JP2018163591A - 情報コード読取システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性を高め得る構成を提供する。【解決手段】携帯端末30の制御部31は、端末側決済処理により、情報伝達用コードC1の表示と非表示とが情報伝達用間隔で繰り返される第1表示状態とダミーコードC2,C3の表示と非表示とが上記情報伝達用間隔と異なる間隔で繰り返される第2表示状態とのいずれか一方の表示状態の後に他方の表示状態となるように表示部33を制御する。そして、情報コード読取装置20では、撮像部22の撮像結果に基づいて情報コードの表示と非表示とが繰り返される点滅間隔が計測され、この計測された点滅間隔が上記情報伝達用間隔とみなされる情報コードを解読することで上記決済情報が取得される。【選択図】図4

Description

本発明は、情報コード読取システムに関するものである。
現在、バーコードやQRコード(登録商標)などの情報コードが様々な用途で使用されており、その使用目的も多様化しつつある。例えば、情報コードに記録される情報を利用して決済等する用途も想定される。このような情報コードを利用する技術として、例えば、下記特許文献1に開示されるシステムが知られている。このシステムでは、決済時に、外交員IDや契約書番号、金額等の所定のデータを送ることでバーコード変換サーバから取得した決済用のバーコードが第1の携帯電話の表示画面に表示される。そして、第1の携帯電話に表示される決済用のバーコードが第2の携帯電話にて読み取られ、その読み取られた解読データが第2の携帯電話からAPサーバを介して決済サーバに送信される。そして、決済サーバでの決済処理の結果がAPサーバを介して第1の携帯電話や第2の携帯電話に送信されることで決済が完了する。
特開2008−217277号公報
ところで、決済等に利用する情報コードには高いセキュリティ性が求められるが、例えば、紙媒体に印刷された情報コードでは、複写機等を利用することで容易に複製することができてしまう。また、上記特許文献1のように、受信した情報コードを画面表示するような構成であっても、その表示された情報コードが他の機器等にて撮像されてしまうとその撮像画像を利用して複製される可能性がある。すなわち、情報コードは、実際に目に見えるものでありその複写も容易であることから、高いセキュリティ性が求められるサービス等において単に表示した情報コードを利用するような構成では、そのサービスの利用者に不安感を与えてしまう虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性を高め得る構成を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、
情報コードが画面表示される情報コード表示端末(30)と、前記情報コード表示端末に表示される情報コードを光学的に読み取ることで所定の情報を取得する情報コード読取装置(20)と、を備える情報コード読取システム(10)であって、
前記情報コード表示端末は、
情報コードに前記所定の情報が記録されることで構成される情報伝達用コード(C1)と前記所定の情報と異なる情報が記憶される他の情報コード(C2,C3)とを表示可能な表示部(33)と、
前記表示部の表示内容を制御する制御部(31)と、
を備え、
前記情報伝達用コードの表示と非表示とが所定の間隔で繰り返される前記表示部の表示状態を第1表示状態、前記他の情報コードの表示と非表示とが前記所定の間隔と異なる間隔で繰り返される前記表示部の表示状態を第2表示状態とするとき、
前記制御部は、前記第1表示状態及び前記第2表示状態のいずれか一方の表示状態の後に他方の表示状態となるように前記表示部を制御し、
前記情報コード読取装置は、
前記表示部により表示される情報コードを撮像可能な装置側撮像部(22)と、
前記装置側撮像部の撮像結果に基づいて前記情報コードの表示と非表示とが繰り返される点滅間隔を計測する装置側計測部(21)と、
前記装置側撮像部により撮像された情報コードを解読可能な解読部(21)と、
を備え、
前記解読部は、前記装置側計測部により計測された前記点滅間隔が前記所定の間隔とみなされる情報コードを解読することで前記所定の情報を解読して取得することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、
情報コードが画面表示される情報コード表示端末(30)と、前記情報コード表示端末に表示される情報コードを光学的に読み取ることで所定の情報を取得する情報コード読取装置(20)と、を備える情報コード読取システム(10)であって、
前記情報コード表示端末は、
情報コードに前記所定の情報が記録されることで構成される情報伝達用コード(C1)を表示可能な表示部(33)と、
所定の間隔にて点滅する端末側点滅部(33)と、
前記情報コード読取装置からの要求に応じて前記情報伝達用コードを表示させるように前記表示部を制御する制御部(31)と、
を備え、
前記情報コード読取装置は、
前記表示部により表示される情報コード及び前記端末側点滅部による点滅状態を撮像可能な装置側撮像部(22)と、
前記装置側撮像部の撮像結果に基づいて前記端末側点滅部の点滅間隔を計測する装置側計測部(21)と、
前記装置側計測部により計測された前記点滅間隔が前記所定の間隔とみなされると、前記情報コード表示端末に対して前記情報伝達用コードの表示を要求する要求部(24)と、
前記要求部による前記情報伝達用コードの表示の要求の後に前記装置側撮像部により撮像された情報コードを解読することで前記所定の情報を取得する解読部(21)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、
情報コードが画面表示される情報コード表示端末(30)と、前記情報コード表示端末に表示される情報コードを光学的に読み取ることで所定の情報を取得する情報コード読取装置(20)と、を備える情報コード読取システム(10)であって、
前記情報コード読取装置は、
所定の間隔にて点滅する装置側点滅部(24)と、
前記情報コード表示端末により表示される情報コードを撮像可能な装置側撮像部(22)と、
前記装置側点滅部による点滅の後に前記装置側撮像部により撮像された情報コードを解読することで前記所定の情報を取得する解読部(21)と、
を備え、
前記情報コード表示端末は、
情報コードに前記所定の情報が記録されることで構成される情報伝達用コードを表示可能な表示部(33)と、
前記装置側点滅部による点滅状態を撮像可能な端末側撮像部(32)と、
前記端末側撮像部の撮像結果に基づいて前記装置側点滅部の点滅間隔を計測する端末側計測部(31)と、
前記端末側計測部により計測された前記点滅間隔が前記所定の間隔とみなされると、前記情報伝達用コードを表示させるように前記表示部を制御する制御部(31)と、
を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、情報コード表示端末の制御部は、情報伝達用コードの表示と非表示とが所定の間隔で繰り返される第1表示状態と他の情報コードの表示と非表示とが上記所定の間隔と異なる間隔で繰り返される第2表示状態とのいずれか一方の表示状態の後に他方の表示状態となるように表示部を制御する。そして、情報コード読取装置では、装置側撮像部の撮像結果に基づいて情報コードの表示と非表示とが繰り返される点滅間隔が装置側計測部により計測され、この計測された点滅間隔が上記所定の間隔とみなされる情報コードを解読部により解読することで上記所定の情報が取得される。
これにより、情報コード表示端末の表示部に表示される情報伝達用コードや他の情報コードが不正に複製されたとしても、紙媒体に複写された情報コードではその情報コード自体を点滅させるように装置側撮像部に撮像させることができないため、情報コード表示端末と異なる媒体等では情報コードの読み取りを利用した情報コード読取装置への上記所定の情報の伝達を防止することができる。特に、仮に、不正に複写等された情報伝達用コード自体を点滅させるように装置側撮像部に撮像させることができたとしても、その点滅間隔が上記所定の間隔とみなされない限り、情報コード読取装置に上記所定の情報が伝達されることもない。したがって、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性を高めることができる。
請求項2の発明では、他の情報コードは、2以上用意され、第2表示状態では、2以上の他の情報コードごとに表示と非表示とが上記所定の間隔と異なる間隔で繰り返される。これにより、情報コード表示端末の表示部には、情報伝達用コードを含めて3種類以上の情報コードが点滅表示されるため、どの情報コードに上記所定の情報が記録されているかわかり難くすることができ、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性をより高めることができる。
請求項3の発明では、制御部は、第1表示状態と第2表示状態とが交互となるように表示部を制御する。これにより、例えば、装置側撮像部により表示部の表示状態が第1表示状態の途中から撮像されたとしても、次の第2表示状態とさらに次の第1表示状態とを順次撮像することができるため、どのタイミングからでも第1表示状態と第2表示状態とを確実に撮像することができる。
請求項4の発明では、情報コード表示端末は、端末側点滅部が所定の間隔にて点滅し、情報コード読取装置からの要求に応じて制御部が情報伝達用コードを表示させるように表示部を制御する。そして、情報コード読取装置では、装置側撮像部の撮像結果に基づいて端末側点滅部の点滅間隔が装置側計測部により計測され、この計測された点滅間隔が上記所定の間隔とみなされると、情報コード表示端末に対して要求部により情報伝達用コードの表示が要求される。そして、要求部による情報伝達用コードの表示の要求の後に装置側撮像部により撮像された情報コードを解読部により解読することで上記所定の情報が取得される。
これにより、端末側点滅部を所定の間隔にて点滅させなければ情報コード読取装置からの要求もなく、情報コード読取装置に情報伝達用コードを読み取らせることができないので、情報コード表示端末と異なる媒体等では情報伝達用コードの読み取りを利用した情報コード読取装置への上記所定の情報が伝達されることもない。したがって、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性を高めることができる。
請求項5の発明では、情報コード読取装置の要求部は、上記要求に応じた間隔にて点滅する装置側点滅部を有し、当該点滅に応じて情報伝達用コードの表示を要求する。情報コード表示端末では、端末側撮像部の撮像結果に基づいて装置側点滅部の点滅間隔が端末側計測部により計測され、この計測された点滅間隔が上記要求に応じた間隔とみなされると、制御部により情報伝達用コードを表示させるように表示部が制御される。
このように、情報コード読取装置は、情報コード表示端末に対して装置側点滅部の点滅間隔により情報伝達用コードの表示を要求できるので、不要に情報伝達用コードが表示されることを防止でき、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性をより高めることができる。
請求項6の発明では、情報コード読取装置において、装置側点滅部による点滅の後に装置側撮像部により撮像された情報コードが解読部により解読されることで所定の情報が取得される。そして、情報コード表示端末では、端末側撮像部の撮像結果に基づいて装置側点滅部の点滅間隔が端末側計測部により計測され、この計測された点滅間隔が上記所定の間隔とみなされると、情報伝達用コードを表示させるように制御部により表示部が制御される。
これにより、情報コード表示端末では、端末側撮像部により上記所定の間隔にて点滅している装置側点滅部が撮像されない限り情報伝達用コードが表示されることもないので、不要に情報伝達用コードが表示されることを防止することができる。したがって、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性を高めることができる。
請求項7の発明では、情報コード表示端末において、情報コードに上記所定の間隔に関する情報が記録されることで構成される設定用コードが表示部に表示され、情報コード読取装置では、装置側撮像部により撮像された設定用コードが解読部により解読されることで上記所定の間隔に関する情報が取得される。
これにより、情報コード読取装置は、情報コード表示端末にて設定される所定の間隔に関する情報を容易に取得でき、情報コード読取装置における所定の間隔の設定等に関して利便性を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係る情報コード読取システムを概念的に例示する説明図である。 図1の携帯端末の電気的構成を例示するブロック図である。 図1の情報コード読取装置の電気的構成を例示するブロック図である。 各情報コードの点滅表示における点滅間隔を説明する説明図である。 第1実施形態において携帯端末にて実行される端末側決済処理の流れを例示するフローチャートである。 第1実施形態において情報コード読取装置にて実行される装置側決済処理の流れを例示するフローチャートである。 第2実施形態において携帯端末にて実行される端末側決済処理の流れを例示するフローチャートである。 第2実施形態において情報コード読取装置にて実行される装置側決済処理の流れを例示するフローチャートである。 図9(A)は、携帯端末における表示部の画面自体の点滅表示状態を説明する説明図であり、図9(B)は、情報伝達用コードが点滅することなく表示部に表示された状態を説明する説明図である。 第3実施形態において携帯端末にて実行される端末側決済処理の流れを例示するフローチャートである。 第3実施形態において情報コード読取装置にて実行される装置側決済処理の流れを例示するフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る情報コード読取システムを具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す情報コード読取システム10は、情報コードが画面表示される情報コード表示端末として機能する携帯端末30と、情報コードを光学的に読み取り可能な情報コード読取装置20とを備えるシステムである。この情報コード読取システム10は、携帯端末30に表示される情報コードを利用して情報コード読取装置20に伝達する所定の情報に関してセキュリティ性を高めるためのシステムである。本実施形態では、このような高いセキュリティ性を利用して、情報コード読取システム10を、情報コードの読み取り結果を利用して決済を行う決済システムとして利用している。
まず、情報コード読取装置20の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
情報コード読取装置20は、コンビニエンスストアや飲食店などの店舗の精算場所にて商品を販売するPOSレジスタ(図示略)の近傍に配置されて、決済時に情報コード等を光学的に読み取ることで携帯端末30から取得した所定の情報等に関してPOSレジスタ等と通信する据え置き型の決済装置として構成されるものである。
この情報コード読取装置20は、図2に示すように、CPU等からなる制御部21、受光センサ(例えば、C−MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等)を備えたカメラとして構成される撮像部22、液晶表示器などからなる表示部23、LEDなどからなる発光部24、各種操作キーによって構成される操作部25、ROM,RAM、不揮発性メモリなどからなる記憶部26、POSレジスタ等の外部機器と有線通信或いは無線通信を行うための通信インタフェースとして構成される通信部27などを備えている。
図1に示すように、情報コード読取装置20の外郭を構成する略箱状のケース28の上面には、読取口29や発光部24等が設けられている。特に、発光部24は、携帯端末30に画面表示される情報コードを読取口29に翳した際にその携帯端末30にて撮像可能な位置に配置されている。撮像部22は、情報コードを撮像可能な装置側撮像部として、読取口29に翳された情報コード等からの反射光を受光して撮像するように配置されている。
上述のように構成される情報コード読取装置20の記憶部26には、後述する装置側決済処理に関するアプリケーションプログラムが制御部21により実行可能に予め格納されており、このアプリケーションプログラムが実行されることで、光学的に読み取った情報コードを利用した決済に関する処理が実行される。この装置側決済処理時には、情報コード読取装置20は、POSレジスタ又は所定のネットワーク等を介して接続される決済サーバ(図示略)と通信する。装置側決済処理の詳細な説明については後述する。
次に、携帯端末30の構成について、図1及び図3を参照して説明する。
携帯端末30は、情報コードを用いた決済サービスを利用する利用者が所持するスマートフォン等の携帯型の情報端末として構成されるものである。この携帯端末30は、図3に示すように、CPU等からなる制御部31、受光センサ(例えば、C−MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等)を備えたカメラとして構成される撮像部32、液晶表示器などからなる表示部33、各種操作キーやタッチパネル等(図示略)によって構成される操作部34、ROM,RAM、不揮発性メモリなどからなる記憶部35、情報コード読取装置20等の外部機器と無線または有線にて通信可能な通信インタフェースとして構成される通信部36などを備えている。なお、撮像部32は、「端末側撮像部」の一例に相当し得る。
表示部33は、制御部31により制御されて、情報コードや文字情報等を表示可能な端末側表示部として機能し、制御部31は、表示部33の表示画面に表示される表示内容を制御する表示制御部として機能する。
記憶部35には、決済に利用する所定の情報として個人情報や金銭に関する情報等(以下、単に、決済情報ともいう)が決済内容に応じて更新可能に記憶され、端末側決済処理に関するアプリケーションプログラムが制御部31により実行可能に予め格納されている。このアプリケーションプログラムが制御部31により実行されることで、記憶部35に記憶されている決済情報等に基づいて生成された情報コードを利用した端末側決済処理が実施される。この端末側決済処理の詳細な説明については後述する。
次に、情報コードを利用した決済時に、携帯端末30の制御部31にて実行される端末側決済処理と、情報コード読取装置20の制御部21にて実行される装置側決済処理とについて説明する。
本実施形態では、携帯端末30では、端末側決済処理時に用いられる情報コードとして、情報伝達用コードC1と、2つの他の情報コード(以下、ダミーコードC2,C3ともいう)と、設定用コードが用意される。情報伝達用コードC1は、情報コードに上記決済情報が記録されることで構成され、ダミーコードC2,C3は、情報コードに上記決済情報と異なるダミー情報がそれぞれ記憶されて構成される。また、設定用コードは、情報コードに情報伝達用コードC1の点滅表示間隔(以下、情報伝達用間隔ともいう)に関する情報が記録されることで構成される。なお、情報伝達用間隔は、「所定の間隔」の一例に相当し得る。
そして、携帯端末30による端末側決済処理時には、表示部33は、設定用コードを表示した後、情報伝達用コードC1の表示と非表示とが情報伝達用間隔で繰り返される点滅表示状態(以下、第1表示状態ともいう)になった後、ダミーコードC2の表示と非表示とが情報伝達用間隔と異なる間隔で繰り返された後にダミーコードC3の表示と非表示とが情報伝達用コードC1やダミーコードC2と異なる間隔で繰り返される点滅表示状態(以下、第2表示状態ともいう)になる。具体的には、例えば、図4に例示するように、表示部33において、情報伝達用コードC1が1秒間(図4のt0〜t1参照)にて情報伝達用間隔として100Hzで点滅表示された後、ダミーコードC2が1秒間(図4のt1〜t2参照)にて200Hzで点滅表示された後、ダミーコードC3が1秒間(図4のt2〜t3参照)にて60Hzで点滅表示される。なお、本実施形態では、携帯端末30に点滅表示される情報伝達用コードC1やダミーコードC2,C3、設定用コードは、QRコード(登録商標)として表示されるが、これに限らず、他のコード種別の情報コード、例えば、バーコード等の一次元コードや、データマトリックスコード、マキシコード等の二次元コードとして表示されてもよい。
また、情報コード読取装置20の制御部21による装置側決済処理では、撮像部22の撮像結果に基づいて上述のように点滅表示している各情報コードの点滅間隔がそれぞれ計測され、この計測された点滅間隔が上記情報伝達用間隔とみなされる情報コードを情報伝達用コードC1と判断する。具体的には、例えば、撮像部22のシャッターを一定時間開放するように連続的に撮像することで、情報コードの点滅間隔が計測可能な撮像状態になる。この撮像状態において、情報コードを撮像した画像が1又は2以上連続して生成された後、情報コードを撮像していない画像が1又は2以上連続して生成され、このように情報コードを撮像した画像が生成される期間と情報コードを撮像していない画像が生成される期間とが繰り返される間隔に基づいて、その情報コードの点滅間隔が計測される。なお、図4では、情報伝達用コードC1が点滅表示される期間(図4のt0〜t1参照)において、情報伝達用コードC1を撮像した画像が生成される期間を符号T1aにて示し、情報伝達用コードC1を撮像していない画像が生成される期間を符号T1bにて示す。また、図4では、ダミーコードC2が点滅表示される期間(図4のt1〜t2参照)において、ダミーコードC2を撮像した画像が生成される期間を符号T2aにて示し、ダミーコードC2を撮像していない画像が生成される期間を符号T2bにて示す。また、図4では、ダミーコードC3が点滅表示される期間(図4のt2〜t3参照)において、ダミーコードC3を撮像した画像が生成される期間を符号T3aにて示し、ダミーコードC3を撮像していない画像が生成される期間を符号T3bにて示す。なお、上述のように情報コードの点滅間隔を計測する制御部21は、「装置側計測部」の一例に相当し得る。
以下、本実施形態に係る端末側決済処理および装置側決済処理について、図4〜図6を用いて具体的に詳述する。
まず、携帯端末30の制御部31にて実行される端末側決済処理について、図5に示すフローチャート等を用いて詳述する。
来店した利用者が携帯端末30の操作部34に対して所定の操作等を行うことで、制御部31により端末側決済処理が開始されると、まず、記憶部35に予め記憶される情報伝達用間隔に関する情報が記憶されるように設定用コードが生成され(図5のS101)、このように生成された設定用コードが表示部33に表示される(S103)。なお、設定用コードは、ランダムに生成される情報伝達用間隔に関する情報が記憶されるように生成されてもよいし、設定用コードそのものが記憶部35に予め記憶されてもよい。
利用者は、設定用コードが表示部33に表示されていることを確認すると、設定用コードが表示された表示部33を読取口29に翳す。携帯端末30では、設定用コードが表示部33に表示されてから所定時間経過後に、図4に例示するように、表示部33において、情報伝達用コードC1が1秒間にて100Hzで点滅表示された後、ダミーコードC2が1秒間にて200Hzで点滅表示された後、ダミーコードC3が1秒間にて60Hzで点滅表示される(S105)。このように各情報コードが順次点滅表示された後、本端末側決済処理が終了する。
次に、情報コード読取装置20の制御部21にて実行される装置側決済処理について、図6に示すフローチャート等を用いて詳述する。
購入商品に付されたバーコード等の読み取り結果に応じて取引金額等の決済条件が取得されることで、制御部21により装置側決済処理が開始されると、読取口29に翳された情報コードを撮像して読み取り可能な状態となり(図6のS201)、設定用コードが読み取られるまで(S203でNo)、情報コードを読み取り可能な状態が継続される。
そして、携帯端末30の表示部33に表示された設定用コードが読取口29に翳されると、設定用コードの読み取りに成功し(S203でYes)、この設定用コードを解読することで、情報伝達用間隔に関する情報が取得される(S205)。
このように情報伝達用間隔に関する情報が取得されると、撮像部22のシャッターを一定時間開放するように連続的に撮像することで、情報コードの点滅間隔が計測可能な撮像状態になる(S207)。そして、このような撮像状態で生成された各画像に基づいて撮像された各情報コードの点滅間隔がそれぞれ計測される(S209)。図4の例では、最初に撮像された情報コード(情報伝達用コードC1)の点滅間隔が100Hz、次に撮像された情報コード(ダミーコードC2)の点滅間隔が200Hz、その次に撮像された情報コード(ダミーコードC3)の点滅間隔が60Hzとして計測される。
このように各情報コードの点滅間隔が計測されると、設定用コードを解読することで取得した情報伝達用間隔に一致するとみなされる点滅間隔が有るか否かについて判定される。上述のような計測結果では、最初の情報コードの点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するとみなされて(S211でYes)、最初の情報コードが情報伝達用コードC1であるとして、この最初の情報コード、すなわち、情報伝達用コードC1が解読(デコード)される。この解読により取得された上記決済情報が、POSレジスタ等を介して決済サーバ等に出力され(S213)、本装置側決済処理が終了する。なお、上述のように情報伝達用コードC1を解読する制御部21は、情報コードを解読可能な「解読部」の一例に相当し得る。
一方、計測された全ての点滅間隔のいずれもが情報伝達用間隔に一致するとみなされない場合には(S211でNo)、再度各情報コードの点滅間隔を計測する処理が繰り返される。この場合、再度各情報コードの点滅間隔を計測するための処理を行う回数(以下、リトライ回数Nともいう)が所定回数No(例えば、No=3)未満であれば(S215でNo)、インクリメント(N=N+1)されて(S217)、再度各情報コードの点滅間隔がそれぞれ計測される。なお、リトライ回数Nは、装置側決済処理の開始時にN=1に設定されるものとする。そして、計測された全ての点滅間隔のいずれもが情報伝達用間隔に一致するとみなされない状態が継続するために、リトライ回数Nが所定回数No以上となると(S215でYes)、報知処理がなされ、情報伝達用コードC1が撮像されておらず決済処理ができない異常状態であること等が表示部23の表示等を利用して報知される(S219)。
以上説明したように、本実施形態に係る情報コード読取システム10では、携帯端末30の制御部31は、端末側決済処理により、情報伝達用コードC1の表示と非表示とが情報伝達用間隔(所定の間隔)で繰り返される第1表示状態とダミーコードC2,C3の表示と非表示とが上記情報伝達用間隔と異なる間隔で繰り返される第2表示状態とのいずれか一方の表示状態の後に他方の表示状態となるように表示部33を制御する。そして、情報コード読取装置20では、撮像部22の撮像結果に基づいて情報コードの表示と非表示とが繰り返される点滅間隔が計測され、この計測された点滅間隔が上記情報伝達用間隔とみなされる情報コードを解読することで上記決済情報(所定の情報)が取得される。
これにより、携帯端末30の表示部33に表示される情報伝達用コードC1が不正に複製されたとしても、紙媒体に複写された情報伝達用コードC1ではその情報伝達用コードC1自体を点滅させるように撮像部22に撮像させることができないため、携帯端末30と異なる媒体等では情報コードの読み取りを利用した情報コード読取装置20への上記決済情報の伝達を防止することができる。特に、仮に、不正に複写等された情報伝達用コードC1自体を点滅させるように撮像部22に撮像させることができたとしても、その点滅間隔が上記情報伝達用間隔とみなされない限り、情報コード読取装置20に上記決済情報が伝達されることもない。したがって、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性を高めることができる。
特に、他の情報コードとして2つのダミーコードC2,C3が用意され、第2表示状態では、2つのダミーコードC2,C3ごとに表示と非表示とが上記情報伝達用間隔(所定の間隔)と異なる間隔で繰り返される。これにより、携帯端末30の表示部33には、情報伝達用コードC1を含めて3種類の情報コードが点滅表示されるため、どの情報コードに上記決済情報が記録されているかわかり難くすることができ、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性をより高めることができる。また、ダミーコード(他の情報コード)を2以上用意することでも上記効果を奏する。なお、2つのダミーコードC2,C3を他の情報コードとして採用することに限らず、1つのダミーコードを他の情報コードとして採用してもよい。
さらに、携帯端末30において、情報コードに上記情報伝達用間隔に関する情報が記録されることで構成される設定用コードが表示部33に表示され、情報コード読取装置20では、撮像部22により撮像された設定用コードが解読されることで上記情報伝達用間隔に関する情報が取得される。
これにより、情報コード読取装置20は、携帯端末30にて設定される情報伝達用間隔に関する情報を容易に取得でき、情報コード読取装置20における情報伝達用間隔の設定等に関して利便性を高めることができる。
なお、携帯端末30の制御部31は、第1表示状態と第2表示状態とが交互となるように表示部33を制御してもよい。具体的には、ダミーコードC3の点滅表示の後に、再び情報伝達用コードC1の点滅表示を行い、情報伝達用コードC1、ダミーコードC2、ダミーコードC3の順に点滅表示を繰り返してもよい。これにより、例えば、情報コード読取装置20の撮像部22により表示部33の表示状態が第1表示状態の途中から撮像されたとしても、次の第2表示状態とさらに次の第1表示状態とを順次撮像することができるため、どのタイミングからでも第1表示状態と第2表示状態とを確実に撮像することができる。なお、点滅表示する情報コードの順番は、情報伝達用コードC1、ダミーコードC2、ダミーコードC3の順に限らず、例えば、ダミーコードC2、情報伝達用コードC1、ダミーコードC3の順であってもよい。また、上述のように第1表示状態と第2表示状態とが交互となる表示状態は、情報コード読取装置20から所定の指示が通知されるか所定時間経過するまで継続されてもよい。
また、情報コード読取装置20の装置側決済処理では、全ての情報コードの点滅状態を撮像した後に各情報コードの点滅間隔を計測して、各点滅間隔の計測結果と情報伝達用間隔とを比較することに限らず、最初に撮像した情報コードの点滅間隔を計測してこの計測結果と情報伝達用間隔とが一致するとみなされる場合には、残りの情報コードの点滅間隔を計測することなく、その情報コードを解読した結果を決済サーバ等に出力してもよい。これにより、常に全ての情報コードの点滅間隔を計測する場合と比較して、情報コードの点滅間隔の計測に関する処理負荷を軽減でき、その処理時間も短縮することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る情報コード読取システムについて、図面を参照して説明する。
本第2実施形態では、携帯端末30において各情報コードを点滅表示せずに表示部33の画面自体を点滅表示する点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、携帯端末30の表示部33の画面自体が上記情報伝達用間隔で点滅表示状態となり、この点滅表示状態の点滅間隔を計測した情報コード読取装置20により情報伝達用コードC1の表示が携帯端末30に対して要求される。この表示要求を受けた携帯端末30では、表示部33に情報伝達用コードC1が表示され、情報コード読取装置20では、この情報伝達用コードC1を撮像して解読することで上記決済情報が取得される。
ここで、情報コード読取装置20は、発光部24を上記表示要求に応じた間隔であって予め決められた間隔(以下、発光要求間隔ともいう)にて点滅させることで、この発光部24の発光要求間隔とみなされる点滅間隔を計測した携帯端末30に対して情報伝達用コードC1の表示を要求する。このため、携帯端末30の記憶部35には、上記発光要求間隔に関する情報が予め記憶されている。そして、携帯端末30の表示部33を情報コード読取装置20の読取口29に翳した状態では、その携帯端末30の撮像部32により情報コード読取装置20の発光部24の発光状態が撮像されるようになる(図1参照)。なお、表示部33は、「端末側点滅部」の一例に相当し、発光部24は、「装置側点滅部」及び「要求部」の一例に相当し得る。
以下、本実施形態に係る端末側決済処理および装置側決済処理について、図7〜図9を用いて具体的に詳述する。
まず、携帯端末30の制御部31にて実行される端末側決済処理について、図7に示すフローチャート等を用いて詳述する。
制御部31により端末側決済処理が開始されると、上記第1実施形態と同様に、情報伝達用間隔に関する情報が記憶されるように設定用コードが生成され(図7のS301)、このように生成された設定用コードが表示部33に表示される(S303)。そして、表示部33が読取口29に翳された携帯端末30では、設定用コードが表示部33に表示されてから所定時間経過後に、図9(A)に例示するように、表示部33の画面自体が上記情報伝達用間隔で点滅表示状態となる(S305)。
続いて、携帯端末30の表示部33が情報コード読取装置20の読取口29に翳されている場合には発光部24の点滅間隔が撮像部32により撮像可能な状態となる(S307)。そして、撮像される発光部24の点滅間隔が発光要求間隔とみなされない場合には、発光要求無しとして(S309でNo)、表示部33の画面自体の点滅表示状態が継続される(S305)。なお、発光部24の点滅間隔の計測は、上記第1実施形態にて述べた情報コードの点滅間隔の計測と同様に行うことができ、このように発光部24の点滅間隔の計測を行う制御部31は、「端末側計測部」の一例に相当し得る。
そして、表示要求している情報コード読取装置20の発光部24を撮像していることから、撮像される発光部24の点滅間隔が発光要求間隔とみなされる場合には、発光要求有りと判定される(S309でYes)。この場合には、図9(B)に例示するように、情報伝達用コードC1が点滅することなく所定時間継続して表示部33に表示された後(S311)、本端末側決済処理が終了する。
次に、情報コード読取装置20の制御部21にて実行される装置側決済処理について、図8に示すフローチャート等を用いて詳述する。
制御部21により装置側決済処理が開始されると、上記第1実施形態と同様に、情報コードを撮像して読み取り可能な状態となり(図8のS401)、携帯端末30の表示部33に表示された設定用コードが読取口29に翳されることでその設定用コード読み取りに成功すると(S403でYes)、この設定用コードが解読されて情報伝達用間隔に関する情報が取得される(S405)。
続いて、読取口29に翳された携帯端末30の表示部33の画面自体の点滅表示状態を撮像可能な状態となり(S407)、この撮像状態で生成された各画像に基づいて撮像対象の点滅間隔が計測される(S409)。このように撮像対象の点滅間隔が計測されると、この計測された点滅間隔が設定用コードを解読することで取得した情報伝達用間隔に一致するとみなされるか否かについて判定される。
そして、表示部33の画面自体の点滅表示状態を撮像していることから、撮像対象の点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するとみなされると(S411でYes)、上記表示要求がなされ、発光部24が上記発光要求間隔にて点滅する(S413)。その後、この発光部24の発光要求間隔とみなされる点滅間隔を計測した携帯端末30の表示部33に情報伝達用コードC1が表示されることでその情報伝達用コードC1が撮像部22により撮像される(S415)。そして、撮像した情報伝達用コードC1を解読(デコード)することで上記決済情報が取得され(S417)、このように取得された決済情報がPOSレジスタ等を介して決済サーバ等に出力されて(S419)、本装置側決済処理が終了する。
一方、例えば、上記情報伝達用間隔と異なる間隔にて点滅している画面等の撮像対象を撮像していることから、計測された点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するとみなされない場合には(S411でNo)、再度撮像対象の点滅間隔を計測する処理が繰り返される。この場合、上記第1実施形態と同様に、リトライ回数Nが所定回数No未満であれば(S421でNo)、インクリメント(N=N+1)されて(S423)、再度撮像対象の点滅間隔が計測される。そして、計測された点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するとみなされない状態が継続するために、リトライ回数Nが所定回数No以上となると(S421でYes)、報知処理がなされ、情報伝達用間隔にて点滅表示している表示部33の画面自体が撮像されておらず決済処理ができない異常状態であること等が表示部23の表示等を利用して報知される(S425)。
以上説明したように、本実施形態に係る情報コード読取システム10では、携帯端末30は、端末側点滅部として機能する表示部33の表示画面が上記情報伝達用間隔にて点滅し、情報コード読取装置20からの表示要求に応じて制御部31が情報伝達用コードC1を表示させるように表示部33を制御する。そして、情報コード読取装置20では、撮像部22の撮像結果に基づいて表示部33の画面自体の点滅間隔が計測され、この計測された点滅間隔が上記情報伝達用間隔とみなされると、携帯端末30に対して発光部24の点滅間隔に応じて情報伝達用コードの表示が要求される。そして、この表示要求の後に撮像部22により撮像された情報伝達用コードC1を解読することで上記決済情報が取得される。
これにより、表示部33の表示画面を上記情報伝達用間隔にて点滅させなければ情報コード読取装置20からの表示要求もなく、情報コード読取装置20に情報伝達用コードC1を読み取らせることができないので、携帯端末30と異なる媒体等では情報伝達用コードC1の読み取りを利用した情報コード読取装置20への上記決済情報が伝達されることもない。したがって、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性を高めることができる。
特に、情報コード読取装置20は、要求部として、上記発光要求間隔(要求に応じた間隔)にて点滅する発光部24を有し、当該点滅に応じて情報伝達用コードC1の表示を携帯端末30に対して要求する。携帯端末30では、撮像部32の撮像結果に基づいて発光部24の点滅間隔が計測され、この計測された点滅間隔が上記発光要求間隔とみなされると、制御部31により情報伝達用コードC1を表示させるように表示部33が制御される。
このように、情報コード読取装置20は、携帯端末30に対して発光部24の点滅間隔により情報伝達用コードC1の表示を要求できるので、不要に情報伝達用コードC1が表示されることを防止でき、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性をより高めることができる。
なお、情報コード読取装置20では、読取口29に表示部33が翳された携帯端末30の撮像部32にて撮像可能な位置に配置されて点滅制御可能な装置側点滅部を、発光部24に代えて上記発光要求間隔にて点滅させるように制御してもよい。
また、情報コード読取装置20での上記表示要求は、発光部24等の装置側点滅部の点滅間隔を利用して行うことに限らず、例えば、携帯端末30との無線通信等を利用して行ってもよいし、ブザー音の鳴動間隔など周期的に変化するその変化状態を利用して行ってもよい。
また、携帯端末30では、読取口29に表示部33が翳された情報コード読取装置20の撮像部22にて撮像可能な位置に配置されて点滅制御可能な端末側点滅部を、表示部33の画面自体の点滅に代えて上記情報伝達用間隔にて点滅させるように制御してもよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る情報コード読取システムについて、図面を参照して説明する。
本第3実施形態では、携帯端末30により計測された情報コード読取装置20の発光部24の点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するとみなされると、携帯端末30にて情報伝達用コードC1が表示される点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、上述した第1実施形態や第2実施形態と異なり、情報コード読取装置20にて携帯端末30での点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するか否かについて判定されず、携帯端末30にて情報コード読取装置20での点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するか否かについて判定される。
以下、本実施形態に係る端末側決済処理および装置側決済処理について、図10及び図11を用いて具体的に詳述する。
まず、携帯端末30の制御部31にて実行される端末側決済処理について、図10に示すフローチャート等を用いて詳述する。
制御部31により端末側決済処理が開始されると、上記第1実施形態と同様に、情報伝達用間隔に関する情報が記憶されるように設定用コードが生成され(図10のS501)、このように生成された設定用コードが表示部33に表示される(S503)。そして、表示部33が読取口29に翳された携帯端末30では、設定用コードが表示部33に表示されてから所定時間経過後に、撮像対象の点滅表示状態を撮像可能な状態となり(S505)、この撮像状態で生成された各画像に基づいて撮像対象の点滅間隔が計測される(S507)。このように撮像対象の点滅間隔が計測されると、この計測された点滅間隔が上記情報伝達用間隔に一致するとみなされるか否かについて判定される。
そして、発光部24の点滅状態を撮像していることから、撮像対象の点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するとみなされると(S509でYes)、情報伝達用コードC1が点滅することなく表示部33に表示され(S511)、この表示状態が所定時間継続した後、本端末側決済処理が終了する。
一方、例えば、上記情報伝達用間隔と異なる間隔にて点滅している発光部等の撮像対象を撮像していることから、計測された点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するとみなされない場合には(S509でNo)、再度撮像対象の点滅間隔を計測する処理が繰り返される。この場合、上記第1実施形態と同様に、リトライ回数Nが所定回数No未満であれば(S513でNo)、インクリメント(N=N+1)されて(S515)、再度撮像対象の点滅間隔が計測される。そして、計測された点滅間隔が情報伝達用間隔に一致するとみなされない状態が継続するために、リトライ回数Nが所定回数No以上となると(S513でYes)、報知処理がなされ、情報伝達用間隔にて点滅表示している発光部24が撮像されておらず決済処理ができない異常状態であること等が表示部33の表示等を利用して報知される(S517)。
次に、情報コード読取装置20の制御部21にて実行される装置側決済処理について、図11に示すフローチャート等を用いて詳述する。
制御部21により装置側決済処理が開始されると、上記第1実施形態と同様に、情報コードを撮像して読み取り可能な状態となり(図11のS601)、携帯端末30の表示部33に表示された設定用コードが読取口29に翳されることでその設定用コード読み取りに成功すると(S603でYes)、この設定用コードが解読されて情報伝達用間隔に関する情報が取得される(S605)。
続いて、発光部24が上記情報伝達用間隔にて点滅する(S607)。その後、この発光部24の情報伝達用間隔とみなされる点滅間隔を計測した携帯端末30によりその表示部33に情報伝達用コードC1が表示されると、その情報伝達用コードC1が撮像部22により撮像される(S609)。そして、撮像した情報伝達用コードC1を解読(デコード)することで上記決済情報が取得され(S611)、このように取得された決済情報がPOSレジスタ等を介して決済サーバ等に出力されて(S613)、本装置側決済処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報コード読取システム10では、情報コード読取装置20において、発光部24による情報伝達用間隔での点滅の後に撮像部22により撮像された情報コードが解読されることで上記決済情報が取得される。そして、携帯端末30では、撮像部32の撮像結果に基づいて発光部24の点滅間隔が計測され、この計測された点滅間隔が上記情報伝達用間隔とみなされると、情報伝達用コードC1を表示させるように表示部33が制御される。
これにより、携帯端末30では、撮像部32により上記情報伝達用間隔にて点滅している発光部24が撮像されない限り情報伝達用コードC1が表示されることもないので、不要に情報伝達用コードC1が表示されることを防止することができる。したがって、画面表示される情報コードを用いた情報の伝達に関してセキュリティ性を高めることができる。
なお、本発明は上記各実施形態等に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)情報コード読取装置20では、設定用コードを読み取ることで上記情報伝達用間隔が取得されることに限らず、予め取得されて記憶部26に記憶されてもよい。
(2)情報コード読取装置20における装置側決済処理では、設定用コードの読み取り失敗回数が所定回数以上となると、設定用コードの読み取りの失敗に関する報知を行うようにしてもよい。
(3)上記第2実施形態における端末側決済処理では、表示部33の表示画面を上記情報伝達用間隔にて点滅させることに限らず、例えば、情報コード読取装置20の撮像部22にて撮像可能な発光部を上記情報伝達用間隔にて点滅させてもよい。また、上記第2実施形態における端末側決済処理では、ブザー音の鳴動間隔など外部に出力するその出力間隔を制御可能な出力部を用いて、その出力部の出力間隔を上記情報伝達用間隔としてもよい。この場合には、情報コード読取装置20では、上記出力部の出力間隔を計測し、この計測された間隔が上記情報伝達用間隔と一致するとみなされるか否かについて判定することができる。
(4)上記第3実施形態における装置側決済処理では、発光部24を上記情報伝達用間隔にて点滅させることに限らず、例えば、ブザー音の鳴動間隔など外部に出力するその出力間隔を制御可能な出力部を用いて、その出力部の出力間隔を上記情報伝達用間隔としてもよい。この場合には、携帯端末30では、上記出力部の出力間隔を計測し、この計測された間隔が上記情報伝達用間隔と一致するとみなされるか否かについて判定することができる。
(5)本発明は、上述したような決済システムに利用されることに限らず、情報コード表示端末に表示される情報コードを利用して所定の情報を情報コード読取装置に伝達するシステムであれば採用することができる。
10…情報コード読取システム
20…情報コード読取装置
21…制御部(装置側計測部,解読部)
22…撮像部(装置側撮像部)
24…発光部(装置側点滅部,要求部)
30…携帯端末(情報コード表示端末)
31…制御部(端末側計測部)
32…撮像部(端末側撮像部)
33…表示部(端末側点滅部)
C1…情報伝達用コード
C2,C3…ダミーコード(他の情報コード)

Claims (7)

  1. 情報コードが画面表示される情報コード表示端末と、前記情報コード表示端末に表示される情報コードを光学的に読み取ることで所定の情報を取得する情報コード読取装置と、を備える情報コード読取システムであって、
    前記情報コード表示端末は、
    情報コードに前記所定の情報が記録されることで構成される情報伝達用コードと前記所定の情報と異なる情報が記憶される他の情報コードとを表示可能な表示部と、
    前記表示部の表示内容を制御する制御部と、
    を備え、
    前記情報伝達用コードの表示と非表示とが所定の間隔で繰り返される前記表示部の表示状態を第1表示状態、前記他の情報コードの表示と非表示とが前記所定の間隔と異なる間隔で繰り返される前記表示部の表示状態を第2表示状態とするとき、
    前記制御部は、前記第1表示状態及び前記第2表示状態のいずれか一方の表示状態の後に他方の表示状態となるように前記表示部を制御し、
    前記情報コード読取装置は、
    前記表示部により表示される情報コードを撮像可能な装置側撮像部と、
    前記装置側撮像部の撮像結果に基づいて前記情報コードの表示と非表示とが繰り返される点滅間隔を計測する装置側計測部と、
    前記装置側撮像部により撮像された情報コードを解読可能な解読部と、
    を備え、
    前記解読部は、前記装置側計測部により計測された前記点滅間隔が前記所定の間隔とみなされる情報コードを解読することで前記所定の情報を解読して取得することを特徴とする情報コード読取システム。
  2. 前記他の情報コードは、2以上用意され、
    前記第2表示状態では、前記2以上の他の情報コードごとに表示と非表示とが前記所定の間隔と異なる間隔で繰り返されることを特徴とする請求項1に記載の情報コード読取システム。
  3. 前記制御部は、前記第1表示状態と前記第2表示状態とが交互となるように前記表示部を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報コード読取システム。
  4. 情報コードが画面表示される情報コード表示端末と、前記情報コード表示端末に表示される情報コードを光学的に読み取ることで所定の情報を取得する情報コード読取装置と、を備える情報コード読取システムであって、
    前記情報コード表示端末は、
    情報コードに前記所定の情報が記録されることで構成される情報伝達用コードを表示可能な表示部と、
    所定の間隔にて点滅する端末側点滅部と、
    前記情報コード読取装置からの要求に応じて前記情報伝達用コードを表示させるように前記表示部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記情報コード読取装置は、
    前記表示部により表示される情報コード及び前記端末側点滅部による点滅状態を撮像可能な装置側撮像部と、
    前記装置側撮像部の撮像結果に基づいて前記端末側点滅部の点滅間隔を計測する装置側計測部と、
    前記装置側計測部により計測された前記点滅間隔が前記所定の間隔とみなされると、前記情報コード表示端末に対して前記情報伝達用コードの表示を要求する要求部と、
    前記要求部による前記情報伝達用コードの表示の要求の後に前記装置側撮像部により撮像された情報コードを解読することで前記所定の情報を取得する解読部と、
    を備えることを特徴とする情報コード読取システム。
  5. 前記要求部は、前記要求に応じた間隔にて点滅する装置側点滅部を有し、当該点滅に応じて前記情報伝達用コードの表示を要求し、
    前記情報コード表示端末は、
    前記装置側点滅部による点滅状態を撮像可能な端末側撮像部と、
    前記端末側撮像部の撮像結果に基づいて前記装置側点滅部の点滅間隔を計測する端末側計測部と、を備え、
    前記制御部は、前記端末側計測部により計測された前記点滅間隔が前記要求に応じた間隔とみなされると、前記情報伝達用コードを表示させるように前記表示部を制御することを特徴とする請求項4に記載の情報コード読取システム。
  6. 情報コードが画面表示される情報コード表示端末と、前記情報コード表示端末に表示される情報コードを光学的に読み取ることで所定の情報を取得する情報コード読取装置と、を備える情報コード読取システムであって、
    前記情報コード読取装置は、
    所定の間隔にて点滅する装置側点滅部と、
    前記情報コード表示端末により表示される情報コードを撮像可能な装置側撮像部と、
    前記装置側点滅部による点滅の後に前記装置側撮像部により撮像された情報コードを解読することで前記所定の情報を取得する解読部と、
    を備え、
    前記情報コード表示端末は、
    情報コードに前記所定の情報が記録されることで構成される情報伝達用コードを表示可能な表示部と、
    前記装置側点滅部による点滅状態を撮像可能な端末側撮像部と、
    前記端末側撮像部の撮像結果に基づいて前記装置側点滅部の点滅間隔を計測する端末側計測部と、
    前記端末側計測部により計測された前記点滅間隔が前記所定の間隔とみなされると、前記情報伝達用コードを表示させるように前記表示部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする情報コード読取システム。
  7. 前記制御部は、情報コードに前記所定の間隔に関する情報が記録されることで構成される設定用コードを前記表示部に表示させ、
    前記解読部は、前記装置側撮像部により撮像された前記設定用コードを解読することで前記所定の間隔に関する情報を取得することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報コード読取システム。
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