JP6541416B2 - 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関し、特には画像の明るさを補正する技術に関する。
従来、画像中の被写体に対して、仮想的な光源からの光を照射することで、明るさを補正する技術(リライティング)が知られている(特許文献1)。これにより、環境光によって生じた影などの暗部領域を明るくすることができ、例えば黒つぶれした部分に存在する被写体が判別できるように画像を補正することが可能となる。
例えば、特許文献1には、撮影画像に対して疑似的なライティング処理を行うライティング処理技術について開示されている。具体的には、顔領域全体の平均輝度よりも低い輝度領域を影領域として抽出する。そして抽出した影領域の明度を上げる処理を行っている。これにより、被写体の影を抑制することができる。
特開2010−135996号公報
リライティング処理によって陰影を補正する際には、リライティング補正量を適切に決定することが必要である。リライティング補正量を大きくすると画素値が飽和してしまい、絵柄によってはリライティング後の画像の明るさのバランスが崩れてしまうという弊害が生じる。逆に飽和しないようにリライティング補正量を小さくするとリライティング効果が小さくなってしまうという課題がある。
上記の特許文献1に開示されている方法では、リライティング補正量のゲイン値をリライティング処理前の元画像の輝度値に基づいて決定している。しかしながら、この方法では被写体と仮想光源の位置関係・仮想光源の反射分布まで考慮しておらず、元画像の輝度値が高ければリライティング補正量のゲイン値が小さくなるよう制御されてしまう。例えば、被写体に対して斜めに仮想光源を設定している場合においては、同じ被写体内でも仮想光源が強くあたる領域と弱くあたる領域がある。そのため、仮想光源が弱くあたる領域の元画像の輝度値が高いからといって、リライティング補正量のゲイン値を小さく設定してしまうとリライティングによる効果が小さくなってしまうことになる。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像中の被写体に対して、仮想的な光源からの光を照射することで明るさを補正する場合に、過補正や補正不足になることを抑制することができる画像処理装置を提供することである。
本発明に係わる画像処理装置は、撮影された画像の被写体に対し、仮想的な光源からの仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する画像処理装置であって、前記仮想光の強さを設定する設定手段と、前記仮想光の強さと、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係とに基づき、前記明るさの補正量を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された補正量に基づき、前記被写体の明るさを補正する補正手段とを有し、前記設定手段はさらに、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係に基づき、設定可能な前記仮想光の強さの上限値を設定することを特徴とする。
また、本発明に係わる画像処理装置は、画像処理装置であって、仮想的な光源から照射される仮想光の強さを設定する設定手段と、撮影された画像の被写体に対し、前記仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する補正手段と、前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係にある場合、前記設定手段は設定可能な前記仮想光の強さの上限値を第1の値とし、前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係と異なる第2の位置関係にある場合、前記設定手段は設定可能な前記仮想光の強さの上限値を前記第1の値とは異なる第2の値とすることを特徴とする。
本発明によれば、画像中の被写体に対して、仮想的な光源からの光を照射することで明るさを補正する場合に、過補正や補正不足になることを抑制することができる画像処理装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図。 画像処理部の構成を示すブロック図。 リライティング処理部の構成を示すブロック図。 仮想光源の照射による反射を説明する図。 最大ゲイン値の算出処理を示すフローチャート。 リライティング処理前後の画像を説明する図。 オートリライティング処理を示すフローチャート。 リライティングの強度設定画面を説明する図。
以下、本発明の例示的な実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態では、本発明に係る画像処理装置をデジタルカメラに適用した例について説明する。なお、デジタルカメラは光電変換素子を用いた撮影機能を有する電子機器を意味し、携帯電話機、ゲーム機、パーソナルコンピュータ等、カメラを有するまたは使用可能な任意の電子機器が含まれる。また、本発明に撮影機能は必須でなく、本発明に係る画像処理装置は、画像処理が可能な任意の電子機器に対して適用可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図1において、レンズ群101は、フォーカスレンズを含むズームレンズである。絞り機能を備えるシャッター102が、レンズ群101と撮像部103との間に設けられている。撮像部103は、レンズ群101によって撮像面に形成される光学像を画素単位の電気信号に変換するCCD/CMOSイメージセンサを代表とする撮像素子を有する。A/D変換器104は、撮像部103が出力するアナログ信号をデジタル信号(画像データ)に変換する。
画像処理部105は、A/D変換器104から出力される画像データに対し、色補間(デモザイク)、ホワイトバランス調整、γ補正、輪郭強調、ノイズリダクション、色補正などの各種画像処理を行う。画像メモリ106は画像データを一時的に記憶する。メモリ制御部107は、画像メモリ106の読み書きを制御する。D/A変換器108は、画像データをアナログ信号に変換する。表示部109はLCDや有機ELディスプレイ等の表示装置を有し、各種GUIやライブビュー画像、記録媒体112から読み出して再生した画像などを表示する。コーデック部110は、画像メモリ106に記憶されている画像データを記録媒体に記録するために予め定められた方法で符号化したり、画像ファイルに含まれる符号化画像データを例えば表示のために復号したりする。
インタフェース(I/F)111は、例えば半導体メモリカードやカード型ハードディスクなどの着脱可能な記録媒体112を、デジタルカメラ100と機械的および電気的に接続する。システム制御部50は例えばCPUやMPUなどのプログラマブルなプロセッサであってよい。システム制御部50は、例えば不揮発性メモリ121や内蔵する不揮発性メモリに記録されたプログラムを実行して必要なブロックや回路を制御することにより、デジタルカメラ100の機能を実現する。リライティング処理部114は、撮影画像にリライティング処理を行う。
操作部120は、ユーザがデジタルカメラ100に各種の指示を入力するためのボタンやスイッチなどをまとめて記載したものである。
不揮発性メモリ121は電気的に消去・記録可能な、例えばEEPROM等であってよい。不揮発性メモリ121は、各種の設定値、GUIデータをはじめ、システム制御部50がMPUやCPUである場合には、システム制御部50が実行するためのプログラムが記録される。
システムメモリ122は、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ121から読みだしたプログラム等を展開するために用いる。測距センサ123は、被写体との距離を測定し、撮影画素の画素単位に対応する距離情報を2次元の距離マップ画像として出力する。
次に、デジタルカメラ100における撮影時の動作について説明する。
例えば撮像部103は、シャッター102が開いている際にレンズ群101が撮像面に形成する被写体像を撮像素子によって光電変換し、アナログ画像信号としてA/D変換器104へ出力する。A/D変換器104は撮像部103から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像信号(画像データ)に変換し画像処理部105に出力する。
画像処理部105は、A/D変換器104からの画像データ、又は、メモリ制御部107からの画像データに対し、色補間(デモザイク)、γ補正、輪郭強調、ノイズリダクション、色補正などの各種画像処理を行う。
また、画像処理部105では、撮影で得られた画像データを用いて輝度やコントラストなどに関する所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が測距制御、露光制御を行う。このように、本実施形態のデジタルカメラ100では、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理を行う。画像処理部105ではさらに、撮影で得られた画像データを用いたオートホワイトバランス(AWB)調整も行う。
画像処理部105から出力された画像データは、メモリ制御部107を介して画像メモリ106に書き込まれる。画像メモリ106は、撮像部103から出力された画像データや、表示部109に表示するための画像データを格納する。
また、D/A変換器108は、画像メモリ106に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部109に供給する。表示部109は、LCD等の表示装置に、D/A変換器108からのアナログ信号に応じた表示を行う。
コーデック部110は、画像メモリ106に記録された画像データをJPEGやMPEGなどの規格に基づき符号化する。システム制御部50は符号化した画像データに対して予め定められたヘッダなどを付与して画像ファイルを形成し、インタフェース111を介して記録媒体112に記録する。
なお、現在のデジタルカメラでは、撮影スタンバイ状態においては動画撮影を行い、撮影された動画を表示部109に表示し続けることにより表示部109を電子ビューファインダ(EVF)として機能させるのが一般的である。この場合、シャッター102は開いた状態とし、撮像部103のいわゆる電子シャッターを用いて例えば30フレーム/秒の撮影を行う。
そして、操作部120に含まれるシャッターボタンが半押しされると上述のAF,AE制御が行われ、全押しされると本撮影により記録用の静止画撮影が実行され、記録媒体112に記録される。また、動画撮影ボタンなどにより動画撮影が指示された場合は、記録媒体112への動画記録を開始する。
上記の基本動作以外に、システム制御部50は、前述した不揮発性メモリ121に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実行する。ここでいうプログラムとは、本実施形態において後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。この際、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ121から読み出したプログラム等をシステムメモリ122に展開する。
次に、画像処理部105の詳細について図2を用いて説明する。図2は画像処理部105の構成を示すブロック図である。
図2において、画像処理部105は、同時化処理部200、WB増幅部201、輝度・色信号生成部202、輪郭強調処理部203、輝度ガンマ処理部204を備える。さらに画像処理部105は、色変換処理部205、色γ処理部206、色差信号生成部207、陰影情報取得部208を備える。
次に、画像処理部105における処理について説明する。図1のA/D変換部104から入力された画像信号が画像処理部105に入力される。画像処理部105に入力された画像信号は同時化処理部200に入力される。同時化処理部200は入力されたベイヤー配列のRGBの画像データに対して、同時化処理を行い、色信号R,G,Bを生成する。WB増幅部201は、システム制御部50が算出するホワイトバランスゲイン値に基づき、RGBの色信号にゲインをかけ、ホワイトバランスを調整する。WB増幅部201が出力したRGB信号は輝度・色信号生成部202に入力される。輝度・色信号生成部202はRGB信号から輝度信号Yを生成し、生成した輝度信号Yを輪郭強調処理部203へ、RGBの色信号を色変換処理部205へ出力する。
輪郭強調処理部203では、輝度信号に対して輪郭強調処理を行い、輝度ガンマ処理部204へ出力する。輝度ガンマ処理部204では輝度信号Yに対してガンマ補正を行い、輝度信号Yを画像メモリ106に出力する。
色変換処理部205は、RGB信号を、マトリクス演算などにより、所望のカラーバランスへ変換する。色ガンマ処理部206では、RGBの色信号にガンマ補正を行う。色差信号生成部207では、RGB信号から色差信号B−Y、R−Y信号を生成する。画像メモリ106に出力された画像信号であるY信号、 B−Y信号 R−Y信号は、コーデック部110によって圧縮符号化され、記録媒体112に記録される。
また、色変換処理部205から出力されたRGB信号は陰影情報取得部208へも入力される。陰影情報取得部208は、環境光源によって被写体に生じた陰影状態(明暗の状態)を解析するための情報を取得する。例えば、被写体の平均輝度情報および顔領域の輝度ヒストグラム情報などを陰影情報として取得する。
次に、画像中の被写体に対して、仮想的な光源からの光を照射することで明るさを補正する処理(リライティング処理)を行うリライティング処理部114の構成および動作について図3を用いて説明する。ユーザの操作によりリライティング処理が選択されている場合は、画像処理部105から出力されたデータがリライティング処理部114に入力され、仮想光源によるリライティング処理が行われる。
図3はリライティング処理部114の構成を示すブロック図である。図3において、信号変換部301は入力された輝度・色差信号(Y,B−Y,R−Y)をRGB信号に変換する。デガンマ処理部302はデガンマ処理を行う。また、距離算出部303は測距センサ123から出力される撮像装置から被写体までの距離情報を取得する(距離情報取得)。法線算出部304は被写体の法線を算出する(法線情報取得)。仮想光源反射成分算出部305は、仮想光源が被写体に当たり反射した成分を算出する。仮想光源付加処理部306は、仮想光源によるリライティング効果を画像に付加する。また、ガンマ処理部307はRGB信号にガンマ特性をかけ、輝度・色差信号変換部308は、RGB信号を輝度・色差信号(Y,B−Y,R−Y)に変換する。
上記のように構成されるリライティング処理部114の動作について説明する。リライティング処理部114には、画像メモリ106に記録された輝度・色差信号(Y,B−Y,R−Y)が入力される。RGB信号変換部301は、入力された輝度・色差信号(Y,B−Y,R−Y)をRGB信号に変換し、デガンマ処理部302へ出力する。デガンマ処理部302は、画像処理部105のガンマ処理部で掛けられたガンマ特性と逆の特性の演算を行い、RGB信号をリニアデータに変換する。デガンマ処理部302は、リニア変換後のRGB信号(Rt,Gt,Bt)を、仮想光源反射成分算出部305および仮想光源付加処理部306に出力する。
一方、距離算出部303は測距センサ123から取得した被写体の距離情報から距離マップを算出する。被写体の距離情報とは、撮影画像を複数に分割した領域ごとに得られる2次元の距離情報のことである。この領域は、1画素単位であっても複数画素単位であってもよい。法線算出部304は距離算出部303から取得した距離情報から法線マップを算出する。
距離マップから法線マップを生成する方法に関しては、公知の技術を用いればよいが、具体的な処理例について図4を用いて説明する。図4はカメラの撮影座標と、被写体の関係を示す図である。例えば、図4に示すようにある被写体401に対して、撮影画像の水平方向の差分ΔHに対する距離(奥行き)Dの差分ΔDから面401aの勾配情報を算出し、その勾配情報から面401aの法線Nを算出することが可能である。撮影した各画素に対して上記の処理を行うことで、撮影画像の各画素に対応する法線情報Nを算出可能である。法線算出部304は、撮影画像の各画素に対応する法線情報Nを法線マップとして仮想光源反射成分算出部305に出力する。
仮想光源反射成分算出部305では、光源と被写体の距離K、法線情報N、仮想光源パラメータLに基づき、設置した仮想光源が被写体に当たり反射される成分を算出する。具体的には、光源と被写体との距離Kの二乗に反比例し、被写体の法線ベクトルNと光源方向ベクトルLの内積に比例するように、撮影画像に対応する座標位置の反射成分を算出する。
これについて、図4を用いてさらに説明する。図4では、被写体401の位置と、設定した仮想光源402の位置を示している。カメラ100で撮影された撮影画像の水平画素位置H1(垂直画素位置は説明を分かりやすくするために省略)における反射成分は、座標H1における法線N1と仮想光源の方向ベクトルL1の内積に比例し、仮想光源と被写体の距離K1の二乗に反比例する値となる。
この関係を数式で表現すると仮想光源による被写体からの反射成分(Ra,Ga,Ba)は下記の通りとなる。
Ra=α ×(−L・N)/K2 × Rt
Ga=α ×(−L・N)/K2 × Gt …(1)
Ba=α ×(−L・N)/K2 × Bt
ここで、αは仮想光源の強さでありリライティング補正量のゲイン値である。本実施形態では、リライティング補正量の最大ゲイン値αmaxを算出し、αmax以下のゲイン値でリライティング処理を行うよう制御する。Lは仮想光源の3次元方向ベクトル、Nは被写体の3次元法線ベクトル、Kは仮想光源と被写体の距離である。Rt,Gt,Btはデガンマ処理部302から出力された撮影された画像の輝度値を表わす撮影RGBデータである。
上記のように算出された仮想光源による反射成分(Ra,Ga,Ba)は仮想光源付加処理部306へ出力される。仮想光源付加処理部306では、仮想光源成分(Ra,Ga,Ba)を加算する下記の処理を行う。
Rout=Rt+Ra
Gout=Gt+Ga
Bout=Bt+Ba
仮想光源付加処理部306から出力された画像信号(Rout,Gout,Bout)はガンマ処理部307に入力される。ガンマ処理部307では、RGBの入力信号にガンマ補正を行う。色差信号生成部308では、RGB信号から輝度信号Y、色差信号B−Y,R−Yを生成する。以上が、リライティング処理部114の動作である。
システム制御部50は、リライティング処理部114が出力した輝度・色差信号を、メモリ制御部107の制御によって、画像メモリ106に蓄積させた後、コーデック部110により圧縮符号化させる。また、I/F111を介して記録媒体112に記録させる。
次に、システム制御部50が、上記のように動作するリライティング処理部114の最大ゲイン値αmaxを決定する処理の流れについて説明する。具体的には、距離算出部303、法線算出部304、仮想光源反射成分算出部305での算出結果に基づき、最大ゲイン値αmaxを決定する。これらの動作について以下説明する。
図5は、システム制御部50の動作を示したフローチャートである。以下、図5のフローチャートに従って、システム制御部50がリライティングのパラメータの最大ゲイン値αmaxを決定する動作について説明する。
ステップS501では、操作部120を介してユーザからの操作によりリライティング処理が選択されているか否かを判定する。即ち、リライティング処理部114による処理を行うか否かを判定する。リライティングを行う場合はステップ502に進む。
ステップS502では、被写体を撮影する。ステップS503では、距離算出部303において撮像装置と被写体との距離による重み付けマップ画像(mapK)を生成する。具体的には、距離算出部303が測距センサ123から取得した撮影画像の画素単位で得られる2次元の被写体距離情報に基づいて距離Kを画素単位で算出する。そして、画素単位で1/K2を任意のビット幅で正規化した値を距離による重み付けマップ画像(mapK)とする。
ステップS504では、法線算出部304において距離算出部303から取得した距離情報に基づいて法線マップ画像(mapN)を生成する。具体的には、図4で説明したように被写体法線ベクトルNを画素単位で算出し、その各座標軸方向に対する方向余弦を求める。求めた方向余弦を任意のビット幅で表現して法線による重み付けマップ(mapN)とする。
ステップS505では、仮想光源反射成分算出部305において、仮想光源による重み付けマップ画像(mapL)を生成する。具体的には、仮想光源の光源方向ベクトル−Lを画素単位で算出し、その各座標軸方向に対する方向余弦を求める。求めた方向余弦を任意のビット幅で表現して仮想光源による重み付けマップ(mapL)とする。
ステップS506では、距離による重み付けマップ画像(mapK)、被写体の法線による重み付けマップ画像(mapN)、仮想光源による重み付けマップ画像(mapL)において、任意の閾値以上の領域Eを検出する。具体的には、mapK≧TH_Ksatu、且つmapN≧TH_Nsatu、且つmapL≧TH_Lsatuの領域Eを検出する。仮想光源の反射成分(Ra,Ga,Ba)は前述した(1)式の通りとなる。
この(1)式を各重み付けマップ画像で置き換えると、下記式のようになる。
Ra =α× mapL・mapN・mapK ×Rt
Ga =α× mapL・mapN・mapK ×Gt
Ba =α× mapL・mapN・mapK ×Bt
すなわち、mapK≧TH_Ksatu、且つmapN≧TH_Nsatu、且つmapL≧TH_Lsatuを満たす領域Eとは、仮想光源の強さであるゲイン値αを大きくすると飽和しやすい領域となる。
ステップS507では、領域Eに該当する領域が小さいか否か判別する。領域Eに該当する領域が小さい場合はステップS509に進み、領域Eに該当する領域が大きい場合は、ステップS508に進む。ステップS508では、TH_Ksatu、TH_Nsatu、TH_Lsatuの値を大きくしてステップS506に進み領域Eを検出し直す。そして、領域Eがある程度小さくなるまでステップS508を繰り返す。領域Eが小さくなるまでステップS508を繰り返すのは最大ゲイン値αmaxを求める際の計算量を少なくするためである。領域Eが大きいか否かの判別は、所定の閾値TH_areaEより大きいか否かで判別する。
ステップS509では、領域Eが飽和しないリライティングの最大ゲイン値αmaxを算出する。具体的には、仮想光源付加処理部306において、デガンマ処理部302の出力(Rt,Gt,Bt)とステップS506で求めた仮想光源成分(Ra,Ga,Ba)を加算する際に、(Rout,Gout,Bout)が飽和しないリライティングの最大ゲイン値αmaxを算出する。つまり、
(Rout,Gout,Bout)=(Rt,Gt,Bt)+(Ra,Ga,Ba)
であるから、上記式を展開することにより、αrmax,αgmax,αbmaxは、下記式で算出される。Routmax,Goutmax,Boutmaxは、8bitであれば28−1=255であり、10bitであれば、210−1=1023となる。αmax値は、αrmax、αgmax、αbmaxの中から一番小さい値とする。
αrmax=((Routmax/Rt)−1)・(K2/(−L・N))
αgmax=((Goutmax/Gt)−1)・(K2/(−L・N))
αbmax=((Boutmax/Bt)−1)・(K2/(−L・N))
以上の処理によって、リライティング処理部114の最大ゲイン値αmaxを決定しリライティング処理部でリライティング処理した例を図6に示す。図6(a)がリライティング処理前の撮影画像、図6(b)がリライティング処理後の撮影画像の例である。図6(a)で暗かった被写体が、仮想光源をあててリライティング処理をすることで図6(b)のように明るく補正されている。
次に、システム制御部50が、上記のように算出したリライティング処理の最大ゲイン値αmaxを用いてオートリライティングする際の処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
ステップS701では、操作部120を介してユーザからの操作によりリライティング処理が選択されているか否かを判定する。即ち、リライティング処理部114による処理を行うか否かを判定する。リライティングを行う場合はステップ702に進む。
ステップS702では被写体を撮影する。ステップS703ではリライティング後の画像が飽和しないリライティングのゲイン値αmaxを算出する。具体的には図5を用いて前述した通りである。
ステップS704では、ステップS703で算出したリライティングのゲインの最大値αmaxを基に、最大値αmax以下(最大値以下)の値で、リライティング強度が大・中・小の場合のαの値を算出する。例えば、図8に示す表示部109の表示例のように、リライティング強度を0%〜100%で表現し、100%をゲイン値αmaxとして、強度が大・中・小の場合のαの値を算出する。
ステップS705ではユーザから操作部120を介して任意のリライティング強度の設定がされているかどうかを判別する。設定がされている場合はステップS706に進み、設定がされていない場合はステップS705を繰り返す。
ステップS706では、ユーザにより設定されたゲイン値αに基づいて、リライティングによる明るさの自動補正処理を行う。具体的には、
(Ra,Ga,Ba)=α×(−L・N)/K2 ×(Rt,Gt,Bt)
の式のαにユーザにより設定されたαの値を代入して算出する。以上の処理によってリライティング処理部114は補正不足や過補正にならない適切なオートリライティングをすることが可能となる。
なお、本実施形態では、ユーザが操作部120を介して任意のリライティング強度を設定する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、リライティングの最大ゲイン値αmax以下で、陰影情報取得部208で取得した被写体の輝度情報によってα値を決定する構成としても良い。
また、本実施形態では、リライティングにより明るく補正する場合について説明したが、逆に暗くするリライティングを行ってもよい。その場合、仮想光源のゲイン値αをマイナスにする。その結果、仮想光源の明るさに基づく信号に対して減算することになる。その場合は、黒潰れしないゲイン値αminを算出することが必要となる。
また、仮想光源の位置と処理対象画素の距離Dの算出方法は、本実施形態の方法に限定されるものではなく、どのような算出方法をとってもよい。例えば、カメラの位置および被写体位置を3次元位置として取得し、3次元での距離で計算してもよい。
また、仮想光源を付加する場合に、距離の二乗に反比例する式で計算したが、仮想光源の付加量をこの方式で算出するものに限定されるものではない。例えば、距離Dに反比例するものや、ガウス分布的に照射範囲が変化する式であってもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
50:システム制御部、101:光学系、102:シャッター、103:撮像部、104:A/D変換器、105:画像処理部、106:画像メモリ、107:メモリ制御部、109:表示部、110:コーデック部、111:記録I/F、112:記録媒体、113:顔検出部、114:リライティング処理部、120:操作部、121:不揮発性メモリ、122:システムメモリ、123:測距センサ

Claims (17)

  1. 撮影された画像の被写体に対し、仮想的な光源からの仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する画像処理装置であって、
    前記仮想光の強さを設定する設定手段と、
    前記仮想光の強さと、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係とに基づき、前記明るさの補正量を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された補正量に基づき、前記被写体の明るさを補正する補正手段とを有し、
    前記設定手段はさらに、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係に基づき、設定可能な前記仮想光の強さの上限値を設定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記補正手段は、前記仮想光の強さに基づく信号を前記明るさを補正する部分の信号に対して加算または減算することにより、明るさを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記明るさの補正量とは、前記仮想光の強さに基づく信号のゲイン値であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記被写体の陰影状態の情報を取得する取得手段をさらに有し、
    前記設定手段は、前記取得手段により取得された陰影状態の情報に基づき前記仮想光の強さを設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記取得手段が取得する陰影状態の情報とは、環境光源によって被写体に生じている明暗の状態であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 被写体の法線情報を取得する法線情報取得手段をさらに有し、
    前記決定手段は、前記被写体の法線情報を用いて前記明るさの補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記決定手段は、前記被写体に対する前記仮想光の照射方向を用いて前記明るさの補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記決定手段は、前記仮想的な光源と前記被写体との距離を用いて前記明るさの補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記設定手段は、前記仮想的な光源との位置関係に基づき、前記補正手段による補正で明るさが飽和する可能性が高い領域を特定し、当該領域の明るさが飽和しない前記仮想光の強さの上限値を設定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 画像処理装置であって、
    仮想的な光源から照射される仮想光の強さを設定する設定手段と、
    撮影された画像の被写体に対し、前記仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する補正手段と、
    前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係にある場合、前記設定手段は設定可能な前記仮想光の強さの上限値を第1の値とし、前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係と異なる第2の位置関係にある場合、前記設定手段は設定可能な前記仮想光の強さの上限値を前記第1の値とは異なる第2の値とすることを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記明るさの補正の度合いを設定するためのユーザ操作を受け付ける受付手段をさらに有する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記受付手段により受け付けられた前記明るさの補正の度合いの設定と、前記仮想光の強さの上限値とに基づき、前記設定手段は前記仮想光の強さを設定することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記受付手段により前記明るさの補正の度合いが最大に設定された場合、前記設定手段は前記仮想光の強さの上限値を前記仮想光の強さとして設定することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 撮影された画像の被写体に対し、仮想的な光源からの仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する画像処理方法であって、
    前記仮想光の強さを設定する設定工程と、
    前記仮想光の強さと、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係とに基づき、前記明るさの補正量を決定する決定工程と、
    前記決定工程において決定された補正量に基づき、前記被写体の明るさを補正する補正工程とを有し、
    前記設定工程ではさらに、前記被写体と前記仮想的な光源との位置関係に基づき、設定可能な前記仮想光の強さの上限値を設定することを特徴とする画像処理方法。
  15. 画像処理方法であって、
    仮想的な光源から照射される仮想光の強さを設定する設定工程と、
    撮影された画像の被写体に対し、前記仮想光を照射した効果を付与して明るさを補正する補正工程と、
    前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係にある場合、前記設定工程では設定可能な前記仮想光の強さの上限値を第1の値とし、前記被写体と前記仮想光の照射方向とが第1の位置関係と異なる第2の位置関係にある場合、前記設定工程では設定可能な前記仮想光の強さの上限値を前記第1の値とは異なる第2の値とすることを特徴とする画像処理方法。
  16. 請求項14または15に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  17. 請求項14または15に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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