JP2018154058A - 電子機器および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源が確保された際に、特定のシステムのみをコールドブートすることにより、無駄な動作や消費電力を抑制できるようにする。
【解決手段】電子機器は、機械的駆動部の制御を伴わない第1の制御部と、機械的駆動部の制御を伴う第2の制御部と、を備えた電子機器であって、電源が確保されたことを検知する電源確保検知部と、前記電源確保検知部によって電源が確保されたことが検知された場合、前記第1の制御部については、コールドブートしてスタンバイ状態に移行させる一方で、前記第2の制御部については、コールドブートしない起動制御部とをさらに備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器および制御方法に関する。
従来、各種電子機器において、所定時間以上操作が行われなかったときには、自動的に省電力モード(スタンバイモード、サスペンドモード、スリープモード等とも呼ばれる)に切り替わることで、電力消費を抑制することができるようにした技術が用いられている。このような電子機器では、例え省電力モードにあったとしても、電源プラグの脱落や、バッテリの残量不足等により、電源が断たれてしまった場合、電源を確保した後に、ユーザが改めて電源ボタンを押下して、当該電子機器をコールドブートする必要がある。この場合、電子機器は、省電力モードが解除された状態となる。
下記特許文献1には、バッテリ駆動される電子機器において、このようなコールドブート時におけるユーザの手間を無くすことを目的として、バッテリへの充電が開始されると、コールドブートを実行後、サスペンド状態とするようにした技術が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1の技術では、電子機器の全体をコールドブートしてから、サスペンド状態とするようにしている。このため、例えば、この技術をMFP(Multifunction Peripheral)に適用した場合、プリンタ装置やスキャナ装置等の機械的駆動部もコールドブートされることとなるため、無駄な電力を消費してしまったり、無駄な動作(例えば、感光体のクリーニング、現像装置のトナーへの帯電、トナーの撹拌作業等)を行ったりしてしまうといった問題が生じる虞がある。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、電源が確保された際に、特定のシステムのみをコールドブートすることにより、無駄な動作や消費電力を抑制できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の電子機器は、機械的駆動部の制御を伴わない第1の制御部と、機械的駆動部の制御を伴う第2の制御部と、を備えた電子機器であって、電源が確保されたことを検知する電源確保検知部と、前記電源確保検知部によって電源が確保されたことが検知された場合、前記第1の制御部については、コールドブートしてスタンバイ状態に移行させる一方で、前記第2の制御部については、コールドブートしない起動制御部とをさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、電源が確保された際に、特定のシステムのみをコールドブートすることができるため、無駄な動作や消費電力を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るMFPの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るMFPの機能構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るMFP(主制御部)による起動制御処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るMFP(主制御部)による電源確保検知処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るMFP(主制御部)による事前ブート指示処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るMFPと従来のMFPとの起動時間の比較例を示す図である。 本発明の一実施形態(第1変形例)に係るMFPの機能構成を示す図である。 本発明の一実施形態(第2変形例)に係るMFP(主制御部)による事前ブート中断処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態(第3変形例)に係るMFP(主制御部)によるI/F接続確立処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態(第4変形例)に係るMFP(主制御部)による電源確保検知処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態(第5変形例)に係るMFP(主制御部)による事前ブート中断処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態(第5変形例)に係るMFP(主制御部)による事前ブート実行確認処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るMFPに記憶されているテーブルの一例を示す図である。
〔一実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態では、本発明の「電子機器」の一例として、MFP10を用いる例を説明する。
(MFP10の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るMFP10の構成を示す図である。図1に示すMFP10は、コピー機能、スキャン機能、FAX機能、プリンタ機能等の画像処理機能を有している装置である。図1に示すように、MFP10は、主制御部110、操作部120、駆動制御部130、および電源部140を備えて構成されている。
主制御部110は、MFP10の全体を制御する。主制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111、主記憶装置112、および補助記憶装置113を備えている。CPU111は、主記憶装置112または補助記憶装置113に記憶されている各種プログラムを実行する。主記憶装置112は、CPU111により実行される各種プログラム、CPU111が各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。また、主記憶装置112は、CPU111が各種プログラムを実行する際に利用する作業領域として機能する。主記憶装置112としては、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等が用いられる。補助記憶装置113は、CPU111により実行される各種プログラム、CPU111が各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。補助記憶装置113としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。
操作部120は、MFP10に実行させる画像処理機能の選択、画像処理機能を実行させるための各種設定値や実行指示の入力、表示画面の切り替え等、ユーザが各種操作を行う際に用いられる。操作部120は、CPU121、主記憶装置122、補助記憶装置123、タッチパネル124、LCD125、およびI/F126を備えている。CPU121、主記憶装置122、および補助記憶装置123は、主制御部110のCPU111、主記憶装置112、および補助記憶装置113と同様であるため説明を省略する。タッチパネル124は、ユーザからの各種操作の入力を受け付ける。LCD(Liquid Crystal Display)は、各種表示画面を表示する。I/F126は、駆動制御部130のI/F136に接続され、駆動制御部130との間で、各種データの送受信を行う。また、I/F126は、主制御部110に接続され、主制御部110(CPU111)からの指示に基づいて、駆動制御部130との接続を確立する。なお、I/F126は、主制御部110(CPU111)との間で、各種データの送受信を行うI/Fとして機能してもよい。また、図1の例では、I/F126は、直接、主制御部110のCPU111に接続されているが、これに限らず、例えば、I/F126は、駆動制御部130のI/F136を介して、主制御部110のCPU111に接続されてもよい。
駆動制御部130は、プロッタ装置およびスキャナ装置等、機械的に動作する装置の駆動を制御する。駆動制御部130は、CPU131、主記憶装置132、補助記憶装置133、プロッタ制御装置134、スキャナ制御装置135、およびI/F136を備えている。CPU131、主記憶装置132、および補助記憶装置133は、主制御部110のCPU111、主記憶装置112、および補助記憶装置113と同様であるため説明を省略する。プロッタ制御装置134は、MFP10が備えるプロッタ装置の駆動を制御する。スキャナ制御装置135は、MFP10が備えるスキャナ装置の駆動を制御する。I/F136は、操作部120のI/F126に接続され、操作部120との間で、各種データの送受信を行う。また、I/F136は、操作部120のI/F126を介して、主制御部110に接続され、主制御部110(CPU111)との間で、各種データの送受信を行うI/Fとして機能してもよい。なお、図1の例では、I/F136は、操作部120のI/F126を介して、主制御部110のCPU111に接続されているが、これに限らず、例えば、I/F136は、直接、主制御部110のCPU111に接続されてもよい。この場合、I/F136は、主制御部110(CPU111)からの指示に基づいて、操作部120との接続を確立する。
電源部140は、外部電源から供給された電力を制御する。電源部140は、主電源スイッチ141、主電源制御部142、ACプラグ143、蓄電池144、および加速度センサ145を備えている。主電源スイッチ141は、MFP10の起動のON/OFFを切り替える。主電源制御部142は、外部電源から供給された電力を、AC(Alternating Current)電圧から、所定のDC(Direct Current)電圧に変換したりする。電源部140から出力されたDC電圧は、MFP10の各部(例えば、操作部120、駆動制御部130等)へ供給される。ACプラグ143は、外部電源からの電力の供給を受けるために、コンセントに挿し込まれる。蓄電池144は、外部電源から供給された電力によって充電可能である。蓄電池144に充電された電力は、例えば、外部電源からの電力が断たれたときに、MFP10を動作させるための電力として利用可能である。加速度センサ145は、ACプラグ143のケーブル部に設けられており、当該ケーブル部が移動中であるか否かを検知することが可能である。
このように構成された本実施形態のMFP10は、外部電源が確保された際に、機械的駆動部の制御を伴わない操作部120(本発明の「第1の制御部」の一例)については、コールドブートしてスタンバイ状態に移行させる一方で、機械的駆動部の制御を伴う駆動制御部130(本発明の「第2の制御部」の一例)については、コールドブートしないようにしている。これにより、本実施形態のMFP10は、外部電源が確保された際に、無駄な動作や消費電力を抑制することができるようなっている。以下、この点について具体的に説明する。なお、以降の説明では、コールドブートしてスタンバイ状態に移行させることを、「事前ブート」と示す。また、操作部120および駆動制御部130を、「対象システム」と示す場合がある。
(MFP10の機能構成)
図2は、本発明の一実施形態に係るMFP10の機能構成を示す図である。図2に示すように、操作部120は、電源制御部221を備えている。また、駆動制御部130は、電源制御部231を備えている。また、主制御部110は、電源確保検知部211および起動制御部212を備えている。
電源確保検知部211は、MFP10において電源が確保されたことを検知する。例えば、電源確保検知部211は、MFP10のACプラグ143がコンセントに挿し込まれ、電源部140の主電源制御部142において、所定のAC電圧(例えば、100V)が検出されたことをもって、MFP10において電源が確保されたことを検知する。
起動制御部212は、操作部120および駆動制御部130の起動状態を制御する。例えば、起動制御部212は、電源確保検知部211によって電源が確保されたことが検知された場合、機械的駆動部の制御を伴わない操作部120については、コールドブートしてスタンバイ状態に移行させる(すなわち、事前ブートを指示する)。一方、起動制御部212は、機械的駆動部の制御を伴う駆動制御部130については、コールドブートしない(すなわち、事前ブートを指示しない)。
また、起動制御部212は、電源部140の主電源スイッチ141がONに切り替えられた場合、操作部120については、スタンバイ状態を解除させて起動状態とする(すなわち、起動を指示する)。一方、起動制御部212は、駆動制御部130については、コールドブートして起動状態とする。
操作部120の電源制御部221は、操作部120における電源の起動状態を制御する。例えば、電源制御部221は、起動制御部212から事前ブートの指示がなされると、当該操作部120を事前ブートする。また、電源制御部221は、操作部120がスタンバイ状態のときに、起動制御部212から起動指示がなされると、操作部120のスタンバイ状態を解除して起動する。
駆動制御部130の電源制御部231は、駆動制御部130における電源の起動状態を制御する。例えば、電源制御部231は、起動制御部212から起動指示がなされると、駆動制御部130をコールドブートして起動する。
なお、上記した主制御部110、操作部120、および駆動制御部130の各機能は、例えば、主制御部110、操作部120、および駆動制御部130において、記憶装置(主記憶装置または補助記憶装置)に記憶されたプログラムを、CPUが実行することにより実現される。このプログラムは、予めMFP10に導入された状態で提供されてもよく、外部から提供されてMFP10に導入されるようにしてもよい。後者の場合、このプログラムは、外部記憶媒体(例えば、USBメモリ、メモリカード、CD−ROM等)によって提供されてもよく、ネットワーク(例えば、インターネット等)上のサーバからダウンロードすることによって提供されるようにしてもよい。
(MFP10による起動制御処理の手順)
図3は、本発明の一実施形態に係るMFP10(主制御部110)による起動制御処理の手順を示すフローチャートである。
まず、電源確保検知部211が、電源が確保されたか否かを確認するための電源確保検知処理を実行する(ステップS301)。ここで、電源が確保されたことが検知されると、電源確保検知部211が、起動制御部212に対し、電源が確保されたことを通知する(ステップS302)。そして、起動制御部212が、対象システムに対して事前ブートを行うよう指示するための事前ブート指示処理を実行する(ステップS303)。
その後、起動制御部212が、対象システムにおける事前ブートが完了したか否かを判断する(ステップS304)。ステップS304において、事前ブートが完了していないと判断された場合(ステップS304:No)、起動制御部212は、ステップS304の処理を再度実行する。一方、ステップS304において、事前ブートが完了したと判断された場合(ステップS304:Yes)、主制御部110は、図3に示す一連の起動制御処理を終了する。
(MFP10による電源確保検知処理の手順)
図4は、本発明の一実施形態に係るMFP10(主制御部110)による電源確保検知処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、図3における電源確保検知処理(ステップS301)を、具体的に説明する。
まず、電源確保検知部211は、外部電源が確保されたことを検知する(ステップS401)。次に、電源確保検知部211は、ステップS401で外部電源が確保されたことが検知されてから、指定時間が経過したか否かを判断する(ステップS402)。ステップS402において、指定時間が経過していない判断された場合(ステップS402:No)、電源確保検知部211は、ステップS402の処理を再度実行する。一方、ステップS402において、指定時間が経過したと判断された場合(ステップS402:Yes)、電源確保検知部211は、図4に示す一連の電源確保検知処理を終了する。
この電源確保検知処理により、外部電源が確保されたことが検知されたとしても、指定時間が経過するまで、事前ブートの指示がなされないようになる。これにより、例えば、短時間の間に、ACプラグ143をコンセントに挿し直すような場合に、ACプラグ143をコンセントに挿し込む毎に、事前ブートが行われてしまうことを防止することができる。
(MFP10による事前ブート指示処理の手順)
図5は、本発明の一実施形態に係るMFP10(主制御部110)による事前ブート指示処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、図3における事前ブート指示処理(ステップS303)を、具体的に説明する。この事前ブート指示処理は、各対象システム(操作部120および駆動制御部130)に対して実行される。
まず、起動制御部212は、例えば所定のテーブル(図13参照)に基づいて、対象システムが、機械的駆動部を持つか否かを判断する(ステップS501)。ここでは、操作部120の場合は、「機械的駆動部を持たない」と判断され、駆動制御部130の場合は、「機械的駆動部を持つ」と判断される。
ステップS501において、機械的駆動部を持つと判断された場合(ステップS501:Yes)、起動制御部212は、図5に示す一連の事前ブート指示処理を終了する。一方、ステップS501において、機械的駆動部を持たないと判断された場合(ステップS501:No)、起動制御部212は、例えば所定のテーブル(図13参照)に基づいて、対象システムの予め計測された起動時間が所定の閾値未満であるか否かを判断する(ステップS502)。
ステップS502において、予め計測された起動時間が所定の閾値未満であると判断された場合(ステップS502:Yes)、起動制御部212は、図5に示す一連の事前ブート指示処理を終了する。一方、ステップS502において、予め計測された起動時間が所定の閾値未満ではないと判断された場合(ステップS502:No)、起動制御部212は、本処理の対象システムに対して、事前ブートを行うように指示する(ステップS503)。そして、起動制御部212は、図5に示す一連の事前ブート指示処理を終了する。
この事前ブート指示処理により、機械的駆動部を持たず、且つ、起動時間が所定の閾値よりも長い対象システムに対してのみ、事前ブートを行うように指示されるようになる。なお、起動制御部212は、ステップS502の判断処理における「所定の閾値」としては、例えば、所定のテーブルに予め設定されている、駆動制御部130の起動時間「T2」(図13参照)を用いるようにしてもよい。これにより、駆動制御部130の起動時間を基準として、当該駆動制御部130よりも起動時間が長い対象システムに対し、事前ブートを行うように指示されるようになる。
図6は、本発明の一実施形態に係るMFP10と従来のMFPとの起動時間の比較例を示す図である。ここでは、本実施形態のMFP10と、従来のMFPの各々について、ACプラグ143をコンセントに挿し込んだ後、主電源スイッチにより初回起動したときの起動時間を示している。図6(a)は、従来のMFPの起動時間を示している。図6(b)は、本実施形態のMFP10の起動時間を示している。
図6(a)に示すように、従来のMFPにおいては、ACプラグ143挿入後の初回起動時(図中t1)は、機械的駆動部および操作部をそれぞれコールドブートさせるため、高度な拡張性を持つ操作部システムの起動時間などの影響により、システム全体の起動時間が比較的遅くなる(図中t3)。
一方、図6(b)に示すように、本実施形態のMFP10においては、ACプラグ143挿入後の初回起動時(図中t1)は、操作部120が既に事前ブートされており、操作部120はスタンバイ状態からの復帰のみとなるため、システム全体の起動時間が比較的早くなる(図中t2)。
〔第1変形例〕
次に、図7を参照して、本発明の一実施形態に係るMFP10の第1変形例について説明する。図7は、本発明の一実施形態(第1変形例)に係るMFP10の機能構成を示す図である。図2に示す例では、電源確保検知部211および起動制御部212が、主制御部110に設けられている。一方、図7に示すように、この第1変形例では、操作部120および駆動制御部130の各々に対し、電源確保検知部211および起動制御部212と同様の、電源確保検知部211a,211bおよび起動制御部212a,212bが設けられている。
この第1変形例では、例えば、操作部120に対し、事前ブートすることを示すフラグを予め設定しておく。これにより、操作部120において、電源確保検知部211aが外部電源が確保されたことを検知したとき、起動制御部212aが、このフラグに基づいて、操作部120を事前ブートするようにすることができる。
一方、駆動制御部130に対しては、事前ブートしないことを示すフラグを予め設定しておく。これにより、駆動制御部130において、電源確保検知部211bが外部電源が確保されたことを検知したとき、起動制御部212bが、このフラグに基づいて、駆動制御部130を事前ブートしないようにすることができる。
〔第2変形例〕
次に、図8を参照して、本発明の一実施形態に係るMFP10の第2変形例について説明する。図8は、本発明の一実施形態(第2変形例)に係るMFP10(主制御部110)による事前ブート中断処理の手順を示すフローチャートである。この第2変形例では、MFP10の主制御部110は、この事前ブート中断処理を実行する事前ブート中断機能をさらに有する。
まず、電源確保検知部211が、電源が断たれたことを検知する(ステップS801)。例えば、電源確保検知部211は、電源部140の主電源制御部142において、所定のAC電圧(例えば、100V)が検出されなくなったことをもって、電源が断たれたことを検知することができる。
ステップS801において、電源が断たれたことが検知されると、電源確保検知部211が、起動制御部212に対し、電源が断たれたことを通知する(ステップS802)。そして、起動制御部212が、対象システムに対して事前ブートを中断するよう指示する(ステップS803)。そして、主制御部110は、図8に示す一連の事前ブート中断処理を終了する。
なお、図8の処理を実現するために、MFP10は、例えば、図1に示すように、電源部140に、少なくとも事前ブートを中断するための処理に必要な電力を蓄電可能な蓄電池144(例えば、コンデンサ、2次電池等)を備えることが好ましい。そして、MFP10は、ACプラグ143挿入後、蓄電池144に電力が充電された後に、事前ブートを実施することが好ましい。これにより、MFP10の各対象システムは、電源が断たれた場合に、蓄電池144に充電された電力を用いて、事前ブートの中断処理を実行することができる。
例えば、事前ブート中、ユーザが、事前ブートが実施されていることを認識せずに、ACプラグ143を引き抜くなどの操作を行う可能がある。この場合、事前ブート中に電源が断たれてしまい、電子部品の電源シーケンスを逸脱した電圧の印加により、電子部品が破壊される虞がある。そこで、図8に示すように、事前ブート中断処理を実行することにより、このような不具合の発生を抑制することが可能となる。
〔第3変形例〕
次に、図9を参照して、本発明の一実施形態に係るMFP10の第3変形例について説明する。図9は、本発明の一実施形態(第3変形例)に係るMFP10(主制御部110)によるI/F(インタフェース)接続確立処理の手順を示すフローチャートである。この第3変形例では、MFP10の主制御部110は、このI/F接続確立処理を実行するI/F接続確立機能をさらに有する。
まず、起動制御部212が、対象システムに対して事前ブートを行うよう指示するための事前ブート指示処理を実行する(ステップS901)。次に、起動制御部212が、MFP10の主電源がONになっているか否かを判断する(ステップS902)。ステップS902において、MFP10の主電源がONになっていると判断された場合(ステップS902:Yes)、主制御部110は、ステップS903へ処理を進める。一方、ステップS902において、MFP10の主電源がONになっていないと判断された場合(ステップS902:No)、主制御部110は、ステップS904へ処理を進める。
ステップS903では、起動制御部212が、各対象システムにおける起動が完了したか否かを判断する。ステップS903において、起動が完了していないと判断された場合(ステップS903:No)、起動制御部212は、ステップS903の処理を再度実行する。一方、ステップS903において、起動が完了したと判断された場合(ステップS903:Yes)、主制御部110は、ステップS905へ処理を進める。
一方、ステップS904では、起動制御部212が、各対象システムにおける事前ブートが完了したか否かを判断する。ステップS904において、事前ブートが完了していないと判断された場合(ステップS904:No)、主制御部110は、ステップS902へ処理を戻す。一方、ステップS904において、事前ブートが完了したと判断された場合(ステップS904:Yes)、主制御部110は、ステップS905へ処理を進める。
ステップS905では、各対象システムに対して、各対象システム間のI/Fの接続を行うように指示する。その後、起動制御部212が、各対象システム間のI/Fの接続が確立したことを確認すると(ステップS906)、主制御部110は、図9に示す一連の処理を終了する。
例えば、事前ブートのシーケンス移行中に、各対象システム間のI/Fが接続された状態であると、流れ込みが発生したり、電気的に破壊されたりする虞がある。図9の処理によれば、各対象システムの事前ブートまたは起動が完了するまで、各対象システム間のI/F接続は確立せず、各対象システム間は電気的に遮断された状態となる。そして、各対象システムの事前ブートまたは起動が完了した後に、起動制御部212が、各対象システムに対してI/Fの接続確立を指示し、各対象システム間のI/Fの接続が確立されることとなる。これにより、上記問題の発生を防止することができる。なお、事前ブートによるシーケンス移行中に主電源がONに切り替わり、SWのI/Fが接続すると、シーケンスのステータスを誤検知し、ステータスに不整合が発生する虞があるが、図9の処理により、このような不具合の発生を防止することが可能となる。
〔第4変形例〕
次に、図10を参照して、本発明の一実施形態に係るMFP10の第2変形例について説明する。図10は、本発明の一実施形態(第4変形例)に係るMFP10(主制御部110)による電源確保検知処理の手順を示すフローチャートである。この電源確保検知処理は、図4で説明した電源確保検知処理の変形例である。
まず、電源確保検知部211は、外部電源が確保されたことを検知する(ステップS1001)。次に、電源確保検知部211は、ステップS1001で外部電源が確保されたことが検知されてから、指定時間が経過したか否かを判断する(ステップS1002)。ステップS1002において、指定時間が経過していないと判断された場合(ステップS1002:No)、電源確保検知部211は、ステップS1002の処理を再度実行する。一方、ステップS1002において、指定時間が経過したと判断された場合(ステップS1002:Yes)、電源確保検知部211は、ステップS1003へ処理を進める。
ステップS1003では、電源確保検知部211は、ACプラグ143のケーブル部が移動中であるか否かを判断する。ステップS1003において、ACプラグ143のケーブル部が移動中であると判断された場合(ステップS1003:Yes)、電源確保検知部211は、ステップS1003の処理を再度実行する。一方、ステップS1003において、ACプラグ143のケーブル部が移動中ではないと判断された場合(ステップS1003:No)、電源確保検知部211は、図10に示す一連の電源確保検知処理を終了する。
なお、図10の処理を実現するために、MFP10は、例えば、図1に示すように、ACプラグ143のケーブル部に、当該ケーブル部が移動中であるか否かを検知することが可能な加速度センサ145(本発明の「移動検知部」の一例)を設けることが好ましい。これにより、電源確保検知部211は、一定期間、加速度センサ145の出力値の変動がない場合、ACプラグ143のケーブル部が移動していないと判断し、加速度センサ145の出力値の変動がある場合、ACプラグ143のケーブル部が移動していると判断することができる。
例えば、電源タップを利用した設置作業中、電源タップを移動させる可能性があり、電源タップの移動中に事前ブートを始めると、電源タップの移動による意図せぬプラグ脱去などで、無駄に電力を消費してしまう可能性がある。そこで、図10に示すように、ACプラグ143のケーブル部が移動中の場合は、事前ブートが行われないようにすることにより、このような不具合の発生を抑制することが可能となる。なお、加速度センサ145は、ACプラグ143のケーブル部のプラグ側に設けてもよく、ACプラグ143のケーブル部のプラグ側と本体側との双方に設けるようにしてもよい。
〔第5変形例〕
次に、図11および図12を参照して、本発明の一実施形態に係るMFP10の第5変形例について説明する。
図11は、本発明の一実施形態(第5変形例)に係るMFP10(主制御部110)による事前ブート中断処理の手順を示すフローチャートである。この第5変形例では、MFP10の主制御部110は、この事前ブート中断処理を実行する事前ブート中断機能をさらに有する。
まず、電源確保検知部211が、電源が断たれたことを検知する(ステップS1101)。ステップS1101において、電源が断たれたことが確認されると、電源確保検知部211が、起動制御部212に対し、電源が断たれたことを通知する(ステップS1102)。そして、起動制御部212が、対象システムに対して事前ブートを中断するよう指示する(ステップS1103)。
続いて、電源確保検知部211が、ACプラグ143のケーブル部が移動中であるか否かを判断する(ステップS1104)。ステップS1104において、ACプラグ143のケーブル部が移動中であると判断された場合(ステップS1104:Yes)、電源確保検知部211は、ACプラグ143がコンセントから脱落したことによる電源断であることを示す情報を、主制御部110が備える不揮発性メモリに保持させる(ステップS1105)。そして、主制御部110は、図8に示す一連の事前ブート中断処理を終了する。一方、ステップS1104において、ACプラグ143のケーブル部が移動中ではないと判断された場合(ステップS1104:No)、電源確保検知部211は、停電による電源断であることを示す情報を、主制御部110が備える不揮発性メモリに保持させる(ステップS1106)。そして、主制御部110は、図8に示す一連の事前ブート中断処理を終了する。
図12は、本発明の一実施形態(第5変形例)に係るMFP10(主制御部110)による事前ブート実行確認処理の手順を示すフローチャートである。図12に示す実行確認処理は、電源が断たれたことにより、図11に示す処理によって電源断の原因を示す情報が不揮発性メモリに保持された後、電源が確保されたときに主制御部110が実行する処理である。
まず、電源確保検知部211が、外部電源が確保されたことを検知する(ステップS1201)。次に、電源確保検知部211が、上記不揮発性メモリを参照することにより、電源断の原因が停電によるものか否かを判断する(ステップS1202)。
ステップS1202において、電源断の原因が停電によるものであると判断された場合(ステップS1202:Yes)、主制御部110は、図12に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS1202において、電源断の原因が停電によるものではないと判断された場合(ステップS1202:No)、起動制御部212が、対象システムに対して事前ブートを行うよう指示するための事前ブート指示処理を実行する(ステップS1203)。そして、主制御部110は、図12に示す一連の処理を終了する。
例えば、予備電源が使用されて停電から復帰したとき、各対象システムを事前ブートさせてしまうと、予備電源の電力を不必要に消費してしまう虞がある。そこで、図11および図12の処理により、停電によって電源が確保できなくなった場合、次回起動時は、各対象システム事前ブートしないようにすることができるため、このような不具合の発生を防止することが可能となる。
(テーブルの一例)
図13は、本発明の一実施形態に係るMFPに記憶されているテーブルの一例を示す図である。図13に示すテーブルは、例えば、主制御部110の主記憶装置112または補助記憶装置113に記憶されている。図13に示すように、このテーブルには、対象システム毎に、機械的駆動部の有無と、起動時間とが設定されている。例えば、図13に示す例では、操作部120に対して、機械的駆動部の有無については「無」が設定されており、起動時間については「T1」が設定されている。また、駆動制御部130に対して、機械的駆動部の有無については「有」が設定されており、起動時間については「T2」が設定されている。例えば、機械的駆動部の有無は、システム管理者が予め設定する。また、例えば、起動時間は、システム管理者が予め設定してもよく、過去の実際の起動時間に基づいて自動的に設定および更新されてもよい。例えば、このテーブルは、起動制御部212によって参照され、対象システムが機械的駆動部を持つか否かを判断するために用いられる。また、例えば、このテーブルは、起動制御部212によって参照され、対象システムの起動時間を特定するために用いられる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
なお、上記実施形態では、本発明を、MFPに適用した例を説明したが、本発明は、その他の画像処理装置(例えば、プリンタ、スキャナ、プロジェクタ等)に適用することも可能である。また、本発明は、画像処理装置に限らず、少なくとも、機械的駆動部を備えている装置であれば、如何なる電子機器にも適用することが可能である。
10 MFP(電子機器)
110 主制御部
120 操作部(第1の制御部)
130 駆動制御部(第2の制御部)
140 電源部
211 電源確保検知部
212 起動制御部
221 電源制御部
231 電源制御部
特開2013−121266号公報

Claims (10)

  1. 機械的駆動部の制御を伴わない第1の制御部と、
    機械的駆動部の制御を伴う第2の制御部と、
    を備えた電子機器であって、
    電源が確保されたことを検知する電源確保検知部と、
    前記電源確保検知部によって電源が確保されたことが検知された場合、前記第1の制御部については、コールドブートしてスタンバイ状態に移行させる一方で、前記第2の制御部については、コールドブートしない起動制御部と
    をさらに備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記起動制御部は、
    前記電源確保検知部によって電源が確保されたことが検知された場合、前記第1の制御部については、予め計測された起動時間が所定の閾値以上の場合に限り、コールドブートしてスタンバイ状態に移行させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記起動制御部は、
    前記電源確保検知部によって電源が確保されたことが検知された場合、当該検知がなされてから所定時間経過後に、前記第1の制御部を、コールドブートしてスタンバイ状態に移行させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第2の制御部は、
    プロッタ装置およびスキャナ装置の少なくともいずれか一方の駆動を制御することが可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 電力を蓄電可能な蓄電部をさらに備え、
    前記起動制御部は、前記第1の制御部がコールドブートを行っているときに、前記電源が断たれた場合、前記蓄電部に蓄電されている電力を用いて、前記コールドブートを中止させる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記起動制御部は、
    前記第1の制御部による前記コールドブートの完了後、主電源がONに切り替えられたときに、I/Fの接続を行うように、当該電子機器内の各部に対して指示する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 前記起動制御部は、
    主電源がONに切り替えられた後、当該電子機器内の各部の起動処理が完了したときに、I/Fの接続を行うように、当該電子機器内の各部に対して指示する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 前記電源を確保するためのACプラグと、
    前記ACプラグのケーブル部が移動中であるか否かを検知するための移動検知部と
    をさらに備え、
    前記起動制御部は、
    前記電源確保検知部によって電源が確保されたことが検知された場合、前記移動検知部によって前記ケーブル部が移動中でないと検知された場合に限り、前記第1の制御部をコールドブートしてスタンバイ状態に移行させる
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 電源確保検知部は、前記ケーブル部が移動中でないと検知した場合において、前記電源が断たれたことを検知した場合、停電によって電源が断たれたことを示す情報を、不揮発性メモリに保持させ、
    前記起動制御部は、次回起動時に、前記不揮発性メモリに、前記停電によって電源が断たれたことを示す情報が保持されている場合、前記第1の制御部をコールドブートしない
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 機械的駆動部の制御を伴わない第1の制御部と、
    機械的駆動部の制御を伴う第2の制御部と、
    を備えた電子機器の制御方法であって、
    電源が確保されたことを検知する電源確保検知工程と、
    前記電源確保検知工程において電源が確保されたことが検知された場合、前記第1の制御部については、コールドブートしてスタンバイ状態に移行させる一方で、前記第2の制御部については、コールドブートしない起動制御工程と
    を含むことを特徴とする制御方法。
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