JP2018155901A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写方式、ブレードクリーニング方式の画像形成装置において、生産性を低下させることなく、紙粉の中の小さな粒子物質を像担持体から除去することで、トナーすり抜けを抑制する。【解決手段】像担持体10とクリーニングブレード26との当接部26aよりも像担持体回転方向Aの下流に像担持体10に当接して配設された第1のブラシ部材51と、第1のブラシ部材51よりも像担持体回転方向Aの下流に像担持体10に当接して配設された第2のブラシ部材52と、を有することを特徴とする画像形成装置。【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真プロセス等を利用した、転写方式、ブレードクリーニング方式の画像形成装置に関する。
電子写真プロセスを用いて像担持体(感光体又は中間転写体)に形成担持させたトナー像を記録材(以下、用紙と記す)に転写し、その用紙を定着装置で加熱加圧してトナー像を定着させる画像形成装置が広く用いられている。
画像形成装置においては、1つの画像形成工程終了後、像担持体表面に残留したトナー及びその他の付着物を除去する必要がある。像担持体上の残留トナー及びその他の付着物を除去するクリーニング装置として、弾性を有するクリーニングブレードを像担持体に当接させる方法が知られている。
一方、像担持体上のトナー像を用紙に転写すると、紙粉が用紙から像担持体へ転移することがある。紙粉は、一般的には、セルロースの繊維断片と粒子物質(填料)とを含み、粒子物質は様々な粒子形状でトナーよりも小さな粒子もある。そのため、クリーニングブレードのエッジに挟まり、凝集する。
特許文献1の画像形成装置は、クリーニングブレードのエッジに挟まった紙粉などを除去するために、像担持体を定期的に作像時とは逆方向に回転させている。特許文献2のクリーニング装置は、中間転写体の回転方向におけるクリーニングブレードの上流側にブラシローラを配置している。ブラシローラは、紙粉などを中間転写体から掻き落として、クリーニングブレードへの紙粉などの堆積を阻止している。
特開平10−10939号公報 特開2007−121965号公報
近年、画像形成装置で使用される用紙の種類が増えて、紙粉の中の粒子物質が多く発生する用紙への対応が求められている。粒子物質が多く発生する用紙では、粒子物質がブレードエッジに挟まり、凝集して成長する。その後、ブレードエッジを持ち上げて、トナーがすり抜ける現象が発生する。
特許文献1に示されるような構成では、多量の印刷時に、印刷動作中に逆回転動作を行わなければならず、そのためには、一旦、高圧などを停止する必要がある。これにより、生産性が低下するという別の問題が発生する場合がある。
特許文献2に示されるような構成では、紙粉の中の粒子物質は粒子径が小さすぎて、粒子物質に対するクリーニング効果が得られない場合がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、生産性を低下させることなく、紙粉の中の小さな粒子物質を像担持体から除去することで、トナーすり抜けを抑制することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、トナー像が形成される回転可能な像担持体と、前記像担持体からトナー像を記録材に転写する転写部材と、前記像担持体に像担持体回転方向に対してカウンターに当接して配設されトナー像転写後の像担持体から残留物を除去する弾性を有するクリーニングブレードと、前記像担持体と前記クリーニングブレードとの当接部よりも像担持体回転方向の下流に像担持体に当接して配設された第1のブラシ部材と、前記第1のブラシ部材よりも像担持体回転方向の下流に像担持体に当接して配設された第2のブラシ部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、生産性を低下させることなく、小さな粒子物質を像担持体から除去することで、トナーすり抜けを抑制することができる。
実施例1の特徴構成の説明図 画像形成装置例の構成略図 図2のベルトクリーニング装置部分の拡大模式図 クリーニングブレードのエッジに挟まって凝集する粒子物質の説明図 ブレードエッジに挟まって凝集して固着する粒子物質の成長速度の説明図 実施例1の効果説明図 実施例2の特徴構成の説明図 実施例3の特徴構成の説明図 画像形成装置の作像動作シーケンス図
以下、図面を用いて実施例を説明する。なお、実施例に記載の構成部品の寸法、材質、形状、及びその相対位置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
《実施例1》
<画像形成装置>
図2は本実施例における画像形成装置1の概略構成図である。この装置1は電子写真プロセスを用いたタンデム型−中間転写方式の4色フルカラープリンタであり、パソコン(PC)やイメージリーダー等のホスト装置200から制御部100に入力する画像情報に対応したトナー像を記録材Pに形成してプリントアウトする。制御部100は、操作部300やホスト装置200との間で各種の電気的情報の授受を行うと共に画像形成装置1の画像形成装置の動作を統括的に制御する。
画像形成装置1は装置本体内部に記録材(以下、用紙と記す)Pにトナー像を形成するための画像形成部2を備える。画像形成部2は、イエロー(Y)色のトナー像を形成する作像ユニットUY、マゼンタ(M)色のトナー像を形成する作像ユニットUM、シアン(C)色のトナー像を形成す作像ユニットUC、ブラック(K)色のトナー像を形成す作像ユニットUKを有する。
各作像ユニットUは、互いに用いる現像剤(トナー)の色が上記のように異なるだけで、同様な電子写真プロセス機構であり、感光ドラム3、帯電ローラ4、露光装置5、現像装置6、一次帯電ローラ7、ドラムクリーニング装置8を有する。なお、図の煩雑を避けるため、作像ユニットUY以外の作像ユニットUM・UC・UKにおけるそれらの機器に対する符号の記載は省略した。また、上記構成の作像ユニットUの電子写真プロセスや作像動作は公知であるから、その説明は省略する。
本実施例の画像形成装置1において、露光装置5はレーザスキャナ、現像装置6は負帯電極性のトナー(ネガトナー)に磁性キャリアを混合した現像剤を用いた反転現像装置、ドラムクリーニング装置7はクリーニングブレードを用いた装置である。一次転写ローラ7には電源部D1から正極性の所定の一次転写バイアスが印加される。
各作像ユニットUにおいて矢印B方向に所定の周速度で回転する感光ドラム3から中間転写ベルトユニット9の矢印A方向に所定の周速度で回転する中間転写ベルト(中間転写体)10に対して各色のトナー像が順次に所定に重畳されて一次転写されていく。これにより中間転写ベルト10(以下、ベルトと記す)上にY+M+C+Kの4色重畳のカラートナー像が形成される。
ベルト10は、テンションローラ11、駆動ローラ12、及び二次転写対向ローラ13に懸回張設されている。ベルト10は駆動ローラ12が駆動モータ12Mにより駆動されるにより回転する。ベルト10は、ポリエチレン−四フッ化エチレン共重合体等のフッ素含有樹脂からなる単層構造のベルト材料を用いた。ベルト10は、基材中にカーボンブラックを分散させて、表面抵抗率で1×1012[Ω/□]、体積抵抗率で1×109[Ω・cm]となるように抵抗調整した。
用紙Pはカセット14からピックアップローラ15と分離ローラ16により一枚分離給送され、レジストローラ対17を含む搬送路18によりベルト10と二次転写ローラ19との圧接部である二次転写部20に対して所定の制御タイミングで導入される。これにより用紙Pに対してベルト10上の4色重畳のトナー像が順次に二次転写される。
二次転写ローラ19は、二次転写対向ローラ13に対してベルト10を挟んで当接して二次転写部20を形成する。二次対向ローラ13は接地電位に接続される。二次転写ローラ19に電源部D2から正極性の所定の二次転写バイアスを印加してベルト10上のトナー像を用紙Pへ移転させる。本実施例の画像形成装置1において、二次転写ローラ19がベルト10から用紙Pにトナー像を転写する転写部材である。
二次転写部20を通った用紙Pはベルト10から曲率分離され、搬送路21を通って定着装置22に導入されてトナー像が加熱ローラ23と加圧ローラ24のニップ部で加熱加圧を受けて固着像として用紙に定着される。定着装置22を出た用紙Pは画像形成物として機体外へ排出される。用紙Pに対するトナー像の二次転写後のベルト10に残留している転写残トナーKTはベルトクリーニング装置25によりベルト表面から除去される。
ここで、本実施例の画像形成装置1において、各作像ユニットUにおける感光ドラム3も中間転写体であるベルト10も何れもトナー像が形成される回転可能な像担持体である。感光ドラム3は潜像が形成されその潜像が現像剤で現像されてトナー像が形成がなされる第1の像担持体(潜像形成体)である。中間転写体であるベルト10は上記の第1の像担持体(別の像担持体)3からトナー像の転写を受けることでトナー像が形成される第2の像担持体である。
<ベルトクリーニング装置>
図3は図2におけるベルトクリーニング装置25部分の拡大模式図である。この装置25は中間転写ベルトユニット9のテンションローラ11のベルト懸回部においてベルト10に対向させて配設されている。ベルトクリーニング装置25は、ベルト10の表面にクリーニングブレード26のエッジを当接させて摺擦により二次転写部20を通過した、即ち用紙Pに対するトナー像転写後のベルト10に付着している転写残トナーTK等の残留物を掻き落として回収する。
二次転写部20におけるベルト10から用紙Pへのトナー像の転写プロセスにおいて、ベルト10上のトナー像を構成するトナーのすべてが用紙Pに転写されるわけではない。二次転写部20を通過したベルト10上には、少量の転写残トナーKTが残っていて、転写残トナーKTは、ベルトクリーニング装置25に搬送されてクリーニングブレード(以下、ブレードと記す)26によって回収される。
ベルトクリーニング装置25は、ベルト10の幅方向に長いハウジング28を有し、ブレード26はこのハウジング28に配設されている。ブレード26はベルト10の幅方向に長い横長の板状部材であり、適度の弾性と硬度を有するゴム材料で構成されている。ブレード26はクリーニング板金27に支持されており、その板金27がハウジング28のマウント部29にネジ30にて固定されて配設されている。ブレード26の板金27の側とは反対側のエッジがテンションローラ11のベルト懸回部分においてベルト10の表面にベルト回転方向(像担持体回転方向)Aに対してカウンターに当接している。
ブレード26は、摩擦によりベルト10を傷付けず、耐摩耗性が大きいという理由でポリウレタンゴム材料を採用している。塑性歪が小さいことを考えれば、二液性熱硬化型ポリウレタンを採用してもよい。ポリウレタンのほか、スチレン−ブタジエン共重合体、クロロプレン、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、フッ素ゴム、シリコンゴム等も採用できる。
ここでは、ブレード26は、ポリウレタンゴム材料を成型して、長さ340mm、厚み2mm、高さ方向の幅15mmに形成され、板金27に支持されない自由端の長さが8mmである。ブレード26を下向きに配置して上向きに回転する被清掃面を摺擦する構成は、クリーニング能力の高い構成として一般的である。
ハウジング28内の下部はブレード26によりベルト10から回収したトナー31の収容部32となっていて、回収トナー搬送スクリュー33が配置されている。スクリュー33は、回収トナー31をハウジング28の長手方向の一端側に搬送して外部の回収容器(不図示)に回収させる。飛散防止シート34は、ハウジング28内のトナー31の外部への飛散を防止する。飛散防止シート34は、厚さ20μm〜50μmのポリエチレンテレフタレート樹脂のシート材料で形成され、先端をブレード26のエッジよりもベルト回転方向上流側の位置においてベルト10に当接させて配置される。
<用紙と填料>
図4はブレード26のエッジに固着する粒子物質の説明図である。図5はブレードエッジに挟まって凝集して固着する粒子物質の成長速度の説明図である。前述したように、その紙粉の中に粒子物質を多く含む用紙Pを連続的に通紙して画像形成を行うと、二次転写部20において用紙Pから遊離した粒子物質がベルト10に付着する。この付着した粒子物質はベルトクリーニング装置25のブレード26に到達する。到達した粒子物質はブレードエッジに挟まる。そして、次々と到達した粒子物質がブレードエッジに挟まった粒子物質に凝集して成長する。図4において35はブレードエッジに挟まって凝集した粒子物質を示している。
例えばA4用紙(横送り)を1000枚連続通紙(もしくは積算通紙)すると、ブレードエッジに挟まって凝集した粒子物質35の大きさが約20μmになり、ブレード26を押し上げ、トナーすり抜けが発生した。図5における粒子物質の大きさは、ブレードエッジに挟まって凝集して成長する粒子物質の大きさである。これは、図4の(b)の模式図に示すように、ブレード26とベルト10とが接する部分(ブレードニップ)26aでの凝集した粒子物質35の高さhを測定したものである。
ブレードエッジから粒子物質35を回収して、蛍光X線測定により物質の同定を行った。その結果、用紙Pの填料である重質炭酸カルシウム等により構成されていた。また、ブレードエッジに堆積した填料は粒径3μm以下の粒子の集合体であった。したがって、粒子物質35は、二次転写部20を通過する用紙Pから遊離してベルト10に転移し、ベルト10に搬送されてブレードエッジに堆積したものである。
最初、数μm以下の大きさの粒子物質がブレード26をすり抜けて、ベルト10に付着した状態のまま回転し続ける(連れまわっている)。ベルト10に付着した粒子物質が次第に増えると、ブレード26のブレードエッジに挟まり、固着の起点となる粒子物質の最初の塊ができる。その塊に、ベルト10に連れまわる粒子物質が次々に凝集して図4の模式図の符号35のように大きく成長する。
また、ブレード26をすり抜けてベルト10に連れまわる粒子物質を効率的に除去できれば、ブレード26のエッジに蓄積する粒子物質の成長を抑制し、トナーすり抜けに至らないで済む。しかし、粒子物質はトナー(本実施例では、重量平均粒径5.7μm)に比較して粒子径が1/20〜1/3程度のため、トナー粒子を想定したブレード26では十分に掻き取ることができない。
<粒子物質の除去構成>
そこで、本実施例においては、ブレード26をすり抜けてベルト10に連れまわる粒子物質を効率的に除去する手段構成として図1の(a)のような構成を採っている。即ち、ブレード26とベルト10の当接部26aよりもベルト回転方向Aの下流に、ベルト表面に当接して摺擦する第1と第2の2種類の異なるブラシ部材(ブラシユニット)51、52を順に配置している。以下、第1のブラシ部材51を上流ブラシ、第2のブラシ部材52を下流ブラシと記す。
上流ブラシ51は、ブレード26をすり抜けてベルト10に付着している粒子物質を剥がす役割のものである。更に、ベルト10のキズ等に埋まった粒子物質も掻き出す必要がある。そのため、上流ブラシ51は、下流ブラシ52に比べて、毛体の太さが細く、毛体のパイル長が長く、腰が強い(繊維のヤング率が高い)必要がある。
下流ブラシ52は、剥がされた粒子物質を蓄積させ、ある程度の大きさまで凝集させる役割のものである。そのため、下流ブラシ52は、上流ブラシ51に比べて、密度が高い必要がある。
本実施例においては、上流ブラシ51のブラシの材質はアクリル、太さは3d、パイル長は5mm、密度が70kF/inch2のブラシを用いた。下流ブラシ52のブラシの材質はナイロン、太さは3d、パイル長は4mm、密度が140kF/inch2のブラシを用いた。
室温23℃、湿度50%の常温常湿環境において、紙粉の中の粒子物質を多く含む用紙を用いてこれを連続的に通紙し、画像形成を行った結果を図6で説明する。本実施例のブラシ51・52がない構成の場合、通紙2000枚に近づくと、ブレードエッジに挟まっている粒子物質35の大きさは20μm以上になり、トナーすり抜けが発生した。しかし、本実施例のブラシ51・52のある構成の場合、用紙を1万枚連続通紙しても、ブレードエッジに挟まる粒子物質35が20μm以下しか蓄積せず、トナーすり抜けも発生しなかった。
これは、ベルト10に付着した粒子物質が上流ブラシ51によってメカ的に剥がされ、ベルト10上にルーズに載っている状態である。この剥がされた粒子物質が下流ブラシ52に引っ掛かって蓄積し、凝集して、ある程度の大きさになる。ある大きさになった粒子物質は自然に下流ブラシ52よりベルト10に吐き出される。吐き出された粒子物質はある程度大きくなっている。
そのため、下流ブラシ52からある程度大きくなって吐き出された粒子物質はベルト10の回転に伴ってブレード26に到達したときブレードエッジに挟まることなくブレード26によって掻き取られて収容部32に回収される。実際、下流ブラシ52に蓄積している粒子物質は目に見えるほどの大きさまで成長していることが確認できた。
即ち、ブラシに紙粉の中の粒子物質を凝集させることで、粒子物質の径を大きくする。大きくなった粒子物質をベルト10上に吐き出し、ブレード26で回収しやすくする。これにより、生産性を低下させることなく、紙粉の中の小さな粒子物質をベルト10から除去することで、トナーのすり抜けを抑制することができる。
また、室温23℃、湿度5%の低湿環境において、その紙粉の中に粒子物質を多く含む用紙を用いて連続的に画像形成を行った結果、500枚通紙して、トナーすり抜けが発生した。そこで、この環境下の粒子物質の帯電量Q/Mを測定した。転写残トナーのトナー帯電量Q/Mを測定する場合と同様に、ベルト10の表面から粒子物質を吸引して採取し、ホソカワミクロン株式会社製の粒子分析装置E−Spartを用いて帯電量を測定して、帯電量分布のグラフを出力させた。
粒子物質の帯電量Q/Mは、ブレード26を通過する前は平均―5μC/gであったのに対して、ブレード26を通過した後は平均―25μC/gに上昇した。これにより、粒子物質がブレード26をすり抜ける時に帯電量を増やしてベルト10に対する電気的な付着力を増大させているため、ブラシでは除去しにくくなっていると考えられた。
それぞれの温湿度環境における粒子物質の帯電量Q/Mの測定結果を表1に示す。
表1に示すように、粒子物質の帯電量Q/Mは、低湿度環境になるほど大きくなる。低湿度環境下にあっては、ベルト10と粒子物質との間に働く静電吸着力が大きくなって、上流ブラシ51でベルト10に付着した粒子物質を剥がすことが困難になった。
そこで、図1の(b)のように、上流ブラシ51は導電性の毛体を用いて、アースGに繋げることで、粒子物質の電荷を除電し、上流ブラシ51でベルト10に付着した粒子物質を剥がすことが可能となった。下流ブラシ52はフロートした。
本実施例の図1の(b)の例においては、上流ブラシ51は導電のアクリル、太さは3d、パイル長は5mm、密度が70kF/inch2のブラシを用いた。この上流ブラシ51をアースGに繋げ、除電を行った。その結果、室温23℃、湿度5%の低湿環境において、その紙粉の中に粒子物質を多く含む用紙を用いて連続的に1万枚の画像形成を行っても、すり抜けは発生しなかった。
また、上流ブラシ51の前後で粒子物質を採取して帯電量Q/Mを測定して除電効果を確認した。その結果、上流ブラシ51を通過する前の平均帯電量は―25μC/gであったのに対し、上流ブラシ51を通過した後の平均帯電量は約―5μC/gであり、除電効果が見られた。これにより、上流ブラシ51でベルト10に付着した粒子物質を剥がすことが容易になった。
《実施例2》
図7の(a)は本実施例2の説明図である。二次転写部20において、作像時(画像形成時)、電源部D2から二次転写ローラ19に二次転写バイアスとして正極性の直流電圧を印加して、ベルト10上のトナー像を用紙Pに転写する。その際、二次転写ローラ19に電流50μA流している。
この時のベルト10の表面電位を表面電位計(トレック製表面電位計(モデル344)及び5mm角プローブ(モデル555P−1))を用いて測定した。プローブはブラシ部材51、52を取り外した状態で、上流ブラシ51と下流ブラシ52の配設位置に配置した。
この場合、上流ブラシ51と下流ブラシ52の配設位置でのベルト10の表面電位は0Vであった。そのため、下流ブラシ52に蓄積した粒子物質は、ベルト10に引っ張られることなく、吐き出される粒子物質の大きさやタイミングは不確定である。
二次転写ローラ19に流している電流を100μAにすると、上流ブラシ51と下流ブラシ52の配設位置でのベルト10の表面電位は20Vになった。そのため、下流ブラシ52に蓄積した粒子物質は、ベルト10に引きつけられ、下流ブラシ52から吐き出される。
また、上流ブラシ51に付着している小さな粒子物質もベルト10に引きつけられ、下流ブラシ52に捕集される。
そこで、本実施例においては、制御部(100)は、非画像形成時の少なくとも一部の期間(例えば、紙間や後回転時)において、画像形成時に二次転写ローラ19に印加するバイアスとは異なるバイアスを電源部D2から二次転写ローラ19に印加する。その異なるバイアスは、ベルト10の表面電位を上流ブラシ51と下流ブラシ52に溜まっている粒子物質を吐き出させることができる電位にするバイアスである。制御部100は通紙(導入)された用紙Pの積算枚数が所定の閾値に到達する毎に前記期間において前記異なるバイアスを電源部D2から二次転写ローラ19に印加する。
これにより、ブラシ部材51・52の先端が粒子物質で覆われることがないため、長期的に安定して填料を回収することができ、ブレードエッジに粒子物質が堆積しないので、トナーすり抜けの発生を抑制することができる。
図9は画像形成装置1の作像動作シーケンス図である。
a)前多回転行程
画像形成装置1の始動(起動)動作期間(ウォーミング期間)である。メイン電源スイッチのONにより、メインモーター(不図示)を駆動させて感光ドラム3やベルト10等の所要のプロセス機器の準備動作を実行させる。
b)スタンバイ
所定の前多回転行程の終了後は、メインモーターの駆動が一旦停止されてプロセス機器の駆動が停止され、画像形成装置は画像形成スタート信号が入力されるまでスタンバイ(待機)状態に保持される。
c)前回転行程
画像形成スタート信号の入力により、メインモーターを再起動させて感光ドラム3やベルト10を再回転駆動させ、しばらくの間画像形成装置に所定の画像形成前動作を実行させる期間である。
d)画像形成行程
所定の前回転行程が終了すると、引き続いて回転する感光ドラム3に対する画像形成プロセスが実行され、トナー像の転写を受けた用紙Pが定着装置22に搬送されて、1枚目の画像形成行程が行なわれる。連続画像形成モードの場合には、上記の画像形成行程が繰り返されて所定の設定枚数n分の画像形成行程が順次に実行される。
e)紙間行程
連続画像形成モードにおいて、一の用紙Pの後端が転写部20を通過した後、次の用紙Pの先端が転写部20に到達するまでの間の、転写部20における用紙Pの非通紙期間である。
f)後回転行程
最後であるn枚目の画像形成行程が終了した後もしばらくの間メインモーターの駆動を継続させて感光ドラム3やベルト10を回転駆動させ、画像形成装置に所定の後動作を実行させる期間である。
g)スタンバイ
所定の後回転行程が終了すると、メインモーターの駆動が停止されて感光ドラム3やベリト10の回転駆動が停止され、画像形成装置は次の画像形成スタート信号が入力するまで再びスタンバイ状態に保持される。
前多回転行程中に画像形成スタート信号が入力した場合には引き続いて前回転行程を経て画像形成行程が実行される。また1枚だけの画像形成の場合は、その画像形成行程の終了後、画像形成装置は後回転行程を経てスタンバイ状態になる。
上記において、d)の画像形成行程が画像形成時であり、a)の前多回転行程、c)の前回転行程、e)の紙間行程、f)後回転行程が非画像形成時である。
本実施例の図7の(a)では、上流ブラシ51と下流ブラシ52の2種類のブラシ部材を配置した構成で説明をしたが、1種類のブラシ部材でも同等な効果が得られる。図7の(b)はブラシ部材53が1つである構成図である。このブラシ53の材質はアクリル、太さは3d、パイル長は5mm、密度が140kF/inch2のブラシを用いた。
この場合でも、通紙時(画像形成時)は、ブラシ53上に粒子物質を保持し、凝集して成長をする。紙間や後回転などの非画像形成時において、粒子物質を吐き出す制御がおこなわれると、ブラシ53に保持していた粒子物質がベルト10上に吐き出される。これにより、ブラシ53の先端が粒子物質で覆われることがないため、長期的に安定して填料を回収することができ、ブレードエッジに粒子物質が堆積しないので、トナーすり抜けの発生を抑制することができる。
《実施例3》
図8の(a)は本実施例3の説明図である。下流ブラシ52に電源部D3を配置し、電圧を印加する。粒子物質の電荷はマイナスのため、下流ブラシ52に粒子物質を保持する場合はプラスの電圧を、下流ブラシ52から粒子物質を吐き出す場合はマイナスの電圧を印加すれば良い。
そこで、本実施例においては、制御部100は、作像時においては、下流ブラシ52には+30Vの電圧を印加するように電源部D3を制御して粒子物質の捕集を行った。また、紙間や後回転時においては、下流ブラシ52に―30Vの電圧を印加して、下流ブラシ52に蓄積した粒子物質の吐き出しを行った。これらの電圧は環境や本体の状態によって変化するため、この限りではない。
即ち、本実施例においては、制御部100は、画像形成時には電源部D3から下流ブラシ52に粒子物質を保持させるバイアスを印加する。そして、非画像形成時の少なくとも一部の期間(例えば、紙間や後回転時)において電源部D3から下流ブラシ52に溜まっている粒子物質を吐き出させるバイアスを印加する。制御部100は通紙(導入)された用紙Pの積算枚数が所定の閾値に到達する毎に前記期間において電源部D3から下流ブラシ部材52に溜まっている粒子物質を吐き出させるバイアスを印加する。
本実施例の図8の(a)では、上流ブラシ51と下流ブラシ52の2種類のブラシ部材を配置した構成で説明をしたが、1種類のブラシ部材でも同等な効果が得られる。図8の(b)はブラシ部材53が1つである構成図である。ブラシ53の材質はアクリル、太さは3d、パイル長は5mm、密度が140kF/inch2のブラシを用いた。
この場合でも、通紙時(画像形成時)は、ブラシ53上に粒子物質を保持し、凝集して成長をする。紙間や後回転などの非画像形成時において、粒子物質吐き出し制御がおこなわれると、ブラシ53に保持していた粒子物質がベルト10上に吐き出される。これにより、ブラシ53の先端が粒子物質で覆われることがないため、長期的に安定して粒子物質を回収することができ、ブレードエッジに粒子物質が堆積しないので、トナーすり抜けの発生を抑制することができる。
《その他の事項》
(1)トナー像が形成され、形成されたトナー像を用紙に転写する回転可能な像担持体は実施例の画像形成装置のように別の像担持体3からトナー像の転写を受けることでトナー像が形成される中間転写体10に限られない。潜像が形成されその潜像が現像剤で現像されてトナー像が形成され、形成されたトナー像を用紙に転写する電子写真感光体、静電記録誘電体、磁気記録磁性体などの潜像形成体であってもよい。
(2)画像形成装置は実施例の電子写真方式のフルカラー画像装置に限られず、モノクロの画像を形成する画像形成装置でもよい。また、電子写真方式に限られず、静電記録方式、磁気記録方式など他の方式を用いて転写方式でトナー像を形成する画像形成装置であってもよい。
1・・画像形成装置、10・・像担持体(中間転写ベルト)、P・・記録材、19・・転写部材(二次転写ローラ)、26・・クリーニングブレード、26a・・当接部、A・・像担持体回転方向(ベルト回転方向)、51・・第1のブラシ部材、52・・第2のブラシ部材

Claims (16)

  1. トナー像が形成される回転可能な像担持体と、
    前記像担持体からトナー像を記録材に転写する転写部材と、
    前記像担持体に像担持体回転方向に対してカウンターに当接して配設されトナー像転写後の像担持体から残留物を除去する弾性を有するクリーニングブレードと、
    前記像担持体と前記クリーニングブレードとの当接部よりも像担持体回転方向の下流に像担持体に当接して配設された第1のブラシ部材と、
    前記第1のブラシ部材よりも像担持体回転方向の下流に像担持体に当接して配設された第2のブラシ部材と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1のブラシ部材は前記第2のブラシ部材よりも、毛体の太さが細く、パイル長が長く、腰が強いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2のブラシ部材は前記第1のブラシ部材よりも、毛体の密度が高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のブラシ部材は毛体が導電性でアースに繋がれており、前記第2のブラシ部材はフロートであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記転写部材にバイアスを印加する電源部と、
    前記バイアスを制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、非画像形成時の少なくとも一部の期間において、画像形成時に前記転写部材に印加するバイアスとは異なるバイアスであって、前記像担持体の表面電位を前記第1および第2のブラシ部材に溜まっている粒子物質を吐き出させることができる電位にするバイアスを電源部から前記転写部材に印加することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は装置に導入された記録材の積算枚数が所定の閾値に到達する毎に前記期間において前記異なるバイアスを前記電源部から前記転写部材に印加することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2のブラシ部材にバイアスを印加する電源部と、
    前記バイアスを制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、画像形成時には前記電源部から前記第2のブラシ部材に粒子物質を保持させるバイアスを印加し、非画像形成時の少なくとも一部の期間において前記電源部から前記第2のブラシ部材に溜まっている粒子物質を吐き出させるバイアスを印加することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は装置に導入された記録材の積算枚数が所定の閾値に到達する毎に前記期間におい前記電源部から前記第2のブラシ部材に溜まっている粒子物質を吐き出させるバイアスを印加することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. トナー像が形成される回転可能な像担持体と、
    前記トナー像を記録材に転写する転写部材と、
    前記像担持体に像担持体回転方向に対してカウンターに当接して配設されトナー像転写後の像担持体から残留物を除去する弾性を有するクリーニングブレードと、
    前記像担持体の前記クリーニングブレードとの当接部よりも像担持体回転方向の下流に像担持体に当接して配設されたブラシ部材と、
    前記転写部材にバイアスを印加する電源部と、
    前記バイアスを制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、非画像形成時の少なくとも一部の期間において、画像形成時に前記転写部材に印加するバイアスとは異なるバイアスであって、前記像担持体の表面電位を前記ブラシ部材に溜まっている粒子物質を吐き出させることができる電位にするバイアスを電源部から前記転写部材に印加することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記制御部は装置に導入された記録材の積算枚数が所定の閾値に到達する毎に前記期間において前記異なるバイアスを前記電源部から前記転写部材に印加することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. トナー像が形成される回転可能な像担持体と、
    前記トナー像を記録材に転写する転写部材と、
    前記像担持体に像担持体回転方向に対してカウンターに当接して配設されトナー像転写後の像担持体から残留物を除去する弾性を有するクリーニングブレードと、
    前記像担持体の前記クリーニングブレードとの当接部よりも像担持体回転方向の下流に像担持体に当接して配設されたブラシ部材と、
    前記ブラシ部材にバイアスを印加する電源部と、
    前記バイアスを制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、画像形成時には前記電源部から前記ブラシ部材に粒子物質を保持させるバイアスを印加し、非画像形成時の少なくとも一部の期間において前記電源部から前記ブラシ部材に前記ブラシ部材に溜まっている粒子物質を吐き出させるバイアスを印加することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記制御部は装置に導入された記録材の積算枚数が所定の閾値に到達する毎に前記期間において前記電源部から前記ブラシ部材に溜まっている粒子物質を吐き出させるバイアスを印加することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記像担持体が、別の像担持体からトナー像の転写を受けることでトナー像が形成される中間転写体であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の画像形成装置。
  14. 前記別の像担持体が、潜像が形成されその潜像が現像剤で現像されてトナー像が形成される潜像形成体であることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記別の像担持体が電子写真感光体であることを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成装置。
  16. 前記像担持体が、潜像が形成されその潜像が現像剤で現像されてトナー像が形成される潜像形成体であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の画像形成装置。
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