JP2018160378A - 画像処理装置、観察装置、および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、観察装置、および画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】観察倍率および観察位置の少なくとも一方が異なる複数の観察画像の情報をわかりやすく表示することができる画像処理装置を提供する。【解決手段】本発明に係る画像処理装置は、観察装置で試料を撮影して得られた複数の観察画像を、観察倍率および観察位置を含む観察条件とともに記憶する記憶部と、観察倍率情報の入力を受け付ける入力部と、記憶部に記憶された複数の観察画像のうちの少なくとも1枚の観察画像が表示される画像表示領域4を含む表示画像2を表示部に表示する画像処理部と、を含み、画像処理部は、入力された観察倍率情報と一致する観察倍率の観察画像8aを、画像表示領域4の観察位置に対応する位置に表示し、入力された観察倍率情報と異なる観察倍率の観察画像を、画像表示領域4の観察位置に対応する位置に、観察画像の観察領域の大きさに対応する大きさを有するマーカー9bとして表示する。【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置、観察装置、および画像処理方法に関する。
近年、透過電子顕微鏡(TEM)では、デジタルカメラを用いて透過電子顕微鏡像の撮影が行われている。透過電子顕微鏡で試料の観察を行う際には、試料の広い範囲(例えば試料全体)が含まれる低倍率の観察画像を取得し、低倍率の観察画像の視野内を高倍率で観察して高倍率の観察画像を取得することがある。
このようにして取得された低倍率の観察画像および高倍率の観察画像を表示する方法として、例えば、特許文献1には、試料の全体像を第1の画像とし、第1の画像よりも小さい注目すべき領域を第2の画像とし、これらを重ね合わせて表示することによって、試料全体を確認しながら試料像の変化を捉えることができる表示手段を備えた顕微鏡が開示されている。
特開2005−352100号公報
しかしながら、特許文献1では、様々な倍率の画像が重畳表示されるため、高倍率で撮影された領域がわかりにくいという問題がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、観察倍率および観察位置の少なくとも一方が異なる複数の観察画像の情報をわかりやすく表示することができる画像処理装置を提供することにある。
また、本発明にいくつかの態様に係る目的の1つは、観察倍率および観察位置の少なくとも一方が異なる複数の観察画像の情報をわかりやすく表示することができる画像処理方法を提供することにある。
また、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、上記画像処理装置を含む観察装置を提供することにある。
(1)本発明に係る画像処理装置は、
観察装置で試料を撮影して得られた複数の観察画像を、観察倍率および観察位置を含む観察条件とともに記憶する記憶部と、
観察倍率情報の入力を受け付ける入力部と、
前記記憶部に記憶された複数の観察画像のうちの少なくとも1枚の観察画像が表示される画像表示領域を含む表示画像を表示部に表示する画像処理部と、
を含み、
前記画像処理部は、
入力された前記観察倍率情報と一致する前記観察倍率の観察画像を、前記画像表示領域の前記観察位置に対応する位置に表示し、
入力された前記観察倍率情報と異なる前記観察倍率の観察画像を、前記画像表示領域の
前記観察位置に対応する位置に、観察画像の観察領域の大きさに対応する大きさを有するマーカーとして表示する。
このような画像処理装置では、画像表示領域に、入力された観察倍率情報と一致する観察倍率の観察画像を表示し、入力された観察倍率情報と異なる観察倍率の観察画像をマーカーとして表示するため、1つの画像表示領域に、観察倍率および観察位置の少なくとも一方が異なる複数の観察画像の情報をわかりやすく表示することができる。
このような画像処理装置では、指定された観察倍率の観察画像が他の観察倍率の観察画像と重畳されないため、指定された観察倍率の観察画像をわかりやすく表示できる。さらに、他の観察倍率の観察画像をマーカーとして表示することで、画像表示領域において、指定された観察倍率の観察画像と、他の観察倍率の観察画像と、の位置関係をわかりやすく表示できる。
(2)本発明に係る画像処理装置において、
前記観察位置は、前記試料が保持される前記観察装置の試料ステージにおける試料ステージ座標系の座標として表され、
前記画像表示領域は、前記試料ステージ座標系に対応する画像座標系を有していてもよい。
このような画像処理装置では、観察画像を、観察位置に基づいて画像表示領域の観察位置に対応する位置に配置することができる。
(3)本発明に係る画像処理装置において、
前記画像処理部は、前記観察倍率に基づいて、前記マーカーの色を設定してもよい。
このような画像処理装置では、画像表示領域において、観察画像の観察倍率の情報をわかりやすく表示できる。
(4)本発明に係る画像処理装置において、
前記マーカーの形状は、円であってもよい。
このような画像処理装置では、画像表示領域において、観察画像の観察位置の情報をわかりやすく表示できる。
(5)本発明に係る画像処理装置において、
前記記憶部には、前記観察倍率を補正するための補正データにより補正された観察倍率の情報が記憶され、
前記画像処理部は、前記画像表示領域に、前記観察画像および前記マーカーを、前記補正データで補正された観察倍率に基づく大きさで表示してもよい。
このような画像処理装置では、画像表示領域において、観察画像およびマーカーの大きさを、より正確に観察倍率に対応させることができる。
(6)本発明に係る観察装置は、
本発明に係る画像処理装置を含む。
このような観察装置では、観察倍率および観察位置の少なくとも一方が異なる複数の観察画像の情報をわかりやすく表示することができる。
(7)本発明に係る画像処理方法は、
観察装置で試料を撮影して得られた複数の観察画像のうちの少なくとも1枚の観察画像が表示される画像表示領域を含む表示画像を表示部に表示する画像処理方法であって、
入力部に入力された観察倍率情報と一致する観察倍率の観察画像を、前記画像表示領域の観察画像の観察位置に対応する位置に表示し、
入力された前記観察倍率情報と異なる観察倍率の観察画像を、前記画像表示領域の観察画像の観察位置に対応する位置に、観察画像の観察領域の大きさに対応する大きさを有するマーカーとして表示する。
このような画像処理方法では、画像表示領域に、入力された観察倍率情報と一致する観察倍率の観察画像を表示し、入力された観察倍率情報と異なる観察倍率の観察画像をマーカーとして表示するため、1つの画像表示領域に、観察倍率および観察位置の少なくとも一方が異なる複数の観察画像の情報をわかりやすく表示することができる。
本実施形態に係る画像処理装置を含む電子顕微鏡の構成を模式的に示す図。 本実施形態に係る画像処理装置の構成を示す機能ブロック図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像を模式的に示す図。 本実施形態に係る画像処理装置の処理部の処理の流れの一例を示すフローチャート。 画像データテーブルを説明するための図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。 画像処理部が表示部に表示する表示画像の一例を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 画像処理装置
まず、本実施形態に係る画像処理装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る画像処理装置100を含む電子顕微鏡1の構成を模式的に示す図である。
電子顕微鏡1は、図1に示すように、電子顕微鏡本体10と、制御ユニット20と、画像処理装置100と、を含んで構成されている。電子顕微鏡1は、例えば、透過電子顕微鏡である。
電子顕微鏡本体10は、電子源11と、照射レンズ12と、試料ステージ13と、試料ホルダー14と、対物レンズ15と、中間レンズ16と、投影レンズ17と、撮像装置18と、を含んで構成されている。
電子源11は、電子を発生させる。電子源11は、例えば、陰極から放出された電子を陽極で加速し電子線を放出する電子銃である。
照射レンズ12は、電子源11から放出された電子線を集束して試料Sに照射する。照射レンズ12は、図示はしないが、複数の電子レンズで構成されていてもよい。
試料ステージ13は、試料Sを保持する。図示の例では、試料ステージ13は、試料ホルダー14を介して、試料Sを保持している。試料ステージ13は、例えば、試料Sを水平方向(X軸方向およびY軸方向)に移動させる動作や、試料Sを鉛直方向(Z軸方向)に移動させる動作、試料Sを傾斜させる動作などの動作を行うための駆動部(図示せず)を含んで構成されている。試料ステージ13によって、試料Sの位置決めを行うことができる。
対物レンズ15は、試料Sを透過した電子線で透過電子顕微鏡像(TEM像)を結像するための初段のレンズである。
中間レンズ16および投影レンズ17は、対物レンズ15によって結像された像を拡大し、撮像装置18上に結像させる。対物レンズ15、中間レンズ16、投影レンズ17は、電子顕微鏡本体10の結像系を構成している。
撮像装置18は、結像系によって結像されたTEM像を撮影する。撮像装置18は、例えば、CCD(Charged−coupled devices)カメラ、CMOS(Complementary metal−oxide−semiconductor)カメラ等のデジタルカメラである。撮像装置18は、撮影されたTEM像(観察画像)を制御ユニット20に送る。
電子顕微鏡本体10では、電子源11から放出された電子線は、照射レンズ12によって集束されて試料Sに照射される。試料Sに照射された電子線は、試料Sを透過して対物レンズ15によって結像される。対物レンズ15によって結像されたTEM像は、中間レンズ16および投影レンズ17によってさらに拡大されて、撮像装置18で撮影される。撮像装置18で撮影された観察画像(画像データ)は、制御ユニット20に送られる。
制御ユニット20は、電子顕微鏡本体10の各部を制御する。また、制御ユニット20は、撮像装置18からの観察画像(画像データ)を受け付け、観察条件とともに、画像処理装置100に送る。観察条件は、観察倍率と、観察位置と、を含む。
観察倍率は、観察画像が撮影されたときの倍率である。ここで、制御ユニット20は、観察画像が撮影されたときの倍率(観察倍率)を補正するための補正データが記憶された記憶装置(図示せず)を有している。そのため、画像処理装置100に送られる観察倍率の情報は、補正前の観察倍率と、補正データにより補正された観察倍率と、を含んでいてもよい。
補正データは、寸法が既知である部分を有する標準試料を、電子顕微鏡本体10において観察して観察画像を取得し、観察画像を構成する画素の一辺の長さを算出して、倍率を補正する。この補正を、すべての観察倍率で行うことで、補正データを作成することができる。
なお、補正データは、後述する画像処理装置100の記憶部124(図2参照)に記憶されていてもよい。すなわち、補正データによる観察倍率の補正は、画像処理装置100の処理部110で行われてもよい。
観察位置は、観察画像が撮影された位置である。観察位置は、例えば、試料ステージ13における試料ステージ座標系の座標として表される。試料ステージ座標系は、試料ステージ13上の各位置を特定するための座標系であり、例えば直交する2つの座標軸(X軸およびY軸)を持つ直交座標系である。なお、電子顕微鏡本体10が、電磁的に電子線を偏向して観察視野を移動可能に構成されている場合(例えばイメージシフト等)、この電磁的な観察視野の移動についても、観察位置の情報に反映される。
観察条件は、観察倍率および観察位置以外の情報を含んでいてもよい。例えば、観察条件は、試料Sの傾斜の情報、加速電圧(試料Sに照射される電子を加速させるための電圧)の情報、などを含んでいてもよい。
画像処理装置100は、制御ユニット20から、観察画像(画像データ)を、当該観察画像の観察条件(観察条件情報)とともに受け付けて、当該観察画像を表示部122に表示する。
図2は、画像処理装置100の構成を示す機能ブロック図である。
画像処理装置100は、図2に示すように、操作部120と、表示部122と、記憶部124と、処理部110と、を含んで構成されている。
操作部120は、ユーザーによる操作に応じた操作信号を取得し、処理部110に送る処理を行う。操作部120は、例えば、ボタン、キー、タッチパネル型ディスプレイ、マイクなどである。
表示部122は、処理部110によって生成された画像を表示するものであり、その機能は、LCD、CRTなどにより実現できる。
記憶部124は、処理部110が各種の計算処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。また、記憶部124は、処理部110の作業領域として用いられ、処理部110が各種プログラムに従って実行した算出結果等を一時的に記憶するためにも使用される。記憶部124の機能は、ハードディスク、RAMなどにより実現できる。
処理部110は、制御ユニット20から送られた観察画像(画像データ)および観察条件(観察条件情報)を受け付けて記憶部124に記憶する処理、観察画像を表示部122に表示する処理などの処理を行う。処理部110の機能は、各種プロセッサ(CPU等)で記憶部124に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。処理部110は、記憶処理部112と、画像処理部114と、を含む。
記憶処理部112は、制御ユニット20からの観察画像および観察条件を受け付けて、観察画像を観察条件とともに、記憶部124に記憶する処理を行う。すなわち、記憶部124には、観察画像と、当該観察画像の観察条件と、が関連付けられて記憶される。
記憶処理部112は、例えば、1つの試料Sを撮影して得られた複数の観察画像を1つの画像データテーブルとして記憶部124に記憶する。画像データテーブルには、観察条件が異なる複数の観察画像が含まれていてもよい。
画像処理部114は、記憶部124に記憶された複数の観察画像のうちの少なくとも1枚の観察画像を含む表示画像を表示部122に表示する処理を行う。
図3は、画像処理部114が表示部122に表示する表示画像2を模式的に示す図である。表示画像2は、観察画像が表示される画像表示領域4と、操作部120を介して観察倍率情報を入力するためのGUI(Graphical User Interface)ボタン6と、を含んで構成されている。
画像処理部114は、画像データテーブルに含まれる観察画像の観察倍率に対応するGUIボタン6を表示画像2に表示する。図3に示す例では、画像データテーブルにはA倍、B倍、およびC倍の観察倍率の観察画像が含まれており、これに対応して、表示画像2には、A倍、B倍、およびC倍に対応するGUIボタン6が表示されている。
3つのGUIボタン6から1つのGUIボタンが操作部120を介して選択されると、選択されたGUIボタン6に対応する観察倍率情報が処理部110(画像処理部114)に送られる。すなわち、操作部120は観察倍率情報の入力を受け付ける入力部として機能し、当該観察倍率情報は操作部120からの操作信号として処理部110(画像処理部114)に送られる。
画像処理部114は、画像データテーブルに含まれる複数の観察画像のうち、入力された観察倍率情報と一致する観察倍率の観察画像8を画像表示領域4に表示し、入力された観察倍率情報と異なる観察倍率の観察画像を画像表示領域4にマーカー9として表示する。
画像処理部114は、画像表示領域4において、観察画像8を観察画像8の観察位置に対応する位置に表示する。同様に、画像処理部114は、画像表示領域4において、マーカー9を、マーカー9として表示されている観察画像の観察位置に対応する位置に表示する。
ここで、画像表示領域4は、上述した試料ステージ座標系に対応する画像座標系を有している。そのため、画像処理部114は、観察画像8の観察位置の情報から、観察画像8を画像表示領域4の観察位置に対応する位置に表示することができる。同様に、画像処理部114は、マーカー9として表示されている観察画像の観察位置の情報から、マーカー9を画像表示領域4の観察位置に対応する位置に表示することができる。
マーカー9の形状は、例えば、円である。なお、マーカー9の形状は特に限定されず、三角形、四角形、楕円、星形、などであってもよい。
画像処理部114は、マーカー9として表示されている観察画像の観察領域(観察視野)の大きさに対応するように(例えば比例するように)マーカー9の大きさを設定する。画像処理部114は、例えば、観察画像の観察領域(例えば長方形)の内接円(または外接円)の直径に比例するように、マーカー9の大きさを設定する。
ここで、記憶部124には、観察倍率に加えて、上述した補正データにより補正された観察倍率が記憶されている。そのため、画像処理部114は、観察画像8を画像表示領域4に表示する際の観察画像8の大きさ、およびマーカー9の大きさを、補正データにより補正された観察倍率を用いて設定する。
画像処理部114は、マーカー9として表示されている観察画像の観察倍率に基づいて、マーカー9の色を決定する。すなわち、マーカー9の色は、観察倍率に対応している。具体的には、記憶部124に各観察倍率にそれぞれ色を割り当てたテーブルが記憶されており、画像処理部114は、当該テーブルに基づき、マーカー9の色を観察倍率に応じた色とする。
画像処理部114は、GUIボタン6の色を、マーカー9の色と対応させてもよい。すなわち、同じ観察倍率を示すGUIボタン6とマーカー9とは、同じ色で表示されてもよい。
画像処理部114は、操作部120の操作信号に基づいて、画像表示領域4に表示されている画像を拡大、縮小して表示する(デジタルズーム)。また、画像処理部114は、操作部120の操作信号に基づいて、画像表示領域4に表示されている画像の視野の移動を行う。また、画像処理部114は、操作部120の操作信号に基づいて、マーカー9を表示したり非表示にしたりする。
2. 処理
次に、画像処理装置100の処理部110の処理について説明する。図4は、画像処理装置100の処理部110の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、画像処理部114は、ユーザーが観察画像を表示する処理を開始する指示(開始指示)を行ったか否かを判定する(ステップS100)。画像処理部114は、操作部120の操作信号に基づいて、ユーザーが開始指示を行ったか否かを判定する。画像処理部114は、開始指示が行われるまで待機する(ステップS100のNo)。
画像処理部114は、開始指示が行われたと判定した場合(ステップS100のYes)、記憶部124に記憶されている画像データテーブルに含まれる観察画像の観察倍率の情報を取得する(ステップS102)。
画像処理部114は、取得した観察画像の観察倍率の情報に基づいて、GUIボタン6を表示する。ここでは、画像データテーブルにはA倍、B倍、およびC倍の観察倍率の観察画像が含まれているものとする。そのため、画像処理部114は、表示画像2にA倍、B倍、およびC倍に対応する3つのGUIボタン6を表示する(図3参照)。
次に、画像処理部114は、A倍のGUIボタン6、B倍のGUIボタン6、およびC倍のGUIボタン6のうち、どのボタンが選択されたかを判定する(ステップS104)。画像処理部114は、操作部120でA倍のGUIボタン6を選択する操作が行われた場合に、A倍のGUIボタン6が選択されたと判定する。また、操作部120でB倍のGUIボタン6を選択する操作が行われた場合に、B倍のGUIボタン6が選択されたと判定する。また、操作部120でC倍のGUIボタン6を選択する操作が行われた場合に、C倍のGUIボタン6が選択されたと判定する。
画像処理部114は、A倍のGUIボタン6が選択されたと判定した場合(ステップS104の「A」)、画像表示領域4に、A倍の観察画像8を表示し、B倍の観察画像およびC倍の観察画像をそれぞれマーカー9として表示する(ステップS106)。
画像処理部114は、B倍のGUIボタン6が選択されたと判定した場合(ステップS104の「B」)、画像表示領域4に、B倍の観察画像8を表示し、A倍の観察画像およびC倍の観察画像をそれぞれマーカー9として表示する(ステップS108)。
画像処理部114は、C倍のGUIボタン6が選択されたと判定した場合(ステップS104の「C」)、画像表示領域4に、C倍の観察画像8を表示し、A倍の観察画像およびB倍の観察画像をそれぞれマーカー9として表示する(ステップS110)。
次に、画像処理部114は、ユーザーが観察画像を表示する処理を終了する指示(終了
指示)を行ったか否かを判定する(ステップS112)。画像処理部114は、操作部120の操作信号に基づいて、ユーザーが終了指示を行ったか否かを判定する。
画像処理部114は、終了指示が行われていないと判定した場合(ステップS112のNo)、ステップS104に戻って、ステップS104〜ステップS112の処理を行う。
画像処理部114は、終了指示が行われたと判定した場合(ステップS112のYes)、表示画像2を表示する処理を終了する。
3. 画像処理装置の動作
次に、画像処理装置100の動作について説明する。図5は、画像データテーブルを説明するための図である。
電子顕微鏡本体10において、1つの試料Sについて、異なる観察倍率、異なる観察位置で試料Sの撮影が行われると、記憶処理部112の処理によって、記憶部124には、複数の観察画像がそれぞれの観察条件とともに記憶される(図5参照)。1つの試料Sについて撮影された一連の観察画像は、画像データテーブルとして、記憶部124に記憶される。
観察画像(画像データ)とともに記憶される観察条件は、観察位置と、観察倍率(補正データにより補正された観察倍率を含む)と、を含む。
図5に示す画像データテーブルには、10倍の観察画像が1枚、250倍の観察画像が5枚、800倍の観察画像が6枚、含まれているものとする。
図6〜図15は、画像処理部114が表示部122に表示する表示画像の一例を示す図である。
画像処理部114は、記憶部124に画像データテーブルが記憶されると、図6に示す表示画像2を表示部122に表示する。
具体的には、図5に示す画像データテーブルに含まれる観察画像の観察倍率は、10倍、250倍、800倍であるため、画像処理部114は、10倍に対応するGUIボタン6a、250倍に対応するGUIボタン6b、および800倍に対応するGUIボタン6cを表示する。
なお、GUIボタン6a、GUIボタン6b、およびGUIボタン6cは、いずれか1つを選択可能となっており、2つ以上のGUIボタンを同時に選択できない。すなわち、画像表示領域4には、単一の観察倍率の観察画像のみが表示される。
図6では、10倍のGUIボタン6aが選択されている。そのため、画像処理部114は、画像データテーブルに含まれる10倍の観察画像8aを画像表示領域4に表示し、250倍の観察画像をマーカー9bとし、800倍の観察画像をマーカー9cとして画像表示領域4に表示する。
図6では、画像データテーブルに含まれる5枚の250倍の観察画像に対応してマーカー9bが5つ表示され、6枚の800倍の観察画像に対応してマーカー9cが6つ表示されている。
このとき、観察画像8aの画像表示領域4での位置は、観察位置(X1,Y1)に対応している。また、5つのマーカー9bの画像表示領域4での位置は、それぞれ観察位置(X2,Y2)、(X3,Y3)、(X4,Y4)、(X5,Y5)、(X6,Y6)に対応している。また、6つのマーカー9cの画像表示領域4での位置は、それぞれ観察位置(X7,Y7)、(X8,Y8)、(X9,Y9)、(X10,Y10)、(X11,Y11)、(X12,Y12)に対応している。また、5つのマーカー9bの大きさは、観察画像の観察領域の大きさに対応しており、すべて同じ大きさである。また、6つのマーカー9cの大きさは、観察画像の観察領域の大きさに対応しており、すべて同じ大きさである。
図6に示す表示画像2から250倍のGUIボタン6bが選択されると、画像処理部114は、図7に示すように、250倍の観察画像8bを画像表示領域4に表示し、10倍の観察画像をマーカー9aとして、800倍の観察画像をマーカー9cとして画像表示領域4に表示する。すなわち、図7に示す画像表示領域4では、図6に示す観察画像8aがマーカー9aに置き換えられ、図6に示すマーカー9bが250倍の観察画像8bに置き換えられている。
図7に示す表示画像2から800倍のGUIボタン6cが選択されると、画像処理部114は、図8に示すように、800倍の観察画像8cを画像表示領域4に表示し、10倍の観察画像をマーカー9aとして、250倍の観察画像をマーカー9bとして画像表示領域4に表示する。すなわち、図8に示す画像表示領域4では、図7に示す観察画像8bがマーカー9bに置き換えられ、図7に示すマーカー9cが800倍の観察画像8cに置き換えられている。
ここで、図8では、画像表示領域4に表示されている800倍の観察画像8cが小さく表示されてしまう。そのため、ユーザーが操作部120を用いて画像表示領域4に表示されている画像を拡大(ズームイン)する操作を行うことで、画像表示領域4に表示されている画像が拡大される(図9参照)。
また、ユーザーが操作部120を用いて画像表示領域4に表示されている画像の視野を移動させる操作を行うことで、画像表示領域4に表示されている画像の視野を移動させることができる。例えば、図9に示す画像表示領域4において、操作部120としてのマウスによって視野を左下に移動させる操作(ドラッグ操作)を行うことで、画像表示領域4に表示されている画像の視野が左下に移動する(図10参照)。また、図10に示す視野から更に視野を移動させることで、画像表示領域4には図11に示す画像が表示される。
画像表示領域4に図11に示す画像が表示されている状態で、10倍のGUIボタン6aが選択されると、図12に示すように、画像表示領域4には10倍の観察画像8aが表示される。このとき、10倍の観察画像8aは、デジタルズームにより拡大されているため、解像度が低い画像となっている。そのため、図12に示す状態からデジタルズームにより画像を縮小することにより、画像の中心が維持されたまま、画像が縮小される(図13参照)。
また、ユーザーが操作部120を操作してマーカーを非表示にする操作を行うことで、図14および図15に示すように、マーカーを非表示にすることができる。なお、図14では、図6に示す画像表示領域4からマーカー9bおよびマーカー9cが非表示となっている。図15では、図9に示す画像表示領域4からマーカー9aおよびマーカー9bが非表示となっている。
画像処理装置100、および電子顕微鏡1は、例えば、以下の特徴を有する。
画像処理装置100では、画像処理部114は、入力された観察倍率情報と一致する観察倍率の観察画像を、画像表示領域4の観察位置に対応する位置に表示し、入力された観察倍率情報と異なる観察倍率の観察画像を、画像表示領域4の観察位置に対応する位置に、観察画像の観察領域に対応する大きさを有するマーカー9として表示する。そのため、画像処理装置100では、1つの画像表示領域4に、観察倍率および観察位置の少なくとも一方が異なる複数の観察画像の情報をわかりやすく表示することができる。
画像処理装置100では、画像表示領域4において、指定された観察倍率の観察画像が他の観察倍率の観察画像と重畳されないため、観察画像8をわかりやすく表示できる。さらに、他の観察倍率の観察画像をマーカーとして表示することで、画像表示領域4において、指定された観察倍率の観察画像と、他の観察倍率の観察画像と、の位置関係をわかりやすく表示できる。
例えば、低倍率の観察画像上に、高倍率の観察画像が重畳された場合、高倍率の観察画像の観察位置がわかりにくいという問題がある。これに対して、画像処理装置100では、上述したように、低倍率の観察画像と高倍率の観察画像とが重畳されずに、低倍率の観察画像上に、高倍率の観察画像の観察位置および観察領域の大きさを示すマーカー9が表示されるため、高倍率の観察画像の観察位置および観察領域の大きさを把握しやすい。すなわち、画像データテーブルに含まれる複数の観察画像間の位置関係を把握しやすい。
画像処理装置100では、観察倍率情報を受け付ける入力部としての操作部120を有するため、画像表示領域4において観察画像8として表示される観察倍率の観察画像と、マーカー9として表示される観察倍率の観察画像と、を切り替えることができる。
画像処理装置100では、観察画像の観察位置は、試料ステージ13における試料ステージ座標系の座標として表され、画像表示領域4は、試料ステージ座標系に対応する画像座標系を有している。そのため、画像処理装置100では、観察画像を、観察位置に基づいて、画像表示領域4の観察位置に対応する位置に配置することができる。
画像処理装置100では、画像処理部114が、観察画像の観察倍率に基づいて、マーカー9の色を設定する。そのため、画像表示領域4において、観察画像の観察倍率の情報をわかりやすく表示できる。
画像処理装置100では、マーカー9の形状は円である。そのため、画像表示領域4において、観察画像の位置の情報をわかりやすく表示できる。さらに、画像処理装置100では、画像表示領域4に表示される画像を生成する処理を簡略化できる。
例えば、マーカー9の形状が観察画像の観察領域に対応した四角形である場合、観察画像の向きを考慮して画像表示領域4にマーカーを表示しなければならない。しかしながら、観察画像の向きをマーカーに反映するためには処理が複雑化してしまう。これに対して、マーカー9の形状が円である場合、観察画像の向きを考慮しなくてもよいため、処理を簡略化できる。
画像処理装置100では、記憶部124には、観察倍率を補正するための補正データにより補正された観察倍率の情報が記憶され、画像処理部114は、画像表示領域4に、観察画像およびマーカー9を、補正データで補正された観察倍率に基づく大きさで表示する。そのため、画像処理装置100では、画像表示領域4において、観察画像およびマーカー9の大きさを、より正確に観察倍率に対応させることができる。
電子顕微鏡1は、画像処理装置100を含むため、観察倍率および観察位置の異なる複数の観察画像の情報をわかりやすく表示することができる。そのため、電子顕微鏡1では、高倍率で撮影した箇所が把握しやすく、データの取りこぼしを防ぐことができる。
本実施形態に係る画像処理方法は、電子顕微鏡本体10で試料Sを撮影して得られた複数の観察画像のうちの少なくとも1枚の観察画像が表示される画像表示領域4を含む表示画像2を表示部122に表示する画像処理方法であって、操作部120に入力された観察倍率情報と一致する観察倍率の観察画像8を、画像表示領域4の観察画像の観察位置に対応する位置に表示し、入力された観察倍率情報と異なる観察倍率の観察画像を、画像表示領域4の観察画像の観察位置に対応する位置に、観察画像の観察領域の大きさに対応する大きさを有するマーカー9として表示する。そのため、1つの画像表示領域4に、観察倍率および観察位置の少なくとも一方が異なる複数の観察画像の情報をわかりやすく表示することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、電子顕微鏡1(透過電子顕微鏡)が画像処理装置100を含む場合について説明したが、試料像を撮影することが可能な観察装置であれば、画像処理装置100を含むことができる。このような観察装置としては、荷電粒子(電子やイオン等)を試料に照射して試料像を撮影することが可能な荷電粒子線装置が挙げられる。より具体的には、走査透過電子顕微鏡(STEM)や、走査電子顕微鏡(SEM)、電子プローブマイクロアナライザー(EPMA)、集束イオンビーム装置(FIB装置)等が挙げられる。また、このような観察装置としては、光を利用する光学顕微鏡が挙げられる。
なお、上述した実施形態及び変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば各実施形態及び各変形例は、適宜組み合わせることが可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…電子顕微鏡、2…表示画像、4…画像表示領域、6…GUIボタン、6a…GUIボタン、6b…GUIボタン、6c…GUIボタン、8…観察画像、8a…観察画像、8b…観察画像、8c…観察画像、9…マーカー、9a…マーカー、9b…マーカー、9c…マーカー、10…電子顕微鏡本体、11…電子源、12…照射レンズ、13…試料ステージ、14…試料ホルダー、15…対物レンズ、16…中間レンズ、17…投影レンズ、18…撮像装置、20…制御ユニット、100…画像処理装置、110…処理部、112…記憶処理部、114…画像処理部、120…操作部、122…表示部、124…記憶部

Claims (7)

  1. 観察装置で試料を撮影して得られた複数の観察画像を、観察倍率および観察位置を含む観察条件とともに記憶する記憶部と、
    観察倍率情報の入力を受け付ける入力部と、
    前記記憶部に記憶された複数の観察画像のうちの少なくとも1枚の観察画像が表示される画像表示領域を含む表示画像を表示部に表示する画像処理部と、
    を含み、
    前記画像処理部は、
    入力された前記観察倍率情報と一致する前記観察倍率の観察画像を、前記画像表示領域の前記観察位置に対応する位置に表示し、
    入力された前記観察倍率情報と異なる前記観察倍率の観察画像を、前記画像表示領域の前記観察位置に対応する位置に、観察画像の観察領域の大きさに対応する大きさを有するマーカーとして表示する、画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記観察位置は、前記試料が保持される前記観察装置の試料ステージにおける試料ステージ座標系の座標として表され、
    前記画像表示領域は、前記試料ステージ座標系に対応する画像座標系を有している、画像処理装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記画像処理部は、前記観察倍率に基づいて、前記マーカーの色を設定する、画像処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、
    前記マーカーの形状は、円である、画像処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、
    前記記憶部には、前記観察倍率を補正するための補正データにより補正された観察倍率の情報が記憶され、
    前記画像処理部は、前記画像表示領域に、前記観察画像および前記マーカーを、前記補正データで補正された観察倍率に基づく大きさで表示する、画像処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像処理装置を含む、観察装置。
  7. 観察装置で試料を撮影して得られた複数の観察画像のうちの少なくとも1枚の観察画像が表示される画像表示領域を含む表示画像を表示部に表示する画像処理方法であって、
    入力部に入力された観察倍率情報と一致する観察倍率の観察画像を、前記画像表示領域の観察画像の観察位置に対応する位置に表示し、
    入力された前記観察倍率情報と異なる観察倍率の観察画像を、前記画像表示領域の観察画像の観察位置に対応する位置に、観察画像の観察領域の大きさに対応する大きさを有するマーカーとして表示する、画像処理方法。
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