JP2018165466A - 引戸用鎌錠 - Google Patents
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Abstract
Description
図1(a)に示すように、室内に設けられた引戸100の引戸用鎌錠1は、室内側でプッシュボタンを押すことで鍵がかかるように構成された室内側操作部3が設けられている。
図1(b)に示すように、室外側では、何らかの事情で意図せず鍵がかかってしまったり、室内側にいる人物が体調を崩した場合等、非常時に外側から鍵を解錠するように構成された非常用操作部4が設けられている。
引戸用鎌錠1は、引戸100の中に埋設される錠本体2と、この錠本体2に接続される室内側操作部3及び非常用操作部4と、取り付けピース5(図3参照)と、を有する。
図2(a)及び(b)に示すように、錠本体2は、ケーシング21と、鎌部22と、クランクアーム23と、トリガ部24と、付勢ばね25と、を有する。
戸側端面212は、引戸100の端面に露出する収容部211の戸先側の側面である。戸側端面212は、平坦で長方形の角が丸められた形状を有し、収容部211の上下方向の寸法よりも上下方向の寸法が大きい。戸側端面212は、鎌出入口212a及びトリガ孔212bを有する。図1(a)及び図1(b)に示すように、戸側端面212は、引戸100の戸先側にねじで固定される。
軸孔213は、収容部211の厚さ方向を貫通する方向に延びる。軸孔213は、戸側端面212から吊元側に離間した位置に設けられている。
ボタンスイッチ係合孔214は、軸孔213の戸先寄りに、軸孔213と並んで配置される貫通孔である。ボタンスイッチ係合孔214は、収容部211の上下方向に長く延びる長孔である。後述するボタンスイッチ突起33が係合する。
ばね掛け軸215は、収容部211の吊元側に、収容部211を厚さ方向に貫通する方向に延びる軸部である。
取り付けピース接続孔216は、軸孔213の下方に配置される貫通孔である。後述する室内側操作部3及び非常用操作部4を接続する取り付けピース5が挿通する。
鉤部22bは、頭部22aから延出するL字状の鉤となる部分である。鉤部22bは、ケーシング21の戸側端面212に形成された鎌出入口212aから施錠時には突出し、引戸100の戸体10の端面から、端面に対抗して配置される枠体の係合穴(図示せず)に係合する。鉤部22bは、戸体10から出し入れ可能に移動する。
トリガ本体241は、略L字状の中空のケースである。
トリガばね242は、トリガ本体241の内部に、トリガ本体241の長手方向に沿って配置される。
突出部243は、トリガばね242に付勢され、解錠状態の間、ケーシング21のトリガ孔212bから突出する。
ストッパ部244は、トリガ本体241の略L字状の短辺の突端に配置され、鎌部22の鉤部22bの後方に当接する。ストッパ部244は、鉤部22bの回動を規制する。
スイッチケース31は、ケース板311と、凹部312と、ボタン側取り付けピース受313と、を有する。
ケース板311は、図1(a)に示されるように、引戸100の室内側表面に沿って配置される長方形の薄い板体である。
凹部312は、ケース板311の中央部側が四角く窪んだ部分である。凹部312の底部には、後述するボタンスイッチ突起33が貫通する突起貫通孔312aが一対形成されている(図4参照)。
ボタン側取り付けピース受313は、ケース板311の裏面から突出する突出部であり、断面視コの字状に内部が窪んだ凹部となっている。ボタン側取り付けピース受313は、ケース板311の裏面の上方と下方にそれぞれ一つ形成されている。ボタン側取り付けピース受313は、室内側操作部3及び非常用操作部4が向かい合うように配置されたときに、室内側操作部3及び非常用操作部4を接続するため、後述する取り付けピース45が嵌合する部分である。
カバー体41は、図1(b)に示されるように、引戸100の室外側表面に沿って配置される長方形の薄い板体である。カバー体41は、開口部としての表示窓411と、カバー体側取り付けピース受412と、表示部受部413と、表示部支持部414と、上部突起415と、を有する。
規制壁413aは、カバー体41の裏面から突出する壁状の凸部で、略扇形に形成される。
凹部413bは、規制壁413aで囲まれる規制壁413aの内側の空間であり、後述する表示部42が配置される。
凹部421は、表示部42の表面に形成される窪みである。凹部421は、表示部42の表面の円周方向の中央で、径方向外側に形成されている。凹部421は、表示部42の外径に沿って配置されており、凹部421自体も小さな扇形をしている。
彩色部422は、凹部421の幅方向における両側に配置されている。彩色部422は、表示部42の半径方向に沿って細長く延びる。彩色部422は、凹部421と異なる色に彩色されている。例えば、凹部421は、表示部42を構成する素材自体と同じ黒色で、彩色部422はオレンジ色である。
凹部同色部423は、彩色部422のさらに外側から表示部42の円周方向外側の端部までの面が、凹部421と同じ色に形成された部分である。この例では、凹部同色部423は黒色である。
操作軸部431は、表示部42の扇面の中心側に配置されている。操作軸部431は、表示部42の扇面の下から裏側に向けて突出して延び、表示部42とクランクアーム23とを接続する。操作軸部431は、表示部42の近位側は円筒状で、操作軸部431の遠位側の略半分が角形に形成されている。操作軸部431は、錠本体2の収容部211に設けられた軸孔213及び軸孔213と同心に配置されているクランクアーム軸孔231を挿通する。
カバー体当接部432は、表示部42の扇面の下方に延出する略円形の面状の部分である。カバー体当接部432は、表面がカバー体41の裏面に当接し、その下端がカバー体41の湾曲した表示部支持部414に支持される。
図2(a)に示すように、解錠状態では、クランクアーム23は、長手方向が収容部211の上辺に沿うように上側に寄って配置されている。このとき、クランクアーム23の鎌部係合突起233aは、鎌部22の頭部22aに形成される長孔22cに係合している。また、鎌部22の頭部22aのばね係合突出部22dに形成された貫通孔22eに、付勢ばね25が係止され、鎌部22の頭部22aと鉤部22bとが収容部211の上下方向に沿って並ぶような姿勢に付勢している。
図6(a)に示すように、表示部42が戸体10の室外側表面から視認可能となるように、カバー体41に表示窓411が設けられている。施錠状態では、彩色部422は、表示窓411における戸体10の移動方向の略中央、すなわち、表示窓411における図中左右方向の略中央に、カバー体41の上下方向に延びるように位置している。彩色部422の左右は、一方が凹部421で、他方が凹部同色部423であり、このように表示窓411の左右方向の略中央に彩色部422が位置していると、施錠状態であることが認識される。
ここで凹部421に爪楊枝やヘアピン等の先の細いものを差し、凹部421と彩色部422の間の段差に引っ掛けて凹部421を図中矢印方向へ動かす。表示部42は、カバー体41の裏面に形成された表示部受部413の中を左右に摺動可能に取り付けられており、20度〜30度の角度で摺動する。図6(b)に示すように、表示部42を動かすと、凹部421のみが表示窓411から視認されるようになり、解錠状態になったことが理解される。
本実施形態によれば、引戸100に設けられる引戸用鎌錠1を、戸体10の戸先側の端面から該端面に対向して配置される枠体の係合穴に係合するよう戸体10から出し入れ可能な鎌部22と、鎌部22に連結され、鎌部を施錠位置又は解錠位置に移動させるクランクアーム23と、クランクアーム23に連結され、クランクアーム23を操作するアーム操作部43と、アーム操作部43と一体に設けられ、鎌部22が施錠位置にある施錠状態か、解錠位置にある解錠状態かを表示する回動可能な板状の表示部42と、を含んで構成した。また、クランクアーム23を、アーム操作部43を介して伝えられる表示部42の動作に連動させた。
さらに、操作軸を室外側面から操作する場合、操作軸にねじり耐力を付与するため、金属で構成する必要があり、製造コストがかかっていた。しかし、よって、表示部42とアーム操作部43が一体となった一つの部品を樹脂で構成することも可能になり、製造コストが低減できる。
さらに、表示部42によって、クランクアーム23の操作をすることができるため、外観設計の自由度が高まり、意匠性も向上する。
例えば、上記実施形態では、施錠状態で、彩色部422が表示窓411の左右方向の略中心に位置し、彩色部422の一方が凹部421で、他方が凹部同色部423となっているが、これに限られない。施錠状態で、表示窓411の左右方向における半分側がすべて彩色部で、もう一方の半分がすべて凹部となるように構成してもよい。
例えば、表示部受部は、表示部の回動を所定範囲に規制するとともに表示部をカバー体に対して移動可能に支持させることができればよく、表示部の移動範囲の限界の位置に突起を設けるだけでもよい。
また、表示部をカバー体に移動可能に取り付ける構造は、適宜変更されてよい。
10 引戸
22 鎌部
23 クランクアーム
42 表示部
43 アーム操作部
231 クランクアーム軸孔
411 表示窓
421 凹部
422 彩色部
431 操作軸部
100 引戸
Claims (4)
- 引戸に設けられる引戸用鎌錠であって、
戸体の戸先側の端面から該端面に対向して配置される枠体の係合穴に係合するよう前記戸体から出し入れ可能な鎌部と、
前記鎌部に連結され、前記鎌部を施錠位置又は解錠位置に移動させるクランクアームと、
前記クランクアームに連結され、前記クランクアームを操作するアーム操作部と、
前記アーム操作部と一体に設けられ、前記鎌部が前記施錠位置にある施錠状態か、前記解錠位置にある解錠状態かを表示する回動可能な板状の表示部と、を備え、
前記クランクアームは、前記アーム操作部を介して伝えられる前記表示部の動作に連動する、引戸用鎌錠。 - 前記アーム操作部は、前記表示部と一体で形成され、前記表示部と前記クランクアームとを接続する操作軸部を有し、
前記クランクアームは、前記操作軸部が挿通し、前記アーム操作部と同軸で回動する回動中心となるクランクアーム軸孔を有する請求項1に記載の引戸用鎌錠。 - 前記表示部は、扇形であり、その表面における円周方向の中央に形成される凹部を有する請求項1又は2に記載の引戸用鎌錠。
- 前記戸体の室外側表面から前記表示部が視認可能な表示窓を有するカバー体をさらに備え、
前記表示部は、前記凹部に隣接して前記凹部と異なる色彩を有する彩色部を有し、
前記施錠状態で、前記彩色部は、前記表示窓における戸体の移動方向の略中央に位置する請求項3に記載の引戸用鎌錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017063717A JP2018165466A (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 引戸用鎌錠 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2017063717A Pending JP2018165466A (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 引戸用鎌錠 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018165466A (ja) |
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2017
- 2017-03-28 JP JP2017063717A patent/JP2018165466A/ja active Pending
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