JP2018150902A - 容量可変型斜板式圧縮機 - Google Patents

容量可変型斜板式圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2018150902A
JP2018150902A JP2017048753A JP2017048753A JP2018150902A JP 2018150902 A JP2018150902 A JP 2018150902A JP 2017048753 A JP2017048753 A JP 2017048753A JP 2017048753 A JP2017048753 A JP 2017048753A JP 2018150902 A JP2018150902 A JP 2018150902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swash plate
drive shaft
chamber
cylinder bore
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017048753A
Other languages
English (en)
Inventor
幸司 川村
Koji Kawamura
幸司 川村
和也 本田
Kazuya Honda
和也 本田
佑介 山▲崎▼
Yusuke Yamazaki
佑介 山▲崎▼
圭 西井
Kei Nishii
圭 西井
隆容 鈴木
Takayasu Suzuki
隆容 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2017048753A priority Critical patent/JP2018150902A/ja
Publication of JP2018150902A publication Critical patent/JP2018150902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

【課題】大型化を抑制できるとともに作動効率の低下を抑制でき、かつ、吐出容量を好適に減少可能な容量可変型斜板式圧縮機を提供する。【解決手段】本発明の圧縮機では、ハウジング1に第1収容室21cが形成されている。リンク部材としてのラグアーム49は、第1、2駆動軸連結部49b、49cと、斜板連結部49eと、ウェイト部49fとを有している。第1、2駆動軸連結部49b、49cは、駆動軸心Oに重なるとともに駆動軸心Oと交差する方向に延びる第1連結ピン47a周りで揺動可能に駆動軸3と連結されている。また、斜板連結部49eは、第1、2駆動軸連結部49b、49cよりも駆動軸3の径外方向に位置して斜板5と連結されている。そして、ウェイト部49fは、駆動軸心Oを挟んで斜板連結部49eの反対側に位置して駆動軸3の外周面300よりも駆動軸3の径外方向延びており、第1収容室21c内に収容されている。【選択図】図5

Description

本発明は容量可変型斜板式圧縮機に関する。
特許文献1に従来の容量可変型斜板式圧縮機(以下、圧縮機という。)が開示されている。この圧縮機は、ハウジングと、駆動軸と、斜板と、リンク機構と、複数のピストンとを備えている。ハウジングには、斜板室及び複数のシリンダボアが形成されている。より具体的には、各シリンダボアは、斜板の一面側に設けられた第1シリンダボアと、斜板の他面側に設けられた第2シリンダボアとからなる。
駆動軸はハウジングに回転可能に支承されている。斜板には挿通孔が貫設されている。斜板は、挿通孔に駆動軸が挿通されることにより駆動軸に取り付けられ、斜板室内で駆動軸とともに回転可能となっている。リンク機構は、駆動軸と斜板との間に配置されており、斜板の傾斜角度の変更を許容する。ここで、傾斜角度とは、駆動軸の駆動軸心に直交する方向に対して斜板がなす角度である。
リンク機構は、駆動軸と斜板とに連結されるリンク部材を有している。具体的には、リンク部材は、駆動軸連結部と、斜板連結部と、ウェイト部とを有している。駆動軸連結部は、リンク部材において斜板の一面側となる端部に位置している。駆動軸連結部は、駆動軸心よりも駆動軸の径外方向に離れた位置で、連結ピンによって駆動軸と連結されている。これにより、リンク部材は、駆動軸とともに回転可能となっているとともに、駆動軸に対して連結ピン周りで揺動可能となっている。斜板連結部は、斜板の挿通孔内に位置しており、挿通孔の内周面と当接することで斜板と連結している。ウェイト部は、リンク部材において斜板の他面側となる端部、すなわち、駆動軸心方向で駆動軸連結部とは反対側に位置している。
各ピストンは、各シリンダボアにそれぞれ収納されており、斜板の回転によって傾斜角度に応じたストロークでシリンダボア内を往復動可能となっている。より具体的には、各ピストンは、第1頭部と第2頭部とを有している。第1頭部は、第1シリンダボアに第1圧縮室を区画するとともに第1シリンダボアを上死点位置と下死点位置との間で往復動する。第2頭部は、第2シリンダボアに第2圧縮室を区画するとともに第2シリンダボアを上死点位置と下死点位置との間で往復動する。
この圧縮機では、リンク機構が斜板の傾斜角度の変更を許容することにより、駆動軸の1回転当たりの吐出容量を変更可能である。また、この圧縮機では、駆動軸とともにリンク部材が回転することにより、ウェイト部に遠心力が生じる。そして、この遠心力が斜板に付与されることで、傾斜角度が減少するように斜板を付勢することができる。このため、この圧縮機では、斜板が傾斜角度を減少させる方向に変位し易くなっている。
ここで、この圧縮機では、斜板の傾斜角度が増大する際には、リンク部材が駆動軸に対して連結ピン周りで揺動し、ウェイト部が駆動軸に近づく状態となる。一方、斜板の傾斜角度が減少する際には、リンク部材は、斜板の傾斜角度が増大する場合とは反対方向で揺動し、ウェイト部が駆動軸から遠ざかって各ピストンに近づく状態となる。
特開2014−194178号公報
上記従来の圧縮機では、斜板の傾斜角度が減少する際、ウェイト部が各ピストンに近づくため、ウェイト部と各ピストンとが干渉することが懸念される。より具体的には、この圧縮機では、ウェイト部と、下死点位置にある第2頭部との干渉が懸念される。
そこで、例えば、リンク部材と各ピストンとを圧縮機の径方向に遠ざけて配置することによって、ウェイト部と各ピストンとの干渉を防止することが考えられる。しかしながら、この場合には、斜板室を径方向に大型化して、リンク部材と各ピストンとを配置するためのスペースを確保する必要があることから、圧縮機が径方向に大型化してしまう。
また、第2頭部の軸長を短くし、下死点位置にある際の第2頭部とウェイト部との間にスペースを確保することで、ウェイト部と各ピストンとの干渉を防止することも考えられる。しかしながら、この場合には、第2頭部の軸長が短くなることで第2頭部が第2圧縮室を十分に封止できず、第2圧縮室から冷媒の漏れが生じ易くなることから、圧縮機の作動効率の低下を招くことになる。
さらに、ウェイト部を小型化することによって、ウェイト部と各ピストンとの干渉を防止することも考えられる。しかしながら、この場合には、ウェイト部に作用する遠心力が小さくなり、傾斜角度が減少するように斜板を好適に付勢することができなくなる。このため、斜板が傾斜角度を減少し難くなる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、大型化を抑制できるとともに作動効率の低下を抑制でき、かつ、吐出容量を好適に減少可能な容量可変型斜板式圧縮機を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の容量可変型斜板式圧縮機は、斜板室及び複数のシリンダボアが形成されたハウジングと、前記ハウジングに回転可能に支承された駆動軸と、前記斜板室内に配置されて前記駆動軸とともに回転される斜板と、前記駆動軸と前記斜板とに連結されるリンク部材を有し、前記駆動軸の駆動軸心に直交する方向に対する前記斜板の傾斜角度の変更を許容するリンク機構と、前記各シリンダボアに収納され、前記斜板の回転によって前記傾斜角度に応じたストロークで往復動するピストンとを備え、
前記各シリンダボアは、前記斜板の一面側に形成された第1シリンダボアと、前記斜板の他面側に形成された第2シリンダボアとからなり、
前記各ピストンは、前記第1シリンダボアに第1圧縮室を区画するとともに前記第1シリンダボアを上死点位置と下死点位置との間で往復動する第1頭部と、前記第2シリンダボアに第2圧縮室を区画するとともに前記第2シリンダボアを上死点位置と下死点位置との間で往復動する第2頭部とを有する容量可変型斜板式圧縮機であって、
前記ハウジングには、前記第1シリンダボア及び前記第2シリンダボアよりも前記駆動軸心側に位置し、前記リンク部材の一部を収容可能な収容室が形成され、
前記リンク部材は、前記駆動軸心と交差する方向に延び、前記駆動軸心に重なる連結ピン周りで揺動可能に前記駆動軸と連結される駆動軸連結部と、
前記駆動軸連結部よりも前記駆動軸の径外方向に位置して前記斜板と連結される斜板連結部と、
前記駆動軸心を挟んで前記斜板連結部の反対側に位置して前記駆動軸の外周面よりも前記駆動軸の前記径外方向に延び、前記収容室内に収容されるウェイト部とを有していることを特徴とする。
本発明の容量可変型斜板式圧縮機においても、リンク部材がウェイト部を有しているため、リンク部材の回転でウェイト部に生じた遠心力によって、傾斜角度が減少するように斜板を付勢可能である。ここで、この圧縮機では、ウェイト部が収容室内に収容されるため、斜板が傾斜角度を変更する際、ウェイト部と各ピストンとの干渉が生じない。
このため、リンク部材と各ピストンとを径方向に遠ざけて配置可能となるように斜板室を大型化する必要がない。また、第1頭部や第2頭部の軸長を短くする必要もないため、第1頭部によって第1圧縮室を好適に封止できるとともに、第2頭部によって第2圧縮室を好適に封止できる。さらに、ウェイト部を小型化する必要もないため、ウェイト部に生じる遠心力によって、傾斜角度が減少するように斜板を好適に付勢することができる。
したがって、本発明の容量可変型斜板式圧縮機によれば、大型化を抑制できるとともに作動効率の低下を抑制でき、かつ、吐出容量を好適に減少可能である。
リンク部材は、内部に駆動軸を挿通可能な環状に形成されていることが好ましい。この場合には、例えばリンク部材が切欠かれることによって、リンク部材がU字形状等をなしている場合に比べて、剛性を高くすることができる。このため、圧縮機の作動時にリンク部材が駆動軸や斜板によって抉られ難くなる。これにより、斜板が傾斜角度を変更し易くなるため、吐出容量を好適に変更することが可能となる。
本発明の圧縮機は、斜板を挟んで収容室の反対側に配置されるアクチュエータと、アクチュエータを制御する制御機構とをさらに備え得る。そして、アクチュエータは、斜板室内で駆動軸と一体回転可能に設けられた区画体と、斜板室内で駆動軸と一体回転可能であり、かつ区画体に対して駆動軸心方向に移動して傾斜角度を変更する移動体とを有していることが好ましい。この場合には、制御機構が斜板室の圧力を制御することで斜板の傾斜角度を変更する構成に比べて、素早く斜板の傾斜角度を変更することが可能となる。これにより、圧縮機の制御性を高くすることができる。
本発明の容量可変型斜板式圧縮機によれば、大型化を抑制できるとともに作動効率の低下を抑制でき、かつ、吐出容量を好適に減少可能である。
図1は、実施例の圧縮機において、傾斜角度が最小の状態を示す断面図である。 図2は、実施例の圧縮機において、傾斜角度が最大の状態を示す断面図である。 図3は、実施例の圧縮機に係り、制御機構を示す模式図である。 図4は、実施例の圧縮機に係り、リンク部材等を示す斜板側から見た模式正面図である。 図5は、実施例の圧縮機に係り、リンク部材等を示す要部拡大断面図である。 図6は、実施例の圧縮機に係り、アクチュエータの移動体を示す斜視図である。 図7は、実施例の圧縮機に係り、図5におけるZ方向から斜板等を見た斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。この圧縮機は、車両に搭載されており、車両用空調装置の冷凍回路を構成している。
図1及び図2に示すように、実施例の圧縮機は、ハウジング1と、駆動軸3と、斜板5と、リンク機構7と、複数のピストン9と、複数対のシュー11a、11bと、アクチュエータ13とを備えている。また、この圧縮機は、図3に示す制御機構15を備えている。
図1及び図2に示すように、ハウジング1は、フロントハウジング17と、リヤハウジング19と、第1シリンダブロック21と、第2シリンダブロック23と、第1弁形成プレート39と、第2弁形成プレート41とを有している。本実施例では、フロントハウジング17が位置する側を圧縮機の前方側とし、リヤハウジング19が位置する側を圧縮機の後方側として、圧縮機の前後方向を規定している。また、図1及び図2の紙面の上方を圧縮機の上方側とし、紙面の下方を圧縮機の下方側として、圧縮機の上下方向を規定している。そして、図4以降では、図1及び図2に対応させて前後方向及び上下方向を表示する。なお、実施例における前後方向等は一例であり、本発明の圧縮機は、搭載される車両等に対応して、その姿勢が適宜変更される。
フロントハウジング17には、前方に向かって突出するボス17aが形成されている。ボス17a内には軸封装置25が設けられている。また、フロントハウジング17内には、第1吸入室27a及び第1吐出室29aが形成されている。第1吸入室27aはフロントハウジング17の中心側に位置している。第1吐出室29aは環状に形成されており、第1吸入室27aの外周側に位置している。
リヤハウジング19には、上記の制御機構15の一部が設けられている。また、リヤハウジング19には、第2吸入室27b、第2吐出室29b及び圧力調整室31が形成されている。圧力調整室31は、リヤハウジング19の中心側に位置している。第2吸入室27bは環状に形成されており、圧力調整室31の外周側に位置している。第2吐出室29bも環状に形成されており、第2吸入室27bの外周側に位置している。上記の第1吐出室29aと第2吐出室29bとは、図示しない吐出通路を通じて互いに連通している。また、吐出通路は図示しない吐出ポートに接続している。
第1シリンダブロック21は、フロントハウジング17と第2シリンダブロック23との間に設けられている。第1シリンダブロック21には、駆動軸3の駆動軸心O方向に延びる複数個の第1シリンダボア21aが形成されている。各第1シリンダボア21aは、それぞれ周方向に等角度間隔で配置されている。
また、第1シリンダブロック21には、駆動軸3を挿通させる第1軸孔21bが形成されている。第1軸孔21bは前後方向に延びており、第1シリンダブロック21の前端面に開口している。第1軸孔21b内には第1滑り軸受22aが設けられている。また、第1シリンダブロック21には、第1シリンダブロック21の後端面から前端面まで延びる第1連絡路37aが形成されている。
さらに、第1シリンダブロック21には、第1収容室21cが形成されている。第1収容室21cは、第1シリンダブロック21において、各第1シリンダボア21aが形成された位置よりも第1シリンダブロック21の中心側、すなわち、各第1シリンダボア21aよりも駆動軸3の駆動軸心O側に位置している。第1収容室21aは、本発明における「収容室」の一例である。第1収容室21aは、第1軸孔21bと同軸であって、第1軸孔21bよりも大径をなす略円筒状に形成されており、第1シリンダブロック21の後端面から前方に向かって延びている。これにより、第1収容室21aは、第1軸孔21bに圧縮機の後方側から連通している。第1収容室21c内の前方側には、第1スラスト軸受35aが設けられている。
第2シリンダブロック23は、第1シリンダブロック21とリヤハウジング19との間に設けられている。第2シリンダブロック23は、第1シリンダブロック21に接合されることにより、第1シリンダブロック21との間に斜板室33を形成している。斜板室33は第1収容室21cと連通している。また、斜板室33は第1連絡路37aと連通している。
第2シリンダブロック23には、駆動軸3の駆動軸心O方向に延びる複数個の第2シリンダボア23aが形成されている。各第2シリンダボア23aは、各第1シリンダボア21aと同様、周方向に等角度間隔でそれぞれ配置されており、各第1シリンダボア21aと同軸かつ前後で対になっている。また、各第1シリンダボア21aと各第2シリンダボア23aとは同径に形成されている。
また、第2シリンダブロック23には、駆動軸3を挿通させる第2軸孔23bが形成されている。第2軸孔23bは前後方向に延びており、第2シリンダブロック23の後端面に開口している。第2軸孔23b内には第2滑り軸受22bが設けられている。また、第2シリンダブロック23には、第2シリンダブロック23の後端面から前端面まで延びる第2連絡路37bが形成されている。
さらに、第2シリンダブロック23には、第2収容室23cが形成されている。第2収容室23cは、第2シリンダブロック23において、各第2シリンダボア23aが形成された位置よりも第2シリンダブロック23の中心側、すなわち、各第2シリンダボア23aよりも駆動軸3の駆動軸心O側に位置している。第2収容室23aは、第2軸孔23bと同軸であって、第1軸孔23bよりも大径をなす略円筒状に形成されている。また、第2収容室23aは、第1収容室21cと前後方向で対称の形状であり、第1収容室21cと同軸をなしている。第2収容室23aは、第2シリンダブロック23の前端面から後方に向かって延びており、第2軸孔23bに圧縮機の前方側から連通している。第1収容室21cと同様、第2収容室23cも斜板室33と連通している。そして、第2収容室23c内の後方側には、第2スラスト軸受35bが設けられている。
また、第2シリンダブロック23には、吸入ポート330が形成されている。これにより、斜板室33は、吸入ポート330を介して管路を構成する図示しない蒸発器と接続している。
第1弁形成プレート39は、フロントハウジング17の後端面と第1シリンダブロック21の前端面との間に設けられている。この第1弁形成プレート39を介して、フロントハウジング17と第1シリンダブロック21とが接合されている。
第1弁形成プレート39には、第1シリンダボア21aと同数の第1吸入孔390a及び第1吐出孔390bが形成されている。また、第1弁形成プレート39には、第1吸入連通孔390cが形成されている。各第1シリンダボア21aは、各第1吸入孔390aを通じて第1吸入室27aと連通する。また、各第1シリンダボア21aは、各第1吐出孔390bを通じて第1吐出室29aと連通する。そして、第1吸入連通孔390cを通じて、第1吸入室27aと第1連絡路37aとが連通する。
第2弁形成プレート41は、リヤハウジング19の前端面と第2シリンダブロック23の後端面との間に設けられている。この第2弁形成プレート41を介して、リヤハウジング19と第1シリンダブロック23とが接合されている。
第2弁形成プレート41には、第2シリンダボア23aと同数の第2吸入孔410a及び第2吐出孔410bが形成されている。また、第2弁形成プレート41には、第2吸入連通孔410cが形成されている。各第2シリンダボア23aは、各第2吸入孔410aを通じて第2吸入室27bと連通する。また、各第2シリンダボア23aは、各第2吐出孔410bを通じて第2吐出室29bと連通する。そして、第2吸入連通孔410cを通じて、第2吸入室27bと第2連絡路37bとが連通する。
図示を省略するものの、第1弁形成プレート39には、弾性変形により各第1吸入孔390aを開閉可能な吸入リード弁と、弾性変形により各第2吐出孔390bを開閉可能な吐出リード弁と、吐出リード弁の最大開度を規制するリテーナプレートとが設けられている。第2弁形成プレート41についても同様である。また、第1シリンダブロック21及び第2シリンダブロック23には、各吸入リード弁の最大開度を規制するリテーナ溝がそれぞれ設けられている。
第1、2連絡路37a、37b及び第1、2吸入連通孔390c、410cにより、第1、2吸入室27a、27bと斜板室33とが互いに連通している。このため、第1、2吸入室27a、27b内と斜板室33内とは、圧力がほぼ等しくなっている。そして、斜板室33には、吸入ポート330を通じて蒸発器を経た低圧の冷媒ガスが流入することから、斜板室33内及び第1、2吸入室27a、27b内は、第1、2吐出室29a、29b内よりも低圧である。
駆動軸3は、駆動軸本体30と第1支持部材43aと第2支持部材43bとで構成されている。また、駆動軸3の前端には、ねじ部3aが形成されている。このねじ部3aを介して駆動軸3は、図示しないプーリ又は電磁クラッチと連結されている。
駆動軸本体30は、軸方向でハウジング1の前方側から後方側に向かって延びている。駆動軸本体30は、第1径部30aと、第2径部30bと、第3径部30cと、第4径部30dとを有している。また、駆動軸本体30には、軸路3b及び径路3cが形成されている。これらの軸路3b及び径路3cの詳細は後述する。
第1径部30aは駆動軸本体30における前後方向の略中央に位置している。第1径部30aには、案内面71が形成されている。案内面71は、駆動軸本体30の外周面300から駆動軸心O側に向かって湾曲しつつ凹む形状をなしている。
また、図4に示すように、第1径部30aには、第1ピン孔301が形成されている。第1ピン孔301は、第1径部30a、ひいては駆動軸本体30の径方向に直線状に延びており、駆動軸心Oを通りつつ、駆動軸本体30の外周面300まで延びている。
図1及び図2に示すように、第2径部30bは、第1径部30aの後端と連続している。第2径部30bは、第1径部30aよりも小径となっている。第3径部30cは、駆動軸本体30における前方側に位置しており、第1径部30aの前端と連続している。第3径部30cは、第2径部30bよりも小径となっている。第4径部30dは、駆動軸本体30における後方側に位置しており、第2径部30bの後端と連続している。第4径部30dは、第3径部30cと同径となっている。
第1支持部材43aは、駆動軸3の駆動軸心Oを中心軸とする円筒状に形成されている。第1支持部材43aは、駆動軸本体30の第3径部30cに圧入されている。第1支持部材43aの後端には、径方向の外側に突出する第1フランジ430が形成されている。
第2支持部材43bも、駆動軸3の駆動軸心Oを中心軸とする円筒状に形成されている。第2支持部材43bは、駆動軸本体30の第4径部30dに圧入されている。第2支持部材43bの前端には、径方向の外側に突出する第2フランジ431が形成されている。また、第2支持部材43bにおいて第2フランジ431よりも後方側には、第1シールリング46a及び第2シールリング46bが設けられている。
駆動軸3は、ハウジング1内において、軸封装置25内及び第1、2軸孔21b、23b内に挿通されている。これにより、第1支持部材43aは第1軸孔21bに支承されており、第2支持部材43bは第2軸孔23bに支承されている。また、第1支持部材43aでは、第1フランジ430が第1収容室21cの前壁との間で第1スラスト軸受35aを挟持する。そして、第2支持部材43bでは、第2フランジ431が第2収容室23cの後壁との間で第2スラスト軸受35bを挟持する。こうして、駆動軸3はハウジング1に支承されており、圧縮機の前後方向と平行な駆動軸心O周りで回転可能となっている。また、駆動軸3がハウジング1に支承されることにより、軸封装置25は、駆動軸3を挿通した状態でフロントハウジング17の外部と第1吸入室27aとの間を封止する。さらに、第1、2シールリング46a、46bは、第2収容室23cと圧力調整室31との間、ひいては、斜板室33と圧力調整室31との間を封止する。
また、図5に示すように、駆動軸3には、上記の斜板5、リンク機構7及びアクチュエータ13が設けられている。これにより、斜板5、リンク機構7及びアクチュエータ13は、斜板室33内に配置されている。
斜板5は環状の平板形状をなしており、前面5aと後面5bとを有している。前面5aが本発明における「一面」に相当しており、後面5bが本発明における「他面」に相当している。前面5aは、斜板室33内において圧縮機の前方側、つまり、フロントハウジング17側に面している。後面5bは、斜板室33内において圧縮機の後方側、つまり、リヤハウジング19側に面している。斜板5の前面5aと第1フランジ430との間には、図示しない復帰ばねが設けられている。
斜板5は、リングプレート45を有している。リングプレート45は、斜板5と固定されており、斜板5の内周側に位置している。リングプレート45には挿通孔45aが形成されている他、図7に示す被牽引部150が形成されている。また、図5に示すように、リングプレート45には、摺動ピン73と接続ピン75とが固定されている。摺動ピン73及び接続ピン75は、駆動軸心Oに直交する方向に延びている。摺動ピン73及び接続ピン75は、リングプレート45の後方側に配置されている。より具体的には、摺動ピン73は、リングプレート45の後方側において、駆動軸心Oを基準として、リングプレート45の径方向の一端側に配置されている。そして、図7に示すように、接続ピン75は被牽引部150に固定されている。これにより、接続ピン75は、図5に示すように、駆動軸心Oを基準として、摺動ピン73の反対側、つまり、リングプレート45の径方向の他端側に位置している。
斜板5は、斜板室33内において挿通孔45aに駆動軸本体30が挿通されることにより、駆動軸3に取り付けられている。また、このように、挿通孔45aに駆動軸本体30が挿通されることにより、摺動ピン73は、駆動軸本体30の外周面300に当接し、案内面71を摺動可能となっている。一方、接続ピン75は、第1径部30aを挟んで摺動ピン73の反対側に位置している。
リンク機構7は、ラグアーム49を有している。ラグアーム49は、本発明における「リンク部材」の一例である。ラグアーム49は金属製であり、内部に駆動軸本体30を挿通可能な環状に形成されている。より具体的には、図4及び図5に示すように、ラグアーム49は、本体部49aと、第1駆動軸連結部49bと、第2駆動軸連結部49cと、接続部49dと、斜板連結部49eと、ウェイト部49fとを有している。第1駆動軸連結部49b及び第2駆動軸連結部49cは、本発明における「駆動軸連結部」の一例である。
図4に示すように、本体部49aは、駆動軸本体30の第1径部30aよりも大径をなす円環状に形成されており、中央に貫通孔490が設けられている。貫通孔490は、第1径部30aを挿通可能となっている。
第1駆動軸連結部49b及び第2駆動軸連結部49cは、本体部49aに一体で形成されており、本体部49aの略中央に位置している。第1駆動軸連結部49bと、第2駆動軸連結部49cとは、貫通孔490を挟んで対向して配置されており、それぞれ貫通孔490内に突出する形状となっている。第1駆動軸連結部49bには、本体部49aの外周面491まで直線状に延びる第2ピン孔492が形成されている。第2駆動軸連結部49cには、本体部49aの外周面491まで直線状に延びる第3ピン孔493が形成されている。第2ピン孔492と第3ピン孔493とは、同径かつ同軸に形成されている。また、第2ピン孔492及び第3ピン孔493と、上記の第1ピン孔301とは同径となっている。
図5に示すように、接続部49dは、駆動軸心Oを基準として、本体部49aの径方向の一端側に位置している。接続部49dは、貫通孔490よりも外側で本体部49aと一体をなしつつ、本体部49aから後方に向かって延びている。
斜板連結部49eは、接続部49dの後端と一体をなしている。つまり、本体部49aと斜板連結部49eとは、接続部49dを通じて一体をなしている。こうして、斜板連結部49eは、駆動軸心Oを基準として、本体部49aの径方向の一端側、すなわち、ラグアーム49の径方向の一端側に配置されている。図5に示すように、斜板連結部49eは、接続部49dよりも肉厚をなす略矩形状に形成されている。これにより、図4に示すように、斜板連結部49eは、本体部49aの外周面491よりも外側、つまり、ラグアーム49の径方向の一端側に突出する形状となっている。また、斜板連結部49eには、第4ピン孔494が形成されている。第2〜4ピン孔492〜494は、互いに平行に延びている。
ウェイト部49fは、本体部49aに一体で形成されている。ウェイト部49fは、ラグアーム49において、駆動軸心Oを挟んで斜板連結部49eの反対側、つまり、駆動軸心Oを基準として、ラグアーム49の径方向の他端側となる位置に配置されている。ここで、ウェイト部49fが本体部49aに一体となっていることから、ラグアーム49では、本体部49aのうち、駆動軸心Oを基準に斜板連結部49eの反対側となる部分であって、第1、2駆動軸連結部49b、49cを除いた全ての部分がウェイト部49fとなっている。
第1駆動軸連結部49b及び第2駆動軸連結部49bと、第1径部30aとは、駆動軸心Oと直交する方向に延びる第1連結ピン47aによって連結されている。第1連結ピン47aは本発明における「連結ピン」の一例である。具体的には、貫通孔490内に第1径部30aを挿通し、かつ、第1ピン孔301と第2、3ピン孔492、493を整合させた状態で、第1〜3ピン孔301、492、493に第1連結ピン47aが挿通されている。こうして、第1駆動軸連結部49b及び第2駆動軸連結部49c、ひいては、ラグアーム49は、第1連結ピン47aの軸心を第1揺動軸心M1として、駆動軸3に対して第1揺動軸心M1周りで揺動可能となっている。
ここで、上記のように、第1ピン孔301が駆動軸心Oを通る直線状に形成されており、第1連結ピン47aは、駆動軸心Oと直交する方向に延びている。つまり、第1連結ピン47aは、駆動軸心Oと交差するように駆動軸本体30の第1径部30aに配置される。このため、第1〜3ピン孔301、492、493に第1連結ピン47aが挿通されることにより、第1連結ピン47aは、駆動軸心Oに重なる状態となっている。より詳細には、この圧縮機では、第1連結ピン47aの軸心である第1揺動軸心M1と、駆動軸心Oとが直交する状態となっている。なお、第1連結ピン47aが駆動軸心Oに重なっていれば、第1揺動軸心M1と駆動軸心Oとがずれていても良い。
また、このように第1、2駆動軸連結部49b、49cと、第1径部30aとが連結されることにより、ラグアーム49では、第1、2駆動軸連結部49b、49c及びウェイト部49fが第1収容室21c内に収容される。ここで、上記のように、ウェイト部49fは、本体部49aのうち、駆動軸心Oを基準に斜板連結部49eの反対側となる部分であって、第1、2駆動軸連結部49b、49cを除いた全ての部分である。このため、ウェイト部49fは、第1収容室21c内において、駆動軸本体30の外周面300よりも駆動軸本体30の径外方向側に位置する。そして、本体部49aが円環状であることから、ウェイト部49fは、駆動軸本体30の外周面300よりも駆動軸本体30径外方向側、つまり、外周面300側から第1収容室21cの内壁側に向かって駆動軸本体30径外方向に延びる形状となっている。
一方、斜板連結部49eの第4ピン孔494には、第2連結ピン47bが挿通されている。第2連結ピン47bは、第1連結ピン47aと平行であり、駆動軸心Oと直交する方向に延びている。これにより、図1及び図2に示すように、第2連結ピン47bを通じて、斜板連結部49eとリングプレート45とが連結されている。具体的には、斜板連結部49eは、第1収容室21c内から脱出した状態でリングプレート45に連結されている。また、斜板連結部49eは、リングプレート45において摺動ピン73よりも前方側、つまり、斜板5の前面5aに近い側でリングプレート45に連結されている。こうして、斜板連結部49e、ひいては、ラグアーム49は、第2連結ピン47bの軸心を第2揺動軸心M2として、斜板5に対して第2揺動軸心M2周りで揺動可能となっている。なお、第1連結ピン47aと第2連結ピン47bとが平行であることから、第1揺動軸心M1と第2揺動軸心M2とについても平行である。このようにして、ラグアーム49が第1径部30aとリングプレート45とに連結されることにより、ラグアーム49は、斜板室33内において、斜板5よりも前方に配置され、斜板5と第1支持部材43aとの間に位置している。
これらのラグアーム49、第1、2連結ピン47a、47b、案内面71、摺動ピン73及び接続ピン75に加えて、後述する第1、2連結アーム110、120によって、本発明におけるリンク機構7が構成されている。
この圧縮機では、斜板5と駆動軸3とがリンク機構7によって連結されることにより、斜板5は駆動軸3と共に回転することが可能となっている。また、ラグアーム49の第1、2駆動軸連結部49b、49c及び斜板連結部49eがそれぞれ第1揺動軸心M1及び第2揺動軸心M2周りで揺動することにより、斜板5は、図1に示す最小値から図2に示す最大値まで傾斜角度を変更することが可能となっている。
図1及び図2に示すように、各ピストン9は、それぞれ前端に第1頭部9aを有しており、後端に第2頭部9bを有している。つまり、各ピストン9は両頭ピストンである。各第1頭部9aは、それぞれ各第1シリンダボア21a内を往復動可能に収納されている。これらの各第1頭部9aと第1弁形成プレート39とにより、各第1シリンダボア21a内にそれぞれ第1圧縮室53aが形成されている。各第2頭部9bは、それぞれ第2シリンダボア23a内を往復動可能に収納されている。これらの各第2頭部9bと第2弁形成プレート41とにより、各第2シリンダボア23a内にそれぞれ第2圧縮室53bが形成されている。
また、各ピストン9の中央には係合部9cが形成されている。各係合部9c内には、半球状のシュー11a、11bがそれぞれ設けられている。これらのシュー11a、11bは、変換機構として斜板5の回転をピストン9の往復動に変換する。こうして、斜板5の傾斜角度に応じたストロークで、各第1頭部9aがそれぞれ第1シリンダボア21a内を往復動することが可能となっているとともに、各第2頭部9bがそれぞれ第2シリンダボア23a内を往復動することが可能となっている。
ここで、この圧縮機では、斜板5の傾斜角度が小さくなるのに伴って、リンク機構7が各第1頭部9aの上死点位置よりも各第2頭部9bの上死点位置を大きく移動させる。
アクチュエータ13は、斜板室33内に配置されている。アクチュエータ13は、斜板室33内において、斜板5よりも後方、つまり、斜板5を挟んで第1収容室21cの反対側に配置されている。アクチュエータ13は、移動体13aと、区画体13bと制御圧室13cとを有している。
図5〜図7等に示すように、移動体13aは、後壁130、周壁131、第1牽引アーム110及び第2牽引アーム120を有している。なお、図1、図2及び図5では、第1牽引アーム110の図示を省略している。
図5〜図7等に示すように、後壁130は移動体13aの後方に位置しており、駆動軸心Oから離れる方向で径方向に延びる略円盤形状とされている。また、後壁130には、挿通孔130aが貫設されている。図5等に示すように、挿通孔130a内にはOリング51aが設けられている。周壁131は、後壁130の外周縁と連続し、移動体13aの前方に向かって延びている。これらの後壁130及び周壁131により、移動体13aは有底の略円筒状をなしている。
図6及び図7に示すように、第1牽引アーム110及び第2牽引アーム120は、周壁131の前端にそれぞれ形成されており、周壁131から圧縮機の前方に向かって延びている。第1牽引アーム110と第2牽引アーム120とは、駆動軸心Oを挟んで対向している。
第1牽引アーム110は第1牽引部111を有している。また、第2牽引アーム120は第2牽引部121を有している。第1牽引部111は、第1牽引アーム110の先端から屈曲しており、第2牽引アーム120に接近するように延びている。第2牽引部121は、第2牽引アーム120の先端から屈曲しており、第1牽引アーム110に接近するように延びている。
第1牽引部111には、第1牽引面112が形成されている。第1牽引面112は、第1牽引部111において斜板5とは反対側を向く平坦面である。第2牽引部121には、第2牽引面122が形成されている。第2牽引面122は、第2牽引部121において斜板5とは反対側を向く平坦面である。第1牽引面112及び第2牽引面122は、駆動軸心Oから離れるにつれて後方に向かうように傾斜している。
図5に示すように、区画体13bは、移動体13aの内径とほぼ同径をなす略円板状に形成されている。区画体13bは中心に挿通孔133が貫設されている。また、区画体13bの外周面にはOリング51bが設けられている。
移動体13aの挿通孔130aには、駆動軸本体30の第2径部30bが挿通されている。これにより、移動体13aは、斜板室33内において、駆動軸本体30と一体回転可能であるとともに、第2径部30bを駆動軸心O方向に移動することが可能となっている。一方、区画体13bの挿通孔133に対して、第2径部30bが圧入されている。これにより、区画体13bは第2径部30bに固定されており、区画体13bは、斜板室33内において、駆動軸本体30と一体回転可能となっている。なお、区画体13bについても駆動軸心O方向に移動可能に第2径部30bに挿通する構成としても良い。
また、区画体13bは、第2径部30bに固定されることによって、移動体13a内に配置され、周囲が周壁131によって取り囲まれた状態となっている。これにより、移動体13aが区画体13bに対して駆動軸心O方向に移動するに当たり、周壁131の内周面と、区画体13bの外周面とが摺動する。
そして、区画体13bが周壁131によって取り囲まれることにより、移動体13aと区画体13bとの間に制御圧室13cが形成されている。この制御圧室13cは、後壁130と周壁131と区画体13bとによって斜板室33から区画されている。また、Oリング51aは移動体13aと第2径部30bとの間で弾性変形し、Oリング51bは移動体13aと区画体13bとの間で弾性変形する。これにより、Oリング51a、51bは、制御圧室13cと斜板室33との間を封止する。
図7に示すように、この圧縮機では、斜板5と移動体13aとを組み付けるに当たり、第1牽引アーム110の第1牽引部111と、第2牽引アーム120の第2牽引部121との間に被牽引部150を配置させる。これにより、接続ピン75が第1牽引面112及び第2牽引面122に当接する。こうして、斜板5と移動体13aとが組み付けられる。そして、接続ピン75は、斜板5の傾斜角度を変更する際に、第1牽引面112及び第2牽引面122を摺動する。また、区画体13bとリングプレート45との間には、図示しない傾角減少ばねが設けられている。傾角減少ばねは、区画体13bとリングプレート45とが互いに離れるように双方を付勢する。なお、図7では説明を容易にするため、ラグアーム49等の図示を省略している。
図1及び図2に示すように、軸路3bは、駆動軸本体30内において、駆動軸心O方向に延びている。軸路3bの後端は駆動軸本体30の後端面に開口しており、圧力調整室31に連通している。径路3cは、軸路3bの前端と接続しつつ駆動軸本体30の径方向に延びており、第2径部30bにおいて、駆動軸本体30の外周面300に開口している。上記のように駆動軸本体30にアクチュエータ13が設けられることにより、径路3cは制御圧室13c内に開口する状態となる。こうして、軸路3b及び径路3cによって、圧力調整室31と制御圧室13cとが連通している。
図3に示すように、制御機構15は、抽気通路15aと、給気通路15bと、制御弁15cと、オリフィス15dと、軸路3bと、径路3cとを有している。
抽気通路15aは、圧力調整室31と第2吸入室27bとに接続されている。この抽気通路15aと軸路3bと径路3cとによって、制御圧室13cと圧力調整室31と第2吸入室27bとが連通している。給気通路15bは、圧力調整室31と第2吐出室29bとに接続されている。この給気通路15bと軸路3bと径路3cとによって、制御圧室13cと圧力調整室31と第2吐出室29bとが連通している。給気通路15bには、オリフィス15dが設けられている。
制御弁15cは抽気通路15aに設けられている。この制御弁15cは、第2吸入室27b内の圧力に基づき、抽気通路15aの開度を調整することが可能となっている。
この圧縮機では、図1及び図2に示す吸入ポート330に対して蒸発器に繋がる配管が接続されるとともに、図示しない吐出ポートに対して凝縮器に繋がる配管が接続される。凝縮器は配管及び膨張弁を介して蒸発器と接続される。これらの圧縮機、蒸発器、膨張弁、凝縮器等によって車両用空調装置の冷凍回路が構成されている。なお、蒸発器、膨張弁、凝縮器及び各配管の図示は省略する。
以上のように構成された圧縮機では、駆動軸3が回転することにより、斜板5が回転する。これにより、各ピストン9では、各第1頭部9aが各第1シリンダボア21a内を往復動し、各第2頭部9bが各第2シリンダボア23a内を往復動する。このため、第1、2圧縮室53a、53bがピストン9のストロークに応じて容積変化を生じる。このため、この圧縮機では、第1、2吸入室27a、27bから第1、2圧縮室53a、53bへ冷媒ガスを吸入する吸入行程と、第1、2圧縮室53a、53bにおいて冷媒ガスが圧縮される圧縮行程と、圧縮された冷媒ガスが第1、2吐出室29a、29bに吐出される吐出行程等とが繰り返し行われることとなる。第1、2吐出室29a、29bに吐出された冷媒ガスは、吐出通路を経て吐出ポートから配管を介して凝縮器に吐出される。
そして、これらの吸入行程等が行われる間、斜板5、リングプレート45、ラグアーム49及び第2連結ピン47bからなる回転体には斜板5の傾斜角度を小さくするピストン圧縮力が作用する。そして、斜板5の傾斜角度が変更されれば、ピストン9のストロークの増減による容量制御を行うことが可能である。
具体的には、図3に示す制御機構15において、制御弁15cが抽気通路15aの開度を小さくすれば、第2吐出室29b内の冷媒ガスの圧力によって圧力調整室31の圧力が上昇し、制御圧室13cの圧力が上昇する。このため、制御圧室13cと斜板室33との差圧である可変差圧が大きくなる。
これにより、この圧縮機では、各ピストン9を介して斜板5に作用する圧縮反力に抗しつつ、移動体13aが図1に示す位置から駆動軸心O方向で駆動軸本体30の第2径部30bを後方側に向かって移動する。このため、図2に示すように、移動体13aは第2収容室23c内を後方側へ移動する。なお、圧縮反力は、各ピストン9によって斜板5に作用するピストン圧縮力の合力である。
これにより、この圧縮機では、第1、2牽引アーム110、120、接続ピン75及び被牽引部150を通じて、移動体13aは斜板5を駆動軸心O方向で斜板室33の後方側へ牽引する。このため、ラグアーム49では、第1、2駆動軸連結部49b、49cが第1連結ピン47aの第1揺動軸心M1周りで揺動する。このため、本体部49aは、ウェイト部49fが第1収容室21c内の前方側に位置するように揺動する。また、斜板連結部49eは、第2連結ピン47bの第2揺動軸心M2周りで揺動しつつ、駆動軸本体30の径方向で駆動軸心Oに近づく。そして、斜板5では、摺動ピン73が案内面71を駆動軸心O方向に摺動しつつ、案内面71の後方側へ移動する。さらに、接続ピン75が駆動軸本体30の径方向で駆動軸心Oに近づくように第1牽引面112及び第2牽引面122を摺動する。こうして、駆動軸3の駆動軸心Oに直交する方向に対する斜板5の傾斜角度が増大し、各ピストン9のストロークが増大する。このため、この圧縮機では、駆動軸3の1回転当たりの吐出容量が増大する。
一方、図3に示す制御機構15において、制御弁15cが抽気通路15aの開度を大きくすれば、圧力調整室31の圧力、ひいては制御圧室13cの圧力が第2吸入室27bの圧力とほぼ等しくなり、可変差圧が小さくなる。
これにより、この圧縮機では、各ピストン9を介して斜板5に作用する圧縮反力によって、斜板5は傾斜角度が減少する方向に付勢される。これにより、この圧縮機では、各ピストン9を介して斜板5に作用する圧縮反力によって、斜板5は傾斜角度が減少する方向に付勢される。このため、図1に示すように、第1、2牽引アーム110、120、接続ピン75及び被牽引部150を通じて、移動体13aが斜板5によって駆動軸心O方向で斜板室33の前方側に牽引される状態となる。このため、ラグアーム49では、第1、2駆動軸連結部49b、49cが斜板5の傾斜角度が大きくなる場合とは反対方向で、第1連結ピン47aの第1揺動軸心M1周りで揺動する。このため、本体部49aは、ウェイト部49fが第1収容室21c内の後方側に位置するように揺動する。また、斜板連結部49eは、第2揺動軸心M2周りで揺動しつつ、駆動軸本体30の径方向で駆動軸心Oから遠ざかる。そして、斜板5では、摺動ピン73が案内面71を駆動軸心O方向に摺動しつつ、案内面71の前方側へ移動する。さらに、接続ピン75が駆動軸本体30の径方向で駆動軸心Oから遠ざかるように第1牽引面112及び第2牽引面122を摺動する。こうして、駆動軸3の駆動軸心Oに直交する方向に対する斜板5の傾斜角度が減少し、各ピストン9のストロークが減少する。このため、この圧縮機では、駆動軸3の1回転当たりの吐出容量が減少する。
このように、斜板5の傾斜角度が小さくなり、各ピストン9のストロークが減少することで、リンク機構7は、各第2頭部9bの上死点位置を大きく移動させる。これにより、各第2頭部9bの上死点位置が第2弁形成プレート41から遠ざかる。一方、リンク機構7は、斜板5の傾斜角度に係らず、各第1頭部9aの上死点位置を殆ど移動させない。このため、この圧縮機では、斜板5の傾斜角度が最小値である場合を含め、傾斜角度が最小値に近づくことで、第1圧縮室53aでは、冷媒ガスの圧縮仕事が行われ、内部の冷媒ガスが吐出リード弁を開いて第1吐出室29aに吐出されるものの、第2圧縮室53bでは、内部の冷媒ガスが吐出リード弁を開かないため、冷媒ガスが第2吐出室29bに吐出されなくなる。
また、この圧縮機では、駆動軸3とともにラグアーム49が回転することにより、図5の実線矢印で示すように、ウェイト部49fには遠心力F1が作用し、斜板連結部49eには遠心力F2が作用する。つまり、この圧縮機では、ウェイト部49fを第1ウェイト部とした場合に、斜板連結部49eが第2ウェイト部としても機能するようになっている。ここで、ウェイト部49fは、第1収容室21c内に収容されているため、斜板5よりも圧縮機の前方側に位置している。このため、遠心力F1は、斜板5の前面5a側でウェイト部49fに作用する。また、斜板連結部49eは、第2連結ピン47bによって、斜板5の前面5aに近い側でリングプレート45に連結されているため、遠心力F2は、斜板5の前面5aに近い位置でウェイト部49fに作用する。そして、これらの遠心力F1、F2が斜板5に付与されるため、この圧縮機では、傾斜角度が減少するように斜板5を付勢可能となっている。これにより、この圧縮機では、斜板5が傾斜角度を減少させる方向に変位し易くなっている。
この圧縮機では、第1、2駆動軸連結部49b、49cと第1径部30aとが第1連結ピン47aによって連結されることにより、第1、2駆動軸連結部49b、49c及びウェイト部49fが第1収容室21c内に収容されている。この第1収容室21cは、第1シリンダブロック21において、各第1シリンダボア21aよりも駆動軸3の駆動軸心O側となる位置に形成されている。そして、第1、2駆動軸連結部49b、49c及び斜板連結部49eが第1、2揺動軸心M1、M2回りでそれぞれ揺動することで、ウェイト部49fは、第1収容室21c内に位置した状態で揺動する。つまり、ウェイト部49fは、斜板5の傾斜角度が増大する場合も減少する場合も、常に第1収容室21c内に位置している。このため、この圧縮機では、斜板5が傾斜角度を変更する際、ウェイト部49fと各ピストン9との干渉が生じることがない。また、この圧縮機では、斜板5が傾斜角度を変更する際、斜板連結部49eが斜板5の径方向でリングプレート45の外側に突出することもないため、斜板連結部49eと各ピストン9との干渉も生じることがない。
このため、この圧縮機では、ラグアーム49と各ピストン9とを径方向に遠ざけて配置可能となるように斜板室33を大型化する必要がない。また、各第1頭部9aや各第2頭部9bの軸長を短くする必要もないため、各第1頭部9aによって各第1圧縮室53aを好適に封止できるとともに、各第2頭部9bによって各第2圧縮室53bを好適に封止できる。このため、各第1、2圧縮室53a、53b内の冷媒ガスが斜板室33内に漏れ難くなっている。さらに、ウェイト部49fを小型化する必要もない。特に、この圧縮機では、ラグアーム49の本体部49aのうち、駆動軸心Oを基準に斜板連結部49eの反対側となる分であって、第1、2駆動軸連結部49b、49cを除く部分がウェイト部49fとなっているため、ウェイト部49fが十分な質量を有している。このため、ウェイト部49fに作用する遠心力F1を大きくすることが可能となっている。また、斜板連結部49eが肉厚に形成されていることから、斜板連結部49eも十分な質量を有している。これにより、斜板連結部49eに作用する遠心力F2も大きくすることが可能となっている。このため、これらの遠心力F1、F2によって、傾斜角度が減少するように斜板5を好適に付勢することが可能となっている。
したがって、実施例の圧縮機によれば、大型化を抑制できるとともに作動効率の低下を抑制でき、かつ、吐出容量を好適に減少可能である。
特に、この圧縮機では、ラグアーム49が円環状の本体部49aを有していることから、ラグアーム49が内部に駆動軸本体30の第1径部30aを挿通可能な環状をなしている。このため、例えば、本体部49aがU字形状等をなしている場合に比べて、ラグアーム49の剛性を高くすることが可能となっている。このため、圧縮機の作動時にラグアーム49が駆動軸本体30や斜板5によって抉られ難くなっている。これにより、この圧縮機では、斜板5が傾斜角度を変更し易くなっており、吐出容量を好適に変更することが可能となっている。
また、この圧縮機は、制御機構15がアクチュエータ13の圧力調整室13cの圧力を制御することで斜板5の傾斜角度を変更可能となっている。このため、この圧縮機では、制御機構15が斜板室33の圧力を制御することで斜板5の傾斜角度を変更する構成に比べて、素早く斜板5の傾斜角度を変更することが可能となっている。これにより、圧縮機の制御性が高くなっている。
さらに、この圧縮機では、各第1シリンダボア21aと各第2シリンダボア23aとが同径に形成されており、前後で対をなす第1シリンダボア21aと第2シリンダボア21aとが同軸となっている。このため、第1シリンダブロック21に各第1シリンダボア21aを容易に形成することが可能となっているとともに、第2シリンダブロック23に各第2シリンダボア23aを容易に形成することが可能となっている。また、各第1、2シリンダボア21a、23aを同径に形成することにより、圧縮機の大型化を抑制しつつ、吐出容量を大きくすることが可能となっている。さらに、各第1、2シリンダボア21a、23aが同径であることから、各ピストン9において、第1頭部9aと第2頭部9bとを同径に形成することができる。このため、各ピストン9の形成も容易となっている。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、ラグアーム49において、ウェイト部49fを分割して形成し、これらを駆動軸本体30を挟んで対向するように配置しても良い。
また、実施例の圧縮機では、第1連結ピン47aは、駆動軸心Oと直交する方向に延びて駆動軸心Oに重なっている。しかし、これに限らず、第1連結ピン47aは、駆動軸心Oと交差する方向に延びて駆動軸心Oに重なっていても良い。
さらに、制御機構15について、給気通路15bに対して制御弁15cを設けるとともに、抽気通路15aに固定絞り15dを設ける構成としても良い。この場合には、制御弁15cによって、給気通路15bの開度を調整することが可能となる。これにより、第2吐出室29b内の冷媒ガスの圧力によって制御圧室13cを迅速に高圧とすることができ、迅速に吐出容量を増大させることが可能となる。
また、アクチュエータ13を設けずに、制御機構15が斜板室33の圧力を調整することによって、斜板5の傾斜角度を変更する構成としても良い。
本発明は空調装置等に利用可能である。
1…ハウジング
3…駆動軸
5…斜板
7…リンク機構
9…ピストン
9a…第1頭部
9b…第2頭部
13…アクチュエータ
15…制御機構
21a…第1シリンダボア
21c…第1収容室(収容室)
23a…第2シリンダボア
33…斜板室
47a…第1連結ピン(連結ピン)
49…ラグアーム(リンク部材)
49b…第1駆動軸連結部(駆動軸連結部)
49c…第2駆動軸連結部(駆動軸連結部)
49e…斜板連結部
49f…ウェイト部
53a…第1圧縮室
53b…第2圧縮室
O…駆動軸心

Claims (3)

  1. 斜板室及び複数のシリンダボアが形成されたハウジングと、前記ハウジングに回転可能に支承された駆動軸と、前記斜板室内に配置されて前記駆動軸とともに回転される斜板と、前記駆動軸と前記斜板とに連結されるリンク部材を有し、前記駆動軸の駆動軸心に直交する方向に対する前記斜板の傾斜角度の変更を許容するリンク機構と、前記各シリンダボアに収納され、前記斜板の回転によって前記傾斜角度に応じたストロークで往復動するピストンとを備え、
    前記各シリンダボアは、前記斜板の一面側に形成された第1シリンダボアと、前記斜板の他面側に形成された第2シリンダボアとからなり、
    前記各ピストンは、前記第1シリンダボアに第1圧縮室を区画するとともに前記第1シリンダボアを上死点位置と下死点位置との間で往復動する第1頭部と、前記第2シリンダボアに第2圧縮室を区画するとともに前記第2シリンダボアを上死点位置と下死点位置との間で往復動する第2頭部とを有する容量可変型斜板式圧縮機であって、
    前記ハウジングには、前記第1シリンダボア及び前記第2シリンダボアよりも前記駆動軸心側に位置し、前記リンク部材の一部を収容可能な収容室が形成され、
    前記リンク部材は、前記駆動軸心と交差する方向に延び、前記駆動軸心に重なる連結ピン周りで揺動可能に前記駆動軸と連結される駆動軸連結部と、
    前記駆動軸連結部よりも前記駆動軸の径外方向に位置して前記斜板と連結される斜板連結部と、
    前記駆動軸心を挟んで前記斜板連結部の反対側に位置して前記駆動軸の外周面よりも前記駆動軸の前記径外方向に延び、前記収容室内に収容されるウェイト部とを有していることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
  2. 前記リンク部材は、内部に前記駆動軸を挿通可能な環状に形成されている請求項1記載の容量可変型斜板式圧縮機。
  3. 前記斜板を挟んで前記収容室の反対側に配置されるアクチュエータと、
    前記アクチュエータを制御する制御機構とをさらに備え、
    前記アクチュエータは、前記斜板室内で前記駆動軸と一体回転可能に設けられた区画体と、前記斜板室内で前記駆動軸と一体回転可能であり、かつ前記区画体に対して前記駆動軸心方向に移動して前記傾斜角度を変更する移動体とを有している請求項1又は2記載の容量可変型斜板式圧縮機。
JP2017048753A 2017-03-14 2017-03-14 容量可変型斜板式圧縮機 Pending JP2018150902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017048753A JP2018150902A (ja) 2017-03-14 2017-03-14 容量可変型斜板式圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017048753A JP2018150902A (ja) 2017-03-14 2017-03-14 容量可変型斜板式圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018150902A true JP2018150902A (ja) 2018-09-27

Family

ID=63681512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017048753A Pending JP2018150902A (ja) 2017-03-14 2017-03-14 容量可変型斜板式圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018150902A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6136906B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
EP2728183A2 (en) Swash plate type variable displacement compressor
KR101603439B1 (ko) 용량 가변형 사판식 압축기
JP2018204439A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP5983657B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP6194837B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP6194830B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP6146263B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP6201852B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP2018150902A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
EP2927497A2 (en) Variable displacement swash plate compressor
WO2014156799A1 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP2017166336A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP2015063966A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP2018159277A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP2018204440A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
WO2014157209A1 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
EP2927496A2 (en) Variable displacement swash plate compressor
JP2017096159A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP6269386B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP2016160749A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP2017172367A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP2017180095A (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP6107528B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機
JP6179439B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機