JP2018165499A - エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダブロックの大型化を抑制しつつ、エンジンのポンピングロスを低減する。【解決手段】一対のシリンダバンク11,13を備えるエンジン10であって、一方のシリンダバンク11に設けられ、クランク軸15のクランクジャーナルJ1〜J5を支持する複数の第1軸受壁31a〜31eを備える第1シリンダブロック12と、他方のシリンダバンク13に設けられ、クランクジャーナルJ1〜J5を支持する複数の第2軸受壁41a〜41eを備える第2シリンダブロック14と、を有し、複数の第1軸受壁31a〜31eおよび複数の第2軸受壁41a〜41eの少なくともいずれか1つに、厚み方向に貫通する貫通孔34,44が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、一対のシリンダバンクを備えるエンジンに関する。
一対のシリンダブロックを備えたエンジンとして、水平対向型エンジンやV型エンジン等がある。このようなエンジンにおいては、クランクジャーナルを支持する主軸受部、つまりシリンダブロックに形成される主軸受部により、気筒毎にクランク室が仕切られることがある。このようなエンジン構造により、各気筒間における空気の移動が阻害されるため、ピストンが下死点に向けて移動する際に、クランク室で空気が圧縮されてポンピングロスが発生する虞がある。そこで、シリンダブロックの上部に連通流路を形成することにより、連通流路を介してクランク室の各部位を連通させるようにしたエンジンが提案されている(特許文献1参照)。これにより、連通流路を介して各気筒間で空気を移動させることができ、エンジンのポンピングロスを低減することができる。
特開2016−191320号公報
ところで、エンジンのポンピングロスを低減するためには、シリンダブロックの連通流路を拡大することが必要である。しかしながら、シリンダブロックの連通流路を拡大することは、シリンダブロックの大型化を招く要因となっていた。このため、シリンダブロックの大型化を抑制しつつ、エンジンのポンピングロスを低減することが求められている。
本発明の目的は、シリンダブロックの大型化を抑制しつつ、エンジンのポンピングロスを低減することにある。
本発明のエンジンは、一対のシリンダバンクを備えるエンジンであって、一方の前記シリンダバンクに設けられ、クランク軸のジャーナルを支持する複数の第1軸受壁を備える第1シリンダブロックと、他方の前記シリンダバンクに設けられ、前記ジャーナルを支持する複数の第2軸受壁を備える第2シリンダブロックと、を有し、前記複数の第1軸受壁および前記複数の第2軸受壁の少なくともいずれか1つに、厚み方向に貫通する貫通孔が形成される。
本発明によれば、複数の第1軸受壁および複数の第2軸受壁の少なくともいずれか1つに、厚み方向に貫通する貫通孔が形成される。これにより、貫通孔を介して空気を移動させることができるため、シリンダブロックの大型化を抑制しつつ、エンジンのポンピングロスを低減することができる。
本発明の一実施の形態であるエンジンを示す概略図である。 図1のA−A線に沿ってシリンダブロック、クランク軸およびピストンを簡単に示した断面図である。 図2のシリンダブロックを単体で示した断面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 矢印を用いてシリンダブロック内の空気流れを示した模式図である。 本発明の他の実施の形態であるエンジンの一部を簡単に示した断面図である。 本発明の他の実施の形態であるエンジンの一部を簡単に示した断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であるエンジン10を示す概略図である。また、図2は図1のA−A線に沿ってシリンダブロック12,14、クランク軸15およびピストンP1〜P4を簡単に示した断面図である。さらに、図3は図2のシリンダブロック12,14を単体で示した断面図であり、図4は図3のA−A線に沿う断面図である。
図1に示すように、エンジン10は、一方のシリンダバンク11に設けられるシリンダブロック12と、他方のシリンダバンク13に設けられるシリンダブロック14と、一対のシリンダブロック12,14に支持されるクランク軸15と、を有している。各シリンダブロック12,14に形成されるシリンダボアB1〜B4にはピストンP1〜P4が収容されており、このピストンP1〜P4にはコネクティングロッド16を介してクランク軸15が連結されている。また、各シリンダブロック12,14には、動弁機構17等を備えたシリンダヘッド18,19が取り付けられている。なお、シリンダブロック12,14の下部には、オイルを貯留するオイルパン20が取り付けられている。
図2に示すように、クランク軸15は、回転中心に設けられる複数のクランクジャーナル(ジャーナル)J1〜J5と、各クランクジャーナルJ1〜J5を連結する複数のクランクスロー21と、を備えている。また、クランクスロー21には、クランクジャーナルJ1〜J5から偏心するクランクピン22が設けられている。このようなクランク軸15のクランクジャーナルJ1〜J5は、一対のシリンダブロック12,14によって回転自在に支持されている。なお、シリンダブロック12,14の後述するジャーナルボア32,42には、滑り軸受として図示しない軸受メタルが組み付けられており、軸受メタルを介してクランクジャーナルJ1〜J5は回転自在に支持されている。
[シリンダブロック構造]
図2〜図4に示すように、エンジン10は一対のシリンダブロック12,14を有しており、これらのシリンダブロック12,14は複数の締結ボルト23を用いて互いに固定されている。一方のシリンダブロック(第1シリンダブロック)12には、2つのシリンダボア(第1シリンダボア)B1,B3を備えたシリンダ部30が設けられており、各シリンダボアB1,B3にはピストンP1,P3が収容されている。また、シリンダブロック12には、クランクジャーナルJ1〜J5を支持する5つの軸受壁(第1軸受壁)31a〜31eが設けられており、主軸受部である各軸受壁31a〜31eの端部には半円状のジャーナルボア32が形成されている。また、シリンダブロック12のシリンダ部30には、隣り合うシリンダボアB1,B3を互いに連通する開口部(第1開口部)33が形成されている。さらに、5つの軸受壁31a〜31eのうち内側に配置される3つの軸受壁31b〜31d、つまりクランク室24内に配置される軸受壁31b〜31dには、厚み方向に貫通する貫通孔(第1貫通孔)34が形成されている。
同様に、他方のシリンダブロック(第2シリンダブロック)14には、2つのシリンダボア(第2シリンダボア)B2,B4を備えたシリンダ部40が設けられており、各シリンダボアB2,B4にはピストンP2,P4が収容されている。また、シリンダブロック14には、クランクジャーナルJ1〜J5を支持する5つの軸受壁(第2軸受壁)41a〜41eが設けられており、主軸受部である各軸受壁41a〜41eの端部には半円状のジャーナルボア42が形成されている。また、シリンダブロック14のシリンダ部40には、隣り合うシリンダボアB2,B4を互いに連通する開口部(第2開口部)43が形成されている。さらに、5つの軸受壁41a〜41eのうち内側に配置される3つの軸受壁41b〜41d、つまりクランク室24内に配置される軸受壁41b〜41dには、厚み方向に貫通する貫通孔(第2貫通孔)44が形成されている。
また、図4に示すように、クランク軸15の中心線C1を通過する水平線L1に対し、シリンダボアB1,B3の中心線Caは上方にずれて配置されている。また、クランク軸15の中心線C1を通過する水平線L1に対し、シリンダボアB2,B4の中心線Cbは下方にずれて配置されている。つまり、図示するエンジン10のシリンダ構造は、シリンダブロック12に形成されるシリンダボアB1,B3の中心線Ca、およびシリンダブロック14に形成されるシリンダボアB2,B4の中心線Cbが、共にクランク軸15の中心線C1に交差しないシリンダ構造である。このようなオフセット型のシリンダ構造を採用することにより、ピストンP1〜P4の往復運動を効率良くクランク軸15の回転運動に変換することができる。
[シリンダブロック内の空気流れ]
続いて、シリンダブロック12,14内の空気流れについて説明する。図5は矢印を用いてシリンダブロック12,14内の空気流れを示した模式図である。まず、図3に示すように、クランク軸15が収容されるクランク室24は、シリンダブロック12,14の軸受壁31a〜31e,41a〜41eによって4つの空間S1〜S4に仕切られている。ここで、図5に白抜きの矢印で示すように、図示するエンジン10においては、ピストンP1,P2が下死点に向けて移動する際に、ピストンP3,P4が上死点に向けて移動する一方、ピストンP1,P2が上死点に向けて移動する際に、ピストンP3,P4が下死点に向けて移動する。
つまり、図5に示した作動状況においては、ピストンP1,P2は互いに近づく方向に移動するため、ピストンP1,P2に挟まれるクランク室24の空間S1,S2では空気が圧縮されて圧力が上昇する。一方、ピストンP3,P4は互いに離れる方向に移動するため、ピストンP3,P4に挟まれるクランク室24の空間S3,S4では空気が膨張して圧力が低下する。このように、クランク室24の各空間S1〜S4において過度な圧力上昇や圧力低下を招くことは、エンジン10のポンピングロスを増加させる要因であるため、クランク室24の各空間S1〜S4における過度な圧力変動を抑制することが求められている。
そこで、前述したように、本発明の一実施の形態であるエンジン10においては、シリンダブロック12,14の軸受壁31b〜31d,41b〜41dに対し、厚み方向に貫通する貫通孔34,44が形成されている。これにより、軸受壁31b〜31d,41b〜41dの貫通孔34,44を介してクランク室24の各空間S1〜S4を互いに連通させることができ、各空間S1〜S4を介して各シリンダボアB1〜B4を互いに連通させることができる。このように、軸受壁31b〜31d,41b〜41dに貫通孔34,44を形成することにより、各シリンダボアB1〜B4を積極的に連通させることが可能である。
これにより、図5に矢印αで示すように、ピストンP1の下面側で押された空気を、上昇するピストンP3の下面側に移動させることができ、クランク室24の各空間S1〜S4における過度な圧力上昇や圧力低下を抑制することできる。また、ピストンP2の下面側で押された空気を、上昇するピストンP4の下面側に移動させることができ、クランク室24の各空間S1〜S4における過度な圧力上昇や圧力低下を抑制することできる。これにより、エンジン10のポンピングロスを低減することができる。
また、本発明の一実施の形態であるエンジン10においては、シリンダブロック12,14のシリンダ部30,40に対し、隣り合うシリンダボアB1〜B4を互いに連通する開口部33,43が形成されている。このように、シリンダ部30,40に開口部33,43を形成することにより、シリンダボアB1,B3を積極的に連通させることができ、シリンダボアB2,B4を積極的に連通させることができる。
これにより、図5に矢印βで示すように、ピストンP1の下面側で押し込まれた空気を、上昇するピストンP3の下面側に移動させることができ、クランク室24の各空間S1〜S4における過度な圧力上昇や圧力低下を抑制することできる。また、ピストンP2の下面側で押し込まれた空気を、上昇するピストンP4の下面側に移動させることができ、クランク室24の各空間S1〜S4における過度な圧力上昇や圧力低下を抑制することできる。これにより、エンジン10のポンピングロスを低減することができる。
また、図4に示すように、シリンダブロック12,14の下部には、オイルパン20に溜められたオイルとの間に空間50が設けられており、この空間50を介してクランク室24の各空間S1〜S4は互いに連通している。さらに、シリンダブロック12,14の上部には連通流路51が設けられており、この連通流路51を介してクランク室24の各空間S1〜S4は互いに連通している。このように、シリンダブロック12,14の下部の空間50や上部の連通流路51を介して各空間S1〜S4を連通させることによっても、クランク室24の各空間S1〜S4における過度な圧力変動を抑制することでき、エンジン10のポンピングロスを低減することができる。
ここで、前述したように、軸受壁31b〜31d,41b〜41dに形成される貫通孔34,44や、シリンダ部30,40に形成される開口部33,43により、シリンダブロック12,14内における空気の移動量を確保することができるため、シリンダブロック12,14の上部に形成される連通流路51を縮小することができる。このように、シリンダブロック12,14の上部に形成される連通流路51を縮小することにより、シリンダブロック12,14の大型化を抑制することができ、エンジン10の高さ寸法を抑制することができる。また、図示するエンジン10においては、大型化を招き易いオフセット型のシリンダ構造を採用しているが、このオフセット型のシリンダ構造を採用した場合であっても、軸受壁31b〜31d,41b〜41dに貫通孔34,44を形成することや、シリンダ部30,40に開口部33,43を形成することにより、連通流路51を縮小してシリンダブロック12,14の大型化を抑制することが可能である。
図示する例では、軸受壁31b〜31d,41b〜41dに形成される貫通孔34,44が、締結ボルト23の軸方向に重なる位置に形成されているが、これに限られることはなく、他の位置に貫通孔34,44を形成しても良い。また、図示する例では、1つの軸受壁31b〜31d,41b〜41dに対して1つの貫通孔34,44を形成しているが、これに限られることはなく、1つの軸受壁31a〜31e,41a〜41eに対して複数の貫通孔34,44を形成しても良い。また、図示する例では、クランク室24内に配置される軸受壁31b〜31d,41b〜41dの全てに貫通孔34,44を形成しているが、これに限られることはない。各空間S1〜S4における過度な圧力変動を抑制することが可能であれば、軸受壁31b〜31dの少なくともいずれか1つに貫通孔34を形成しても良い。同様に、各空間S1〜S4における過度な圧力変動を抑制することが可能であれば、軸受壁41b〜41dの少なくともいずれか1つに貫通孔44を形成しても良い。
[他の実施の形態]
図6および図7は、本発明の他の実施の形態であるエンジン60,70の一部を簡単に示した断面図である。図6および図7において、図4に示した部材や部位と同様の部材や部位については、同一の符号を付してその説明を省略する。
前述の説明では、シリンダブロック12,14の上部に連通流路51を形成しているが、これに限られることはなく、シリンダブロック12,14の上部から連通流路51を削減しても良い。図6に示すように、エンジン60は、第1シリンダブロック61および第2シリンダブロック62を有しており、これらシリンダブロック61,62の上部には、前述した連通流路51が形成されていない。つまり、軸受壁31b〜31d,41b〜41dに貫通孔34,44を形成することや、シリンダ部30,40に開口部33,43を形成することにより、クランク室24の各空間S1〜S4において空気を十分に移動させることが可能である場合には、エンジン60のポンピングロスを低減しながら連通流路51を削減することができる。このように、シリンダブロック61,62の上部から連通流路51を削減することにより、シリンダブロック61,62の更なる小型化を達成することができる。
また、前述の説明では、オフセット型のシリンダ構造を採用しているが、これに限られることはなく、各シリンダボアB1〜B4の中心線を同一平面上に配置しても良い。図7に示すように、エンジン70は、第1シリンダブロック71および第2シリンダブロック72を有している。一方のシリンダブロック71には、ピストンP1,P3を収容するシリンダボアB1,B3が形成されており、他方のシリンダブロック72には、ピストンP2,P4を収容するシリンダボアB2,B4が形成されている。また、一方のシリンダボアB1,B3の中心線Caは、クランク軸15の中心線C1に対して交差し、他方のシリンダボアB2,B4の中心線Cbは、クランク軸15の中心線C1に対して交差する。このように、各シリンダボアB1〜B4の中心線Ca,Cbが同一平面上に配置されたエンジン70であっても、軸受壁31b〜31d,41b〜41dに貫通孔34,44を形成することや、シリンダ部30,40に開口部33,43を形成することにより、エンジン70のポンピングロスを低減することができる。なお、シリンダブロック71,72の上部に設けられる連通流路51を削減しても良いことはいうまでもない。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。図示するエンジン10,60,70は、4気筒の水平対向エンジンであるが、このエンジン形式に限られることはなく、例えばバンク角が180°のV型エンジンに本発明を適用しても良く、4気筒以外の気筒数を備えるエンジンに本発明を適用しても良い。また、前述の説明では、一対のシリンダブロック12,14を互いに固定する際に、双方のシリンダブロック12,14から締結ボルト23を組み付けているが、これに限られることはなく、いずれか一方のシリンダブロックから締結ボルト23を組み付けても良い。
10 エンジン
11 シリンダバンク
12 シリンダブロック(第1シリンダブロック)
13 シリンダバンク
14 シリンダブロック(第2シリンダブロック)
15 クランク軸
31a〜31e 軸受壁(第1軸受壁)
33 開口部(第1開口部)
34 貫通孔(第1貫通孔)
41a〜41e 軸受壁(第2軸受壁)
43 開口部(第2開口部)
44 貫通孔(第2貫通孔)
60 エンジン
61 シリンダブロック(第1シリンダブロック)
62 シリンダブロック(第2シリンダブロック)
70 エンジン
71 シリンダブロック(第1シリンダブロック)
72 シリンダブロック(第2シリンダブロック)
B1,B3 シリンダボア(第1シリンダボア)
B2,B4 シリンダボア(第2シリンダボア)
C1 中心線
Ca 中心線
Cb 中心線

Claims (4)

  1. 一対のシリンダバンクを備えるエンジンであって、
    一方の前記シリンダバンクに設けられ、クランク軸のジャーナルを支持する複数の第1軸受壁を備える第1シリンダブロックと、
    他方の前記シリンダバンクに設けられ、前記ジャーナルを支持する複数の第2軸受壁を備える第2シリンダブロックと、
    を有し、
    前記複数の第1軸受壁および前記複数の第2軸受壁の少なくともいずれか1つに、厚み方向に貫通する貫通孔が形成される、エンジン。
  2. 請求項1に記載のエンジンにおいて、
    前記複数の第1軸受壁の少なくともいずれか1つに、前記貫通孔として第1貫通孔が形成され、
    前記複数の第2軸受壁の少なくともいずれか1つに、前記貫通孔として第2貫通孔が形成される、エンジン。
  3. 請求項1または2に記載のエンジンにおいて、
    前記第1シリンダブロックには、ピストンが収容される複数の第1シリンダボアと、隣り合う前記第1シリンダボアを互いに連通する第1開口部と、が形成され、
    前記第2シリンダブロックには、ピストンが収容される複数の第2シリンダボアと、隣り合う前記第2シリンダボアを互いに連通する第2開口部と、が形成される、エンジン。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエンジンにおいて、
    前記第1シリンダブロックに形成される第1シリンダボアの中心線、および前記第2シリンダブロックに形成される第2シリンダボアの中心線は、共に前記クランク軸の中心線に交差しない、エンジン。
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