JP2018159648A - 飛翔型検査装置 - Google Patents

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厚徳 木本
Atsunori Kimoto
厚徳 木本
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Abstract

【課題】高所の気中開閉器等の検査対象物を短時間で且つ簡単に検査できるようにする。【解決手段】飛翔型検査装置10は、空中を飛翔する飛翔体11と、飛翔体11に搭載され、高所の検査対象物3内の水量を測定する接触型の水量測定器50と、を備える。更に、飛翔型検査装置10は、飛翔体11に搭載され、検査対象物3に吸着する吸着部30と、飛翔体11に搭載され、検査対象物3の有無を検出する有無検出器40と、飛翔体11に搭載された制御部60と、を備える。有無検出器40が検査対象物3を検出した場合に、制御部60が吸着部30を検査対象物3に吸着させ、飛翔体11を停止させ、水量測定器50に測定を実行させる。【選択図】図2

Description

本発明は、高所の検査対象物を検査する飛翔型検査装置に関する。
気中開閉器は電柱の上等の高所に設置される。気中開閉器の経年劣化に伴い、雨水が気中開閉器の内部に侵入する虞がある。浸水の初期の段階でその浸水を発見することができれば、気中開閉器の修理、保守或いは交換等の対策を行って、停電等の電気事故を未然に防げる。そこで、気中開閉器内の浸水量を測定する測定器(検出器)が開発されている(特許文献1参照)。
特開2010−217106号公報
特許文献1に記載の浸水量測定器は、気中開閉器に接触させることによって、気中開閉器内の浸水量を測定できる接触型の測定器である。そのため、浸水量の測定検査に際しては、作業者が電柱に昇って浸水量測定器を気中開閉器に設置したり、或いは作業用治具を用いて浸水量測定器を気中開閉器に設置したりする必要がある。それゆえ、作業時間が長くなる上、作業労力も多大なものとなってしまう。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。その発明の目的は、気中開閉器等のように地上上方の高所にある検査対象物の検査を省力化且つ短時間化することである。
以上の課題を解決するための主たる発明は、空中を飛翔する飛翔体と、前記飛翔体に搭載され、高所の検査対象物を検査する接触型の検査器と、を備える飛翔型検査装置である。
検査器が飛翔体に搭載されているので、飛翔体が高所の検査対象物まで飛翔すると、検査器が検査対象物に接触して、検査器によって検査対象物を検査することができる。それゆえ、作業者が高所で作業する必要もない上、治具等を用いて検査器を検査対象物に設置する必要もない。つまり、検査対象物の検査を省略化且つ短時間化することができる。
本発明によれば、検査対象物の検査を省力化且つ短時間化することができる。
図1は、飛翔型検査装置を用いて、柱上に設置された電気機器の浸水量を測定する様子を示した図面である。 図2は、飛翔型検査装置の斜視図である。 図3は、飛翔型検査装置のブロック図である。 図4は、飛翔型検査装置を用いて浸水量を測定する手順を示したフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
1.電柱及び高所設置型電気機器
図1に示すように、電柱1が立設されている。電柱1の上部には、腕金2が固定されており、腕金2には、電気機器3が懸下した状態で設置されている。電気機器3は、例えば、高圧電路の開閉をする気中開閉器である。電気機器3のハウジング内に高圧電気素子が収容されている。
電気機器3は屋外に設置されている。そのため、電気機器3の経年劣化に伴い、雨水が電気機器3の内部に侵入する虞がある。そこで、電気機器3内の浸水量を飛翔型検査装置10によって測定して、これにより電気機器3を検査する。この飛翔型検査装置10は、飛翔することによって電気機器3の底面に接触して、電気機器3内の浸水量を測定する機器である。以下、飛翔型検査装置10について詳細に説明する。
2.飛翔型検査装置の構成
図2は、飛翔型検査装置10の斜視図である。図3は、飛翔型検査装置10の電気的構成を示したブロック図である。
図2及び図3に示すように、飛翔型検査装置10は、空中を飛翔する飛翔体11及びそれを制御するフライトコントローラ16を備えるとともに、飛翔体11に搭載された筐体20、吸着部30、バキューム31、駆動回路32、有無検出器40、浸水量測定器(検査機)50、メインコントローラ(制御部)60、送受信機61及びバッテリー62等を備える。
図2に示すように、飛翔体11は、ホバリングが可能な回転翼機であり、より具体的には複数体(図面では、4体)の回転翼(ローター)15を有するマルチコプターである。つまり、飛翔体11は、中央部から放射状に延びた複数の支持腕13を有する機体12と、回転出力軸を上方に向けて状態で各支持腕13の先端に設けられたモータ14と、各モータ14の回転出力軸に連結された回転翼15と、を備える。なお、飛翔体11はメイン回転翼とテール回転翼を有するヘリコプター型の飛翔体であってもよい。
機体12の中央部には筐体20が設けられ、筐体20内にはLSI(大規模集積回路)からなるフライトコントローラ16(図3参照)が設けられている。このフライトコントローラ16がモータ駆動回路(例えば、Electronic Speed Controller)を介してモータ14に接続されている。フライトコントローラ16には、飛翔体11の向き、姿勢、傾き、速度、緯度、経度及び高度等を検知する各種のセンサが内蔵されている。フライトコントローラ16が各種のセンサの検知結果に基づいて各モータ14の回転速度を制御することによって、飛翔体11の揚力及び推進力が発生するとともに、飛翔体11の姿勢が制御される。
ここで、フライトコントローラ16には受信器が内蔵されている。飛翔体11を遠隔操作可能な無線操縦機91(図1及び図3参照)が上昇、下降又は推進等の指令を無線によってフライトコントローラ16に送信すると、フライトコントローラ16がその指令に基づいて各モータ14の回転速度を制御することによって、飛翔体11が指令に従って上昇、下降又は推進等するよう飛翔する。
図2に示すように、筐体20の上面には、吸着部30が上方に向けられた状態で設けられており、筐体20内には、バキューム31及び駆動回路32(図3参照)が設けられている。吸着部30は吸着ノズルである。駆動回路32がバキューム31を駆動して、バキューム31が吸着部30からエアを吸引することによって吸着部30に負圧を発生させる。そのため、吸着部30が電気機器3に接触していると(図1参照)、吸着部30が負圧によって電気機器3に吸着する。なお、吸着部30は、空気圧によって接触体に吸着する吸着ノズルでなくもよく、例えば磁力により接触体に吸着する電磁石であってもよい。
図2に示すように、筐体20の上面の各角部には、有無検出器40が設けられている。有無検出器40は例えば圧力センサ、接触センサ、近接センサ、光センサ、磁気センサ、モーメンタリ動作型プッシュスイッチ、リミットスイッチその他のスイッチである。有無検出器40は、有無検出器40に近接又は接触した物体の有無を検出して、近接又は接触した物体の有無を表す信号をメインコントローラ60(図3参照)に出力する。
図2に示すように、筐体20の上面には、浸水量測定器50の一部51が電気機器3に接触可能なように設けられ、筐体20の内部には、浸水量測定器50の他の一部52が保護のために設けられている。浸水量測定器50は、浸水量測定器50に接触した電気機器3内の浸水量を測定して、その測定値を出力するものである。
浸水量測定器50のうち筐体20の上面に設けられた部分51は面状ヒータ53及び温度センサ54を有し、筐体20内に設けられた部分52は測定回路55(図3参照)を有する。
図2に示すように、面状ヒータ53及び温度センサ54は弾性体(例えば、ばね、ゴム板等)56を介して筐体20の上面に設けられている。吸着部30が電気機器3に吸着した場合、面状ヒータ53及び温度センサ54が電気機器3に突き当てられて、それにより弾性変形した弾性体56が弾性力によって面状ヒータ53及び温度センサ54を電気機器3に押し付ける。
面状ヒータ53は電気エネルギーによって発熱する抵抗発熱体である。なお、面状ヒータ53は誘導加熱体、誘電加熱体、ヒートポンプ又はペルチェ素子であってもよい。
温度センサ54は、サーミスタ、測温抵抗体、熱電対その他の感温素子である。温度センサ54は、温度を測定して、その測定温度を電気信号に変換する。
測定回路55(図3参照)は面状ヒータ53を制御する。これにより面状ヒータ53が電気機器3を加熱する。
また、測定回路55は温度センサ54を制御する。これにより温度センサ54が電気機器3を測定して、その測定温度を表す信号を測定回路55に出力する。
測定回路55は、温度センサ54から入力した測定温度を監視し、測定温度の変化量から浸水量を算出する。ここで、面状ヒータ53による加熱に伴う電気機器3の温度の変化量(例えば、加熱前の温度と加熱後の温度の差)は電気機器3内の浸水量に依存するので(例えば特開2010−217106号公報参照)、測定回路55はこの依存性を利用して測定温度の変化量を浸水量に変換する。
図2に示す筐体20内には、メインコントローラ60及び送受信機61(図3参照)が設けられている。メインコントローラ60は、CPU、RAM、ROM及び補助記憶装置等を有する。メインコントローラ60には、バスやハードウェアインターフェース等を介してフライトコントローラ16、駆動回路32、有無検出器40、測定回路55及び送受信機61が接続されている。メインコントローラ60がフライトコントローラ16、駆動回路32及び測定回路55に指令を出力することによって、フライトコントローラ16、駆動回路32及び測定回路55が指令に従って動作する。また、メインコントローラ60が送受信機61に指令を出力することによって、送受信機61がメインコントローラ60の指令に従ってコンピュータ92と無線通信を行う。
図2に示すように、筐体20内には、バッテリー62が設けられている。バッテリー62は、モータ14、フライトコントローラ16、バキューム31、駆動回路32、有無検出器40、ヒータ53、温度センサ54、測定回路55及び送受信機61に電力を供給する。
3.電気機器の検査方法及び飛翔型検査装置の動作
図4のフローチャートを参照して、飛翔型検査装置10を用いて電気機器3内への浸水量を測定して、電気機器3を検査する方法について説明する。
まず、飛翔型検査装置10、無線操縦機91及びコンピュータ92の電源を入れる。そして、作業者が無線操縦機91を用いて飛翔型検査装置10の飛翔体11を無線操縦して、飛翔型検査装置10を地上から電気機器3近傍の下にまで飛翔させる(ステップS1)。なお、飛翔体11を無線操縦するのではなく、飛翔体11を自律制御してもよい。つまり、メインコントローラ60が予め定められたプログラムに従ってフライトコントローラ16に指令をすることによって、フライトコントローラ16がその指令に基づいて各モータ14の回転速度を制御し、これにより飛翔体11が地上から電気機器3近傍の下にまで飛翔する。
次に、飛翔体11を無線操縦又は自律制御することによって、飛翔型検査装置10を上昇させる。これにより、飛翔型検査装置10の吸着部30、面状ヒータ53、温度センサ54及び有無検出器40を電気機器3の底面に接触させる(ステップS2)。そうすると、有無検出器40が電気機器3を検出して、その旨の信号をメインコントローラ60に出力する(ステップS3)。メインコントローラ60は、その信号を有無検出器40から入力すると、駆動回路32を作動させる。
駆動回路32が作動してバキューム31を駆動すると、バキューム31が吸着部30からエアを吸引する。これにより、吸着部30に負圧が発生して、吸着部30が電気機器3の底面を吸着する(ステップS4)。これにより、飛翔型検査装置10が電気機器3に支持される。
次に、メインコントローラ60がフライトコントローラ16に停止指令を出力し、これによりフライトコントローラ16がモータ14を停止させる(ステップS5)。飛翔体11の揚力が解消されても、飛翔型検査装置10が吸着部30によって電気機器3から懸下した状態に維持される。また、モータ14の停止によってバッテリー62の消費電力量を抑制できる。
次に、メインコントローラ60が測定開始指令を測定回路55に出力すると、測定回路55が温度センサ54を制御する。そうすると、温度センサ54による電気機器3の温度測定が開始されて(ステップS6)、測定温度を表す信号が温度センサ54から測定回路55に出力され、測定回路55が測定温度を監視して時系列で記憶する。また、メインコントローラ60が測定温度を測定回路55から送受信機61に転送して、送受信機61が無線によって測定温度をコンピュータ92に送信し、コンピュータ92が測定温度を監視して時系列で記憶する。
その後、測定回路55が面状ヒータ53をオンにして、面状ヒータ53が発熱して、電気機器3が面状ヒータ53によって加熱される(ステップS7)。そうすると、電気機器3が昇温して、温度センサ54による測定温度も上昇する。面状ヒータ53による加熱開始後も、測定回路55及びコンピュータ92が測定温度を監視して時系列で記憶する。
面状ヒータ53による加熱開始から所定時間が経過したら、メインコントローラ60が測定終了指令を測定回路55に出力する。そうすると、測定回路55が面状ヒータ53をオフにするとともに、測定温度の監視を終了する(ステップS8)。その後、測定回路55が測定温度の変化量(例えば、加熱前の測定温度と、加熱開始から所定時間経過後の測定温度との差)から浸水量を算出する(ステップS9)。測定回路55は算出した浸水量をメインコントローラ60に出力して、メインコントローラ60はその浸水量を記憶する(ステップS9)。また、メインコントローラ60が浸水量を測定回路55から送受信機61に転送して、送受信機61が無線によって浸水量をコンピュータ92に送信し(ステップS9)、コンピュータ92がその浸水量を記憶する。なお、コンピュータ92が時系列で記憶した測定温度の変化量から浸水量を算出してもよい。
次に、メインコントローラ60がフライトコントローラ16に始動指令を出力し、これによりフライトコントローラ16がモータ14を回転させる(ステップS10)。そうすると、飛翔体11の揚力が発生する。
次に、メインコントローラ60が駆動回路32に排気指令を出力して、駆動回路32がバキューム31を駆動すると、バキューム31が吸着部30にエアを送入する。これにより、吸着部30が正圧になって電気機器3を解放する(ステップS11)。
その後、飛翔体11を無線操縦又は自律制御することによって、飛翔型検査装置10を着陸させるか、電気機器3から次の電気機器まで飛翔させる。飛翔型検査装置10を次の電気機器近傍の下にまで飛翔させたら、次の電気機器の浸水量を同様にして測定することができる。
4.効果
以上の実施の形態によれば、次のような効果が得られる。
(1) 浸水量測定器50が飛翔体11に搭載されているので、作業者が高所で作業せずとも、浸水量測定器50を電気機器3に接触させることができる。それゆえ、電気機器3内の浸水量を短時間で測定することができるとともに、その測定作業を省力化することができる。
(2) 有無検出器40が飛翔体11に搭載されているので、浸水量測定器50が電気機器3に接触したことを有無検出器40によって把握することができる。更に、浸水量測定器50が電気機器3に接触してから測定が終了するまでの飛翔型検査装置10の動作を自動化することができる。
(3) 吸着部30が飛翔体11に搭載されているので、面状ヒータ53及び温度センサ54が電気機器3に接触した状態を維持することができる。それゆえ、浸水量測定器50の測定中に面状ヒータ53及び温度センサ54が電気機器3から離間することによる測定ミスを防止できる。また、浸水量測定器50の測定中にモータ14を停止させることができ、バッテリー62の電力消費を抑制できる。
(4) 送受信機61が飛翔体11に搭載されているので、浸水量測定器50によって測定された浸水量や測定温度をコンピュータ92に送信することができる。それゆえ、地上の作業者が測定結果をすぐに確認することができる。飛翔体11を着陸させずとも、複数の電気機器を飛翔型検査装置10によって順次検査して、これらの電気機器の浸水量を順次確認することもできる。更に、検査終了済みの電気機器内に浸水していることを確認したら、検査終了済みの電気機器の修理、保守又は交換を行いながら、他の電気機器の浸水量を測定することもできる。
(5) 飛翔体11が安定した姿勢で飛翔するマルチコプターであるので、浸水測定器50を容易に電気機器3に接触させることができる。
5.変形例
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。以上の実施形態からの変更点について以下に説明する。以下に述べる変更点は可能な限り組み合わせて適用してもよい。
(1) 上記実施形態では、飛翔体11がマルチコプターであったが、メイン回転翼及びテール回転翼を有するヘリコプター型の飛翔体であってもよい。
(2) 上記実施形態では、測定回路55が測定温度の変化量から浸水量を算出したが、メインコントローラ60が測定温度の変化量から浸水量を算出してもよい。
(3) 上記実施形態では、メインコントローラ60が予め定められたプログラムに従ってフライトコントローラ16に指令をすることによって、飛翔体11がフライトコントローラ16によって自律制御されて、電気機器3まで飛翔した。それに対して、フライトコントローラ16が予め定められたプログラムに従って飛翔体11を自律制御することによって、飛翔体11が電気機器3まで飛翔してもよい。
(4) 検査対象物として、電気機器3、つまり柱上気中開閉器を挙げたが、検査対象物は他の機器であってもよい。また、検査対象物の設置場所も高所であれば、電柱3に限らず、例えば鉄塔、高層ビル、高架橋、橋梁等であってもよい。
(5) 上記実施形態では、浸水量測定器50が飛翔体11に搭載され、電気機器3内の浸水量を浸水量測定器50により測定することによって電気機器3の浸水の有無を検査する。測定する物理量が電気機器3の温度及び浸水量以外であってもよく、測定する物理量に従った検出器或いは測定器が飛翔体11に搭載されてもよい。例えば、超音波ソナーが飛翔体11に搭載され、超音波ソナーが電気機器3に接触して、超音波ソナーによって電気機器3に発せられた超音波による反射波の強度を超音波ソナーによって測定し、これにより電気機器3の検査(例えば、損傷有無の非破壊検査)をしてもよい。
3…電気機器(検査対象物), 10…飛翔型検査装置, 11…飛翔体, 30…吸着部, 40…有無検出器, 50…浸水量測定器(検査器), 53…ヒータ, 54…温度センサ, 60…メインコントローラ(制御部), 61…送受信機(送信機)

Claims (8)

  1. 空中を飛翔する飛翔体と、
    前記飛翔体に搭載され、高所の検査対象物を検査する接触型の検査器と、
    を備える飛翔型検査装置。
  2. 前記飛翔体に搭載され、前記検査対象物に吸着する吸着部
    を更に備える請求項1に記載の飛翔型検査装置。
  3. 前記飛翔体に搭載され、前記検査対象物の有無を検出する有無検出器
    を更に備える請求項1又は2に記載の飛翔型検査装置。
  4. 前記飛翔体に搭載され、前記検査対象物に吸着する吸着部と、
    前記飛翔体に搭載され、前記検査対象物の有無を検出する有無検出器と、
    前記飛翔体に搭載された制御部と、を備え、
    前記有無検出器が前記検査対象物を検出した場合に、前記制御部が前記吸着部を前記検査対象物に吸着させ、前記飛翔体を停止させ、前記検査器に検査を実行させる
    請求項1に記載の飛翔型検査装置。
  5. 前記飛翔体に搭載された送信機を備え、
    前記制御部が、前記検査器による検査結果の送信を前記送信機に実行させる
    請求項4に記載の飛翔型検査装置。
  6. 前記飛翔体が自律制御により前記検査対象物まで飛翔する
    請求項1から5の何れか一項に記載の飛翔型検査装置。
  7. 前記飛翔体が遠隔操作により前記検査対象物まで飛翔する
    請求項1から5の何れか一項に記載の飛翔型検査装置。
  8. 前記検査器が、
    前記検査対象物を加熱するヒータと、
    前記検査対象物を測温する温度センサと、
    前記温度センサによる測定温度の変化量から水量を算出する測定回路と、を有する
    請求項1から7の何れか一項に記載の飛翔型検査装置。
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