイトバランスなどの色変換処理、γ処理、輪郭強調処理などを行う。また、画像処理部105では、被写体情報取得部113で取得した被写体情報の結果や、撮像した画像データを用いて所定の評価値算出処理(図示しない)を行い、得られた評価値結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理などを行う。
画像処理部105から出力された画像データは、メモリ制御部107を介して画像メモリ106に書き込まれる。画像メモリ106は、撮像部103から出力された画像データや、表示部109に表示するための画像データを格納する。
また、D/A変換器108は、画像メモリ106に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部109に供給する。表示部109は、LCD等の表示器上に、D/A変換器108からのアナログ信号に応じた表示を行う。
コーデック部110は、画像メモリ106に記録された画像データをMPEGなどの規格に基づきそれぞれ圧縮符号化する。システム制御部50は符号化した画像データを関連付けて、記録インタフェース111を介して記録媒体112に格納する。
上記の基本動作以外に、システム制御部50は、前述した不揮発性メモリ124に記録されたプログラムを実行することで、後述の各処理を実現する。ここでいうプログラムとは、後述の各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。この際、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ121から読み出したプログラム等をシステムメモリ122に展開する。
次に、画像処理部105の詳細について図2を用いて説明する。図2は画像処理部105の構成を示すブロック図である。
図2において、200は同時化処理部、201はWB増幅部、202は輝度・色信号生成部、203は輪郭強調処理部、204は輝度ガンマ処理部、205は色変換処理部、206は色γ処理部、207は色差信号生成部、208は陰影情報取得部である。
次に、画像処理部105における処理について説明する。図1のA/D変換部104から入力された画像信号が画像処理部105に入力される。
画像処理部105に入力された画像信号は同時化処理部200に入力される。同時化処理部200は入力されたベイヤーRGBの画像データに対して、同時化処理を行い、色信号R,G,Bを生成する。WB増幅部201は、システム制御部50が算出するホワイトバランスゲイン値に基づき、RGBの色信号にゲインをかけ、ホワイトバランスを調整する。WB増幅部201が出力したRGB信号は輝度・色信号生成部202に入力される。輝度・色信号生成部202はRGB信号から輝度信号Yを生成し、生成した輝度信号Yを輪郭強調処理部203、色信号RGBを色変換処理部205へ出力する。
輪郭強調処理部203では、輝度信号に対して輪郭強調処理を行い、輝度ガンマ処理部204へ出力する。輝度ガンマ処理部204では輝度信号Yに対してガンマ補正を行い、輝度信号Yを画像メモリ106に出力する。
色変換処理部205は、RGB信号に対するマトリクス演算などにより、所望のカラーバランスへ変換する。色ガンマ処理部206では、RGBの色信号にガンマ補正を行う。色差信号生成部207では、RGB信号から色差信号R−Y、B−Y信号を生成する。
画像メモリ106に出力された画像信号(Y,R−Y,B−Y)信号は、コーデック部110によって圧縮符号化し、記録媒体112に記録する。
また、色変換処理部205の出力RGB信号は陰影情報取得部208へも入力する。陰影情報取得部208は、環境光源によって被写体に生じた陰影の状態を解析するための情報を取得する。例えば、被写体の平均輝度情報および顔領域の輝度ヒストグラム情報などを陰影情報として取得する。
次にリライティング処理部114の構成および動作について図3を用いて説明する。
たとえばユーザ操作によりリライティング処理が選択されている場合は、画像処理部105から出力したデータをリライティング処理部114に入力し、仮想光源によるリライティング処理を行う。
図3はリライティング処理部114の構成を示すブロック図である。
図3において、301は入力された輝度・色差信号(Y、B−Y、R−Y)をRGB信号に変換するRGB信号変換部、302はデガンマ処理を行うデガンマ処理部である。また、303は測距センサ123から出力される撮像装置と被写体との距離情報を取得する距離算出部、304は被写体の法線を算出する法線算出部、305は、仮想光源が被写体に反射した成分を算出する仮想光源反射成分算出部、306は仮想光源によるリライティング効果を付加する仮想光源付加処理部である。
また、307はRGB信号にガンマ特性をかけるガンマ処理部、308は、RGB信号を輝度・色差信号(Y、B−Y、R−Y)に変換する輝度・色差信号変換部である。
上記構成のリライティング処理部114の動作について説明する。
リライティング処理部114は、画像メモリ106に記録された画像データについて輝度・色差信号(Y、B−Y、R−Y)を読み出し、入力とする。RGB信号変換部301は、入力された輝度・色差信号(Y、B−Y、R−Y)をRGB信号に変換し、デガンマ処理部302へ出力する。
デガンマ処理部302は、画像処理部105のガンマ処理部で掛けられたガンマ特性と逆の特性の演算を行いリニアデータに変換する。デガンマ処理部302は、リニア変換後のRGB信号(Rt、Gt、Bt)を、仮想光源反射成分算出部305および仮想光源付加処理部306に出力する。
一方、距離算出部303は測距センサ123から取得した被写体距離情報から距離マップを算出する。被写体距離情報とは、撮影画像の画素単位で得られる2次元の距離情報のことである。法線算出部304は距離算出部303から取得した距離情報から法線マップを算出する。距離マップから法線マップを生成する方法に関しては、公知の技術を用いるものとするが、具体的な処理例について図4を用いて説明する。
図4はカメラ撮影座標と、被写体の関係を示す図である。例えば、図4に示すようにある被写体401に対して、撮影画像の水平方向の差分ΔHに対する距離(奥行き)Dの差分ΔDから勾配情報を算出し、勾配情報から法線Nを算出することが可能である。各画素に対して上記の処理を行うことで、撮影画像の各画素に対応する法線情報Nを算出可能である。法線算出部304は、撮影画像の各画素に対応する法線情報を法線マップとして仮想光源反射成分算出部305に出力する。
仮想光源反射成分算出部305では、光源と被写体の距離K、法線情報N、仮想光源パラメータLに基づき、仮想光源が被写体に反射する成分を算出する。
具体的には、光源と被写体との距離Kの二乗に反比例し、被写体法線ベクトルNと光源方向ベクトルLの内積に比例するように、撮影画像に対応する座標位置の反射成分を算出する。
これについて、図4を用いて説明する。図4において、401が被写体、402は設定した仮想光源の位置を示している。デジタルカメラ100で撮影された撮影画像の水平画素位置H1(垂直画素位置は説明の簡略化のため省略)における反射成分は、カメラ座標H1における法線N1と仮想光源の方向ベクトルL1の内積に比例し、仮想光源と被写体位置の距離K1に反比例する値となる。
この関係を数式で表現すると仮想光源による被写体反射成分(Ra、Ga、Ba)は下記の通り(式1)となる。
Ra=α×(−L・N)/K×Rt
Ga=α×(−L・N)/K×Gt (式1)
Ba=α×(−L・N)/K×Bt
ここで、αは仮想光源の強さでありリライティング補正量のゲイン値である。Lは仮想光源の3次元方向ベクトル、Nは被写体の3次元法線ベクトル、Kは仮想光源と被写体の距離である。Rt、Gt、Btはデガンマ処理部302から出力された撮影RGBデータである。
上記のように算出した仮想光源による反射成分(Ra、Ga、Ba)は仮想光源付加処理部306へ出力される。仮想光源付加処理部306では、仮想光源成分(Ra、Ga、Ba)を付加する下記の(式2)に従う処理を行う。
Rout=Rt+Ra
Gout=Gt+Ga (式2)
Bout=Bt+Ba
仮想光源付加処理部306から出力された画像信号(Rout、Gout、Bout)はガンマ処理部307に入力される。ガンマ処理部307では、RGBの入力信号にガンマ補正を行う。色差信号生成部308では、RGB信号から輝度Y、色差信号R−Y、B−Y信号を生成する。
以上が、リライティング処理部114の動作である。リライティング処理部114によりリライティング処理した例を図5に示す。図5(a)がリライティング処理前の撮影画像、図5(b)がリライティング処理後の撮影画像である。図5(a)で暗かった被写体が仮想光源をあててリライティング処理をすることで、図5(b)のように明るく補正されている。
システム制御部50は、リライティング補正部114が出力した輝度・色差信号を、メモリ制御部107の制御によって、画像メモリ106に蓄積したのち、コーデック部110で圧縮符号化を行う。また、I/F111を介して記録媒体112に記録する。
次に、システム制御部50が、被写体情報取得部113で取得した被写体情報に基づいてリライティング処理部114で仮想光源のパラメータを決定する処理フローについて以下で説明する。
ここでの被写体情報取得部113は、主被写体を検出する主被写体検出部と、主被写体検出部により検出した主被写体の顔器官を検出する顔器官検出部、及び主被写体検出部により検出した主被写体を追尾する追尾部で構成されている。主被写体検出方法、顔器官検出方法、追尾方法については、公知の技術を用いるものとする。例えば、主被写体検出方法としては、画面内の特徴点から被写体の位置を推定し、特徴量の最も大きい領域を主被写体と判定するなどの方法がある。例えば、顔器官検出方法としては、エッジから顔の輪郭や目などの複数の部位を検出し、その位置関係に基づいて顔の向きを検出するなどの方法がある。例えば、追尾方法としては、時間方向に異なる画像を比較して移動ベクトルを求める方法や、被写体又はその一部を特徴色パターン化し、異なる時間で撮影された画像を特徴色パターンマッチングによって追尾する方法などがある。
図6は、システム制御部50の動作を示したフローチャートである。以下、図6のフローチャートに従って、システム制御部50が被写体情報取得部113で取得した被写体情報に基づいて、リライティング処理部114の仮想光源のパラメータを決定する動作について説明する。
ステップS601では、操作部120を介してユーザからの操作によってリライティング処理が選択されているか判定する。即ち、リライティング処理部114による処理を行うか否かを判定する。リライティングを行う場合はステップ602に進む。
ステップS602では、被写体を撮影する。
ステップS603では、被写体情報取得部113において、各フレームで被写体を追尾出来ているか否かを判定する。追尾が成功している場合はステップS604に進み、追尾が失敗している場合はステップS605に進む。
具体的には、図7(a)に示すフレーム番号(フレームNo.)と追尾結果の対応表に示した被写体情報を取得する。図7(a)において、701はフレーム番号を示す。702は追尾が出来ているか否かのフラグを示す。
追尾が成功している場合はフラグを1とし、追尾が失敗している場合はフラグを0とする。703は追尾結果、すなわち主被写体の顔位置の座標を示す。図7(a)の702で示す追尾が成功しているか否かのフラグに応じて、フラグが1であった場合はステップS604に進み、フラグが0であった場合はステップS605に進む。
ステップS604では、ステップS603において追尾が成功していた場合に、リライティング処理部114において、追尾OK時の仮想光源のパラメータ設定表に基づき、仮想光源のパラメータを決定する。具体的には、図7(b)に示す追尾OK時の仮想光源設定表に基づいて決定する。図7(b)において、704はモードを示し、705は仮想光源設定を示す。モードが0の時は仮想光源の位置をフレーム毎に変えないよう制御する。
例えば、フレーム番号が3の時は、追尾フラグが1であり、1フレーム前のフレーム番号2の時の仮想光源の位置と同一の位置となるよう仮想光源のパラメータを制御する。
また、モードが1の時は、追尾結果に合わせて仮想光源の位置をフレーム毎に変えるよう制御する。例えば、フレーム番号が2の時は、主被写体の顔位置(x,y)に仮想光源があたるように仮想光源の位置、角度、強度といった仮想光源のパラメータを決定し、フレーム番号が3の時は、主被写体の顔位置(x,y)に仮想光源があたるように仮想光源の位置・角度・強度といったパラメータを決定する。すなわち、フレーム番号が2の時の仮想光源による被写体反射成分(Ra(x,y)、Ga(x,y)、Ba(x,y))は、次式(式3)で表わされる。なお、モード0とモード1の設定はユーザからの指示操作によって決めてもよいし、画像を解析して被写体の状態に応じて自動的に決定するようにしてもよい。
Ra(x,y)=
α×(−L(x,y)・N(x,y))/K(x,y×Rt
Ga(x,y)=
α×(−L(x,y)・N(x,y))/K(x,y×Gt
Ba(x,y)=
α×(−L(x,y)・N(x,y))/K(x,y×Bt
(式3)
L(x,y)は、仮想光源の3次元方向ベクトル、N(x,y)は、(x,y)の位置にいる被写体の3次元法線ベクトル、K(x,y)は仮想光源と(x,y)の位置にいる被写体との距離を示す。仮想光源があたるとは、(Ra(x,y)、Ga(x,y)、Ba(x,y))が正の値となる条件を満たしていれば良い。
同様に、フレーム番号が3の時の仮想光源による被写体反射成分(Ra(x,y)、Ga(x,y)、Ba(x,y))は、次式(式4)で表わされる。
Ra(x,y)=
α×(−L(x,y)・N(x,y))/K(x,y×Rt
Ga(x,y)=
α×(−L(x,y)・N(x,y))/K(x,y×Gt
Ba(x,y)=
α×(−L(x,y)・N(x,y))/K(x,y×Bt
(式4)
L(x,y)は、仮想光源の3次元方向ベクトル、N(x,y)は、(x,y)の位置にいる被写体の3次元法線ベクトル、K(x,y)は仮想光源と(x,y)の位置にいる被写体との距離を示す。仮想光源があたるとは、(Ra(x,y)、Ga(x,y)、Ba(x,y))が正の値となる条件を満たしていれば良い。
ステップS605では、ステップS603において追尾が出来なかった場合に、リライティング処理部114において、追尾NG時の仮想光源のパラメータ設定表に基づき、仮想光源のパラメータを決定する。具体的には、図7(c)に示す追尾NG時の仮想光源設定表に基づいて決定する。
図7(c)において、706はモードを示し、707は仮想光源設定を示す。モードが0の時は仮想光源をOFFにする。例えば、フレーム番号が101の時は、追尾フラグが0となり、追尾が出来ていないので仮想光源をOFFにする。具体的には、仮想光源の強さを示すゲインαを0とする。
また、モードが1の時は、仮想光源の強度を弱めるよう制御する。例えば、フレーム番号が101の時は、フレーム番号が100の時よりも仮想光源の強度を弱めるよう制御する。具体的には、仮想光源の強さを示すゲインαの値をフレーム番号が100の時よりも小さい値とする。
以上の処理によって制御部50は、被写体情報取得部113で取得した被写体情報に基づいて、リライティング処理部114の仮想光源のパラメータを決定する。
また、本実施例では、追尾OK時、追尾NG時の仮想光源設定表において、モードが0、1の2つある場合について説明したが、被写体情報取得部113で取得した被写体情報を基に仮想光源の位置・角度・強度などのパラメータを制御するものであれば、これに限定するものではない。
例えば、被写体情報取得部113の顔器官検出部において、主被写体の顔の向きについての被写体情報を取得し、その顔の向き情報に基づいて、仮想光源の角度を変えるよう制御する構成であっても良い。
また、本実施例では、リライティングにより明るく補正する場合について述べたが、逆に暗くするリライティングを行ってもよい。その場合、仮想光源のゲイン値αをマイナスにする。
また、仮想光源の位置と処理対象画素の距離Dの算出方法は、本実施形態の方法に限定するものではなく、どのような算出方法をとってもよい。例えば、カメラの位置および被写体位置を3次元位置として取得し、3次元での距離で計算してもよい。
また、仮想光源によるリライティング効果を付加する場合に、距離の二乗に反比例する式で計算したが、リライティング効果の付加量をこの方式で算出するものに限定するものではない。例えば、距離Dに反比例するものや、ガウス分布的に照射範囲が変化する式であってもよい。
以上の形態によれば、複数のフレーム画像において連続する所定期間のフレーム画像に対して、リライティング処理に用いるパラメータを固定して設定するか、フレーム画像ごとに可変して設定するかを切り替えることができるので、動画における被写体の状態に応じて適切なリライティング処理を行うことができる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態として、主被写体検出部のみから構成される被写体情報取得部113による被写体情報に基づいて、リライティング処理部114の仮想光源のパラメータを決定する方法について説明する。
なお、第2の実施形態においては、撮像装置の一例として実施例1と同じくデジタルカメラに本発明を適用した例を説明することとし、基本構成は実施例1と共通であり、以下の説明においては実施例1との差異点についてのみ記載することとする。
第1の実施形態において、被写体情報取得部113は、主被写体検出部、器官検出部、追尾部により構成されていたが、第2の実施形態では被写体情報取得部113は、主被写体検出部のみから構成されている点が第1の実施形態と異なる。
また、第1の実施形態では追尾結果を基にリライティング処理を撮影とほぼ同時にリアルタイムに処理することが可能であったが、第2の実施形態においては、リアルタイムではなく撮影後も後処理としてリライティング処理を実行できる点が第1の実施形態と異なる。
図8は、システム制御部50の動作を示したフローチャートである。以下、図8のフローチャートに従って、システム制御部50が被写体情報取得部113で取得した被写体情報に基づいて、リライティング処理部114の仮想光源のパラメータを決定する動作について説明する。
ステップS801では、操作部120を介してユーザからの操作によってリライティング処理が選択されているか判定する。即ち、リライティング処理部114による処理を行うか否かを判定する。リライティングを行う場合はステップ802に進む。
ステップS802では、被写体を撮影する。
ステップS803では、被写体情報取得部113において、時刻tの主被写体の位置情報を取得する。
ステップS804では、被写体情報取得部113において、時刻tの主被写体の位置情報を取得する。ここで、時刻t1、時刻tは、それぞれフレーム番号1、フレーム番号nの画像であってもよい。
ステップS805では、ステップS802、ステップS803で取得した主被写体の位置情報からリライティング処理部114の仮想光源パラメータを決定する。例えば、図9(a)、(b)に示すように被写体が移動している場合、時刻tにおける被写体位置(xt1、yt1)、時刻tにおける被写体位置(xtn、ytn)と被写体の位置情報を取得する。
リライティング処理部114では、被写体が(xt1、yt1)から(xtn、ytn)まで移動したという情報を基に、どちらの位置にいても仮想光源からの光が被写体にあたるように仮想光源の位置、強度、角度のパラメータを決定する。
例えば、被写体が(xt1、yt1)から動かなかった場合の仮想光源の位置よりも、被写体が(xt1、yt1)から(xtn、ytn)まで移動した場合の仮想光源の位置は被写体から遠くに設定し、角度は(xt1、yt1)の位置でも(xtn、ytn)の位置でもあたる範囲の角度、強度に関しても(xt1、yt1)の位置でも(xt1、yt1)の位置でもあたる強度に設定する。
具体的には、被写体位置が(xt1、yt1)の時の仮想光源による被写体反射成分(Ra(xt1,yt1)、Ga(xt1,yt1)、Ba(xt1,yt1))は、次式(式5)で表わされる。
Ra(xt1,yt1)=
α×(−L(xt1,yt1)・N(xt1,yt1))/K(xt1,yt1×Rt
Ga(xt1,yt1)=
α×(−L(xt1,yt1)・N(xt1,t1))/K(xt1,yt1×Gt
Ba(xt1,yt1)=
α×(−L(xt1,yt1)・N(xt1,yt1))/K(xt1,yt1×Bt
(式5)
L(xt1,yt1)は、仮想光源の3次元方向ベクトル、N(xt1,yt1)は、(xt1,yt1)の位置にいる被写体の3次元法線ベクトル、K(xt1,yt1)は仮想光源と(xt1,yt1)の位置にいる被写体との距離を示す。仮想光源があたるとは、(Ra(xt1,yt1)、Ga(xt1,yt1)、Ba(xt1,yt1))が正の値となる条件を満たしていれば良い。
同様に、被写体位置が(xtn、ytn)の時の仮想光源による被写体反射成分(Ra(xtn,ytn)、Ga(xtn,ytn)、Ba(xtn,ytn))は、次式(式6)で表わされる。
Ra(xtn,ytn)=
α×(−L(xtn,ytn)・N(xtn,ytn))/K(xtn,ytn×Rt
Ga(xtn,ytn)=
α×(−L(xtn,ytn)・N(xtn,tn))/K(xtn,ytn×Gt
Ba(xtn,ytn)=
α×(−L(xtn,ytn)・N(xtn,ytn))/K(xtn,ytn×Bt
(式6)
L(xtn,ytn)は、仮想光源の3次元方向ベクトル、N(xtn,ytn)は、(xtn,ytn)の位置にいる被写体の3次元法線ベクトル、K(xtn,ytn)は仮想光源と(xtn,ytn)の位置にいる被写体との距離を示す。仮想光源があたるとは、(Ra(xtn,ytn)、Ga(xtn,ytn)、Ba(xtn,ytn))が正の値となる条件を満たしていれば良い。
以上の処理によって制御部50は、被写体情報取得部113で取得した異なる時間t、tの被写体の位置情報に基づいて、リライティング処理部114の仮想光源のパラメータを決定する。
また、本実施形態では、被写体の移動しており、移動元と移動先における被写体の位置から、移動元、移動先のどちらの位置に被写体がいても仮想光源からの光があたるように仮想光源のパラメータを決定する方法について説明した。しかし、これに限るものではない。例えば、被写体が移動によって決まる移動線を基に、仮想光源の位置を並行して移動するようにしても良い。
また、本実施形態では、被写体の位置情報を基に仮想光源のパラメータを決定する方法について説明したが、位置情報に限るものではない。位置情報に限らず、被写体情報取得部113において、例えば被写体の表情の変化、被写体が喋っているか否か、被写体の人数が変わったなどといったシーンの切り替わりを判別し、そのシーンの切り替わりの情報を基に仮想光源のパラメータを決定しても良い。
また、本実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラが被写体情報を基に仮想光源のパラメータを決定しリライティング処理する例について説明したがこれに限るものではない。例えば、パーソナルコンピューター等において、デジタルカメラで撮影した画像データを取り込み、取り込んだ画像データの被写体情報を解析することで、仮想光源のパラメータを決定してパーソナルコンピューターにおいてリライティング処理を行う構成であっても良い。
また、パーソナルコンピューター等において、リライティング処理機能を有するデジタルカメラで撮影したリライティング処理前の画像データと、デジタルカメラにおいて取得した被写体情報、仮想光源のパラメータ情報とを取り込み、デジタルカメラでのリライティング処理ではユーザの意図通りにリライティング出来ていないシーンに限り、再度仮想光源のパラメータを編集しリライティング処理をし直すといった構成としても良い。
50 システム制御部
100 デジタルカメラ
105 画像処理部
114 リライティング処理部
120 操作部
123 測距センサ

Claims (7)

  1. 動画を構成する複数のフレーム画像に対して仮想光源によるリライティング効果を付与する画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記フレーム画像にリライティング効果を付与する画像処理を行う処理手段と、
    前記処理手段による画像処理に用いるパラメータを設定する設定手段と、
    前記複数のフレーム画像で被写体を追尾する追尾手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、前記複数のフレーム画像のうち、前記追尾が成功した期間において連続するフレーム画像に対して、前記パラメータを固定して設定するか、前記パラメータをフレーム画像ごとに可変して設定するかを切り替えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理に用いるパラメータは前記仮想光源の位置であり、
    前記設定手段は、前記追尾が成功した期間において前記パラメータをフレーム画像ごとに可変して設定する場合は、追尾する被写体に応じて前記仮想光源の位置を変えることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記パラメータは、前記仮想光源の位置、角度、強度の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記設定手段は、前記追尾が成功した期間において前記パラメータを固定して設定する場合は、前記追尾が成功しない期間においては仮想光源をオフにすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記設定手段は、前記追尾が成功した期間において前記パラメータをフレーム画像ごとに可変して設定する場合は、前記追尾が成功しない期間においては前記追尾が成功した期間よりも前記仮想光源の強度を弱くすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 動画を構成する複数のフレーム画像に対して仮想光源によるリライティング効果を付与する画像処理を行う画像処理方法であって、
    前記フレーム画像にリライティング効果を付与する画像処理を行う処理工程と
    前記処理工程での画像処理に用いるパラメータを設定する設定工程と、
    前記複数のフレーム画像で被写体を追尾する追尾工程と、
    を備え、
    前記設定工程では、前記追尾が成功した期間において連続する前記複数のフレーム画像において連続する所定期間のフレーム画像に対して、前記パラメータを固定して設定するか、前記パラメータをフレーム画像ごとに可変して設定するかを切り替えることを特徴とする画像処理方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるプログラム
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