JP2019212013A - 決済端末、決済方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗側においてカメラ機能を有していなくても、正しい決済を行うことができる決済端末を提供する。【解決手段】店舗識別情報と決済端末識別情報のうち少なくともいずれか一方に関連づけられ商品またはサービスの購入に対応して決済用として発行される機械読取コードを上位装置から間欠受信するタイミングに応じて受信する受信部と、機械読取コードを記憶する記憶部と、前記機械読取コードが受信されることに応じて前記記憶部に記憶された機械読取コードを更新する更新部と、出力要求に応じて、前記記憶部から機械読取コードを読み出して出力する出力部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、決済端末、決済方法に関する。
バーコードや二次元コード等の機械読取コードを用いた決済方式がある。例えば、店舗側において、支払い対象の商品毎の機械読取コードを印刷しておき、ユーザが商品を購入する際、店舗側は、印刷された機械読取コードのうち、支払い対象の商品の機械読取コードを特定し、ユーザに提示する。ユーザは、提示された機械読取コードを自身が所有する携帯電話やスマートフォン等の携帯端末のカメラ機能を利用して撮影する。これにより、機械読取コードに対応する商品の金額が、携帯端末に関連づけられた銀行口座から引き落とされる処理が行われ、ユーザから店舗への支払いをすることができる。
機械読取コードを用いた決済方式について、例えば、特許文献1に記載された技術が提案されている。
特許第3494613号公報
しかしながら、特許文献1の技術では携帯端末の他面に機械読取コードを表示して店舗側においてカメラ機能を利用して機械読取コードを読み取るものであるため、店舗側において準備した機械読取コードを提示する決済方法には適用することができない。
また、店舗側において機械読取コードを印刷するのではなく店舗端末の表示画面に表示させることも考えられる。しかし、同じ機械読取コードを表示すると、セキュリティの観点から好ましくない。そのため、決済の都度、新たな機械読取コードを生成することも考えられるが、その場合、機械読取コードの生成のための時間が必要となり、決済の時間が長引くことになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、セキュリティを確保しつつ、決済時間を長引かせることなく、店舗側において機械読取コードを提示することができる決済端末、決済方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、店舗識別情報と決済端末識別情報のうち少なくともいずれか一方に関連づけられ商品またはサービスの購入に対応して決済用として発行される機械読取コードを上位装置から間欠受信するタイミングに応じて受信する受信部と、機械読取コードを記憶する記憶部と、前記機械読取コードが受信されることに応じて前記記憶部に記憶された機械読取コードを更新する更新部と、出力要求に応じて、前記記憶部から機械読取コードを読み出して出力する出力部と、を有する決済端末である。
また、本発明は、上述の決済端末において、前記受信部は、受信タイミングが到来する毎に機械読取コードを受信し、前記出力部は、前記受信タイミングが到来しても前記機械読取コードを正常に受信できなかった場合には、前記記憶部に既に記憶された機械読取コードを出力する。
また、本発明は、上述の決済端末において、前記受信部によって機械読取コードを受信したか否かに応じた応答を当該機械読取コードの送信元である機械読取コード発行装置に対して送信する送信部を有し、前記機械読取コード発行装置では、前記応答に基づいて、前記機械読取コードを受信できなかったことを検出した場合には、前記決済端末に対する新たな機械読取コードの送信を停止する。
また、本発明は、上述の決済端末において、前記受信部は、複数のブランド毎に異なる機械読取コードを受信し、前記出力部は、出力対象として選択されたブランドに対応する機械読取コードを出力する。
また、本発明は、受信部が、店舗識別情報と決済端末識別情報のうち少なくともいずれか一方に関連づけられ商品またはサービスの購入に対応して決済用として発行される機械読取コードを受信し、記憶部が、機械読取コードを記憶し、更新部が、前記機械読取コードが受信されることに応じて当該受信された機械読取コードを前記記憶部に記憶させ、出力部が、出力要求に応じて、前記記憶部に記憶された機械読取コードを出力する決済方法である。
上述した発明では、機械読取コードを商品またはサービスに対する決済を行う際に店舗側がユーザ側に提示することができる。これにより、ユーザは、店舗側との間で決済金額を確定させた上で、端末装置のカメラ機能を利用して機械読取コードを読み取ることができ、店舗側においてカメラ機能を有していなくても決済を行うことが可能となる。
以上説明したように、この発明によれば、機械読取コードが受信される度に、受信した機械読取コードを記憶することで機械読取コードを更新することができるため、店舗側では、受信して記憶された機械読取コードを提示すれば端末装置に撮影させることができるため、決済を行う場合における誤りを低減することができる。
この発明の一実施形態による決済端末20を用いた決済システム1の構成を示す概略構成図である。 端末装置10の機能構成を説明する機能ブロック図である。 決済端末20の機能構成を説明する機能ブロック図である。 決済サーバ40の機能構成を説明する機能ブロック図である。 決済端末20の外観を表す図であり、表示画面の一例を示す図である。 端末装置10の外観を表す図であり、表示画面の一例を示す図である。 決済システム1における機械読取コードを更新させる動作を説明するシーケンス図である。 決済システム1における決済を処理する動作を説明するシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態による決済端末について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による決済端末20を用いた決済システム1の構成を示す概略構成図である。
決済システム1は、端末装置10、決済端末20、ネットワーク30、決済サーバ40、データベースサーバ50、ブランドサーバ60a、ブランドサーバ60b(以下、特に識別しない場合には単にブランドサーバ60と称する)、ブランドサーバ70、プリペイド口座サーバ80a、クレジット口座サーバ80b、プリペイド口座サーバ80c、管理端末90とを含んで構成される。
端末装置10は、例えば、スマートフォン、携帯電話等であり、ユーザによって携帯される。端末装置10は、決済端末20との間で決済を行う決済機能を備える。ここで、図2は、端末装置10の機能構成を説明する機能ブロック図である。端末装置10は、例えば、撮像部101、表示部103を含んで構成される。
撮像部101は、決済端末20に表示された機械読取コード(例えば、二次元バーコード)を撮像する。決済端末20の画面に表示された機械読取コードは、決済端末20が設置された店舗を識別する店舗識別情報、又は決済端末20を識別する決済端末識別情報に関連づけられ商品またはサービスの購入に対応して決済用として発行される。
表示部103は、機械読取コードを用いた決済を行なう際に必要な情報、例えば決済金額、を入力する入力画面を表示する。また、表示部103は、機械読取コードを撮像するための撮像枠を表示する。入力部104は、表示部103に表示された入力画面に応じた入力を受け付ける。この表示部103と入力部104は、タッチパネルによって構成されてもよい。
制御部105は、端末装置10内の各部を制御する。制御部105は、決済端末20に表示され、撮像部101により撮像された機械読取コードに応じた決済を行なうための処理を行なう。制御部105は、例えば、決済サーバ40を介して、後述するブランドサーバ60またはブランドサーバ70に対して、店舗側とユーザ側とで確定させた決済金額、及び機械読取コードを解析することにより得られる店舗識別情報又は決済端末識別情報を送信する。これにより、制御部105は、予め登録されたユーザのチャージポイントまたはチャージされた現金、銀行口座またはクレジット口座のいずれかを利用した決済を行なうことができる。通信部106は、外部の各機器と通信を行なう。
図3は、決済端末20の機能構成を説明する機能ブロック図である。決済端末20は、通信部201、更新部202、入力部203、出力部204、制御部205及び記憶部206を含んで構成される。ここで、通信部201は、「受信部」の一例である。また、通信部201は、「送信部」の一例である。
通信部201は、外部の各機器と通信を行なう。通信部201は、店舗識別情報と決済端末識別情報のうち少なくともいずれか一方に関連づけられ商品またはサービスの購入に対応して決済用として発行される機械読取コードを受信する。ここでは、機械読取コードを発行する装置(以下、機械読取コード発行装置、という)は、例えば、決済サーバ40やブランドサーバ、或いは他のサーバ装置のうちいずれかに設けることができる。この実施形態においては、例えば、決済サーバ40に設けられる場合を一例として以下説明する。
通信部201は、機械読取コード発行装置に対し、機械読取コードの発行を要求する通知を行う。機械読取コード発行装置は、通信部201からの要求に応じて機械読取コードを発行し決済端末20に送信する。通信部201が機械読取コード発行装置から機械読取コードを受信する受信タイミングは、一定期間でもよいし、予め決められた時刻でもよい。
通信部201と機械読取コード発行装置との間の通信は、例えば、NB(Narrow Band、狭帯域)−IoT(Internet of Things)規格に則って、行われる。NB−IoT規格に則って、通信が行われることにより、一定期間(概ね40分に一回)ごとに通信ができ、通信タイミングが到来する毎に、新たな機械読取コードが機械読取コード発行装置から通信部201に送信される。NB−IoTは、スマートフォン、携帯電話等で使用される一般的な通信回線と比較して、通信に使用される周波数帯域が狭く通信速度が低速ではあるが、その分、通信コストが他の通信サービスよりも安い(Wi−fiやLPWA(Low Power Wide Area)等は、NB−IoTに比べて高コストである)。また、NB−IoTは、LTE(Long Term Evolution)系の規格であり、日本において通信エリア外にとなる地域が少ないため、たいていの店舗において通信可能である。また、ゲートウェイも不要である。なお、通信部201と機械読取コード発行装置との間の通信は、NB−IoT規格に限定されることはなく、コストや通信可能エリアを考慮して導入しやすいものであれば、NB−IoT以外の規格であってもよい。
更新部202は、通信部201により機械読取コードが受信されることに応じて当該受信された機械読取コードを記憶部206に記憶させる。更新部202は、通信部201が機械読取コードを受信する毎にもともと記憶されていた機械読取コードに上書きして記憶部206に記憶させてもよいし、最新の機械読取コードを受信する毎に、最新の機械読取コードと過去の機械読取コード(例えば1つ前)の機械読取コードがわかるように記憶部206に追加して記憶させるようにしてもよい。更新部202によって記憶部206に記憶された機械読取コードが更新されるが、最新の機械読取コード(最後に記憶された機械読取コード)を用いることができるように記憶でればよく、上書きすることで更新しても、追加で記憶することで更新してもよい。
入力部203は、決済端末20の選択ボタンB(図5参照)に応じた指示の入力を受け付ける。選択ボタンBは、例えば、支払先のブランドを選択するために設けられた入力機構である。入力部203には、店員の操作により選択されたブランドを示す情報が入力される。この選択されたブランドを示す情報は、当該選択されたブランドに対応する機械読取コードを表示させるトリガとなる。つまり、入力部203に入力される情報は、「出力要求」の一例である。また、店員の操作により選択されたブランドに対応する機械読取コードは、「出力対象」の一例である。
出力部204は、決済端末20に表示部(不図示)がある場合には、その表示部に機械読取コードを出力することにより、機械読取コードを表示させる。また、出力部204は、決済端末20には表示装置が無く、決済端末20の外部に表示装置が接続される場合には、その表示装置に対して機械読取コードのデータを送信することにより、表示装置に機械読取コードを表示させる。
ここで、表示部(表示装置)には、例えば、電子ペーパを用いることができる。電子ペーパは、表示画面の表示内容を電気的に書き換えることが可能であり、書き換え後に電源が切断された場合でも、表示状態が維持される表示媒体である。このように電子ペーパを用いることで、記憶部206に記憶された機械読取コードが更新された場合に、最新の機械読取コードとなるように出力部204の表示内容を書き換えて表示させた後は、表示状態を維持させるための電力を必要としない。電子ペーパに機械読取コードを表示させる場合、出力部204は、例えば、表示された機械読取コードを書き換える場合のみ表示部(表示装置)に電源を供給し、機械読取コードに書き換えた後に電源を切断する。これにより、次に機械読取コードが更新される時まで表示画面に対する電源の供給が不要であるため、液晶表示装置等に比べて表示部(表示装置)を省電力で運用することができる。このように省電力とすることができるため、例えば、決済端末20の電源として電池を用いることができる。電源として電池を用いた場合には、電源ケーブルを配線する必要がないため、設置場所が電源や配線などの状況により制約されることがなく、利便性を向上させることができる。
制御部205は、決済端末20内の各部を制御する。制御部205は、通信部201を介して、定期的にブランドサーバ60に機械読取コードの発行を要求する。また、制御部205は、入力部203に入力されたブランドに対応する機械読取コードを、記憶部206を参照することにより取得して出力部204に出力させる。記憶部206は、更新部202によって更新される毎に、機械読取コードを記憶する。
図4は、決済サーバ40の機能構成を説明する機能ブロック図である。
決済サーバ40は、取得部401、決済情報記憶部402、制御部405、通信部406を有する。決済サーバ40は、端末装置10から送信される情報に基づいて、決済処理を行なう。
取得部401は、決済端末20に表示され、端末装置10の撮像部101により撮像された機械読取コードを利用してブランドサーバ60、ブランドサーバ70に対して行なわれる決済に関する決済情報を取得する。決済情報記憶部402は、決済端末20を利用して行なわれた決済情報の履歴を記憶する。
制御部405は、決済サーバ40内の各部を制御し、決済情報処理部403は、決済に関する処理を行なう。例えば、決済情報処理部403は、端末装置10から送信される決済予約情報を通信部406によって受信すると、決済予約情報に基づいて、決済処理を行なう。決済予約情報は、決済処理の開始から終了までの間において決済内容を特定する情報である。また、機械読取コード発行装置が決済サーバ40に設ける場合、制御部405が、機械読取コード発行装置の機能を実行する。
制御部405は、外部の機器と通信部406を介して通信を行なう。
通信部406は、取得された決済情報を参照要求に基づいて当該参照要求の要求元の参照装置に決済情報の履歴を送信する。また、通信部406は、外部の機器との通信を行なう。
なお、上記では、決済サーバ40が決済情報記憶部402を有する場合について説明したが、決済情報記憶部402を決済サーバ40とは異なる外部サーバに設け、決済サーバ40がその外部サーバに対して決済情報の書き込みや読み出しを行なうようにしてもよい。この外部サーバとしては、例えばデータベースサーバ50を用いることができる。
図1に戻り、ネットワーク30は、インターネットやVPN等の各種ネットワークのいずれか1つであってもよいし、2つ以上を用いて構成するようにしてもよい。
データベースサーバ50は、行った決済の内容を示す決済情報を決済サーバ40から取得し、ログデータとして蓄積し、当該ログデータを対応するブランドのブランドサーバ60、ブランドサーバ70へ定期的(例えば、1日毎、または1週間毎)に配信することもできる。データベースサーバ50は、サーバ装置、例えば、汎用コンピュータ、またはパーソナルコンピュータ等を含んで構成される。
ブランドサーバ60は、定期的(例えば、1日毎、または1週間毎)にデータベースサーバ50から送信された決済情報または決済サーバ40から送信された決済情報(または決済予約情報)を取得することもできる。
ブランドサーバ70は、端末装置10から送信された決済情報(または決済予約情報)を取得する。
ブランドサーバ60、ブランドサーバ70は、各ブランド(決済サービス)を運営する企業によって管理されるサーバ装置である。ブランドとは、例えば、流通系企業や鉄道系企業によって運営されるプリペイド型電子マネーのブランド、クレジット系企業によって運営されるポストペイ型電子マネーのブランド、または、インターネット決済専用のプリペイド型電子マネーのブランド等である。ブランドサーバ60、ブランドサーバ70は、ユーザを識別するユーザ識別情報と決済を行なう対象の口座(ポイントまたは現金チャージを行うプリペイド口座、銀行口座またはクレジット決済を行なうクレジット口座)を特定する口座情報とを記憶しており、決済処理を行なう場合に、ユーザ識別情報に基づいて、決済する対象の口座を特定することができる。
ブランドサーバ70は、機械読取コードを利用して決済を行なう決済方式に対応している。ブランドサーバ70は、ユーザ識別情報に対応付けて、現金に対応するプリペイド口座にチャージポイントを記憶しており、端末装置10からのチャージ要求に応じて、端末装置10に対応付けされた銀行口座(例えばプリペイド口座サーバ80cが決済処理を行なう対象の銀行口座)から引き落としをすることで、チャージポイントをチャージする。また、端末装置10から決済の要求があった場合、または端末装置10を利用して決済端末20から決済の要求があった場合には、決済金額に応じたチャージポイントをユーザのチャージ口座から減算することで、決済を行なう。
ブランドサーバ70は、チャージポイントを管理することで決済を行なう場合について説明するが、チャージポイントを用いず、ユーザの銀行口座から、決済金額に対応する金額を引き落とす、いわゆるデビット決済に沿った決済を行なうようにしてもよい。また、ブランドサーバ70は、機械読取コードを利用して、電子マネーによる決済を行なうようにしてもよい。また、ブランドサーバ70は、機械読取コードを利用して、クレジットカードに対応した銀行口座から引き落としを行なうクレジット決済を行なうようにしてもよい。
プリペイド口座サーバ80aは、ブランドサーバ60aに接続され、ブランドサーバ60aを介して行なわれる決済処理に応じた金額をプリペイド口座から引き落とし処理を行なうことでプリペイド決済を行なう。クレジット口座サーバ80bは、決済端末20を利用した決済であって、クレジットカードによる支払を行なう決済方式にてクレジット決済を行なう。プリペイド口座サーバ80cは、ブランドサーバ70に接続され、ブランドサーバ70を介して行なわれる決済処理に応じたチャージポイントをチャージ口座から減算することで決済を行なう。ユーザは、端末装置10を用いて決済端末20による決済を行なうことで、クレジット口座、またはプリペイド口座から支払をすることができる。
管理端末90は、決済端末20が設けられた店舗に設けられる。この店舗の管理者は、管理端末90を利用することで、決済端末20を介して行なわれた決済の履歴を参照することができる。
次に、決済端末20の外観について、図5を用いて説明する。
図5(a)は、決済端末20の斜視図であり、出力部204の表示画面210に、ブランド識別情報、店舗識別情報、決済端末識別情報、決済識別情報を含む決済予約情報を機械読取コード(符号220)として表示させた例を示している。決済端末20は、表示画面210が顧客側に向くようにしてレジカウンタに設置される。
ここでは、決済端末20は、表示画面210に、機械読取コードと共に「○○スーパー△△駅北口店」という店舗に関する情報(ここでは、店舗名)を示す文字列221を表示させた例を示している。このように、決済端末20は、表示画面210に機械読取コードを表示させる場合に、その決済端末20が設置された店舗に関する情報(店舗の名称、店舗のロゴ等)を機械読取コードと共に表示させるようにしてよい。これにより、表示された機械読取コードを利用して決済を行った場合に、支払い先がどこであるかを、ユーザが目視で確認した上で、機械読取コードを撮像することができる。このため、店員によって誤って別の店舗の決済端末が持ち込まれている、或いは悪意ある第三者が作成した偽物の機械読取コードが提示されている(支払い対象の店舗でなく、悪意ある第三者に支払われてしまう)ことがないかを確認することができ、ユーザが支払い対象とは異なる発行元の機械読取コードであることを気づかずに撮像してしまうことを抑止することができる。
また、決済端末20は、「二次元バーコードを端末装置のカメラで撮像して下さい」との文字列を表示させてもよい。これにより、ユーザに機械読取コードの撮像を促すことができる。
図5(b)は、決済端末20の俯瞰図である。ここでは、決済端末20は、表示画面210を支持する支持台211に、入力部203と、通信の状態を示す発光部212と、電源の状態を示す発光部213とを備えた例を示している。これら入力部203、発光部212及び213は、出力部204の表示画面210とは反対側の面側に設けられる。入力部203において、決済を行うブランドの各々に対応した複数の選択ボタンBが設けられる。店員は、ユーザから決済を行うブランドを確認し、そのブランドに対応する選択ボタンBを押下することにより、ブランドを選択する。これにより、決済端末20は、図5(a)に示すような機械読取コードであって、ユーザから指定されたブランドに対応する機械読取コードを表示する。
また、店員は、発光部212が異常を表す発光色(例えば、赤色)で点灯している場合には、決済端末20と機械読取コード発行装置との間の通信に通信エラーが発生したことを認識できる。この場合、店員は、例えば機械読取コードの更新がなされない可能性があると判定する場合には、電話等で機械読取コードに問い合わせを行う等、機械読取コードが更新できない場合の対応(例えば、機械読取コードの更新ができないため、一つ前に受信した機械読取コードにて決済を行う等)の通知を行うことができる。
また、店員は、発光部213が、電力が供給されている状態を表す発光色(例えば、緑色)で点灯している場合には、決済端末20に電力が供給され、機械読取コードの表示が書き換えられている最中であることを認識できる。また、店員は、発光部213が省電力状態を表す発光色(例えば、オレンジ色)で点灯している場合には、決済端末20が省電力状態となり、機械読取コードの表示が書き換えられた後であることを認識できる。
次に、決済システム1における機械読取コードを用いた決済について図6を用いて説明する。図6は、端末装置10の外観を表す図であり、画面の一例を示す図である。
図6(a)は、レジにおいて商品やサービスを購入する際、ユーザが商品やサービスの決済金額を自分の携帯端末に入力する画面例である。ここでは、「購入金額を入力して下さい」という文字列と共に、決済金額を入力する入力窓111、及び「確定」のボタン112が、表示画面に表示される。ユーザは、例えば、自分の端末装置10の決済機能を起動させることにより、この表示画面を表示させ、決済金額を入力した後、「確定」のボタン112をタッチ操作する。
図6(b)は、ユーザが入力した決済金額を確認する画面例である。ここでは、「以下の金額で決済を行います。8192円」という文字列と共に、「OK」のボタン112が、表示画面に表示される。ユーザは、レジにおいてこの画面を店員に提示する。このとき、ユーザは、どのブランドで支払うかを口頭で店員に伝えるか、決済金額とブランドとを端末装置10に入力して画面に表示させた状態で提示してもよい。店員は、表示された金額が正しいかを確認し、正しければ、「OK」のボタン112をタッチ操作する。これにより、ユーザと店員との間で決済金額が確定される。店員は、決済金額を確定させた後、決済端末に機械読取コードを表示させる。具体的には、店員は、ユーザから指定されたブランドの選択ボタンBを押下することで、押下したブランドの機械読取コードを決済端末20に表示させる(図5(a))。
図6(c)は、ユーザが、決済端末20に表示された機械読取コードをカメラ機能で撮像する際の画面例である。ここでは、結佐金額を表す情報と機械読取コードを撮像させるためのメッセージと共に、撮像枠113が表示される。ユーザは、決済端末20に表示される店舗名等が正しいことを確認し、その機械読取コードが撮像枠113に収まるようにして撮像する。端末装置10は、この機械読取コードが撮像されると、その機械読取コードからブランドを識別するブランド識別情報、店舗識別情報及び決済端末識別情報を抽出する。端末装置10は、抽出したブランド識別情報、店舗識別情報及び決済端末識別情報と共に、入力された決済金額の情報や決済手続を識別する決済識別情報を含む決済予約情報をブランドサーバに送信する。端末装置10は、どのブランドのブランドサーバに決済予約情報を送信するかについては、機械読取コードにブランド識別情報が含まれるシステム構成であれば、そのブランド識別情報を利用する。機械読取コードにブランド識別情報がない場合には、ユーザは、どのブランドを利用するかについて、指定する操作入力をする。これにより、どのブランドサーバに送信するかが決まる。
図6(d)は、ブランドサーバに決済予約情報を送信する前に確認を行うための画面の例である。ここでは、「スーパー○○ △△駅北口店に、8192円を支払います。よろしいでしょうか。」という文字列と共に、「OK」のボタン112が表示される。このように、ブランドサーバに決済予約情報を送信する直前において、支払い先がどこであるか、及び金額がいくらであるかを表示することで、ユーザは目的の支払い先に支払うことを確認した上で、決済処理を進めることができる。ブランドサーバは、端末装置10から送信された決済予約情報に基づいて決済処理を行ない、決済予約情報に対応する決済処理が正常に終了したか否かを表す決済処理結果を、端末装置10及び決済端末20に送信する。ブランドサーバは、例えば、決済予約情報に含まれる決済端末識別情報を用いることで、決済処理結果を送信する対象の決済端末20を特定して送信を行なう。
図6(e)は、端末装置10がブランドサーバから決済処理が正常に終了した決済処理結果を受信した場合の画面例である。ここでは、「決済が完了しました。ご利用ありがとうございました!」の文字列が表示される。これによりユーザは、決済端末20における手続が完了したことを把握できる。
なお、上述の機械読取コードは、定期的に更新される。そのため、別のユーザが決済を行う場合であっても、次に機械読取コードを受信するまでの間においては、同じ機械読取コードを用いて決済を行うことができる。
また、従来のような、商品単位で機械読取コードを用いるものではなく、ある期間単位で機械読取コードが用いられる。
次に、決済システム1における機械読取コードを更新させる動作について図7のシーケンス図を用いて説明する。
まず、決済端末20は、機械読取コードの更新タイミングが到来したか否かを判定し(ステップS110)、更新タイミングが到来した場合、機械読取コード発行装置(決済サーバ40)に対して機械読取コードの発行を要求する通知を行う(ステップS111)。
機械読取コード発行装置は、決済端末20から通知を受信すると、機械読取コードを発行し(ステップS210)、発行した機械読取コードを決済端末20に送信する(ステップS211)。
決済端末20は、機械読取コード発行装置により発行された機械読取コードを正常に受信した場合(ステップS112、YES)、受信した機械読取コードを記憶部206に記憶させることにより、機械読取コードを更新する(ステップS113)。そして、決済端末20は、機械読取コードを正常に受信した旨を示す応答を機械読取コード発行装置(決済サーバ40)に通知する(ステップS114)。
一方、決済端末20は、機械読取コード発行装置により発行された機械読取コードを正常に受信しなかった場合(ステップS112、NO)、決済端末20は、機械読取コードを正常に受信しなかった旨を示す応答を機械読取コード発行装置に通知する(ステップS114)。決済端末20は、例えば、機械読取コードの発行を要求する通知を行ってから、所定時間が経過するまでに、機械読取コードを受信できなかった場合に、機械読取コードを正しく受信しなかったと判定する。また、決済端末20は、機械読取コードの発行を要求する通知を行ってから、所定時間が経過するまでに機械読取コード発行装置(決済サーバ40)から受信した信号に機械読取コードが含まれていない、又は機械読取コード発行装置から受信した信号から機械読取コードが正しく復号できなかった場合に、機械読取コードを正しく受信しなかったと判定する。
機械読取コード発行装置は、決済端末20から応答を受信すると、機械読取コードが決済端末20に正常に受信されたか否かを判定する(ステップS212)。機械読取コード発行装置は、機械読取コードが正常に受信された場合、決済に有効な機械読取コードを更新する(ステップS213)。一方、機械読取コード発行装置は、機械読取コードが正常に受信できなかったことを検出した場合、決済端末20に対して新たな機械読取コードの送信を停止する(ステップS214)。これにより、決済サーバ40は、決済端末20において機械読取コードが更新されなかったことを認識し、過去に決済端末20において正しく受信された機械読取コード(例えば、一つ前のコード)を決済に有効な機械読取コードとする。こうすることで、決済端末20と決済サーバ40との間で、決済に有効な機械読取コードが相違して決済が正しく実行されなくなってしまうことを抑制できる。
一方、ステップS110において決済端末20において機械読取コードを更新するタイミングが到来していない場合、決済端末20は、機械読取コードを更新させることなく処理を終了する。
上述した決済端末20によれば、店舗識別情報と決済端末識別情報のうち少なくともいずれか一方に関連づけられ商品またはサービスの購入に対応して決済用として発行される機械読取コードを受信する毎に、受信された機械読取コードを記憶部206に記憶させて更新するため、決済を行う際に記憶部206に記憶された(最新の)機械読取コードを表示することができる。これにより、ユーザは、店舗側が提示した機械読取コードを携帯端末のカメラ機能を利用して読み取ることができ、店舗側においてカメラ機能を有していなくても決済を行うことができる。また、機械読取コードを受信することに応じて更新することができるため、ある期間を経過した機械読取コードを無効にすることも可能であるためセキュリティを向上させることができる。また、受信タイミングが到来することに応じて機械読取コードを更新することができるため、決済の都度、新たな機械読取コードを生成する必要がないので、決済時に機械読取コードを発行してもらう時間を待つ必要もない。
また、決済処理を行う店舗毎に機械読取コードを発行するようにしたので、機械読取コードを商品毎に発行する場合に比べて、支払い対象とは異なる商品の機械読取コードをユーザが誤って撮影してしまう、あるいは店舗側が支払い対象とは異なる商品の機械読取コードを誤って提示してしまうことを防止し、正しい決済を行うことが可能となる。
また、店舗端末は、機械読取コードを表示できればよいため、カメラ機能を搭載していない店舗端末にも上述の決済端末20を適用することが可能である。
なお、上述したフローチャートでは、機械読取コードを正常に受信できても正常に受信できなくても、機械読取コードが受信できたか否かを表す応答を、決済端末20から機械読取コード発行装置に通知するシステム構成である場合を例に説明したが、これに限定されることはない。決済端末20は、例えば、機械読取コードを「正常に受信した」、又は「正常に受信できなかった」のどちらかの場合にのみ、その旨を表す情報を通知してもよい。
「正常に受信した」場合にのみ応答が通知されるシステム構成においては、決済端末20は、機械読取コードを正常に受信した場合、通信回線が正常なので、その応答を機械読取コード発行装置に正常に通知できる。機械読取コード発行装置は、通知された応答から決済端末20により機械読取コードが正常に受信されたことを認識して決済に有効な機械読取コードを更新できる。一方、決済端末20は、機械読取コードを正常に受信しなかった場合、通信回線が正常か否かに関わらず、応答を通知しない。機械読取コード発行装置は、応答を受信するはずの時間(例えば、機械読取コードを発行してから一定時間)に応答を受信しない場合に、決済端末20により機械読取コードが正常に受信されなかったことを認識して機械読取コードの更新を停止できる。
「正常に受信できなかった」場合にのみ応答が通知されるシステム構成においては、通信回線は正常だが、機械読取コードのデータが壊れている場合には、決済端末20は、通信回線が正常なので「正常に受信できなかった」旨の応答を通知できる。機械読取コード発行装置は、通知された応答から決済端末20により機械読取コードが正常に受信されなかったことを認識して決済に機械読取コードの更新を停止できる。通信回線が正常でない場合、決済端末20からの機械読取コードの更新要求が機械読取コード発行装置に受信されない。そもそも機械読取コードが発行されることがないため、決済端末20と機械読取コード発行装置とは共に機械読取コードを更新しない。このため、双方で決済に有効な機械読取コードが相違してしまうことがない。
また、上述の実施形態において、機械読取コードは、決済端末20からの発行要求に応じて機械読取コード発行装置によって発行される場合について説明したが、機械読取コードを発行するタイミングが到来する毎に、機械読取コード発行装置が決済端末20に対して、機械読取コードを送信するようにしてもよい。この場合、決済端末20は、機械読取コード発行装置から機械読取コードが発行されたか否かを監視し、発行されたことを検出すると、機械読取コードを受信する。
また、機械読取コード発行装置と決済端末20との間において、機械読取コードを発行するタイミングを予め共有しておき、発行タイミングが到来したタイミングで、機械読取コード発行装置から決済端末20に機械読取コードを発行してもよい。例えば、発行タイミングは、30分間隔、1時間間隔、NB−IoT規格に基づく通信タイミングの間隔等のタイミングであってもよい。NB−IoT規格では、決済端末20における待ち受け中の間欠受信(DRX(Discontinuous Reception))の周期を長く設定して(eDRX(extended Discontinuous Reception))、決済端末20のスリープ状態を長くした上で、間欠受信することが可能となっている。そのため、決済端末20が、上位装置側(機械読取コード発行装置側)からのデータを受信することが可能な受信タイミングが到来したことに応じて、当該上位側から送信される機械読取コードを受信できればよい。また、間隔を空けて受信することできれば、NB−IoT規格以外の通信方式を適用してもよい。
次に、決済システム1における決済を処理する動作を図8のシーケンス図を用いて説明する。
端末装置10は、ユーザにより起動され決済機能における画面に従って金額が入力され、決済金額が表示された画面を表示する(ステップS150)。ユーザは、端末装置10に表示させた決済金額を店舗側に提示する。
店員は、ユーザにより提示された決済金額を確認し、正しい場合には決済金額が確定される(ステップS250、YES)。決済端末20は、店員の操作により決済に利用するブランドが選択される(ステップS251)。決済端末20は、選択されたブランドに対応させた機械読取コードを表示させるとともに、店舗名などを示す文字列やユーザに機械読取コードを撮像するように促すメッセージを表示する(ステップS252)。この機械読取コードは、ブランド識別情報、店舗識別情報、決済端末識別情報が含まれる。
ここで、決済端末20は、記憶部206に記憶された機械読取コードのうち最新の機械読取コードを表示する。決済端末20は、最近の更新タイミングで機械読取コードを正常に受信できなかった場合には、記憶部206に既に記憶された過去の機械読取コード(例えば1つ前のコード)を出力する。これにより、機械読取コードを正常に受信できなかった場合であっても、過去の機械読取コードを用いて決済を行うことができ、決済により得られるはずの利益を得る機会を逃す機会損失が発生することを抑制できる。
端末装置10は、決済機能によりカメラが起動されると(ステップS151)、ユーザの操作により決済端末20に表示された機械読取コードを撮像する(ステップS152)。
端末装置10は、機械読取コードを撮像すると、撮像データに基づく機械読取コードと、決済金額、決済識別情報及びユーザを識別するユーザ識別情報を、機械読取コードに含まれるブランド識別情報に対応するブランドサーバ70に送信する(ステップS153)。ユーザ識別情報は、ユーザを個別に識別することができればよく、端末装置10の電話番号、端末装置10の個体識別番号等であってもよい。ここでは、機械読取コードをそのまま送信してもよいし、機械読取コードを解析し、ブランド識別情報、店舗情報、決済端末識別情報を抽出して送信するようにしてもよい。また、機械読取コードとともに送信される決済金額は、機械読取コードの撮像前にユーザによって入力される場合について説明したが、機械読取コードの撮像前に決済金額を入力するのではなく、機械読取コードの撮像後にユーザによって入力してもらうようにしてもよい。この場合、例えば、ユーザは、決済を行う対象のブランドを店員に伝え、店員は、そのブランドに対応する機械読取コードを決済端末20に表示させる。そして、ユーザによって端末装置10を用いて機械読取コードの撮像が行われた後、ユーザによって決済金額を端末装置10に入力してもらい、その入力された決済金額が表示された画面を店員に提示し、決済金額が正しいことを店員に確認をしてもらった後に、上述のステップS153における送信を行うための送信指示をユーザが入力するようにしてもよい。
ブランドサーバ70は、端末装置10から機械読取コード、決済金額及びユーザ識別情報等を受信すると、機械読取コードを解析することで、ブランド識別情報、決済金額、決済端末識別情報、決済識別情報を抽出し、ユーザ識別情報に対応するユーザのチャージ口座から、決済金額に基づくチャージポイントを減算することで、決済を行なう(ステップS851)。
ブランドサーバ70は、決済が終了すると、決済完了を表す決済完了通知と、決済識別情報と機械読取コードとユーザ識別情報とを決済サーバ40に送信するとともに(ステップS852)、ユーザ識別情報に基づいて、ユーザの端末装置10に、決済完了通知と決済識別情報とを送信する(ステップS853)。
ここでブランドサーバ70は、決済完了通知の送信先として、決済要求元の端末装置10と決済サーバ40を宛先とすることを予め決めておいてもよいし、機械読取コードに決済サーバ40を決済完了通知の送信先に含めることを表す情報(フラグなど)が含まれている場合に、決済サーバ40を送信先に含めるようにしてもよい。
決済サーバ40は、ブランドサーバ70から決済完了通知と機械読取コードとユーザ識別情報とを受信すると、機械読取コードを解析し、機械読取コードに含まれる、決済端末識別情報に基づいて、決済端末識別情報に対応する端末装置10に対して、決済識別情報と決済完了通知とを送信する(ステップS552)。
また、決済サーバ40は、機械読取コードに含まれるブランド識別情報、決済金額、決済端末識別情報、決済識別情報に対して、ユーザ識別情報と、決済完了を表す情報とを対応付けて決済情報記憶部402に記憶する(ステップS553)。
決済端末20は、決済サーバ40から決済識別情報と決済完了通知とを受信する。店員は、決済完了通知に基づく決済完了表示(例えば、発光部212が、青色で点滅する等)を確認して商品等をユーザに引き渡す。一方、端末装置10は、ブランドサーバ70から決済完了通知を受信すると、読取された機械読取コードに対応する決済が完了したことを画面上に表示する(ステップS155)。
なお、ユーザは、正常に商品を購入できたことをブランドサーバ70に通知する必要がある場合には、画面上に表示された決済完了の通知の後に表示される商品購入確認画面において、商品を購入できたことを表す購入完了ボタンを押下する。端末装置10は、ユーザによって購入完了ボタンが押下されると、購入完了通知と決済識別情報とをブランドサーバ70に送信する。
ブランドサーバ70は、決済完了通知を決済サーバ40と端末装置10に送信した後、決済金額に応じた金額を決済端末20の店舗の口座への支払処理を行なう(ステップS854)。ここでは、端末装置10から購入完了通知を受信することができる場合には、購入完了通知を受信したことに基づいて、店舗への支払処理を行なってもよい。
管理端末90は、定期的または管理端末90の管理者から入力される指示が入力されたタイミングに従い、決済サーバ40に対して、売上情報参照要求を送信する(ステップS951)。
決済サーバ40は、管理端末90から売上情報参照要求を受信すると、送信元の管理端末90が管理する決済端末20によって決済が行なわれた決済履歴を決済情報記憶部402から読み出して管理端末90に送信する(ステップS554)。
管理端末90は、決済サーバ40から決済履歴を受信すると、受信した決済履歴を画面上に表示する(ステップS952)。これにより、管理端末90の管理者は、自身の店舗における端末装置10が利用された決済の履歴を把握することができる。ここでは、決済予約情報に、この決済予約情報を発行した日時を含めるようにした場合には、いつどのような決済がどの端末装置10において利用されたかを把握することができる。
なお、上記において決済端末20は、ステップS255において、決済サーバ40から決済識別情報と決済完了通知とを受信すると、ブランド識別情報、決済金額、決済端末識別情報、決済識別情報をデータベースサーバ50に送信するようにしてもよい。これにより、データベースサーバ50は、ブランド識別情報、決済金額、決済端末識別情報、決済識別情報を対応づけて決済情報のログデータとして記憶することができる。
また、上述した実施形態において、ブランドサーバ70が1つである場合について説明したが、ブランドサーバ70は複数あってもよい。その場合、各ブランドサーバ70には、それぞれプリペイド口座サーバ、ポストペイド口座サーバ、クレジット口座サーバ、銀行口座サーバのいずれかが接続され、決済処理を行なうようにしてもよい。
上述した実施形態における決済端末20、決済システム1をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…決済システム、10…端末装置、20…決済端末、30…ネットワーク、40…決済サーバ、50…データベースサーバ、60a,60b,70…ブランドサーバ、80a,80c…プリペイド口座サーバ、80b…クレジット口座サーバ、90…管理端末、201…通信部、202…更新部、203…入力部、204…出力部

Claims (5)

  1. 店舗識別情報と決済端末識別情報のうち少なくともいずれか一方に関連づけられ商品またはサービスの購入に対応して決済用として発行される機械読取コードを上位装置から間欠受信するタイミングに応じて受信する受信部と、
    機械読取コードを記憶する記憶部と、
    前記機械読取コードが受信されることに応じて前記記憶部に記憶された機械読取コードを更新する更新部と、
    出力要求に応じて、前記記憶部から機械読取コードを読み出して出力する出力部と、
    を有する決済端末。
  2. 前記受信部は、受信タイミングが到来する毎に機械読取コードを受信し、
    前記出力部は、前記受信タイミングが到来しても前記機械読取コードを正常に受信できなかった場合には、前記記憶部に既に記憶された機械読取コードを出力する
    請求項1記載の決済端末。
  3. 前記受信部によって機械読取コードを受信したか否かに応じた応答を当該機械読取コードの送信元である機械読取コード発行装置に対して送信する送信部を有し、
    前記機械読取コード発行装置では、前記応答に基づいて、前記機械読取コードを受信できなかったことを検出した場合には、前記決済端末に対する新たな機械読取コードの送信を停止する
    請求項1または請求項2記載の決済端末。
  4. 前記受信部は、複数のブランド毎に異なる機械読取コードを受信し、
    前記出力部は、出力対象として選択されたブランドに対応する機械読取コードを出力する
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の決済端末。
  5. 受信部が、店舗識別情報と決済端末識別情報のうち少なくともいずれか一方に関連づけられ商品またはサービスの購入に対応して決済用として発行される機械読取コードを上位装置から間欠受信するタイミングに応じて受信し、
    記憶部が、機械読取コードを記憶し、
    更新部が、前記機械読取コードが受信されることに応じて前記記憶部に記憶された機械読取コードを更新し、
    出力部が、出力要求に応じて、前記記憶部から機械読取コードを読み出して出力する
    決済方法。
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