JP2018159909A - 描画装置、及び描画装置の汚染防止方法 - Google Patents

描画装置、及び描画装置の汚染防止方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018159909A
JP2018159909A JP2017182705A JP2017182705A JP2018159909A JP 2018159909 A JP2018159909 A JP 2018159909A JP 2017182705 A JP2017182705 A JP 2017182705A JP 2017182705 A JP2017182705 A JP 2017182705A JP 2018159909 A JP2018159909 A JP 2018159909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing plate
unit
air
gas
drawing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017182705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7004381B2 (ja
Inventor
拓也 伊藤
Takuya Ito
拓也 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to CN201810139044.0A priority Critical patent/CN108628104A/zh
Publication of JP2018159909A publication Critical patent/JP2018159909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7004381B2 publication Critical patent/JP7004381B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

【課題】描画装置が備える光照射ユニットのカバー部材の汚れを低減する。【解決手段】描画装置は、印刷版上の感光材料に露光して印刷版に画像を描画する。具体的には、描画装置は、印刷版を保持する印刷版保持部と、光ビームを感光材料に出射し、前記光ビームの光路上に設けられ前記光ビームを透過するカバー部を有する光照射ユニットと、光照射ユニットと印刷版保持部との間に配置される防汚ユニットとを備える。また、防汚ユニットは、気体を吹き出す吹出部及び気体によるカバー部の防汚効果を増強する増強部を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、印刷版上の感光材料に描画を行う描画装置、及び描画装置の汚染防止方法に関する。
コンピュータ上で作成された画像データに基づいて印刷版に画像を出力するCTP(Computer To Plate)において、印刷版上の感光材料に光を照射して描画を行う描画装置が
用いられる。ドラム型の描画装置の場合、円周に沿った主走査方向に回転可能な記録ドラム上に印刷版が装着され、レーザダイオードを備えた露光ヘッドが記録ドラムの回転軸と平行な副走査方向に移動しつつ露光ヘッドから感光材料にレーザ光を照射し、印刷版に描画する。
従来、感光材料がレーザ光により露光されて蒸発し、発生したガスにより露光ヘッドの内部が汚染されることを抑えるための技術が提案されている(例えば、特許文献1)。当該技術では、記録ドラム上におけるレーザ光の照射位置に向けてエアを供給するエア吹き出し口と、記録ドラム上におけるレーザ光の照射位置に向かって設けられガスを吸引するガス吸引口とが配置される。そして、露光時に、エア吹き出し口から記録ドラム上の感光材料(刷版)にエアが吹き付けられ、エアにより拡散したガスがエアとともにガス吸引口から吸引される。
特開2000−56400号公報
従来、レーザダイオード等の光源は光学系部品とともに筐体に格納され、露光ヘッドのようなユニットが形成される。また、ユニットからレーザ光が出射される部分にはカバーガラスが配置される。ここで、カバーガラスには描画装置内の塵や埃、露光による感光材料のアブレーションにより発生する粒子等が付着し、透過率が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、描画装置が備える光照射ユニットのカバー部材の汚れを低減する技術を提供することを目的とする。
本発明に係る描画装置は、印刷版上の感光材料に露光して印刷版に画像を描画する。具体的には、描画装置は、印刷版を保持する印刷版保持部と、光ビームを感光材料に出射し、前記光ビームの光路上に設けられ前記光ビームを透過するカバー部を有する光照射ユニットと、光照射ユニットと印刷版保持部との間に配置され気体を吹き出す吹出部及び気体によるカバー部の防汚効果を増強する増強部を有する防汚ユニットとを備える。
カバー部は、例えば、いわゆる露光ヘッドのような光照射ユニットの内部装置を保護するガラスカバーである。上述のような構成によれば、描画装置内において、気体によりカバー部へ向かう粒子の移動を抑制すると共に、増強部によりカバー部の防汚効果を増強することができ、カバー部への粒子等の付着が低減される。
また、増強部は、カバー部から印刷版保持部に向かう気体流を生成するようにしてもよい。例えばこのような構成により、カバー部へ向かう粒子の移動を抑制することができる。
また、吹出部は、カバー部の表面に沿って気体を吹き出し、増強部は、当該吹出部から吹き出される気体の経路上に配置され、気体の進路を印刷版保持部に向かう方向へ変更する抵抗部であってもよい。カバー部の表面に沿って気体を吹き出す吹出部及び気体の進路を変更する抵抗部であれば、直接カバー部から印刷版保持部に向かう通気路を設ける空間がとりにくい場合であっても比較的容易に追加できる。
また、防汚ユニットは、抵抗部を基準として吹出部の反対側に、周囲の気体を吸引する排気口を備えるようにしてもよい。カバー部から印刷版保持部に向かって流れる空気をさらに描画装置外に誘導することにより、カバー部へ向かう粒子の移動を抑制するエアカーテンを描画装置内に形成することができる。
また、防汚ユニットは、吹出部に連通する通気路を備え、吹出部において、カバー部の幅にわたって通気路が設けられると共に、通気路の断面積は小さくなるようにしてもよい。このようにすれば、カバー部の表面に均一的な流速で気体を供給することができ、カバー部へ向かう粒子の移動をムラなく抑制できるようになる。
また、増強部は、カバー部の表面と略平行に設けられ、吹出部に連通する複数のスリットであり、吹出部は、カバー部の表面に沿って気体を吹き出すようにしてもよい。スリットを複数設けることにより、カバー部の表面に吹き出す空気の直進性が向上し、気体をカバー部の表面に沿って均一に分布させることができる。
本発明は、印刷版保持部に保持される印刷版上の感光材料に露光して印刷版に画像を描画する描画装置の汚染防止方法として特定することもできる。具体的には、描画装置が備える光照射ユニットを保護するカバー部の表面に沿って気体を供給する。
このような汚染防止方法によれば、装置内においてカバー部の周囲に気体の流れを形成し、カバー部へ向かう粒子の移動を抑制することができ、カバー部への粒子等の付着が低減される。
なお、課題を解決するための手段に記載した構成は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、描画装置が備える光照射ユニットのカバー部材の汚れを低減することができる。
描画装置の内部構造の一例を示す平面図である。 描画装置の内部構造の一例を示す斜視図である。 防汚ユニットの一例を示す正面図である。 防汚ユニットの一例を示す模式的な縦断面図である。 防汚ユニットの一例を示す斜視断面図である。 防汚ユニットの一例を示す斜視断面図である。 防汚ユニットの給気系及び排気系の一例を示すブロック図である。 防汚ユニットの変形例を示す縦断面図である。 防汚ユニットの変形例を示す縦断面図である。 防汚ユニットの変形例を示す縦断面図である。 防汚ユニットの一例を示す模式的な縦断面図である。 防汚ユニットの一例を示す斜視断面図である。 防汚ユニットの一例を示す斜視断面図である。 防汚ユニット内における粒子分布のシミュレーション結果を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す例は、本発明の一態様であり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<実施形態>
(構成)
図1は、描画装置の内部構造の一例を示す平面図である。描画装置10は、いわゆるCTP(Computer To Plate)によって印刷版(PS版(Photo-Sensitive Plate))を作成する装置である。描画装置10は、印刷版100を保持するためのドラム1と、印刷版100に対しレーザ光(本発明に係る「光ビーム」に相当)を照射して画像を描画する光照射ユニット2と、ドラム1を駆動させる駆動装置3と、光照射ユニット2の移動を案内するガイド4と、光照射ユニット2に装着される防汚ユニット5と、各部の動作を制御する制御部6とを備えている。
印刷版100は、平板印刷に使用するアルミニウム製のいわゆる刷版である。印刷版100の片面には感光材料が塗布されており、露光及び現像することで、印刷版100上に画線部と非画線部とを形成することができる。描画装置10は、印刷版100上の感光材料に対しレーザ光を照射し、画像を描画する。
ドラム1は、円柱状の構成部材であり、その外周面に印刷版100を装着することができる。なお、ドラム1は、本発明に係る「印刷版保持部」に相当する。印刷版100の一端は複数の先端クランプ11により、また、印刷版100の他端は複数の後端クランプ12により、それぞれドラム1の外周面に固定される。また、ドラム1は、その円柱形状の軸を中心(すなわち、回転軸)にしてその円周方向(図1:矢印A)に、駆動装置3によって回転させられる。なお、矢印Aで示す円周方向を、主走査方向とも呼ぶ。また、ドラム1上の先端クランプ11又は後端クランプ12の固定及び解除は、図示していないクランプ駆動装置によって行われるものとする。また、描画装置10は、ドラム1へ印刷版100を供給する搬送ユニット(図示せず)をさらに備えていてもよい。
光照射ユニット2は、光源であるレーザダイオード(図示せず)や結像レンズ(図示せず)等を備え、レーザダイオードから印刷版100へレーザ光を出射する。また、光照射ユニット2は、描画装置10内に設けられたガイド4に、移動可能に取り付けられる。ガイド4は、ドラム1の軸方向と略平行に設けられ、光照射ユニット2は、レーザダイオードから出射されるレーザ光の光路(図1:破線の三角形)をドラム1に向けたまま、ドラム1の軸方向(図1:矢印B)に対して平行に移動できる。なお、図1に矢印Bで示す、光照射ユニット2の移動方向を、副走査方向とも呼ぶ。
また、描画装置10は、光照射ユニット2とドラム1との間に防汚ユニット5を備える。防汚ユニット5は、空気等の気体を用いて描画装置10内に所定の気体流を形成し、塵、埃等の異物である粒子が描画装置10内に付着する量を低減させたり、感光材料がレーザ光により露光され、蒸発して発生したガスを拡散させるとともに吸引したりする。
また、光照射ユニット2、駆動装置3等は、制御部6と電気的に接続されており、各々
の動作が制御される。制御部6は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ
、入出力インターフェース等を含む。入出力インターフェースは、ユーザが描画装置10を操作するための操作パネル(図示せず)や、描画装置10の各動作部と接続される。
図2は、本実施形態に係る描画装置の光照射ユニット及び防汚ユニットをドラム側から見た斜視図である。図3は、防汚ユニットの一例を示す正面図である。なお、便宜上、防汚ユニット5のドラム1側を正面と呼ぶ。防汚ユニット5は、光照射ユニット2の正面側に取り付けられる。防汚ユニット5は、本体51と、防汚ユニット5へ空気等の気体を供給するための給気路52と、空気を放出する第1の吹出口53と、第2の吹出口54と、周囲の気体を吸引し、描画装置10の外へ排出するための排気口55と、気体の流れる進路を所定の方向に変更させる抵抗部56とを有する。
本体51は、所定の箇所から描画装置10内に空気を供給すると共に、他の部分から周囲の気体を吸引し、描画装置10の内部が汚染されることを抑制する。本実施形態では、本体51は、第1の部材511と第2の部材512とを有し、両者を組み合わせることで両者の間に通気路が形成される。また、本実施形態では、給気路52として、第1の給気路521、及び第2の給気路522を備える。第1の給気路521は、第1の吹出口53に空気を供給する。第2の給気路522は、第2の吹出口54に空気を供給する。給気路52には、後述する圧縮機から空気が圧送される。第1の吹出口53から吹き出す空気の流れを図2に2つの矢印で示す。また、第1の吹出口53から気体が吹き出す手前には、抵抗部56が設けられている。抵抗部56は、空気の流れる方向をドラム1に向かう方向(すなわち、第1の吹出口53の方向)へ変更する。
図4は、防汚ユニットを副走査方向から見た模式的な縦断面図である。図5は、防汚ユニットの内部構造を説明するための、正面斜め上から見た斜視断面図である。図6は、防汚ユニットの内部構造を説明するための、裏面斜め上から見た斜視断面図である。図4〜図6は、図3に示すA−A断面で防汚ユニット5を切断した状態を表す。
図4に示すように、光照射ユニット2がレーザ光を出射する側に防汚ユニット5が装着されている。図4の例では、光照射ユニット2から筒状の出光部22がドラム1の方向に突出している。出光部22は、内部に結像レンズ23を有している。そして、本体51は、出光部22と嵌合する凹部を備えている。また、光照射ユニット2は、結像レンズ23の光軸(図4:破線の円錐)方向であって結像レンズ23とドラム1との間に、カバー部21を備える。カバー部21は、例えばガラスで形成され、レーザ光を透過させる。なお、第1の吹出口53は、光照射ユニット2が備える結像レンズ23の光軸上に形成される。また、抵抗部56は、カバー部21上であって、光照射ユニット2からのレーザ光の出射位置(すなわち、結像レンズの光軸上)よりも上方へ外れた位置に配置されている。したがって、抵抗部56が、光照射ユニット2による印刷版100への描画を妨げることはない。なお、抵抗部56の材質は特に限定されず、例えばアルミニウム等の金属や、様々な樹脂を用いることができる。
また、図5、図6等に示すように、本体51の内部では、通気路523、スリット524、第1の吹出口53の順に空気の経路が接続されている。通気路523は、給気路52から供給された空気をカバー部21の表面側へ誘導する経路である。また、通気路523の先には、流路断面積が小さくなるスリット524が設けられている。スリット524は、カバー部21の表面と略平行に空気が流れるように、カバー部21の表面へ空気を誘導する。また、スリット524は、その出口近傍においてカバー部21の幅にわたって広がると共に、スリット524の断面積は通気路523の断面積よりも小さくなっている。これにより、スリット524を通過する空気の流速は通気路523を通過する空気の流速よりも速くなるとともに、スリット524内における流速の分布のムラを少なくすることが
できる。すなわち、スリット524は、流速を均一化する形状になっている。なお、図5等ではスリット524の幅は、カバー部21の幅とほぼ同じであるが、スリット524の幅は、少なくともカバー部21内に複数並ぶレーザダイオードの幅程度あればよい。
また、スリット524の端部から吹き出される空気は、図4の太い実線の矢印Cで示すように、カバー部21の表面に沿って流れ、カバー部21上に設けられた抵抗部56によって流れる方向がドラム1側へ変更される。換言すれば、抵抗部56は、第1の吹出口53から吹き出される気体の経路上に配置され、気体の進路をドラム1に向かう方向へ変更する。これにより、光照射ユニット2から出射されるレーザ光の光路に沿って流れる空気流を生成し、ドラム1側からカバー部21に向かう粒子の移動を抑制する。なお、空気を吹き出すスリット524の端部は、本発明に係る「吹出部」に相当する。
図4等に示すように、抵抗部56は、カバー部21上に配置されており、第1の吹出口53から吹き出された空気は、進行方向を抵抗部56によって遮られる。また、抵抗部56のうち、第1の吹出口から吹き出す空気の進行方向に対向する面561は、カバー部21側からドラム1へ向かうにつれて、空気の進行方向とは反対側へせり出すようになっている。断面視上、カバー部21の表面と、空気の進行方向に対向する面561とのなす角は、例えば45度程度の鋭角になっているが、角度は特に限定されない。なお、図4の例では、第1の吹出口53を挟んで抵抗部56と反対側に位置する、第2の部材512の端部もカバー部21に対して鋭角になっているが、このような形状には限定されない。
なお、カバー部21は、少なくとも光照射ユニット2からのレーザ光の出射位置(すなわち、レーザダイオードの光路上)に存在すればよい。したがって、レーザ光の出射位置から外れた位置に配置される抵抗部56は、気体流をカバー部21からドラム1へ向かう方向へ誘導することができれば、必ずしもカバー部21上に設けられなくてもよい。
進行方向を抵抗部56によって遮られた空気は、カバー部21側には空気の逃げる隙間がないため、カバー部21と空気の進行方向に対向する面561との間に渦流(図4:矢印D)を形成する。そして、当該部分の空気圧が高まるため、その後スリット524から吹き出される空気は、カバー部21と空気の進行方向に対向する面561との間には進入することができず、ドラム1側に設けられた抵抗部56と第2の部材512との間の間隙531の方向へ進行方向を変えることになる。
なお、ドラム1の外周には先端クランプ11、後端クランプ12も設けられており、これらが回転することで、描画装置10の内部においては主走査方向に沿った気流が生じる。例えば230rpm程度でドラム1が回転する場合、ドラム1の周囲には4m/s程度の気流が生じることになる。この影響により、カバー部21の周囲にも粒子が運ばれてくるため、第1の吹出口53から供給される空気は、ドラム1の方向へ気体の流れを押し返すために十分な流速を適宜設定するものとする。
また、抵抗部56の上部には、排気口55が設けられている。排気口55の先には気体を描画装置10の外へ排気するためのダクト及び送風機が設けられており、排気口55から周囲の気体を吸い込む。そして、抵抗部56によってカバー部21からドラム1へ向かうように流れる方向が変更された空気は、上述したドラム1の周囲の気流の影響と排気口55への吸気の影響とによって、さらに図4の矢印Eに示すように流れる方向が変更され、最終的に排気口55へ吸い込まれる。
以上のように、スリット524からカバー部21の表面に沿って吹き出された空気は、抵抗部56によってカバー部21からドラム1へ向かう方向へ流れが変更され、さらに排気口55吸い込まれる。このように、描画装置10の内部には、図4の矢印C及び矢印E
の方向に流れる空気によって、エアカーテンが形成される。このような抵抗部56を設けることにより、単にカバー部21の表面に沿って空気の流れを生成する場合よりも、カバー部21の表面に粒子が付着する量を減少させることができる。
また、第2の吹出口54は、ドラム1上のレーザ光の照射位置に向けて空気を吹き出すように設けられている。そして、吹き出された空気は、露光時に感光材料が蒸発して発生するガスを拡散させるとともに、拡散されたガスとともに排気口55から吸引される。
以上のように、防汚ユニット5によれば、粒子が描画装置10内の光照射ユニット2のカバー部21に付着する量を低減させたり、感光材料が蒸発して発生するガスを拡散させるとともに吸引したりすることができる。
図7は防汚ユニット5に接続される給気系及び排気系の構成を示すブロック図である。防汚ユニット5の給気路52は、フィルタ71を介して圧縮機(コンプレッサ)72に接続されている。圧縮機72の下流側には減圧弁73が接続されている。また、防汚ユニット5の排気口55は、フィルタ74を介して送風機(ブロア)75に接続されている。また、送風機75の上流側には減圧弁76が接続されている。フィルタ71及びフィルタ74は、例えばHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタであるが、ULP
A(Ultra Low Penetration Air)フィルタ他の様々なエアフィルタを採用してもよい。
圧縮機72からフィルタ71を介して防汚ユニット5の給気路52に清浄な空気が供給される。これにより、防汚ユニット5の第1の吹出口53及び第2の吹出口54から空気が吹き出される。第1の吹出口53から供給された空気は、抵抗部56によってカバー部21の表面からドラム1に向かう方向の気体流を形成し、排気口55から吸引される。また、露光時に印刷版100において発生したガスは、第2の吹出口54から供給された空気とともに排気口55から吸引される。そして、排気口55からフィルタ74を通して送風機75に送られる。
減圧弁73及び減圧弁76は、制御部6と電気的に接続され、制御部6により制御される。減圧弁73を制御することにより、給気路52から吹き出される空気の流量を調整することができる。なお、第1の給気路521及び第2の給気路522の各々に対して、個別に圧縮機72及び減圧弁73を接続するようにしてもよい。また、減圧弁76を制御することにより、排気口55から吸引される気体の流量を調整することができる。流量は、適宜設定するものとする。ドラム1の回転速度に応じて空気の供給量及び気体の吸引量を増減させるようにしてもよい。また、複数のレーザダイオードの個々の光量の増減や、稼動させるレーザダイオードの数に応じて空気の供給量及び気体の吸引量を増減させるようにしてもよいし、印刷版100に描画する画像に応じて空気の供給量及び気体の吸引量を増減させるようにしてもよい。
<実施例>
図1〜図7に示した実施形態に係る描画装置10と、従来の描画装置とを用いて、カバー部21の表面に対する防塵効果を確認する試験を行った。従来の描画装置は、実施形態に係る描画装置10と比較すると、抵抗部56、第2の部材512及びこれらによって形成される第1の吹出口53に相当する構成を備えていない点が異なる。なお、カバー部21は、板ガラスにより形成した。また、実施形態に係る描画装置10の抵抗部56の厚み(カバー部21の法線方向の大きさ)は3.0mmとし、断面視上におけるカバー部21と、抵抗部56の空気の進行方向に対向する面561とのなす角は、45度とした。また、スリット524の厚み(カバー部21の法線方向の大きさ)は、0.5mmとした。
そして、実施形態に係る描画装置10、及び第1の吹出口53を有しない描画装置の各
々の内部に、工業粉塵とほぼ同様の粒径分布の粉体を所定時間、ドラム1を挟んで光照射ユニット2の反対側から吹き付ける加速試験を行った。試験後、カバー部21の表面に付着した粒子を顕微鏡で撮像した画像を解析し、付着した粒子の総面積を比較した。結果として、実施形態に係る描画装置の場合は、第1の吹出口53を有しない描画装置の場合よりも、付着した粒子の面積が4分の1程度に減少した。
以上のように、実施形態に係る描画装置10は、従来の描画装置よりも、光照射ユニット2の結像レンズを保護するカバー部21に付着する粒子の量を低減させることができた。カバー部21への粒子の付着によりレーザ光の透過率が低下し、露光が阻害されるおそれもあるところ、カバー部21の汚染速度を遅らせることで、カバー部21の清掃等のようなメンテナンスの頻度を減少させることができるといえる。
<変形例1>
図8は、変形例1に係る防汚ユニット5の断面図である。変形例においても、上述した実施形態に対応する構成要件には同一の符号を付し、各々の詳細な説明は省略する。抵抗部56のうち特に空気の進行方向に対向する面561の形状は、図4〜図6に示したものには限定されない。例えば、断面視上の、カバー部21の第1の吹出口53側と、空気の進行方向に対向する面561とのなす角は、45度以外であってもよい。図8の例では、空気の進行方向に対向する面561の角度は、カバー部21の表面の法線方向と略同一になっている。このような構成の抵抗部56であっても、第1の吹出口53から吹き出された空気の流れる方向を、カバー部21からドラム1へ向かう方向へ変更することができる。
<変形例2>
図9は、変形例2に係る防汚ユニット5の断面図である。図9に示す抵抗部56の、空気の進行方向に対向する面561は、曲面になっている。本変形例に係る空気の進行方向に対向する面561は、カバー部21側からドラム1へ向かうにつれて、空気の進行方向とは反対側へせり出すようになっている。このような構成の抵抗部56であっても、第1の吹出口53から吹き出された空気の流れる方向を、カバー部21からドラム1へ向かう方向へ変更することができる。
<変形例3>
図10は、変形例3に係る防汚ユニット5の正面図である。本変形例では、第1の吹出口53から吹き出される空気の進行方向を変える抵抗部56の代わりに、反対方向に空気を吹き出す第3の吹出口57が設けられている。なお、第3の吹出口57には、所定の経路で圧縮機から空気が圧送されるものとする。すなわち、カバー部21上において互いに対向する2つの方向からの空気流を衝突させ、カバー部21からドラム1へ向かう方向の空気流を生成する。このような第3の吹出口57を備える構成であっても、第1の吹出口53から吹き出された空気の流れる方向を、カバー部21からドラム1へ向かう方向へ変更することができる。
<その他>
上述の実施例及び変形例に記載した内容は、可能な限り組み合わせて実施することができる。また、実施例及び変形例に記載した内容は、描画装置10が実行する方法として提供することもできる。すなわち、描画装置10の光照射ユニット2が印刷版100に対してレーザ光による描画を行うと共に、上述した防汚ユニット5の処理を並行して実行するようにしてもよい。
以上のように、実施形態及び変形例に係る描画装置10は、カバー部21からドラム1へ向かう空気流を生成することにより、カバー部21へ向かう粒子の移動を抑制すること
ができる。なお、カバー部21の周囲から直接ドラム1に向けて空気を吹き出す吹出口を設けるようにしてもよいが、光照射ユニット2の周囲には通気路を設ける空間がとりにくいという問題がある。上述した実施形態や変形例のように、カバー部21の表面に沿って空気を吹き出す方向を向く吹出口であれば、光照射ユニット2に追加することが比較的容易になる。この場合、例えば抵抗部56を設けることで、カバー部21からドラム1へ向かう空気流を生成することができる。
また、本実施形態及び変形例のように描画装置10の内部に空気を供給する場合、描画装置10内から排気するための排気口55を設けることが望ましい。排気口55は、抵抗部56を挟んで第1の吹出口53とは反対側に設けることで、第1の吹出口53から供給された空気をスムーズに吸引することができるため好ましい。
また、カバー部21からドラム1へ向かう空気流を生成する第1の吹出口53及び抵抗部56に加え、ドラム1上のレーザ光の照射位置に向けて空気を吹き出す第2の吹出口54をさらに設けるようにしてもよい。このようにすれば、露光による感光材料のアブレーションにより発生するガスや粒子を効率的に拡散及び吸引することができるため、カバー部21の周辺に移動する粒子の量を低減することができ、間接的にカバー部21への粒子の付着を抑制する効果がある。
上述した実施形態では、防汚ユニット5のうち第1の部材511を光照射ユニット2に装着し、第2の給気路522を接続することで、第2の吹出口54を機能させることができ、さらに第2の部材512を第1の部材511に装着し、第1の給気路521を接続することにより、第1の吹出口53を機能させることができるようになっている。しかしながら、このような例には限定されず、本体51を一体に形成するようにしてもよい。
<実施形態2>
図11は、第2の実施形態に係る防汚ユニットを副走査方向から見た模式的な縦断面図である。図12は、第2の実施形態に係る防汚ユニットを正面斜め上から見た斜視断面図である。図13は、第2の実施形態に係る防汚ユニットを裏面斜め上から見た斜視断面図である。本実施形態においても、上述した実施形態及び変形例に対応する構成要件には同一の符号を付し、各々の詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る本体51の内部には、スリット524が、カバー部21の表面と略平行に複数設けられている。図11〜図13においては4つのスリットが設けられているが、スリットの数は4には限定されない。また、例えば、各スリット524の厚さは0.5mm程度、幅が20.0mm程度、高さが20.0mm程度であるが、これらの大きさには限定されない。
複数のスリット524は、カバー部21の表面と略平行に設けられた平板状の壁部525によって区画されている。そして、スリット524の各々は、カバー部21の表面と略平行に空気が流れるように、カバー部21の表面へ空気を誘導する。本実施形態においても、スリット524は、その出口近傍においてカバー部21の幅にわたって広がると共に、スリット524の断面積は通気路523の断面積よりも小さくなっている。また、スリット524の端部から吹き出される空気は、図11において太い実線の矢印で示すように、カバー部21の表面に沿って流れる。なお、空気を吹き出すスリット524の端部は、本発明に係る「吹出部」に相当する。
本実施形態ではスリット524を複数設けることにより、スリット524が1つの場合よりも、カバー部21の表面に流出する空気の流量の分布を均一化することができる。ここで、スリット524の断面積を小さくすると、ある流速で流出させられる空気量も少な
くなる。スリット524を複数設けることにより、複数のスリット524全体から流出させられる空気量を増やすことができる。このとき、断面積の大きな1つのスリット524を設けるよりも、断面積の小さなスリット524を複数設ける方が、カバー部21の表面に流出した空気の直進性が向上し、カバー部21の表面に沿って均一に分布するようになる。
図14は、カバー部21の周囲の外部粒子の分布を解析したシミュレーション結果を示す図である。図14の下部の凡例に示すように、外部粒子が存在する一般的な環境の空気をスカラー値0で表し、フィルタを通過した清浄な空気をスカラー値1で表している。また、図14の左側は、スリット524が4層の場合における、カバー部21の正面(表面)及び断面の周辺の粒子の分布を表している。図14の右側は、スリット525が単相の場合における、カバー部21の正面及び中心断面の周辺の粒子の分布を表している。図14からわかるように、4層の場合は単層の場合よりも、カバー部21の表面に清浄な空気の層を厚く形成することができ、4層の場合はカバー部21の表面全体にわたって外部粒子が侵入していない。
また、カバー部21の表面に吹き出された空気は、排気口55への吸気によって、図11の矢印に示すように流れる方向が変更され、排気口55へ吸い込まれる。
このように、複数のスリット524によってカバー部21の表面に沿って空気の流れを生成することにより、1つのスリット524を設ける場合よりも、カバー部21の表面に粒子が付着する量を減少させることができる。また、本実施形態に係る構成によれば、カバー部21の周辺の清掃等のメンテナンスが容易になる。
上述した抵抗部56及び複数のスリット524は、空気等の気体によるカバー部21の防汚効果を増強する。すなわち、抵抗部56は、カバー部21の表面に沿って吹き出された気体の進路をカバー部21からドラム1に向かう方向に変更することにより、単にカバー部21の表面に沿って気体を吹き出す構成よりもカバー部へ向かう粒子の移動を抑制する効果を向上させることができる。また、複数のスリット524は、カバー部21の表面に沿って吹き出された気体をカバー部21の表面に沿って均一に分布させ、1つのスリット524から気体を吹き出す構成よりもカバー部へ向かう粒子の移動を抑制する効果を向上させることができる。抵抗部56及び複数のスリット524を本発明に係る「増強部」とも呼ぶ。なお、防汚ユニット5は、抵抗部56と複数のスリット524とを備えるようにしてもよい。
10 :描画装置
1 :ドラム
2 :光照射ユニット
21 :カバー部
5 :防汚ユニット
51(511、512):本体
52(521、522):給気路
523 :通気路
524 :スリット
53 :第1の吹出口
54 :第2の吹出口
55 :排気口
56 :抵抗部
6 :制御部
100 :印刷版

Claims (8)

  1. 印刷版上の感光材料に露光して前記印刷版に画像を描画する描画装置であって、
    前記印刷版を保持する印刷版保持部と、
    光ビームを前記感光材料に出射し、前記光ビームの光路上に設けられ前記光ビームを透過するカバー部を有する光照射ユニットと、
    前記光照射ユニットと前記印刷版保持部との間に配置され気体を吹き出す吹出部、及び前記気体による前記カバー部の防汚効果を増強する増強部を有する防汚ユニットと、
    を備える描画装置。
  2. 前記増強部は、前記カバー部から前記印刷版保持部に向かう気体流を生成する
    請求項1に記載の描画装置。
  3. 前記吹出部は、前記カバー部の表面に沿って気体を吹き出し、
    前記増強部は、当該吹出部から吹き出される気体の経路上に配置され、気体の進路を前記印刷版保持部に向かう方向へ変更する抵抗部である、
    請求項2に記載の描画装置。
  4. 前記防汚ユニットは、前記抵抗部を基準として前記吹出部の反対側に、周囲の気体を吸引する排気口を備える
    請求項3に記載の描画装置。
  5. 前記防汚ユニットは、前記吹出部に連通する通気路を備え、
    前記吹出部において、前記カバー部の幅にわたって前記通気路が設けられると共に、前記通気路の断面積は小さくなる
    請求項3又は4に記載の描画装置。
  6. 前記増強部は、前記カバー部の表面と略平行に設けられ、前記吹出部に連通する複数のスリットであり、
    前記吹出部は、前記カバー部の表面に沿って気体を吹き出す
    請求項1に記載の描画装置。
  7. 印刷版保持部に保持される印刷版上の感光材料に露光して前記印刷版に画像を描画する描画装置の汚染防止方法であって、
    前記描画装置が、
    前記印刷版に光ビームを出射する光照射ユニットを保護するカバー部の表面に沿って気体を供給し、
    供給される前記気体の進路上に配置された抵抗部によって、前記気体の進路を前記印刷版保持部に向かう方向に変更する
    汚染防止方法。
  8. 印刷版保持部に保持される印刷版上の感光材料に露光して前記印刷版に画像を描画する描画装置の汚染防止方法であって、
    前記描画装置が、前記印刷版に光ビームを出射する光照射ユニットを保護するカバー部の表面と略平行に設けられる複数のスリットから、カバー部の表面に沿って気体を供給する汚染防止方法。
JP2017182705A 2017-03-22 2017-09-22 描画装置、及び描画装置の汚染防止方法 Active JP7004381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201810139044.0A CN108628104A (zh) 2017-03-22 2018-02-09 描绘装置、以及描绘装置的污染防止方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017055765 2017-03-22
JP2017055765 2017-03-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018159909A true JP2018159909A (ja) 2018-10-11
JP7004381B2 JP7004381B2 (ja) 2022-01-21

Family

ID=63796107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017182705A Active JP7004381B2 (ja) 2017-03-22 2017-09-22 描画装置、及び描画装置の汚染防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7004381B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001056569A (ja) * 1999-08-19 2001-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd レーザ露光装置
JP2002144073A (ja) * 2000-11-07 2002-05-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光加工装置
JP2005010613A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像記録装置
JP2011121099A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置
JP2011209585A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Fujifilm Corp 露光走査装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001056569A (ja) * 1999-08-19 2001-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd レーザ露光装置
JP2002144073A (ja) * 2000-11-07 2002-05-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光加工装置
JP2005010613A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像記録装置
JP2011121099A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置
JP2011209585A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Fujifilm Corp 露光走査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7004381B2 (ja) 2022-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6035426B2 (ja) 画像形成装置
JP6090393B2 (ja) 空気調和機
EP2883702B1 (en) Inkjet apparatus and method of collecting mist
JP6291761B2 (ja) 印刷装置
JP6354800B2 (ja) 送風機構
CN109719390B (zh) 激光加工设备
JP5007675B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP6936969B2 (ja) 光照射装置
JP7004381B2 (ja) 描画装置、及び描画装置の汚染防止方法
JP5211465B2 (ja) 画像形成装置
US9243812B2 (en) Flow path structure and electronic apparatus
JP3614008B2 (ja) 画像形成装置
CN108628104A (zh) 描绘装置、以及描绘装置的污染防止方法
JP5720768B2 (ja) 印刷装置
JP5440656B2 (ja) インクジェット印刷装置
KR20130142140A (ko) 차광 장치 및 광원 장치
JP2009032756A (ja) 半導体製造装置
JP5822035B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP7282272B2 (ja) レーザ加工装置
JP2008168560A (ja) 紫外線照射装置、および同紫外線照射装置を備えた記録装置
JP4655639B2 (ja) 画像形成装置
JP2017205905A (ja) 光源装置
JP2008089739A (ja) フラッシュ定着装置及び画像形成装置
JP2023082879A (ja) 空気除菌装置
JP2002160087A (ja) 排煙機構を備えたレーザ加工装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7004381

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150