JP2018149403A5 - - Google Patents

Claims (24)

1. 大腿骨または脛骨と結合するように構成された基準装置であって、慣性センサを備える基準装置と、
   大腿骨または脛骨と結合されるように構成された手術用配向装置であって、慣性センサを備える手術用配向装置と、
   前記手術用配向装置または前記基準装置の１つまたは複数の慣性センサから測定値を収集するとともに、前記１つまたは複数の慣性センサからの測定値を脛骨−大腿骨運動力学情報に変換するための計算を行うように構成されたプロセッサと、
   前記基準装置は力学的軸を計算するように構成されており、前記手術用配向装置は、前記基準装置と通信するとともに、前記計算された力学的軸に対する前記手術用配向装置の角度を表示するシステム。
2. 前記プロセッサは、前記脛骨−大腿骨運動力学情報を脛骨−大腿骨運動力学目標値と比較する機能、及び前記脛骨−大腿骨運動力学情報及び前記脛骨−大腿骨運動力学目標値の一方または両方に対応する出力をユーザに送る機能のうちの、１つ又は複数を行うように構成されている請求項１に記載のシステム。
3. 前記脛骨と前記大腿骨との間に配置されるように構成されたインプラントをさらに備える請求項１に記載のシステム。
4. 前記インプラントは、前記脛骨と前記大腿骨との間に配置されるように構成された複数の脛骨トライアルコンポーネントのうちの１つをさらに備える請求項３に記載のシステム。
5. 前記手術用配向装置は、各方向において可能となる脛骨−大腿骨回転を測定するために外科医が内反トルクおよび外反トルクを交互に膝に加えたときに内反回転または外反回転を図式的に表示するように構成されており、それによってユーザ出力は軟部組織のリリースにより内反弛緩と外反弛緩とを均衡にするという従来の目標に向けた内反弛緩と外反弛緩とを定量的に比較する手段を提供する請求項１に記載のシステム。
6. 前記手術用配向装置は、ユーザインターフェースを備える請求項１に記載のシステム。
7. 前記手術用配向装置は、各方向において可能となる脛骨−大腿骨回転を測定するために外科医が内反トルクと外反トルクとを交互に膝に加えたときに内反回転または外反回転を図式的に表示するように構成されている請求項１に記載のシステム。
8. 前記手術用配向装置は、力が膝に加えられたときに内反回転または外反回転を図式的に表示するように構成されている請求項１に記載のシステム。
9. 前記手術用配向装置は、前記脛骨−大腿骨運動力学情報を図式的に表示するとともに、１つまたは複数のトライアル曲線を術前曲線に重ね合わせるように構成されている請求項１に記載のシステム。
10. 前記基準装置及び前記手術用配向装置のうちの少なくとも１つは、前記脛骨に結合されるように構成されている請求項１に記載のシステム。
11. 前記基準装置及び前記手術用配向装置のうちの少なくとも１つは、前記大腿骨に結合されるように構成されている請求項１に記載のシステム。
12. 前記プロセッサは、転送アライメントの機能を行うように構成されている請求項１に記載のシステム。
13. 前記システムは、健康な膝の値に基づく目標値のセットを備えており、前記プロセッサは、前記セットの目標値を前記脛骨−大腿骨運動力学情報と比較するように構成されている請求項１に記載のシステム。
14. 前記システムは、患者から得られた運動力学測定値に基づく目標値のセットを備えており、前記プロセッサは、前記セットの目標値を前記患者からの脛骨−大腿骨運動力学情報と比較するように構成されている請求項１に記載のシステム。
15. 前記基準装置または前記手術用配向装置は、加速度計およびジャイロスコープを備える請求項１に記載のシステム。
16. 前記プロセッサは、膝関節の第一回転方向における弛緩を前記膝関節の第二回転方向における弛緩と比較する機能を行うように構成されている請求項１に記載のシステム。
17. 前記プロセッサは、完全に伸展した状態における、又は膝を曲げることができる任意の別の角度における、膝関節の弛緩を定量化する機能を行うように構成されている請求項１に記載のシステム。
18. 前記プロセッサは、脛骨−大腿骨運動力学を表す前記手術用配向装置または前記基準装置の少なくとも１つの慣性センサの出力に基づく値を、屈曲、軸方向回転、および／または内反外のうちの１つまたは複数に対する脛骨−大腿骨運動力学目標値と比較をするように構成されている請求項１に記載のシステム。
19. 前記比較は、前記慣性センサの出力に基づく値と、健康な膝に対する値のモデルとの比較をさらに備える請求項１８に記載のシステム。
20. 前記比較は、前記慣性センサの出力に基づく値と、１つまたは複数の患者固有値との比較をさらに含む請求項１８に記載のシステム。
21. 前記脛骨を切除する前に、前記プロセッサは、膝の脛骨−大腿骨運動力学の患者固有値を記録するように構成されている請求項１８に記載のシステム。
22. 前記脛骨を切除する前に、前記プロセッサは、反対側膝の脛骨−大腿骨運動力学の患者固有値を記録するように構成されている請求項１８に記載のシステム。
23. 前記プロセッサは、内反弛緩と外反弛緩とを定量的に比較するように構成されている請求項１８に記載のシステム。
24. 前記プロセッサは、前記慣性センサの少なくとも１つからの測定値に基づく情報を、脛骨−大腿骨運動力学の目標値と比較するように構成されている請求項１に記載のシステム。