JP2018165867A - 投薬管理システム、投薬管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】前回クールにおける同一の投与時期(投与回)に対応する投薬履歴を容易に参照可能な投薬管理システム及び投薬管理プログラムを提供すること。【解決手段】投薬管理システム10は、抗がん剤の投与履歴に関する療法履歴データを取得する取得処理部111と、前記療法履歴データから、処理対象である対象処方データと患者及び療法が同一であって1クールにおける投与時期が前記対象処方データと同一である直前のクールの処方データに対応する特定履歴データを抽出する抽出処理部112と、前記対象処方データと前記特定履歴データとを出力する出力処理部113とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、抗がん剤の投薬業務を支援可能な投薬管理システム及び投薬管理プログラムに関する。
一般に、予め定められた療法(レジメン)に従った抗がん剤の投薬履歴を管理することが可能なシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。薬剤師などのユーザーは、この種のシステムを利用することで、患者に対する抗がん剤の投薬履歴を容易に把握することが可能である。
特開2007−280423号公報
ところで、抗がん剤の療法では、予め定められた複数の投与時期(投与回)における薬剤投与を1クールとして、複数クールの薬剤投与を行う旨が定められていることがある。そして、ユーザーは、患者に対して薬剤投与を行う際に、前回クールにおける同一の投与時期(投与回)に対応する投薬履歴を参照したい場合がある。
本発明の目的は、前回クールにおける同一の投与時期(投与回)に対応する投薬履歴を容易に参照可能な投薬管理システム及び投薬管理プログラムを提供することにある。
本発明に係る投薬管理システムは、抗がん剤の投与履歴に関する療法履歴データを取得する取得処理部と、前記療法履歴データから、処理対象である対象処方データと患者及び療法が同一であって1クールにおける投与時期が前記対象処方データと同一である直前のクールの処方データに対応する特定履歴データを抽出する抽出処理部と、前記対象処方データと前記特定履歴データとを出力する出力処理部とを備える。
本発明に係る投薬管理システムは、抗がん剤の1クールにおける投与時期ごとに予め設定された基準データに基づいて、患者の検査結果に関する検査データを評価する検査評価処理部と、前記検査評価処理部による評価結果を出力する評価出力処理部とを備える。そして、前記検査評価処理部は、前記投与時期ごとに対応する前記基準データに基づいて、処方データに示された投与日から予め設定された期間内に実施された検査に対応する前記検査データを評価する。
本発明に係る投薬管理プログラムは、抗がん剤の投与履歴に関する療法履歴データを取得する取得ステップと、前記療法履歴データから、対象の処方データと患者及び療法が同一であって1クールにおける投与時期が前記処方データと同一である直前のクールの特定履歴データを抽出する抽出ステップと、前記処方データと前記特定履歴データとを出力する出力ステップとをプロセッサーに実行させるための投薬管理プログラムである。
本発明に係る投薬管理プログラムは、抗がん剤の1クールにおける投与時期ごとに予め設定された基準データに基づいて、患者の検査結果に関する検査データを評価する検査評価ステップと、前記検査評価処理部による評価結果を出力する評価出力ステップとを備える。そして、前記検査評価ステップでは、前記投与時期ごとに対応する前記基準データに基づいて、処方データに示された投与日から予め設定された期間内に実施された検査に対応する前記検査データが評価される。
本発明によれば、前回クールにおける同一の投与時期(投与回)に対応する投薬履歴を容易に参照可能な投薬管理システム及び投薬管理プログラムが提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る投薬管理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る投薬管理システムで使用される薬歴データの一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る投薬管理システムで使用される検査データの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る投薬管理システムで使用される検査評価データの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る投薬管理システムで使用される療法履歴データの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る投薬管理システムで実行される投薬管理処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施形態に係る投薬管理システムで表示される表示画面の一例を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る投薬管理システムで出力されるチェックリストの一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[投薬管理システム10]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る投薬管理システム10は、投薬管理装置1、薬歴参照装置2、及びプリンター3などを備える。なお、本実施形態では、前記投薬管理装置1が第1情報処理装置の一例であり、前記薬歴参照装置2が第2情報処理装置の一例である。前記投薬管理装置1、前記薬歴参照装置2、及びプリンター3は、通信網4を介して無線又は有線で通信可能に接続される。前記通信網4は、LAN、WAN、インターネット、又はイントラネットなどである。また、前記投薬管理装置1には、前記通信網4を介して上位システム5が接続される。
前記上位システム5は、例えば電子カルテシステム、オーダーリングシステム、又はレセプトシステムなどである。そして、前記上位システム5は、患者に対する薬品の処方に関する処方データ、患者について行われた各種の検査の検査結果に関する検査データ、及び患者の個人情報を示す患者データなどを前記投薬管理装置1に入力する。なお、前記投薬管理装置1が前記上位システム5から前記処方データ、前記検査データ、及び前記患者データなどを能動的に読み出す構成であってもよい。
例えば、前記処方データには、処方ID、患者ID(患者の識別情報)、患者氏名(患者の識別情報)、薬品名(薬品の識別情報)、病棟、用法・用量、投与日、レジメン番号、療法名、クール情報、DAY情報、投与量、身長、体重、体表面積などの情報が含まれる。
[プリンター3]
前記プリンター3は、前記投薬管理装置1又は前記薬歴参照装置2から前記通信網4を介して入力される印刷データに含まれる情報を紙などのシートに記録する印刷処理を実行可能なカラープリンター又はモノクロプリンターなどの画像形成装置である。より具体的に、本実施形態において、前記プリンター3は、前記投薬管理装置1による後述のチェックシート(図8参照)の印刷に用いられる。また、前記プリンター3は、前記処方データに基づく処方箋又は調製箋などの印刷にも用いられる。
[投薬管理装置1]
前記投薬管理装置1は、制御部11、記憶部12、通信I/F13、表示装置14、操作装置15、及びドライブ装置16などを備えるコンピュータである。なお、前記投薬管理装置1は、前記投薬管理システム10が使用される病院又は薬局等の医療機関の内部又は外部に設けられる。また、前記投薬管理装置1は、スマートフォン、タブレット端末、又はラップトップコンピューターなどの情報処理装置であってもよい。
なお、前記投薬管理装置1には、当該投薬管理装置1の操作端末としてスマートフォン、タブレット端末、又はラップトップコンピューターのように操作部及び表示部を備えるクライアント端末が前記通信網4を介して通信可能に接続されることが考えられる。この場合、前記制御部11は、前記表示装置14に代えて前記クライアント端末の表示部に情報を表示させ、前記操作装置15に代えて前記クライアント端末の操作部に対する操作を受け付ける。即ち、前記投薬管理装置1及び前記クライアント端末が周知のクライアントサーバーシステムとして構成されることが考えられる。なお、前記制御部11による前記クライアント端末への情報表示、及び前記クライアント端末による操作の受付は周知のブラウザソフトなどを用いて行われればよく、ここでは詳細な説明は省略する。
前記制御部11は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部11は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。
前記記憶部12は、前記制御部11によって実行される各種の制御プログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク又はSSD等の不揮発性の記憶部である。具体的に、前記記憶部12には、プログラム記憶部121、マスター記憶部122、及び情報記憶部123が含まれる。
前記プログラム記憶部121は、後述の投薬管理処理(図6参照)を前記制御部11に実行させるための投薬管理プログラムなどが記憶される記憶領域である。なお、前記プログラム記憶部121には、オペレーティングシステム(OS)などのプログラムも記憶される。
前記マスター記憶部122は、薬品マスター、患者マスター、診療科マスター、薬剤師マスター、レジメンマスターなどの各種のマスター情報が記憶される記憶領域である。例えば、前記薬品マスターには、各種の薬品について、薬品コード(YJコード等)、薬品名、JANコード、RSSコード、薬瓶コード、剤形、単位、比重、薬品種、配合変化、賦形薬品、注意事項などの情報が含まれる。前記患者マスターには、各患者について、例えば患者名、患者ID、性別、年齢、飲酒有無、喫煙有無、及び病名などの情報が含まれる。前記診療科マスターには、前記投薬管理システム10が使用される医療機関の各種の診療科の情報が含まれる。
前記レジメンマスターには、予め定められている各種の療法(レジメン)の内容を示す療法情報が含まれる。具体的に、前記療法情報には、療法に基づいて投与される薬品名、投与量(体表面積当り)、投与時間、投与日、及び1クールの長さなどの抗がん剤の投与計画に関する情報が含まれる。また、前記上位システム5における前記処方データの生成時には、前記療法に対応する薬品などの情報と共に、前記療法を識別するための療法名などの療法識別情報が前記処方データに付与される。
なお、前記制御部11は、前記マスター記憶部に記憶されている各種のマスター情報を、前記上位システム5から取得する情報に基づいて随時更新可能である。また、前記制御部11は、ユーザー操作に応じて各種のマスター情報を編集することも可能である。
前記情報記憶部123は、前記処方データ、薬歴データD11、検査データD12、検査評価データD13などの各種の情報が記憶される記憶領域である。即ち、前記記憶部12が前記薬歴データD11を記憶する第1記憶部の一例である。例えば、前記制御部11は、前記処方データ及び前記検査データD12を前記上位システム5から取得して前記情報記憶部123に蓄積して記憶させる。また、前記制御部11は、前記処方データに基づいて前記薬歴データD11を更新する。さらに、前記制御部11は、ユーザー操作に応じて前記検査評価データD13を編集可能である。
前記薬歴データD11は、患者各々について発行された処方データの内容を示す情報である。ここに、図2は、前記薬歴データD11の一例を示す図である。図2に示す前記薬歴データD11は、主に前記処方データの内容と同じ内容であって、処方ID、患者ID(患者の識別情報)、患者氏名(患者の識別情報)、薬品名(薬品の識別情報)、病棟、用法・用量、投与日、レジメン番号、療法名、クール情報、DAY情報、投与量、身長、体重、体表面積などの情報を含む。
前記検査データD12は、患者各々について実施された各検査項目についての検査結果(検査値)などを含む情報である。ここに、図3は、前記検査データD12の一例を示す図である。図3に示す前記検査データD12は、患者ID(患者の識別情報)、患者氏名(患者の識別情報)、検査日、検査ID(検査の識別情報)、検査項目(検査の識別情報)、検査結果などの情報を含む。前記制御部11は、前記上位システム5から取得する患者ごとの個別検査データ、或いは、前記投薬管理装置1に挿入されるUSBメモリ又はCDなどの記録媒体から読み取られる患者ごとの個別検査データに基づいて前記検査データD12を更新する。
前記検査評価データD13は、前記検査データD12における検査結果を評価するための指標となる情報である。ここに、図4は、前記検査評価データD13の一例を示す図である。図4に示す前記検査評価データD13は、レジメン番号、DAY情報、検査ID(検査識別情報)、検査項目、評価基準の上限値及び下限値、遡及日数などの情報を含む。前記制御部11は、ユーザー操作に応じて前記検査評価データD13を更新することが可能である。例えば、前記検査評価データD13における検査項目ごとに対応する評価基準の上限値及び下限値のデフォルト値が予め設定されており、前記制御部11が、前記検査項目ごとの評価基準の上限値及び下限値をユーザー操作に応じて編集可能であることが考えらえる。
前記検査評価データD13における前記レジメン番号は、前記処方データにも含まれる情報であって、療法(レジメン)を識別するための識別情報である。なお、前記レジメン番号は、前記上位システム5と共通で用いられる情報である。前記検査評価データD13における前記DAY情報は、前記レジメン番号に対応するレジメン(療法)の1クールにおける投与時期を、当該1クールの実施開始日からの経過日数で示した情報である。例えば、レジメン番号「0000001」に対応する療法については、「1」日目、「8」日目、「15」日目がそれぞれ投与時期を示すDAY情報として定められている。なお、各療法に対応するクール数及び各クールにおけるDAY情報は、前記レジメンマスターにも予め登録されている。また、前記DAY情報に代えて、療法の1クールにおける抗がん剤の投与回(1回目、2回目、3回目など)を識別可能な回数情報が投与時期を示す情報として用いられてもよい。
前記検査評価データD13における前記評価基準の上限値及び下限値は、前記レジメン番号に対応する療法におけるDAY情報ごとに対応して予め設定可能である。前記検査評価データD13における前記遡及日数は、前記処方データに示された投与日を基準として当該検査評価データD13の各評価基準が適用される期間を定める情報である。例えば、前記遡及日数が「2」であるレジメン番号に対応する療法については、前記検査評価データD13における評価基準の上限値及び下限値が、前記処方データに示された投与日の「2」日前までの検査結果を評価する際の評価指標として有効に用いられる。なお、前記遡及日数は、前記検査項目ごと又は前記DAY情報ごとに個別に設定されていてもよい。
前記通信I/F13は、前記通信網4を介して前記薬歴参照装置2、及び前記プリンター3などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記表示装置14は、前記制御部11からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作装置15は、前記投薬管理装置1に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作装置15は、前記表示装置14に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作装置15は、前記表示装置14に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記ドライブ装置16は、前記投薬管理プログラムが非一時的に記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体161から前記投薬管理プログラムを読み取ることが可能である。前記記録媒体161は、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置16は、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。そして、前記投薬管理装置1では、前記制御部11により、前記ドライブ装置16を用いて前記記録媒体161から読み取られた前記投薬管理プログラムが前記記憶部12の前記プログラム記憶部121にインストールされる。
そして、前記投薬管理装置1の前記制御部11は、取得処理部111、表示処理部112、出力処理部113、検査評価処理部114、評価出力処理部115を含む。具体的に、前記制御部11は、前記投薬管理プログラムに従って後述の投薬管理処理(図6参照)などの各種の処理を実行することにより、取得処理部111、表示処理部112、出力処理部113、検査評価処理部114、評価出力処理部115として機能する。即ち、本実施形態では、前記投薬管理装置1単体が本発明に係る投薬管理システムである。また、前記投薬管理装置1が、ユーザーによって操作される前記クライアント端末と共に投薬管理システムを構成するものであってもよい。なお、前記取得処理部111、前記表示処理部112、前記出力処理部113、前記検査評価処理部114、前記評価出力処理部115の一部又は全部が電子回路で構成されていてもよい。
また、前記投薬管理装置1の機能の一部又は全部が前記薬歴参照装置2に設けられることも他の実施形態として考えられる。例えば、前記薬歴参照装置2に、前記投薬管理プログラムの一部又は全部がインストールされており、前記投薬管理システム10において、前記投薬管理装置1及び前記薬歴参照装置2が協働して後述の投薬管理処理(図6参照)を実行することも考えられる。また、前記薬歴参照装置2の前記制御部21が、前記投薬管理装置1から必要な情報を適宜取得して、後述の投薬管理処理(図6参照)を実行することも考えられ、この場合には、前記薬歴参照装置2が本発明に係る投薬管理システムの一例である。
前記取得処理部111は、抗がん剤の投与履歴に関する療法履歴データを取得するための処理を実行する。具体的に、前記取得処理部111は、前記薬歴参照装置2の記憶部22に記憶される後述の療法履歴データD21(図5参照)を前記薬歴参照装置2から取得する。例えば、前記取得処理部111は、前記薬歴参照装置2に前記療法履歴データD21の取得要求を送信し、前記薬歴参照装置2から送信される前記療法履歴データD21を受信する。また、前記取得処理部111は、前記記憶部22に直接アクセスして前記療法履歴データD21を読み出してもよい。なお、前記療法履歴データD21が前記投薬管理装置1の記憶部12に記憶されており、前記取得処理部111が前記記憶部12から前記療法履歴データD21を取得可能であってもよい。また、前記取得処理部111は、前記記憶部12に記憶されている前記薬歴データD11に基づいて前記療法履歴データD21と同様の情報を抽出することも考えられる。
前記抽出処理部112は、前記療法履歴データD21から、今回の投与対象の処方データ(以下、対象処方データと称する)と患者及び療法が同一であって1クールにおける投与時期が前記対象処方データと同一である直前のクールの処方データに対応する特定履歴データを抽出するための処理を実行する。本実施形態において、前記投与時期は、実施開始日からの経過日数を示すDAY情報であるとする。例えば、前記抽出処理部112は、前記対象処方データが「第2クール」の「DAY8」に対応する処方データである場合には、「第1クール」の「DAY8」の処方データに対応する投薬履歴の情報を前記特定履歴データとして前記療法履歴データD21から抽出する。なお、前記療法履歴データD21又は前記対象処方データにおいて、DAY情報に代えて1クールにおける投与回を示す回数情報が投与時期を示す情報として用いられる場合、前記抽出処理部112は、前記療法履歴データD21から、前記対象処方データと患者及び療法が同一であって1クールにおける投与回を示す回数情報が前記対象処方データと同一である直前のクールの処方データに対応する特定履歴データを抽出することになる。
また、前記対象処方データに対応するクールが第1クールであり、その直前のクールが存在しない場合、前記抽出処理部112は、前記特定履歴データを抽出しないことも考えられる。一方、前記抽出処理部112は、前記対象処方データよりも前に当該対象処方データと同一の療法についての投薬履歴の情報が前記療法履歴データD21に記憶されている場合には、当該対象処方データにおける第1クールの直前のクールについての投薬履歴の情報を前記特定履歴データとして抽出することが考えられる。例えば、ある療法に第1クール〜第3クールが含まれる場合であって、前記対象処方データに対応するクールが第1クールである場合に、それよりも前に発行された処方データにおける同一療法の第3クールにおける同一の投与時期の情報が前記特定履歴データとして抽出される。
出力処理部113は、前記対象処方データと前記特定履歴データとを出力するための処理を実行する。具体的に、前記出力処理部113は、前記対象処方データと前記特定履歴データとを含む印刷データを前記プリンター3に送信して、当該プリンター3に印刷させる。また、前記出力処理部113は、前記対象処方データと前記特定履歴データとを前記投薬管理装置1の表示装置14又は前記クライアント端末の表示部に表示させることも可能である。特に、前記出力処理部113は、前記対象処方データと前記特定履歴データとを同一画面上又は同一紙面上に表示又は印刷させる。なお、前記出力処理部113は、前記対象処方データと前記特定履歴データとにおける予め設定された一又は複数の項目の情報を出力可能であり、その出力対象の項目をユーザー操作に応じて予め設定可能である。
前記検査評価処理部114は、抗がん剤の1クールにおける投与時期を示すDAY情報ごとに予め設定された基準データに基づいて、患者の検査結果に関する検査データD12を評価するための処理を実行する。具体的に、前記検査評価処理部114は、前記評価基準データD13を参照し、前記DAY情報ごとに対応する前記基準データに基づいて、前記対象処方データに示された投与日から予め設定された前記遡及日数の期間内に実施された検査に対応する前記検査データD12を評価する。なお、DAY情報に代えて1クールにおける投与回を示す回数情報が服用時期として用いられる場合、前記検査評価処理部114は、前記回数情報ごとに予め設定された基準データに基づいて前記検査データD12を評価するための処理を実行することになる。
前記評価出力処理部115は、前記検査評価処理部114による評価結果を出力するための処理を実行する。具体的に、前記評価出力処理部115は、前記評価結果を前記投薬管理装置1の表示装置14又は前記クライアント端末の表示部に表示させる。また、前記評価出力処理部115は、前記評価結果を含む印刷データを前記プリンター3に送信して、当該プリンター3に印刷させることも可能である。
[薬歴参照装置2]
前記薬歴参照装置2は、制御部21、記憶部22、通信I/F23、表示装置24、操作装置25、及びドライブ装置26などを備えるパーソナルコンピュータである。前記薬歴参照装置2各々は、前記投薬管理システム10が使用される医療機関に配置され、薬剤師などのユーザーによって操作される操作端末である。例えば、前記薬歴参照装置2は、患者に投与される抗がん剤などの薬品を調製する薬剤師などによって使用される。なお、前記薬歴参照装置2は、スマートフォン、タブレット端末、ラップトップコンピューターなどの情報処理装置であってもよい。
前記制御部21は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部21は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。
前記記憶部22は、前記制御部21によって実行される各種の制御プログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク又はSSD等の不揮発性の記憶部である。具体的に、前記記憶部22には、プログラム記憶部221及び情報記憶部222が含まれる。
前記プログラム記憶部221は、オペレーティングシステム(OS)、ブラウザソフト、及び薬歴参照プログラムなどの各種の制御プログラムが記憶される記憶領域である。前記ブラウザソフトは、前記通信網4を介して前記投薬管理装置1にアクセスすることにより前記表示装置24に各種の操作画面などを表示させると共に、前記操作装置25を用いた前記操作画面に対する入力操作を前記投薬管理装置1に伝達するためのアプリケーションソフトウェアである。例えば、前記制御部21は、前記ブラウザソフトにより表示される操作画面の所定位置に、前記投薬管理装置1に対応するURL(Universal Resource Locator)などのアドレス情報が入力された場合に、該アドレス情報に基づいて前記投薬管理装置1にアクセスする。前記薬歴参照プログラムは、前記情報記憶部222に記憶される後述の療法履歴データD21を参照するためのアプリケーションソフトウェアである。
前記情報記憶部222には、患者各々に対する療法に従った抗がん剤の投薬履歴に関する療法履歴データD21などの情報が記憶される。即ち、前記記憶部22が前記療法履歴データD21を記憶する第2記憶部の一例である。ここに、図5は、前記療法履歴データD21の一例を示す図である。図5に示す前記療法履歴データD21は、処方ID、患者ID(患者の識別情報)、患者氏名(患者の識別情報)、薬品名(薬品の識別情報)、病棟、投与日、レジメン番号、療法名、クール情報、DAY情報、投与量、身長、体重、体表面積などの情報を含む。なお、前記療法履歴データD21には、前記薬歴データD11のうち抗がん剤の投与に関する情報が含まれ、抗がん剤を除く他の薬品の服用に関する情報は省略されているが、前記他の薬品の服用に関する情報が含まれていてもよい。
前記通信I/F23は、前記通信網4を介して前記投薬管理装置1、及び前記プリンター3などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記表示装置24は、前記制御部21からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作装置25は、前記薬歴参照装置2に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作装置25は、前記表示装置24に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作装置25は、前記表示装置24に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記ドライブ装置26は、前記投薬参照プログラムが非一時的に記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体261から前記投薬参照プログラムを読み取ることが可能である。前記記録媒体261は、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置16は、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。そして、前記薬歴参照装置2では、前記制御部21により、前記ドライブ装置26を用いて前記記録媒体261から読み取られた前記薬歴参照プログラムが前記記憶部22の前記プログラム記憶部221にインストールされる。
そして、前記薬歴参照装置2の前記制御部21は、履歴取得処理部211及び履歴参照処理部212を含む。具体的に、前記制御部21は、前記投薬参照プログラムに従って各種の処理を実行することにより、履歴取得処理部211及び履歴参照処理部212として機能する。
前記履歴取得処理部211は、前記投薬管理装置1の記憶部12に記憶される前記薬歴データD11のうち抗がん剤の投薬に対応する履歴データを取得して前記療法履歴データD21として前記記憶部22に記憶する取得処理を実行する。具体的に、前記履歴取得処理部211は、予め設定されたタイミングで前記投薬管理装置1の記憶部12にアクセスして、前記薬歴データD11から抗がん剤の投薬に対応するデータを抽出する。また、前記上位システム6から前記投薬管理装置1への前記処方データの入力タイミングなどの任意のタイミングで前記投薬管理装置1から前記薬歴参照装置2に前記履歴データが適宜送信されることにより、前記履歴取得処理部211が前記履歴データを受信することも考えられる。なお、前記履歴取得処理部211が前記履歴データを取得するタイミングはここで説明したタイミングに限らず、例えば前記薬歴参照装置2の起動時又は前記薬歴参照プログラムの実行開始時などであってもよい。
前記履歴参照処理部212は、前記薬歴参照装置2のユーザー操作に応じて、前記療法履歴データD21を出力する処理を実行する。具体的に、前記履歴参照処理部212は、前記療法履歴データD21を前記薬歴参照装置2の表示装置24に表示させる。また、前記履歴参照処理部212は、前記療法履歴データD21を前記プリンター3に送信して、当該プリンター3に印刷させることも可能である。
また、前記薬歴参照プログラムが、前記投薬管理装置1の記憶部12に記憶されており、前記制御部11が前記薬歴参照プログラムに従って各種の処理を実行することにより前記履歴取得処理部211及び前記履歴参照処理部212として機能することも他の実施形態として考えられる。また、この場合、前記薬歴参照装置2は、前記投薬管理装置1との間で通信することにより前記投薬管理装置1のクライアント端末(操作端末)として機能することが考えられる。例えば、ユーザーは、前記薬歴参照装置2で前記ブラウザソフトなどを用いて前記療法履歴データD21を参照することが可能である。
ところで、抗がん剤の療法では、予め定められた複数の投与時期(投与回)における薬剤投与を1クールとして、複数クールの薬剤投与を行う旨が定められていることがある。そして、ユーザーは、患者に対して薬剤投与を行う際に、前回クールにおける同一の投与時期(投与回)に対応する投薬履歴を参照したい場合がある。これに対し、前記投薬管理システム10では、前記投薬管理システム10では、前回クールにおける同一の投与時期(投与回)に対応する投薬履歴を容易に参照することが可能である。
[投薬管理処理]
以下、図6のフローチャートを参照しつつ、前記投薬管理装置1の前記制御部11によって実行される投薬管理処理の一例について説明する。なお、本発明は、前記投薬管理装置1のようなコンピュータによって前記投薬管理処理の一部又は全部のステップを実行する投薬管理方法の発明として捉えてもよい。
なお、前記制御部11は、前記投薬管理プログラムを実行するための所定の操作が行われた場合、薬剤の投与前の患者の前記処方データの一覧を前記表示装置14に表示させる。その後、前記制御部11は、任意の前記処方データが選択された場合に、当該処方データを前記対象処方データとして選択する。なお、前記対象処方データの選択手法はこれに限らず、例えば患者IDの入力又は処方IDの入力に応じて前記対象処方データが選択されてもよい。また、前記制御部11は、複数の前記クライアント端末において並行して前記対象処方データの選択操作が行われた場合には、当該クライアント端末各々に対応する前記投薬管理処理を略並行して実行する。なお、前記投薬管理処理は、当該投薬管理処理の実行中であっても所定の終了操作に応じて終了することがある。
<ステップS1>
ステップS1において、前記制御部11の検査評価処理部114は、前記対象処方データに対応する患者の前記検査データD12と、前記記憶部12に記憶されている前記検査評価データD13とに基づいて、当該患者の検査結果を評価する検査評価ステップを実行する。
具体的に、前記検査評価処理部114は、前記検査データD12のうち、検査日から前記対象処方データにおける抗がん剤の投与日までの日数が前記検査評価データD13における遡及日数以内である検査結果を抽出する抽出処理を実行する。そして、前記検査評価処理部114は、前記対象処方データに示された前記レジメン番号のDAY情報に対応する評価基準を前記検査評価データD13から読み出し、前記抽出処理で抽出された検査結果を当該評価基準に基づいて評価する。
例えば、前記検査評価処理部114は、前記検査結果である検査値が前記DAY情報に対応する評価基準の上限値を超えているか否か、及び前記検査値が前記DAY情報に対応する評価基準の下限値を下回っているか否かを判定する。即ち、前記検査データD12における検査結果が同じであっても、前記対象処方データのDAY情報が異なる場合には、前記検査評価処理部114による評価結果が異なることがある。なお、前記検査評価処理部114による評価結果は、前記検査データD12又は前記対象処方データに対応付けて前記記憶部12に記憶される。
<ステップS2>
ステップS2において、前記制御部11は、前記対象処方データの内容を確認するための処方確認画面P1を前記表示装置14に表示させる。なお、前記制御部11は、前記クライアント端末に前記処方確認画面P1の表示データを送信することにより、前記クライアント端末に前記処方確認画面P1を表示させてもよい。また、前記制御部11が、前記クライアント端末に前記処方確認画面P1の表示に必要なデータを送信し、当該クライアント端末が、当該データに基づいて前記処方確認画面P1を表示することも考えられる。即ち、前記処方確認画面P1の生成及び更新は、前記投薬管理装置1又は前記クライアント端末のいずれで行われてもよい。
ここに、図7は、前記処方確認画面P1の一例を示す図である。図7に示されるように、前記処方確認画面P1には、患者情報表示部P11、処方情報表示部P12、検査情報表示部P13、カレンダー表示部P14などの情報が表示される。また、前記処方確認画面P1には、当該処方確認画面P1に表示されている前記対象処方データについてのチェックリストP2(図8参照)を出力するための操作を受け付ける操作キーK11も表示されている。なお、図7に示す前記処方確認画面P1は全体が同時に表示されていてもよいが、例えば前記処方確認画面P1における所定のスクロール操作などに応じて縦又は横のスクロール表示が可能であってもよい。
前記患者情報表示部P11には、患者ID、患者氏名などの患者の識別情報と共に、生年月日、年齢、性別、病棟、病室、診療科、医師名などの患者の情報が前記対象処方データ又は前記患者マスターなどに基づいて表示される。前記カレンダー表示部P14には、予め設定された期間のカレンダーが表示可能であり、前記制御部11は、前記カレンダー表示部P14における日付の選択を受付可能である。なお、前記カレンダーでは、予定オーダーの登録日、削除オーダーの登録日、患者コメントの入力日、実施オーダーの登録日、内服・外用の実施期間などの情報が識別可能に表示されている。
前記処方情報表示部P12は、左右の二つの表示領域P121、P122を含む。左側の前記表示領域P121には、今回の処理対象として選択されている対象処方データの内容が表示される。また、右側の前記表示領域P122には、前記療法履歴データD21に記憶されている過去の処方データの内容が表示される。具体的に、前記制御部11は、前記カレンダー表示部P14における選択操作によって選択された日付に対応する処方データの内容を前記療法履歴データD21から抽出して前記表示領域P122に表示させる。なお、前記前記処方確認画面P1では、前記療法履歴データD21に記憶されている抗がん剤の投薬履歴に限らず、前記薬歴データD11に記憶されている他の薬品の処方に関する情報が表示可能であってもよい。
前記検査情報表示部P13には、前記患者情報表示部P11に表示されている対象処方データに対応する患者の前記検査データD12のうち、予め設定された回数分の検査に関する情報が表示される。なお、前記検査情報表示部P13を表示する評価出力ステップは、前記制御部11の評価出力処理部115によって実行される。
特に、前記評価出力処理部115は、前記検査情報表示部P13に前記ステップS1における評価結果を識別可能な態様で表示させる。具体的に、前記制御部11は、前記ステップS1で前記検査結果が前記評価基準の上限値を超えていると判定された項目については、予め設定された赤色などの配色で文字又は背景を表示させることによりユーザーに注意を促す。また、前記制御部11は、前記ステップS1で前記検査結果が前記評価基準の下限値を下回っていると判定された項目については、予め設定された青色などの配色で文字又は背景を表示させることによりユーザーに注意を促す。なお、前記ステップS1で前記検査結果が前記評価基準の範囲内であると判定された項目については、前記評価結果が正常である旨を示す予め設定された配色で文字又は背景が表示される。
また、前記制御部11は、前記検査情報表示部P13において、前記検査データD12のうち検査日から前記対象処方データにおける投与日までの日数が前記検査評価データD13における遡及日数以内である検査結果の情報(検査値)を表示する。一方、前記制御部11は、前記検査情報表示部P13における前記検査データD12の表示について、検査日から前記対象処方データにおける投与日までの日数が前記検査評価データD13における遡及日数を超える検査結果を非表示にする。例えば、前記制御部11は、前記検査評価データD13における遡及日数を超える検査結果に対応する表示欄に、予め設定された「-」のような記号などの第1非表示情報を表示させることが考えられる。一方、前記制御部11は、前記検査結果が存在しない項目については当該項目に対応する表示欄に、前記第1非表示情報とは異なる第2非表示情報を表示させる。例えば、前記第2非表示情報は空白であることが考えられる。これにより、ユーザーは、前記検査情報表示部P13を参照することにより、前記検査評価データD13における遡及日数を超えることが理由で非表示となっている場合と、実際に検査結果が存在しない場合とを区別することが可能である。
なお、前記制御部11は、前記検査情報表示部P13において、各検査日の検査結果の情報を、検査日と投与日との間の日数が前記遡及日数以内となる前記DAY情報ごとに対応する前記評価基準に基づく評価結果と共に表示可能であってもよい。例えば、「DAY1」のDAY情報に対応する投与日から検査日までの日数が前記遡及日数以内である検査結果は「DAY1」に対応する前記評価基準に基づく評価結果と共に表示させ、「DAY8」のDAY情報に対応する投与日から検査日までの日数が前記遡及日数以内である検査結果は「DAY8」に対応する前記評価基準に基づく評価結果と共に表示させる。また、前記制御部11は、前記検査情報表示部P13において、前記検査データD12に含まれる検査結果のうち、検査日から前記遡及日数以内に前記対象処方データ又は過去の処方データのいずれかにおける投与日が存在する検査結果は表示させ、前記遡及日数以内に投与日が存在しない検査結果に対応する表示欄には前記第1非表示情報を表示させることが考えられる。
<ステップS3>
ステップS3において、前記制御部11は、チェックリストP2の出力要求の有無を判断する。前記チェックリストP2は、前記処方確認画面P1に表示されている対象処方データについて、薬剤師が当該対象処方データに基づく抗がん剤の投与前に確認するべきチェック項目を示すリストである。前記チェック項目は、例えば患者の身長、体重、体表面積、及び薬剤の投与量などである。
例えば、前記制御部11は、前記処方確認画面P1に表示された前記操作キーK11が操作された場合に、前記チェックリストP2の出力要求が行われたと判断する。なお、前記チェックリストP2の出力要求は前記処方確認画面P1とは異なる操作画面において受付可能であってもよい。そして、前記チェックリストP2の出力要求が行われた場合(S3:Yes)、処理がステップS4に移行し、前記チェックリストP2の出力要求が行われていなければ(S3:No)、処理がステップS3で待機する。なお、前記制御部11は、前記ステップS3で処理を待機させている状態でも前記処方確認画面P1における各種の操作を受け付けて所定の処理を実行するが、その点についての説明は省略する。
<ステップS4>
ステップS4において、前記制御部11の前記取得処理部111は、前述したように前記療法履歴データD21を前記薬歴参照装置2の記憶部22から取得する取得ステップを実行する。より具体的に、前記取得処理部111は、前記療法履歴データD21から前記対象処方データに対応する患者に関するデータを取得する。なお、前記療法履歴データD21が前記投薬管理装置1の記憶部12に記憶されており、当該記憶部12から前記療法履歴データD21が読み出されることも考えられる。
このように、前記ステップS4では、前記取得処理部111が、前記薬歴データD11のうち抗がん剤の投薬履歴だけが既に抽出された前記療法履歴データD21を参照する。従って、前記ステップS4において、前記薬歴データD11から前記療法履歴データD21が抽出される場合に比べて当該ステップS4の処理速度が向上する。但し、前記取得処理部111が、前記ステップS4において前記薬歴データD11から前記療法履歴データD21を抽出することも他の実施形態として考えられる。
<ステップS5>
ステップS5において、前記制御部11の前記抽出処理部112は、前記療法履歴データD21のうち前記対象処方データと患者、療法、及びDAY情報が同一である直前のクールの処方データに対応する前記特定履歴データを抽出する抽出ステップを実行する。また、前記抽出処理部112は、前記療法履歴データD21のうち、前記対象処方データと前記特定履歴データに対応する処方データとの間に発行された他の処方データであって、患者及び療法が前記対象処方データと同一である直近の処方データに対応する経過履歴データも抽出する。
<ステップS6>
ステップS6において、前記制御部11の前記出力処理部113は、少なくとも前記対象処方データと前記特定履歴データとを含む前記チェックリストP2を出力する出力ステップを実行する。前記チェックリストP2には、前記対象処方データに基づく抗がん剤の投与について事前にチェックするべき各種の項目が含まれる。具体的に、前記出力処理部113は、前記チェックリストP2の印刷データを前記プリンター3に送信することにより、当該プリンター3に前記チェックリストP2を印刷させる。
ここに、図8は、前記チェックリストP2の一例を示す図である。図8に示されるように、前記チェックリストP2には、現在表示欄P21及び特定表示欄P22と、一又は複数の経過表示欄P23とが含まれる。より具体的に、前記チェックリストP2は、同一紙面上において前記現在表示欄P21、前記特定表示欄P22、前記経過表示欄P23が含まれるレイアウトで構成されている。そして、前記現在表示欄P21には、前記対象処方データが示され、前記特定表示欄P22及び前記経過表示欄P23には、前記ステップS5で抽出された前記特定履歴データ及び前記経過履歴データが示される。
具体的に、図8に示す前記チェックリストP2には、DAY情報、投与日、療法名称、投与間隔日、身長(cm)、体重(kg)、体表面積、ナベルビン注(投与対象薬品)などの各項目の情報が示される。特に、前記出力処理部113は、前記現在表示欄P21に示される前記対象処方データと前記特定表示欄P22に示される前記特定履歴データと前記経過表示欄P23に示される前記経過履歴データとにおける各項目の配列を揃えたレイアウトで前記チェックリストP2を出力する。
より具体的に、前記対象処方データと前記特定履歴データと前記経過履歴データとにおける同一項目の情報は横並びで示されており、薬剤師などのユーザーは前記対象処方データと前記特定履歴データと前記経過履歴データとの各項目の内容を容易に比較することが可能である。なお、図8に示す前記チェックリストP2に示されている項目は一例に過ぎず、前記対象処方データ及び前記特定履歴データについ予め設定された一又は複数の項目が示されればよい。
また、前記チェックリストP2では、前記対象処方データに対応する前記特定履歴データが前記経過履歴データとは区別可能な態様で示されることが考えられる。例えば、前記特定履歴データと前記経過履歴データとにおける文字又は背景が異なる配色で示されることが考えられる。また、前記チェックリストP2では、前記対象処方データと、前記特定履歴データと、前記経過履歴データとがそれぞれ区別可能な態様で示されてもよい。さらに、前記チェックリストP2では、各処方データに対応するDAY情報と共に当該処方データに対応するクール情報が示されてもよい。
ところで、前記チェックリストP2における前記経過履歴データの表示対象数、即ち前記経過表示欄P23の表示対象数は、前記チェックリストP2において、前記現在表示欄P21、前記特定表示欄P22、及び前記経過表示欄P23が同一紙面上に並べて配置可能な数として予め設定されている。例えば、図8に示す例では、前記経過表示欄P23の表示対象数は2つであり、前記チェックリストP2には前記対象処方データ及び前記特定履歴データを含む合計4つの処方データに関する情報が示されている。
なお、前記チェックリストP2において、前記経過表示欄P23が省略され、前記現在表示欄P21及び前記特定表示欄P22が隣接するように並べて示されることも他の実施形態として考えられる。また、前記現在表示欄P21及び前記特定表示欄P22が隣接するように並べて示されると共に、前記現在表示欄P21及び前記特定表示欄P22のいずれか一方又は両方に隣接して前記経過表示欄P23が示されてもよい。なお、前記現在表示欄P21、前記特定表示欄P22、前記経過表示欄P23の各項目の配列方向は横方向に限らず縦方向であってもよい。また、前記経過表示欄P23に示される前記経過履歴データは、前記特定履歴データに対応する処方データの後に発行された予め設定された表示対象数の処方データであって患者及び療法が前記対象処方データと同一の処方データに対応するデータであってもよい。
以上説明したように、前記薬歴管理システム10では、患者、療法、及び投与時期が同一の前記対象処方データと前記特定履歴データとが同一紙面上(同一画面上)に含まれる前記チェックリストP2が出力可能である。従って、薬剤師などのユーザーは、前記チェックリストP2を参照することにより、前記対象処方データの内容を、同一紙面上(同一画面上)に示された前回クールの同一投与時期に対応する前記特定履歴データの内容と容易に比較することが可能である。特に、前記チェックリストP2では、投与時期ごとに当該投与時期を示すDAY情報が示されるため、ユーザーは、今回の処理対象である対象処方データと同一の投与時期に対応する前回クールの対応日(投与時期)のデータを容易に把握することが可能である。従って、前記薬歴管理システム10によれば、例えば当該ユーザーによる抗がん剤の投与業務の効率を向上させることが可能である。
[発明の付記]
以下、上述の実施形態から抽出される発明の技術的思想について付記する。また、以下に付記する各構成及び各処理機能を取捨選択して任意に組み合わせることも可能である。
[付記A1]
抗がん剤の投与履歴に関する療法履歴データを取得する取得処理部と、
前記療法履歴データから、処理対象である対象処方データと患者及び療法が同一であって1クールにおける投与時期が前記対象処方データと同一である直前のクールの処方データに対応する特定履歴データを抽出する抽出処理部と、
前記対象処方データと前記特定履歴データとを出力する出力処理部と、
を備える投薬管理システム。
[付記A2]
前記出力処理部は、前記対象処方データと前記特定履歴データとを表示部に表示させ又は画像形成装置に印刷させる、
付記1に記載の投薬管理システム。
[付記A3]
前記出力処理部は、前記対象処方データと前記特定履歴データとを同一画面上又は同一紙面上に表示又は印刷させる、
付記2に記載の投薬管理システム。
[付記A4]
前記抽出処理部は、前記療法履歴データのうち療法が前記対象処方データと同一である直近の予め設定された表示対象数の療法履歴データを前記対象処方データ及び前記特定履歴データと共に出力する、
付記1〜3のいずれかに記載の投薬管理システム。
[付記A5]
通信可能に接続される第1情報処理装置及び第2情報処理装置を備え、
前記第1情報処理装置は、患者に処方又は投与される薬品の履歴に関する薬歴データが記憶される第1記憶部と、前記取得処理部と、前記抽出処理部と、前記出力処理部とを含み、
前記第2情報処理装置は、前記第1情報処理装置の前記第1記憶部に記憶されている前記薬歴データから抽出された抗がん剤の投与履歴に関するデータを取得して前記療法履歴データとして第2記憶部に記憶する履歴取得処理部と、前記療法履歴データを参照可能な履歴参照処理部とを含み、
前記取得処理部は、前記第2情報処理装置の前記第2記憶部に記憶されている前記療法履歴データを取得する、
付記1〜4のいずれかに記載の投薬管理システム。
[付記A6]
抗がん剤の1クールにおける投与時期ごとに予め設定された基準データに基づいて、患者の検査結果に関する検査データを評価する検査評価処理部と、
前記検査評価処理部による評価結果を出力する評価出力処理部と、
を備え、
前記検査評価処理部は、前記投与時期ごとに対応する前記基準データに基づいて、処方データに示された投与日から予め設定された期間内に実施された検査に対応する前記検査データを評価する、
付記1〜5のいずれかに記載の投薬管理システム。
[付記A7]
抗がん剤の1クールにおける投与時期ごとに予め設定された基準データに基づいて、患者の検査結果に関する検査データを評価する検査評価処理部と、
前記検査評価処理部による評価結果を出力する評価出力処理部と、
を備え、
前記検査評価処理部は、前記投与時期ごとに対応する前記基準データに基づいて、処方データに示された投与日から予め設定された期間内に実施された検査に対応する前記検査データを評価する、
投薬管理システム。
[付記A8]
抗がん剤の投与履歴に関する療法履歴データを取得する取得ステップと、
前記療法履歴データから、処理対象である対象処方データと患者及び療法が同一であって1クールにおける投与時期が前記対象処方データと同一である直前のクールの処方データに対応する特定履歴データを抽出する抽出ステップと、
前記対象処方データと前記特定履歴データとを出力する出力ステップと、
をプロセッサーに実行させるための投薬管理プログラム。
[付記A9]
抗がん剤の1クールにおける投与時期ごとに予め設定された基準データに基づいて、患者の検査結果に関する検査データを評価する検査評価ステップと、
前記検査評価処理部による評価結果を出力する評価出力ステップと、
を備え、
前記検査評価ステップでは、前記投与時期ごとに対応する前記基準データに基づいて、処方データに示された投与日から予め設定された期間内に実施された検査に対応する前記検査データが評価される、
投薬管理プログラム。
1 サーバー
11 制御部
111 取得処理部
112 抽出処理部
113 出力処理部
114 検査評価処理部
115 評価出力処理部
12 記憶部
13 通信I/F
14 操作装置
15 表示装置
16 ドライブ装置
2 投薬管理装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信I/F
24 操作装置
25 表示装置
26 ドライブ装置
3 プリンター
4 通信網
5 上位システム
10 投薬管理システム

Claims (9)

  1. 抗がん剤の投与履歴に関する療法履歴データを取得する取得処理部と、
    前記療法履歴データから、処理対象である対象処方データと患者及び療法が同一であって1クールにおける投与時期が前記対象処方データと同一である直前のクールの処方データに対応する特定履歴データを抽出する抽出処理部と、
    前記対象処方データと前記特定履歴データとを出力する出力処理部と、
    を備える投薬管理システム。
  2. 前記出力処理部は、前記対象処方データと前記特定履歴データとを表示部に表示させ又は画像形成装置に印刷させる、
    請求項1に記載の投薬管理システム。
  3. 前記出力処理部は、前記対象処方データと前記特定履歴データとを同一画面上又は同一紙面上に表示又は印刷させる、
    請求項2に記載の投薬管理システム。
  4. 前記抽出処理部は、前記療法履歴データのうち療法が前記対象処方データと同一である直近の予め設定された表示対象数の療法履歴データを前記対象処方データ及び前記特定履歴データと共に出力する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の投薬管理システム。
  5. 通信可能に接続される第1情報処理装置及び第2情報処理装置を備え、
    前記第1情報処理装置は、患者に処方又は投与される薬品の履歴に関する薬歴データが記憶される第1記憶部と、前記取得処理部と、前記抽出処理部と、前記出力処理部とを含み、
    前記第2情報処理装置は、前記第1情報処理装置の前記第1記憶部に記憶されている前記薬歴データのうち抗がん剤の投与履歴に関するデータを取得して前記療法履歴データとして第2記憶部に記憶する履歴取得処理部と、前記療法履歴データを参照可能な履歴参照処理部とを含み、
    前記取得処理部は、前記第2情報処理装置の前記第2記憶部に記憶されている前記療法履歴データを取得する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の投薬管理システム。
  6. 抗がん剤の1クールにおける投与時期ごとに予め設定された基準データに基づいて、患者の検査結果に関する検査データを評価する検査評価処理部と、
    前記検査評価処理部による評価結果を出力する評価出力処理部と、
    を備え、
    前記検査評価処理部は、前記投与時期ごとに対応する前記基準データに基づいて、処方データに示された投与日から予め設定された期間内に実施された検査に対応する前記検査データを評価する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の投薬管理システム。
  7. 抗がん剤の1クールにおける投与時期ごとに予め設定された基準データに基づいて、患者の検査結果に関する検査データを評価する検査評価処理部と、
    前記検査評価処理部による評価結果を出力する評価出力処理部と、
    を備え、
    前記検査評価処理部は、前記投与時期ごとに対応する前記基準データに基づいて、処方データに示された投与日から予め設定された期間内に実施された検査に対応する前記検査データを評価する、
    投薬管理システム。
  8. 抗がん剤の投与履歴に関する療法履歴データを取得する取得ステップと、
    前記療法履歴データから、処理対象である対象処方データと患者及び療法が同一であって1クールにおける投与時期が前記対象処方データと同一である直前のクールの処方データに対応する特定履歴データを抽出する抽出ステップと、
    前記対象処方データと前記特定履歴データとを出力する出力ステップと、
    をプロセッサーに実行させるための投薬管理プログラム。
  9. 抗がん剤の1クールにおける投与時期ごとに予め設定された基準データに基づいて、患者の検査結果に関する検査データを評価する検査評価ステップと、
    前記検査評価処理部による評価結果を出力する評価出力ステップと、
    を備え、
    前記検査評価ステップでは、前記投与時期ごとに対応する前記基準データに基づいて、処方データに示された投与日から予め設定された期間内に実施された検査に対応する前記検査データが評価される、
    投薬管理プログラム。
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