JP2018159152A - 衛生アウターキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】インナーキャップの上にスムーズに被ることが可能で、顔とキャップとの間に隙間を作ることなくフィットして、かつムレ感のない快適性で安全な衛生アウターキャップを提供する。【解決手段】頭部から頸部までを覆うと共に、顔面を露出する開口部分が形成されたフード状のキャップ本体を備え、開口部分と隣接して、頭囲を覆う頭囲被覆部と、該頭囲被覆部に両端が接続されて顔面両側から頸部前側を覆う顔面周囲被覆部とで構成し、頭囲被覆部と顔面周囲被覆部の少なくとも一方を、伸縮性布で構成した。この伸縮布は、破断までの引張伸度が100%以上であり、25%引張伸長時における引張応力が1N/cm以下で、且つ、伸張弾性率が90%以上であることが好ましく、さらに、0%引張伸長時の動摩擦係数に対する25%引張伸長時の動摩擦係数の減少率が10%以上であることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、食品、化粧品、医薬品、半導体などのクリーンルームで使用する作業者用衛生アウターキャップで、被る際にインナーキャップとの間に適度な滑りがあってズレ難く、かつムレ感をなくして長い間の使用にも疲れない、快適で安全な塵埃防止効果の高い衛生アウターキャップに関するものである。
食品、化粧品、医薬品、半導体などのクリーンルームで働く作業者は、自らの頭髪、塵埃などが落下してクリーンルームを汚染しないように、また製品を汚染しないようにインナーキャップを被り、その上にアウターキャップを被るという二重のキャップ着用が一般的である。
このようなアウターキャップに供するものとして、特許文献1では、装着者の塵埃を放出しないように顔面周辺部に伸縮性帯状布材が使用され、かつ装着者に密着させるために、後方へ引っ張るための密着用伸縮バンドを取り付けた防塵用頭巾が提案されている。
また、特許文献2では、顔の露出する開放部の周辺を伸縮性のある布地を細く折り返して縫着し、かつ額部のみに横方向に伸縮する材質を用いて、異なった顔の大きさに対応するようにした作業用アウターキャップを開示している。
特開2006−22434号公報 特開2003−138416号公報
アウターキャップは上述のようにインナーキャップの上に着用するが、凹凸があり毛羽のある不織布、織物、編物などで出来たインナーキャップの上に、同様の凹凸のある織物、編物素材で出来たアウターキャップを被ろうとすると、インナーキャップとの間で大きな摩擦力が起きて、インナーキャップとアウターキャップにズレが生じて所定の位置に被ることは難しい。その結果、インナーキャップと顔との間に隙間が生じて頭髪や塵埃などが外にこぼれ落ちる欠点があった。
また、インナーキャップとアウターキャップの二重着用による通気性不足から、作業者に暑さとムレ感を与えて快適さを損なった。
即ち、特許文献1の頭巾ではインナーキャップの上に、アウターキャップを被る時にインナーキャップとの間に摩擦力が大きく働き、アウターキャップをスムーズに被るのが難しく、顔とインナーキャップの間に空隙を生じて塵埃や毛髪が外にでる欠点がある。また、密着性が強いため長期間使用すると疲労が蓄積して作業者の快適性を損なう。さらに、通気性不足のため作業者は暑さでムレ不快を感じる。
これは特許文献2の場合も、インナーキャップの上に被る際に、側頭部の伸びない布帛のためインナーキャップの布帛との間で摩擦が大きく生じてズレなく被ることは難しい。このため顔とインナーキャップの間に空隙を生じて毛髪や塵埃などが、外に漏れ出る欠点がある。また、このアウターキャップは額部の密着性が高いので快適感が乏しく長時間の装着で作業者に不快感を与える。さらに、通気性に対する配慮が乏しく、作業者は暑さで不快を感じる。
なお、特許文献1〜2のものは、着用部位に応じたいくつかの布帛パーツを縫製等してフード状のキャップとしているが、そのパーツ数は3〜5と比較的少なく、調整の融通性に欠けるという課題もある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、インナーキャップの上にスムーズに被ることが可能で、顔とキャップとの間に隙間を作ることなくフィットして、かつムレ感のない快適性で安全な衛生アウターキャップを提供することである。
上述した目的を達成するために本発明では、頭部から頸部までを覆うと共に、顔面を露出する開口部分を有したフード状のキャップ本体を備え、予め頭髪を覆うためのインナーキャップを着用した頭部を前記キャップ本体の頸部側から挿入して装着する衛生アウターキャップであって、前記開口部分と隣接する部分を、頭囲を覆う頭囲被覆部と、該頭囲被覆部に両端が接続されて顔面両側から頸部前側を覆う顔面周囲被覆部とで構成し、前記頭囲被覆部と前記顔面周囲被覆部の少なくとも一方を、伸縮性布で構成するという手段を用いた。この伸縮性布は、破断までの引張伸度が100%以上であり、25%引張伸長時における引張応力が1N/cm以下で、且つ、伸張弾性率が90%以上であることが好ましい。その伸びの良さによって、装着時に大きく広げた状態とすることができ、インナーキャップとの接触する機会を小さくすることができるからである。これとは異なる特性として、伸縮布は、0%引張伸長時の動摩擦係数に対する25%引張伸長時の動摩擦係数の減少率が10%以上であることが好ましい。伸長時に滑り特性が向上し、装着時にインナーキャップとの摩擦が低減するからである。そして、最も好ましい手段として、上述の引張強伸度、伸長弾性率、動摩擦係数の減少率を全て兼ね備えた伸縮性布を採用する。
かかる構成によれば、衛生アウターキャップを装着する際に、頭囲被覆部あるいは顔面周囲被覆部が適切な特性をもつ伸縮性布により、インナーキャップとの摩擦が低減されスムーズな被りを実現する。
頭囲被覆部と顔面周囲被覆部とは同じ伸縮性布で構成することが好ましい。インナーキャップとの摩擦を低減する範囲が拡大して、よりスムーズな着用が可能となるからである。
開口部分は、頭囲被覆部又は顔面周囲被覆部と同じ伸縮性布を二枚以上重ねた強伸縮性布によって顔面に密着可能に構成するという手段を用いる。かかる手段によれば、開口部分を構成する強伸縮性布の優れた伸張回復性により、顔面との間に空隙を作らず顔にフィットする。このため毛髪や塵埃が外に漏れることはない。
なお、開口部分は、額に沿う横帯部と、下顎からこめかみに沿うU字状帯部の二部材からなり、それぞれを同じ強伸縮性布で構成することが好ましい。一部材で構成するよりも、顔へのフィット感が向上するからである。
キャップ本体における開口部分、頭囲被覆部、及び顔面周囲被覆部を除くその他の被覆部は、通気量が70cm/cm・s以上であり、且つ、破断までの引張伸度が伸縮性布よりも小さい通気性布で構成するという手段を用いる。かかる手段によれば、その他の被覆部が通気性が大きい反面、伸びの少ない布で構成されるため、頭部と密着せずキャップ本体と頭部との間に広い空間を作り、かつ大きな通気性により、熱や湿気をキャップ内にとどめず、作業者に不快感を与えない。また、これは被る際にもスムーズな被り効果を与える。
なお、その他の被覆部は、頭囲被覆部の上側に配する頭頂被覆部と、顔面周囲被覆部の後ろ側に配する後頭被覆部の二部材で構成することが好ましい。一部材とするよりも立体形状とする可能となり、上述した通気性やスムーズな被り効果が確実に得られるからである。
また、キャップ本体の下縁に両肩を覆うケープ部をさらに備えることが好ましい。このケープ部を作業着の内側に入れ込むことで、より確実に毛髪や塵埃の飛散を防止することができるからである。
さらに、開口部分の上側両隅部に伸縮性短帯を取り付けて、メガネのツルを前記伸縮性短帯とキャップ本体とで挟み込んだ状態で前記フード内に挿入可能なスリットを形成することが好ましい。メガネ着用者の利便性を考慮したものである。
上記構成の本発明に係る衛生アウターキャップは、開口部分に隣接して設けられる頭囲被覆部あるいは顔面周囲被覆部を伸縮性布で構成しているため、インナーキャップの上にこれを装着する際に、適切な伸度と引張力、伸張弾性率、動摩擦力の低減効果で、スムーズな被り性を発揮する。そのうえ、開口部分を構成する横帯部とU字状帯部の2部材が強伸縮性布であるため顔へのフィット感もあり、顔と衛生アウターキャップとの間の間隙がなく、キャップ内のごみ、毛髪や塵埃など汚染物が外部に漏れることを防止することができた。
また、頭頂被覆部及び後頭被覆部に通気性が大きく伸びの少ない布を用いて広い空間を作り、内部の温度上昇した水蒸気を含む内部気流を排気して内部温度の上昇を抑えて長期間に亘って快適な環境を提供することができた。
本発明の第1実施形態に係る衛生アウターキャップを装着した状態の正面視説明図である。 同、側面視説明図である。 同、背面視説明図である。 同、開口部分を構成する横帯部とU字状帯部に用いた伸縮性布を二つ折りした強伸縮性帯状物の側面形態図である。 本発明の第2実施形態に係る衛生アウターキャップを装着した状態の正面視説明図である。
以下、本発明に係る衛生アウターキャップについて、いくつかの好ましい実施態様を添付した図面に従って説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を、図1正面図、図2側面図,図3背面図に示す。図1は本発明の衛生アウターキャップの正面図で、頭部から頸部を覆うと共に、顔面を露出する開口部分を有したキャップ本体1を備え、開口部分を横帯部2とU字状帯部3の二部材で構成すると共に、横帯部2の上部に頭囲被覆部4と、U字状帯部3の後部に顔面周囲被覆部5とをそれぞれ隣接して設け、これらの材料を伸縮性布で構成する一方、頭頂被覆部6とケープ前部8を通気性が大きいが、伸びの小さい布で構成した。また、顔へのフィット性を向上するため横帯部2とU字状帯部3には、図4に示すように伸縮性布を2つ折り以上にして伸びを少なくする反面、戻りの力を大きくしてフィット感を向上した帯状の強伸縮性布で構成した。被り易さは横帯部2に隣接する頭囲被覆部4あるいはU字状帯部3に隣接する顔面周囲被覆部5のすくなくとも一つのパーツが適切な伸縮性布で構成されていることによる。さらに、好ましくは2つのパーツともに伸縮性布で構成されているのがよい。
使用する適切な伸縮性布は100%以上の引張伸度を持ち、発生する引張力は25%伸長時に1N/cm以下が好ましい。さらに、25%伸長時の伸張弾性率が90%以上で、25%伸長時の動摩擦係数の減少率が、10%以上であるある布が好ましい。動摩擦係数の減少率とは0%伸張時の動摩擦係数に対する減少率である。
この伸縮性布は適切な伸びがないと円滑に被ることができないので100%以上の引張伸度を持ち、25%引張伸度時の引張力1N/cm以下が好ましい。この引張強伸度はJIS L1096 A法で測定する引張伸度と引張力である。また、25%時の伸張弾性率は顔へのフィット性から90%以上が好ましい。伸張弾性率はJIS L1096 D法で25%定伸張時の回復率を測定する。さらに、スムーズな被り心地を達成するため動摩擦係数は、25%引張伸張時の動摩擦係数の減少率は10%以上が好ましい。この測定はJIS K7125に基づき、相手材はインナーキャップの一般的な素材を考慮して不織布とし、測定試料の伸縮性布を測定方向に25%引張伸張して動摩擦特性を測定する。伸縮性布は横編みのような編物が好ましく、使用糸にはポリウレタンのような伸縮性のある繊維を軸にして他素材を巻き付けたカバード糸を用いて編物形成されるのが好ましい。伸縮性布が使用される部位の使用幅は、被り易さ、フィット性の点から横帯部2とU字状帯部3は1〜4cm幅が好ましい。また、横帯部2に隣接する頭囲被覆部4は2〜6cm幅が好ましい。さらに、U字状帯部3に隣接する顔面周囲被覆部5は3〜15cmが好ましい。
また、開口部分、頭囲被覆部4、及び顔面周囲被覆部5を除くその他の被覆部、即ち、本実施形態の場合、頭頂被覆部6、後頭被覆部7、さらに、キャップ本体1の下縁に備えるケープ前部8及びケープ後部9を構成する布は、通気性があり、伸びの少ない布が好ましい。その通気性はJIS L1096 A法(フラジール法)で70cm/cm・s以上が好ましい。かつ、頭部周辺に余裕のある空間を作るため伸びが少ない織物あるいは編物で構成することが好ましい。その破断までの引張伸度は伸縮性布よりも小さいものが好ましい。こうした特性は、作業者への暑さやムレ感を防止して快適にするため必要である。なお、引張試験はJIS L1096 A法で行う。
図2は本発明の衛生アウターキャップの側面図で、上述のとおり、横帯部2、U字状帯部3、横帯部2に隣接する頭囲被覆部4、U字状帯部3に隣接する顔面周囲被覆部5を設けて、その材料を伸縮性布で構成し、かつ、頭頂被覆部6、後頭被覆部7、ケープ前部8、ケープ後部9を通気性の大きく伸びの少ない布で構成する手段を採用した。さらに、吸水速乾性のある汗を吸い易く放湿し易い布帛を用いれば好ましい。
図3は本発明に衛生アウターキャップの背面図で、やはり上述のとおり、頭頂被覆部6、後頭被覆部7、ケープ前部8、ケープ後部9は通気性の大きい布で構成され、アウターキャップ周囲長を調整する面ファスナー付き調節部10を後頭被覆部7に配した。このように、本衛生アウターキャップ1は8パーツ以上で作られているので調整の融通性に富む。
なお、図4は本衛生アウターキャップに用いる横帯部2とU字状帯部3に用いる伸縮性布を二つ折りした強伸縮性帯状物を示す図である。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態を示す正面図である。第1実施形態にメガネツル挿入部11とマスク紐取付け部12を付加したものである。メガネツル挿入部11は、開口部分の上部左右の両隅部に、頭囲被覆部4または顔面周囲被覆部5と同じ伸縮性布、あるいは、横帯部2やU字状帯部3と同じ強伸縮性布からなる伸縮性短帯を斜めに取付けてなる。伸縮性短帯と開口部分との間にはメガネのツルを挿入するスリットが確保されており、かかる構成によれば、メガネのツルを伸縮性短帯と開口部分とで挟持した状態でメガネを装着することができる。マスク紐取付け部12はマスクを取付ける際に用いるもので、硬い不織布をアウターキャップ1に溶着で取付けてひっかけ易い構造とする。
第1実施態様に示す本発明の衛生アウターキャップとして、横帯部2、U字状帯部3、横帯部2に隣接する頭囲被覆部4、U字状帯部3に隣接する顔面周囲被覆部5に使用する伸縮性布は、ウレタンを芯に用いたカバード糸を用いた編み組織ベア天竺で、密度がウエール48本/in、コース68本/inであるものを使用した。破断までの引張伸度はたて方向で225%、よこ方向で412%であり、25%引張伸張時の引張力はたて方向で0.3N/cm、よこ方向で0.19N/cmであった。25%引張伸張時の伸張弾性率はたて方向で99%、よこ方向で99%であった。25%引張伸張時の動摩擦係数の減少率は、たて方向伸張で25%、よこ方向伸張で18%であった。
横帯部2とU字状帯部3の幅は25mmで、2つ折りにして図4に示す伸縮性帯状物とした。横帯部2に隣接する頭部周辺部4の幅は35〜45mmである。U字状帯部3に隣接する顔面周囲被覆部5の幅は狭いところで60mm、広いところで90mmである。頭頂被覆部6、後頭被覆部7、ケープ前部8、ケープ後部9には、その他布と比較して通気性が大きく伸びの少ない布を用いた。具体的には、織物金巾(細く上質な綿糸で比較的目を細かく薄地に織った綿布)で、通気量は160m/cm・s、引張伸度35%のものを用いた。
本衛生アウターキャップを、不織布を用いたインナーキャップに被せたところ、スムーズな被りとなり、インナーキャップのズレによる間隙を生じることなくフィットした被りを実現できた。着用した結果、毛髪や塵埃の漏れによる環境汚染もなく、長時間被っても暑さやムレはなく快適であった。
実施例1にメガネツル挿入部11とマスク紐取付け部12を付加した。メガネツル挿入部11に実施例1の伸縮性布を2つ折りして用いた。その折り幅は25mmでと長さ70mmであった。これを図5に示すように開口部分を構成する横帯部2とU字状帯部3に斜めに取り付けた。また、マスク紐取付け部12として硬い不織布を円形にして取り付けた。
この結果、メガネを容易に装着でき、マスクも容易に掛けることができた。なお、キャップとしての機能は実施例1に示す通りであった。
1 キャップ本体
2 横帯部
3 U字状帯部
4 頭囲被覆部
5 顔面周囲被覆部
6 頭頂被覆部
7 後頭被覆部
8 ケープ前部
9 ケープ後部
10 サイズ調整部
11 メガネツル挿入部
12 マスク紐取付け部

Claims (9)

  1. 頭部から頸部までを覆うと共に、顔面を露出する開口部分を有したフード状のキャップ本体を備え、予め頭髪を覆うためのインナーキャップを着用した頭部を前記キャップ本体の頸部側から挿入して装着する衛生アウターキャップであって、前記開口部分と隣接する部分を、頭囲を覆う頭囲被覆部と、該頭囲被覆部に両端が接続されて顔面両側から頸部前側を覆う顔面周囲被覆部とで構成し、前記頭囲被覆部と前記顔面周囲被覆部の少なくとも一方を、伸縮性布で構成したことを特徴とする衛生アウターキャップ。
  2. 伸縮性布は、破断までの引張伸度が100%以上であり、25%引張伸長時における引張応力が1N/cm以下で、且つ、伸張弾性率が90%以上であり、さらに、0%引張伸長時の動摩擦係数に対する25%引張伸長時の動摩擦係数の減少率が10%以上である請求項1記載の衛生アウターキャップ。
  3. 頭囲被覆部と顔面周囲被覆部とを同じ伸縮性布で構成した請求項1または2記載の衛生アウターキャップ。
  4. 開口部分は、頭囲被覆部又は顔面周囲被覆部と同じ伸縮性布を二枚以上重ねた強伸縮性布によって顔面に密着可能に構成した請求項1、2または3記載の衛生アウターキャップ。
  5. 開口部分は、額に沿う横帯部と、下顎からこめかみに沿うU字状帯部の二部材からなり、それぞれを同じ強伸縮性布で構成した請求項4記載の衛生アウターキャップ。
  6. キャップ本体における開口部分、頭囲被覆部、及び顔面周囲被覆部を除くその他の被覆部は、通気量が70cm/cm・s以上であり、且つ、破断までの引張伸度が伸縮性布よりも小さい通気性布で構成した請求項1から5のうち何れか一項記載の衛生アウターキャップ。
  7. その他の被覆部は、頭囲被覆部の上側に配する頭頂被覆部と、顔面周囲被覆部の後ろ側に配する後頭被覆部の二部材で構成した請求項6記載の衛生アウターキャップ。
  8. キャップ本体の下縁に両肩を覆うケープ部をさらに備えた請求項1から7のうち何れか一項記載の衛生アウターキャップ。
  9. 開口部分の上側両隅部に伸縮性短帯を取り付けて、メガネのツルを前記伸縮性短帯と前記開口部分とで挟み込んだ状態でキャップ本体内に挿入可能なスリットを形成した請求項1から8のうち何れか一項記載の衛生アウターキャップ。
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