JP2018164136A - 撮像装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】直列に接続した複数の画像処理プロセッサにより、低コストで高い処理能力を実現する撮像装置を提供する。【解決手段】撮像部と、カスケード接続された複数の画像処理プロセッサとを有し、画像処理プロセッサは、撮像部又は前段の画像処理プロセッサからの画像データをメモリを介さない第1の経路又はメモリへの書き込みを行う第2の経路に出力する経路選択部と、第2の経路を介してメモリに書き込まれた画像データに係る画像処理を行い、画像処理された画像データをメモリに書き込む画像処理部と、第1の経路とメモリから画像処理済みの画像データを読み出す第3の経路とを合流させ画像データを出力する合流部と、合流部から出力される画像データを次段の画像処理プロセッサに出力する出力部とを有し、後段の画像処理プロセッサで画像処理を行う画像データはメモリを介さない第1の経路を通して出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置及び画像処理方法に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置において、撮像素子の多画素化や動画像の高フレームレート化等に伴い、画像処理プロセッサで処理するデータ量が増大している。処理するデータ量が増大すると、1つの画像処理プロセッサでは単位時間内に処理することができなくなる。そこで、複数の画像処理プロセッサを搭載し、複数の画像処理プロセッサで処理を分担して行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1では、複数の画像処理プロセッサを用い、画像の領域を分割して各々の画像処理プロセッサで分担して処理する装置が提案されている。
特開2013−3986号公報
特許文献1に記載の装置では、画像処理プロセッサへの配線が分岐して並列に配置されている。多量のデータを伝送する高速なデータ伝送において、配線を分岐させるとシグナルインテグリティに劣化が生じる。その解決策として、高速なデータ伝送を複数の部に分配するための専用の中継デバイスを設けたり、伝送先毎に専用の端子を設けたりする方法があるが、コストが高くなるという課題がある。本発明は、直列に接続した複数の画像処理プロセッサにより、低コストで高い処理能力を実現する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段から出力される画像データが初段の画像処理プロセッサに入力され、それぞれが次段の画像処理プロセッサに画像データを出力するように直列に接続された複数の画像処理プロセッサとを有し、前記画像処理プロセッサは、入力される前記撮像手段又は前段の前記画像処理プロセッサからの前記画像データを、メモリを介さない第1の経路又は前記メモリへの書き込みを行う第2の経路に出力する選択手段と、前記第2の経路を介して前記メモリに書き込まれた前記画像データに係る画像処理を行い、画像処理された画像データを前記メモリに書き込む画像処理手段と、前記第1の経路と前記メモリから画像処理済みの前記画像データを読み出す第3の経路とを合流させ画像データを出力する合流手段と、前記合流手段から出力される前記画像データを次段の前記画像処理プロセッサに出力する出力手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の画像処理プロセッサを直列に接続した構成で、低コストで高い処理能力を有する撮像装置を提供することができる。
本実施形態における撮像装置の構成例を示す図である。 図1に示す画像処理プロセッサの構成例を示す図である。 本実施形態における画像分割の例を示す図である。 本実施形態における画像処理例を示すタイミングチャートである。 本実施形態における撮像装置の他の構成例を示す図である。 図5に示す画像処理プロセッサの構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における撮像装置1Aの構成例を示すブロック図である。撮像装置1Aは、撮像部10、複数の画像処理プロセッサ20A−1、20A−2、20A−3、複数のメモリ40−1、40−2、40−3、表示部50、及び記録媒体60を有する。撮像部10は、被写体像を撮像し、撮像によって得られた画像データSG10−1を画像処理プロセッサ20A−1に出力する。
画像処理プロセッサ20A−1、20A−2、20A−3は、カスケード接続で直列に接続されており、撮像部10から出力される画像データSG10−1に係る画像処理を分担して行う。すなわち、撮像部10から出力される画像データが初段の画像処理プロセッサ20A−1に入力され、画像処理プロセッサ20A−1、20A−2が次段の画像処理プロセッサ20A−2、20A−3に画像データを出力するように直列に接続されている。
画像処理プロセッサ20A−1と画像処理プロセッサ20A−2とは、片方向の通信信号SG10−2及び双方向の通信信号SG30−2により接続される。画像処理プロセッサ20A−2と画像処理プロセッサ20A−3とは、片方向の通信信号SG10−3及び双方向の通信信号SG30−3により接続される。また、画像処理プロセッサ20A−3と画像処理プロセッサ20A−1とは、双方向の通信信号SG30−1により接続される。
メモリ40−1は、画像処理プロセッサ20A−1と双方向のメモリインタフェース信号により接続されている。メモリ40−2は、画像処理プロセッサ20A−2と双方向のメモリインタフェース信号により接続されている。メモリ40−3は、画像処理プロセッサ20A−3と双方向のメモリインタフェース信号により接続されている。表示部50は、例えば表示デバイスである液晶ディスプレイである。表示部50は、最終段の画像処理プロセッサ20A−3に接続され、撮影モードでの確認画像の表示や再生モードでの確認画像の表示を行う。記録媒体60は、最終段の画像処理プロセッサ20A−3に接続されている可搬メモリであり、撮像装置で記録用画像データを記録する。
なお、図1において、画像処理プロセッサ20A−i及びそれが有する内部の構成要素には添え字iを付して示しているが、以下の説明において、特に区別しない場合には添え字iについては省略する。
次に、撮像装置1Aが有する画像処理プロセッサ20Aについて説明する。図2は、画像処理プロセッサ20Aの構成例を示すブロック図である。画像処理プロセッサ20Aは、入力部21A、出力部22A、入出力部23、24、メモリ制御部25、表示制御部26、記録再生部27、経路選択部28、合流部29、画像処理部30、検出処理部31を有する。
入力部21Aは、画像データSG10−iが入力され、入力された画像データSG11を経路選択部28へ出力する。画像処理プロセッサ20A−1の入力部21A−1には、撮像部10から出力された画像データSG10−1が入力される。また、画像処理プロセッサ20A−2、20A−3の入力部21A−2、21A−3には、前段の画像処理プロセッサ20A−1、20A−2から出力された画像データSG10−2、SG10−3が入力される。
出力部22Aは、合流部29から出力された画像データが入力され、入力された画像データSG10−(i+1)を次段の画像処理プロセッサ20Aに出力する。なお、最終段の画像処理プロセッサ20A−3の出力部22A−3は、後段の画像処理プロセッサが存在しないので未接続である。
入出力部23、24は、画像処理プロセッサ間の双方向通信を行い、他の画像処理プロセッサで使用する画像処理用の補正値や、画像処理プロセッサ間のフロー制御用の情報等を入出力する。初段の画像処理プロセッサ20A−1の入出力部24−1は、最終段の画像処理プロセッサ20A−3の入出力部23−3と通信信号SG30−1により接続し、メモリ制御部25を経由して画像処理プロセッサ間のフロー制御用の情報として通信を行っている。
また、画像処理プロセッサ20A−2の入出力部24−2は、前段の画像処理プロセッサ20A−1の入出力部23−1と通信信号SG30−2により接続し、メモリ制御部25を経由して画像処理プロセッサ間のフロー制御用の情報として通信を行っている。画像処理プロセッサ20A−3の入出力部24−3は、前段の画像処理プロセッサ20A−2の入出力部23−2と通信信号SG30−3により接続し、メモリ制御部25を経由して画像処理プロセッサ間のフロー制御用の情報として通信を行っている。
メモリ制御部25は、メモリ40に対してメモリインタフェース信号を介してデータの書き込みや読み出しを行う。表示制御部26は、表示部50での画像表示に係る制御を行う。なお、本実施形態では、最終段の画像処理プロセッサ20A−3の表示制御部26−3が表示部50と接続され、画像処理プロセッサ20A−1、20A−2の表示制御部26−1、26−2は未接続としている。表示制御部26−3は、画像処理済みの画像データに係る画像を表示部50に表示させるための表示用画像信号を生成し出力する。記録再生部27は、画像データの記録媒体60への記録と記録媒体60からの再生を行う。なお、本実施形態では、最終段の画像処理プロセッサ20A−3の記録再生部27−3が記録媒体60と接続され、画像処理プロセッサ20A−1、20A−2の記録再生部27−1、27−2は未接続としている。
経路選択部28は、入力部21Aからの画像データSG11が入力され、入力された画像データを、メモリ40を介さない第1の経路又はメモリ40への書き込みを行う第2の経路に出力する。経路選択部28は、入力された画像データを、第1の経路を伝送する合流部29へのオンフライ信号SG12又は第2の経路を伝送する画像処理用信号SG13として出力する。画像処理用信号SG13は、画像処理部30で画像処理される画像データを伝送する信号である。
経路選択部28は、画像データSG11に含まれるヘッダー情報(ID)等から経路選択する信号を抽出して、オンフライ信号SG12や画像処理用信号SG13を出力する。経路選択部28から画像処理用信号SG13として出力された画像データは、一旦、メモリ制御部25を介してメモリ40へ出力される。また、経路選択部28は、検出処理部31へ画像データSG17を出力する。
合流部29は、経路選択部28からオンフライ信号SG12として出力された画像データ、及びメモリ制御部25を介してメモリ40から読み出した画像処理済みの画像データSG16が入力され、入力された画像データを出力部22Aに出力する。すなわち、合流部29は、前述した第1の経路とメモリ40から画像処理済みの画像データを読み出す第3の経路とを合流させ、各経路から入力される画像データを出力する。この例では、合流部29は、第1の経路から入力される画像データと第3の経路から入力される画像処理済みの画像データとを一つの伝送路で時分割に多重化して出力するものとする。
合流部29は、経路選択部28からのオンフライ信号SG12として、メモリ40を介さずに入力された、すなわち第1の経路で入力された画像データを優先して出力するように動作する。合流部29は、オンフライ信号SG12の入力が無い期間に、メモリ制御部25に対して読み出し要求を行い、画像処理済みの画像データSG16を出力部22Aに出力する。このようにすることで、合流部29は、メモリを介さずに後段の画像処理プロセッサ20Aに送るオンフライ信号SG12の画像データと、メモリに一旦格納した画像処理済みの画像データSG16とを合流させて(時分割に多重化して)出力部22Aに出力する。
画像処理部30は、メモリ40からメモリ制御部25を介して読み出した画像処理用信号SG14が入力され、画像処理用信号SG14に対して画像処理を行う。この画像処理の結果として得られた画像処理済みの画像データSG15は、メモリ制御部25を介してメモリ40へ出力される。つまり、画像処理部30は、メモリ40に書き込まれた画像データに係る画像処理を行い、画像処理済みの画像データをメモリ40に書き込む。ここでの画像処理とは、ノイズリダクション処理や色変換処理、符号化処理等の各種処理である。
検出処理部31は、画像全体のゲインやホワイトバランス係数を算出するための検出処理を行う。検出処理部31で検出された画素毎の積分等の結果は、メモリ制御部25を介してメモリ40へ出力される。本実施形態では、初段の画像処理プロセッサ20A−1の検出処理部31が検出処理を行い、後段の画像処理プロセッサ20A−2、20A−3の検出処理部31は検出処理を行わない。
メモリ40−1に格納された画像全体の積分結果やゲイン補正値は、メモリ制御部25−1及び入出力部23−1を介して、通信信号SG30−2により接続されている次段の画像処理プロセッサ20A−2の入出力部24−2へ出力される。画像処理プロセッサ20A−2の入出力部24−2に入力された画像全体の積分結果やゲイン補正値は、メモリ制御部25−2を介してメモリ40−2に書き込まれる。
さらに、メモリ40−2に書き込まれた画像全体の積分結果やゲイン補正値は、メモリ制御部25−2及び入出力部23−2を介して、通信信号SG30−3により接続されている次段の画像処理プロセッサ20A−3の入出力部24−3へ出力される。画像処理プロセッサ20A−3の入出力部24−3に入力された画像全体の積分結果やゲイン補正値は、メモリ制御部25−3を介してメモリ40−3に書き込まれる。
次に、本実施形態における撮像装置1Aで動画撮影を行う場合の動作例を、図3及び図4を参照して説明する。前述したように本実施形態においては、3つの画像処理プロセッサ20A−1、20A−2、20A−3をカスケード接続した構成である。以下では、3つの画像処理プロセッサ20A−1、20A−2、20A−3での処理の分担例として、動画撮影時に撮像されたフレーム画像の画像処理を分担する例で説明する。
例えば、図3に示すように、1フレームの画像を3つ(A,B,C)に垂直分割して、分割した画像の各々をさらに3つ(例えばAであれば、A−1,A−2,A−3)に分割する。ここで、画像を垂直分割するのは、それぞれの画像処理プロセッサで認識するヘッダー情報を少なくするためである。画像を水平分割した場合、水平毎にヘッダー情報を持つことによってオーバーヘッドが多く生じることになるため、本実施形態では画像データを垂直分割している。言い換えれば、オーバーヘッドの増加を許容すれば、水平分割や2次元的な複数エリアへの分割も可能である。
この場合、例えば画像処理プロセッサ20A−1は、画像データ301(A−1)、304(B−1)、307(C−1)の画像処理を行う。画像処理プロセッサ20A−2は、画像データ302(A−2)、305(B−2)、308(C−2)の画像処理を行う。また、画像処理プロセッサ20A−3は、画像データ303(A−3)、306(B−3)、309(C−3)の画像処理を行う。なお、画像処理プロセッサ20A−1、20A−2、20A−3は、例えば分割した画像データに付与されているID等の情報を判定して画像処理を行う画像データの取得を行う。
なお、撮像装置が、カスケード接続で直列に接続されたN個(Nは2以上の自然数)の画像処理プロセッサ20Aを有する場合には、次のようにして画像処理を分担して行う。撮像部10から出力される画像データについて、画像における垂直方向にM分割(Mは自然数)し、さらにM分割した画像データを画像における垂直方向にN分割する。そして、M分割された画像データ毎に、N分割された画像データの内の互いに異なる1つの画像データの画像処理を各画像処理プロセッサ20Aが行うことで、N個の画像処理プロセッサ20Aで画像処理を分担して行えばよい。
図4は、本実施形態における撮像装置1Aでの撮像動作及び画像処理の例を説明するタイミングチャートである。図4において、縦軸が信号(画像データ)の流れ、横軸が時間であり、各信号の時間方向の流れを示している。撮像部10から画像処理プロセッサ20A−1へ撮像された画像データSG10−1が出力される。図4において、撮像された動画像の1フレームを分割した(本例では9つに垂直分割)画像データ401〜409(A−1〜C−3)は、画像処理の未処理状態を示している。
まず、画像処理プロセッサ20A−1の処理を説明する。画像処理プロセッサ20A−1の入力部21A−1に、画像データSG10−1として画像データ401〜409が順次入力される。入力部21A−1に入力された画像データは、画像データSG11−1として経路選択部28−1に出力される。
経路選択部28−1は、未処理の画像データ401の画像処理を画像処理プロセッサ20A−1で行うため、第2の経路を伝送する画像処理用信号SG13−1として画像データ401をメモリ制御部25−1に出力する。画像処理用信号SG13−1として出力された画像データ401は、メモリ制御部25−1を介してメモリ40−1に書き込まれる。メモリ40−1に書き込まれた画像データ401は、メモリ制御部25−1を経由して画像処理用信号SG14−1として画像処理部30−1へ出力される。
画像処理部30−1は、画像データ401を画像処理して得られた画像データ411を、画像処理済みの画像データSG15−1としてメモリ制御部25−1に出力する。画像処理済みの画像データSG15−1として出力された画像データ411は、メモリ制御部25−1を介してメモリ40−1に書き込まれる。メモリ40−1に書き込まれた画像データ411は、メモリ制御部25−1を経由して第3の経路を伝送する画像処理済みの画像データSG16−1として合流部29−1へ出力される。
また、画像データ401に続いて順次入力される画像データ402〜409のうち、未処理の画像データ404、407も経路選択部28−1により画像処理用信号SG13−1として出力される。そして、同様の手順で画像処理が行われ、画像処理して得られた画像データ414、417が画像処理済みの画像データSG16−1として合流部29−1へ出力される。
また、経路選択部28−1に画像データSG11−1として入力される画像データ401〜409のうち、画像データ402、403、405、406、408、409は後段の画像処理プロセッサ20A−2、20A−3で画像処理を行う画像データである。そこで、経路選択部28−1は、メモリ40−1を介さない第1の経路を伝送するオンフライ信号SG12−1として、画像データ402、403、405、406、408、409を合流部29−1に出力する。
合流部29−1は、経路選択部28−1からのオンフライ信号SG12−1を優先して受け取って出力部22A−1に出力する。画像処理済みの画像データSG16−1は、オンフライ信号SG12−1の空きタイミングで合流部29−1に入力される。合流部29−1は、オンフライ信号SG12−1の入力が無い期間に、メモリ制御部25−1に対して読み出し要求を行い、画像処理済みの画像データSG16−1をメモリ40−1から読み出して出力部22A−1に出力する。
このようにして、合流部29−1は、オンフライ信号SG12−1の画像データ402、403、405、406、408、409と、画像処理済みの画像データSG16−1の画像データ411、414、417とを合流させて出力部22A−1に出力する。出力部22A−1は、合流部29−1から出力された画像データ402、403、411、405、406、414、408、409、417を、画像データSG10−2として後段の画像処理プロセッサ20A−2に出力する。
次に、画像処理プロセッサ20A−2の処理を説明する。画像処理プロセッサ20A−2の入力部21A−2に、画像データSG10−2として画像データ402、403、411、405、406、414、408、409、417が入力される。入力部21A−2に入力された画像データは、画像データSG11−2として経路選択部28−2に出力される。
経路選択部28−2は、未処理の画像データ402の画像処理を画像処理プロセッサ20A−2で行うため、第2の経路を伝送する画像処理用信号SG13−2として画像データ402をメモリ制御部25−2に出力する。画像処理用信号SG13−2として出力された画像データ402は、メモリ制御部25−2を介してメモリ40−2に書き込まれる。メモリ40−2に書き込まれた画像データ402は、メモリ制御部25−2を経由して画像処理用信号SG14−2として画像処理部30−2へ出力される。
画像処理部30−2は、画像データ402を画像処理して得られた画像データ412を、画像処理済みの画像データSG15−2としてメモリ制御部25−2に出力する。画像処理済みの画像データSG15−2として出力された画像データ412は、メモリ制御部25−2を介してメモリ40−2に書き込まれる。メモリ40−2に書き込まれた画像データ412は、メモリ制御部25−2を経由して第3の経路を伝送する画像処理済みの画像データSG16−2として合流部29−2へ出力される。
また、画像データ402に続いて順次入力される画像データ403、411、405、406、414、408、409、417のうち、未処理の画像データ405、408も経路選択部28−2により画像処理用信号SG13−2として出力される。そして、同様の手順で画像処理が行われ、画像処理して得られた画像データ415、418が画像処理済みの画像データSG16−2として合流部29−2へ出力される。
また、経路選択部28−2に画像データSG11−2として入力される画像データのうち、画像データ403、406、409は後段の画像処理プロセッサ20A−3で画像処理を行う画像データである。また、画像データ411、414、415は、前段の画像処理プロセッサ20A−1で画像処理済みの画像データである。そこで、経路選択部28−2は、メモリ40−2を介さない第1の経路を伝送するオンフライ信号SG12−2として、画像データ403、411、406、414、409、417を合流部29−2に出力する。
合流部29−2は、経路選択部28−2からのオンフライ信号SG12−2を優先して受け取って出力部22A−2に出力する。また、合流部29−2は、オンフライ信号SG12−2の入力が無い期間に、メモリ40−2から読み出した画像処理済みの画像データSG16−2を出力部22A−2に出力する。
このようにして、合流部29−2は、オンフライ信号SG12−2の画像データ403、411、406、414、409、417と、画像処理済みの画像データSG16−2の画像データ412、415、418とを合流させて出力部22A−2に出力する。出力部22A−2は、合流部29−2から出力された画像データ403、411、412、406、414、415、409、417、418を、画像データSG10−3として後段の画像処理プロセッサ20A−3に出力する。
次に、画像処理プロセッサ20A−3の処理を説明する。画像処理プロセッサ20A−3の入力部21A−3に、画像データSG10−3として画像データ403、411、412、406、414、415、409、417、418が入力される。入力部21A−3に入力された画像データは、画像データSG11−3として経路選択部28−3に出力される。
経路選択部28−3は、未処理の画像データ403の画像処理を画像処理プロセッサ20A−3で行うため、第2の経路を伝送する画像処理用信号SG13−3として画像データ403をメモリ制御部25−3に出力する。画像処理用信号SG13−3として出力された画像データ403は、メモリ制御部25−3を介してメモリ40−3に書き込まれる。メモリ40−3に書き込まれた画像データ403は、メモリ制御部25−3を経由して画像処理用信号SG14−3として画像処理部30−3へ出力される。
画像処理部30−3は、画像データ403を画像処理して得られた画像データ413を、画像処理済みの画像データSG15−3としてメモリ制御部25−3に出力する。画像処理済みの画像データSG15−3として出力された画像データ413は、メモリ制御部25−3を介してメモリ40−3に書き込まれる。
また、画像データ403に続いて順次入力される画像データ411、412、406、414、415、409、417、418のうち、未処理の画像データ406、409も経路選択部28−3により画像処理用信号SG13−3として出力される。そして、同様の手順で画像処理が行われ、画像処理して得られた画像データ415、418がメモリ制御部25−3を介してメモリ40−3に書き込まれる。
また、画像処理プロセッサ20A−3が表示部50と接続されているため、経路選択部28−3は、画像データSG11−3として入力される画像処理済みの画像データ411、412、414、415、417、418をメモリ制御部25−3へ出力する。なお、画像処理プロセッサ20A−3は最終段であるため、後段の画像処理プロセッサで画像処理を行うことはないので、経路選択部28−3からオンフライ信号SG12−3として出力する画像データはない。また、画像処理プロセッサ20A−3が表示部50と接続されているため、画像処理済みの画像データSG16−3として出力する画像データもない。
以上の処理により、画像処理済みの画像データ411〜419がメモリ40−3に格納される。この画像処理済みの画像データ411〜419は、他の装置で再生可能なフォーマットへの変換処理を行った後、記録再生部27−3を介して記録媒体60に記録される。また、画像処理済みの画像データ411〜419は、表示部50でライブビュー等の画像表示を行うために、メモリ制御部25−3を介して表示制御部26−3へ出力される。表示制御部26−3は、表示デバイスに応じた解像度変換や色変換を行い、画像データ411〜419に基づく表示用画像信号を生成して表示部50に画像を表示させる。
以上、説明したように画像処理プロセッサに、撮像部10又は前段の画像処理プロセッサ20Aから入力される画像データを後段の画像処理プロセッサ20Aに出力する経路として、メモリ40を介さないオンフライの第1の経路を設ける。そして、複数の画像処理プロセッサをカスケード接続した構成で、後段の画像処理プロセッサで画像処理を行う画像データはメモリを介さない第1の経路を通して出力する。これにより、後段の画像処理プロセッサに画像データが到達するまでの時間を短縮することができ、後段の画像処理プロセッサで処理を開始する遅延が少なくなり、低コストで高い処理能力を実現することができる。
また、撮像部10によって得られた画像データを画像における垂直方向に分割して複数の画像処理プロセッサで画像処理を分担して行うため、画像データに係る画像を表示部50に表示する際の表示遅延を小さくできる。また、記録媒体60を最終段の画像処理プロセッサ20A−3の記録再生部27−3と接続して画像データを記録するようにしたので不要なデータ転送をなくすことができる。
なお、前述した例に限らず、多種の変形が可能である。例えば、前述した実施形態では、合流部29がオンフライ信号SG12と画像処理済みの画像データSG16とを同じ伝送路で時分割に多重化して出力する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、図5及び図6に示すように、各画像処理プロセッサ間を接続する片方向の伝送路が2以上の複数レーンある場合、オンフライ信号SG12と画像処理済みの画像データSG16とをレーン毎に割り当てるようにしても良い。この場合、Mレーンをオンフライ信号(SG50−2、SG50−3、SG52、SG54)に割り当て、Nレーンを画像処理済みの画像データ(SG51−2、SG51−3、SG53、SG55)に割り当てるようにしても良い。
図5及び図6は、画像処理プロセッサ間の片方向の伝送路が(M+N)レーンある場合の撮像装置1B及び画像処理プロセッサ20Bの構成例を示す図である。図5及び図6において、図1及び図2に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図5に示すように撮像装置1Bは、撮像部10、複数の画像処理プロセッサ20B−1、20B−2、20B−3、複数のメモリ40−1、40−2、40−3、表示部50、及び記録媒体60を有する。画像処理プロセッサ20B−1、20B−2、20B−3は、カスケード接続で直列に接続されており、撮像部10から出力される画像データSG10−1に係る画像処理を分担して行う。
画像処理プロセッサ20B−1、20B−2、20B−3が有する入力部21B−1、21B−2、21B−3及び出力部22B−1、22B−2、22B−3は、2以上の複数レーンでの画像データの入力及び出力が可能となっている。画像処理プロセッサ20B−1の出力部22B−1と画像処理プロセッサ20B−2の入力部21B−2とは、片方向の通信信号SG50−2及びSG51−2により接続される。また、画像処理プロセッサ20B−2の出力部22B−2と画像処理プロセッサ20B−3の入力部21B−3とは、片方向の通信信号SG50−3及びSG51−3により接続される。
また、図6に示すように画像処理プロセッサ20Bは、入力部21B、出力部22B、入出力部23、24、メモリ制御部25、表示制御部26、記録再生部27、経路選択部28、合流部29、画像処理部30、検出処理部31を有する。入力部21Bは、画像データSG50−i及びSG51−iが入力され、入力された画像データSG52及びSG53を経路選択部28へ出力する。また、出力部22Bは、合流部29から出力された画像データSG54及びSG55が入力され、入力された画像データを画像データSG50−(i+1)及びSG51−(i+1)として次段の画像処理プロセッサ20Bに出力する。
なお、前述した説明では、カスケード接続で直列に接続された3つの画像処理プロセッサを有する撮像装置を一例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、撮像装置が有する画像処理プロセッサの数は任意の複数である。また、本実施形態における撮像装置は、デジタルカメラやビデオカメラ等に限らず、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の各種携帯機器、工業用カメラ、車載用カメラ、及び医療用カメラ等にも適用可能である。
(本発明の他の実施形態)
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1A、1B:撮像装置 10:撮像部 20A、20B:画像処理プロセッサ 21A、21B:入力部 22A、22B:出力部 25:メモリ制御部 26:表示制御部 27:記録再生部 40:メモリ 50:表示部 60:記録媒体 28:経路選択部 29:合流部 30:画像処理部

Claims (12)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される画像データが初段の画像処理プロセッサに入力され、それぞれが次段の画像処理プロセッサに画像データを出力するように直列に接続された複数の画像処理プロセッサとを有し、
    前記画像処理プロセッサは、
    入力される前記撮像手段又は前段の前記画像処理プロセッサからの前記画像データを、メモリを介さない第1の経路又は前記メモリへの書き込みを行う第2の経路に出力する選択手段と、
    前記第2の経路を介して前記メモリに書き込まれた前記画像データに係る画像処理を行い、画像処理された画像データを前記メモリに書き込む画像処理手段と、
    前記第1の経路と前記メモリから画像処理済みの前記画像データを読み出す第3の経路とを合流させ画像データを出力する合流手段と、
    前記合流手段から出力される前記画像データを次段の前記画像処理プロセッサに出力する出力手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記選択手段は、入力される前記画像データの内から該選択手段が配された前記画像処理プロセッサで画像処理を行う画像データを選択して前記第2の経路に出力し、入力される前記画像データの内から前記選択した画像データを除いた他の前記画像データを前記第1の経路に出力することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 最終段の前記画像処理プロセッサの前記選択手段は、入力される前記画像データのすべてを前記第2の経路に出力することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記選択手段は、前記撮像手段によって得られた前記画像データの内の後段の前記画像処理プロセッサで画像処理を行う画像データを前記第1の経路に出力し、残りの前記画像データを前記第2の経路に出力することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. N個(Nは2以上の自然数)の前記画像処理プロセッサを有し、
    前記N個の画像処理プロセッサが、前記撮像手段から出力される画像データについて、M分割(Mは自然数)して得られるM分割された画像データ毎に、前記M分割された画像データをさらにN分割して画像処理を行うことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記N個の画像処理プロセッサが有する前記選択手段の各々は、前記N分割された画像データの内の1つの互いに異なる画像データを選択して前記第2の経路に出力することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記合流手段は、前記第1の経路から入力される前記画像データと前記第3の経路から入力される前記画像処理済みの画像データとを同一の伝送路で時分割に多重化して出力することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記合流手段は、前記第1の経路から前記画像データが入力されていない期間に、前記第3の経路から入力される前記画像処理済みの画像データを出力することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記画像処理プロセッサ間の伝送路が2以上の複数レーンからなり、
    前記合流手段は、第1の経路から入力される前記画像データを第1のレーンに出力し、前記第3の経路から入力される前記画像処理済みの画像データを前記第1のレーンとは異なる第2のレーンに出力することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記画像処理プロセッサは、前記画像処理済みの画像データに係る画像を表示部に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記画像処理プロセッサは、前記画像処理済みの画像データを記録媒体に記録する記録手段を有することを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の撮像装置。
  12. 撮像手段から出力される画像データが初段の画像処理プロセッサに入力され、それぞれが次段の画像処理プロセッサに画像データを出力するように直列に接続された複数の画像処理プロセッサが行う画像処理方法であって、
    前記画像処理プロセッサの各々が、
    入力される前記撮像手段又は前段の前記画像処理プロセッサからの前記画像データを、メモリを介さない第1の経路又は前記メモリへの書き込みを行う第2の経路に出力する選択工程と、
    前記第2の経路を介して前記メモリに書き込まれた前記画像データに係る画像処理を行い、画像処理された画像データを前記メモリに書き込む画像処理工程と、
    前記第1の経路と前記メモリから画像処理済みの前記画像データを読み出す第3の経路とを合流させ、画像データを次段の前記画像処理プロセッサに出力する出力工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
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