JP2014158381A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転電機の絶縁性の低下を防止する。
【解決手段】回転電機1は、巻線17を巻回した複数のインシュレータ16を周方向に複数個配列し、固定子鉄心4を備えた固定子3と、固定子3の径方向内側又は外側に設けられ、回転軸8を備えた回転子2と、固定子鉄心4の軸方向一方側端部に、複数のインシュレータ16の反回転子側を囲むように設けられた絶縁シート21と、を有し、絶縁シート21は、隣接する2つのインシュレータ16,16の間の空隙15に向かって回転子側へ突出する突出部22を備える。
【選択図】図6
【解決手段】回転電機1は、巻線17を巻回した複数のインシュレータ16を周方向に複数個配列し、固定子鉄心4を備えた固定子3と、固定子3の径方向内側又は外側に設けられ、回転軸8を備えた回転子2と、固定子鉄心4の軸方向一方側端部に、複数のインシュレータ16の反回転子側を囲むように設けられた絶縁シート21と、を有し、絶縁シート21は、隣接する2つのインシュレータ16,16の間の空隙15に向かって回転子側へ突出する突出部22を備える。
【選択図】図6
Description
開示の実施形態は、回転電機に関する。
特許文献1には、環状の固定子コアの軸方向一方側端部に、円環状のシート状絶縁体を配置した回転電機が記載されている。
上記従来技術のように環状の固定子コアに複数のインシュレータが周方向に配列される構造において、各インシュレータの巻線(言い替えればコイル)を結線したりコイル同士を接続するための巻線が、固定子コアの軸方向一方側端部に沿って延設される場合がある。この延設される巻線が、隣接する2つのインシュレータの間の空隙に誤って入り込むと、巻線が固定子コアに近接し、絶縁性が低下する場合があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、絶縁性の低下を防止できる回転電機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、巻線を巻回した複数のインシュレータを周方向に複数個配列し、固定子鉄心を備えた固定子と、前記固定子の径方向内側又は外側に設けられ、回転軸を備えた回転子と、前記固定子鉄心の軸方向一方側端部に、前記複数のインシュレータの反回転子側を囲むように設けられた絶縁体と、を有し、前記絶縁体は、隣接する2つの前記インシュレータの間の空隙に向かって前記回転子側へ突出する突出部を備える回転電機が適用される。
本発明の回転電機によれば、絶縁性の低下を防止することができる。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
<回転電機の全体構成>
まず、図1及び図2を用いて本実施形態の回転電機1の全体構成について説明する。図1及び図2に示すように、回転電機1は、略円筒状の回転子2と、回転子2の外側に設けられた略円筒状の固定子3とを備える、インナーロータ型の電動機である。回転子2は回転軸8を有している。なお、以下適宜、回転子2及び固定子3の径方向を単に「径方向」と称し、回転子2及び固定子3の軸方向を単に「軸方向」と称する。
まず、図1及び図2を用いて本実施形態の回転電機1の全体構成について説明する。図1及び図2に示すように、回転電機1は、略円筒状の回転子2と、回転子2の外側に設けられた略円筒状の固定子3とを備える、インナーロータ型の電動機である。回転子2は回転軸8を有している。なお、以下適宜、回転子2及び固定子3の径方向を単に「径方向」と称し、回転子2及び固定子3の軸方向を単に「軸方向」と称する。
また、回転電機1は、略円筒状のフレーム9と、フレーム9の軸方向一方側(すなわち反負荷側。図1中の左側)の開口部を塞ぐ反負荷側ブラケット11と、フレーム9の軸方向他方側(すなわち負荷側。図1中の右側)の開口部を塞ぐ負荷側ブラケット12とを備えている。反負荷側ブラケット11および負荷側ブラケット12は、それぞれ軸受10a及び軸受10bを介して上記回転軸8を回転自在に支持している。
回転子2は、回転軸8に固定されている。回転子2は、それぞれ軸方向に延設される複数個の永久磁石7を備えている。複数個の永久磁石7は、回転子2の周縁部に周方向に沿って配列されている(図2では2個の永久磁石7のみを略示)。回転子2は、固定子3と磁気的空隙を空けて設けられている。
<固定子の詳細構造>
固定子3は、フレーム9の内周面に固着した固定子鉄心4と、固定子鉄心4の周方向に沿って配列された複数個(この例では12個)の固定子コイル5とを備えている。固定子鉄心4には、その径方向内側に、複数(この例では12個)のティース13が備えられている。これら複数のティース13は、それぞれが軸方向に貫通しつつ、周方向に沿って配列されている。この例では、固定子コイル5の軸方向の少なくとも上記他方側(図1の右側)のコイルエンド5aは、固定子鉄心4の軸方向の上記他方側と同側の端部4a(図1の右側)に密着するように折り曲げられている。なお、固定子鉄心4は、この例では、複数個の分割鉄心4Aを周方向に配列することで構成されているが、1個の単体の円筒状鉄心であってもよい。
固定子3は、フレーム9の内周面に固着した固定子鉄心4と、固定子鉄心4の周方向に沿って配列された複数個(この例では12個)の固定子コイル5とを備えている。固定子鉄心4には、その径方向内側に、複数(この例では12個)のティース13が備えられている。これら複数のティース13は、それぞれが軸方向に貫通しつつ、周方向に沿って配列されている。この例では、固定子コイル5の軸方向の少なくとも上記他方側(図1の右側)のコイルエンド5aは、固定子鉄心4の軸方向の上記他方側と同側の端部4a(図1の右側)に密着するように折り曲げられている。なお、固定子鉄心4は、この例では、複数個の分割鉄心4Aを周方向に配列することで構成されているが、1個の単体の円筒状鉄心であってもよい。
<巻線の巻回>
固定子コイル5は、固定子鉄心4の上記ティース13に取り付けられたインシュレータ16の周囲に、巻線17を巻回することにより形成されている。インシュレータ16は、この例では、上記径方向に沿った穴部を内側に有する、略矩形状の枠体である。インシュレータ16は、上記径方向の内周側及び外周側に、それぞれ鍔部16a及び鍔部16bを備えている。インシュレータ16は、上記穴部が固定子鉄心4のティース13に内周側から径方向に嵌装されることによって、固定子鉄心4の周方向に沿って複数個配列される。ティース13に取り付けられたインシュレータ16の周方向両側の直線部は、隣り合う2つのティース13,13の間に形成される、軸方向に貫通するスロット14に収容される。インシュレータ16に巻回された巻線17は、隣り合う2つのインシュレータ16,16の間に形成される空隙15に収容される。なお、インシュレータ16は、鍔部16aと同様な鍔部を有する半体と、鍔部16bと同様な鍔部を有する半体とに半割したものを、固定子鉄心4のティース13に軸方向両端側から嵌装したり、固定子鉄心4のティース13に径方向両側から嵌装するなど、種々の形式のものを使用することができる。
固定子コイル5は、固定子鉄心4の上記ティース13に取り付けられたインシュレータ16の周囲に、巻線17を巻回することにより形成されている。インシュレータ16は、この例では、上記径方向に沿った穴部を内側に有する、略矩形状の枠体である。インシュレータ16は、上記径方向の内周側及び外周側に、それぞれ鍔部16a及び鍔部16bを備えている。インシュレータ16は、上記穴部が固定子鉄心4のティース13に内周側から径方向に嵌装されることによって、固定子鉄心4の周方向に沿って複数個配列される。ティース13に取り付けられたインシュレータ16の周方向両側の直線部は、隣り合う2つのティース13,13の間に形成される、軸方向に貫通するスロット14に収容される。インシュレータ16に巻回された巻線17は、隣り合う2つのインシュレータ16,16の間に形成される空隙15に収容される。なお、インシュレータ16は、鍔部16aと同様な鍔部を有する半体と、鍔部16bと同様な鍔部を有する半体とに半割したものを、固定子鉄心4のティース13に軸方向両端側から嵌装したり、固定子鉄心4のティース13に径方向両側から嵌装するなど、種々の形式のものを使用することができる。
<絶縁確保の手法>
上記複数のインシュレータ16それぞれにおいてコイルが構成されるときにおける、各インシュレータ16の巻線17を接続したり固定子コイル5同士を結線する渡り線の絶縁確保の手法について、以下、その詳細を順を追って説明する。
上記複数のインシュレータ16それぞれにおいてコイルが構成されるときにおける、各インシュレータ16の巻線17を接続したり固定子コイル5同士を結線する渡り線の絶縁確保の手法について、以下、その詳細を順を追って説明する。
<コイル巻線態様の例>
固定子コイル5では、U相、V相、W相の各相について、電流の方向が順方向のコイルと逆方向のコイルとが設けられる。例えば、径方向に対向する2つの固定子コイル5,5を1組として、隣り合う2組の計4個の固定子コイル5のそれぞれによって、U相コイル、若しくはV相コイル、若しくはW相コイルが構成されている。
固定子コイル5では、U相、V相、W相の各相について、電流の方向が順方向のコイルと逆方向のコイルとが設けられる。例えば、径方向に対向する2つの固定子コイル5,5を1組として、隣り合う2組の計4個の固定子コイル5のそれぞれによって、U相コイル、若しくはV相コイル、若しくはW相コイルが構成されている。
すなわち、例えば図2に示すように、複数個のインシュレータ16(言い換えれば固定子コイル5)の位置を、時計方向に#1位置,#2位置,#3位置,・・・,#11位置,#12位置とする。
図2において、この例では、互いに径方向に対向する#2位置及び#8位置のインシュレータ16,16に、電流の方向が順方向となるようにそれぞれ巻線17が巻回されて、(順方向の)1組のV相コイル5Va,5Vaが構成されている。
また、上記#2位置及び#8位置の時計方向に沿って右隣り(以下、単に「右隣り」という)の、互いに径方向に対向する#3位置及び#9位置のインシュレータ16,16に、電流の方向が逆方向となるように巻線17が巻回されて、(逆方向の)1組のV相コイル5Vb,5Vbが構成されている。
また、上記#3位置及び#9位置のさらに右隣りの、互いに径方向に対向する#4位置及び#10位置のインシュレータ16,16に、電流の方向が順方向となるように巻線17が巻回されて、(順方向の)1組のW相コイル5Wa,5Waが構成されている。
また、上記#4位置及び#10位置のさらに右隣りの、互いに径方向に対向する#5位置及び#11位置のインシュレータ16,16に、電流の方向が逆方向となるように巻線17が巻回されて、(逆方向の)1組のV相コイル5Wb,5Wbが構成されている。
また、上記#5位置及び#11位置のさらに右隣りの、互いに径方向に対向する#6位置及び#12位置のインシュレータ16,16に、電流の方向が順方向となるように巻線17が巻回されて、(順方向の)1組のU相コイル5Ua,5Uaが構成されている。
また、上記#6位置及び#12位置のさらに右隣りの、互いに径方向に対向する#7位置及び#1位置のインシュレータ16,16に、電流の方向が逆方向となるように巻線17が巻回されて、逆方向の1組のU相コイル5Ub,5Ubが構成されている。
<巻線延設部>
ここで、固定子鉄心4の上記軸方向一方側(反負荷側。図1中の左側、図2中の紙面手前側)には、上述の複数のインシュレータ16の径方向外側、すなわち回転子2とは反対側(以下適宜「反回転子側」という)となるように、略環状の巻線延設部20(後述の図3、図6、図7等も参照)が備えられる。この巻線延設部20には、各インシュレータ16の巻線17を接続したり固定子コイル5同士を結線するための渡り線(後述の渡り線18a〜f等を参照)が延設される。巻線接続部20は、この例では、インシュレータ16の外周側の上記鍔部16b(図2参照)と固定子鉄心4の外周側の小突起状の縁部19とによって囲まれた、浅い環状溝である。
ここで、固定子鉄心4の上記軸方向一方側(反負荷側。図1中の左側、図2中の紙面手前側)には、上述の複数のインシュレータ16の径方向外側、すなわち回転子2とは反対側(以下適宜「反回転子側」という)となるように、略環状の巻線延設部20(後述の図3、図6、図7等も参照)が備えられる。この巻線延設部20には、各インシュレータ16の巻線17を接続したり固定子コイル5同士を結線するための渡り線(後述の渡り線18a〜f等を参照)が延設される。巻線接続部20は、この例では、インシュレータ16の外周側の上記鍔部16b(図2参照)と固定子鉄心4の外周側の小突起状の縁部19とによって囲まれた、浅い環状溝である。
<コイル巻線手順の例>
図2を用いて上述したU相コイル、V相コイル、W相コイルの配置例に沿いつつ、図3を用いて、固定子コイル5の巻線手順の一例(V相コイルの巻線手順)を説明する。なお、図示の煩雑を避けるために、固定子鉄心4の巻線接続部20に設ける絶縁シート21は図示を省略している。
図2を用いて上述したU相コイル、V相コイル、W相コイルの配置例に沿いつつ、図3を用いて、固定子コイル5の巻線手順の一例(V相コイルの巻線手順)を説明する。なお、図示の煩雑を避けるために、固定子鉄心4の巻線接続部20に設ける絶縁シート21は図示を省略している。
図3において、図示の状態は、U相、V相、W相のうちU相及びW相については、インシュレータ16への巻線17の巻回が終了した状態を表している。すなわち、U相については、#6位置及び#12位置の順方向のU相コイル5Ua,5Uaと、#7位置及び#1位置の逆方向のU相コイル5Ub,5Ubと、が形成されている。また、W相については、#4位置及び#10位置の順方向のW相コイル5Wa,5Waと、#5位置及び#11位置の逆方向のW相コイル5Wb,5Wbと、が形成されている。
<#2位置のコイルの巻回>
上記の状態から、V相の固定子コイル5を巻線する手順について、説明する。図3において、まず、V相のリード線25との接続部26aに対し巻線17を接続し、さらに#2位置のインシュレータ16の巻き始め側への渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18a」という)として引き出す。その後、#2位置のインシュレータ16に対し、上記渡り線18aに続く巻線17を、上記巻き始め側から、軸方向一方側(図3の紙面の手前側)で矢印Xaの向きとなる順方向となるように巻回する。なお、図示の明確化と理解の容易化のために、図3中、インシュレータ16に巻回した巻線17は図示していない(以下同様)。これにより、V相の順方向の#2位置のV相コイル5Vaが形成される。
上記の状態から、V相の固定子コイル5を巻線する手順について、説明する。図3において、まず、V相のリード線25との接続部26aに対し巻線17を接続し、さらに#2位置のインシュレータ16の巻き始め側への渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18a」という)として引き出す。その後、#2位置のインシュレータ16に対し、上記渡り線18aに続く巻線17を、上記巻き始め側から、軸方向一方側(図3の紙面の手前側)で矢印Xaの向きとなる順方向となるように巻回する。なお、図示の明確化と理解の容易化のために、図3中、インシュレータ16に巻回した巻線17は図示していない(以下同様)。これにより、V相の順方向の#2位置のV相コイル5Vaが形成される。
<#3位置のコイルの巻回>
その後、上述のようにして#2位置のインシュレータ16に巻回された巻線17の巻き終わり側から、巻線17を、上記右隣りの#3位置のインシュレータ16への渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18e」という)として引き出す。その後、渡り線18eに続く巻線17を、上記右隣りの#3位置のインシュレータ16に対し、軸方向一方側で上記矢印Xaとは逆の矢印Xbの向きとなる逆方向となるように巻回する。これにより、V相の逆方向の#3位置のV相コイル5Vbが形成される。
その後、上述のようにして#2位置のインシュレータ16に巻回された巻線17の巻き終わり側から、巻線17を、上記右隣りの#3位置のインシュレータ16への渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18e」という)として引き出す。その後、渡り線18eに続く巻線17を、上記右隣りの#3位置のインシュレータ16に対し、軸方向一方側で上記矢印Xaとは逆の矢印Xbの向きとなる逆方向となるように巻回する。これにより、V相の逆方向の#3位置のV相コイル5Vbが形成される。
<#9位置への渡り>
その後、上述のようにして#3位置のインシュレータ16に巻回された巻線17の巻き終わり側(軸方向他方側、図3の紙面の奥側に位置する)から、巻線17を軸方向一方側に引き出す。そして、引き出された巻線17を、相間渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18b」という)として、固定子鉄心4の上記巻線接続部20に沿って延設する(ただし、理解の便宜のために、図3中、渡り線18bは巻線接続部20に重ねず、径方向外側に離して図示している)。詳細には、この渡り線18bは、#3位置のインシュレータ16と径方向に対向する、#9位置のインシュレータ16まで延設された後、#9位置のインシュレータ16とその右隣りの#10位置のインシュレータ16との間に位置する、相間接続部26bに接続される。
その後、上述のようにして#3位置のインシュレータ16に巻回された巻線17の巻き終わり側(軸方向他方側、図3の紙面の奥側に位置する)から、巻線17を軸方向一方側に引き出す。そして、引き出された巻線17を、相間渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18b」という)として、固定子鉄心4の上記巻線接続部20に沿って延設する(ただし、理解の便宜のために、図3中、渡り線18bは巻線接続部20に重ねず、径方向外側に離して図示している)。詳細には、この渡り線18bは、#3位置のインシュレータ16と径方向に対向する、#9位置のインシュレータ16まで延設された後、#9位置のインシュレータ16とその右隣りの#10位置のインシュレータ16との間に位置する、相間接続部26bに接続される。
<#9位置のコイルの巻回>
その後、相間接続部26bから巻線17を引き出し、#9位置のインシュレータ16の巻き始め側への渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18c」という)として、軸方向他方側(図3の紙面の奥側)へ引き入れる。その後、#9位置のインシュレータ16に対し、上記渡り線18cに続く巻線17を、上記巻き始め側から、軸方向一方側で上記矢印Xbの向きとなる逆方向となるように巻回する。これにより、V相の逆方向の#9位置のV相コイル5Vaが形成される。
その後、相間接続部26bから巻線17を引き出し、#9位置のインシュレータ16の巻き始め側への渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18c」という)として、軸方向他方側(図3の紙面の奥側)へ引き入れる。その後、#9位置のインシュレータ16に対し、上記渡り線18cに続く巻線17を、上記巻き始め側から、軸方向一方側で上記矢印Xbの向きとなる逆方向となるように巻回する。これにより、V相の逆方向の#9位置のV相コイル5Vaが形成される。
<#8位置のコイルの巻回>
その後、上述のようにして#9位置のインシュレータ16に巻回された巻線17の巻き終わり側から、巻線17を、上記右隣りとは反対側の左隣り(図3中では右側に隣接して図示)の#8位置のインシュレータ16への渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18f」という)として引き出す。その後、渡り線18fに続く巻線17を、上記左隣りの#8位置のインシュレータ16に対し、軸方向他方側で上記矢印Xaの向きとなる順方向となるように、巻回する。これにより、V相の順方向の#8位置のV相コイル5Vaが形成される。以上によって、V相の固定子コイル5(V相コイル5Va,5Va,5Vb,5Vb)が完成される。
その後、上述のようにして#9位置のインシュレータ16に巻回された巻線17の巻き終わり側から、巻線17を、上記右隣りとは反対側の左隣り(図3中では右側に隣接して図示)の#8位置のインシュレータ16への渡り用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、「渡り線18f」という)として引き出す。その後、渡り線18fに続く巻線17を、上記左隣りの#8位置のインシュレータ16に対し、軸方向他方側で上記矢印Xaの向きとなる順方向となるように、巻回する。これにより、V相の順方向の#8位置のV相コイル5Vaが形成される。以上によって、V相の固定子コイル5(V相コイル5Va,5Va,5Vb,5Vb)が完成される。
<中性点への接続>
その後、上述のようにして#8位置のインシュレータ16に巻回された巻線17の巻き終り側(軸方向他方側、図3の紙面の奥側に位置する)から、巻線17を軸方向一方側に引き出す。そして、引き出された巻線17を、中性点渡り線用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、渡り線18dという)として、固定子鉄心4の上記巻線接続部20に沿って延設する(ただし、理解の便宜のために、図3中、中性点渡り線18dを巻線接続部20に重ねず、固定子鉄心4の外側に図示している)。詳細には、この渡り線18dは、#8位置のインシュレータ16とその上記左隣りの#7位置のインシュレータ16との境に位置する、上記中性点接続部26cに接続される。
その後、上述のようにして#8位置のインシュレータ16に巻回された巻線17の巻き終り側(軸方向他方側、図3の紙面の奥側に位置する)から、巻線17を軸方向一方側に引き出す。そして、引き出された巻線17を、中性点渡り線用の巻線、すなわち渡り線(以下適宜、渡り線18dという)として、固定子鉄心4の上記巻線接続部20に沿って延設する(ただし、理解の便宜のために、図3中、中性点渡り線18dを巻線接続部20に重ねず、固定子鉄心4の外側に図示している)。詳細には、この渡り線18dは、#8位置のインシュレータ16とその上記左隣りの#7位置のインシュレータ16との境に位置する、上記中性点接続部26cに接続される。
このとき、中性点接続部26cには、U相の#7位置のインシュレータ16に巻回した巻線17の巻き終り側と、W相の#11位置のインシュレータ16に巻回した巻線17の巻き終り側と、がそれぞれ接続されている。したがって、上述したように、V相の#8位置のインシュレータ16に巻回した巻線17の巻き終り側が当該中性点接続部26cへ接続されることによって、U相、V相、W相の3相コイルのスター接続が形成される。
<絶縁シート>
そして、本実施形態では、上述のように渡り線18a〜f等が延設される巻線接続部20の表面に、渡り線18a〜fと固定子鉄心4との絶縁性を向上させるための絶縁シート21(絶縁体)が設けられる。
そして、本実施形態では、上述のように渡り線18a〜f等が延設される巻線接続部20の表面に、渡り線18a〜fと固定子鉄心4との絶縁性を向上させるための絶縁シート21(絶縁体)が設けられる。
絶縁シート21は、図2に示すように、固定子鉄心4の上記巻線接続部20に沿った薄厚の環状体である。すなわち、この絶縁シート21は、複数のインシュレータ16の反回転子側を囲むように設けられている。絶縁シート21は、図4及び図5に示すように、内周側縁部に周方向に沿って上記固定子コイル5の数と同数で設けられた複数個(この例では12個)の突出部22と、外周縁部(言い換えれば反回転子側の縁部)に周方向に沿って上記固定子コイル5の数と同数で設けられた複数個(この例では12個)の凹み部23と、を備えている。凹み部23は、突出部22と略同じ周方向位置に設けられている。
<突出部>
突出部22は、図6及び上述の図2に示すように、隣接する2つのインシュレータ16,16の間の上記空隙15に向かって、回転子側(この例では径方向内側)へ突出している。この突出部22により、図7(a)に示すように、上記渡り線18a〜fが誤って空隙15の中へ深く潜り込むのが抑制され、概ね、絶縁シート21上を周方向に沿って延設されることとなる。
突出部22は、図6及び上述の図2に示すように、隣接する2つのインシュレータ16,16の間の上記空隙15に向かって、回転子側(この例では径方向内側)へ突出している。この突出部22により、図7(a)に示すように、上記渡り線18a〜fが誤って空隙15の中へ深く潜り込むのが抑制され、概ね、絶縁シート21上を周方向に沿って延設されることとなる。
<凹み部>
凹み部23は、図7(b)や上述の図2及び図6に示すように、回転子側(径方向内側)へと凹む形状を備えている。本実施形態では、上記図1〜図6及び図7(a)では図示の煩雑回避のために省略したが、実際は、図7(b)に示すように、この凹み部23の位置において、上記渡り線18a〜fのうち絶縁シート21に沿うように延設される部位と、当該絶縁シート21とが、絶縁性の紐27(結束部材)によって結束されている。すなわち、凹み部23は、紐27を入り込ませるガイド機能を兼ねている。
凹み部23は、図7(b)や上述の図2及び図6に示すように、回転子側(径方向内側)へと凹む形状を備えている。本実施形態では、上記図1〜図6及び図7(a)では図示の煩雑回避のために省略したが、実際は、図7(b)に示すように、この凹み部23の位置において、上記渡り線18a〜fのうち絶縁シート21に沿うように延設される部位と、当該絶縁シート21とが、絶縁性の紐27(結束部材)によって結束されている。すなわち、凹み部23は、紐27を入り込ませるガイド機能を兼ねている。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態の回転電機1では、固定子鉄心4において複数のインシュレータ16が周方向に配列され、各インシュレータ16には巻線17が巻回される。このとき、各インシュレータ16の巻線17(言い替えれば固定子コイル5)を結線したり固定子コイル5,5同士を接続するための渡り線18a〜fの少なくとも一部が、固定子鉄心4の軸方向一方側端部に沿って延設されている。本実施形態では、当該固定子鉄心4の軸方向一方側端部に絶縁シート21が設けられ、この絶縁シート21によって、上記のように延設される渡り線18a〜fと固定子鉄心4との間の絶縁が確保される。
以上説明したように、本実施形態の回転電機1では、固定子鉄心4において複数のインシュレータ16が周方向に配列され、各インシュレータ16には巻線17が巻回される。このとき、各インシュレータ16の巻線17(言い替えれば固定子コイル5)を結線したり固定子コイル5,5同士を接続するための渡り線18a〜fの少なくとも一部が、固定子鉄心4の軸方向一方側端部に沿って延設されている。本実施形態では、当該固定子鉄心4の軸方向一方側端部に絶縁シート21が設けられ、この絶縁シート21によって、上記のように延設される渡り線18a〜fと固定子鉄心4との間の絶縁が確保される。
そして、特に、本実施形態では、複数のインシュレータ16の径方向外側を囲むように設けられる絶縁シート21が、径方向内側への突出部22を備えている。この突出部22は、上記のように周方向に配列される複数のインシュレータ16のうち、互いに隣接する2つのインシュレータ16,16の間の空隙15に向かって、径方向内側へと突出する。これにより、上記のように固定子鉄心4の軸方向一方側端部に沿って延設される渡り線18a〜fが誤って空隙に入り込もうとした場合であっても、図8に示すように、突出部22を固定子鉄心4と渡り線18a〜fとの間に介在させ、入り込みを抑制することができる。この結果、上記渡り線18a〜fが空隙15に深く入り込んで(2点鎖線参照)固定子鉄心4と接触点Pで接触し(又は近接し)絶縁性が低下するのを、防止することができる。
また、本実施形態では特に、絶縁シート21のうち、突出部22と略同じ周方向位置となる反回転子側の縁部に、回転子側へと凹む形状の凹み部23が備えられる。これにより、図7(b)に示したように、絶縁シート21の軸方向一方側に沿うように延設される複数の渡り線18a〜fを絶縁シート21と共に結束するとき、当該凹み部23の位置において結束することで不用意な位置ずれが生じにくくなり、安定的に結ぶことができる。
また、本実施形態では特に、絶縁シート21の軸方向一方側に沿うように延設される複数の渡り線18a〜fを、凹み部23の位置において、紐27によって当該絶縁シート21とともに結束する。その際、紐27が凹み部23に入り込みつつ結束が行われる。これにより、複数の渡り線18a〜fを絶縁シート21ごと結束した合体物の外径が、紐27の位置において当該紐27の外径ぶんだけ大径化するのを、確実に防止することができる。
<変形例>
なお、開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
なお、開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、図8に対応する図9に示すように、実施形態の上記突出部22よりも長い突出部22′を設けてもよい。この突出部22′は、絶縁シート21から径方向内側(言い替えれば回転子側)に延び、隣り合う2つのインシュレータ16,16の間の空隙15に突出する。そしてさらに、突出部22′の先端側は、当該空隙15で鉤状に方向を変えつつ屈曲して、固定子鉄心4の上記軸方向他方側(図9中下側)に延びる。
これにより、上記2つのインシュレータ16,16の間の空隙15の奥深くまで突出部22′を到達させることができる。この結果、前述の渡り線18a〜fの空隙15への入り込みをさらに確実に抑制でき、さらに絶縁性を向上することができる。
なお、以上では、回転電機1が、回転子2を固定子3の内側に備えたインナーロータ型である場合を一例として説明したが、回転子を固定子の外側に備えたアウターロータ型の回転電機に対しても適用可能である。その場合、絶縁シート20は、複数のインシュレータ16の径方向内側(反回転子側)を囲むように設けられ、絶縁シート20の突出部22は、隣り合う2つのインシュレータ16の間の空隙に向かって径方向外側(回転子側)へ突出する。さらに、回転電機1が電動機である場合を一例として説明したが、回転電機1が発電機である場合にも適用することができる。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態及び変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態及び変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 回転電機
2 回転子
3 固定子
4 固定子鉄心
8 回転軸
15 空隙
16 インシュレータ
17 巻線
18a〜f 渡り線
20 巻線延設部
21 絶縁シート(絶縁体)
22 突出部
22′ 突出部
23 凹み部
27 紐(結束部材)
2 回転子
3 固定子
4 固定子鉄心
8 回転軸
15 空隙
16 インシュレータ
17 巻線
18a〜f 渡り線
20 巻線延設部
21 絶縁シート(絶縁体)
22 突出部
22′ 突出部
23 凹み部
27 紐(結束部材)
Claims (4)
- 巻線を巻回した複数のインシュレータを周方向に複数個配列し、固定子鉄心を備えた固定子と、
前記固定子の径方向内側又は外側に設けられ、回転軸を備えた回転子と、
前記固定子鉄心の軸方向一方側端部に、前記複数のインシュレータの反回転子側を囲むように設けられた絶縁体と、
を有し、
前記絶縁体は、
隣接する2つの前記インシュレータの間の空隙に向かって前記回転子側へ突出する突出部を備える
ことを特徴とする回転電機。 - 前記突出部は、
前記回転子側から軸方向他方側へと屈曲して延設されている
ことを特徴とする請求項1記載の回転電機。 - 前記絶縁体は、
前記突出部と略同じ周方向位置となる前記反回転子側の縁部に、前記回転子側へと凹む形状の凹み部を備える
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転電機。 - 前記絶縁体の前記軸方向一方側に沿うように延設される複数の巻線を、前記凹み部の位置において当該絶縁体とともに結束する、結束部材を有する
ことを特徴とする請求項3記載の回転電機。
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JP2013028456A JP5660402B2 (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | 回転電機 |
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2013
- 2013-02-15 JP JP2013028456A patent/JP5660402B2/ja not_active Expired - Fee Related
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- 2014-02-14 CN CN201420066860.0U patent/CN203722367U/zh not_active Expired - Fee Related
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