JP2018159013A - 平版印刷インキ用樹脂および平版印刷インキと印刷物 - Google Patents

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和志 砂押
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Abstract

【課題】長時間印刷時においても、地汚れを低減させ、光沢感のある高品質の印刷物を得ることが出来る、印刷インキ用樹脂の合成方法並びにそれを用いた平版印刷インキの提供。
【解決手段】ロジン類(a)、ポリオール(b)、および、レゾール型フェノール樹脂(c)を反応させてなるロジン変性フェノール樹脂(A)の製造方法において、
ロジン類(a)とポリオール(b)とを無触媒で反応させ、生成するロジンポリオールエステルの酸価が120(mgKOH/g)以下で酸触媒を添加し、次いで、レゾール型フェノール樹脂(c)と反応させてなるロジン変性フェノール樹脂(A)の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、書籍、チラシ、カタログ、新聞等の印刷物に使用される平版印刷インキ(以下、「インキ」と略す。)に使用する樹脂に関することであり、特に印刷時の汚れを軽減し、かつ高光沢な印刷物を提供することを特徴とするロジン変性フェノール樹脂に関するものである。
平版印刷インキは5〜100Pa・sの比較的粘度の高いインキである。平版印刷機の機構は、インキが印刷機のインキ壺から複数のローラーを経由して版面の画線部に供給され、水あり印刷では非画線部に湿し水が供給され、湿し水無し印刷では非画線部がシリコン層でできておりインキを反発し紙上に画像が形成される。
特に、湿し水を使用した平版印刷においてはインキと水との乳化バランスが重要であり、インキの乳化量が高過ぎると非画線部にインキが着肉し易くなる地汚れが発生し、乳化量が少ないと絵柄の少ない印刷時には、インキ表面に水が吐き出される為、ロール間のインキ転移や用紙へのインキ着肉性が悪くなり、安定して印刷する事が難しくなる。
ロジン変性フェノール樹脂でインキの乳化を制御する方法として、酸触媒をロジン変性フェノール樹脂のエステル合成触媒として使用することは一般的に行われているが、ロジン類とフェノール樹脂を反応させた後、多価アルコールと酸触媒を添加するのが通常である。しかし、この方法は未反応のOH末端が樹脂中に残存しやすいため、十分な乳化抑制効果を発揮し難い。特許文献1には、ロジン類を酸触媒で加熱処理し、乳化を抑制する方法が記されている。しかし、この方法ではロジン類のカルボン酸の脱炭酸により反応点が減少するため、高分子量高粘度樹脂を得難い。この方法で高分子量樹脂を得るためには、酸触媒の添加量を下げる必要があるが、乳化抑制の効果を発揮し難くなる。
また、印刷物の光沢を向上させる方法としては、石油系溶剤や植物油などを増やし、インキの粘度を下げて印刷表面の平滑性を向上させたり、低分子高溶解樹脂や石油樹脂などを使用してインキ系内の樹脂成分を増やすことによって、印刷紙へのインキの浸透を極力抑制してインキ被膜厚を維持させるなどの処方が用いられてきた。
しかしながら、インキ粘度を下げるために石油系溶剤や植物油を増やすと、インキのタック値が低下し、印刷機上でのローラー間転移が悪化する傾向にある。また、低分子高溶解樹脂や石油樹脂などを使用してインキ系内の樹脂成分を増やす処方は、乳化の制御が困難となり、インキの印刷適性が阻害される傾向にあり、乳化適性を維持しながら印刷物の光沢を向上させるには限界があった。
インキに使用されるロジン変性フェノール樹脂についての改良も行われてきた。特許文献2では、ロジンと動植物油脂肪酸との混合物をモノアルコールで部分エステル化したモノエステル体に、多価アルコールおよびフェノールホルムアルデヒド初期縮合物を反応させる方法が公開されている。しかしながら、この方法では、エステル化にモノアルコールを使用することで、ロジンおよび動植物油脂肪酸とのエステル結合による架橋が行われず、分子量制御が困難となる。
特開2016−56303号公報 特開2004−269752号公報
長時間印刷時においても、地汚れを低減させ、光沢感のある高品質の印刷物を得ることが出来る、印刷インキ用樹脂の製造方法及びそれを用いた平版印刷インキの提供を目的とする。
上記課題を解決するために誠意研究した結果、以下に定める素材により作成したロジン変性フェノール樹脂を含有させた平版印刷インキは、印刷時に地汚れを低減し、高光沢な印刷物を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ロジン類(a)、ポリオール(b)、レゾール型フェノール樹脂(c)を反応させてなるロジン変性フェノール樹脂(A)の製造方法において、
ロジン類(a)とポリオール(b)とを無触媒で反応させ、生成するロジンポリオールエステルの酸価が120(mgKOH/g)以下で酸触媒を添加し、次いで、レゾール型フェノール樹脂(c)と反応させてなるロジン変性フェノール樹脂(A)の製造方法に関する。
さらに、本発明は、上記製造方法により得られるロジン変性フェノール樹脂(A)に関する。
さらに、本発明は、上記ロジン変性フェノール樹脂(A)を含有する平版印刷インキに関する。
また、本発明は、上記平版印刷インキを、基材に印刷してなる印刷物に関する。
本発明は、ロジン類とポリオールを無触媒で反応させ、生成するロジンポリオールエステルの酸価が120(mgKOH/g)以下で酸触媒を添加し、次いで、レゾール型フェノール樹脂と反応させる製造方法で製造したロジン変性フェノール樹脂を含有する平版印刷インキを使用することで、様々な条件下で印刷時の地汚れを軽減させ長時間安定した印刷が可能で、高光沢の印刷物を得ることが出来る平版印刷インキ用樹脂の製造方法並びにそれを用いたインキの提供を目的とする。
本発明のロジン変性フェノール樹脂(A)は、ロジン類(a)とポリオール(b)とを無触媒で反応させ、生成するロジンポリオールエステルの酸価が120(mgKOH/g)以下で酸触媒を添加し、次いで、レゾール型フェノール樹脂(c)と反応させることで得られる。
まず、本発明のロジン類(a)について説明する。
本発明のロジン類(a)としては、ガムロジン、トール油ロジン、ウッドロジンなどの天然ロジン、該天然ロジンから誘導される重合ロジン、天然ロジンや重合ロジンを不均化または水素添加して得られる安定化ロジン、天然ロジンや重合ロジンに不飽和カルボン酸類を付加して得られる不飽和酸変性ロジンなどが上げられる。なお、不飽和酸変性ロジンとは、例えばマレイン酸変性ロジン、無水マレイン酸変性ロジン、フマル酸変性ロジン、イタコン酸変性ロジン、クロトン酸変性ロジン、ケイ皮酸変性ロジン、アクリル酸変性ロジン、メタクリル酸変性ロジンなど、またはこれらに対応する酸変性重合ロジンがあげられる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
また、本発明では、ロジン変性フェノール樹脂(A)の分子量を大きくするために、ポリオール(b)を使用する。ポリオール(b)の水酸基とロジン類(a)のカルボン酸がエステル化反応し、高分子量化する。
ポリオール(b)の具体例としては、2価アルコールとして、直鎖状アルキレン2価アルコールである1,2−エタンジオール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,5−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,2−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,2−デカンジオール、1,10−デカンジオール、1,12−ドデカンジオール、1,2−ドデカンジオール、1,14−テトラデカンジオール、1,2−テトラデカンジオール、1,16−ヘキサデカンジオール、1,2−ヘキサデカンジオール等が、
分岐状アルキレン2価アルコールである2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパンジオール、2,4−ジメチル−2,4−ジメチルペンタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオ−ル、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、ジメチロールオクタン、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール等が、
環状アルキレン2価アルコールである1,2−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,2−シクロヘプタンジオール、トリシクロデカンジメタノール、水添カテコール、水添レゾルシン、水添ハイドロキノン等が、
さらにポリエチレングリコール(n=2〜20)、ポリプロピレングリコール(n=2〜20)、ポリテトラメチレングリコール(n=2〜20)等のポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール等を例示することができる。
さらに、3価以上のアルコールとしては、グリセリン、トリメチロ−ルプロパン、ペンタエリスリトール、1,2,6−ヘキサントリオール、3−メチルペンタン−1,3,5−トリオール、ヒドロキシメチルヘキサンジオール、トリメチロールオクタン、ジグリセリン、ジトリメチロ−ルプロパン、ジペンタエリスリト−ル、ソルビトール、イノシトール、トリペンタエリスリトール等が例示される。
本発明のレゾール型フェノール樹脂(c)は、常法により得ることが出来る。合成方法の一例としては、フェノール類(P)とアルデヒド類(F)を仕込み、揮発性有機溶剤(キシレンなど)を添加し、金属酸化物触媒またはアルカリ触媒存在下で縮合反応させることにより得られる。フェノール類(P)とアルデヒド類(F)の比率が通常P/Fがmol比で1.0〜4.0molが好ましく、更に好ましくは1.5〜3.0molであり、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化リチウム等の金属水酸化物触媒の存在下または、有機アミンなどのアルカリ触媒の存在化で常圧または加圧下で付加・縮合して得られる各種公知の縮合物が用いられる。
フェノール類としては、フェノール水酸基を持つすべての芳香族化合物が使用でき、石炭酸、クレゾール、アミルフェノール、ビスフェノールA、p−ブチルフェノール、p−オクチルフェノール、p−ノニルフェノール、p−ドデシルフェノール等が上げられるが、中でもアルキル置換したフェノール類が好ましい。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
アルデヒド類としては、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド等があげられる。
本発明においては酸触媒を使用することが必須である。酸触媒としてはベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、p−ドデシルベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸等の有機スルホン酸類、硫酸、塩酸等の鉱酸、トリフルオロメチル硫酸、トリフルオロメチル酢酸等が例示できる。
本発明における酸触媒は、ロジン変性フェノール樹脂(A)の重量固形分比で0.001〜2重量%が好ましく、より好ましくは0.01〜1重量%である。酸触媒が0.001重量%未満であると、インキの乳化制御が困難となり、印刷時に地汚れが発生しやすい。2重量%を上回るとインキに必要な樹脂粘度および弾性を得ることができない。
さらに、本発明において、ロジンポリオールエステルの酸価が120(mgKOH/g)以下、より好ましくは70(mgKOH/g)以下で酸触媒を添加する必要がある。ロジンポリオールエステルの酸価が120(mgKOH/g)より高い段階で酸触媒を添加するとロジン類の脱炭酸によりインキに必要な樹脂粘度および弾性を得ることが困難である。
本発明でのロジン変性フェノール樹脂(A)は、重量固形分比で、ロジン類(a)5〜80重量%、ポリオール(b)1〜20重量%、レゾール型フェノール樹脂(c)10〜75重量%が好ましい。より好ましくはロジン類(a)50〜75重量%、ポリオール(b)5〜10重量%、レゾール型フェノール樹脂(c)20〜60重量%である。
ロジン類(a)が5重量%未満で、レゾール型フェノール樹脂(c)が75重量%を上回ると、合成樹脂がゲル化し易くなり反応制御が困難となる。また、ポリオール(b)が20重量%以上の場合も合成樹脂がゲル化し易くなり反応制御が困難となる。さらにロジン類(a)が80重量%を上回り、レゾール型フェノール樹脂(c)が10重量%未満であると、インキに必要な粘度および弾性を得られなくなる。さらにポリオール(b)が1重量%以下の場合も、インキに必要な粘度および弾性を得られなくなる。
本発明のロジン変性フェノール樹脂(A)の製造方法は以下の方法で製造できる。例えば、反応釜でロジン類(a)を150〜280℃で融解し、そこにポリオール(b)を添加し、0〜8時間反応させる。生成するロジンポリオールエステルの酸価が120(mgKOH/g)以下で酸触媒を添加し、0〜10時間反応させた後、レゾール型フェノール樹脂(c)を200〜300℃の範囲で添加し、さらに1〜20時間反応させる方法である。
上記の方法によって得られたロジン変性フェノール樹脂(A)の重量平均分子量は特に限定されないが、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)による重量平均分子量(ポリスチレン換算)は3,000〜300,000程度のものが好ましく、より好ましくは5,000〜150,000である。3,000未満であるとインキの粘度が低く、ミスチング等が発生し易くなり、300,000以上であると樹脂の溶解性が悪くなる為、インキの流動性が劣化し、光沢等が悪くなる。さらに低分子量分(ポリスチレン換算で300未満)は10%未満が好ましく、より好ましくは8%未満である。10%以上であると乳化が高くなるため、地汚れが発生してしまう。樹脂の溶解性については、0号ソルベントH(JX日鉱日石エネルギー社製)を用い、樹脂/0号ソルベントH=2g/18gを200℃で加熱溶解させ、温度を徐々に下げて、白濁する温度が低い方が樹脂と溶剤の相溶性が良好であり、30〜170℃程度のものが好ましい。
ロジン変性フェノール樹脂(A)は、必要に応じて植物油類、インキ用石油系溶剤、ゲル化剤を加えて加熱溶解させて平版印刷インキ用ワニスを製造することができる。
平版印刷インキ用ワニスに用いられる植物油類としては、各種公知のものを限定無く使用することができる。具体的には例えば、亜麻仁油、大豆油、桐油、米ぬか油、サフラワー油、脱水ひまし油、または、これら植物油の熱重合油、酸化重合油がある。また、亜麻仁油脂肪酸メチル、大豆油脂肪酸メチル、米ぬか油脂肪酸メチル、亜麻仁油脂肪酸エチル、大豆油脂肪酸エチル、米ぬか油脂肪酸エチル、亜麻仁油脂肪酸プロピル、大豆油脂肪酸プロピル、米ぬか油脂肪酸プロピル、亜麻仁油脂肪酸ブチル、大豆油脂肪酸ブチル、米ぬか油脂肪酸ブチル、亜麻仁油脂肪酸イソブチル、大豆油脂肪酸イソブチル、米ぬか油脂肪酸イソブチル等と言った、前述の植物油類のモノエステルが上げられる。これらは単独で用いても2種類以上を適宜併用しても良い。
平版印刷インキ用ワニスに用いられる平版印刷インキ用石油系溶剤としては、従来公知の印刷インキ用溶剤を特に限定無く使用することができる。具体的には例えば、JX日鉱日石エネルギー社製の0号ソルベント、4号ソルベント、5号ソルベント、6号ソルベント、7号ソルベント、AFソルベント4号、AFソルベント5号、AFソルベント6号、AFソルベント7号等があげられる。これらは単独で用いても、2種類以上を適宜併用しても良い。特に環境対策として、芳香族炭化水素の含有率が1重量%以下であるアロマフリーソルベントを使用することが好ましい。
前記ゲル化剤としては、例えば、オクチル酸アルミニウム、ステアリン酸アルミニウム、アルミニウムトリイソプロポキシド、アルミニウムトリブトキシド、アルミニウムジプロポキシドモノアセチルアセテート、アルミニウムジブトキシドモノアセチルアセテート、アルミニウムトリアセチルアセテートなどの各種公知な物を使用できる。
平版印刷インキ用ワニスのロジン変性フェノール樹脂(A)、植物油類、石油系溶剤、ゲル化剤の組成比率としては、用途に応じてそれぞれ適宜決定すればよいが、平版印刷インキ用ワニス全量中、ロジン変性フェノール樹脂が5〜60重量%、植物油類が0〜80重量%、石油系溶剤が0〜80重量%、ゲル化剤が0〜4重量%、好ましくは0〜3重量%である。また、合成樹脂Aと、一般的に平版印刷インキに用いられるロジン変性フェノール樹脂(本発明以外の方法により製造したものあるいは上記重量平均分子量以外のもの)や、石油樹脂等を併用することもできる。
この平版印刷インキワニス、顔料、石油系溶剤および添加剤により平版印刷インキが製造される。
本発明で使用される顔料としては、酸化チタンなどの白顔料、ミネラルファーネスイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS,ハンザイエローG,キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG,タートラジンレーキなどの黄顔料、インダスレンブリリアントオレンジRK、ピラゾンオレンジ、バルカンオレンジ、ベンジジンオレンジG、インダスレンブリリアントオレンジGKなどの橙色顔料、パーマネントレッド4R、リオノールレッド、ピラロゾンレッド、ウオッチングレッツドカルシウム塩、レーキレッドD,ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bなどの赤色顔料、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキなどの紫色顔料、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダスレンブルーBCなどの青色顔料、ピグメントグリーンB、マラカイドグリーンレーキ、ファイナスイエリーグリーンGなどの緑色顔料、カーボンブラック、アセチレンブラック、ランブラック、アニリンブラックなどの黒色顔料などが挙げられる。
本発明では、バインダー樹脂として、ロジン変性フェノール樹脂以外の樹脂を併用することもできる。その他の樹脂としてはアルキッド樹脂、石油樹脂、ギルソナイト樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂などが挙げられる。必要に応じて、これらの樹脂を2つ以上併用することもできる。
また、平版印刷インキ中への、添加剤として、耐摩擦、ブロッキング防止、スベリ、スリキズ防止を目的とする各種添加剤を使用することができ、必要に応じて、レベリング剤、帯電防止剤、界面活性剤、消泡剤、等を添加してもよい。
本発明の平版印刷インキの組成の一例としては、
・本発明により製造されるロジン変性フェノール樹脂(A) 5〜50重量%
・植物油類 0〜80重量%
・石油系溶剤 0〜80重量%
・ゲル化剤 0〜4重量%
・顔料 5〜40重量%
・その他の樹脂 0〜40重量%
・添加剤 1〜5重量%
などが好ましい組成として挙げられる。その他の樹脂とは、一般的に平版印刷インキ組成物に用いられるロジン変性フェノール樹脂あるいは石油系樹脂あるいはアルキッド樹脂を表す。VOCフリータイプのインキとして使用する際には、上記組成において、石油系溶剤を0重量%とする。この際、必要に応じて脂肪酸モノエステル化合物を0〜60重量%含有しても差し支えない。
インキの製造方法としては、公知の製造方法で作成することができる。上記の配合比率のうち、添加剤以外の材料を3本ロールを用いて連肉分散し、その後、目的に応じて添加剤を添加して混合撹拌することで平版印刷インキを得ることができる。
印刷方法についてはオフセット印刷機であれば特に限定することなく使用することができる。オフセット輪転印刷機、新聞印刷機、枚葉印刷機が挙げられる。
本発明において、基材としては、平版印刷に用いられる用紙を特に限定すること無く使用することができる。具体的には、アート紙、コート紙、キャスト紙などの塗工紙や上質紙、中質紙、新聞用紙などの非塗工紙、ユポなどの合成紙が選択される。
以下に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、以下の実施例は本発明の権利範囲を何ら制限するものではない。なお、本発明において、「部」は、「重量部」を表し、「%」は「重量%」を表す。
また、本発明において、重量平均分子量は、東ソー(株)製ゲルパーミネイションクロマトグラフィ(HLC−8320。)で測定した。検量線は標準ポリスチレンサンプルにより作成した。溶離液はテトラヒドロフランを、カラムにはTSKgel SuperHM−M(東ソー(株)製)3本を用いた。測定は流速0.6ml/分、注入量10μl、カラム温度40℃で行った。さらに、本発明において、特に断らない限り、「分子量」とは、重量平均分子量を示す。
本発明において、酸価は中和滴定法によって測定した。測定方法としては、ロジン変性フェノール樹脂1gをキシレン:エタノール=2:1の重量比で混合した溶媒20mlに溶解させた。その後、指示薬として3重量%のフェノールフタレイン溶液を3ml加え、0.1mol/lの水酸化カリウム水溶液で中和滴定した。単位はmgKOH/gである。
本発明における溶解性とは、ケモトロニック(novo matics社製)を用いて測定した。樹脂サンプル2gに対して、AFソルベント7号を18gを添加した試料を加熱しさらに冷却していったときの曇点を検出したものであり単位は℃である。
(レゾール型フェノール樹脂の合成例1)
撹拌機、冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコにp−オクチルフェノール500部、p−tertブチルフェノール500部、92%パラホルムアルデヒド480部、98%水酸化カルシウム10部、キシレン530部を加えて、90℃で5時間反応させる。その後キシレン430部、水道水250部を加え、98%硫酸を10部滴下した。撹拌、静置後、上層部を取り出し、不揮発分60%のレゾール型フェノール樹脂のキシレン溶液を得て、これをレゾール液Aとした。
(樹脂合成の実施例1)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン560部に窒素ガスを吹き込みながら240℃で溶解し、グリセリン60部を仕込み1時間反応させ、ロジンポリオールエステルの酸価110(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物1部を添加した。さらに、1.5時間反応させた後、前記、レゾール液A630部(固形分換算で380部)を2時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら7時間反応させ、重量平均分子量18000、酸価21.4(mgKOH/g)、溶解性48℃のロジン変性フェノール樹脂1を得た。
(樹脂合成の実施例2)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン560部に窒素ガスを吹き込みながら240℃で溶解し、グリセリン60部を仕込み3時間反応させ、ロジンポリオールエステルの酸価62(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物1部を添加した。さらに、1.5時間反応させた後、レゾール液A630部(固形分換算で380部)を2時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら6時間反応させ、重量平均分子量23000、酸価20.0(mgKOH/g)、溶解性55℃のロジン変性フェノール樹脂2を得た。
(樹脂合成の実施例3)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン560部に窒素ガスを吹き込みながら240℃で溶解し、グリセリン60部を仕込み8時間反応させ、ロジンポリオールエステルの酸価21(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物1部を添加した。さらに、1.5時間反応させた後、レゾール液A630部(固形分換算で380部)を2時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら3時間反応させ、重量平均分子量22000、酸価18.4(mgKOH/g)、溶解性58℃のロジン変性フェノール樹脂3を得た。
(樹脂合成の実施例4)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン730部に窒素ガスを吹き込みながら240℃で溶解し、グリセリン80部を仕込み3時間反応させ、ロジンポリオールエステルの酸価68(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物0.5部を添加した。さらに、1.5時間反応させた後、レゾール液A320部(固形分換算で190部)を1時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら5時間反応させ、重量平均分子量11000、酸価22.6(mgKOH/g)、溶解性71℃のロジン変性フェノール樹脂4を得た。
(樹脂合成の実施例5)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン300部に窒素ガスを吹き込みながら240℃で溶解し、グリセリン60部を仕込み1時間反応させ、ロジンポリオールエステルの酸価92(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物1部を添加した。さらに、1.5時間反応させた後、レゾール液A1070部(固形分換算で640部)を2時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら5時間反応させ、重量平均分子量42000、酸価21.4(mgKOH/g)、溶解性65℃のロジン変性フェノール樹脂5を得た。
(樹脂合成の実施例6)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン300部に窒素ガスを吹き込みながら235℃で溶解し、グリセリン70部を仕込み2.5時間反応させ、ロジンポリオールエステルの酸価40(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物0.4部を添加した。さらに、1.5時間反応させた後、レゾール液A1070部(固形分換算で640部)を2時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら4時間反応させ、重量平均分子量78000、酸価21.5(mgKOH/g)、溶解性92℃のロジン変性フェノール樹脂6を得た。
(樹脂合成の実施例7)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン580部に窒素ガスを吹き込みながら270℃で溶解し、ペンタエリスリトール50部を仕込み3時間反応させ、ロジンポリオールエステルの酸価52(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物1部を添加した。さらに、1.5時間反応させた後、レゾール液A630部(固形分換算で380部)を2時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら6時間反応させ、重量平均分子量19000、酸価20.4(mgKOH/g)、溶解性61℃のロジン変性フェノール樹脂7を得た。
(樹脂合成の実施例8)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン560部に窒素ガスを吹き込みながら240℃で溶解し、グリセリン60部を仕込み3時間反応させ、ロジンポリオールエステルの酸価58(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物1.5部を添加した。さらに、1.5時間反応させた後、レゾール液A630部(固形分換算で380部)を2時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら3時間反応させ、重量平均分子量16000、酸価19.2(mgKOH/g)、溶解性32℃のロジン変性フェノール樹脂8を得た。
(樹脂合成の実施例9)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン560部に窒素ガスを吹き込みながら180℃で溶解し、無水マレイン酸1部を仕込み1時間反応させた。240℃に昇温後、グリセリン70部を仕込み3時間反応させ、ロジンポリオールエステルの酸価54(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物1.5部を添加した。さらに、1.5時間反応させた後、レゾール液A600部(固形分換算で360部)を2時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら5時間反応させ、重量平均分子量17000、酸価17.4(mgKOH/g)、溶解性84℃のロジン変性フェノール樹脂9を得た。
(樹脂合成の比較例A)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン560部に窒素ガスを吹き込みながら200℃で溶解し、レゾール液A630部(固形分換算で380部)を2時間かけて滴下した。その後240℃に昇温し、グリセリン60部を仕込み3時間反応させ、酸価52(mgKOH/g)の時点で、p−トルエンスルホン酸−1水和物1部を添加した。キシレンを除去しながら11時間反応させ、重量平均分子量24000、酸価21.2(mgKOH/g)、溶解性72℃のロジン変性フェノール樹脂Aを得た。
(樹脂合成の比較例B)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン560部に窒素ガスを吹き込みながら240℃で溶解し、p−トルエンスルホン酸−1水和物1部、グリセリン60部を添加した。酸触媒添加前の酸価は164(mgKOH/g)であった。その後、1.5時間反応させた後、レゾール液A630部(固形分換算で380部)を3時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら3時間反応させ、重量平均分子量11000、酸価18.5(mgKOH/g)、溶解性33℃のロジン変性フェノール樹脂Bを得た。
(樹脂合成の比較例C)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン560部に窒素ガスを吹き込みながら240℃で溶解し、p−トルエンスルホン酸−1水和物0.3部、グリセリン60部を添加した。酸触媒添加前の酸価は166(mgKOH/g)であった。その後、1.5時間反応させた後、レゾール液A630部(固形分換算で380部)を3時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら6時間反応させ、重量平均分子量27000、酸価22.3(mgKOH/g)、溶解性74℃のロジン変性フェノール樹脂Cを得た。
(樹脂合成の比較例D)
撹拌機、水分分離器付き冷却器、温度計をつけた4つ口フラスコに、ガムロジン560部に窒素ガスを吹き込みながら240℃で溶解し、グリセリン60部、水酸化カルシウム3部を仕込み3時間反応させた。その後、レゾール液A630部(固形分換算で380部)を2時間かけて滴下し、キシレンを除去しながら7時間反応させ、重量平均分子量23000、酸価23.2(mgKOH/g)、溶解性102℃のロジン変性フェノール樹脂Dを得た。
樹脂合成の実施例1〜9、比較例A〜Dのロジン変性フェノール樹脂の固形分重量%での配合組成を表1に示す。
(ゲルワニスの作製)
撹拌機、水分離器付還流冷却器、温度計付き4つ口フラスコに、実施例1〜9、比較例A〜Dで得られたロジン変性フェノール樹脂、大豆油、石油系溶剤(JX日鉱日石エネルギー社製AFソルベント7)、ゲル化剤(川研ファインケミカル(株)製ALCH)、を表2のような配合組成で仕込み、窒素ガスを吹き込みながら190℃にて1時間加熱撹拌してゲルワニスを製造した。
(平版印刷インキの作製例)
前記方法で得られたワニス1〜9、ワニスA〜Dと、カーボン顔料ミツビシカーボンMA7(三菱化学製)と、石油系溶剤(JX日鉱日石エネルギー社製AFソルベント7)を、表3の配合組成にて、常法に従い三本ロールを用いて練肉分散し、実施例1〜9、比較例A〜Dのインキを得た。
実施例及び比較例で得られた組成物について、下記の方法で地汚れ及び光沢値を評価した。評価結果を表4に示す。
(地汚れの評価)
三菱BT2−800NEOオフ輪印刷機(三菱重工社製)にて800rpmで用紙をNPIコート紙66.5kg(日本製紙社製)として各インキ2万枚の印刷試験を行い、印刷時の地汚れを比較した。湿し水はアクワマジックNS(東洋インキ社製)1.5%の水道水を用いて行い、水巾の下限付近での印刷状態の比較を行うために、水巾の下限値よりも2%高い水ダイヤル値で印刷を行い、印刷紙面の汚れの有無の確認を行った。
(評価基準) 〇:汚れなし △:僅かな汚れ有 ×:明らかな汚れ有
(光沢値の評価)
光沢値は、プルーフバウ展色機にて、三菱製紙社製パールコートに同一濃度に展色し、光沢計グロスメーターモデルGM−26((株)村上色彩技術研究所製)にて60°光沢を測定した。数値が高い程、光沢が良いことを表す。
(評価基準) 〇:60以上、△:50以上〜60未満、×:50未満
表4の結果から明らかなように、実施例は、乳化抑制効果により地汚れが観測されず、インキ用溶剤との相溶性も良好であることから光沢も良好な結果であった。一方、ロジンとレゾール型フェノール樹脂を先に反応させてからポリオールとエステル化させた比較例Aは乳化抑制が十分ではなく、僅かに地汚れが確認された。酸価164(mgKOH/g)の時点で酸触媒を添加した比較例Bは、インキの粘度が低くなり、乳化抑制が十分でなく地汚れが確認された。酸触媒を減らして得た高粘度樹脂である比較例Cは、乳化の抑制が十分でなく、また、塩基触媒を使用した比較例Dは地汚れ、光沢ともに劣る結果となった。

Claims (4)

  1. ロジン類(a)、ポリオール(b)、および、レゾール型フェノール樹脂(c)を反応させてなるロジン変性フェノール樹脂(A)の製造方法において、
    ロジン類(a)とポリオール(b)とを無触媒で反応させ、生成するロジンポリオールエステルの酸価が120(mgKOH/g)以下で酸触媒を添加し、次いで、レゾール型フェノール樹脂(c)と反応させてなるロジン変性フェノール樹脂(A)の製造方法。
  2. 請求項1記載の製造方法により得られるロジン変性フェノール樹脂(A)
  3. 請求項2記載のロジン変性フェノール樹脂(A)を含有する平版印刷インキ。
  4. 請求項3記載の平版印刷インキを、基材に印刷してなる印刷物。
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