JP2018151590A - 光ファイバ配線部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバの配線作業を容易にする光ファイバ配線部材を提供する。
【解決手段】光ファイバ配線部材1は、一端側から他端側に配線され、一端側および他端側において並行する複数のテープ状に被覆された複数の光ファイバ11を備え、複数の光ファイバは、一端側における複数の光ファイバの延在方向、および他端側における複数の光ファイバの延在方向のいずれからもずれた屈曲用領域31を通るものであって、屈曲用領域において被覆されていないものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバの配線に用いる光ファイバ配線部材に関する。
通信に用いられる配線部材には、複数の光ファイバ心線を被覆してテープ状にした、光ファイバテープ心線を用いたものがある(例えば、特許文献1)。
特開2006−313212
上記のような光ファイバテープ心線を複数配線する際に、信号線の入れ替えや分岐等に伴い、一旦被覆を除去する場合がある。こうした配線を予めシートにしておくことで設置作業を容易にすることができるが、設置スペースによってはこのシートをうまく設置できない場合がある。
本発明は上記事情に鑑み、光ファイバの配線作業を容易にする光ファイバ配線部材を提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明の光ファイバ配線部材は、
一端側から他端側に配線され、該一端側および該他端側において並行する複数のテープ状に被覆された複数の光ファイバを備え、
前記複数の光ファイバは、
前記一端側における前記複数の光ファイバの延在方向、および前記他端側における前記複数の光ファイバの延在方向のいずれからもずれた屈曲用領域を通るものであって、
前記屈曲用領域において被覆されていないものであることを特徴とする。
この光ファイバ配線部材によれば、屈曲用領域が曲げやすくなり、設置作業を容易に行うことができる。
ここで、上記記載の光ファイバ配線部材は、
前記屈曲用領域における前記複数の光ファイバを180°曲げた場合の光損失が0.2dB以下であることが好ましい。
この光ファイバ配線部材によれば、設置の際の光損失を抑えることができる。
また、上記記載の光ファイバ配線部材は、
前記屈曲用領域における前記複数の光ファイバの長さが、前記光ファイバの曲げ半径に円周率を乗じた長さ以上であることが好ましい。
この光ファイバ配線部材によれば、設置の際の光損失を抑えることができる。
また、上記記載の光ファイバ配線部材は、
複数のテープ状に被覆された前記複数の光ファイバの一方の面あるいは両面における被覆部材が、前記複数の光ファイバの間の溝に収められていてもよい。
この光ファイバ配線部材によれば、テープ状に被覆された部分が曲げやすくなり、設置作業を容易に行うことができる。
また、上記記載の光ファイバ配線部材は、
前記一端側における複数の光ファイバの並び順が、前記他端側における複数の光ファイバの並び順と異なるものであってもよい。
この光ファイバ配線部材によれば、一端側から他端側に至るまでに信号線を入れ替えることができる。
なお、上記記載の光ファイバ配線部材の屈曲用領域について、延在方向からずれた、との記載は、光ファイバ配線部材に外部からの曲げの力がかかっていない状態での位置関係を示すものである。
また、上記記載の光ファイバ配線部材は、屈曲用領域を曲げることで、複数のテープ状に被覆された複数の光ファイバを、一端側と他端側で重ねることができるものである。
また、上記記載の光ファイバ配線部材は、一端側と他端側における前記複数の光ファイバが、光ファイバ収納箱内におけるアダプタに対して接続することが可能なものである。
本発明によれば、光ファイバの配線作業を容易にする光ファイバ配線部材を提供することができる。
本実施形態の光ファイバ配線部材を示す図である。 図1に示す光ファイバ配線部材のA−A’線断面図である。 本実施形態の光ファイバ配線部材1の使用状況の一例を示す図である。 本実施形態の光ファイバ配線部材1を収納ケースB内に収めた様子を示す図である。 本実施形態の光ファイバ配線部材の変形例を示す図である。 本実施形態の光ファイバ配線部材の変形例を示す図である。 本実施形態の光ファイバ配線部材の変形例を示す図である。 図1における屈曲用領域31の光ファイバ11の配線を変更し、向かい合うテープの配線をクロス配線とした変形例を示す図である。 図1における屈曲用領域31の光ファイバ11の配線を変更し、異なるテープで光ファイバ11の一部が入れ替えられた配線とした変形例を示す図である。 (A)は、図2に示すテープ状の被覆を両面とも薄くした変形例であり、(B)は、図2に示すテープ状の被覆を片面だけ薄くした変形例である。 従来のシート状の光ファイバ配線部材を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の光ファイバ配線部材の実施形態について説明する。
まず、図1〜図4を用いて、本実施形態の光ファイバ配線部材の構成について説明する。図1は、本実施形態の光ファイバ配線部材1を示す平面図である。図2は、図1に示す光ファイバ配線部材のA−A’線断面図である。図3は、本実施形態の光ファイバ配線部材1の使用状況の一例を示す図である。図4は、本実施形態の光ファイバ配線部材1を収納ケース内に収めた様子を示す図である。
図1に示す、本実施形態の光ファイバ配線部材1は、図の左上の端部側(以下、一端側と称する場合がある)から右下の端部側(以下、他端側と称する場合がある)まで複数の光ファイバ11が配線されたものである。ここで、光ファイバとは、コアとクラッドで構成される光ファイバ素線の表面を樹脂で被覆したものを言う。
これら複数の光ファイバ11は両端部において被覆され、それぞれ4本のテープ状になっている。以下の説明では、光ファイバ11がテープ状に被覆されたものを単にテープと称する場合がある。なお、テープ状に被覆する際の被覆部材としては、公知のエラストマ(シリコーンゴム等)、樹脂(アクリル樹脂、ポリビニルエーテル等)が挙げられ、環境性、耐熱性、耐湿性等に優れる点から、シリコーンゴムが好ましい。
図1の光ファイバ配線部材1では、その両端部である左上および右下において、それぞれ4本のテープが並行に配線されている様子が示されている。なお以下の説明では、図1の左上の端部側における4つのテープを左から順に第一テープ21、第二テープ22、第三テープ23、第四テープ24と称する。また、図1の右下の端部側における4つのテープを右から順に第五テープ25、第六テープ26、第七テープ27、第八テープ28と称する。なお、これらのテープにおいて被覆されている光ファイバ11の数はいずれも4本である。図2には、第一テープ21の内部に光ファイバ素線41とこれを覆う樹脂被覆42が4つあり、これらがテープ被覆43によって被覆されていることが示されている。なお、この光ファイバ素線41とこれを覆う樹脂被覆42が光ファイバ11である。したがって第一テープ21は、4本の光ファイバ11をテープ被覆43によって被覆したものであると言える。なお、第一テープ21以外のテープについても同様の構成である。
第一テープ21、第二テープ22、第三テープ23、第四テープ24は、途中で90°(図1では右方向)に曲げられ、かつ交差した後、それぞれ隣り合った状態となっており、複数のテープが接触する箇所においてこれらのテープは互いに接着された状態になっている。第一テープ21、第二テープ22、第三テープ23、第四テープ24は、それぞれの端部を独立して撓ませることができるように構成されている。
一方、第五テープ25、第六テープ26、第七テープ27、第八テープ28は、途中で90°(図1では左方向)に曲げられ、それぞれ隣り合った状態となっており、複数のテープが接触する箇所においてこれらのテープは互いに接着された状態になっている。第五テープ25、第六テープ26、第七テープ27、第八テープ28は、それぞれの端部を独立して撓ませることができるように構成されている。
本実施形態の光ファイバ配線部材1では、図1に示すように両端部における複数の光ファイバ11の延在方向からずれた屈曲用領域31を通るように構成されている。図1を用いて具体的に説明すると、左上の端部における複数の光ファイバ11(第一テープ21、第二テープ22、第三テープ23、第四テープ24の内部)は、それぞれ上下方向に延在しており、屈曲用領域31はこの延長方向に対して右側にずれた位置にある。また、右下の端部における複数の光ファイバ11(第五テープ25、第六テープ26、第七テープ27、第八テープ28の内部)は上下方向に延在しており、屈曲用領域31はこの延長方向に対して左側にずれた位置にある。なお、ここでの、ずれた位置にある、とは光ファイバ配線部材1に外部からの曲げの力がかかっていない状態での位置関係を示すものであり、本実施形態の光ファイバ配線部材1では平面上に配線された状態での位置関係を示すものである。
屈曲用領域31では、複数の光ファイバ11が被覆されておらず、隣り合う光ファイバ11とは非接着の状態となっている。光ファイバが被覆されていたり、隣り合う光ファイバと接着されていたりすると、これらが光ファイバを曲げる際の障害となるが、屈曲用領域31においては複数の光ファイバ11の曲げを阻害するものがないため、容易に曲げることができる。図3には、屈曲用領域31における複数の光ファイバ11を曲げることで、左上の端部側の配線と、右下の端部側の配線を重ねた様子が示されている。なお図3では、屈曲用領域31のみが撓んだ様子が示されているが、テープの部分も撓ませることができる。このため本実施形態の光ファイバ配線部材1は、屈曲用領域31を曲げるだけでなく、テープの部分も含めて全体を撓ませることにより、収納箱内のアダプタに接続させることができるように構成されている。図4には、収納箱Bの内部に収められた光ファイバ配線部材1が示されている。この図では、光ファイバ配線部材1のテープが、収納箱B内に設けられたアダプタAに接続された様子が示されている。なお、この図では簡略化しているが、より具体的にはそれぞれのテープの先端にコネクタが取り付けられ、このコネクタをアダプタAに接続した状態となっている。
以下、本実施形態の光ファイバ配線部材1の効果について説明する。
多数の信号線を一括して扱うために、複数の光ファイバを被覆してテープにしたものが用いられている。このテープを複数扱う際には、信号線の入れ替えや分岐等に伴い、一旦被覆を除去する場合がある。こうした配線作業を容易にするため、例えば、図11の配線部材Sのように、複数の光ファイバを予め配線して一枚のシートにし、端部をテープ状に被覆したものがある。この配線部材Sによれば、テープをアダプタへ接続するだけになり、設置作業を容易にすることができる。しかし、この配線部材Sは、設置するスペースが十分でないと、シート部分が接続動作の妨げになる虞がある。また、スペースを確保するためにテープの長さを短くしてしまうとテープが動かしにくくなり、設置作業が困難になってしまう。
本実施形態の光ファイバ配線部材1は、屈曲用領域31を曲げることによって配線を重ねることができ、狭いスペースであっても有効に利用することができる。また、屈曲用領域31が光ファイバのアダプタへの挿抜方向(端部における光ファイバの延在方向)からずれた位置にあるため、挿抜の際の邪魔になりにくい。さらには、屈曲用領域31の光ファイバ11を様々な方向に撓ませられるため、両端部が動かしやすくなるだけでなく、両端部の配線の動きが互いに影響しにくくなるため、設置作業を容易に行うことができる。
なお、収納箱によっては内部のアダプタの位置が向かい合っていない場合があるが、例えば、図3の状態から、屈曲用領域31における複数の光ファイバ11を捻ることで、様々な向きのアダプタに適用させることができる。このように、接続すべきアダプタがどの方向にあるのか判らない状態であっても、屈曲用領域31を曲げるあるいは捻ることによって3次元的に可動させることができるため、狭小空間のいかなる向きのアダプタにも適用させることができる。
なお、屈曲用領域31における光ファイバ11の曲げ度合いに応じて、伝送損失が生じる虞がある。これを防止するために、例えば屈曲用領域31を曲げた場合の光損失を0.2dB以下に抑えることが好ましい。また、屈曲用領域31における光ファイバ11の長さを、この光ファイバ11の曲げ半径に円周率を乗じた長さ以上としてもよい。この長さの場合、光ファイバ11を180°曲げても光ファイバ11の曲げ半径以下にならないため、伝送損失を抑えることができる。
以下、図1に示す光ファイバ配線部材1の変形例について説明する。
図1に示す光ファイバ配線部材1は、図3のように使用した際、向かい合うテープの配線がストレート配線になるように構成されている。具体的には、第一テープ21と第五テープ25、第二テープ22と第六テープ26、第三テープ23と第七テープ27、第四テープ24と第八テープ28、がそれぞれストレート配線になっている。ここで、両端部から屈曲用領域31に至るまでの配線については、図1の構成に限らず他の構成を採用してもよい。これについて以下、図5、図6、図7の変形例を用いて説明する。なお、これらの変形例は、いずれも向かい合うテープの配線がストレート配線になるように構成されている点については図1の光ファイバ配線部材1と同じである。
まず、図5の変形例では、図1の構成と異なり、第一テープ21と第二テープ22が交差せず、第三テープ23と第四テープ24が交差せず、第五テープ25と第六テープ26が交差し、第七テープ27と第八テープ28が交差している構成を採用してる。また、図6の変形例では、図1の構成と異なり、いずれのテープも交差していない構成を採用しており、屈曲用領域31の配線についても図1とは異なる配線を採用している。また、図7の変形例では、両方の端部が同じ方向(図では上)になるように配線されているが、この場合、屈曲用領域31の配線を捻って右側の端部の向きを変えれば、図6の変形例と同様の構成になる。いずれの構成も、両端部における光ファイバの延在方向からずれた位置に屈曲用領域31が配置されているため、図1に示す光ファイバ配線部材1と同じ効果を奏する。
以上の変形例のように、光ファイバ配線部材1における複数の光ファイバ11の配線を要求される配線に合わせる際には、屈曲用領域31に至る配線と、屈曲用領域31における光ファイバ11の配線を決めればよく、それぞれの配線が限定されるものではない。例えば、屈曲用領域31に至る配線が決められている場合には、屈曲用領域31における光ファイバ11の配線によって、様々な配線パターンを実現することができる。具体的には、向かい合うテープの配線をクロス配線とすることもできるし、異なるテープで光ファイバ11の一部が入れ替えられた配線とすることもできる。なお、この際に新たな配線区間を設ける必要はない。図8には、図1における屈曲用領域31の光ファイバ11の配線を変更し、向かい合うテープの配線をクロス配線とした変形例が示されている。また、図9には、図1における屈曲用領域31の光ファイバ11の配線を変更し、異なるテープ同士で光ファイバ11の一部が入れ替えられた配線とした変形例が示されている。図9の例では、第一テープ21の光ファイバ11のうちの一本が第六テープ26の光ファイバ11のうちの一本となっており、第二テープ22の光ファイバ11のうちの一本が第八テープ28の光ファイバ11のうちの一本となっており、第四テープ24の光ファイバ11のうちの一本が第五テープ25の光ファイバ11のうちの一本となっている。
図1の光ファイバ配線部材1では、屈曲用領域31が中央に設けられた例について説明したが、これ以外に光ファイバ11が被覆されていない箇所があってもよい。少なくとも、両端部における光ファイバの延在方向からずれた位置に、光ファイバ11が被覆されていない領域を屈曲用領域31として設けた構成であればよい。
また、図1の光ファイバ配線部材1では、両端のテープの数が同じ構成について説明したが、例えば、図1の左上の端部側のテープの数を2つにし、それぞれ8本の光ファイバ11を包含する構成のように、両端のテープの数が異なる構成であってもよい。
また、図1の光ファイバ配線部材1では、テープに含まれる光ファイバの数が4本である構成について説明したが、例えば、2本、8本といったように、その数が制限されれるものではない。また、テープそれぞれに含まれる光ファイバの数は同じである必要はなく、異なっていてもよい。
図1の光ファイバ配線部材1では、両端部から屈曲用領域31に至るまでに配線を90°曲げた構成を採用している。両端部における光ファイバ11の延在方向からずれた位置に、光ファイバ11が被覆されていない領域を設けるにあたっては、両端部から屈曲用領域31に至るまでの間に曲げが必要になるが、この曲げの角度や回数については図1の光ファイバ配線部材1の構成に限定されるものではない。
図1の光ファイバ配線部材1では、図2に示すようにテープ状の被覆によって光ファイバ11の周囲がほぼ均一に覆われた構成を採用しているが、テープ状に被覆するにあたってはこの構成に限定されるものではない。以下、この点について図10を用いて説明する。図10(A)は、図2に示すテープ状の被覆を両面とも薄くした変形例であり、図10(B)は、図2に示すテープ状の被覆を片面だけ薄くした変形例である。
図10(A)の例では、テープの両面における被覆部材が光ファイバ11の間の溝(断面図上では光ファイバを並べたことによって形成される凹みの部分)に収められた構成を採用しており、これにより図2と比較してテープの厚さが薄くなっている。この構成では、テープの表面側、裏面側のいずれの側にもテープを撓ませやすくなり、配線作業を容易にすることができる。
また、図10(B)の例では、テープの一方の面における被覆部材が光ファイバ11の間の溝に収められた構成を採用しており、この場合も図10(A)よりは厚いものの、図2と比較してテープの厚さが薄くなっている。この構成では、被覆部材が薄い方の面側にテープを撓ませやすくなり、配線作業を容易にすることができるとともに、図10(A)に示す構成よりも捻りに対する応力を高めることができる。
なお、被覆部材が光ファイバの間の溝に収められた構成を採用するにあたっては、被覆された複数の光ファイバがテープ状になっているのであれば、図10に示すように光ファイバの間の溝のすべてを被覆部材で満たして平坦な面にする必要はない。例えば光ファイバの間の溝の一部に被覆部材が充填された状態されている場合であってもよく、この場合テープの面は波打った状態になる。なお、これらの構成を採用する場合、テープの面に光ファイバが接した状態としてもよいし、テープの面から光ファイバの一部が露出した状態としてもよい。
図1の光ファイバ配線部材1では、屈曲用領域31において光ファイバ11がテープ状の被覆がされていない構成について説明したが、この光ファイバ11が光ファイバ素線であってもよい。
1 光ファイバ配線部材
11 光ファイバ
21 第一テープ
22 第二テープ
23 第三テープ
24 第四テープ
25 第五テープ
26 第六テープ
27 第七テープ
28 第八テープ
31 屈曲用領域
43 テープ被覆

Claims (5)

  1. 一端側から他端側に配線され、該一端側および該他端側において並行する複数のテープ状に被覆された複数の光ファイバを備え、
    前記複数の光ファイバは、
    前記一端側における前記複数の光ファイバの延在方向、および前記他端側における前記複数の光ファイバの延在方向のいずれからもずれた屈曲用領域を通るものであって、
    前記屈曲用領域において被覆されていないものであることを特徴とする光ファイバ配線部材。
  2. 請求項1記載の光ファイバ配線部材であって、
    前記屈曲用領域における前記複数の光ファイバを180°曲げた場合の光損失が0.2dB以下であることを特徴とする光ファイバ配線部材。
  3. 請求項1記載の光ファイバ配線部材であって、
    前記屈曲用領域における前記複数の光ファイバの長さは、前記光ファイバの曲げ半径に円周率を乗じた長さ以上であることを特徴とする光ファイバ配線部材。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の光ファイバ配線部材であって、
    複数のテープ状に被覆された前記複数の光ファイバの一方の面あるいは両面における被覆部材が、前記複数の光ファイバの間の溝に収められていることを特徴とする光ファイバ配線部材。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の光ファイバ配線部材であって、
    前記一端側における複数の光ファイバの並び順が、前記他端側における複数の光ファイバの並び順と異なるものであることを特徴とする光ファイバ配線部材。
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