JP2009284124A - 書画カメラ及びその撮影方法、書画カメラシステム - Google Patents

書画カメラ及びその撮影方法、書画カメラシステム Download PDF

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Abstract

【課題】大きさが異なる複数の対象物を撮影し、その対象物をスクリーンに投影する際における投影画像の質を常に一定以上に確保する。
【解決手段】
CCD13によって任意の対象物を撮影し、その撮影画像をケーブル3を介してプロジェクタ51に出力する書画カメラ1において、書画カメラ1のCPU11を、対象物の画角内における大きさを取得する取得手段と、撮影画像の解像度を、取得された対象物の画角内における大きさに応じた所定の解像度に設定する解像度設定手段と、設定された解像度の撮影画像をCCD13を用いて取得する処理を行う撮影手段として機能させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、任意の対象物を撮影し、その撮影画像をプロジェクタ等に出力する書画カメラ及びその撮影方法、書画カメラシステムに関するものである。
従来、カタログや新聞、雑誌の切り抜き等の書画原稿や、比較的小さな商品サンプル等の立体物といった任意の対象物の撮影画像をプロジェクタを用いてスクリーン(又はホワイトボード等)へ投影するための装置として書画カメラがある。係る書画カメラは、撮影対象を載置する台座を備え、撮影した対象物の画像データを接続ケーブルを介して、あるいは無線によってプロジェクタに直接転送したり、パーソナルコンピュータを介して転送したりすることができるよう構成されたものが一般的である(例えば下記特許文献1参照)。また、書画カメラにはプロジェクタに一体的に設けられたものもある。
特開2005−123707号公報
ところで、書画カメラによって撮影した対象物の画像(撮影画像)をスクリーンに投影するとき、対象物の大きさは一定ではないため、対象物が書画カメラの画角に対して小さく、それが撮影画像の一部に過ぎない場合もある。その場合、対象物の画像をスクリーン(又はホワイトボード)上の投影画面(投影領域)いっぱいに表示させる、つまり全体表示させるためには、例えば書画カメラやプロジェクタ(又はパーソナルコンピュータ)において撮影画像から投影対象とする所定領域を切り出し、切り出した部分画像をプロジェクタによってスクリーンに投影させればよい。
しかしながら、書画カメラにおいては、対象物を撮影するときの画像の解像度(撮影解像度)が、撮影画像のデータをプロジェクタ等へ転送する際の転送速度とプロジェクタが投影する画像の解像度とを基準として固定されているため、上記のように撮影画像の一部を全体表示させる場合には、スクリーン上での画像(投影画像)の質が低下することとなる。そのため、プロジェクタの使用中(プレゼンテーション中や会議中)に、大きさが異なる複数の対象物を書画カメラにより撮影して投影するようなときには、投影画像の質が大きく変化してしまう場合があるという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、大きさが異なる複数の対象物を撮影し、その対象物をスクリーンに投影する際における投影画像の質を常に一定以上に確保することが可能な書画カメラ及びその撮影方法、書画カメラシステムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係る書画カメラにあっては、任意の対象物を撮影し、その撮影画像を出力する書画カメラにおいて、前記対象物の画角内における大きさを取得する取得手段と、前記撮影画像の解像度を、前記取得手段により取得された前記対象物の画角内における大きさに応じた所定の解像度に設定する解像度設定手段と、この解像度設定手段により設定された解像度の前記撮影画像を撮像素子を用いて取得する処理を行う撮影手段と、この撮影手段により取得された撮影画像を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係る書画カメラにあっては、前記解像度設定手段は、前記撮影画像の解像度を、前記対象物の画角内における大きさが閾値以上であるときには第1の解像度に設定し、かつ前記対象物の画角内における大きさが閾値よりも小さいときには前記第1の解像度よりも高い第2の解像度に設定することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明に係る書画カメラにあっては、前記解像度設定手段は、前記対象物の画角内における大きさが予め段階分けされている複数段階のうちのいずれの段階に該当するかを判断する判断手段を含み、前記撮影画像の解像度を、前記対象物の画角内における大きさの各々の段階に対応して予め決められているとともに対応する段階の大きさが小さいほど高い複数の解像度のいずれかであって、前記判断手段により判断した段階に対応する所定の解像度に設定することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係る書画カメラにあっては、前記取得手段は、前記撮影手段が対象物の撮影画像を取得する撮影タイミングに先立つ所定のタイミングで前記撮像素子により撮像された画像に基づいて、前記対象物の画角内における大きさを取得することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明に係る書画カメラにあっては、前記撮影手段は、前記撮像素子により撮像された画像において前記任意の対象物に対応する領域を検出する検出手段と、この検出手段により検出した領域の部分画像を撮影画像として切り出す切り出し手段とを含むことを特徴とする。
また、請求項6記載の発明に係る書画カメラにあっては、前記撮影手段は、外部機器からの要求に応答し前記撮影画像を取得する処理を行うことを特徴とする。
また、請求項7記載の発明に係る書画カメラの撮影方法にあっては、任意の対象物を撮影し、その撮影画像を出力する書画カメラにおいて、前記対象物の画角内における大きさを取得する工程と、前記撮影画像の解像度を、取得した大きさに応じた所定の解像度に設定する工程と、設定された解像度の前記撮影画像を撮像素子を用いて取得する処理を行う工程と、取得した撮影画像を出力する工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項8記載の発明に係る撮影制御プログラムにあっては、任意の対象物を撮影し、その撮影画像を出力する書画カメラが有するコンピュータに、前記対象物の画角内における大きさを取得する処理と、前記撮影画像の解像度を、取得した大きさに応じた所定の解像度に設定する処理と、設定された解像度の前記撮影画像を撮像素子を用いて取得する処理と、取得した撮影画像を出力する処理とを実行させることを特徴とする。
また、請求項9記載の発明に係る書画カメラシステムにあっては、任意の対象物を撮影し、その撮影画像を出力する書画カメラと、当該書画カメラから出力された撮影画像を利用する他の装置とを含む書画カメラシステムであって、前記書画カメラは、前記撮影画像の解像度を、前記表示処理装置からの要求に応じた所定の解像度に設定する解像度設定手段と、この解像度設定手段により設定された解像度の前記撮影画像を撮像素子を用いて取得する処理を行う撮影手段と、この撮影手段により取得された撮影画像、及び前記撮影手段が当該撮影画像を取得する撮影タイミングに先立つ所定のタイミングで前記撮像素子により撮像された画像を前記表示装置に出力する出力手段とを備え、前記他の装置は、前記撮影タイミングに先立つ所定のタイミングで前記書画カメラから出力された画像に基づいて、前記対象物の前記書画カメラが有する画角内における大きさを取得する取得手段と、前記撮影画像の解像度として、前記取得手段により取得された前記対象物の前記書画カメラが有する画角内における大きさに応じた所定の解像度を前記書画カメラに要求する解像度要求手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項10記載の発明に係る書画カメラシステムにあっては、前記他の装置は、前記書画カメラから出力された画像をスクリーンに投影するための投影光に変換する画像変換手段と備えた投影装置であることを特徴とする。
本発明によれば、大きさが異なる複数の対象物を撮影し、その対象物をスクリーンに投影する際における投影画像の質を常に一定以上に確保することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本発明に係る書画カメラを含む撮影画像表示システムを示す構成図である。この撮影画像表示システムは、書面原稿やカタログ等の対象物Aを撮影し、その撮影画像をスクリーンSに投影可能とするものであり、図示したように書画カメラ1とプロジェクタ(投影装置)51とからなり、双方がUSBケーブル100により接続されている。図2は、書画カメラ1とプロジェクタ51の電気的構成の概略を示すブロック図である。
(書画カメラの構成)
まず、前記書画カメラ1の構成について説明する。書画カメラ1は、対象物Aを載せる原稿台5及び支柱6からなるカメラスタンド7と、支柱6の上部に取り付けられたカメラ部8とから構成されている。カメラ部8は、カメラスタンド7に着脱自在なデジタルカメラにより構成されており、ごく一般的なデジタルカメラと同様に、電子ビューファインダとして機能する液晶モニタ81や、シャッターキー82、動作モードの切替操作や動作内容の設定操作に使用される決定キーを含む方向キー83が設けられている。
書画カメラ1は、AE(自動露出)、AF(オートフォーカス)、AWB(オートホワイトバランス)といった一般的な機能を備えたものであり、装置全体の制御を行うCPU11を中心とし、以下に述べる各部から構成されている。
すなわちCPU11には、ズームレンズ及びフォーカスレンズからなる光学系、及びそれらを駆動するモータ及び駆動回路等で構成される光学レンズ装置12と、上記光学系により結像された光学像をデジタル化して取り込む撮像素子であるCCD13、画像メモリ14、画像処理部15、内蔵フラッシュメモリ16、表示部17が接続されている。
表示部17は、前記液晶モニタ81及びその表示駆動回路等から構成される。CCD13により撮像された被写体の画像は、前記画像メモリ14に一次記憶されるとともに、画像処理部15によって色調整や、明るさ調整等の所定の画像処理を施されるとともに、YUVデータへ変換される。変換後のYUVデータは、CPU11によって前記液晶モニタ81の表示解像度に応じた画素サイズへの画素間引きを行われた後、表示部17へ送られ液晶モニタ81においてスルー画像として表示される。
なお、書画カメラ1がプロジェクタ51に接続されずに単独で使用されている場合の記録モードにおいて、シャッターキー82の操作に応じてCCD13により撮像された被写体の画像は、CPU11によって、予め設定されている撮影解像度(記録画素サイズ)に画素間引きを行われるとともに、JPEG等の所定の方式で圧縮された後、前記内蔵フラッシュメモリ16に記録される。また、記録された画像データは、再生モードにおいて必要応じて読み出されるとともに、CPU11によって伸長された後、液晶モニタ81に画面表示(再生)される。
また、CPU11には、前記シャッターキー82や方向キー83、及び図示しない電源キー等の各種のスイッチ類18と、ROM19、USBインターフェース20が接続されており、USBインターフェース20にはUSBコネクタ21が接続されている。そして、このUSBコネクタ21に前記USBケーブル100が接続されている。
本実施形態の書画カメラ1には、基本となる動作モードとして前述した記録モード及び再生モードとは別に、撮影画像をプロジェクタ51に転送するための書画カメラモードが設けられており、図示したようにUSBケーブル100を介してプロジェクタ51に接続されると、CPU11が動作モードを自動的に書画カメラモードに設定することにより、書画カメラ1で撮影した対象物Aの撮影画像がUSBケーブル100を介してプロジェクタ51へ出力される。すなわち本実施形態においてはUSBインターフェース20及びUSBコネクタ21により本発明の出力手段に相当する。
前記ROM19には、CPU11に前述した画素間引き処理や、画像データの圧縮/伸長処理を行わせたり、各部の動作を制御させたりするためのプログラムが記憶されている。係るプログラムにはAE制御、AF制御、AWB制御に関する制御プログラムが含まれるとともに、特に本実施形態においては、書画カメラ1が図1に示したようにプロジェクタ51と接続された状態での書画カメラモードにおいてCPU11を本発明の取得手段、解像度設定手段(判断手段を含む)、撮影手段、検出手段、切り出し手段として機能させるための撮影制御プログラムが記憶されている。また、前記ROM19には、図3に示した後述する解像度設定テーブルTも記録されている。
(プロジェクタの構成)
一方、前記プロジェクタ51はCPU52、ROM53、RAM54、画像入力部55、表示部56、USBインターフェース57、キー入力部58を備えている。画像入力部55には、プロジェクタ51に図外のパーソナルコンピュータ(以下、PC)等からRBG信号を入力する際に使用される信号入力端子59が接続されており、信号入力端子59から入力した入力画像信号(RGB信号)は、画像入力部55において画像を投影するための表示信号に変換された後、表示部56へ送られる。
表示部56は、クリプトンランプ等の光源、及び光源の光を入力表示信号に応じた投影光に変換するための液晶やマイクロミラーアレイ等の画像変換素子(画像変換手段)と、その画像変換素子を、画像入力部55から送られた表示信号に基づき駆動する駆動回路、さらに投影レンズ等の光学系とから構成される。この表示部56において入力表示信号に応じた投影光が生成され、それがスクリーンS(又はホワイトボード)に向けて照射されることによって、入力表示信号に基づく画像がスクリーンSに投影される。
また、USBインターフェース57にはUSBコネクタ60が接続されており、このUSBコネクタ60に前記USBケーブル100が接続されている。USBケーブル100を介して前記書画カメラ1から入力した画像データも前記画像入力部55に入力され、画像入力部55において表示信号に変換された後、表示部56へ送られることによって、書画カメラ1により撮影された画像がスクリーンS等に投影される。
前記キー入力部58は、電源スイッチや、ユーザーがプロジェクタ51における動作モードの設定操作、及びその他の各種操作に使用される複数の操作キーから構成される。前記ROM53には、CPU52に前述した各部の動作を制御させたり、さらに必要に応じて書画カメラ1の所定の動作内容を設定させたりするための制御プログラムが記憶されている。そして、CPU52は、キー入力部58における操作キーの操作に応じ上記制御プログラムに従ってプロジェクタ51の動作を制御する。その際、前記RAM54はCPU52の作業用メモリとして使用される。
(書画カメラの動作説明)
次に、前述した書画カメラ1において、図1に示したようにUSBケーブル100によってプロジェクタ51と接続されることにより書画カメラモードが設定されているときの動作について説明する。図4は、そのときのCPU11の処理手順を示したフローチャートである。
CPU11は、書画カメラモードでの動作を開始すると、直ちに所定のフレームレートでCCD13を駆動して被写体の画像を取り込む撮像処理を開始し、撮像処理により取得した画像を液晶モニタ81に表示し、それを逐次更新する(ステップS1)。また、その間には、前回取得した画像を画像メモリ14に一時的に記憶しておき、液晶モニタ81の表示画像を更新する毎に、前回の画像と今回の画像とを比較することによって、画角内における対象物A(被写体)の動きの有無を検出する(ステップS2)。そして、係るステップS1,S2の処理を、動きが検出できない時間が一定時間に達するまで繰り返す(ステップS3でNO)。
その後、動きが検出できない時間が一定時間に達したら、つまり原稿台5に書面原稿等が置かれたり、それが新たな書面原稿等に交換されるとともに、それらが静止した状態となったと判断できたら(ステップS3でYES)、今回取得した画像において画角内における任意の対象物Aの輪郭部分を検出する輪郭検出処理を行い(ステップS4)、検出した輪郭に基づいて対象物Aの長辺側の画素数(画素サイズ)を画角内における対象物Aの大きさとして取得する(ステップS5)。なお、ここで長辺側とは、原稿台5に置かれた対象物Aが書面原稿であった場合には、当該書面原稿の縦辺または横辺のうちで長い方の辺であり、また、原稿台5に置かれた対象物Aが書面原稿以外の場合には、当該対象物の輪郭(外周縁)に外接する最小矩形の長い方の辺である。
次に、CPU11は、取得した長辺側の画素数に対応する撮影解像度を設定する(ステップS6)。係る処理では前述した解像度設定テーブルT(図3)を参照するとともに、取得した画像内における対象物の長辺側の画素数から、画像内における対象物の大きさが予め決められている大・中・小の3段階のいずれの大きさに該当するのかを判断し、該当する段階の大きさに対応して予め決められている撮影解像度を設定する。
ここで、解像度設定テーブルT(図3)に示されている撮影解像度は撮影画像の総画素数であって、本実施形態では1Mピクセル、2Mピクセル、3Mピクセルであり、対象物の大きさが「大」のときには1Mピクセルを、「中」のときには2Mピクセルを、「小」のときには3Mピクセルをそれぞれ設定する。つまり画像内における対象物の大きさが小さいほど高い撮影解像度を設定する。なお、図3に示した画像内における対象物の各段階の大きさの判断基準となる長辺側の画素数の数値範囲、及び各段階の大きさに対応する撮影解像度は便宜的に示したものである。実際には、前記プロジェクタ51における投影画像の解像度(表示部56における画像変換素子の画素数)に応じて適宜設定される。ただし、最低の撮影解像度はプロジェクタ51における投影画像の解像度以上とする必要がある。
引き続き、CCD13を駆動して被写体の画像を取り込むとともに、取り込んだ画像の画素数を上記のように設定した撮影解像度の画素数に間引く撮影処理を行う(ステップS7)。そして、取得した撮影画像から、前述したステップS4で検出した対象物の輪郭部分に対応する部分画像であって、対象物の輪郭部分に外接する最小矩形領域の部分画像を切り出し(ステップS8)、さらに切り出した部分画像に対し投影に適した輝度、及びコントラストを確保するための画像補正処理を施す(ステップS9)。しかる後、補正後の部分画像のデータをプロジェクタ51へ転送する(ステップS10)。
以後、CPU11はステップS1へ戻って前述した全ての処理を繰り返すことにより、原稿台5に新たな書面原稿等が置かれる毎に、新たな書面原稿等が自動的に撮影され、かつ書面原稿等に対応する部分画像がプロジェクタ51へ転送されるとともに、プロジェクタ51によってスクリーンSに投影される。
その際、書面原稿等の撮影時には、書画カメラ1の画角内における書面原稿等の大きさに応じて撮影解像度が段階的に切り替えられる。すなわち前述したように書面原稿等の大きさが小さいときほど撮影解像度が相対的に高く設定される。そのため、撮影画像の一部である書面原稿等に対応する部分画像をプロジェクタ51によってスクリーンSに全体表示させるときには、書面原稿等が小さくとも、スクリーンSに投影される画像(投影画像)の画質が、書面原稿等が大きな場合に比べて大きく劣化することがない。したがって、例えばプレゼンテーションや会議等において大きさが異なる複数の書面原稿等を順にスクリーンSに全体表示(投影)する場合には、投影画像に常に一定以上の画質を確保することができる。
ここで、本実施形態においては、書画カメラ1が、実際の撮影動作に先立つタイミングで取得した画像に基づいて、画角内における書面原稿等の大きさが3段階の大きさのうちいずれの段階に属するのか判断し、実際の撮影動作における撮影解像度を、各段階の大きさに対応する撮影解像度に設定するものについて説明したが、以下のようにしてもよい。すなわち書面原稿等の大きさを「大」と「小」の2段階としてもよく、また、4段階以上に段階分けして判断し、実際の撮影動作における撮影解像度を、各段階の大きさに対応する撮影解像度に設定するものとしてもよい。その場合、撮影解像度の種類を多くすれば、大きさが異なる複数の書面原稿等を順にスクリーンSに全体表示(投影)する場合における投影画像の画質の変動幅を少なくすることができる。
また、画角内における書面原稿等の大きさを、スルー画像として表示する画像、すなわち撮影タイミングに先立つタイミングの撮像動作により取得した画像から検出した書面原稿等の輪郭部分における長辺側の画素数に基づき判断したが、これに限らず、書面原稿等の大きさは、例えば輪郭部分の全画素数といった他の画像情報に基づいて判断するようにしてもよい。
また、撮影画像から書面原稿等に対応する部分画像の切り出し処理を行い、切り出した部分画像をプロジェクタ51に転送する書画カメラ1について説明したが、例えば書画カメラ1における上記切り出し処理を廃止し、書画カメラ1が撮影画像をそのままプロジェクタ51に転送するものとし、プロジェクタ51側のCPU52に前述したステップS8,S9に相当する処理、すなわち書面原稿等に対応する部分画像の切り出し処理、及び画像補正処理を行わせるようにしてもよい。
また、画角内における書面原稿等の大きさに応じた撮影解像度を自ら決定して設定する書画カメラ1について説明したが、上記撮影解像度の決定をプロジェクタ51側に行わせ、かつ決定した撮影解像度での撮影指示を書画カメラ1に対して要求させるとともに、書画カメラ1には、プロジェクタ51から要求された撮影解像度を設定する処理のみを行わせるようにしてもよい。すなわち図1に示した撮影画像表示システムによって本発明の書画カメラシステムを実現するようにしてもよい。
その場合には、例えば実際の撮影動作に先立つタイミングで取得した画像、すなわちスルー画像として表示する画像(スルー画像の更新タイミングより長い一定の間隔の画像でもよい)を書画カメラ1からプロジェクタ51に逐次転送させる一方、プロジェクタ51の前記ROM53に所定のプログラムを記憶しておき、係るプログラムに従ってCPU52に前述したステップS4〜S6に相当する処理によって撮影解像度を決定させ、かつその情報を書画カメラ1に逐次送信させる。そして、書画カメラ1には、原稿台5に書面原稿等が置かれたり、それが新たな書面原稿等に交換されるとともに、それらが静止した状態となったと判断できた時点で、プロジェクタ51から送られている(指示されている)最新の撮影解像度での撮影処理を行わせればよい。
さらに、撮影解像度の決定のみならず、撮影タイミングについてもプロジェクタ51に判断させ、プロジェクタ51の指令に応答して書画カメラ1が撮影処理を行うようにしてもよい。すなわち、前述したステップS2〜S6に相当する処理をプロジェクタ51に行わせてもよい。その場合は、原稿台5に書面原稿等が置かれたり、それが新たな書面原稿等に交換されるとともに、それらが静止した状態となったと判断できた時点で、撮影解像度を決定し、その情報と共に撮影指示信号を書画カメラ1に送らせ、書画カメラ1には、それに応答して撮影解像度の設定と撮影処理とを行わせればよい。
なお、上記とは異なり、撮影タイミングのみをプロジェクタ51に判断させ、書画カメラ1には、プロジェクタ51からの撮影指示信号に応じて撮影解像度を決定し、決定した撮影解像度による撮影処理を行わせても構わない。
また、書画カメラ1は、原稿台5に置かれた書面原稿等の撮影動作を、必ずしも本実施形態のように撮影タイミングを自ら判断して行ったり、既説したようにプロジェクタ51において自動的に判断された撮影タイミングで行う構成に限らず、書画カメラ1側のシャッターキー82の操作(押下)や、プロジェクタ51側の前記キー入力部58の操作キーの所定の操作に応答して行う構成としてもよい。
一方、本実施形態においては、主として書画カメラ1とプロジェクタ51とからなる撮影画像表示システムについて説明したが、これに限らず、前述した書画カメラ1は、前記プロジェクタ51だけでなくPCを含み、書画カメラ1より取得された撮影画像(本実施形態では撮影画像から切り出された部分画像)の画像データがPCを介してプロジェクタ51へ送られることによってスクリーンSに投影される他の撮影画像表示システムにも使用することができる。なお、上記他の撮影画像表示システムにおいては、書画カメラ1とPCとがUSBケーブルを介して接続され、かつPCとプロジェクタ51とはRBG信号用の接続ケーブルを介して接続された構成となる。
そして、前述した書画カメラ1が上記他の撮影画像表示システムに用いられる場合であっても、プレゼンテーションや会議等において大きさが異なる複数の書面原稿等を順にスクリーンSに全体表示(投影)する場合には、投影画像に常に一定以上の画質を確保することができる。
また、その場合においても、PCを所定のアプリケーションプログラムを用いて動作させることにより、書画カメラ1における前述した画角内における書面原稿等の大きさに応じた撮影解像度の決定処理をPCに行わせるようにしてもよい。すなわち書画カメラ1とPCとによって本発明の書画カメラシステムを実現してもよい。また、撮影解像度の決定処理以外にも、撮影タイミングの判断処理、撮影画像からの書面原稿等に対応する部分画像の切り出し処理、切り出した部分画像に対する輝度やコントラストの補正処理の一部又は全てをPCに行わせるようにしても構わない。
さらに、本実施形態においては、撮影した任意の対象物の画像(撮影画像の部分画像)を、対象物を撮影する毎にリアルタイムでプロジェクタ51へ出力(転送)し、スクリーンSに投影する書画カメラモードが設けられた書画カメラ1について説明したが、前述した書画カメラ1に、書画カメラモードとは別に、例えば図4のステップS10の処理に代え、ステップS10で輝度やコントラストを補正した後の画像を内蔵フラッシュメモリ16に逐次記録する所定の記録モードと、内蔵フラッシュメモリ16に記録されている複数の画像を、任意の時点でプロジェクタ51(又はPC)からの要求に応じてプロジェクタ51(又はPC)へ出力する画像出力モードとを設けるようにしてもよい。
その場合には、上記所定の記録モードで予めまとめて記憶しておいた複数の対象物の画像を、上記画像出力モードを用いて順にスクリーンSに全体表示(投影)するとき、複数の対象物の大きさが異なる場合であっても、投影画像に常に一定以上の画質を確保することができる。
また、本発明はプロジェクタを用いてスクリーンに全体表示(投影)することを目的として対象物を撮影する書画カメラに限らず、他の使用目的で対象物を撮影するとともに、撮影画像(又はその部分画像)をプロジェクタ以外の他の装置に出力する書画カメラにも適用することができ、その場合、係る書画カメラと上記他の装置によって本発明の書画カメラシステムが構成されることとなる。
本発明の一実施の形態を示す撮影画像表示システムの構成図ある。 同撮影画像表示システムの電気的構成の概略を示すブロック図である。 解像度設定テーブルを示す概念図である。 書画カメラモードが設定されているときの書画カメラの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 書画カメラ
5 原稿台
8 カメラ部
81 液晶モニタ
82 シャッターキー
11 CPU
13 CCD
15 画像処理部
17 表示部
20 USBインターフェース
21 USBコネクタ
51 プロジェクタ
52 CPU
56 表示部
58 キー入力部
59 信号入力端子
60 USBコネクタ
100 USBケーブル
A 対象物
S スクリーン
T 解像度設定テーブル

Claims (10)

  1. 任意の対象物を撮影し、その撮影画像を出力する書画カメラにおいて、
    前記対象物の画角内における大きさを取得する取得手段と、
    前記撮影画像の解像度を、前記取得手段により取得された前記対象物の画角内における大きさに応じた所定の解像度に設定する解像度設定手段と、
    この解像度設定手段により設定された解像度の前記撮影画像を撮像素子を用いて取得する処理を行う撮影手段と、
    この撮影手段により取得された撮影画像を出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする書画カメラ。
  2. 前記解像度設定手段は、前記撮影画像の解像度を、前記対象物の画角内における大きさが閾値以上であるときには第1の解像度に設定し、かつ前記対象物の画角内における大きさが閾値よりも小さいときには前記第1の解像度よりも高い第2の解像度に設定することを特徴とする請求項1記載の書画カメラ。
  3. 前記解像度設定手段は、前記対象物の画角内における大きさが予め段階分けされている複数段階のうちのいずれの段階に該当するかを判断する判断手段を含み、前記撮影画像の解像度を、前記対象物の画角内における大きさの各々の段階に対応して予め決められているとともに対応する段階の大きさが小さいほど高い複数の解像度のいずれかであって、前記判断手段により判断した段階に対応する所定の解像度に設定することを特徴とする請求項1記載の書画カメラ。
  4. 前記取得手段は、前記撮影手段が対象物の撮影画像を取得する撮影タイミングに先立つ所定のタイミングで前記撮像素子により撮像された画像に基づいて、前記対象物の画角内における大きさを取得することを特徴とする請求項1又は2,3記載の書画カメラ。
  5. 前記撮影手段は、前記撮像素子により撮像された画像において前記任意の対象物に対応する領域を検出する検出手段と、この検出手段により検出した領域の部分画像を撮影画像として切り出す切り出し手段とを含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の書画カメラ。
  6. 前記撮影手段は、外部機器からの要求に応答し前記撮影画像を取得する処理を行うことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の書画カメラ。
  7. 任意の対象物を撮影し、その撮影画像を出力する書画カメラにおいて、
    前記対象物の画角内における大きさを取得する工程と、
    前記撮影画像の解像度を、取得した大きさに応じた所定の解像度に設定する工程と、
    設定された解像度の前記撮影画像を撮像素子を用いて取得する処理を行う工程と、
    取得した撮影画像を出力する工程と
    を含むことを特徴とする書画カメラの撮影方法。
  8. 任意の対象物を撮影し、その撮影画像を出力する書画カメラが有するコンピュータに、
    前記対象物の画角内における大きさを取得する処理と、
    前記撮影画像の解像度を、取得した大きさに応じた所定の解像度に設定する処理と、
    設定された解像度の前記撮影画像を撮像素子を用いて取得する処理と、
    取得した撮影画像を出力する処理と
    を実行させることを特徴とする撮影制御プログラム。
  9. 任意の対象物を撮影し、その撮影画像を出力する書画カメラと、当該書画カメラから出力された撮影画像を利用する他の装置とを含む書画カメラシステムであって、
    前記書画カメラは、
    前記撮影画像の解像度を、前記表示処理装置からの要求に応じた所定の解像度に設定する解像度設定手段と、
    この解像度設定手段により設定された解像度の前記撮影画像を撮像素子を用いて取得する処理を行う撮影手段と、
    この撮影手段により取得された撮影画像、及び前記撮影手段が当該撮影画像を取得する撮影タイミングに先立つ所定のタイミングで前記撮像素子により撮像された画像を前記表示装置に出力する出力手段と
    を備え、
    前記他の装置は、
    前記撮影タイミングに先立つ所定のタイミングで前記書画カメラから出力された画像に基づいて、前記対象物の前記書画カメラが有する画角内における大きさを取得する取得手段と、
    前記撮影画像の解像度として、前記取得手段により取得された前記対象物の前記書画カメラが有する画角内における大きさに応じた所定の解像度を前記書画カメラに要求する解像度要求手段と
    を備えたことを特徴とする書画カメラシステム。
  10. 前記他の装置は、前記書画カメラから出力された画像をスクリーンに投影するための投影光に変換する画像変換手段と備えた投影装置であることを特徴とする請求項9記載の書画カメラシステム。
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