JP2018154259A - ハイブリッド車両の動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ50と振動低減装置とを近接配置したとしても、振動低減装置の作動を適切に行うことができるようにする。
【解決手段】振動低減装置(遠心振り子式ダンパ40)の近傍に該振動低減装置と入力軸12の軸方向に並んで配設されたモータ50を備え、上記振動低減装置は、動力伝達軸(入力軸12)の回転に対して相対運動可能な質量体(振り子質量体43)を有し、該質量体は磁力の影響を受ける材料で構成されており、上記動力伝達軸の軸方向における上記振動低減装置とモータ50の間には、モータ50から発生する磁力が振り子質量体43に作用することを規制する磁力規制部材(取付プレート63)が配設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、変速機ケースと、該変速機ケース内に挿入されかつ駆動源で生成された動力を伝達する動力伝達軸と、上記変速機ケース内に設けられ、上記駆動源から伝達される振動を低減する振動低減装置とを備えた、ハイブリッド車両の動力伝達装置に関する。
従来より、エンジン等の駆動源から伝達される振動を低減するための振動低減装置が設けられた、ハイブリッド車両の動力伝達装置が知られている。
例えば、特許文献1には、エンジンの出力軸に接続されたトーショナルダンパと、該トーショナルダンパと隣接して設けられたモータと、上記トーショナルダンパと上記モータとの間に、上記トーショナルダンパの出力側に接続されたダイナミックダンパ(振動低減装置)を備える動力伝達装置が開示されている。
特開2007−320494号公報
ところで、振動低減装置には、動力伝達軸に対して相対運動する質量体を有し、該質量体が上記動力伝達軸の回転に対して相対運動することにより振動を低減するものある。このような振動低減装置の質量体には、質量体の重量を出来る限り大きくすること、質量体の製造を容易にすること、製造コストを抑えること等の観点から、一般的に鉄や鉄を含む合金が材料として用いられる。
振動低減装置の質量体が、鉄などの磁力の影響を受ける材料で構成されている場合、特許文献1の動力伝達装置のように、該振動低減装置の近傍に駆動源としてのモータが配設されていると、上記質量体が上記モータから発生する磁力の影響を受ける。上記質量体が磁力の影響を受けると、上記質量体の、上記動力伝達軸の回転に対する相対運動が上記磁力によって制限され、振動低減装置によって、振動を適切に低減することができないおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、質量体が動力伝達軸に対して相対運動することにより振動を低減する振動低減装置において、質量体が磁力の影響を受ける材料で構成されている場合に、振動低減装置とモータとを近接配置したとしても、振動低減装置の作動を適切に行うことができるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、変速機ケースと、該変速機ケース内に挿入されかつ駆動源で生成された動力を伝達する動力伝達軸と、上記変速機ケース内に設けられ、上記駆動源から伝達される振動を低減する振動低減装置とを備えた、ハイブリッド車両の動力伝達装置を対象として、上記変速機ケース内において、上記振動低減装置の近傍に該振動低減装置と上記動力伝達軸の軸方向に並んで配設されたモータをさらに備え、上記振動低減装置は、上記動力伝達軸の回転に対して相対運動可能な質量体を有するとともに、該質量体が上記動力伝達軸の回転に対して相対運動することにより上記振動を低減するものであり、上記質量体は、磁力の影響を受ける材料により構成され、上記動力伝達軸の軸方向における上記振動低減装置と上記モータとの間には、上記モータから発生する磁力が上記質量体に作用することを規制する磁力規制部材が配設されている、という構成とした。
この構成によると、振動低減装置の質量体が、磁力の影響を受けやすい材料で構成されているため、モータから発生する磁力によって、質量体の動力伝達軸の回転に対する相対運動が妨げられる可能性がある。そこで、動力伝達軸の軸方向における振動低減装置とモータとの間に、モータから発生する磁力が質量体に作用することを規制する磁力規制部材を配設することによって、質量体がモータからの磁力の影響を受けにくくしている。これにより、振動低減装置とモータとを近接配置したとしても、振動低減装置における質量体の動力伝達軸の回転に対する相対運動が、モータからの磁力によって制限されにくくなる。この結果、振動低減装置とモータとを近接配置したとしても、振動低減装置の作動を適切に行うことができるようになる。
上記ハイブリッド車両の動力伝達装置において、上記磁力規制部材の形状及び大きさは、上記軸方向から見て、上記モータの全体を覆うような形状及び大きさに設定されている、ことが望ましい。
この構成によると、モータからの磁力の影響を磁力規制部材によって、より適切に規制することができる。
上記ハイブリッド車両の動力伝達装置において、上記モータの回転数を検出するモータ回転数検出手段と、上記モータ回転数検出手段を上記変速機ケースに取り付けるための取付プレートとをさらに備え、上記取付プレートは、上記軸方向における上記振動低減装置と上記モータとの間に配設されており、上記磁力規制部材は、上記取付プレートにより構成されている、ことが望ましい。
この構成によると、磁力規制部材が、モータ回転数検出手段を変速機ケースに対して取り付けるための取付プレートにより構成されているため、動力伝達装置の部品点数の増加を抑えることができ、製造コストの増加を防止することができる。
上記ハイブリッド車両の動力伝達装置の一実施形態では、上記振動低減装置は、遠心振り子式ダンパである。
すなわち、遠心振り子式ダンパは、一般的に、動力伝達軸と一体的に回転する支持部材と、該支持部材に支持される質量体により構成され、該質量体が支持部材に対して相対的に揺動、つまり、質量体が動力伝達軸に対して相対的に揺動することで、駆動源のトルク変動等に基づく振動低減するものであるため、振動低減装置として遠心振り子式ダンパを採用して、振動低減装置とモータとを近接配置すると、モータから発生する磁力によって、質量体の動作が妨げられ、振動低減装置が適切に作動しないおそれがある。このため、振動低減装置として遠心振り子式ダンパを採用する場合には、振動低減装置とモータとの間に磁力規制部材を配設することによって、振動低減装置の作動を適切に行うことができるという効果が、より適切に発揮される。
以上説明したように、本発明に係るハイブリッド車両の動力伝達装置では、変速機ケース内おいて、振動低減装置の近傍に、該振動低減装置と動力伝達軸の軸方向に並んで配設されたモータを備え、上記振動低減装置は、上記動力伝達軸に対して相対移動可能な質量体を有するとともに、該質量体が上記動力伝達軸に対して相対移動することにより振動を低減するものであり、上記軸方向における上記振動低減装置と上記モータとの間には、上記モータから発生する磁力が上記質量体に作用することを規制する磁力規制部材が配設されているため、上記振動低減装置における上記質量体の上記支持部材に対する相対移動が、上記モータからの磁力の影響によって制限されにくくなり、上記モータと上記振動低減装置とを近接配置したとしても、上記振動低減装置の作動を適切に行うことができる。
本発明の実施形態に係る動力伝達装置のスケルトン図である。 上記動力伝達装置におけるモータユニットの部分を拡大した拡大断面図である。 駆動ユニット側クラッチを介した、駆動源、ダンパユニット、モータ及び自動変速機の接続関係を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、動力伝達装置1の構成を示す。この動力伝達装置1は、FR式のハイブリッド車両(以下、単に車両という)の前部に、動力伝達軸(後述する入力軸12及び出力軸13)が車両前後方向に延びるように搭載される。上記動力伝達軸は、図1の左側で内燃機関や電動式モータ等の駆動源2の駆動源側出力軸2aと連結され、その駆動源2で生成された動力が伝達される。動力伝達装置1は、ダンパユニット30と、駆動ユニット20と、自動変速機10とを備えている。駆動源2で生成された動力は、ダンパユニット30、駆動ユニット20及び自動変速機10を介して上記車両の駆動輪(本実施形態では後輪)に伝達されるようになっている。尚、上記車両はFF式の車両であってもよい。
上記動力伝達装置1は、図1に示すように、駆動ユニット20の後述する各部材(モータ40等)を収容する駆動ユニットケース部11aと自動変速機10の後述する変速機構14を収容する変速機構ケース部11bとを有する変速機ケース11と、該変速機ケース11内に挿入されかつ駆動源2で生成された動力が入力される入力軸12と、上記変速機ケース11内に挿入されかつ上記変速機構14を介して伝達された動力を出力する出力軸13とを有している。入力軸12と出力軸13とは、車両前後方向に沿って同軸上に配置されており、自動変速機10が上記車両に搭載された状態で、入力軸12が車両前側に位置しかつ出力軸13が車両後側に位置している。
入力軸12は、図1に示すように、駆動ユニット20に設けられた駆動ユニット側入力軸12aと自動変速機10に設けられた変速機側入力軸12bとを有している。駆動ユニット側入力軸12aの駆動源側2の端部は、ダンパユニット30を介して、駆動源2の出力軸と結合されている。駆動ユニット側入力軸12aの軸方向後側端部と変速機側入力軸12bの軸方向前側端部との間にはスラストベアリング3(図2参照)が配置されている。また、駆動ユニット側入力軸12aと変速機側入力軸12bとは、後述する駆動ユニット側クラッチ70によって断接される。以下の説明では、単に軸方向というときには、入力軸12の軸方向を意味し、該軸方向における駆動源2側を前側といい、該軸方向における駆動源2とは反対側を後側という。
動力伝達装置1の自動変速機10は、入力軸12を介して駆動源からの動力が入力される変速機構14を有している。この変速機構14は、変速機ケース11の変速機構ケース部11b内に収容されている。
上記変速機構ケース部11b内において、変速機側入力軸12b及び出力軸13の周囲には、変速機構14を構成する、第1、第2、第3及び第4プラネタリギヤセットPG1、PG2、PG3、PG4が、前側から順に配設されている。
第1〜第4プラネタリギヤセットPG1〜PG4は、いずれも、キャリヤに支持されたピニオンがサンギヤとリングギヤに直接噛合するシングルピニオン側である。第1プラネタリギヤセットPG1は、回転要素として、第1サンギヤS1、第1リングギヤR1及び第1キャリヤC1を有する。第2プラネタリギヤセットPG2は、回転要素として、第2サンギヤS2、第2リングギヤR2及び第2キャリヤC2を有する。第3プラネタリギヤセットPG3は、回転要素として、第3サンギヤS3、第3リングギヤR3及び第3キャリヤC3を有する。第4プラネタリギヤセットPG4は、回転要素として、第4サンギヤS4、第4リングギヤR4及び第4キャリヤC4を有する。
第1プラネタリギヤセットPG1の第1サンギヤS1は、軸方向に2分割されており、相対的に前側に配置された前側第1サンギヤS1aと相対的に後側に配置された後側第1サンギヤS1bとを有している。つまり、第1プラネタリギヤセットPG1は、ダブルサンギヤ型のギヤセットである。前側及び後側第1サンギヤS1a,S1bは、同じ歯数の歯を有しており、第1キャリヤC1に支持された同じピニオンに噛合しているため、これら前側及び後側第1サンギヤS1a,S1bの回転数は常に等しくなる。すなわち、前側及び後側第1サンギヤS1a,S1bは、常に同じ回転速度で回転し、一方のギヤの回転が停止しているときには他方のギヤの回転も停止する。
本実施形態の自動変速機10においては、第1サンギヤS1(厳密には、後側第1サンギヤS1b)と第4サンギヤS4とが常時連結され、第1リングギヤR1と第2リングギヤR2とが常時連結され、第2キャリヤC2と第4キャリヤC4とが常時転結され、第3キャリヤC3と第4リングギヤR4とが常時連結されている。また、入力軸12は第1キャリヤC1に常時連結され、出力軸13は第4キャリヤC4に常時連結されている。具体的には、入力軸12は、前側及び後側第1サンギヤS1a,S1bの間を通る動力伝達部材18を介して第1キャリヤC1と連結されている。後側第1サンギヤS1bと第4サンギヤS4とは、動力伝達部材15を介して連結されている。第2キャリヤC2と第4キャリヤC4とは、動力伝達部材16を介して連結されている。
変速機構14はまた、摩擦締結要素として、第1クラッチCL1、第2クラッチCL2、第3クラッチCL3、第1ブレーキBL1及び第2ブレーキBL2を有している。第1クラッチCL1は第1プラネタリギヤセットPG1の前側に配設され、第2クラッチCL2は第1クラッチCL1の前側に配設され、第3クラッチCL3は第2クラッチCL2の前側に配設されている。また、第1ブレーキBL1は第3クラッチCL3の前側かつ駆動ユニット20の後側の位置において変速機ケース11の変速機構ケース部11bに固定されており、第2ブレーキBL2は、径方向における第3ギヤセットPG3の外側において変速機ケース11の変速機構ケース部11bに固定されている。
第1クラッチCL1は、変速機側入力軸12b及び第1キャリヤC1と、第3サンギヤS3とを断接する。上記第2クラッチCL2は、第1リングギヤR1及び第2サンギヤS2と、第3サンギヤS3とを断接する。上記第3クラッチCL3は、第2リングギヤR2と第3サンギヤS3とを断接する。
また、第1ブレーキBL1は、変速機ケース11と第1サンギヤS1(厳密には前側第1サンギヤS1a)とを断接する。第2ブレーキBL2は、変速機ケース11と第3リングギヤR3とを断接する。
自動変速機10は、第1クラッチ20、第2クラッチ30、第3クラッチ40、第1ブレーキ50及び第2ブレーキ60の締結状態の組み合わせにより、先進8速、後退1速を達成する。
ダンパユニット30は、捻りダンパによって構成されている。ダンパユニット30の捻りダンパは、駆動源2から、駆動源2の出力軸及び駆動ユニット側入力軸12aを介して伝達される、回転変動やトルク変動に基づく振動を低減するものである。ダンパユニット30は、主に駆動源2の高回転領域における振動を低減している。尚、ダンパユニット30に用いられる捻りダンパは周知のものを採用することができるため、捻りダンパ自体の構成は詳細な説明を省略する。
駆動ユニット20は、隔壁6を隔ててダンパユニット30の後側に配置されている。隔壁6と駆動ユニット側入力軸12aとの間には、スラストベアリング7(図2参照)が配設されている。
駆動ユニット20は、図1及び図2に示すように、駆動ユニット側入力軸12aと結合された遠心振り子式ダンパ40と、遠心振り子式ダンパ40の近傍に該遠心振り子式ダンパ40と軸方向に並んで配設されたモータ50と、遠心振り子式ダンパ40とモータ50との間に配設され、該モータ50の回転数を検出する回転数センサ60(モータ回転数検出手段)と、駆動ユニット側クラッチ70とを有している。遠心振り子式ダンパ40、モータ50、回転数センサ60及び駆動ユニット側クラッチ70は、変速機ケース11の駆動ユニットケース部11a内に収容されており、遠心振り子式ダンパ40等を自動変速機10のオイルを利用して潤滑することが可能となるようにされている。
上記遠心振り子式ダンパ40は、駆動源2から、該駆動源2の出力軸及び駆動ユニット側入力軸12aを介して伝達される、回転変動やトルク変動等による振動を低減するための振動低減装置を構成している。遠心振り子式ダンパ40は、主に駆動源2の低回転領域における振動を低減している。このように、ダンパユニット30の捻りダンパに加えて、遠心振り子式ダンパ40を設けることにより、特定の共振周波数に対応する駆動源2の回転数だけでなく、駆動源2の広い回転数領域に亘って振動を低減することができるようになっている。
遠心振り子式ダンパ40は、図2に示すように、略円板状のプレート部材41と、該プレート部材41の径方向外側の部分に設けられたローラピン42と、プレート部材41を軸方向に挟むように、該プレート部材41の軸方向両側にそれぞれ設けられた振り子質量体43とを有している。
ローラピン42は、プレート部材41の径方向外側の部分に設けられかつ該プレート部材41を軸方向に貫通しかつプレート部材41の周方向に円弧状に広がるプレート側ガイド溝41a内に収容されている。ローラピン42は、該プレート側ガイド溝41a内に収容された状態で、軸方向両側にそれぞれ突出する2つの突出部42aを有している。ローラピン42の2つの突出部42aは、各振り子質量体43に設けられた質量体側ガイド溝43aにそれぞれ挿通される。これにより、プレート部材41は、ローラピン42を介して振り子質量体43を支持した状態となる。
各振り子質量体43は、所定の質量を有する材料で構成されるものであって、本実施形態では鉄や鉄を含む合金で構成されている。図示は省略しているが、プレート部材41を挟んで互いに対向した振り子質量体43同士は、軸方向に隙間を空けた状態で、スペーサピンによって互いに連結されている。各振り子質量体43は、プレート部材41に対して周方向に相対運動可能に、該プレート部材41に支持されている。
遠心振り子式ダンパ40は、図2に示すように駆動ユニット側入力軸12aとスプライン嵌合されたブラケット44を介して駆動ユニット側入力軸12aと結合されている。詳しくは、ブラケット44の径方向内側の端部は、駆動ユニット12aとスプライン嵌合されており、上記ブラケット44の径方向外側の部分にプレート部材41がボルト45によって固定されている。これにより、プレート部材41は入力軸12(厳密には、駆動ユニット側入力軸12a)と一体回転するようになる。
遠心振り子式ダンパ40は、各振り子質量体43が、プレート部材41に対して周方向に相対運動することによって、すなわち、入力軸12の回転に対して相対運動することによって、駆動源2の回転変動やトルク変動等に基づく振動を低減している。具体的には、各振り子質量体43は、プレート部材41に対して、振り子のように周方向に相対的に揺動できるようになっており、この振り子質量体43の周方向の揺動によって、駆動源2から伝達される上記振動を低減している。
上記モータ50は、駆動源2の始動時にスタータモータとして機能したり、上記車両の減速時に減速回生を行う発電機として機能したりするモータである。モータ50は、インナーロータ式のモータであって、図2に示すように、駆動ユニット側入力軸12aと同軸に配置された環状のステータ51と、該ステータ51の内側に、該ステータ51と同軸(つまり、駆動ユニット側入力軸12aと同軸)に配置された円筒状のロータ52とを有している。尚、モータ50を、上記駆動源2とは別に、上記車両の上記駆動輪(後輪)を作動させる動力源として用いるようにしてもよい。
ステータ51は、積層板からなるステータ鉄心にコイルを巻回して構成されている。ステータ51は、駆動ユニットケース部11aに回転不能に固定されている。
ロータ52は、永久磁石が埋め込まれた積層板により構成されており、該ロータ52の外周が、ステータ51の内周に所定の間隔を空けて対向するように、ロータ支持部材54の外周に取り付けられている。
ロータ支持部材54は、ロータ52を支持する円筒状のロータ支持部54aと、該ロータ支持部54aの前側の端部から径方向内側へ延びるロータ縦壁部54bと、該ロータ縦壁部54bの径方向内側の部分から前側へ延設されたボス部54cとを有している。
ボス部54cは、図2に示すように、駆動ユニット側入力軸12aの径方向外側の部分と対向しており、駆動ユニット側入力軸12aとボス部54cとの間には、ボールベアリング90が配設されている。
上記回転数センサ60は、図2に示すように、軸方向における遠心振り子式ダンパ40とモータ50との間に配設されている。回転数センサ60は、ロータ支持部材54のボス部54cの径方向外側の部分に取り付けられたレゾルバロータ61と、該レゾルバロータ61の径方向外側に配設されたレゾルバステータ62を有している。
レゾルバステータ62は、取付プレート63を介して変速機ケース11の駆動ユニットケース部11aに固定されている。具体的には、取付プレート63の径方向外側の端部は、駆動ユニットケース部11aにボルトによって固定されており(図示省略)、レゾルバステータ62は、図2に示すように、取付プレート63の径方向内側端部に締結部材64によって固定されている。これにより、回転数センサ60は取付プレート63を介して変速機ケース11に取り付けられる。
また、レゾルバステータ62からは、回転数センサ60の検出結果を不図示のコントロールユニットに伝達するためのハーネス65が延びている。該ハーネス65は、取付プレート63の後側の面にクリップ66によって取り付けられている。
取付プレート63は、金属板(後述するアルミ板など)を円環状に加工したものであり、駆動ユニット側ケース部11に配設された状態で径方向に広がっている。また、取付プレート63の径方向の大きさは、図2に示すように、入力軸12の軸方向前側から見て、モータ50全体を覆うような大きさに設定されている。つまり、取付プレート63の形状及び大きさは、入力軸12の軸方向から見て、モータ50の全体を覆うような形状及び大きさに設定されている。
上記駆動ユニット側クラッチ70は、駆動ユニット側入力軸12aと変速機側入力軸12bとを断接することで、駆動源2と自動変速機10と断接可能に構成されている。
図3には、駆動ユニット側クラッチ70を介した、駆動源2、ダンパユニット30、モータ50及び自動変速機10の接続関係を示す。駆動ユニット側クラッチ70が設けられることで、駆動源2と自動変速機10とが断接可能となっている。上記モータ50は、自動変速機10側に連結されており、駆動ユニット側クラッチ70が非締結状態で、駆動源2と自動変速機10とが分断されていたとしても、モータ50を駆動させれば上記駆動輪を作動させることができるようになっている。尚、図3では示していないが、遠心振り子式ダンパ40は、ダンパユニット30と駆動ユニット側クラッチ70との間の駆動ユニット側入力軸12aに接続されている。
駆動ユニット側クラッチ70は、駆動ユニット側入力軸12aに結合されたクラッチドラム71と、ロータ支持部材54のロータ支持部54aにおける径方向内側の部分とスプライン嵌合されかつ変速機側入力軸12bに常時結合されたクラッチハブ72と、クラッチドラム71とクラッチハブ72との間に配置された複数の摩擦板73と、該複数の摩擦板73同士を係合させるように前側に進出する締結ピストン74と、複数の摩擦板73よりも径方向外側でかつ締結ピストン74に対して軸方向の後側に形成されるとともに、該締結ピストン74を軸方向の前側に進出させるための油圧が供給される締結油圧室75とを有している。また、複数の摩擦板73よりも径方向外側において、締結ピストン74に対して締結油圧室75とは軸方向の反対側(前側)には、遠心バランス室76が形成され、該遠心バランス室76内には、締結ピストン74を後側に付勢するリターンスプリング77が設けられている。本実施形態では、リターンスプリング77はコイルスプリングで構成されている。
摩擦板73は、クラッチドラム71の内周面に、スプライン嵌合により軸方向に移動可能に取り付けられたドラム側摩擦板73aと、クラッチハブ72の外周面に、スプライン嵌合により軸方向に移動可能に取り付けられたハブ側摩擦板73bとで構成されている。ドラム側及びハブ側摩擦板73a,73bは、図2に示すように、軸方向に交互に並んでいる。最も前側に位置する摩擦板73(図2では、ハブ側摩擦板73b)の前側には、摩擦板73の前側への移動を規制するリテーニングプレート78が設けられている。
締結油圧室75は、図2に示すように、スナップリング81とOリング82とを介して駆動ユニット側入力軸12aに固定されたプレート部材79と、締結ピストン75とにより画成されている。また、図2に示すように、プレート部材79の径方向内側端部は、締結ピストン74のクラッチドラム71の近傍部分とシール部材110を介して接続されている。締結油圧室75には、駆動ユニット側入力軸12a内に形成された油路4を介してオイルが供給される。
締結ピストン74は、径方向外側の部分がOリング83を介して駆動ユニット側入力軸12aと接続されている一方、クラッチドラム71の近傍部分がシール部材111を介して該クラッチドラム71と接続されている。これにより、締結ピストン74は軸方向に移動可能に支持されている。
締結ピストン74は、締結油圧室75に油圧が供給されて、該締結油圧室75内の油圧が、締結ピストン74を前側に向かって移動させるだけの力、すなわち、リターンスプリング77の付勢力に打ち勝つ力を発生させる油圧となったときには、リターンスプリング77の付勢力に抗して前側に向かって移動する。これにより、ドラム摩擦板73aとハブ側摩擦板73bとがリテーニングプレート78に向かって押圧され、摩擦板73同士が圧接されて、駆動ユニット側クラッチ70が締結状態となる。一方で、締結ピストン74は、駆動ユニット側クラッチ70が締結状態にある状態から、締結油圧室75から油圧が排出されて、該締結油圧室75内の油圧が、リターンスプリング77の付勢力よりも小さい力を発生させる程度の油圧になったときには、リターンスプリング77の付勢力によって後側に向かって移動する。これにより、摩擦板73同士の圧接が解除され、駆動ユニット側クラッチ70が解放状態となる。
遠心バランス室76には、駆動ユニット側入力軸12a内に形成された油路5を介してオイルが供給されている。遠心バランス室76は、駆動ユニット側クラッチ70の非締結時に、締結油圧室75内のオイルが遠心力により駆動ユニット側入力軸12aから遠い側に移動することによって生じる遠心油圧により、締結ピストン74が前側に移動するのを、リターンスプリング77と共に阻止して、駆動ユニット側クラッチ70が意図しないタイミングで締結されることを防止している。
駆動ユニット側クラッチ70は、基本的には、上記車両の走行中は、締結状態となって駆動ユニット側入力軸12aと変速機側入力軸12bとを接続(つまり、駆動源2と自動変速機10とを接続)させているが、例えば減速時には、非締結状態となって駆動ユニット側入力軸12aと変速機側入力軸12bとを切り離す。モータ50のロータ52は、ロータ支持部材54及びクラッチハブ72を介して変速機側入力軸12bと連結されているため、減速時に駆動ユニット側クラッチ70を非締結状態にすると、自動変速機10の変速機構14を経由してモータ50にトルクを伝達させることができる。これにより、減速回生による発電を効率的に行うことができるようになる。
ここで、モータ50の駆動時(すなわち、ロータ52が回転する時)には、該モータ50から磁力が発生するため、モータ50の周囲に配設された部材は、モータ50から発生する磁力の影響を受けることがある。特に、本実施形態では、モータ50の近傍に配設された遠心振り子式ダンパ40は、振り子質量体43が鉄や鉄を含む合金など、磁力の影響を受ける材料で構成されているため、モータ50から発生する磁力の影響を受ける。振り子質量体43がモータ50から発生する磁力の影響を受けると、振り子質量体43がプレート部材41に対して揺動しにくくなり、遠心振り子式ダンパ40が適切に振動を低減することができないおそれがある。
遠心振り子式ダンパ40又はモータ50の一方を変速機ケース部11bに配設して、モータ50の駆動時に、該モータ50からの磁力が遠心振り子式ダンパ40に影響しない程度に、遠心振り子式ダンパ40とモータ50とを軸方向に離すことも考えられる。しかし、遠心振り子式ダンパ40は、駆動源2の回転変動やトルク変動に基づく振動を低減するものであり、自動変速機10側に振動が伝達されないようにするには、駆動源2の近傍に設ける必要がある。また、上述したような、減速回生による発電の効率化等を考慮すると、モータ50は、駆動源2と自動変速機10との接続を切り離すことができる位置、すなわち、駆動ユニット側クラッチ70の位置に設けることが望ましい。
そこで、本実施形態では、遠心振り子式ダンパ40とモータ50とを駆動ユニット側ケース部11a内に収容した上で、入力軸12の軸方向における遠心振り子式ダンパ40とモータ50との間に、モータ50から発生する磁力が振り子質量体43に作用することを規制する磁力規制部材を設けている。具体的には、入力軸12の軸方向における遠心振り子式ダンパ40とモータ50との間に配設された取付プレート63を、例えばアルミや銅など、モータ50の駆動時に、該モータ50から発生する磁力を前側に通しにくい材料で構成している。このことから、本実施形態では、取付プレート63が磁力規制部材を構成している。
これにより、モータ50の駆動時に、該モータ50から発生する磁力が取付プレート63によって遮蔽されるため、遠心振り子式ダンパ40の振り子質量体43が、鉄や鉄を含む合金などの磁力による影響を受ける材料で構成されている場合でも、該振り子質量体43がモータ50からの磁力の影響を受けにくくなる。この結果、遠心振り子式ダンパ40とモータ50とを近接配置したとしても、遠心振り子式ダンパ40における振り子質量体43の入力軸12(厳密にはプレート部材41)に対する相対運動が、モータ50からの磁力によって制限されにくくなる。したがって、遠心振り子式ダンパ40とモータ50とを近接配置したとしても、遠心振り子式ダンパ40の作動を適切に行うことができる。
特に、本実施形態では、磁力規制部材としての取付プレート63の形状及び大きさは、入力軸12の軸方向前側から見て、モータ50の全体を覆うような形状及び大きさに設定されているため、モータ50からの磁力の影響を取付プレート63によって、適切に規制することができる。
尚、磁力規制部材は、モータ50からの磁力を完全に遮蔽する必要はなく、モータ50からの磁力を、遠心振り子式ダンパ40の作動に影響を与えない程度に遮蔽することができるものであればよい。
また、本実施形態では、磁力規制部材を、回転数センサ60を変速機ケース11に取り付ける取付プレート63によって構成しているため、動力伝達装置1の部品点数の増加を抑えることができ、製造コストの増加を防止することもできる。
したがって、本実施形態では、変速機ケース11内において、振動低減装置(遠心振り子式ダンパ40)の近傍に該振動低減装置と入力軸12の軸方向に並んで配設されたモータ50を備え、上記振動低減装置は、入力軸12の回転に対して相対運動可能な振り子質量体43を有するとともに、該振り子質量体43が入力軸12の回転に対して相対移動することにより駆動源2から伝達される振動を低減するものであり、振り子質量体43は、磁力の影響を受ける材料により構成され、上記軸方向における上記振動低減装置とモータ50との間には、モータ50から発生する磁力が振り子質量体43に作用することを規制する磁力規制部材としての取付プレート63が配設されているため、上記振動低減装置における振り子質量体43の、入力軸12の回転に対する相対運動が、モータ50からの磁力によって制限されにくくなり、モータ50と上記振動低減装置とを近接配置したとしても、上記振動低減装置の作動を適切に行うことができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上記実施形態では、磁力規制部材を取付プレート63により構成したが、これに限らず、取付プレート63とは別に磁力規制部材を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、振動低減装置として遠心振り子式ダンパ40を用いているが、これに限らず、例えば、質量体がバネ部材を介してフランジ等の支持部材に支持された、所謂ダイナミックダンパを用いてもよい。この場合でも、質量体は、バネ部材の伸縮によって入力軸12の回転に対して相対運動可能であるが、モータ50から発生する磁力によって、質量体がモータ50側に引っ張られると該質量体の運動が制限されるため、磁力規制部材によって、モータ50から発生する磁力が質量体に作用するのを規制することで、振動低減装置の作動を適切に行うことができるようになる。また、他にも、質量対がブッシュを介して入力軸12に取り付けられたようなダンパであってもよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、変速機ケースと、該変速機ケース内に挿入されかつ駆動源で生成された動力を伝達する動力伝達軸と、上記変速機ケース内に設けられ、上記駆動源から上記動力伝達軸を介して伝達される振動を低減する振動低減装置とを備えた、ハイブリッド車両の動力伝達装置として有用である。
1 動力伝達装置
2 駆動源
11 変速機ケース
12 入力軸(動力伝達軸)
14 出力軸(動力伝達軸)
40 遠心振り子式ダンパ(振動低減装置)
43 振り子質量体(質量体)
50 モータ
60 回転数センサ(モータ回転数検出手段)
63 取付プレート(磁力規制部材)

Claims (4)

  1. 変速機ケースと、該変速機ケース内に挿入されかつ駆動源で生成された動力を伝達する動力伝達軸と、上記変速機ケース内に設けられ、上記駆動源から伝達される振動を低減する振動低減装置とを備えた、ハイブリッド車両の動力伝達装置であって、
    上記変速機ケース内において、上記振動低減装置の近傍に該振動低減装置と上記動力伝達軸の軸方向に並んで配設されたモータをさらに備え、
    上記振動低減装置は、上記動力伝達軸の回転に対して相対運動可能な質量体を有するとともに、該質量体が上記動力伝達軸の回転に対して相対運動することにより上記振動を低減するものであり、
    上記質量体は、磁力の影響を受ける材料により構成され、
    上記動力伝達軸の軸方向における上記振動低減装置と上記モータとの間には、上記モータから発生する磁力が上記質量体に作用することを規制する磁力規制部材が配設されていることを特徴とするハイブリッド車両の動力伝達装置。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両の動力伝達装置において、
    上記磁力規制部材の形状及び大きさは、上記軸方向から見て、上記モータの全体を覆うような形状及び大きさに設定されていることを特徴とするハイブリッド車両の動力伝達装置。
  3. 請求項1又は2に記載のハイブリッド車両の動力伝達装置おいて、
    上記モータの回転数を検出するモータ回転数検出手段と、
    上記モータ回転数検出手段を上記変速機ケースに取り付けるための取付プレートとをさらに備え、
    上記取付プレートは、上記軸方向における上記振動低減装置と上記モータとの間に配設されており、
    上記磁力規制部材は、上記取付プレートにより構成されていることを特徴とするハイブリッド車両の動力伝達装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のハイブリッド車両の動力伝達装置おいて、
    上記振動低減装置は、遠心振り子式ダンパであることを特徴とするハイブリッド車両の動力伝達装置。
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