JP2018151842A - 棚割評価システム、携帯端末、サーバ及び棚割評価方法 - Google Patents

棚割評価システム、携帯端末、サーバ及び棚割評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所定の販売関連情報が棚割上でどのように分布しているかを示すことができる棚割評価システムを提供する。【解決手段】店舗Bの商品陳列棚11の棚割画像が携帯端末17からサーバ27へ送信される(STEP302)。棚割画像に基づいて、商品陳列棚11の商品16の同定と、商品16の陳列領域の割出しとが行われて、棚割情報が生成される(STEP402−STEP405)。棚割情報に所定の販売関連情報が紐付けられ、単位棚割14における陳列領域ごとに販売関連情報で評価したものであって、棚割画像における評価の分布状態を示す棚割評価情報が生成される(STEP406)。【選択図】図6

Description

本発明は、店舗に配置されている商品陳列棚の棚割を評価するための棚割評価システム、携帯端末、サーバ及び棚割評価方法に関する。
コンビニ店のようなチェーンストアシステムで運用される販売管理システムでは、本部は、通信ネットワークを介して各店舗からPOSデータを収集し、収集したPOSデータをPOSデータベースに蓄積している。さらに、昨今では、POSデータベースに蓄積されたPOSデータを活用して、各店舗の棚割を診断する棚割診断システムも知られている(例:特許文献1)。
特許文献1は、店舗内の棚割の撮影画像が端末機器からサーバに送られ、サーバが、撮影画像から判断した棚割に対し商品データベースの蓄積データに基づいて診断を行い、診断結果を端末機器に返す棚割支援システムを開示する。
特開2002−163436号公報
特許文献1の棚割支援システムは、診断結果を端末機器に返して、各商品と診断結果との関係は示すものの、所定の診断結果が棚割上でどのように分布しているかは示していない。
本発明の目的は、所定の販売関連情報が棚割上でどのように分布しているかを示すことができる棚割評価システム、携帯端末、サーバ及び棚割評価方法を提供することである 。
本発明は、店舗に配置されている商品陳列棚の棚割を評価するための棚割評価システムであって、
前記商品陳列棚を撮影するための撮影部を有している携帯端末 と 、該携帯端末と通信可能なサーバとを備え、
前記サーバは、
所定の販売関連情報を取得する販売関連情報取得部と、
前記撮影部で撮影された前記商品陳列棚の撮影画像に基づいて、該商品陳列棚に陳列されている陳列商品の同定と、該陳列商品の陳列領域の割出しとを行い、該商品陳列棚の棚割情報を生成する棚割情報生成部と、
前記棚割情報に所定の販売関連情報を紐付けて、前記商品陳列棚の棚割を前記陳列領域ごとに前記販売関連情報で評価したものであって、前記撮影画像における評価の分布状態を示す棚割評価情報を生成する棚割評価情報生成部とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、現実の棚割の棚割画像に基づいて生成された棚割情報に所定の販売関連情報を紐付けて、評価の分布状態を示す棚割評価情報が生成される。そのため、使用者は、その棚割評価情報から、所定の販売関連情報が棚割上でどのように分布しているかを即座に認識することができる。また、その棚割情報を蓄積し、解析を行うことにより、現実の棚割に即した実効的な棚割の検討を行うことも可能となる。
チェーンストアシステムに適用された棚割評価システムの概略構成図。 店舗内の概略図。 店舗におけるLANの接続図。 本部におけるLANの接続図。 棚割評価システムにおいてPOSレジ及びサーバにより実施されるPOSデータ処理のフローチャート。 棚割評価システムにおいて携帯端末及びサーバにより実施される棚割評価処理のフローチャート。 商品陳列棚の撮影画像の一例を示す図。 販売関連情報取得部が単位棚割の棚割画像から割出した各陳列領域の画像部分を示す図。 棚割評価情報の一例を示す図。 携帯端末の表示部に表示された棚割評価情報の一例を示す図。 携帯端末の表示画面に単位棚割の棚割評価情報と共に、各種の操作ボタンを表示した例を示す図。 別の携帯端末のブロック図。
(システム構成)
図1は、チェーンストアシステムに適用された棚割評価システム1の概略構成図である。本部Aと、複数の店舗B1,B2,B3,・・・とは、インターネット5を介して通信可能に接続され、データを授受自在になっている。なお、以降、複数の店舗B1,B2,B3,・・・を区別しないときは、「店舗B」と総称する。
(店舗内の状態)
図2は店舗B内の概略図である。店舗B内には、POSレジ10と共に商品陳列棚11が配置されている。商品陳列棚11は、水平方向に棚割の管理単位としての複数の単位棚割14a〜14cに区切られている。以下、単位棚割14a〜14cを区別しないときは、「単位棚割14」と総称する。単位棚割14の各棚段には、複数の商品16が種類別に陳列されている。
店舗Bの店員F(一人のみ図示)は、POSレジ10を操作して、買い物客の買い物商品についての会計を行う。POSレジ10は、各買い物客の会計ごとに、POSデータを生成する。店員Fは、また、携帯端末17(例:スマホ、タブレット、ノート型PC又はメガネ型端末等)を使って、適宜、商品陳列棚11を撮影する。撮影に伴い、携帯端末17には、商品陳列棚11の静止画又は動画の撮影画像が生成される。
図3 は 店舗BにおけるLANの接続図である。店舗B内のLANは、ルータ(図示せず)を介してインターネット5に接続されている。POSレジ10は、LANに有線で 接 続され、携帯端末17は、Wi−Fi等の無線でLANに接続されている。携帯端末17は、撮影部20、棚割評価情報取得部21及び表示部22を備えている。撮影部20、棚割評価情報取得部21及び表示部22の詳細は、図6のフローチャートで後述する。
(本部における機器構成)
図4は本部AにおけるLANの接続図である。このLANは、ルータ(図示せず)を介してインターネット5に接続されている。本部Aには、サーバ27、POSデータベース28及び商品データベース29が配備される。サーバ27は、販売関連情報取得部33、棚割情報生成部34及び棚割評価情報生成部35を備える。サーバ27、POSデータベース28及び商品データベース29の詳細は、図5及び図6のフローチャートで後述する。
(POSデータ処理)
図5は、棚割評価システム1においてPOSレジ10及びサーバ27により実施されるPOSデータ処理のフローチャートである。
STEP101では、POSレジ10がPOSデータを生成する。POSレジ10は、具体的には、店舗Bの顧客が買い物商品の代価を払うために、POSレジ10の所に来た時に、店員Fが各買い物商品についてそのバーコードをPOSレジ10の スキャナで 読み込むことにより、POSデータを生成する。POSデータには、各買い物商品について商品識別コード、入力日時(買い物日時)及び販売額等のデータが含まれる。
STEP102では、POSレジ10は、生成したPOSデータを、インターネット5を介してサーバ27へ送信する。この送信は、顧客から代価の入金手続が済みしだい、即座に行われる。
STEP201では、サーバ27はPOSレジ10からのPOSデータを受信する。STEP202では、サーバ27は、POSデータをPOSデータベース28に登録する。POSデータベース28には、全店舗Bからの過去所定期間分のPOSデータが蓄積されている。
STEP101,102及びSTEP201,202は、POSレジ10及びサーバ27間のひとまとまりの処理となっている。このひとまとまりの処理は、POSレジ10で買い物客が支払を済ませるごとに、繰り返し実行される。
(棚割評価処理)
図6は、棚割評価システム1において携帯端末17及びサーバ27により実施される棚割評価処理のフローチャートである。
STEP301では、携帯端末17は棚割の撮影画像(以下、「棚割画像」という)を生成する。具体的には、店舗Bの店員Fが、携帯端末17の撮影部20(例:内蔵カメラ)を操作して、商品陳列棚11を撮影すると、携帯端末17は棚割画像を生成する。携帯端末17では、所定の撮影アプリで撮影部20を作動している期間は、撮影時及び非撮影時に関係なく、撮影部20のレンズが向けられている撮影範囲の撮影画像がカラー液晶表示器の表示部22に常時、カラー表示されている。
商品陳列棚11の撮影操作は、棚割評価処理のために携帯端末17において使用されるアプリを起動した後、店員Fが携帯端末17の撮影部20を商品陳列棚11にかざすだけで携帯端末17において自動的に行われる。
図7は、商品陳列棚11の撮影画像の一例を示している。この撮影画像は、撮影部20における生成と同時に表示部22に表示され、1つの単位棚割14の全体が表示部22内に最大サイズで表示された時のものになっている。
STEP302では、携帯端末17は棚割画像をサーバ27に送信する。これに対して、STEP401では、サーバ27は携帯端末17からの棚割画像を受信する。STEP402では、棚割情報生成部34が陳列領域を割出す。
図8は棚割情報生成部34が棚割画像から割出した各陳列領域の画像部分Gxyを示している。なお、画像部分Gxyの“x”は、単位棚割14の上から数えて何番目の陳列棚の画像部分であるかを示し、“y”は、店員Fから見て左端から何番目の画像部分であるかを示すものとして、示している。
画像部分Gxyと、単位棚割14における商品16とは1:1に対応している。各画像部分Gxyが単位棚割14の棚割画像において占める位置及び面積が全体の棚割画像の中で示されている。
なお、棚割では、関係者用語として「フェース」という言葉が用いられている。「フェース」とは、棚割を正面から見たときに、同一商品が棚割において見える個数である。例えば、同一商品が棚段において横に2つ並んで陳列されているときは、フェース数は2となる。図8において、1つの画像部分Gxyは1つのフェースに対応している。
STEP403では、棚割情報生成部34は、陳列商品を同定する。棚割情報生成部34は、図8の各画像部分Gxyごとに陳列商品Hxyを同定する。具体的には、棚割情報生成部34は、各画像部分Gxyから陳列商品Hxyを特定できる1つ又は複数の要素を抽出することにより陳列商品Hxyを同定する。同定に用いる要素としては、単位棚割14の包装袋や包装箱の形状、それらの表面に印刷されている文字、図形又は写真(これら文字、図形又は写真には商標も含められる)や、メーカー名等が挙げられる。棚割情報生成部34は、抽出した1つ以上の要素を商品データベース29の蓄積データと照合し、全要素を全部か又は一定数以上含む照合商品を陳列商品Hxyとして同定する。
STEP404では、販売関連情報取得部33は、POSデータベース28から所定の販売関連情報を取得する。販売関連情報取得部33が所定の販売関連情報として何を選択するかは、店員F又は本部Aの管理者が選択可能になっている。所定の販売関連情報には、販売実績や消化日数 等 が含まれる。
ここで、販売実績は、販売関連情報取得部33がPOSデータベース28から店舗Bにおける陳列商品Hxyの所定期間(例:今月や今週)の販売数又は販売額としてPOSデータベース28のPOSデータに基づいて計算したものである。
消化日数は、 販売関連情報取得部33がPOSデータベース28のPOSデータに基づいて消化日数=現時点の在庫数÷平均販売数の式から計算したものである。消化日数は、店舗Bにおいて今ある在庫が何日でなくなるか、換言すると、店舗Bが今後何日分の在庫を持っているかの指標となる 。
STEP405では、棚割情報生成部34は、棚割情報を生成する。具体的には、棚割情報生成部34は、画像部分Gxy及び陳列商品Hxyに基づいて単位棚割14の棚割情報を生成する。棚割情報の一例は、図8の画像部分Gxyに陳列商品Hxyを紐付けたものである。
STEP406では、棚割評価情報生成部35は棚割評価情報を生成する。図9は棚割評価情報の一例を示している。図9に例示した棚割評価情報は、単位棚割14における棚割評価情報Ixyの集合から成り、2つの特徴を備える。
第1の特徴は、棚割情報(例:画像部分Gxyに陳列商品Hxyを紐付けさせた情報)に販売関連情報(例:販売実績又は消化日数)を紐付けて、商品陳列棚としての単位棚割14の棚割を陳列領域Gxyごとに販売関連情報で評価したものであることである。
図9において、「Ixy(=U(Hxy) on Gxy)」とは、表示されている画像部分Gxyに対応付けられる陳列商品Hxyについての販売関連情報U(例:販売実績又は消化日数)を画像部分Gxy上に定義したものであることを意味している。
図9に例示した棚割評価情報の第2の特徴は、撮影画像(厳密には撮影画像に含まれる棚割画像)における評価の分布状態を示すものであることである。
図9の棚割評価情報Ixyは、パラメータを販売関連情報としての所定期間の販売数にしたときのものである。ここでは、販売数を “高”、“中”及び“低”の 3つに段階分けしている。なお、段階分けの数は2以上の任意の数を適宜、選択することができる。段階分けするパラメータも、販売関連情報のパラメータであれば、販売数以外の消化日数等を選択することができる 。
図9において、販売数が“高”の段階の棚割評価情報Ixyは、右肩下がり及び左肩下がりの両方の斜線でハッチングされ、“中”の段階の棚割評価情報Ixyは、右肩下がりのみの斜線でハッチングされ、“低”の段階の棚割評価情報Ixyは、ハッチング無しになっている。棚割評価情報Ixyが後述のSTEP304において携帯端末17の表示部22に表示されているときには、販売数の段階は色分けで表示される。
図9は、また、棚割評価情報生成部35が生成した棚割評価情報が携帯端末17の表示部22に表示されるときのイメージを表現している。このイメージによれば、棚割評価情報は、単位棚割14の外枠及び棚段を示す輪郭線と、画像部分Gxyの境界線とが線として表示され、棚割評価情報Ixyの段階が棚割評価情報Ixyに対応付けられる画像部分Gxyに視覚的に識別可能に表示される。
すなわち、図9に示したイメージは、単位棚割14における棚割評価情報Ixyのマップ表示になっており、人が棚割評価情報Ixyを一瞥すれば、販売関連情報の各段階が単位棚割14においてどのように分布しているかの分布状態が即座に認識できるようになっている。
STEP407では、サーバ27は、棚割評価情報を携帯端末17に送信する。STEP303では、携帯端末17は棚割評価情報をサーバ27から受信する。
STEP304では、表示部22は、棚割評価情報を表示する。図10は、携帯端末17の表示部22に表示された棚割評価情報の一例を示している。図10の棚割評価情報は、図7の棚割画像上に、図9の棚割評価情報Ixyが半透視で重畳されたものになっている。
図10において、各棚割評価情報Ixyに対し、図9で説明したハッチングが示されているが、実際の表示では、これらのハッチング表示は色分けされた半透視の評価マップの表示となる。例えば、右肩下がり及び左肩下がりの両方の斜線でハッチングされた棚割評価情報Ixyは赤色、右肩下がりのみの斜線でハッチングされた棚割評価情報Ixyは黄色、ハッチング無しの棚割評価情報Ixyは青色で表示される。
図10における棚割評価情報Ixyのみに着目すれば、棚割評価情報Ixyは、ヒートマップと呼ばれるものになっている。すなわち、評価の高い段階(この例では、販売段階)の陳列領域ほど、赤に近づいた色(高温色)で表示され、評価の低い段階の陳列領域ほど、青に近づいた色(低温色)で表示される。この結果、店員Fは、表示部22における図10の表示を一瞥することにより、各段階の分布状態と分布段階の高低の分布状態との両方を即座に認識することができる。
前述したように、図10では、棚割評価情報Ixyは、半透明の色画像として、裏側の単位棚割14の棚割画像における対応の画像部分Gxyの上に重畳されている。したがって、店員Fは、各段階が、単位棚割14におけるどの商品16のものかを、後ろ側の画像部分Gxyにより知ることができる。
なお、図10における棚割評価情報Ixyは、半透明の色画像ではなく、非透視の色画像とすることもできる。この場合の表示部22における表示画像は、図9のものになる。この場合、店員Fは、表示部22に表示された棚割評価情報Ixyから商品16の画像としての画像部分Gxyを見ることはできないものの、棚割における各段階の分布状態を各色の分布状態から一瞥して認識することができる。
本部Aは、表示部22に表示される図10の棚割評価情報Ixyを店舗Bへの情報提供ではなく、棚替(陳列商品の変更)の指示とすることも可能である。例えば、緑の陳列領域は、棚替不要の陳列領域、赤の陳列領域は棚替要の陳列領域として指示することができる。これにより、店員Fは、棚替要の陳列領域の分布状態を一瞥して認識することができる。さらに、棚替後に赤の陳列領域に陳列する商品16は、表示部22の表示画面内に別途、テキストで表示するか、表示部22の表示画面内に切替ボタンを配備し、店員Fは該切替ボタンを表示部22の画面上でタッチすると、棚替後の棚割画像が表示されるようにすることができる。
図11は、携帯端末17の表示画面60に単位棚割14の棚割画像61と共に、各種の操作ボタンを表示した例を示している。棚割画像61は、図9の棚割評価情報Ixyの態様で表示されている。表示画面60内において、円形の操作ボタン64a〜64cと矩形の操作ボタン66a,66bとが棚割画像61の右横に表示されている。店員Fは、これら操作ボタン64a〜64c,66a,66bの1つを選択して、タッチすることにより、表示画面60の切替や、所望の指示を出すことができる。
所望の指示としては、例えば、販売関連情報で評価の基準となる情報(例:販売実績や消化日数)を切替える指示がある。さらに、陳列商品の並べ替えの作業手順を教示する複数の静止画像を順番に表示したり、動画で表示するナビゲーションモードに切替える指示を追加することもできる。
棚割について本部Aから店舗Bに種々の指示を出すために、図10の画面内の余白部分に撤去ボタンやその他のボタンを表示し、店員Fが対応のボタンにタッチすると、撤去対象陳列領域がどこか等の指示対象の陳列領域をハイライトや特定の色で表示画面60の棚割画像に表示して、撤去対象陳列領域の分布状態を一瞥で認識できるようにすることもできる。
(変形例)
図12は、図3の携帯端末17とは別の携帯端末50のブロック図である。この携帯端末50は、携帯端末17の機能と、サーバ27の機能とを合わせた機能を単独で有している。すなわち、携帯端末50は、撮影部51、表示部52、販売関連情報取得部53、棚割情報生成部54及び棚割評価情報生成部55を備えている。撮影部51及び表示部52の各機能は、図3の携帯端末17の撮影部20及び表示部22の各機能に対応している。販売関連情報取得部53、棚割情報生成部54及び棚割評価情報生成部55の各機能は、図4のサーバ27の販売関連情報取得部33、棚割情報生成部34及び棚割評価情報生成部35の各機能に対応している。
携帯端末50は、携帯端末17の機能と、サーバ27の機能とを合わせて有するので、サーバ27への棚割画像の送信やサーバ27からの棚割評価情報の受信の処理は不要になる。撮影部51が生成した棚割画像は、他へ送信されることなく自機内の販売関連情報取得部53に入力される。また、棚割評価情報生成部55が生成した棚割評価情報は、他へ送信されることなく、自機内の表示部52に表示される。
携帯端末50は、POSデータベース28及び商品データベース29を内蔵していない。したがって、携帯端末50は、POSデータベース28及び商品データベース29のデータを参照する必要があるときだけ、本部A又はその他のサイトに配備されているPOSデータベース28及び商品データベース29にインターネット5を介して接続される。
(その他の変形例)
上記の実施形態では、携帯端末17がサーバ27に送信する撮影画像(棚割画像を含む撮影画像)は静止画であり、サーバ27は静止画の撮影画像から棚割評価情報を生成している。これに対し、携帯端末17がサーバ27に動画の撮影画像を送信し、サーバ27は動画の撮影画像からほぼ瞬時に棚割評価情報を生成するようにすることも可能である。この場合、携帯端末17は、サーバ27が生成した棚割評価情報を受信して、即座に撮影部20に表示することができる。こうして、店員Fが携帯端末17の撮影部20をかざす品陳列棚11内の位置を変更するのに伴い、各時点で表示部22に表示されている棚割画像の変化に合わせて、それに重畳されて半透明の棚割評価情報Ixyの画像が動画形式で変化することになる。
また、上記の実施形態では、POSデータベース28及び商品データベース29は、本部A内に配備されている。本発明では、POSデータベース28及び商品データベース29の少なくとも一方は、本部Aとは別のサイトに配備されて、該別のサイトにおいてインターネット5に接続されていてもよい。
上記の実施形態では、販売関連情報として、評販売実績(例:販売数又は販売金額)又は消化日数が選択されている。本発明は、その他、在庫数、在庫額、発売日から当日までの日数、本部Aが撤去を指示する予定日までの残りの日数、又は商品ステータス(撤去推奨商品、お薦め商品、棚割外商品又は販促商品であるか否かや、撤去推奨等についての段階状態)等を販売関連情報として選択することもできる。
上記の実施形態における販売関連情報は、例えば、棚割画像の送信元の店舗Bの販売関連情報である。本発明の販売関連情報は、棚割画像の送信元の店舗Bを含む所定数の店舗Bの販売関連情報であったり、棚割画像の送信元以外の近隣の店舗Bの販売関連情報であったりしてもよい。
なお、陳列商品の同定や陳列領域の割出しには、画像解析やパターンマッチングにおいて深層学習を取り入れることができる。
なお、図6のフローチャートにおいて、STEP301は撮影工程に対応し、STEP404は販売関連情報取得工程に対応し、STEP405は棚割情報生成工程に対応し、STEP406は棚割評価情報生成工程に対応する。図6のフローチャートでは、撮影工程は携帯端末17で実行され、販売関連情報取得工程、棚割情報生成工程及び棚割評価情報生成工程はサーバ27で実行されることになっている。しかしながら、図12の携帯端末50では、それら全部の工程が携帯端末50が実行されることになる。
1・・・棚割評価システム、11・・・商品陳列棚、16・・・商品、17,50・・・携帯端末、20,51・・・撮影部、21,55・・・棚割評価情報取得部、22,52・・・表示部、27・・・サーバ、33,53・・・販売関連情報取得部、34,54・・・棚割情報生成部、35,55・・・棚割評価情報生成部。

Claims (7)

  1. 店舗に配置されている商品陳列棚の棚割を評価するための棚割評価システムであって、
    前記商品陳列棚を撮影するための撮影部を有している携帯端末と、該携帯端末と通信可能なサーバとを備え、
    前記サーバは、
    所定の販売関連情報を取得する販売関連情報取得部と、
    前記撮影部で撮影された前記商品陳列棚の撮影画像に基づいて、該商品陳列棚に陳列されている陳列商品の同定と、該陳列商品の陳列領域の割出しとを行い、該商品陳列棚の棚割情報を生成する棚割情報生成部と、
    前記棚割情報に所定の販売関連情報を紐付けて、前記商品陳列棚の棚割を前記陳列領域ごとに前記販売関連情報で評価したものであって、前記撮影画像における評価の分布状態を示す棚割評価情報を生成する棚割評価情報生成部とを備えていることを特徴とする棚割評価システム。
  2. 請求項1に記載の棚割評価システムにおいて、
    前記携帯端末は、前記棚割評価情報を取得する棚割評価情報取得部と、取得した前記棚割評価情報を表示する表示部とを備えていることを特徴とする棚割評価システム。
  3. 請求項2に記載の棚割評価システムにおいて、
    前記棚割評価情報は、前記陳列領域ごとに評価の段階に応じて色分けされた評価マップであり、
    前記表示部は、前記撮影部が撮影した前記商品陳列棚の画像と、該商品陳列棚に関する前記評価マップとを重畳して表示することを特徴とする棚割評価システム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の棚割評価システムにおいて、
    前記棚割評価情報は、前記陳列領域ごとの前記販売関連情報としての販売実績又は消化日数に基づいて色分けされたヒートマップであることを特徴とする棚割評価システム。
  5. 店舗に配置されている商品陳列棚を撮影するための撮影部と、
    所定の販売関連情報を取得する販売関連情報取得部と、
    前記撮影部で撮影された前記商品陳列棚の撮影画像に基づいて、該商品陳列棚に陳列されている陳列商品の同定と、該陳列商品の陳列領域の割出しとを行い、該商品陳列棚の棚割情報を生成する棚割情報生成部と、
    前記棚割情報に前記販売関連情報を紐付けて、前記商品陳列棚の棚割を前記陳列領域ごとに前記販売関連情報で評価したものであって、前記撮影画像における評価の分布状態を示す棚割評価情報を生成する棚割評価情報生成部とを備えていることを特徴とする携帯端末。
  6. 店舗に配置されている商品陳列棚に関する販売関連情報を取得する販売関連情報取得部と、
    前記商品陳列棚の撮影画像に基づいて、該商品陳列棚に陳列されている陳列商品の同定と、該陳列商品の陳列領域の割出しとを行い、該商品陳列棚の棚割情報を生成する棚割情報生成部と、
    前記棚割情報に前記販売関連情報を紐付けて、前記商品陳列棚の棚割を前記陳列領域ごとに前記販売関連情報で評価したものであって、前記撮影画像における評価の分布状態を示す棚割評価情報を生成する棚割評価情報生成部とを備えていることを特徴とするサーバ。
  7. 店舗に配置されている商品陳列棚を撮影する撮影工程と、
    前記商品陳列棚に関する販売関連情報を取得する販売関連情報取得工程と、
    前記撮影工程で撮影された前記商品陳列棚の撮影画像に基づいて、該商品陳列棚に陳列されている陳列商品の同定と、該陳列商品の陳列領域の割出しとを行い、該商品陳列棚の棚割情報を生成する棚割情報生成工程と、
    前記棚割情報に前記販売関連情報を紐付けて、前記商品陳列棚の棚割を前記陳列領域ごとに前記販売関連情報で評価したものであって、前記撮影画像における評価の分布状態を示す棚割評価情報を生成する棚割評価情報生成工程とを備えていることを特徴とする棚割評価方法。
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