JP6541416B2 - 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents
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Description
また、本発明に係わる画像処理装置は、画像処理装置であって、仮想的な光源から照射される仮想光の強さを設定する設定手段と、撮影された画像の被写体に対し、前記仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する補正手段と、前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係にある場合、前記設定手段は設定可能な前記仮想光の強さの上限値を第1の値とし、前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係と異なる第2の位置関係にある場合、前記設定手段は設定可能な前記仮想光の強さの上限値を前記第1の値とは異なる第2の値とすることを特徴とする。
Ga=α ×(−L・N)/K2 × Gt …(1)
Ba=α ×(−L・N)/K2 × Bt
ここで、αは仮想光源の強さでありリライティング補正量のゲイン値である。本実施形態では、リライティング補正量の最大ゲイン値αmaxを算出し、αmax以下のゲイン値でリライティング処理を行うよう制御する。Lは仮想光源の3次元方向ベクトル、Nは被写体の3次元法線ベクトル、Kは仮想光源と被写体の距離である。Rt,Gt,Btはデガンマ処理部302から出力された撮影された画像の輝度値を表わす撮影RGBデータである。
Gout=Gt+Ga
Bout=Bt+Ba
仮想光源付加処理部306から出力された画像信号(Rout,Gout,Bout)はガンマ処理部307に入力される。ガンマ処理部307では、RGBの入力信号にガンマ補正を行う。色差信号生成部308では、RGB信号から輝度信号Y、色差信号B−Y,R−Yを生成する。以上が、リライティング処理部114の動作である。
Ga =α× mapL・mapN・mapK ×Gt
Ba =α× mapL・mapN・mapK ×Bt
すなわち、mapK≧TH_Ksatu、且つmapN≧TH_Nsatu、且つmapL≧TH_Lsatuを満たす領域Eとは、仮想光源の強さであるゲイン値αを大きくすると飽和しやすい領域となる。
(Rout,Gout,Bout)=(Rt,Gt,Bt)+(Ra,Ga,Ba)
であるから、上記式を展開することにより、αrmax,αgmax,αbmaxは、下記式で算出される。Routmax,Goutmax,Boutmaxは、8bitであれば28−1=255であり、10bitであれば、210−1=1023となる。αmax値は、αrmax、αgmax、αbmaxの中から一番小さい値とする。
αgmax=((Goutmax/Gt)−1)・(K2/(−L・N))
αbmax=((Boutmax/Bt)−1)・(K2/(−L・N))
以上の処理によって、リライティング処理部114の最大ゲイン値αmaxを決定しリライティング処理部でリライティング処理した例を図6に示す。図6(a)がリライティング処理前の撮影画像、図6(b)がリライティング処理後の撮影画像の例である。図6(a)で暗かった被写体が、仮想光源をあててリライティング処理をすることで図6(b)のように明るく補正されている。
(Ra,Ga,Ba)=α×(−L・N)/K2 ×(Rt,Gt,Bt)
の式のαにユーザにより設定されたαの値を代入して算出する。以上の処理によってリライティング処理部114は補正不足や過補正にならない適切なオートリライティングをすることが可能となる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (17)
- 撮影された画像の被写体に対し、仮想的な光源からの仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する画像処理装置であって、
前記仮想光の強さを設定する設定手段と、
前記仮想光の強さと、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係とに基づき、前記明るさの補正量を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された補正量に基づき、前記被写体の明るさを補正する補正手段とを有し、
前記設定手段はさらに、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係に基づき、設定可能な前記仮想光の強さの上限値を設定することを特徴とする画像処理装置。 - 前記補正手段は、前記仮想光の強さに基づく信号を前記明るさを補正する部分の信号に対して加算または減算することにより、明るさを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記明るさの補正量とは、前記仮想光の強さに基づく信号のゲイン値であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記被写体の陰影状態の情報を取得する取得手段をさらに有し、
前記設定手段は、前記取得手段により取得された陰影状態の情報に基づき前記仮想光の強さを設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記取得手段が取得する陰影状態の情報とは、環境光源によって被写体に生じている明暗の状態であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 被写体の法線情報を取得する法線情報取得手段をさらに有し、
前記決定手段は、前記被写体の法線情報を用いて前記明るさの補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記決定手段は、前記被写体に対する前記仮想光の照射方向を用いて前記明るさの補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記仮想的な光源と前記被写体との距離を用いて前記明るさの補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記設定手段は、前記仮想的な光源との位置関係に基づき、前記補正手段による補正で明るさが飽和する可能性が高い領域を特定し、当該領域の明るさが飽和しない前記仮想光の強さの上限値を設定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 画像処理装置であって、
仮想的な光源から照射される仮想光の強さを設定する設定手段と、
撮影された画像の被写体に対し、前記仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する補正手段と、
前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係にある場合、前記設定手段は設定可能な前記仮想光の強さの上限値を第1の値とし、前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係と異なる第2の位置関係にある場合、前記設定手段は設定可能な前記仮想光の強さの上限値を前記第1の値とは異なる第2の値とすることを特徴とする画像処理装置。 - 前記明るさの補正の度合いを設定するためのユーザ操作を受け付ける受付手段をさらに有する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記受付手段により受け付けられた前記明るさの補正の度合いの設定と、前記仮想光の強さの上限値とに基づき、前記設定手段は前記仮想光の強さを設定することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
- 前記受付手段により前記明るさの補正の度合いが最大に設定された場合、前記設定手段は前記仮想光の強さの上限値を前記仮想光の強さとして設定することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
- 撮影された画像の被写体に対し、仮想的な光源からの仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する画像処理方法であって、
前記仮想光の強さを設定する設定工程と、
前記仮想光の強さと、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係とに基づき、前記明るさの補正量を決定する決定工程と、
前記決定工程において決定された補正量に基づき、前記被写体の明るさを補正する補正工程とを有し、
前記設定工程ではさらに、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係に基づき、設定可能な前記仮想光の強さの上限値を設定することを特徴とする画像処理方法。 - 画像処理方法であって、
仮想的な光源から照射される仮想光の強さを設定する設定工程と、
撮影された画像の被写体に対し、前記仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する補正工程と、
前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係にある場合、前記設定工程では設定可能な前記仮想光の強さの上限値を第1の値とし、前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係と異なる第2の位置関係にある場合、前記設定工程では設定可能な前記仮想光の強さの上限値を前記第1の値とは異なる第2の値とすることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項14または15に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項14または15に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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