JP2018159438A - 作業車両用トランスミッション - Google Patents

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貴信 南
倫弘 相田
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Abstract

【課題】降坂時などにトランスミッションの出力軸が高速回転になっても安定した運転が可能で、かつ小型化が可能な作業車両用トランスミッションを提供する。【解決手段】第3カウンタ軸MS2は、動力伝達経路において入力軸ISと出力軸OSとの間に配置されている。第2パック歯車59は、第3カウンタ軸MS2とともに回転するように第3カウンタ軸MS2に固定されている。低速用減速歯車61は、第3カウンタ軸MS2の回りに回転可能である。出力軸歯車62は、出力軸OSとともに回転するように出力軸OSに固定されている。高速用減速歯車63は、出力軸OSの回りに回転可能である。第2パック歯車59は高速用減速歯車63と直接噛み合い、低速用減速歯車61は出力軸歯車62と直接噛み合っている。【選択図】図2

Description

本発明は、作業車両用トランスミッションに関するものである。
作業車両用トランスミッションには、遊星歯車式、多軸式などがある。多軸式トランスミッションは、たとえば特開平11−230278号公報に開示されている。
特開平11−230278号公報
ところで作業車両が坂を下りる際などには、トランスミッションの出力軸が車輪の回転に伴って高速で回転する。従来の多軸式トランスミッションにおいては、トランスミッションの出力軸が高速で回転すると、出力軸に動力を伝達するための中間軸も高速で回転する場合がある。中間軸が高速で回転することにより、中間軸の回転速度がその中間軸を支持する軸受の許容回転速度を超えると、軸受内部の摩擦による発熱などで焼き付きによる損傷が生じ、安定した軸受の運転ができなくなる。
本開示の目的は、降坂時などにトランスミッションの出力軸が高速回転になっても安定した運転が可能な作業車両用トランスミッションを提供することである。
本開示の作業車両用トランスミッションは、入力軸と、出力軸と、第1中間軸と、第1歯車と、第2歯車と、第3歯車と、第4歯車とを備えている。第1中間軸は、動力伝達経路において入力軸と出力軸との間に配置されている。第1歯車は、第1中間軸とともに回転するように第1中間軸に固定されている。第2歯車は、第1中間軸の回りに回転可能である。第3歯車は、出力軸とともに回転するように出力軸に固定されている。第4歯車は、出力軸の回りに回転可能である。第1歯車は第4歯車と直接噛み合い、第2歯車は第3歯車と直接噛み合っている。
本開示の作業車両用トランスミッションによれば、降坂時などにトランスミッションの出力軸が高速回転になっても安定した運転が可能な作業車両用トランスミッションを実現することができる。
一実施の形態におけるモータグレーダの構成を概略的に示す斜視図である。 図1に示されるモータグレーダに用いられるトランスミッションの構成を概略的に示す図である。 図2に示されるトランスミッションにおける各軸のケース内の配置を示す模式図である。 図2に示されるトランスミッションの制御ブロック図である。 図2に示されるトランスミッションにおける各変速段での各クラッチのオン、オフを示す図である。 図2に示されるトランスミッションの前進1速(A)、前進2速(B)、前進3速(C)、前進4速(D)の動力伝達経路を示す図である。 図2に示されるトランスミッションの前進5速(A)、前進6速(B)、前進7速(C)、前進8速(D)の動力伝達経路を示す図である。 図2に示されるトランスミッションの後進1速(A)、後進2速(B)、後進3速(C)、後進4速(D)の動力伝達経路を示す図である。
以下、本開示の実施の形態に係る作業車両について、図に基づいて説明する。以下の説明では、同一部品には、同一の符号を付している。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
まず、本開示の思想を適用可能な作業車両の一例であるモータグレーダの構成について説明する。
図1は、本開示の一実施の形態におけるモータグレーダの構成を概略的に示す斜視図である。図1に示されるように、本実施の形態におけるモータグレーダ1は、走行輪11、12と、車体フレーム2と、キャブ3と、作業機4とを主に有している。また、モータグレーダ1は、エンジン室6に配置されたエンジンなどの構成部品を有している。作業機4は、たとえばブレード42を含んでいる。モータグレーダ1は、ブレード42で整地作業、路面切削作業、掘削作業、除雪作業、材料混合などの作業を行なうことができる。
走行輪11、12は、前輪11と後輪12とを含んでいる。図1においては片側1輪ずつの2つの前輪11と片側2輪ずつの4つの後輪12とからなる全6輪の走行輪を示しているが、前輪11および後輪12の数および配置は、図1に示す例に限られるものではない。
なお以下の図の説明において、モータグレーダ1が直進走行する方向を、モータグレーダ1の前後方向という。モータグレーダ1の前後方向において、作業機4に対して前輪11が配置されている側を、前方向とする。モータグレーダ1の前後方向において、作業機4に対して後輪12が配置されている側を、後方向とする。
車体フレーム2は、前後方向に延びている。車体フレーム2は、リアフレーム21と、フロントフレーム22とを含んでいる。
リアフレーム21は、エンジン室6に配置されたエンジンなどの構成部品を支持している。リアフレーム21には、上記のたとえば4つの後輪12の各々が取付けられている。4つの後輪12の各々は、エンジンからの駆動力によって回転駆動可能である。
フロントフレーム22は、リアフレーム21の前方に取り付けられている。フロントフレーム22は、リアフレーム21に、回動可能に連結されている。フロントフレーム22は、前後方向に延びている。フロントフレーム22は、リアフレーム21に連結されている基端部と、基端部と反対側の先端部とを有している。フロントフレーム22の基端部は、鉛直方向に延びるセンタピンにより、リアフレーム21の先端部と連結されている。
フロントフレーム22とリアフレーム21との間には、アーティキュレートシリンダ(図示せず)が取り付けられている。フロントフレーム22は、アーティキュレートシリンダの伸縮により、リアフレーム21に対して回動可能に設けられている。
フロントフレーム22の先端部には、上記のたとえば2つの前輪11が回転可能に取り付けられている。前輪11は、ステアリングシリンダ7の伸縮によって、フロントフレーム22に対して旋回可能に取り付けられている。モータグレーダ1は、ステアリングシリンダ7の伸縮によって、進行方向を変更することが可能である。
キャブ3はたとえばフロントフレーム22に載置されている。キャブ3の内部には、ハンドル、変速レバー、作業機4の操作レバー、ブレーキ、アクセルペダル、インチングペダルなどの操作部(図示せず)が設けられている。なお、キャブ3は、リアフレーム21に載置されていてもよい。
作業機4は、たとえばドローバ40と、ブレード42とを主に有している。ドローバ40は、フロントフレーム22の下方に配置されている。
ブレード42は、前輪11と後輪12との間に配置されている。前輪11は、ブレード42よりも前方に配置されている。後輪12は、ブレード42よりも後方に配置されている。ブレード42は、ドローバ40に支持されている。ブレード42は、ドローバ40を介して、フロントフレーム22に支持されている。
次に、上記のモータグレーダに搭載される多軸式トランスミッションについて図2を用いて説明する。
図2は、図1に示されるモータグレーダに用いられるトランスミッションの構成を概略的に示す図である。図2に示されるように、トランスミッション50は多軸式トランスミッションである。トランスミッション50は、入力軸ISと、第1カウンタ軸IDSと、第2カウンタ軸MS1(第2中間軸)と、第3カウンタ軸MS2(第1中間軸)と、出力軸OSとを有している。これらの軸IS、IDS、MS1、MS2、OSは互いに平行に配置されている。
<入力軸IS>
入力軸ISには、エンジンEGからの動力がたとえばトルクコンバータTCを介在して入力される。入力軸ISには、入力軸歯車51と、前進低速用クラッチFLと、後進用クラッチRと、が設けられている。入力軸歯車51は、入力軸ISに相対回転不能に固定されている。入力軸歯車51は、入力軸ISとともに回転するように入力軸ISに取り付けられている。
前進低速用クラッチFLと後進用クラッチRとは共通の入力軸クラッチパック70を有している。入力軸クラッチパック70は、入力軸ISに相対回転不能に固定されている。入力軸クラッチパック70は、入力軸ISとともに回転するように入力軸ISに取り付けられている。
前進低速用クラッチFLには、前進低速用クラッチ歯車52が設けられている。前進低速用クラッチ歯車52は、入力軸ISに相対回転可能に支持されている。前進低速用クラッチ歯車52は、入力軸ISの回りに回転可能なように入力軸ISに支持されている。
後進用クラッチRには、後進用クラッチ歯車53が設けられている。後進用クラッチ歯車53は、入力軸ISに相対回転可能に支持されている。後進用クラッチ歯車53は、入力軸ISの回りに回転可能なように入力軸ISに支持されている。
<第1カウンタ軸IDS>
第1カウンタ軸IDSは、アイドラ軸であり、ケースCAに固定されている。第1カウンタ軸IDSには、アイドラ歯車56が設けられている。アイドラ歯車56は、第1カウンタ軸IDSに相対回転可能に支持されている。アイドラ歯車56は、第1カウンタ軸IDSの回りに回転可能なように入力軸ISに支持されている。アイドラ歯車56は、後進用クラッチ歯車53に噛み合っている。アイドラ歯車56は、後進用クラッチ歯車53の回転に伴って回転可能である。
<第2カウンタ軸MS1>
第2カウンタ軸MS1は、動力伝達経路において入力軸ISと出力軸OSとの間に配置されている。第2カウンタ軸MS1には、前進高速用クラッチFHと、第1クラッチ1STと、第2カウンタ軸歯車57と、が設けられている。第2カウンタ軸歯車57は、第2カウンタ軸MS1に相対回転不能に固定されている。第2カウンタ軸歯車57は、第2カウンタ軸MS1とともに回転するように第2カウンタ軸MS1に取り付けられている。第2カウンタ軸歯車57は、アイドラ歯車56に噛み合っている。第2カウンタ軸歯車57は、アイドラ歯車56の回転に伴って回転可能である。
前進高速用クラッチFHと第1クラッチ1STとは共通の第1クラッチパック71を有している。第1クラッチパック71は、第2カウンタ軸MS1に相対回転不能に固定されている。第1クラッチパック71は、第2カウンタ軸MS1とともに回転するように第2カウンタ軸MS1に取り付けられている。
第1クラッチパック71の外周には第1クラッチパック歯車55が設けられている。第1クラッチパック歯車55は、第2カウンタ軸MS1に相対回転不能に固定されている。第1クラッチパック歯車55は、第2カウンタ軸MS1とともに回転するように第2カウンタ軸MS1に取り付けられている。第1クラッチパック歯車55は、前進低速用クラッチ歯車52に噛み合っている。第1クラッチパック歯車55は、前進低速用クラッチ歯車52の回転に伴って回転可能である。
前進高速用クラッチFHには前進高速用クラッチ歯車54が設けられている。前進高速用クラッチ歯車54は、第2カウンタ軸MS1に相対回転可能に支持されている。前進高速用クラッチ歯車54は、第2カウンタ軸MS1の回りに回転可能なように第2カウンタ軸MS1に支持されている。前進高速用クラッチ歯車54は入力軸歯車51に噛み合っている。前進高速用クラッチ歯車54は、入力軸歯車51の回転に伴って回転可能である。
第1クラッチ1STには第1クラッチ歯車58(第5歯車)が設けられている。第1クラッチ歯車58は、第2カウンタ軸MS1に相対回転可能に支持されている。第1クラッチ歯車58は、第2カウンタ軸MS1の回りに回転可能なように第2カウンタ軸MS1に支持されている。
<第3カウンタ軸MS2>
第3カウンタ軸MS2は、動力伝達経路において入力軸ISと出力軸OSとの間に配置されている。第3カウンタ軸MS2は、動力伝達経路において第2カウンタ軸MS1と出力軸OSとの間に配置されている。第3カウンタ軸MS2には、第2クラッチ2NDと、低速用クラッチLと、が設けられている。
第2クラッチ2NDと低速用クラッチLとは共通の第2クラッチパック72を有している。第2クラッチパック72は、第3カウンタ軸MS2に相対回転不能に固定されている。第2クラッチパック72は、第3カウンタ軸MS2とともに回転するように第3カウンタ軸MS2に取り付けられている。
第2クラッチパック72の外周には第2クラッチパック歯車59(第1歯車)が設けられている。第2クラッチパック歯車59は、第3カウンタ軸MS2に相対回転不能に固定されている。第2クラッチパック歯車59は、第3カウンタ軸MS2とともに回転するように第3カウンタ軸MS2に取り付けられている。第2クラッチパック歯車59は第1クラッチ歯車58に噛み合っている。第2クラッチパック歯車59は、第1クラッチ歯車58の回転に伴って回転可能である。
第2クラッチ2NDには第2クラッチ歯車60が設けられている。第2クラッチ歯車60は、第3カウンタ軸MS2に相対回転可能に支持されている。第2クラッチ歯車60は、第3カウンタ軸MS2の回りに回転可能なように第3カウンタ軸MS2に支持されている。第2クラッチ歯車60は第2カウンタ軸歯車57に噛み合っている。第2クラッチ歯車60は、第2カウンタ軸歯車57の回転に伴って回転可能である。
低速用クラッチLには低速用減速歯車61(第2歯車)が設けられている。低速用減速歯車61は、第3カウンタ軸MS2に相対回転可能に支持されている。低速用減速歯車61は、第3カウンタ軸MS2の回りに回転可能なように第3カウンタ軸MS2に支持されている。
<出力軸OS>
出力軸OSは後輪12(図1)に連結可能である。出力軸OSには、高速用クラッチHと、出力軸歯車62(第3歯車)と、が設けられている。出力軸歯車62は、出力軸OSに相対回転不能に固定されている。出力軸歯車62は、出力軸OSとともに回転するように出力軸OSに取り付けられている。出力軸歯車62は低速用減速歯車61に噛み合っている。出力軸歯車62は、低速用減速歯車61の回転に伴って回転可能である。
高速用クラッチHは出力軸クラッチパック73を有している。出力軸クラッチパック73は、出力軸OSに相対回転不能に固定されている。出力軸クラッチパック73は、出力軸OSとともに回転するように出力軸OSに取り付けられている。
出力軸クラッチパック73には高速用減速歯車63(第4歯車)が設けられている。高速用減速歯車63は、出力軸OSに相対回転可能に支持されている。高速用減速歯車63は、出力軸OSの回りに回転可能なように出力軸OSに支持されている。高速用減速歯車63は第2クラッチパック歯車59に噛み合っている。高速用減速歯車63は、第2クラッチパック歯車59の回転に伴って回転可能である。
[各軸のケース内配置]
次に、本実施の形態のトランスミッション50における各軸のケース内の配置について図3を用いて説明する。
図3は、図2に示されるトランスミッションにおける各軸のケース内の配置を示す模式図である。図3に示されるように、トランスミッション50のケースCA内に、複数の軸IS、IDS、MS1、MS2、OSの各々が収容されている。
各軸IS、IDS、MS1、MS2、OSのうちで、入力軸ISが最も高い位置に配置されている。また各軸IS、IDS、MS1、MS2、OSのうちで、出力軸OSが最も低い位置に配置されている。
第1カウンタ軸IDS、第2カウンタ軸MS1、第3カウンタ軸MS2は入力軸ISの高さ位置と出力軸OSの高さ位置との間の高さ位置に配置されている。第1カウンタ軸IDS、第2カウンタ軸MS1、第3カウンタ軸MS2のうちで、第1カウンタ軸IDSが最も高い位置に配置されている。第1カウンタ軸IDS、第2カウンタ軸MS1、第3カウンタ軸MS2のうちで、第3カウンタ軸MS2が最も低い位置に配置されている。第2カウンタ軸MS1は、第1カウンタ軸IDSの高さ位置と第3カウンタ軸MS2の高さ位置との間の高さ位置に配置されている。
ケースCAの底部には油(潤滑油)OLが貯留されている。出力軸OSが、ケースCA内の油OLに浸っている。これにより、高速用減速歯車63および出力軸歯車62の少なくとも一方は、ケースCA内の油OLに浸っている。また高速用クラッチHは、ケースCA内の油OLに浸っている。一方、第3カウンタ軸MS2に設けられた低速用クラッチL(低速用減速歯車61)は、ケースCA内の油OLに浸っていない。
[制御ブロック]
次に、上記のモータグレーダに搭載される多軸式トランスミッション50における変速制御の機能ブロックについて図4を用いて説明する。
図4は、図2に示されるトランスミッションの制御ブロックを示す図である。図4に示されるように、本実施の形態のモータグレーダ1(図1)は、制御部80を有している。制御部80には、前後進切換用レバーの位置を検出するセンサ81、および変速レバーの位置を検出するセンサ82が接続されている。また、制御部80には、クラッチを制御するためのコントロールバルブ83が接続されている。
なお図4では、1つのコントロールバルブ83が示されているが、各クラッチに対応してそれぞれコントロールバルブ83が設けられている。このため、複数のコントロールバルブ83が制御部80に接続されている。
制御部80は、各センサ81、82からの信号を受けて、複数のコントロールバルブ83の各々に制御信号を出力し、トランスミッション50の各軸に設けられた複数の油圧クラッチのオン/オフを制御する。具体的には、制御部80は、変速レバーの操作を受けて、各クラッチのオン、オフを図5に示すように制御する。
図5は、図2に示されるトランスミッションにおける各変速段での各クラッチのオン、オフを示す図である。図5に示されるように、「○」はクラッチオン(クラッチ係合状態=動力伝達状態)を示している。また空欄はクラッチオフ(クラッチ非係合状態=動力遮断状態)を示している。
本実施の形態における多軸式トランスミッション50は、前進1速〜前進8速および後進1速〜後進4速の変速が可能である。各クラッチのオン、オフを制御することにより、前進1速〜前進8速および後進1速〜後進4速の各変速段に制御することができる。
[動作]
次に、各変速段における動力伝達経路について図5〜図8を用いて説明する。
<前進1速>
前進1速(F1)の場合は、図5に示されるように、前進低速用クラッチFL、第1クラッチ1STおよび低速用クラッチLの各々がオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図6(A)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→前進低速用クラッチFL→前進低速用クラッチ歯車52→第1クラッチパック歯車55→第1クラッチ1ST→第1クラッチ歯車58→第2クラッチパック歯車59→低速用クラッチL→低速用減速歯車61→出力軸歯車62→出力軸OS
<前進2速>
前進2速(F2)の場合は、図5に示されるように、前進高速用クラッチFH、第1クラッチ1STおよび低速用クラッチLの各々がオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図6(B)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→入力軸歯車51→前進高速用クラッチ歯車54→前進高速用クラッチFH→第1クラッチ1ST→第1クラッチ歯車58→第2クラッチパック歯車59→低速用クラッチL→低速用減速歯車61→出力軸歯車62→出力軸OS
<前進3速>
前進3速(F3)の場合は、図5に示されるように、前進低速用クラッチFL、第2クラッチ2NDおよび低速用クラッチLの各々がオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図6(C)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→前進低速用クラッチFL→前進低速用クラッチ歯車52→第1クラッチパック歯車55→第2カウンタ軸歯車57→第2クラッチ歯車60→第2クラッチ2ND→低速用クラッチL→低速用減速歯車61→出力軸歯車62→出力軸OS
<前進4速>
前進4速(F4)の場合は、図5に示されるように、前進高速用クラッチFH、第2クラッチ2NDおよび低速用クラッチLの各々がオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図6(D)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→入力軸歯車51→前進高速用クラッチ歯車54→前進高速用クラッチFH→第2カウンタ軸歯車57→第2クラッチ歯車60→第2クラッチ2ND→低速用クラッチL→低速用減速歯車61→出力軸歯車62→出力軸OS
<前進5速>
前進5速(F5)の場合は、図5に示されるように、前進低速用クラッチFL、第1クラッチ1STおよび高速用クラッチHがオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図7(A)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→前進低速用クラッチFL→前進低速用クラッチ歯車52→第1クラッチパック歯車55→第1クラッチ1ST→第1クラッチ歯車58→第2クラッチパック歯車59→高速用減速歯車63→高速用クラッチH→出力軸OS
<前進6速>
前進6速(F6)の場合は、図5に示されるように、前進高速用クラッチFH、第1クラッチ1STおよび高速用クラッチHがオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図7(B)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→入力軸歯車51→前進高速用クラッチ歯車54→前進高速用クラッチFH→第1クラッチ1ST→第1クラッチ歯車58→第2クラッチパック歯車59→高速用減速歯車63→高速用クラッチH→出力軸OS
<前進7速>
前進7速(F7)の場合は、図5に示されるように、前進低速用クラッチFL、第2クラッチ2NDおよび高速用クラッチHがオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図7(C)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→前進低速用クラッチFL→前進低速用クラッチ歯車52→第1クラッチパック歯車55→第2カウンタ軸歯車57→第2クラッチ歯車60→第2クラッチ2ND→第2クラッチパック歯車59→高速用減速歯車63→高速用クラッチH→出力軸OS
<前進8速>
前進8速(F8)の場合は、図5に示されるように、前進高速用クラッチFH、第2クラッチ2NDおよび高速用クラッチHがオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図7(D)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→入力軸歯車51→前進高速用クラッチ歯車54→前進高速用クラッチFH→第2カウンタ軸歯車57→第2クラッチ歯車60→第2クラッチ2ND→第2クラッチパック歯車59→高速用減速歯車63→高速用クラッチH→出力軸OS
<後進1速>
後進1速(R1)の場合は、図5に示されるように、後進用クラッチR、第1クラッチ1STおよび低速用クラッチLがオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図8(A)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→後進用クラッチR→後進用クラッチ歯車53→アイドラ歯車56→第2カウンタ軸歯車57→第1クラッチ1ST→第1クラッチ歯車58→第2クラッチパック歯車59→低速用クラッチL→低速用減速歯車61→出力軸歯車62→出力軸OS
<後進2速>
後進2速(R2)の場合は、図5に示されるように、後進用クラッチR、第2クラッチ2NDおよび低速用クラッチLがオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図8(B)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→後進用クラッチR→後進用クラッチ歯車53→アイドラ歯車56→第2カウンタ軸歯車57→第2クラッチ歯車60→第2クラッチ2ND→低速用クラッチL→低速用減速歯車61→出力軸歯車62→出力軸OS
<後進3速>
後進3速(R3)の場合は、図5に示されるように、後進用クラッチR、第1クラッチ1STおよび高速用クラッチHがオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図8(C)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→後進用クラッチR→後進用クラッチ歯車53→アイドラ歯車56→第2カウンタ軸歯車57→第1クラッチ1ST→第1クラッチ歯車58→第2クラッチパック歯車59→高速用減速歯車63→高速用クラッチH→出力軸OS
<後進4速>
後進4速(R4)の場合は、図5に示されるように、後進用クラッチR、第2クラッチ2NDおよび高速用クラッチHがオンされ、他のクラッチはオフされる。
この場合は、図8(D)の太線で示されるように、入力軸ISに入力された動力は、以下の経路で出力軸OSに伝達される。
入力軸IS→後進用クラッチR→後進用クラッチ歯車53→アイドラ歯車56→第2カウンタ軸歯車57→第2クラッチ歯車60→第2クラッチ2ND→第2クラッチパック歯車59→高速用減速歯車63→高速用クラッチH→出力軸OS
次に、本実施の形態の作用効果について2つの比較例と対比して説明する。
仮に図2に示す第3カウンタ軸MS2と出力軸OSとが直結した比較例1を想定する。その比較例1においては、第3カウンタ軸MS2に相対回転不能に固定された第1固定歯車と、出力軸OSに相対回転不能に固定された第2固定歯車とが互いに直接噛み合っている。
この比較例のトランスミッションを有するモータグレーダ1が坂を下りる際などには、トランスミッションの出力軸OSが後輪12の回転に伴って高速で回転する。この出力軸OSには第3カウンタ軸MS2が直結されているため、第3カウンタ軸MS2も高速で回転する。これにより第3カウンタ軸MS2の回転速度が、第3カウンタ軸MS2をケースCAに支持する軸受の許容回転速度を超える場合がある。この場合、軸受内部の摩擦による発熱などで焼き付きの損傷が生じ、安定した運転ができなくなる。
これに対して本実施の形態においては、図2に示されるように、第3カウンタ軸MS2と出力軸OSとは互いに直結されていない。具体的には、第3カウンタ軸MS2に相対回転不能に固定された第2クラッチパック歯車59は、出力軸OSに相対回転可能に支持された高速用減速歯車63に直接噛み合っている。また第3カウンタ軸MS2に相対回転可能に支持された低速用減速歯車61は、出力軸OSに相対回転不能に固定された出力軸歯車62に直接噛み合っている。
このように第3カウンタ軸MS2は、高速用クラッチHおよび低速用クラッチLのいずれかを介在して出力軸OSに接続されており、互いに直結されてはいない。このため仮に降坂時などに出力軸OSが高速で回転したとしても、高速用クラッチHおよび低速用クラッチLのいずれかを開放制御することにより第3カウンタ軸MS2の回転速度を低速に制御することができる。このため、第3カウンタ軸MS2の回転速度が、第3カウンタ軸MS2を支持する軸受の許容回転速度を超えることを防止でき、軸受内部の焼き付きを抑制することができる。
また上記比較例1では、図2に示す第3カウンタ軸MS2と出力軸OSとが直結している。このため降坂時などにトランスミッションの出力軸OSが後輪12の回転に伴って高速で回転すると、第3カウンタ軸MS2も高速で回転する。これにより第3カウンタ軸MS2に設けられたクラッチパック歯車59と噛み合う第1クラッチ歯車58も、クラッチパック歯車59の回転に合わせて高速で連れ回る。第1クラッチ歯車58が連れ回ると、第1クラッチ歯車58とともに回転するクラッチディスクの回転も速くなる。ここで、第1クラッチ歯車58とクラッチパック歯車59とは減速歯車列を構成している。このため、第1クラッチ1STにおけるクラッチディスクが出力軸OS側から回転されると、当該クラッチディスクの回転速度は増速されてさらに速くなる。これにより第3カウンタ軸MS2が高速で回転すると、図2に示す第1クラッチ1STにおけるクラッチディスクの回転速度も速くなる。
ここでクラッチディスクにおいては外周側ほど周速が速くなる。このため図2における第1クラッチ1STに大きな径を有するクラッチディスクを採用したときに第1クラッチ1STにおけるクラッチディスクの回転速度が速くなると、クラッチディスクが破損するおそれがある。このため上記比較例1では、第1クラッチ1STにおけるクラッチディスクの径を小さくする必要がある。
これに対して本実施の形態では、図2に示されるように、第3カウンタ軸MS2と出力軸OSとは互いに直結されていない。このため仮に降坂時などに出力軸OSが高速で回転したとしても、高速用クラッチHおよび低速用クラッチLのいずれかを開放制御することにより第3カウンタ軸MS2の回転速度を低速に制御することができる。このため、第1クラッチ1STにおけるクラッチディスクの回転速度が速くなることが抑制される。よって、第1クラッチ1STに大きな径を有するクラッチディスクを採用しても、クラッチディスクの破損を抑制することができる。
また第1クラッチ1STは、図5に示されるようにトルクが最も大きくなる前進1速の変速段でオンされるクラッチである。このため、第1クラッチ1STのクラッチディスクの外径を大きくできることにより、大きなトルクに対応することが容易となる。よって本実施の形態のトランスミッション50は、より大きなトルクを必要とされる大型の機種に適している。
次に、仮に図2に示す出力軸OSに高速用クラッチHと低速用クラッチLとの双方が設けられた比較例2を想定する。この比較例2においては、出力軸OSに高速用クラッチHと低速用クラッチLとの双方が設けられるため、出力軸OSの長さが長くなる。
これに対して本実施の形態においては、出力軸OSに設けられたクラッチは高速用クラッチHのみであるため出力軸OSの長さを上記比較例2よりも短くすることができる。これによりトランスミッション50の小型化が容易となる。
また上記比較例2においては、減速比を大きく取る必要がある低速用クラッチLが被駆動歯車側に配置されているため、低速用クラッチLの通過トルクが大きくなり、クラッチの大径化、多板化が必要になる。
さらに比較例2では、高速用クラッチHと低速用クラッチLとの双方が出力軸OSに設けられるため、トランスミッションのケース内に貯留された油内に浸る。これにより、高速用クラッチHと低速用クラッチLとの双方が油を撹拌することになるため、高速回転時の空転損失馬力が大きくなる。
これに対して本実施の形態においては、出力軸OSに設けられたクラッチは高速用クラッチHのみであり、減速比を大きく取る必要のある低速用クラッチLが駆動歯車側に配置されている。このため、低速用クラッチLの通過トルクを小さくでき、クラッチの大径化、多板化を抑制することができ、トランスミッション50の小型化を図ることができる。
また本実施の形態においては、出力軸OSに設けられたクラッチは高速用クラッチHのみであり、減速比を大きく取る必要のある低速用クラッチLが駆動歯車側に配置されている。このため図3に示されるように、高速用減速歯車63はケースCA内の油OLに浸っているが、低速用減速歯車61はケースCA内の油OLに浸っていない。これにより低速用減速歯車61が回転する時にケースCA内の油OLを撹拌することはない。よって、低速用減速歯車61の高速回転時における空転損失馬力を抑制することができる。
また本実施の形態においては、図2に示されるように、第3カウンタ軸MS2に固定された第2クラッチパック歯車59は、第1クラッチ1STに設けられた第1クラッチ歯車58に噛み合っている。このため上記比較例1のように第3カウンタ軸MS2が出力軸OSに直結している場合には、上述したクラッチディスクの破損などが生じる。しかし本実施の形態においては、図2に示されるように第3カウンタ軸MS2が出力軸OSに直結していないため、第2クラッチパック歯車59が第1クラッチ歯車58に噛み合っていても第1クラッチ1STのクラッチディスクが破損することは抑制される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 モータグレーダ、1ST 第1クラッチ、2 車体フレーム、2ND 第2クラッチ、3 キャブ、4 作業機、6 エンジン室、7 ステアリングシリンダ、11 前輪、12 後輪、21 リアフレーム、22 フロントフレーム、40 ドローバ、42 ブレード、50 トランスミッション、51 入力軸歯車、52 前進低速用クラッチ歯車、53 後進用クラッチ歯車、54 前進高速用クラッチ歯車、55 第1クラッチパック歯車、56 アイドラ歯車、57 第2カウンタ軸歯車、58 第1クラッチ歯車、59 第2クラッチパック歯車、60 第2クラッチ歯車、61 低速用減速歯車、62 出力軸歯車、63 高速用減速歯車、70 入力軸クラッチパック、71 第1クラッチパック、72 第2クラッチパック、73 出力軸クラッチパック、80 制御部、81,82 センサ、83 コントロールバルブ、CA ケース、EG エンジン、FH 前進高速用クラッチ、FL 前進低速用クラッチ、H 高速用クラッチ、IDS 第1カウンタ軸、IS 入力軸、L 低速用クラッチ、MS1 第2カウンタ軸、MS2 第3カウンタ軸、OL 油、OS 出力軸、R 後進用クラッチ、TC トルクコンバータ。

Claims (5)

  1. 入力軸と、
    出力軸と、
    動力伝達経路において前記入力軸と前記出力軸との間に配置された第1中間軸と、
    前記第1中間軸とともに回転するように前記第1中間軸に固定された第1歯車と、
    前記第1中間軸の回りに回転可能な第2歯車と、
    前記出力軸とともに回転するように前記出力軸に固定された第3歯車と、
    前記出力軸の回りに回転可能な第4歯車と、を備え、
    前記第1歯車は前記第4歯車と直接噛み合い、前記第2歯車は前記第3歯車と直接噛み合う、作業車両用トランスミッション。
  2. 前記入力軸、前記出力軸および前記第1中間軸が互いに平行に配置されている、請求項1に記載の作業車両用トランスミッション。
  3. 前記第2歯車は低速用減速歯車であり、前記第4歯車は高速用減速歯車である、請求項1または請求項2に記載の作業車両用トランスミッション。
  4. 前記入力軸、前記第1中間軸および前記出力軸を内部に収容するケースをさらに備え、
    前記第4歯車は前記ケース内の油に浸かっており、前記第2歯車は前記ケース内の油に浸っていない、請求項3に記載の作業車両用トランスミッション。
  5. 動力伝達経路において前記入力軸と前記第1中間軸との間に配置された第2中間軸と、
    前記第2中間軸の回りに回転可能な第5歯車と、をさらに備え、
    前記第5歯車は、クラッチ歯車であり、かつ前記第1歯車と直接噛み合っている、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の作業車両用トランスミッション。
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