JP2018160731A - 撮像装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】インターバル撮影を複数行う場合の効率化を図る。【解決手段】CPU18は、1つの領域に対して撮影タイミングとなった場合には、その領域を切り出し範囲として設定し、撮像部13による撮像画像を切り出し範囲で切り出してファイルとして保存する。また、CPU18は、複数の領域に対して同時の撮影タイミングとなった場合には、複数の領域を含む最大の範囲を切り出し範囲として設定し、撮像部13による撮像画像を切り出し範囲で切り出した後、該切り出した範囲から更に領域毎にトリミングしてファイルとして保存する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
従来、所定の時間間隔で撮影を繰り返すインターバル撮影という撮影方法が知られている。一般に、インターバル撮影では撮影を繰り返し、撮像画像を順次保存していた(例えば特許文献1参照)。
特開2007−043463号公報
しかしながら、特許文献1に記載した技術は、撮像画像がそのままインターバル撮影の画像として保存されていたため、撮影(観察)する対象が同じ撮像範囲において複数存在する場合やインターバル撮影間隔を変えたい場合には、設定を変えてインターバル撮影をするしかないという問題がある。
そこで本発明は、インターバル撮影を複数行う場合の効率化を図ることを目的とする。
この発明に係る撮像装置は、撮像手段と、複数のインターバル撮影を設定する設定手段と、前記撮像手段に対し、前記設定手段によって複数設定されたインターバル撮影を並行して行うよう制御する撮像制御手段と、この撮像制御手段によって撮像された画像を、前記設定手段によって設定されたインターバル撮影に対応する処理内容で処理するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、インターバル撮影を複数行う場合の効率化を図ることができる。
本発明の実施形態によるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。 本実施形態によるデジタルカメラ1のインターバル撮影設定テーブル20を説明するための概念図である。 本実施形態のデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態のデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第実施形態において、設定された領域を説明するための概念図である。 本第実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するための概念図である。 本第実施形態によるデジタルカメラ1の動作を説明するための概念図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態によるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。図において、本実施形態のデジタルカメラ1は、入力部10、内部記憶部(RAM)11、通信部12、撮像部13、表示部14、音声入出力部15、外部記憶装置(SDスロット)16、ストロボ発光部17、及びCPU18を備えている。
入力部10は、複数のメカニカル操作キー、又はタッチセンサ、又は表示部14の画面上に配設されたタッチパネル等からなり、シャッタキー、ズームキー、モードキー、ムービー記録開始/終了キー、電源オンオフキー等を提供し、ユーザの操作に応じた操作信号を出力する。
内部記憶部(RAM)11は、撮像部13によって撮像された静止画データ/動画データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU18により実行されるプログラムや動作等に必要とされる各種パラメータや、プログラムを実行した際のデータを一時格納するワーキングメモリとして使用される。特に、本実施形態では、内部記憶部(RAM)11は、インターバル撮影におけるパラメータ(時間間隔、領域、静止画/動画)を保持するインターバル撮影設定テーブル20を保持する。
通信部12は、例えば、Bluetooth(登録商標)を用いて、外部機器(携帯端末など)との間で静止画データ/動画データなどを送受信する。省電力なBluetooth(登録商標)Low Energy、又は、Bluetooth(登録商標)@Smartであればより好ましい。なお、Bluetooth(登録商標)による通信部12以外にも、無線LAN(Local Area Network)や、NFC(Near Field Communication:近接無線通信)、携帯端末の移動体通信網を用いる通信手段を備えていてもよい。
撮像部13、CCDや、CMOSなどの撮像素子からなり、光学レンズ群からなるレンズブロックから入った画像を撮像素子によりデジタル信号に変換して出力する。表示部14は、液晶表示器や有機EL(Electro Luminescence)表示器などからなり、ライブビュー画像や、撮影した画像や動画、撮影条件を設定したり確認したりするための設定画面、各種のメニュー画面などを表示する。
音声入出力部15は、動画撮影時の周囲の音声を集音したり、動画の再生時に音声を出力したりする。外部記憶装置(SDスロット)16は、スロットを介して装着されたSDメモリカードなどの外部記憶装置である。ストロボ発光部17は、手動又は自動にて露出不足時に発光するLEDなどからなる発光部である。
CPU18は、プログラムを実行することで各部の動作を制御する。特に、CPU18は、その処理内容として、撮影された画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理、重畳合成処理やフィルタ処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やM−JPEG形式又はMPEG形式の圧縮・伸張)の処理、撮像画像のトリミングや撮像画像のデジタルズームなどの処理などを行う。
本実施形態では、更に、CPU18は、インターバル撮影において、上述したインターバル撮影設定テーブル20を参照してインターバル撮影の動作条件を設定し、撮影タイミングになると、撮像部13によって撮影(動画又は静止画)した後、撮影タイミングが同時の領域があるか、同時であれば設定された領域が重なるのかなどを条件として、撮像部13の最大画角(撮像画像)から切り出し範囲を設定する。
より具体的には、CPU18は、撮影タイミングが1つの領域で発生した場合には、その領域を切り出し範囲として設定し、撮像画像を切り出し範囲で切り出して、インターバル撮影設定テーブル20にて設定されたインターバル撮影の動作条件と関連付けして、ファイルとして保存する。また、CPU18は、撮影タイミングが複数の領域で同時に発生した場合には、複数の領域を含む最大の範囲を切り出し範囲として設定し、撮像画像を切り出し範囲で切り出した後、該切り出した範囲から更に領域毎にトリミングして、インターバル撮影設定テーブル20にて設定されたインターバル撮影の夫々の動作条件と関連付けして、ファイルとして保存する。このように、撮影タイミングが複数の領域で同時に発生した場合には、一つの撮像画像から各領域の部分画像を取得するようにしたので、処理の効率化を図ることができる。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ1のインターバル撮影設定テーブル20を説明するための概念図である。インターバル撮影設定テーブル20は、インターバル撮影毎に、インターバル撮影間隔を示す時間間隔21、撮像部13の撮像領域に対してどの部分であるかを示す領域22、及び静止画として撮影するのか動画として撮影するのかを示す静止画/動画23からなるインターバル撮影情報を保持する。図示の例では、インターバル#1には、5秒間隔、領域S1、静止画でインターバル撮影するように設定され、インターバル#2には、10秒間隔、領域S2、静止画でインターバル撮影するように設定され、インターバル#3には、15秒間隔、領域S3、動画でインターバル撮影するように設定されて、インターバル#4には、30秒間隔、領域S4、動画でインターバル撮影するように設定されている。
図示の設定の場合には、インターバル撮影が開始されると、インターバル撮影開始後の5秒後、25秒後、35秒後、55秒後、65秒後、85秒後...で領域S1のみに対して撮影タイミングが発生する。また、インターバル撮影開始後の10秒後、20秒後、40秒後、50秒後、70秒後、80秒後...で領域S1、S2に対して撮影タイミングが同時に発生する。また、インターバル撮影開始後の15秒、30秒後、45秒後、75秒後...で領域S1、S3に対して撮影タイミングが同時に発生する。更に、インターバル撮影開始後の30秒後、60秒後、90秒後...で、領域S1、S2、S3、S4の全てに対して撮影タイミングが同時に発生する。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図3及び図4は、本実施形態のデジタルカメラ1の動作を説明するためのフローチャートである。また、図5は、本第実施形態において、設定された領域を説明するための概念図である。図6及び図7は、本実施形態によるデジタルカメラ1のインターバル撮影動作を説明するための概念図である。
デジタルカメラ1において、CPU18は、インターバル撮影設定テーブル20からインターバル撮影情報を取得し(ステップS10)、設定されているインターバル撮影の撮像領域を設定し(ステップS12)、設定されているインターバル撮影の時間間隔に応じたインターバルタイマを設定する(ステップS14)。これによりインターバルタイマによる計時が開始され、インターバル撮影の時間間隔に達する度にトリガを発生する。
次に、CPU18は、インターバルタイムであるか否か、すなわちインターバル撮影の実行タイミングであるか否かを判断する(ステップS16)。そして、インターバルタイムでない場合、すなわちインターバル撮影の撮影タイミングでない場合には(ステップS16のNO)、CPU18は、インターバルタイマによる計時を継続する。
一方、インターバルタイムである場合、すなわちインターバル撮影の撮影タイミングになった場合には(ステップS16のYES)、CPU18は、インターバル撮影の撮影タイミングになった領域の撮影を実行する(ステップS18)。該インターバル撮影では、撮像部13によって撮影(動画又は静止画)した後、撮影タイミングが同時に発生した領域があるか、同時であれば領域が重なるかなどを条件として、撮像部13の最大画角(撮像画像)に対する切り出し範囲を設定する。なお、該インターバル撮影の詳細については後述する。
次に、CPU18は、動画から静止画に変換するか否かを判断する(ステップS20)。これは、複数の領域に対して撮影タイミングが同時に発生した場合、複数の領域のいずれかが動画によるインターバル撮影だった場合、一旦、インターバル撮影としては動画で撮影し、その後、動画に設定されている領域には動画をインターバル撮影として残し、静止画に設定されている領域には動画からフレーム単位で抜き出した静止画をインターバル撮影として残すことになる。そこで、上記ステップS20では、動画と静止画とが混在するか否か、すなわち、動画から静止画に変換する必要があるかを判断している。
そして、動画から静止画に変換する場合には(ステップS20のYES)、CPU18は、撮影した動画から所定のフレームを抜き出して静止画に変換する(ステップS22)。次に、CPU18は、撮影した動画を設定された切り出し範囲で切り出した後、対応する領域に応じてトリミングし、該トリミングした部分画像をインターバル撮影設定テーブル20にて設定されたインターバル撮影の動作条件と関連付けして、ファイルとして外部記憶装置(SDスロット)16に保存する(ステップS24)。
すなわち、CPU18は、動画に設定されている領域に対しては、切り出し範囲で切り出した後、対応する領域に応じてトリミングし、トリミングした部分画像(動画)を設定されたインターバル撮影の動作条件と関連付けして、ファイルとして外部記憶装置(SDスロット)16に保存し、静止画に設定されている領域に対しては、切り出し範囲で切り出した後、対応する領域に応じてトリミングし、トリミングした部分画像(静止画)を設定されたインターバル撮影の動作条件と関連付けして、ファイルとして外部記憶装置(SDスロット)16に保存する。
一方、動画から静止画に変換しない場合、すなわち複数の領域の全てが静止画又は動画(つまり静止画と動画が混在していない)、あるいは一つの領域である場合には(ステップS20のNO)、CPU18は、撮影した静止画又は動画を切り出し範囲で切り出した後、対応する領域に応じてトリミングし、該トリミングした部分画像(静止画又は動画)を設定されたインターバル撮影の動作条件と関連付けして、ファイルとして外部記憶装置(SDスロット)16に保存する(ステップS24)。
CPU18は、トリミングした部分画像をファイルとして保存した後、インターバル撮影が終了したか否かを判断する(ステップS26)。なお、インターバル撮影の終了は、予め設定されている終了時間(時刻)であってもよいし、ユーザの操作によって強制的に終了されるものであってもよい。そして、インターバル撮影が終了していない場合には(ステップS26のNO)、CPU18は、ステップS16に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、インターバル撮影が終了した場合には(ステップS26のYES)、当該処理を終了する。
次に、図4、図5、図6(a)、(b)及び図7(a)、(b)を参照して、上記ステップS18のインターバル撮影動作について説明する。CPU18は、撮影タイミングになると、現在の撮影タイミングが他の領域に対する撮影タイミングと同時であるか否かを判断する(ステップS30)。そして、現在の撮影タイミングが他の領域の撮影タイミングと同時である場合には(ステップS30のYES)、CPU18は、同時の撮影タイミングとなった複数の領域に対して動画によるインターバル撮影が設定されているか否かを判断する(ステップS32)。
そして、複数の領域のいずれか1つに対してでも動画によるインターバル撮影が設定されている場合には(ステップS32のYES)、撮像部13によって所定の時間、動画を撮影する(ステップS34)。一方、複数の領域のいずれに対しても静止画によるインターバル撮影が設定されている場合には(ステップS32のNO)、撮像部13によって静止画を撮影する(ステップS36)。
次に、CPU18は、撮影タイミングが同時に発生した領域が重なるか否かを判断する(ステップS38)。
例えば、現在、図5に示すように、撮像部13の最大画角(撮像画像)Sに対して、領域S1〜S4が設定されているものとする。領域S1〜S4は、図2のインターバル撮影#〜#4に対応する。そして、図6(a)には、領域S1と領域S2との撮影タイミングが同時に発生した場合を示しており、図6(b)には、領域S1〜S4の撮影タイミングが同時に発した場合を示している。また、図7(a)には、領域S1と領域S3との撮影タイミングが同時に発生した場合を示しており、図7(b)には、領域S1のみに撮影タイミングが発生した場合を示している。
そして、撮影タイミングが同時に発生した領域が重なっている場合には(ステップS38のYES)、CPU18は、重なる領域の中心に、撮影タイミングが同時に発生した複数の領域を含む最大の範囲を切り出し範囲として設定する(ステップS40)。例えば、図6(a)に示すように、領域S1と領域S2との撮影タイミングが同時に発生し、かつ領域S1と領域S2との一部が重なっている場合には、重なる領域の中心に、撮影タイミングが同時に発した複数の領域S1、S2を含む最大の範囲を切り出し範囲SAとして設定する。あるいは、例えば、図6(b)に示すように、領域S1、S2、S3、S4の全ての撮影タイミングが同時に発生し、かつ重なっている場合には、重なる領域の中心に、撮影タイミングが同時である複数の領域S1〜S4を含む最大の範囲を切り出し範囲SB(=領域S4)として設定する。その後、上述したメインルーチンに戻る。
一方、撮影タイミングが同時である領域が重なっていない場合には(ステップS38のNO)、CPU18は、撮影タイミングが同時に発生した複数の領域を含む最大の範囲を切り出し範囲として設定する(ステップS42)。例えば、図7(a)に示すように、領域S1と領域S3との撮影タイミングが同時に発生したが、領域S1と領域S3の一部が重なっていない場合には、複数の領域S1、S3を含む最大の範囲を切り出し範囲SCとして設定する。その後、上述したメインルーチンに戻る。
また、現在の撮影タイミングが、他のインターバル撮影の撮影タイミングと同時でない場合、すなわち1つの領域に対する撮影タイミングになった場合には(ステップS30のNO)、CPU18は、当該領域に対して動画によるインターバル撮影が設定されているか否かを判断する(ステップS44)。
そして、当該領域に対して動画によるインターバル撮影が設定されている場合には(ステップS44のYES)、CPU18は、撮像部13によって所定の時間、動画を撮影する(ステップS46)。一方、該当領域に対して静止画によるインターバル撮影が設定されている場合には(ステップS44のNO)、CPU18は、撮像部13によって静止画を撮影する(ステップS48)。次に、CPU18は、当該領域を切り出し範囲として設定する(ステップS40)。例えば、図7(b)に示すように、現在の撮影タイミングが領域S1のみに対して発生した場合には、その領域S1を切り出し範囲SDとして設定する。その後、上述したメインルーチンに戻る。
上述した実施形態によれば、一つの撮像画像に設定した領域に対するインターバル撮影間隔において、複数の領域に対して撮影タイミングが同時に発生した場合に、撮影タイミングで撮像された撮像領域から撮影タイミングが同時に発生した領域の部分画像を切り出すようにしたので、一つの撮像画像から部分画像を取得する場合の処理の効率化を図ることができる。
上述した実施形態によれば、撮影タイミングが同時に発生した領域が存在し、かつ撮影タイミングで、重なり合う領域がある場合に、撮影タイミングで撮像された撮像領域から重なり合う領域の全てを含む範囲の画像を切り出すようにしたので、一つの撮像画像から部分画像を取得する場合の処理の効率化を図ることができる。
上述した実施形態によれば、一つの撮像画像に対して複数の領域を設定可能としたので、一つの撮像画像から複数のインターバル撮影による部分画像を容易に取得することができる。
上述した実施形態によれば、インターバル撮影として、複数の領域のそれぞれ毎に切り出した部分画像を管理するようにしたので、複数のインターバル撮影による部分画像を容易に管理することができる。
なお、上述した実施形態では、インターバル撮影の領域毎に時間間隔のみを対応付けて記憶していたが、インターバル撮影の領域毎に、時間間隔に加えてシャッタースピードを設定可能としてもよい。撮影タイミングが同時となった場合、それぞれの領域に対応付けて設定されたシャッタースピードのうち、最も速いシャッタースピード(短い時間)で撮像し、撮像後にそれぞれの領域のシャッタースピードに合わせて画像の明るさを調整すればよい。
また、上述した実施形態において、インターバル撮影の領域毎にホワイトバランスを設定可能としてもよい。撮影タイミングが同時となった場合、一旦、RAW(非圧縮)で撮像しておき、後でインターバル撮影において前後に撮影した画像の色味を勘案して今回の画像の色味を調整すればよい。
また、上述した実施形態においては、撮像部13が備える光学レンズ群について詳述しなかったが、本発明は35mm換算で28mm以下の画角の広角レンズや、魚眼レンズ、180°、360°の全周囲を撮影する光学レンズを備えた撮像部、及び、カメラに対してより大きな効果を発する。この場合、CPU18の処理内容には更に、歪曲補正周辺減光(シェーディング)補正が含まれ、切り出し範囲に対応して撮像画像の歪みや減光補正を行うことが追加される。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、撮像手段と、複数のインターバル撮影を設定する設定手段と、前記撮像手段に対し、前記設定手段によって複数設定されたインターバル撮影を並行して行うよう制御する撮像制御手段と、この撮像制御手段によって撮像された画像を、前記設定手段によって設定されたインターバル撮影に対応する処理内容で処理するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置である。
(付記2)
付記2に記載の発明は、前記インターバル撮影と対応付けて、前記撮像手段が撮像した撮像領域における切り出し範囲を設定する切り出し範囲設定手段を更に備え、前記制御手段は、前記処理内容として、前記撮像制御手段によって撮像された画像を前記切り出し範囲設定手段によって設定された切り出し範囲で切り出すことを特徴とする付記1記載の撮像装置である。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記切り出し範囲設定手段は、前記複数設定されたインターバル撮影の各々と対応付けて、前記撮像領域において夫々異なる切り出し範囲を設定することを特徴とする付記2記載の撮像装置である。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記設定手段によって設定されるインターバル撮影は、夫々撮影間隔が異なるものであり、前記複数のインターバル撮影において撮影タイミングが重なるものがあるか否かを判断する撮影タイミング判断手段を備え、前記制御手段は、前記撮影タイミング判断手段によって撮影タイミングが重なるものがあると判断されると、対応する切り出し範囲を全て含む領域を切り出すことを特徴とする付記3に記載の撮像装置である。
(付記5)
付記5に記載の発明は、撮影タイミングで前記切り出し範囲が重なるか否かを判断する切り出し範囲判断手段を更に備え、前記制御手段は、前記切り出し範囲判断手段によって切り出し範囲が重なると判断されると、前記処理内容として前記撮像領域からこの重なる切り出し範囲を全て含む領域を切り出すことを特徴とする付記2乃至4の何れか一つに記載の撮像装置である。
(付記6)
付記6に記載の発明は、前記制御手段は、前記切り出し範囲判断手段によって切り出し範囲が重ならないと判断されると、前記処理内容として前記撮像領域からこれら複数の切り出し範囲を全て含む領域を切り出すことを特徴とする付記5に記載の撮像装置である。
(付記7)
付記7に記載の発明は、前記制御手段は、前記処理内容として更に、前記インターバル撮影の各々に対応して切り出された画像を、その解像度またはサイズが等しくなるように加工するよう制御することを特徴とする付記2乃至6の何れか一つに記載の撮像装置である。
(付記8)
付記8に記載の発明は、前記制御手段は、前記処理内容として、前記撮像制御手段によって撮像された画像を前記設定手段によって設定されたインターバル撮影と対応付けて記憶手段に記憶させることを含むことを特徴とする付記1乃至7の何れか一つに記載の撮像装置である。
(付記9)
付記9に記載の発明は、撮像部を備える撮像装置の画像処理方法であって、複数のインターバル撮影を設定する設定ステップと、前記撮像部に対し、前記設定ステップにて複数設定されたインターバル撮影を並行して行うよう制御する撮像制御ステップと、この撮像制御ステップにて撮像された画像を、前記設定ステップにて設定されたインターバル撮影に対応する処理内容で処理するよう制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法である。
(付記10)
付記10に記載の発明は、撮像部を備える撮像装置のコンピュータを、複数のインターバル撮影を設定する設定手段、前記撮像部に対し、前記設定手段によって複数設定されたインターバル撮影を並行して行うよう制御する撮像制御手段、この撮像制御手段によって撮像された画像を、前記設定手段によって設定されたインターバル撮影に対応する処理内容で処理するよう制御する制御手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
1 デジタルカメラ
10 入力部
11 内部記憶部(RAM)
12 通信部
13 撮像部
14 表示部
15 音声入出力部
16 外部記憶装置(SDスロット)
17 ストロボ発光部
18 CPU
20 インターバル撮影条件テーブル

Claims (10)

  1. 撮像手段と、
    複数のインターバル撮影を設定する設定手段と、
    前記撮像手段に対し、前記設定手段によって複数設定されたインターバル撮影を並行して行うよう制御する撮像制御手段と、
    この撮像制御手段によって撮像された画像を、前記設定手段によって設定されたインターバル撮影に対応する処理内容で処理するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記インターバル撮影と対応付けて、前記撮像手段が撮像した撮像領域における切り出し範囲を設定する切り出し範囲設定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記処理内容として、前記撮像制御手段によって撮像された画像を前記切り出し範囲設定手段によって設定された切り出し範囲で切り出すことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記切り出し範囲設定手段は、前記複数設定されたインターバル撮影の各々と対応付けて、前記撮像領域において夫々異なる切り出し範囲を設定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記設定手段によって設定されるインターバル撮影は、夫々撮影間隔が異なるものであり、
    前記複数のインターバル撮影において撮影タイミングが重なるものがあるか否かを判断する撮影タイミング判断手段を備え、
    前記制御手段は、前記撮影タイミング判断手段によって撮影タイミングが重なるものがあると判断されると、対応する切り出し範囲を全て含む領域を切り出すことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 撮影タイミングで前記切り出し範囲が重なるか否かを判断する切り出し範囲判断手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記切り出し範囲判断手段によって切り出し範囲が重なると判断されると、前記処理内容として前記撮像領域からこの重なる切り出し範囲を全て含む領域を切り出すことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一つに記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記切り出し範囲判断手段によって切り出し範囲が重ならないと判断されると、前記処理内容として前記撮像領域からこれら複数の切り出し範囲を全て含む領域を切り出すことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記処理内容として更に、前記インターバル撮影の各々に対応して切り出された画像を、その解像度またはサイズが等しくなるように加工するよう制御することを特徴とする請求項2乃至6の何れか一つに記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記処理内容として、前記撮像制御手段によって撮像された画像を前記設定手段によって設定されたインターバル撮影と対応付けて記憶手段に記憶させることを含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一つに記載の撮像装置。
  9. 撮像部を備える撮像装置の画像処理方法であって、
    複数のインターバル撮影を設定する設定ステップと、
    前記撮像部に対し、前記設定ステップにて複数設定されたインターバル撮影を並行して行うよう制御する撮像制御ステップと、
    この撮像制御ステップにて撮像された画像を、前記設定ステップにて設定されたインターバル撮影に対応する処理内容で処理するよう制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. 撮像部を備える撮像装置のコンピュータを、
    複数のインターバル撮影を設定する設定手段、
    前記撮像部に対し、前記設定手段によって複数設定されたインターバル撮影を並行して行うよう制御する撮像制御手段、
    この撮像制御手段によって撮像された画像を、前記設定手段によって設定されたインターバル撮影に対応する処理内容で処理するよう制御する制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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