JP2018160958A - 端部絶縁部材および回転機 - Google Patents

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Abstract

【課題】端部絶縁部材の外周側に配置された固定子巻線が径方向外周側に移動するのを規制することができる技術を提供する。【解決手段】端部絶縁部材300は、固定子コア210の軸方向両側の少なくとも一方側に配置され、外壁部310、内壁部320および連結部330を有している。外壁部310は、外壁部外周面311から径方向外周側に突出する第1の突部340を有している。第1の突部340は、軸方向に沿って、固定子コア210側に形成された第1の外壁面341、固定子コア210と反対側に形成された第2の外壁面342、径方向外周側に形成され、第1の外壁面341と第2の外壁面342を接続する第3の外壁面343を有している。第1の突部340は、第1の突部340の周方向中央断面で見て、第1の外壁面341の径方向に沿った長さRが固定子巻線の直径Dより長く、また、第1の外壁面341と外壁部310の外壁部外周面311とにより形成される角度θ1が鋭角となるように構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、固定子コアの軸方向両側に配置される端部絶縁部材に関する。
機器を駆動する駆動電動機(例えば、空調機駆動電動機、車両駆動電動機、車載機器駆動電動機)として、固定子コアのティースに固定子巻線が集中巻き方式で巻き付けられた集中巻き電動機が用いられている。集中巻き電動機では、固定子コアの軸方向両側に端部絶縁部材(「樹脂ボビン」と呼ばれている)が配置された状態で固定子巻線が巻き付けられる。
集中巻き電動機では、端部絶縁部材の外周側に固定子巻線(例えば、各相の渡り線やリード線)が配置される。端部絶縁部材の外周側に配置された固定子巻線が軸方向に沿って移動すると、固定子巻線が他の部品(例えば、他の相の渡り線やリード線)と接触するおそれがある。このため、端部絶縁部材の外周面には、端部絶縁部材の外周側に配置される固定子巻線の軸方向に沿った移動を規制する突部が設けられている。端部絶縁部材の外周面に突部が設けられている電動機は、例えば、特許文献1(特開2008−148526号公報)に開示されている。
特開2008−148526号公報
特許文献1に開示されている電動機では、端部絶縁部材の外周面に設けられている突部によって、固定子巻線の軸方向に沿った移動を規制することはできるが、固定子巻線が径方向に沿って外周側に移動するのを(膨らむのを)規制することができない。固定子巻線が径方向に沿って外周側に移動する(膨らむ)と、固定子巻線が端部絶縁部材の外周に配置されている他の部品と接触するおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、端部絶縁部材の外周側に配置される固定子巻線が径方向外周側に移動する(膨らむ)のを規制することができる技術を提供することを目的とする。
第1発明は、端部絶縁部材に関する。本発明の端部絶縁部材は、固定子コアの軸方向両側の少なくとも一方側に配置され、好適には、絶縁特性を有する樹脂により形成される。
本発明の端部絶縁部材は、外壁部、複数の内壁部および複数の連結部を有している。外壁部は、周方向および軸方向に沿って延在し、径方向内周側に外壁部内周面、径方向外周側に外壁部外周面、軸方向に沿って固定子コア側に第1の絶縁部材端面を有する。内壁部は、外壁部より径方向内周側に配置され、周方向および軸方向に沿って延在する。連結部は、径方向に沿って延在し、外壁部と内壁部とを連結する。
外壁部は、外壁部外周面から径方向外周側に突出する少なくとも一つの第1の突部を有している。第1の突部は、軸方向に沿って固定子コア側に第1の外壁面、軸方向に沿って固定子コアと反対側に第2の外壁面、径方向外周側に、第1の外壁面と第2の外壁面とを接続する第3の外壁面を有する。そして、第1の突部の第1の外壁面の周方向中心線および第2の外壁面の周方向中心線を含む第1の突部の周方向中央断面で見て、第1の外壁面の径方向に沿った長さ(R)が、固定子巻線の直径(Dmm)以上([D≦R])、好適には、Dと8Dの範囲内([D≦R≦8D])、且つ、第1の外壁面と外壁部の外壁部外周面とにより形成される角度(θ1)が鋭角([θ1<(90度)])となるように構成されている。
本発明では、第1の突部の、固定子コア側の第1の外壁面が、径方向内周側の端部(第1の外壁面と外壁部外周面との接続部)から径方向外周側の端部(第1の外壁面と第3の外壁面との接続部)に向けて、固定子コア側の第1の絶縁部材端面からの距離が短くなるように傾斜状に形成されている。これにより、第1の突部より固定子コア側に配置される固定子巻線が、軸方向に沿って固定子コア側に移動するのを規制することができるとともに、径方向外周側に移動する(膨らむ)のを規制することができる。
第1発明の他の形態では、第1の外壁面と外壁部外周面とにより形成される角度(θ1)が、(60度)より大きく[(60度)≦(θ1)<(90度)]なるように構成されている。角度(θ1)が(60度)より小さいと、第1の突部の強度が低下する。なお、好適には、角度(θ1)が、(60度)と(80度)の範囲内に([(60度)≦(θ1)≦(80度)]を満足するように)構成される。角度(θ1)を(80度)以下に設定することによって、第1の突部の第1の外壁面により、固定子巻線の径方向外周側への移動をより効果的に規制することができる。
本形態では、第1の突部の強度を確保しながら、第1の突部より固定子コア側に配置される固定子巻線の径方向外周側への移動を規制することができる。
第1発明の他の形態では、外壁部は、軸方向に沿って固定子コアと反対側に第2の絶縁部材端面を有している。そして、第1の突部の第2の外壁面は、第2の絶縁部材端面と面一に形成されている。
本形態では、外壁部の軸方向に沿った長さ、すなわち、端部絶縁部材の軸方向に沿った長さを短くすることができる。
第1発明の他の形態では、外壁部は、軸方向に沿って第1の突部より固定子コア側に、外壁部外周面から径方向外周側に突出する少なくとも一つの第2の突部を有している。第2の突部は、軸方向に沿って固定子コア側に第4の外壁面、軸方向に沿って固定子コアと反対側に第5の外壁面、径方向外周側に、第4の外壁面と第5の外壁面とを接続する第6の外壁面を有している。第1の突部と第2の突部は、好適には、周方向に沿って交互に(一方の突部が、周方向に隣接する2つの他方の突部の間に)配置される。
本形態では、端部絶縁部材の外周側に複数の固定子巻線を配置することができる。
第1発明の他の形態では、第2の突部の第4の外壁面の周方向中心線および第5の外壁面の周方向中心線を含む第2の突部の周方向中央断面で見て、第4の外壁面の径方向に沿った長さ(S)が、固定子巻線の直径(Dmm)以上([D≦S])、好適には、Dと8Dの範囲内([D≦S≦8D])、且つ、第4の外壁面と外壁部外周面とにより形成される角度(θ2)が鋭角([θ2<(90度)])となるように構成されている。
本形態では、第2の突部の、固定子コア側の第4の外壁面が、径方向内周側の端部(第4の内壁面と外壁部外周面との接続部)から径方向外周側の端部(第4の外壁面と第6の外壁面との接続部)に向けて、固定子コア側の第1の絶縁部材端面からの距離が短くなるように傾斜状に形成されている。これにより、第2の突部より固定子コア側に配置される固定子巻線が、軸方向に沿って固定子コアと反対側に移動するのを規制することができるとともに、径方向外周側に移動する(膨らむ)のを規制することができる。
第1発明の他の形態では、第4の外壁面と外壁部外周面とにより形成される角度(θ2)が、(60度)より大きく[(60度)≦(θ2)<(90度)]なるように構成されている。角度(θ2)が(60度)より小さいと、第2の突部の強度が低下する。なお、好適には、角度(θ2)が、(60度)と(80度)の範囲内に([(60度)≦(θ2)≦(80度)]を満足するように)構成される。角度(θ2)を(80度)以下に設定することによって、第2の突部の第4の外壁面により、固定子巻線の径方向外周側への移動をより効果的に規制することができる。
本形態では、第2の突部の強度を確保しながら、第2の突部より固定子コア側に配置される固定子巻線の径方向外周側への移動を効果的に規制することができる。
第1発明の他の形態では、第2の突部は、第2の突部の周方向中央断面で見て、第5の外壁面の径方向に沿った長さ(T)が、固定子巻線の直径(Dmm)以上([D≦T])、好適には、Dと8Dの範囲内([D≦T≦8D])、且つ、第5の外壁面と外壁部外周面とにより形成される角度(θ3)が鋭角([θ3<(90度)])となるように構成されている。
本形態では、第2の突部の、固定子コアと反対側の第5の外壁面が、径方向内周側の端部(第5の内壁面と外壁部外周面との接続部)から径方向外周側の端部(第5の外壁面と第6の外壁面との接続部)に向けて、固定子コア側の第1の絶縁部材端面からの距離が長くなるように傾斜状に形成されている。これにより、軸方向に沿って第2の突部より固定子コアと反対側で、第1の突部より固定子コア側に配置される固定子巻線が、第2の突部より固定子コア側に移動するのを規制することができるとともに、径方向外周側に移動する(膨らむ)のを規制することができる。
第1発明の他の形態では、第5の外壁面と外壁部外周面とにより形成される角度(θ3)が、(60度)より大きく[(60度)≦(θ3)<(90度)]なるように構成されている。角度(θ3)が(60度)より小さいと、第2の突部の強度が低下する。なお、好適には、角度(θ3)が、(60度)と(80度)の範囲内に([(60度)≦(θ3)≦(80度)]を満足するように)構成される。角度(θ3)を(80度)以下に設定することによって、第2の突部の第5の外壁面により、固定子巻線の径方向外周側への移動をより効果的に規制することができる。
本形態では、第2の突部の強度を確保しながら、第1の突部と第2の突部との間に配置される固定子巻線の径方向外周側への移動を効果的に規制することができる。
第2発明は、回転機に関する。本発明の回転機は、固定子と、回転子とを備え、固定子は、固定子コアと、固定子コアの軸方向両側に配置される端部絶縁部材と、固定子巻線とを有する。そして、本発明では、端部絶縁部材として前述した端部絶縁部材のいずれかが用いられている。本発明は、好適には、電動機として構成される。
本発明は、前述した端部絶縁部材と同様の効果を有する。
本発明の端部絶縁部材および回転機では、端部絶縁部材の外周側に配置される固定子巻線が径方向外周側に移動する(膨らむ)のを規制することができる。
本発明の電動機の一実施形態を示す図である。 図1をII−II線から見た断面図である。 本発明の端部絶縁部材の一実施形態を示す図である。 図3を矢印IV方向から見た図である。 図3の矢印Vで示す部分の拡大図である。 図5を矢印VI−VI線から見た断面図である。 第1の突部の変形例を示す図である。 図3の矢印VIIIで示す部分の拡大図である。 図8をIX−IX線から見た断面図である。 第2の突部の変形例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
本明細書では、「軸方向」という記載は、回転子が固定子に対して相対的に回転可能に配置されている状態において、回転子の回転中心O(図2参照)を通る回転中心線P(図1参照)の方向を示す。「周方向」という記載は、回転子が固定子に対して相対的に回転可能に配置されている状態において、軸方向に直角な断面(図2参照)で見て、回転中心Oを中心とする円周方向を示す。「径方向」という記載は、回転子が固定子に対して相対的に回転可能に配置されている状態において、軸方向に直角な断面で見て、回転中心Oを通る方向を示す。「径方向内周側」という記載は、径方向に沿って回転中心O側を示し、「径方向外周側」という記載は、径方向に沿って回転中心Oと反対側を示す。
なお、端部絶縁部材に対しては、「軸方向」、「周方向」および「径方向」という記載は、端部絶縁部材が固定子コアのコア端面に対向する位置に配置されている状態における「軸方向」、「周方向」および「径方向」を示す。
電動機として構成した本発明の回転機の一実施形態100を、図1、図2を参照して説明する。なお、図1は、本実施形態の電動機110の概略構成を示す図である。また、図2は、図1をII−II線の方向から見た断面図(軸方向に直角な断面図)である。
本実施形態の電動機100は、固定子200と、固定子200に対して相対的に回転可能に支持されている回転子400により構成されている。
回転子400は、回転子コア410と回転軸420により構成されている。回転子コア410は、複数の電磁鋼板を積層した積層体により形成される。回転子400としては、電動機の種類(例えば、永久磁石電動機、誘導電動機)に対応した構造の回転子が用いられる。
固定子200は、固定子コア210、端部絶縁部材300および固定子巻線230により構成されている。
固定子コア210は、複数の電磁鋼板を積層した積層体により形成され、軸方向両側にコア端面210Aおよび210Bを有する。固定子コア210は、軸方向に直角な断面で見て、周方向に沿って延在するヨーク211と、ヨーク211から径方向に沿って回転中心O側(径方向内周側)に延在する複数のティース212を有している。ティース212は、ヨーク211から径方向に沿って径方向内周側に延在するティース基部213と、ティース基部213の径方向内周側に設けられ、周方向に沿って延在するティース先端部214を有している。ティース先端部214の径方向内周側のティース先端面215によって、回転子400が収容される回転子収容空間210aが形成される。周方向に隣接するティース212によって形成されるスロット216内には、スロット絶縁部材220を介して固定子巻線230が挿入される。
端部絶縁部材300は、固定子コア210の軸方向両側(コア端面210A、210Bと対向する位置)に配置される。
本実施形態の端部絶縁部材300を、図3、図4を参照して説明する。なお、図3は、端部絶縁部材300の斜視図である。また、図4は、図3を矢印IVで示す方向から見た図である。
端部絶縁部材300は、外壁部310、複数の内壁部320および複数の連結部330を有している。
外壁部310は、周方向および軸方向に沿って延在し、径方向外周側に外壁部外周面311、径方向内周側に外壁部内周面312を有している。内壁部320は、外壁部310より径方向内周側に配置され、周方向および軸方向に沿って延在している。連結部330は、径方向に沿って延在し、外壁部310と内壁部320を連結する。
端部絶縁部材300の外壁部310、連結部330および内壁部320は、それぞれ固定子コア210のヨーク211、ティース基部213およびティース先端部214に対向する位置に配置される。
内壁部320の径方向内周側の内壁部先端面320aによって、回転子400が挿入される回転子挿入空間300aが形成される。
なお、端部絶縁部材300は、軸方向に沿って固定子コア210側に第1の絶縁部材端面300Aを有する。第1の絶縁部材端面300Aは、固定子コア210のコア端面210Aあるいは210Bと対向する位置に配置される。また、外壁部310は、軸方向に沿って固定子コア210と反対側に第2の絶縁部材端面310Aを有する。
第1の絶縁部材端面300Aが、本発明の「第1の絶縁部材端面」に対応し、第2の絶縁部材端面310Aが、本発明の「第2の絶縁部材端面」に対応する。
なお、端部絶縁部材300は、第1の絶縁部材端面300Aから軸方向に沿って固定子コア210側に突出する位置決め用突起360を有し、固定子コア210は、コア端面210A、210Bに位置決め用凹部(図示省略)を有する。端部絶縁部材300の位置決め用突起360を固定子コア210の位置決め用凹部に嵌合することによって、固定子コア210に対して端部絶縁部材300を位置決めすることができる。
固定子巻線230は、端部絶縁部材300が固定子コア210の軸方向両側に配置された状態で、端部絶縁部材300の外壁部310、内壁部320および連結部330によって形成される凹部に巻き付けられる。
外壁部310は、固定子コア210と反対側に、第2の絶縁部材端面310A、外壁部外周面311および外壁部内周面312に開口する切り欠き部313を有する。固定子巻線230(例えば、各相の渡り線やリード線)は、切り欠き部313を介して外壁部310の径方向内周側から径方向外周側にあるいは径方向外周側から径方向内周側に渡される。
また、外壁部310は、外壁部外周面311から径方向外周側に突出する第1の突部340および第2の突部350を有している。
第1の突部340を、図5、図6を参照して説明する。なお、図5は、図3の矢印Vで示す部分の拡大図であり、図6は、図5をVI−VI線から見た断面図である。
第1の突部340は、外壁面341〜345により形成されている。
外壁面341は、軸方向に沿って固定子コア210側に形成され、径方向および周方向に沿って延在している。本実施形態では、外壁面341は、径方向に対して傾斜する方向に延在している(詳しくは、後述する)。
外壁面342は、軸方向に沿って固定子コア210と反対側に形成され、径方向および周方向に沿って延在している。本実施形態では、外壁面342は、外壁部310の第2の絶縁部材端面310Aと面一に形成されている。
外壁面343は、軸方向および周方向に沿って延在し、外壁面341と外壁面342を接続する。
外壁面344は、周方向一方側に形成され、径方向および軸方向に沿って延在している。外壁面345は、周方向他方側に形成され、径方向および軸方向に沿って延在している。
なお、第1の突部340の外壁面341〜345同士の接続部が尖っている(例えば、ピン角)と、固定子巻線230が損傷するおそれがある。このため、本実施形態では、第1の突部340の外壁面341〜345同士の接続部は曲面(例えば、R面)に形成されている。
外壁面341が、本発明の「第1の外壁面」に対応し、外壁面342が、本発明の「第2の外壁面」に対応し、外壁面343が、本発明の「第3の外壁面」に対応する。
第1の突部340の外壁面341について、図6を参照して説明する。なお、図6は、第1の突部340の外壁面341の周方向中央を通る周方向中央線および外壁面342の周方向中央を通る周方向中央線を含む断面である。本明細書では、第1の突部340の外壁面341の周方向中央線および外壁面342の周方向中央線を含む断面を、「第1の突部の周方向中央断面」という。
第1の突部340は、切り欠き部313を介して外壁部310の径方向内周側から径方向外周側に引き回され、軸方向に沿って第1の突部340より固定子コア210側に配置された固定子巻線230が、軸方向に沿って固定子コア210と反対側に移動するのを規制するとともに、径方向外周側に移動するのを規制する。
本実施形態では、図6に示されている第1の突部340の周方向中央断面で見て、外壁面341の径方向に沿った長さRが、固定子巻線230の直径Dmmより長く([D≦R]を満足するように)設定される。好適には、Dと8Dの範囲内に([D≦R≦8D]を満足するように)設定される。外壁面341の径方向に沿った長さRがDより短いと、第1の突部340の外壁面341による固定子巻線230の径方向外周側への移動規制効果が低く、8Dより長いと、第1の突部340が径方向外周側に出過ぎる。
また、外壁面341は、径方向内周側の端部(外壁面341と外壁部310の外壁部外壁面311との接続部)と第1の絶縁部材端面300Aとの間の間隔K2が、径方向外周側の端部(外壁面341と外壁面343との接続部)と第1の絶縁部材端面300Aとの間の間隔K1より長くなるように([K2>K1]を満足するように)傾斜している。そして、外壁面341と外壁部外周面311とにより形成される角度θ1が、鋭角に([θ1<(90度)]を満足するように)設定されている。好適には、(60度)以上に([60度≦θ1<(90度)]を満足するように)設定され、より好適には、(60度)と(80度)の範囲内に([(60度)≦θ1≦(80度)]を満足するように)設定される。
角度(θ1)が(60度)より小さいと、第1の突部340の強度が低下する。また、角度(θ1)を(80度)より小さく設定することによって、第1の突部340の外壁面341により、固定子巻線230が径方向外周側に移動するのをより効果的に規制することができる。
図6では、第1の突部340の外壁面341を、直線状の平坦面に形成したが、外壁面341の形状はこれに限定されない。
第1の突部340の変形例を、図7を参照して説明する。
図7に示されている第1の突部340では、外壁面341が、軸方向に沿って固定子コア210と反対側に飛び出ている円弧面に形成されている。なお、円弧面以外の曲面に形成することもできる。
図7に示されている第1の突部340の変形例においても、図6に示されている第1の突部340と同様の効果を有する。
次に、第2の突部350を、図8、図9を参照して説明する。なお、図8は、図3の矢印VIIIで示す部分の拡大図であり、図9は、図8をIX−IX線から見た断面図である。
第2の突部350は、軸方向に沿って、第1の突部340より固定子コア210側に設けられている。
第2の突部350は、外壁面351〜355により形成されている。
外壁面351は、軸方向に沿って固定子コア210側に形成され、径方向および周方向に沿って延在している。外壁面351は、径方向に対して傾斜する方向に延在している(詳しくは、後述する)。
外壁面352は、軸方向に沿って固定子コア210と反対側に形成され、径方向および周方向に沿って延在している。外壁面352は、径方向に対して傾斜する方向に延在している(詳しくは、後述する)。
外壁面353は、軸方向および周方向に沿って延在し、外壁面351と外壁面352を接続する。
外壁面354は、周方向一方側に形成され、径方向および軸方向に沿って延在している。外壁面355は、周方向他方側に形成され、径方向および軸方向に沿って延在している。
なお、第2の突部350の外壁面351〜355同士の接続部が尖っている(例えば、ピン角)と、固定子巻線230が損傷するおそれがある。このため、本実施形態では、第2の突部350の外壁面351〜355同士の接続部は曲面(例えば、R面)に形成されている。
外壁面351が、本発明の「第4の外壁面」に対応し、外壁面352が、本発明の「第5の外壁面」に対応し、外壁面353が、本発明の「第6の外壁面」に対応する。
第2の突部350の外壁面351および352について、図9を参照して説明する。なお、図9は、第2の突部350の外壁面351の周方向中央を通る周方向中央線および外壁面352の周方向中央を通る周方向中央線を含む断面であり、「第2の突部の周方向中央断面」に対応する。
第2の突部350は、切り欠き部313を介して外壁部310の径方向内周側から径方向外周側に引き回され、軸方向に沿って第2の突部350より固定子コア210と反対側に配置された固定子巻線230が、軸方向に沿って固定子コア210側に移動するのを規制するとともに、径方向外周側に移動するのを規制し、また、軸方向に沿って第2の突部350より固定子コア210側に配置された固定子巻線230は、軸方向に沿って固定子コア210と反対側に移動するのを規制するとともに、径方向外周側に移動するのを規制する。
本実施形態では、図9に示されている第2の突部350の周方向中央断面で見て、外壁面351の径方向に沿った長さSが、固定子巻線230の直径Dmmより長く([D≦S]を満足するように)設定される。好適には、Dと8Dの範囲内に([D≦S≦8D]を満足するように)設定される。外壁面351の径方向に沿った長さSがDより短いと、第2の突部350の外壁面351による固定子巻線230の径方向外周側への移動規制効果が低く、8Dより長いと、第2の突部350が径方向外周側に出過ぎる。
なお、好適には、第2の突部350の外壁面351の径方向に沿った長さSは、第1の突部340の外壁面341の径方向に沿った長さRと等しく設定される。
また、外壁面351は、径方向内周側の端部(外壁面351と外壁部310の外壁部外壁面311との接続部)と第1の絶縁部材端面300Aとの間の間隔L2が、径方向外周側の端部(外壁面351と外壁面353との接続部)と第1の絶縁部材端面300Aとの間の間隔L1より長くなるように([L2>L1]を満足するように)傾斜している。そして、外壁面351と外壁部外周面311とにより形成される角度θ2が、鋭角に([θ2<(90度)]を満足するように)設定されている。好適には、(60度)以上に([60度≦θ2<(90度)]を満足するように)設定され、より好適には、(60度)と(80度)の範囲内に([(60度)≦θ2≦(80度)]を満足するように)設定される。
角度(θ2)が(60度)より小さいと、第2の突部350の強度が低下する。また、角度(θ2)を(80度)より小さく設定することによって、第2の突部340の外壁面351により、固定子巻線230が径方向外周側に移動するのをより効果的に規制することができる。
また、図9に示されている第2の突部350の周方向中央断面で見て、外壁面352の径方向に沿った長さTが、固定子巻線230の直径Dmmより長く([D≦T]を満足するように)設定される。好適には、Dと8Dの範囲内に([D≦T≦8D]を満足するように)設定される。外壁面352の径方向に沿った長さTがDより短いと、第2の突部350の外壁面352による固定子巻線230の径方向外周側への移動規制効果が低く、8Dより長いと、第2の突部350が径方向外周側に出過ぎる。
なお、好適には、第2の突部350の外壁面352の径方向に沿った長さTは、第1の突部340の外壁面341の径方向に沿った長さRおよび第2の突部350の外壁面351の径方向に沿った長さSと等しく設定される。
また、外壁面352は、径方向内周側の端部(外壁面352と外壁部310の外壁部外壁面311との接続部)と第1の絶縁部材端面300Aとの間の間隔M2が、径方向外周側の端部(外壁面352と外壁面353との接続部)と第1の絶縁部材端面300Aとの間の間隔M1より短くなるように([M2<M1]を満足するように)傾斜している。そして、外壁面352と外壁部外周面311とにより形成される角度θ3が、鋭角に([θ3<(90度)]を満足するように)設定されている。好適には、(60度)以上に([60度≦θ3<(90度)]を満足するように)設定され、より好適には、(60度)と(80度)の範囲内に([(60度)≦θ3≦(80度)]を満足するように)設定される。
角度(θ3)が(60度)より小さいと、第2の突部350の強度が低下する。また、角度(θ3)を(80度)より小さく設定することによって、第2の突部340の外壁面352により、固定子巻線230が径方向外周側に移動するのをより効果的に規制することができる。
図9では、第2の突部350の外壁面351および352を、直線状の平坦面に形成したが、外壁面351および外壁面352の形状はこれに限定されない。
第2の突部350の変形例を、図10を参照して説明する。
図10に示されている第2の突部350では、外壁面351が、軸方向に沿って固定子コア210と反対側に飛び出ている円弧に形成され、外壁面352が、軸方向に沿って固定子コア210側に飛び出ている円弧面に形成されている。なお、円弧面以外の曲面に形成することもできる。
図10に示されている第2の突部350の変形例においても、図9に示されている第2の突部350と同様の効果を有する。
以上のように、本実施形態では、第1の突部340によって、第1の突部340より固定子コア210側に配置された固定子巻線230が、軸方向に沿って固定子コアと反対側に移動するのを規制することができるとともに、径方向外周側に移動するのを規制することができる。
また、第2の突部350によって、第2の突部350より固定子コア210と反対側で、第1の突部340より固定子コア側に配置された固定子巻線230が、軸方向に沿って固定子コア側に移動するのを規制することができるとともに、径方向外周側に移動するのを規制することができる。
また、第2の突部350によって、第2の突部350より固定子コア210側に配置された固定子巻線230が、軸方向に沿って固定子コアと反対側に移動するのを規制することができるとともに、径方向外周側に移動するのを規制することができる。
したがって、端部絶縁部材300の外周側に配置された固定子巻線230が他の部品と接触するのを防止することができる。
本発明は、実施形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
第1の突部および第2の突部は、少なくとも一つ設けられていればよい。
第1の突部と第2の突部は、好適には、周方向に沿って交互に配置されるが、第1の突部と第2の突部の配置態様は、これに限定されない。
第1の突部は、好適には、軸方向に沿って固定子コアと反対側の第2の外壁面が外壁部の第2の絶縁部材端面と面一となるように構成されるが、これに限定されない。
軸方向に沿って、第1の突部より固定子コア側に設けられる第2の突部は、軸方向に沿って固定子コア側の第1の外壁面と固定子コアと反対側の第2の外壁面のいずれか一方を有するように構成することもできる。
第2の突部を省略することもできる。
軸方向に沿って、第2の突部より固定子コア側に第3の突部を設けることもできる。第3の突部は、軸方向に沿って固定子コア側の第1の外壁面と固定子コアと反対側の第2の外壁面の少なくとも一方を有していればよい。この場合、第1の突部、第2の突部および第3の突部は、好適には、周方向に沿って、互いに重ならないように配置されるが、配置態様はこれに限定されない。
本発明は、種々の型式の電動機として構成することができる。また、電動機を含む種々の型式の回転機として構成することもできる。
100 電動機
200 固定子
210 固定子コア
210A、210B コア端面
210a 回転子収容空間
211 ヨーク
212 ティース
213 ティース基部
214 ティース先端部
215 ティース先端面
216 スロット
220 スロット絶縁部材
230 固定子巻線
300 端部絶縁部材
300A 第1の絶縁部材端面
300a 回転子収容空間
310 外壁部
310A 第2の絶縁部材端面
311 外壁部外周面
312 外壁部内周面
313 切り欠き部
320 内壁部
320a 内壁部先端面
330 連結部
340 第1の突部
341 外壁面(第1の外壁面)
342 外壁面(第2の外壁面)
343 外壁面(第3の外壁面)
344、345 外壁面
350 第2の突部
351 外壁面(第4の外壁面)
352 外壁面(第5の外壁面)
353 外壁面(第6の外壁面)
354、355 外壁面
360 位置決め用突起
400 回転子
410 回転子コア
420 回転軸

Claims (9)

  1. 固定子コアの軸方向両側の少なくとも一方側に配置される端部絶縁部材であって、
    周方向および軸方向に沿って延在し、径方向内周側に外壁部内周面、径方向外周側に外壁部外周面、軸方向に沿って固定子コア側に第1の絶縁部材端面を有する外壁部と、
    前記外壁部より径方向内周側に配置され、周方向および軸方向に沿って延在する複数の内壁部と、
    径方向に沿って延在し、前記外壁部と前記複数の内壁部とを連結する複数の連結部とを有し、
    前記外壁部は、前記外壁部外周面から径方向外周側に突出する少なくとも一つの第1の突部を有し、
    前記第1の突部は、軸方向に沿って固定子コア側に第1の外壁面、軸方向に沿って固定子コアと反対側に第2の外壁面、径方向外周側に、前記第1の外壁面と前記第2の外壁面とを接続する第3の外壁面を有し、
    前記第1の突部は、前記第1の外壁面の周方向中心線および前記第2の外壁面の周方向中心線を含む第1の突部の周方向中央断面で見て、前記第1の外壁面の径方向に沿った長さが、固定子巻線の直径より長く、前記第1の外壁面と前記外壁部の前記外壁部外周面とにより形成される角度が鋭角となるように構成されていることを特徴とする端部絶縁部材。
  2. 請求項1に記載の端部絶縁部材であって、
    前記第1の外壁面と前記外壁部外周面とにより形成される角度が(60度)より大きくなるように構成されていることを特徴とする端部絶縁部材。
  3. 請求項1または2に記載の端部絶縁部材であって、
    前記外壁部は、軸方向に沿って固定子コアと反対側に第2の絶縁部材端面を有し、
    前記第1の突部の前記第2の外壁面は、前記第2の絶縁部材端面と面一に形成されていることを特徴とする端部絶縁部材。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の端部絶縁部材であって、
    前記外壁部は、軸方向に沿って、前記第1の突部より固定子コア側に、前記外壁部外周面から径方向外周側に突出する少なくとも一つの第2の突部を有し、
    前記第2の突部は、軸方向に沿って固定子コア側に第4の外壁面、軸方向に沿って固定子コアと反対側に第5の外壁面、径方向外周側に、前記第4の外壁面と前記第5の外壁面とを接続する第6の外壁面を有していることを特徴とする端部絶縁部材。
  5. 請求項4に記載の端部絶縁部材であって、
    前記第2の突部は、前記第4の外壁面の周方向中心線および前記第5の外壁面の周方向中心線を含む第2の突部の周方向中央断面で見て、前記第4の外壁面の径方向に沿った長さが、固定子巻線の直径より長く、前記第4の外壁面と前記外壁部外周面とにより形成される角度が鋭角となるように構成されていることを特徴とする端部絶縁部材。
  6. 請求項5に記載の端部絶縁部材であって、
    前記第4の外壁面と前記外壁部外周面とにより形成される角度が(60度)より大きくなるように構成されていることを特徴とする端部絶縁部材。
  7. 請求項4〜6のうちのいずれか一項に記載の端部絶縁部材であって、
    前記第2の突部は、前記第2の突部の周方向中央断面で見て、前記第5の外壁面の径方向に沿った長さが、固定子巻線の直径より大きく、前記第5の外壁面と前記外壁部外周面とにより形成される角度が鋭角となるように構成されていることを特徴とする端部絶縁部材。
  8. 請求項7に記載の端部絶縁部材であって、
    前記第5の外壁面と前記外壁部外周面とにより形成される角度が(60度)より大きくなるように構成されていることを特徴とする端部絶縁部材。
  9. 固定子と、回転子とを備え、前記固定子は、固定子コアと、前記固定子コアの軸方向両側に配置される端部絶縁部材と、固定子巻線とを有する回転機であって、前記端部絶縁部材として請求項1〜8のうちのいずれか一項に記載の端部絶縁部材が用いられていることを特徴とする回転機。
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