JP2018165201A - 行先階登録装置、エレベータシステム - Google Patents

行先階登録装置、エレベータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータの利用者における行先階の登録操作の利便性を向上させた行先階登録装置、及びエレベータシステムを提供する。【解決手段】行先階登録装置20は、利用者による回転操作及び奥方向押し込み操作を受け付けるように構成されたホイール41と、ホイール41に対する操作内容に応じた制御を行う制御部21と、音声を出力する音声出力部24と、を備える。制御部21は、ホイール41に対する回転操作があった場合、ホイール41の回転量及び回転方向に基づいて階床値を設定し、音声出力部24に、階床値を案内する音声を出力させ、ホイール41に対する回転操作があった後、ホイール41に対する奥方向押し込み操作があった場合、現在設定されている階床値が示す階床を行先階として確定し、行先階を示す信号を、エレベータ1A〜1Eの運行を制御する群管理制御装置10に出力する。【選択図】図6

Description

本発明は、エレベータの行先階を登録する行先階登録装置、及びそれを有するエレベータシステムに関する。
特許文献1は、エレベータの行先階を登録する行先階登録装置を開示している。この行先階登録装置では、ダイヤルを左方向や右方向に回転操作することで行先階を選択し、選択された行先階を選択内容表示装置に表示させ、登録ボタンが押されたときに選択されている階床をエレベータ呼びとして登録し、登録された呼びを登録確認装置に表示するように構成されている。
特開2001−220068号公報
特許文献1の構成では、利用者は、表示装置に表示されている階床を視認しながらダイヤル操作を行い、その後、登録ボタンを押して階床を確定し、さらに呼び登録されたか否かを別位置に配置された登録確認装置の表示部で確認する必要があり、行先階の登録操作における利用者の利便性に関して課題があった。特に、視覚障害者にとっては、選択内容表示装置の表示を確認しつつ、ダイヤルや登録ボタンを操作し、かつ別位置に配置された登録確認装置の表示部を確認することは困難である。
本発明は、エレベータの利用者における行先階の登録操作の利便性を向上させた行先階登録装置、及びエレベータシステムを提供する。
本発明の一態様において、行先階登録装置が提供される。
行先階登録装置は、
利用者による回転操作及び第1の押し込み操作を受け付けるように構成されたホイールと、
ホイールに対する操作内容に応じた制御を行う制御部と、
音声を出力する音声出力部と、を備える。
制御部は、
ホイールに対する回転操作があった場合、ホイールの回転量及び回転方向に基づいて階床値を設定し、音声出力部に、階床値を案内する音声を出力させ、
ホイールに対する回転操作があった後、ホイールに対する第1の押し込み操作があった場合、現在設定されている階床値が示す階床を行先階として確定し、行先階を示す信号を、エレベータの運行を制御する運行制御装置に出力する。
また、本発明の一態様において、エレベータシステムが提供される。
エレベータシステムは、
本発明の一態様の行先階登録装置と、
複数台のエレベータと、
運行制御装置としての、本発明の一態様の行先階登録装置から出力された行先階を示す信号に基づいて、複数台のエレベータのうちのいずれかに前記行先階を割り当てるとともに、割り当てた結果に基づいて複数台のエレベータの運行を制御する群管理制御装置と、を備える。
また、本発明の一態様において、エレベータシステムが提供される。
エレベータシステムは、
本発明の一態様の行先階登録装置と、
1台のエレベータと、
運行制御装置としての、本発明の一態様の行先階登録装置から出力された行先階を示す信号に基づいて1台のエレベータの運行を制御する運行制御装置と、を備える。
本発明によれば、ホイールを操作するだけで行先階の入力及び登録を行うことができる。つまり、複数台の操作部材を操作することなく行先階の入力及び登録を行うことができる。そのため、エレベータの利用者における行先階の登録操作の利便性が向上する。特に視覚障害者にとっては、異なる位置にある複数の操作部材を同時あるいは個別に操作したり、視覚で行先階を確認したりすることは困難であるが、音声で行先階の案内が行わることも相俟って、利便性が大きく向上する。
また、音声で案内を行うことで、行先階を表示する表示部は必須でなくなり、行先階登録装置の小型化やコスト削減を実現できる。
実施の形態1における行先階登録装置を有するエレベータシステムの配置を示す平面図である。 エレベータシステムの構成を示すブロック図である。 行先階登録装置の正面図である。 行先階登録装置の構成を示すブロック図である。 行先階登録装置の操作部の構成を模式的に示した図である。 行先階登録装置の行先階登録処理を説明したフローチャートである。 階床計算のサブルーチンのフローチャートである。 実施の形態2における行先階登録装置の行先階登録処理を説明したフローチャートである。 実施の形態3における行先階登録装置の操作部の構成を模式的に示した図である。 他の実施の形態におけるエレベータシステムの構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る行先階登録装置、及びエレベータシステムについて、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施の形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
1−1.エレベータシステムの概要
本実施の形態に係るエレベータシステムの概要について説明する。図1は、実施の形態1に係るエレベータシステムの一階床での配置を示す概略図である。
エレベータシステムは、図1に示すように、複数台のエレベータ1A〜1F(A号機〜F号機。以下適宜「号機」という)を有する。エレベータ1A〜1Fには、ビルの各階床のエレベータホールから乗車可能である。各階床のエレベータホールの近傍には、行先階登録装置20がそれぞれ配置されている。エレベータシステムは、行先階登録装置20を利用して利用者により登録された行先階を、エレベータ1A〜1Fのうちのいずれかに割り当てる行先階登録方式を採用している。利用者は、行先階登録装置20を利用して行先階を登録した後、割り当てられたエレベータに、エレベータホールから乗車する。
1−2.エレベータシステムの構成
図2は、エレベータシステムの構成を示すブロック図である。エレベータシステムは、複数台のエレベータ1A〜1Fと、群管理制御装置10と、複数台の行先階登録装置20と、号機制御装置30A〜30Fと、を有する。群管理制御装置10と、行先階登録装置20と、号機制御装置30A〜30Fは、エレベータ1A〜1Fの運行を統合的に制御するエレベータの群管理システムを構成する。
エレベータ1A〜1Fはそれぞれ、かご、巻上機(モータ)、釣合おもり、制御部等を有し、対応する号機制御装置30A〜30Fにより駆動制御される。
1−3.群管理制御装置の構成
群管理制御装置10は、行先階登録装置20から出力される行先階を示す信号を受信した場合、具体的には行先階の情報等を含む割当依頼信号を受信した場合、受信した信号が示す行先階を、複数台のエレベータ1A〜1Fのうちのいずれかのエレベータに割り当てる制御を行う。群管理制御装置10は、例えば、行先階をエレベータ1A〜1Fに順次仮割当して、全エレベータ1A〜1Fについての待ち時間やサービス完了時間の合計値が最小となるエレベータを割当号機とする。
群管理制御装置10は、図2に示すように、制御部11と、記憶部12と、入出力インタフェース13とを備える。群管理制御装置10は、複数台のエレベータの運行を統合的に制御する群管理制御装置の一例である。
記憶部12は、群管理制御装置10における各種の機能を実現するために必要なプログラム及びデータを記憶する。記憶部12は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等を利用して構成することができる。
制御部11は、記憶部12からプログラムを読み出し、読み出したプログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、群管理制御装置10における各種の機能を実現する。制御部11は、例えばCPU、MPUで構成される。制御部11は、専用に設計された電子回路や再構成可能な電子回路などのハードウェア回路(ASIC,FPGA等)で構成されてもよい。制御部11の機能は、ハードウェアとソフトウェアとの協働で実現されてもよいし、ハードウェア(電子回路)のみで実現されてもよい。
入出力インタフェース13は、行先階登録装置20及び号機制御装置30A〜30Fとの間で各種信号を送受信するためのインタフェース回路である。入出力インタフェース13は、制御部11から出力される信号を所定の形式の信号に変換して出力する。また、入出力インタフェース13は、行先階登録装置20及び号機制御装置30A〜30Fから入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部11に出力する。
1−4.号機制御装置の構成
号機制御装置30A〜30Fは、群管理制御装置10からの制御信号にしたがって、対応するエレベータ1A〜1Fの駆動をそれぞれ制御する制御装置である。
各号機制御装置30A〜30Fは、例えば、制御部、記憶部、入出力インタフェース等を含んで構成され、群管理制御装置10からの制御信号に基づいて、巻上機(モータ)の動作等を制御することにより、かごの上昇、下降、停止等を制御する。
1−5.行先階登録装置の構成
1−5−1.全体構成
行先階登録装置20の構成について説明する。図3は、行先階登録装置20の正面図である。図3に示すように、行先階登録装置20の筐体27の前面27aには、ホイール41を有する操作部25と、音声を出力する音声出力部24とが配置されている。
図4は、行先階登録装置20の構成を示すブロック図である。図4に示すように、行先階登録装置20は、上記の音声出力部24と、操作部25とに加え、制御部21と、記憶部22と、入出力インタフェース23とを有する。
記憶部22は、行先階登録装置20の機能を実現するために必要なプログラム及びデータを記憶する。記憶部22は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等を利用して構成することができる。
制御部21は、記憶部22からプログラムを読み出し、読み出したプログラムに基づいて種々のデータ等を利用して演算処理を行うことにより、行先階登録装置20における各種の機能を実現する。制御部21は、例えばCPU、MPUで構成される。制御部21は、専用に設計された電子回路や再構成可能な電子回路などのハードウェア回路(ASIC,FPGA等)で構成されてもよい。制御部21の機能は、ハードウェアとソフトウェアとの協働で実現されてもよいし、ハードウェア(電子回路)のみで実現されてもよい。
入出力インタフェース23は、群管理制御装置10との間で各種信号を送受信するためのインタフェース回路である。入出力インタフェース23は、制御部21から出力される信号を所定の形式の信号に変換して出力する。また、入出力インタフェース23は、群管理制御装置10から入力された信号を所定の形式の信号に変換して制御部21に出力する。
音声出力部24は、制御部21から出力される音声信号に基づいて、音声を出力する。音声出力部24は、スピーカや音声増幅器等により構成される。
操作部25は、ホイール41と、ホイール41に対する操作内容に応じた信号を出力する操作検出部43とを有する。
1−5−2.操作部の構成
図5は、行先階登録装置20の操作部25の構成を模式的に示した図である。図3、図5に示すように、ホイール41は、行先階登録装置20の筐体27の前面27aに設けられたスリット27bを介して、一部が外部に突出するように設けられている。ホイール41は、回転操作や押し込み操作が可能なように、操作検出部43により支持されている。ホイール41の表面には、滑り止め等の加工が施されている。
操作検出部43は、ホイール41の回転中心となる回転中心軸42を有し、行先階登録装置20の筐体27に直接または支持部材等を介して間接的に取り付けられている。回転中心軸42は、ホイール41に対して操作がなされていないときには、バネ等の付勢手段で付勢されることで、初期位置に位置し、ホイール41が配置される筐体27の前面27a(ホイール配置面)に対して平行にかつ水平となるように構成されている。
操作検出部43は、ホイール41を、回転中心軸42を中心として順方向(所定回転方向の一例)及び逆方向に回転可能なように支持する。順方向とは、筐体27の前面27aから突出している部分が上に移動するように回転させる方向(図5でRaで示す方向)である。逆方向とは、筐体27の前面27aから突出している部分が下に移動するように回転させる方向(図5でRbで示す方向)である。
操作検出部43は、ホイール41を、筐体27の前面27aに対して垂直に奥方向(第1の方向)に押し込む奥方向押し込み操作(第1の押し込み操作の一例)が可能なように支持する。また、操作検出部43は、ホイール41を、筐体27の前面27aに対して右方向(第2の方向の一例)に傾けた状態で押し込む右方向押し込み操作(第2の押し込み操作の一例)が可能なように支持する。また、操作検出部43は、ホイール41を、筐体27の前面27aに対して左方向(第3の方向の一例)に傾けた状態で押し込む左方向押し込み操作(第3の押し込み操作の一例)が可能なように支持する。なお、ホイール41は、いずれの方向に押し込まれた場合においても、押し込まれた後には、上記付勢手段により押し込み前の初期位置に復帰する。
操作検出部43は、ホイール41に対する回転操作があった場合、ホイール41の回転量及びホイール41の回転方向に応じた信号を出力する。例えば、操作検出部43は、ホイール41が所定量回転する毎にパルス信号を出力する。その際、操作検出部43は、ホイール41の回転方向が順方向である場合、パルス信号の極性を正とし、ホイール41の回転方向が逆方向である場合、パルス信号の極性を負とする。所定量は、例えば360度の回転、つまり1回転である。しかし、所定量は、例えば、120度や240度等のその他の角度であってよい。
操作検出部43は、ホイール41に対する押し込み操作があったときは、押し込みの方向に応じた信号を出力する。つまり、操作検出部43は、ホイール41に対する奥方向押し込み操作があったときと、ホイール41に対する左方向押し込み操作があったときと、あるいはホイール41に対する右方向押し込み操作があったときとで、それぞれ異なった信号を出力する。
なお、ホイール41を回転可能に、かつ奥方向、左方向、右方向等に押し込み可能に支持するとともに、押し込み方向に応じた信号を出力する操作検出部43は、公知の技術を利用して構成可能であり、これ以上の具体的な説明は省略する。
1−5−3.動作
制御部21は、ホイール41に対する回転操作に伴って、操作検出部43から正極性または負極性のパルス信号を受信した場合、ホイール41に対する回転操作があったものと判断する(後述するステップS23の判断)。また、制御部21は、操作検出部43から受信したパルス信号が正極性を有する場合、ホイール41に対する順方向の回転操作があったものと判断し、これに対し、操作検出部43から受信したパルス信号が負極性を有する場合、ホイール41に対する逆方向の回転操作があったものと判断する(後述するステップS24の判断)。
制御部21は、操作検出部43から、奥方向への押し込みがあったことを示す信号を受信したときは、ホイール41に対する奥方向押し込み操作があったものと判断し、左方向への押し込みがあったことを示す信号を受信したときは、ホイール41に対する左方向押し込み操作があったものと判断し、右方向への押し込みがあったことを示す信号を受信したときは、ホイール41に対する右方向押し込み操作があったものと判断する(後述するステップS31の判断)。
制御部21は、操作検出部43から第2所定時間T2以上の間パルス信号を受信しておらず、かついずれの押し込み操作を示す信号も受信していない場合、ホイール41に対する操作が継続していないものと判断する(後述するステップS38の判断)。
2.行先階登録装置における行先階登録処理
図6を参照して、行先階登録装置20における行先階登録処理について説明する。図6は、行先階登録装置20の行先階登録処理についてのフローチャートである。図6のフローチャートによる処理は、所定の周期(例えば0.1秒)で繰り返し行われる。
まず、制御部21は、所定数NUM(以下適宜「NUM」という)、第1所定時間T1(以下適宜「T1」という)、及び第2所定時間T2(以下適宜「T2」という)の値をそれぞれ設定する(S21)。所定数NUMは、左方向または右方向の押し込みがあったときに階床計算で用いられる加減算値であり、本例では5に設定している。なお、所定数NUMの値は5でなく、例えば3など、ビルの総階床数等に応じて2以上の適宜な整数値に設定されてもよい。T2は、前述した、ホイール41に対して未操作の状態が継続したか否かの判断に用いられる時間であり、本例では30秒に設定している。T2は、30秒でなく、例えば20秒や、40秒や、50秒等に設定してもよい。
制御部21は、フラグSW及び階床値CNTの初期値を設定する(S22)。フラグSWは、ホイール41に対して奥方向押し込み操作がなされる前に回転操作、右方向押し込み操作、左方向押し込み操作のうちのいずれかの操作がなされたか否かを示すフラグであり、ステップS22では初期値として0が設定される。初期値が0であることは、ホイール41に対して奥方向押し込み操作がなされる前に、回転操作、右方向押し込み操作、左方向押し込み操作のうちのいずれの操作もなされていないことを示し、これらの操作のうちのいずれかの操作が行われると、いずれかの操作がなされたことを示す1に設定される。階床値CNTには、行先階登録装置20の設置階が設定される。行先階登録装置20が複数の階に設置されている場合には、複数の行先階登録装置20のそれぞれについて、それぞれが設置されている階床の値が設置階として設定される。
制御部21は、ホイール41に対する回転操作があったか、またはいずれかの押し込み操作があったか、あるいは何も操作がなかったかを判断する(S23)。
ホイール41に対する回転操作があった場合、制御部21は、回転方向が順方向と逆方向のいずれかを判断する(S24)。
順方向である場合、制御部21は、後述する図7のサブルーチンに、階床値CNTを引き渡すとともに、加減算値Yとして1を引き渡すことで、サブルーチンを利用して階床値を計算する(S25)。
逆方向である場合、制御部21は、後述する図7のサブルーチンに、階床値CNTを引き渡すとともに、加減算値Yとして−1を引き渡すことで、サブルーチンを利用して階床値CNTを計算する(S26)。
ステップS23でホイール41に対していずれかの押し込み操作があったと判断した場合、制御部21は、押し込み方向が左方向、右方向、奥方向のいずれかを判断する(S31)。
押し込み方向が左方向である場合、制御部21は、後述する図7のサブルーチンに、階床値CNTを引き渡すとともに、加減算値Yとして所定数Nの負の値(−NUM)を引き渡すことで、サブルーチンを利用して階床値CNTを計算する(S32)。
押し込み方向が右方向である場合、制御部21は、後述する図7のサブルーチンに、階床値CNTを引き渡すとともに、加減算値Yとして所定数Nの正の値(+NUM)を引き渡すことで、サブルーチンを利用して階床値CNTを計算する(S33)。
上記ステップS25,S26,S32,S33の実行後、制御部21は、ホイール41に対して何らかの操作が継続しているか否かを判断する(S27)。具体的には、本ステップの判断を前回実行した後、第1所定時間T1以内に、操作検出部43から回転操作、左方向押し込み操作、右方向押し込み操作のうちのいずれかの操作についての信号が出力されたか否かを判断し、第1所定時間T1以内にいずれかの信号が出力された場合は操作が継続していると判断し、第1所定時間T1の間いずれの信号も出力されていない場合は操作が継続していないと判断する。つまり、本ステップの判断を前回実行した後、無操作時間が第1所定時間T1よりも長くなった場合、操作が継続していないと判断する。無操作時間の計測の起点は、操作検出部43から回転操作、左方向押し込み操作、右方向押し込み操作のうちのいずれかの操作についての信号が最後に出力された時点である。無操作時間の計測は、本フローチャートの処理のバックグラウンドでソフトウェアタイマまたはハードウェアタイマにより行われる。
ホイール41に対する操作が継続していると判断した場合(S27でYES)、制御部21は、ステップS23の処理に戻る。
ホイール41に対する操作が継続していないと判断した場合(S27でNO)、制御部21は、階床値CNTが設置階の値と等しいか否かを判断する(S28)。
階床値CNTが設置階の値と等しい場合(S28でYES)、制御部21は、ステップS23の処理に戻る。
階床値CNTが設置階の値と等しくない場合(S28でNO)、制御部21は、現在の階床値CNTを案内する音声を音声出力部24に出力させる(S29)。ここで、例えば、記憶部22には、階床値及び行先階を示す音声や案内音声の音声データが格納されており、制御部21は、階床値及び行先階を示す音声や案内音声を音声出力部24に出力させる場合、そのときに必要な音声データを記憶部22から読み出して、音声データに基づいて音声信号を生成し、音声出力部24に出力する。
制御部21は、フラグSWとして1を設定し(S30)、ステップS23に戻る。
上記ステップS31での押し込み方向が奥方向である場合、制御部21は、フラグSWが1であるか否かを判断する(S34)。
フラグSWが1である場合(S34でYES)、制御部21は、階床値CNTが示す階床を行先階として確定し、当該行先階をエレベータ1A〜1Fのうちのいずれかのエレベータ(号機)に割り当てることを依頼する割当依頼信号を群管理制御装置10に出力する(S35)。割当依頼信号に対する応答として、割り当てられた号機(割当号機)の情報を群管理制御装置10から受信すると、制御部21は、音声出力部24に、割当号機を案内する案内音声を出力させる(S36)。
これに対し、フラグSWが1でない場合(S34でNO)、つまりフラグSWが0である場合、制御部21は、音声出力部24に、行先階登録装置20の使用方法を案内する案内音声を出力させる(S37)。フラグSWが0であることは、ホイール41に対して回転操作、左方向押し込み操作、右方向押し込み操作のいずれも行われていないこと、つまり行先階を設定する操作が行われていないことを意味するが、このようなときに奥方向押し込み操作があるのは、利用者が行先階登録装置20の使用に慣れていない可能性がある。そのため、使用方法を案内する案内音声を出力させるものである。
上記ステップS23でホイール41に対する操作が無いと判断した場合、制御部21は、無操作時間が、第2所定時間T2以上か否かを判断する(S38)。無操作時間の計測の起点は、ホイール41に対する最終の操作が行われた時点である。無操作時間の計測は、本フローチャートの処理のバックグラウンドでソフトウェアタイマまたはハードウェアタイマにより行われる。
無操作時間が第2所定時間T2以上でない場合(S38でNO)、制御部21は、ステップS23に戻る。
無操作時間が第2所定時間T2以上である場合(S38でYES)、制御部21は、ステップS22に戻り、フラグSWを0に設定するとともに階床値CNTを設置階に設定する。つまり、フラグSW及び階床値CNTをそれぞれ初期値にリセットする。無操作状態は、利用者が行先階を登録する操作を行った後や、利用者がホイール41に対して回転操作等を行ったが、奥方向押し込み操作を行わずに立ち去ったことで生じる。利用者がホイール41に対する回転操作を行ってそのまま立ち去る場合は、例えば、利用者がエレベータの利用をやめた場合や利用者が悪戯で操作した場合で発生するが、このような中途操作状態を放置すると、次の利用者が操作した際に、戸惑ったり意図しない行先階の登録を行ったりするおそれがある。これを防止するため、第2所定時間T2が経過したときに現在までの操作内容をリセットするものである。
上記ステップS25、S26、S32、S33でサブルーチンとして実行される階床計算の処理を、図7を参照して説明する。図7は、階床計算のサブルーチンのフローチャートである。制御部21は、ステップS25、S26、S32、S33においてメインルーチンから階床値CNTと加減算値Yを引き渡す。加減算値Yとして、ステップS25では+1が引き渡され、ステップS26では−1が引き渡され、ステップS32では−NUMが引き渡され、ステップS33では+NUMが引き渡される。制御部21は、メインルーチンから引き渡された階床値CNTと加減算値Yとに基づいてサブルーチンを実行する。
制御部21は、変数MAX及び変数MINの値として最上階及び最下階の階床値を設定する(S41)。以後、最上階の階床値MAX及び最下階の階床値MINという。ここで、最上階の階床値MAXは、階数と等しい値とする。例えば、15階が最上階である場合、最上階の階床値MAXは15とする。一方、最下階の階床値MINについては、以下のように取り扱う。つまり、最下階が1階以上の階床である場合には、最下階の階床値MINは、階数と等しい値とする。例えば、1階が最下階である場合、最下階の階床値MINは1とする。これに対し、地下階が存在している場合には、地下階の階数を負で示した値を、最下階の階床値MINとする。例えば地下1階が最下階である場合、最下階の階床値MINは−1とする。また、例えば地下2階が最下階である場合、最下階の階床値MINは−2とする。
制御部21は、階床値CNTに加減算値Yを加算し、加算後の値を新たな階床値CNTとする(S42)。このとき、加減算値Yとして、引き渡し元のメインルーチンのステップS25、S26、S32、S33に応じた値(+1,−1,−NUM(所定数NUMの負の値),+NUM(所定数NUMの正の値のいずれかの値)が用いられる。
制御部21は、加減算値Yが0よりも大きいか否かを判断する(S43)。
加減算値Yが0よりも大きい場合(S43でYES)、制御部21は、階床値CNTが最上階の階床値MAXよりも大きいか否かを判断する(S44)。
階床値CNTが最上階の階床値MAXよりも大きい場合(S44でYES)、制御部21は、最下階の階床値MINが0よりも大きいか否かを判断する(S45)。
最下階の階床値MINが0よりも大きい場合(S45でYES)、制御部21は、階床値CNTから最上階の階床値MAXを減算した値を階床値CNTとし(S47)、サブルーチンの処理を終了する。具体例を説明すると、最上階の階床値MAXが15であり、最下階の階床値MINが1であり、ステップS44の判断時の階床値CNTが16であるものとすると、ステップS47において、16から15を減算して得られる1が新たな階床値CNTとして設定される。このように、ホイール41に対する例えば順方向の回転操作または右方向押し込み操作により正の値の加減算値Yが加算されて、階床値CNTが15よりも大きくなった場合には、階床値CNTが最下階の階床値MINの1側に戻り加減算値Yの値に応じて増加していくこととなる。そして、図6のステップS27、S28での判断結果に応じて、ステップS29で現在の階床値CNTの音声案内が行われることとなる。
これによれば、例えば、上記例のようにビルの最上階が15階、最下階が1階であり、利用者のいる階(行先階登録装置20の設置階)が15階であるとした場合に、利用者が行先階として2階を設定したい場合には、ホイール41を順方向に2階床分だけ回転させることで、2階を設定することができる。ホイール41を逆方向に回転させた場合には、13階床分を回転させる必要があるが、本構成によれば、順方向に2階床分だけ回転させることで、2階を設定することができる。そのため、行先階の設定を素早く行うことができる。
最下階の階床値MINが0よりも大きくない場合(S45でNO)、制御部21は、階床値CNTから最上階の階床値MAXを減算し、最下階の階床値MINを加算し、1を減算する(S46)。これによって、最下階の階床値MINが0よりも大きくない場合において、最下階の階床値MINが0よりも大きい場合同様に、階床値CNTが最下階の階床値MIN側に戻り加減算値Yの値に応じて増加していくこととなる。
これに対し、ステップS44で階床値CNTが最上階の階床値MAXよりも大きくないと判断された場合(S44でNO)、制御部21は、サブルーチンの処理を終了する。
上記ステップS43で加減算値Yが0よりも大きくない場合(S43でNO)、制御部21は、階床値CNTが最下階の階床値MINよりも小さいか否かを判断する(S48)。
階床値CNTが最下階の階床値MINよりも小さい場合(S48でYES)、制御部21は、最下階の階床値MINが0よりも大きいか否かを判断する(S49)。
最下階の階床値MINが0よりも大きい場合(S49でYES)、制御部21は、階床値CNTに最上階の階床値MAXを加算した値を階床値CNTとし(S50)、サブルーチンの処理を終了する。具体例を説明すると、最上階の階床値MAXが15であり、最下階の階床値MINが1であり、ステップS48の判断時の階床値CNTが0であるものとすると、ステップS50において、階床値CNTの0に最上階の階床値MAXの15を加算して得られる15が新たな階床値CNTとして設定される。このように、ホイール41に対する例えば逆方向の回転操作または左方向押し込み操作により負の値の加減算値Yが加算されて、階床値CNTが1よりも小さくなった場合には、階床値CNTが階床値MAX値側に戻り加減算値Yの値に応じて減少していくこととなる。また、ステップS27、S28での判断結果に応じて、ステップS29で現在の階床値CNTの音声案内が行われることとなる。
これによれば、例えば、上例のようにビルの最上階が15階、最下階が1階であり、利用者のいる階(行先階登録装置20の設置階)が1階であるとした場合に、利用者が行先階として14階を設定したい場合には、ホイール41を逆方向に2階床分だけ回転させることで、14階を設定することができる。ホイール41を順方向に回転させた場合には、13階床分を回転させる必要があるが、本構成によれば、逆方向に2階床分だけ回転させることで、14階を設定することができる。そのため、行先階の設定を素早く行うことができる。
最下階の階床値MINが0よりも大きくない場合(S49でNO)、制御部21は、階床値CNTから最上階の階床値MAXを加算し、最下階の階床値MINを減算し、1を加算する(S51)。これによって、最下階の階床値MINが0よりも大きくない場合において、最下階の階床値MINが0よりも大きい場合同様に、階床値CNTが最上階の階床値MAX側に戻り加減算値Yの値に応じて減少していくこととなる。
これに対し、ステップS48で階床値CNTが最下階の階床値MINよりも小さくないと判断された場合(S48でNO)、制御部21は、サブルーチンの処理を終了する。
なお、エレベータシステムは、行先階登録装置20で割当号機を案内した後に、割当号機への利用者の移動を補助する案内音声を出力する誘導装置を有していてもよい。誘導装置は、複数台のエレベータ1A〜1Fの各々に対応させて各々の近傍に設けられ、群管理制御装置10または行先階登録装置20からの音声出力指令に基づいてエレベータ1A〜1F毎に異なる音声を出力する。これにより、視覚障害を有する利用者を、割当号機の位置まで適切に誘導できる。
なお、誘導装置から出力する音声は、割当号機名でもよいが、号機毎に対応付けた環境音や音楽であってもよい。例えば、A号機の誘導装置は、案内音声として鳥の鳴き声を出力し、B号機の誘導装置は、案内音声として川の音を出力し、C号機の誘導装置は音楽を出力する。環境音や音楽を利用することで、エレベータホール内の音環境を利用者にとって快適なものとすることができる。
また、エレベータホール内またはその近傍に、上記の行先階登録装置20以外に、タッチパネル式操作部を有する行先階登録装置や、テンキー式操作部等を有する行先階登録装置を併設してもよい。また、行先階登録装置20の筐体27に、ホイール式操作部とタッチパネル式操作部を配置したり、ホイール式操作部とテンキー式操作部を配置したりしてもよい。これにより、利用者は好みに応じていずれかの操作部を利用できる。
(実施の形態2)
実施の形態2について説明する。実施の形態2における行先階登録装置20では、ホイール41に対する左方向押し込み操作や右方向押し込み操作の受け付け機能を省略し、ホイール41に対する回転操作及び奥方向押し込み操作のみを受け付けるように構成されている。
実施の形態2における行先階登録装置20は、ハードウェア上では、実施の形態1の行先階登録装置20に対して操作検出部43の構成のみが異なる。つまり、操作検出部43は、ホイール41に対する回転操作及び奥方向押し込み操作のみを受け付けるように構成されている。なお、行先階登録装置20の記憶部22には、実施の形態2に対応するプログラムが格納されている。また、エレベータシステムとしては、実施形態1の図1と同じ構成要素を有する。
実施の形態2における行先階登録装置20の行先階登録処理を、図8を参照して、実施の形態1との相違点を中心として説明する。図8は、実施の形態2における行先階登録装置20の行先階登録処理を説明したフローチャートである。
図8のフローチャートでは、実施の形態1の図6のフローチャートのステップS31、S32、S33の処理が省略され、ステップS23でホイール41に対する押し込み操作があったと判断された場合(S23で押込み)、ステップS34の処理が実行される。本実施形態では、押し込み操作として奥方向押し込み操作のみが可能であるためである。また、ステップS21において、所定数NUMの値の設定が省略され、制御部21は、第1所定時間T1及び第2所定時間T2の値をそれぞれ設定する。他は、実施の形態1と同様である。
このような構成としてもよい理由は以下の通りである。すなわち、例えば階床数が少ないビルにおいては、階床を飛ばして設定したいとの要求がない場合もありうる。そのため、このようなビル用の行先階登録装置20では、ホイール41に対する左方向押し込み操作及び右方向押し込み操作の受け付け機能を省略する。これにより、実施の形態1の場合よりもコストの削減が可能となる。
なお、実施の形態2の操作検出部43は、実施の形態1の操作検出部43と同じハードウェアで構成されてもよい。この場合、行先階登録装置20の制御部21は、ホイール41に対する左方向押し込み操作及び右方向押し込み操作を受け付けた場合、奥方向押し込み操作があったものとして処理を行えばよい。
(実施の形態3)
実施の形態3について説明する。図9は、実施の形態3における行先階登録装置20の操作部25の構成を模式的に示した図である。実施の形態3では、図9に示すように、行先階登録装置20のホイール41の回転中心軸42は、ホイール41が配置される筐体27の前面27a(ホイール配置面)に対して平行にかつ軸方向が上下方向となるように配置され、ホイール41は、正面から見て左方向及び右方向に回転するように構成されている。この場合においても、操作の方向は変わるが、実施の形態1同様に、ホイール41に対して回転操作や奥方向押し込み操作を行うことで、行先階の登録が可能となる。
なお、実施の形態3の場合、ホイール41の回転の順方向は右方向とし、逆方向は左方向とすることが操作の直感性の観点では好ましいが、これに限定されるものではない。
また、ホイール41に対する上方向への押し込み操作や下方向への押し込み操作を受け付けるように構成してもよい。この場合、上方向への押し込み操作があったときに、階床値CNTが増加し、下方向への押し込み操作があったときに、階床値CNTが減少するようにすることが操作の直感性の観点では好ましいが、これに限定されるものではない。
行先階登録装置20における行先階登録制御においては、実施の形態1のフローチャートについて、上方向への回転操作を右方向(所定回転方向の一例)への回転操作と読み替え、下方向への回転操作を左方向(逆方向)への回転操作と読み替え、右方向への押し込み操作を上方向への押し込み操作と読み替え、左方向押し込み操作を下方向への押し込み操作と読み替えればよい。このとき、右方向への押し込み操作は第2の押し込み操作に相当し、左方向への押し込み操作は第3の押し込み操作に相当する。
(実施の形態のまとめ)
(1)実施の形態1〜3における行先階登録装置20は、
利用者による回転操作及び第1の押し込み操作を受け付けるように構成されたホイール41と、
ホイール41に対する操作内容に応じた制御を行う制御部21と、
音声を出力する音声出力部24と、を備える。
制御部21は、
ホイール41に対する回転操作があった場合、ホイール41の回転量及び回転方向に基づいて階床値CNTを設定し、音声出力部24に、階床値CNTを案内する音声を出力させ、
ホイール41に対する回転操作があった後、ホイール41に対する第1の押し込み操作があった場合、現在設定されている階床値CNTが示す階床を行先階として確定し、行先階を示す信号を、エレベータ1A〜1Fの運行を制御する群管理制御装置10(運行制御装置の一例)に出力する。
本実施の形態によれば、ホイール41を操作するだけで行先階の入力及び登録を行うことができる。つまり、複数の操作部材を操作することなく行先階の入力及び登録が可能となり、エレベータ1A〜1Fの利用者における行先階の登録操作の利便性が向上する。特に視覚障害者にとっては、異なる位置にある複数の操作部材を同時あるいは個別に操作したり、視覚で行先階を確認したりすることは困難であるが、音声で行先階の案内が行わることも相俟って、利便性が大きく向上する。
さらに、音声で案内を行うことで、行先階を表示する表示部は必須でなくなり、行先階登録装置20の小型化やコスト削減を実現できる。
(2)実施の形態1〜3の行先階登録装置20において、
制御部21は、
ホイール41に対して所定回転方向への所定量の回転操作がある都度、現在設定されている階床値CNTに1を加算することで新たな階床値CNTを設定し、
ホイール41に対して所定回転方向とは逆方向への所定量の回転操作がある都度、現在設定されている階床値CNTから1を減算することで新たな階床値CNTを設定する。
これにより、ホイール41に対して所定回転方向または逆方向への所定量の回転操作がある都度、現在設定されている階床値CNTが1ずつ変化することとなる。
(3)実施の形態1、3の行先階登録装置20において、
第1の押し込み操作は、筐体27の前面27a(ホイール配置面)に対して奥方向(第1の方向)に押し込む操作であり、
ホイール41は、さらに、筐体27の前面27a(ホイール配置面)に対して第2の方向に傾けた状態で押し込む第2の押し込み操作と、筐体27の前面27a(ホイール配置面)に対して第3の方向に傾けた状態で押し込む第3の押し込み操作と、を受け付けるように構成され、
制御部21は、
第2の押し込み操作がある都度、現在設定されている階床値CNTに2以上の整数である所定数NUM(加減算値Y)を加算することで新たな階床値CNTを設定し、
第3の押し込み操作がある都度、現在設定されている階床値CNTから所定数NUM(加減算値Y)を減算することで新たな階床値CNTを設定し、
第1の押し込み操作があった場合、現在設定されている階床値CNTが示す階床を行先階として確定し、行先階を示す信号を、エレベータ1A〜1Fの運行を制御する群管理制御装置10(運行制御装置の一例)に出力する。
これによれば、利用者が現在いる階床と行先階とが大きく離れているような場合でも、利用者において、第2の押し込み操作や第3の押し込み操作を行うことで、行先階の設定を素早く行うことができる。
(4)実施の形態1、3の行先階登録装置20において、
制御部21は、
ホイール41に対する所定回転方向への回転操作または第2の押し込み操作に伴う加算後の階床値CNTが最上階の階床値MAXよりも大きい場合、最下階の階床値MIN側に戻り、
ホイールに対する逆方向への回転操作または第3の押し込み操作に伴う減算後の階床値CNTが最下階の階床値MINよりも小さい場合、最上階の階床値MAX側に戻る。
これによれば、利用者において、行先階に応じてホイール41の回転方向や押し込み方向を工夫することで、行先階の設定を素早く行うことができる。
(5)実施の形態1、3の行先階登録装置20において、
制御部21は、ホイール41に対する回転操作、第2の押し込み操作、または第3の押し込み操作がある前に、ホイール41に対する第1の押し込み操作があった場合、音声出力部24に、当該行先階登録装置20の使用方法を案内する音声を出力させる。
これによれば、行先階登録装置20を使い慣れていない利用者に対して、行先階登録装置20の使用方法を自動で案内することができる。
(6)実施の形態1、3の行先階登録装置20において、
制御部21は、ホイール41に対する回転操作、第2の押し込み操作、または第3の押し込み操作があった後、第1所定時間T1の間、ホイール41に対する回転操作がない場合に、音声出力部24に、現在設定されている階床値を案内する音声を出力させる。
これによれば、周囲の静寂性を維持できる。仮に、ホイール41に対する操作が連続して行われている間、階床数が連続的に音声案内されるものとすると、周囲の静寂性が損なわれるおそれがあるが、本発明によれば、ホイール41に対する操作があった後、第1所定時間T1が経過するまでは、行先階を案内する音声が出力されないため、周囲の静寂性を維持できる。
(7)実施の形態1、3の行先階登録装置20において、
制御部21は、ホイール41に対する回転操作、第2の押し込み操作、または第3の押し込み操作があった後、第1所定時間T1よりも長い第2所定時間T2の間、ホイール41に対する何等の操作もない場合、現在までの操作内容をリセットする。
これによれば、利用者がホイール41に対する回転操作、第2の押し込み操作、または第3の押し込み操作を行った後、そのまま立ち去ったような場合、例えば利用者がエレベータの利用をやめた場合に、第2所定時間T2が経過すると、現在までの操作内容がリセットされるため、次の利用者が操作を開始したときに、戸惑うのを抑制できる。
(8)実施の形態2、3の行先階登録装置20において、
制御部21は、
ホイール41に対する所定回転方向への回転操作に伴う加算後の階床値CNTが最上階の階床値MAXよりも大きい場合、最下階の階床値MIN側に戻り、
ホイール41に対する逆方向への回転操作に伴う減算後の階床値CNTが最下階の階床値よりも小さい場合、最上階の階床値MAX側に戻る。
これによれば、ホイール41を所定回転方向または逆方向のうち適宜な方向に回転させることで、行先階の設定を素早く行うことができる。
(9)実施の形態2、3の行先階登録装置20において、
制御部21は、ホイール41に対する回転操作がある前に、ホイール41に対する第1の押し込み操作があった場合、音声出力部24に、当該行先階登録装置20の使用方法を案内する音声を出力させる。
これによれば、行先階登録装置20を使い慣れていない利用者に対して、行先階登録装置20の使用方法を自動で案内することができる。
(10)実施の形態2、3の行先階登録装置20において、
制御部21は、ホイール41に対する回転操作があった後、第1所定時間T1の間、ホイール41に対する回転操作がない場合に、音声出力部24に、現在設定されている階床値CNTを案内する音声を出力させる。
これによれば、周囲の静寂性を維持できる。仮に、ホイール41に対する回転操作が連続して行われている間、階床が連続的に読み上げられるものとすると、周囲の静寂性が損なわれるおそれがあるが、本発明によれば、ホイール41に対する回転操作があった後、第1所定時間T1が経過するまでは、行先階を案内する音声が出力されないため、周囲の静寂性を維持できる。
(11)実施の形態2、3の行先階登録装置20において、
制御部21は、ホイール41に対する回転操作があった後、第1所定時間T1よりも長い第2所定時間T2の間、ホイール41に対する何等の操作がない場合、現在までの操作内容をリセットする。
これによれば、利用者がホイール41に対する回転操作だけを行った後、そのまま立ち去ったような場合、例えば利用者がエレベータの利用をやめた場合に、第2所定時間T2が経過すると、現在までの操作内容がリセットされるため、次の利用者が行先階登録装置20の操作を開始したときに、戸惑うのを抑制できる。
(12)実施の形態1〜3の行先階登録装置20において、
ホイール41の回転中心軸42は、ホイール41が配置される筐体27の前面27a(ホイール配置面)に対して平行にかつ軸方向が水平となるように配置される。
これによれば、ホイール41は利用者から見て上下に回転することとなる。エレベータ1A〜1Fは、上下に移動するものであるので、操作方向とエレベータ1A〜1Fの移動方向とが一致することとなり、行先階の登録操作を直感的に行うことが可能となる。
(13)実施の形態1〜3の行先階登録装置20において、
制御部21は、群管理制御装置10から行先階に対して割り当てられた割当号機を示す信号を受信した場合、音声出力部24に、割当号機を案内する音声を出力させる。
これによれば、行先階に対して割り当てられた割当号機を利用者に音声で案内できる。
(14)実施の形態1〜3のエレベータシステムは、
本実施の形態の行先階登録装置20と、
複数台のエレベータ1A〜1Fと、
運行制御装置としての、行先階登録装置20から出力された行先階を示す信号に基づいて、複数台のエレベータ1A〜1Fのうちのいずれかに行先階を割り当て、割り当てた結果に基づいて、複数台のエレベータ1A〜1Fの運行を統合的に制御する群管理制御装置10と、を備える。
これによれば、行先階登録装置20から出力された行先階を示す信号に基づいて、複数台のエレベータ1A〜1Fの運行を制御するエレベータシステムにおいて上述の各種の効果が得られる。
(その他の実施の形態)
前記実施の形態では、本発明の行先階登録装置を、複数台のエレベータ1A〜1Fを備え、行先階登録装置20から出力された行先階を示す信号に基づいて、行先階をいずれかのエレベータに割り当て、割り当てた結果に基づいて複数台のエレベータの運行を統合的に制御する群管理制御装置10を有するエレベータシステムに適用した場合について説明した。しかし、本発明の行先階登録装置は、図10に示すように、エレベータ1を1台だけ備え、行先階登録装置20から出力された行先階を示す信号に基づいて1台のエレベータ1の運行を制御する制御装置10Aを有するエレベータシステムにも適用可能である。
すなわち、
(15)エレベータシステムは、
本実施の形態の行先階登録装置20と、
1台のエレベータ1と、
運行制御装置としての、行先階登録装置20から出力された行先階を示す信号に基づいて、1台のエレベータ1の運行を制御する制御装置10Aと、を備える。
前記実施の形態では、本発明の行先階登録装置を、エレベータホールに配置した場合について説明した。しかし、エレベータを1台だけ備えたエレベータシステムでは、本発明の行先階登録装置を、エレベータのかご内での行先階の登録を受け付ける受付装置として利用できる。
前記実施の形態では、ビルの複数の階床のそれぞれに行先階登録装置が配置されている場合を例示した。しかし、本発明において、各階床に行先階登録装置が配置されることは必須ではない。行先階登録装置は、例えばロビー階や食堂階等の乗降者が多い特定の階床にのみ設けられ、その他の階床では上方向呼びボタンや下方向呼びボタンでの呼び登録を行うようにしてもよい。
1A〜1F エレベータ
10 群管理制御装置
11 制御部
12 記憶部
13 入出力インタフェース
20 行先階登録装置
21 制御部
22 記憶部
23 入出力インタフェース
24 音声出力部
25 操作部
27 筐体
27a 前面
27b スリット
30A〜30F 号機制御装置
41 ホイール
42 回転中心軸
43 操作検出部

Claims (15)

  1. 利用者による回転操作及び第1の押し込み操作を受け付けるように構成されたホイールと、
    前記ホイールに対する操作内容に応じた制御を行う制御部と、
    音声を出力する音声出力部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記ホイールに対する回転操作があった場合、前記ホイールの回転量及び回転方向に基づいて階床値を設定し、前記音声出力部に、前記階床値を案内する音声を出力させ、
    前記ホイールに対する回転操作があった後、前記ホイールに対する前記第1の押し込み操作があった場合、現在設定されている階床値が示す階床を行先階として確定し、前記行先階を示す信号を、エレベータの運行を制御する運行制御装置に出力する、
    行先階登録装置。
  2. 前記制御部は、
    前記ホイールに対して所定回転方向への所定量の回転操作がある都度、現在設定されている階床値に1を加算することで新たな階床値を設定し、
    前記ホイールに対して前記所定回転方向とは逆方向への前記所定量の回転操作がある都度、現在設定されている階床値から1を減算することで新たな階床値を設定する、
    請求項1に記載の行先階登録装置。
  3. 前記第1の押し込み操作は、前記ホイールをホイール配置面に対して第1の方向に押し込む操作であり、
    前記ホイールは、さらに、前記ホイール配置面に対して第2の方向に傾けた状態で押し込む第2の押し込み操作と、前記ホイール配置面に対して第3の方向に傾けた状態で押し込む第3の押し込み操作と、を受け付けるように構成され、
    前記制御部は、
    前記第2の押し込み操作がある都度、現在設定されている階床値に2以上の整数である所定数を加算することで新たな階床値を設定し、
    前記第3の押し込み操作がある都度、現在設定されている階床値から前記所定数を減算することで新たな階床値を設定し、
    前記第1の押し込み操作があった場合、現在設定されている階床値が示す階床を行先階として確定し、前記行先階を示す信号を、エレベータの運行を制御する制御装置に出力する、
    請求項2に記載の行先階登録装置。
  4. 前記制御部は、
    前記ホイールに対する前記所定回転方向への回転操作または前記第2の押し込み操作に伴う加算後の階床値が最上階の階床値よりも大きい場合、最下階の階床値側に戻り
    前記ホイールに対する前記逆方向への回転操作または前記第3の押し込み操作に伴う減算後の階床値が最下階の階床値よりも小さい場合、最上階の階床値側に戻る、
    請求項3に記載の行先階登録装置。
  5. 前記制御部は、前記ホイールに対する回転操作、前記第2の押し込み操作、または前記第3の押し込み操作がある前に、前記ホイールに対する前記第1の押し込み操作があった場合、前記音声出力部に、当該行先階登録装置の使用方法を案内する音声を出力させる、
    請求項3または4に記載の行先階登録装置。
  6. 前記制御部は、前記ホイールに対する回転操作、前記第2の押し込み操作、または前記第3の押し込み操作があった後、第1所定時間の間、前記ホイールに対する回転操作がない場合に、前記音声出力部に、現在設定されている階床値を案内する音声を出力させる、
    請求項3または4に記載の行先階登録装置。
  7. 前記制御部は、前記ホイールに対する回転操作、前記第2の押し込み操作、または前記第3の押し込み操作があった後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間の間、前記ホイールに対する何等の操作もない場合、現在までの操作内容をリセットする、
    請求項6に記載の行先階登録装置。
  8. 前記制御部は、
    前記ホイールに対する前記所定回転方向への回転操作に伴う加算後の階床値が最上階の階床値よりも大きい場合、最下階の階床値側に戻り、
    前記ホイールに対する前記逆方向への回転操作に伴う減算後の階床値が最下階の階床値よりも小さい場合、最上階の階床値側に戻る、
    請求項2に記載の行先階登録装置。
  9. 前記制御部は、前記ホイールに対する回転操作がある前に、前記ホイールに対する前記第1の押し込み操作があった場合、前記音声出力部に、当該行先階登録装置の使用方法を案内する音声を出力させる、
    請求項1または2に記載の行先階登録装置。
  10. 前記制御部は、前記ホイールに対する回転操作があった後、第1所定時間の間、前記ホイールに対する回転操作がない場合に、前記音声出力部に、現在設定されている階床値を案内する音声を出力させる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の行先階登録装置。
  11. 前記制御部は、前記ホイールに対する回転操作があった後、前記第1所定時間よりも長い第2所定時間の間、前記ホイールに対する何等の操作もない場合、現在までの操作内容をリセットする、
    請求項10に記載の行先階登録装置。
  12. 前記ホイールの回転中心軸は、前記ホイールが配置されるホイール配置面に対して平行にかつ軸方向が水平となるよう配置される、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の行先階登録装置。
  13. 前記制御部は、前記運行制御装置から前記行先階に対して割り当てられた割当号機を示す信号を受信した場合、前記音声出力部に、前記割当号機を案内する音声を出力させる、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の行先階登録装置。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の行先階登録装置と、
    複数台のエレベータと、
    前記運行制御装置としての、前記行先階登録装置から出力された行先階を示す信号に基づいて、前記複数台のエレベータのうちのいずれかに前記行先階を割り当てるとともに、割り当てた結果に基づいて前記複数台のエレベータの運行を統合的に制御する群管理制御装置と、を備える、
    エレベータシステム。
  15. 請求項1から13のいずれか1項に記載の行先階登録装置と、
    1台のエレベータと、
    前記運行制御装置としての、前記行先階登録装置から出力された行先階を示す信号に基づいて前記1台のエレベータの運行を制御する制御装置と、を備える、
    エレベータシステム。
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