JP2018148058A - 回路装置および電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、コアの温度が上昇することを抑制するため、特許文献1に記載された装置では、上下一対のコア同士間にコア材より熱伝導の高い伝熱部材を設け、その伝熱部材を介し温度上昇の大きい上側コアの熱を下側コアに伝えて放散させている。
また、特許文献2に記載された装置では、コアの隅部にスリットを設け、そこに伝熱冷却板を挿入して、コアの熱を外部へ放散させている。
また、特許文献2に記載された装置では、コアの最も温度上昇の大きいコア中央部の熱をコア外部に放散させることが出来ず、コアの温度が上昇することを抑制することができなかった。
実施の形態1.
この発明における実施の形態1を図1から図7までに基づいて説明する。図1は実施の形態1に係る電力変換装置の回路図である。図2は実施の形態1に係る電力変換装置に使用される回路部品の概略平面図である。図3は実施の形態1に係る回路部品の、図2に示すA−A線における概略断面図である。図4は実施の形態1の変形例1に係る回路部品の、図2に示すA−A線における概略断面図である。図5は実施の形態1の変形例2に係る回路部品の、図2に示すA−A線における概略断面図である。図6は実施の形態1の変形例3に係る回路部品の、図2に示すA−A線における概略断面図である。図7は実施の形態1に係るコア内温度分布を示す概略構成図である。
む。トランス12は、インバータ回路11に接続される一次側コイル導体12Aと、一次
側コイル導体12Aに磁気的に結合した二次側コイル導体12Bとによって構成されている。二次側コイル導体12Bは、整流回路13に接続されている。
整流回路13は、二次側スイッチング素子13A,13B,13C,13Dを含んでおり、平滑回路14は、平滑用インダクタンスを有するコイル15と、平滑用キャパシタンスを有するコンデンサ16とを含む。
ここで、一次側スイッチング素子11A,11B,11C,11Dおよび二次側スイッチング素子13A,13B,13C,13Dは、例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)またはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であってもよい。
本実施の形態における回路部品20は、コア30と、励磁用コイル40と、第1の伝熱部材50と、第1の放熱部材55とを主に備える。本実施の形態での回路部品20は、基板21をさらに備えていてもよい。
基板21は、第1の主面21aと第2の主面21bとの間を貫通する複数の貫通孔24,25,26を有している。貫通孔24は、第2のコア部32の第1の脚部32aを受け入れる。貫通孔25は、第2のコア部32の第2の脚部(中央脚部)32bを受け入れる。貫通孔26は、第2のコア部32の第3の脚部32cを受け入れる。基板21は、図示しない支柱および抑え器具によって、第1の放熱部材55の上方に支持されてもよい。
の側部35とを有している。頂部33は、基板21の第1の主面21aに沿って延在する平面であってもよい。底部34は、基板21の第2の主面21bに沿って延在する平面であってもよい。側部35は、頂部33と底部34とを接続する側面であってもよい。
コア30は、第1のコア部31と第2のコア部32とを含んでもよい。第1のコア部3
1は、基板21の第2の主面21bの下方に位置してもよい。第2のコア部32は、基板21の第1の主面21aの上方に位置してもよい。第1のコア部31は、第1の放熱部材55上に載置されてもよい。第2のコア部32は、第1のコア部31上に配置されてもよい。
第2のコア部32の第1の脚部32aは、第1の主面21a側から、貫通孔24を貫通している。第2のコア部32の第2の脚部32bは、第1の主面21a側から、貫通孔25を貫通している。第2のコア部32の第3の脚部32cは、第1の主面21a側から、貫通孔26を貫通している。コア30は、第1の主面21aと第2の主面21bとの間を貫通する貫通部を含む。コア30の貫通部は、第2のコア部32の第2の脚部32bであってもよい。
また、第1の孔部38は、第1のコア部31の底部が大きく、第1のコア部31の上部が小さくなるようなテーパー角度を有している。なお、第1の孔部38の断面形状は、円形、楕円形、多角形であってもよい。
コア30は、図3に示すように第1のコア部31はI形状を有し、第2のコア部32はE形状を有しているEI型コアであってもよい。
図4は、実施の形態1における変形例1を示しており、第2の孔部39は頂部33に向け貫通していないが、孔部38,39に埋設されてコア30の中央脚部32bに磁軸方向で延在する伝熱部材50の延在方向の長さ寸法HSは、中央脚部32bでの磁軸方向におけるコア30の高さ寸法HFに対して20%以上の適正値(HS/HF≧0.2)を有していることが望ましい。この変形例1の場合も、第1のコア部31はI形状を有し、第2のコア部32はE形状を有している。
図5は、実施の形態1における変形例2を示しており、図3に示すものとは逆に第1のコア部31はE形状を有し、第2のコア部32はI形状を有している。
図6は、実施の形態1における変形例3を示しており、第1のコア部31および第2のコア部32はともにE形状を有している。
また、コア30は、EER型コアまたはER型コアであってもよい。コア30は、Mn−Zn系フェライトもしくはNi−Zn系フェライトのようなフェライトコア、アモルファスコアまたはアイアンダストコア等の軟磁性材料であってもよい。
コイル40は、基板21よりも低い電気抵抗率および基板21よりも低い熱抵抗率を有する材料で構成される。コイル40は、銅(Cu)、金(Au)、銅(Cu)合金、ニッケル(Ni)合金、金(Au)合金、銀(Ag)合金などの金属で形成されてもよい。
コイル40は、コア30の少なくとも一部を囲むもので、具体的には、コイル40は、コア30の貫通部(第2の脚部32b)を囲んでいる。コイル40が、コア30の少なくとも一部を囲むことは、コイル40が、コア30の少なくとも一部の周りに約1ターン以上巻回されていることを意味する。約1ターンは、半ターンを意味する。本実施の形態では、コイル40は、コア30の貫通部(第2の脚部32b)の周りに約1ターン巻回されている。
第1の伝熱部材50がコア30の第1の孔部38の内面と第2の孔部39の内面に面接触することにより、コア30を位置決めすることと、第1のコア31と第2のコア32との接合位置を決めることができる。
また、第1の伝熱部材50と第1の放熱部材55は同じ材質による一体物であってもよい。第1の放熱部材55は、コア30、コイル40および第1の伝熱部材50を収容する電力変換装置1の筐体の一部を構成してもよい。第1の放熱部材55は、コア30を支持してもよい。第1の放熱部材55は、コア30の底部34に面接触してもよい。
本実施の形態の電力変換装置1に使用される回路部品は、コア30と、コア30の少なくとも一部を囲むコイル40と、コア30に設けられた第1の孔部38と第2の孔部39に面接触する第1の伝熱部材50と、第1の伝熱部材50に熱的および機械的に接続される第1の放熱部材55とを備える。
回路部品20および電力変換装置1の動作時にコア30で発生する熱は、コア30に面接触する第1の伝熱部材50を介して、より低い熱抵抗で、第1の放熱部材55に伝達される。このように、本実施の形態の回路部品20および電力変換装置1によれば、コア30の温度上昇が効果的に抑制され得る。
すなわち、一列に平行する3つの脚部32a,32b,32cと、隣り合う該脚部32a,32b,32c間に形成された2つの空間部と、該3つの平行する脚部32a,32b,32cの端部同士を接続する第1のコア部31と第2のコア部32の上部とからなるヨーク部YKを備え、前記3つの脚部32a,32b,32cの中央脚部32bを周回するように少なくとも1つの回路のコイル40を該2つの空間部の中に有したコア30からなるトランス用コアを備えた電力変換装置において、前記中央脚部32bに磁軸方向に沿った孔部39を設け、該孔部39にコア30からなる前記トランス用コア材より熱伝導率の大きな伝熱部材50を埋設するとともに、該伝熱部材50がコア30からなる前記トランス用コア外部の放熱部材55に熱的および機械的に接続されるようにしたものである。
コア30からなる前記トランス用コアの孔部39の内面と前記伝熱部材50は面接触するように構成されている。
コア30からなる前記トランス用コアは第1のコア部31と第2のコア部32とにより構成され、第1のコア部31は中央脚部32bを構成する構成部分および側方脚部32a,32cを構成する構成部分が設けられたE型コアとして構成される。第1のコア部31における中央脚部構成部分32bおよび側方脚部構成部分32a,32cの一端部(上方端部)はヨーク部YKにより互いに磁気的および機械的に結合され一体に形成されている。第2のコア部32は第1のコア部31における中央脚部構成部分32bおよび側方脚部構成部分32a,32cの他端部(下方端部)に連接するI型コアとして構成され、第1のコア部31における中央脚部構成部分32bおよび側方脚部構成部分32a,32cの他端部(下方端部)は第2のコア部32で構成されるヨーク部YKにより互いに磁気的および機械的に結合される。第2のコア部32を貫通し第1のコア部31へ貫入して伝熱部材50が埋設される孔部38,39が設けられている。前記トランス用コアはE型である第1のコア部31とI型である第2のコア部32とにより構成されるEI型コアとしての形状を有するものであり、E型の第1のコア部31と同様のコア部を向い合せにしたEE型や、このEE型のコア部における中央脚部を円柱状にしたEER型とすることもでき、前記トランス用コアとして単一のコア部を用いる場合には、EE型のコア部における中央脚部として周面を円弧状とした突部を有するER型を採用することもできる。
そして、前記回路装置における前記コイル40は、電力変換装置に内蔵して設けられた平滑用インダクタンスを有する平滑回路14における平滑用インダクタンスとして用いられ、前記回路装置が電力変換装置に適用される。
この構成により、伝熱部材50がコア30の温度上昇の最も高い箇所に面接触し、なお且つ放熱部材55に面接触により接続されているため、電力変換装置の動作時にコア30で発生する熱を効率良く放熱部材に伝達できる。したがって、この発明の電力変換装置によれば、コア30の温度上昇が確実に抑制され得る。また、伝熱部材50が一対のコア31,32からなるコア30の中心部に貫通する構造であるため、一対のコアの位置ズレ抑制効果も得られる。
この構成により、円錐形または角錐形からなるテーパー形状を有し横断面形状は円形または楕円形あるいは多角形であり放熱部材55に接続された伝熱部材50がコア30の温度上昇の最も高い箇所に配置されてコア30に接しているため、回路装置の動作時にコア30で発生する熱を効率良く放熱部材55に伝達でき、コア30の温度上昇が確実に抑制され得る。
この構成により、伝熱部材50がコア30の温度上昇の最も高い箇所で所要の範囲において放熱部材55に接しているため、回路装置の動作時にコア30で発生する熱を効率良く放熱部材55に伝達でき、コア30の温度上昇が確実に抑制され得る。
この発明における実施の形態1を図8に基づいて説明する。図8は実施の形態2に係る回路部品の概略断面図である。
図8を参照して、実施の形態2に係る回路装置としての回路部品20aを説明する。本実施の形態の回路部品20aは、実施の形態1の回路部品20とほぼ同様の構成を備えるが、主に以下の点で異なる。
本実施の形態の回路部品20aは、コア30の頂部33の上面に第2の放熱部材56を新たに備えている。第2の放熱部材56は、第1の伝熱部材50に熱的および機械的に接続される。第2の放熱部材56は、ビス止め、溶接、接着剤等の固定手段によって、第1の伝熱部材50に熱的および機械的に接続される。
そして、第1の放熱部材55がコア30の底面34、すなわち第2のコア部32の下面と面接触して水平方向に延在し熱的および機械的に接続されるのに対し、第2の放熱部材56はコア30の頂面33、すなわち第1のコア部33の上面と面接触して水平方向に延在し熱的および機械的に接続されるものである。
また、第1の伝熱部材50と第2の放熱部材56は同じ材質による一体物であってもよい。第2の放熱部材56は、コア30、コイル40および第1の伝熱部材50を収容する電力変換装置1の筐体の一部を構成してもよい。第2の放熱部材56は、コア30を支持してもよい。
本実施の形態の回路部品20aは、第2の放熱部材56をコア30の頂部33の上面に備えている。また第2の放熱部材56は第1の伝熱部材50と熱的および機械的に接続されている。従ってコア30から発生した熱を第1の伝熱部材50を介して、コア30の頂部33および底部34の両面から放散させことができる。本実施の形態の回路部品20aによれば、コア30の温度上昇がより確実に抑制され得る。また、第2の放熱部材56がコア30の頂部33の上面に面接触しているため、低い熱抵抗でコア30の熱を放散することもできる。
この構成により、コア30から発生した熱を第1の伝熱部材55および第2の伝熱部材56を介して、コア30の頂部33および底部34の両面から放散させことができ、コア30の温度上昇がより確実に抑制され得る。また、第2の放熱部材56がコア30の頂部33の上面に面接触しているため、低い熱抵抗でコア30の熱を放散することもできる。
この発明における実施の形態3を図9および図10に基づいて説明する。図9は実施の形態3に係る回路部品の概略平面図である。図10は実施の形態3に係る回路部品の、図9に示すB−B線における概略断面図である。
図9および図10を参照して、実施の形態3に係る回路装置としての回路部品20bを説明する。本実施の形態の回路部品20bは、実施の形態1の回路部品20とほぼ同様の構成を備え、同様の効果を奏するが、主に以下の点で異なる。
本実施の形態の回路部品20bは、第1の伝熱部材50と第1の放熱部材55を熱的及
び機械的に接続する第2の伝熱部材52と第3の伝熱部材53を新たに備えている。
実施の形態1と同様に、第1の伝熱部材50は、コア30の底面34側においてビス止め、溶接、接着剤等の固定手段によって、第1の放熱部材55に直接熱的および機械的に接続されているが、新たにコア30の頂部33を経由し第1の放熱部材55に熱を伝える中継用伝熱部材として第2の伝熱部材52と第3の伝熱部材53を有する。
また、第2の伝熱部材52と第3の伝熱部材53は同じ材質による一体物であってもよい。第2の伝熱部材52および第3の伝熱部材53は、コア30、コイル40および第1の伝熱部材50を収容する電力変換装置1の筐体の一部を構成してもよい。第2の伝熱部材52および第3の伝熱部材53は、コア30を支持してもよい。
そして、コア30の頂部33と第1の伝熱部材50の頂部50aに面接触して水平方向に延在する第2の伝熱部材52と対応して、コア30の底部33と第1の伝熱部材50の底部50bに面接触して水平方向に延在する追加の中継用伝熱部材として第4の伝熱部材(図示せず)を設け、第1の伝熱部材50の両側に設けられた頂部50aおよび底部50bでの端面が第1〜3の伝熱部材50,52,53および第4の伝熱部材からなる角筒状の伝熱構成体を形成する中継用伝熱部材を介して第1の放熱部材55に面接触によりそれぞれ接続されるようにすることもできる。コア30の頂部33と第1の伝熱部材50の頂部50aに面接触する第2の伝熱部材52と、コア30の底部33と第1の伝熱部材50の底部50bに面接触する第4の伝熱部材と、コア30の両側面に沿って延在し第2の伝熱部材52の両端部と第4の伝熱部材の両端部を熱的および機械的に面接触によりそれぞれ接続する第3の伝熱部材53,53とを設けることにより、コア30の上下両面および左右両面を囲む第1〜3の伝熱部材50,52,53および第4の伝熱部材からなる角筒状の伝熱構成体を形成し、この伝熱構成体の下面を第1の放熱部材55に接続されるようにすることもできるものである。
本実施の形態の回路部品20bは、実施の形態1の回路部品20に加え新たに第2の伝熱部材52をコア30の頂部33および第1の伝熱部材50の頂部50aに面接触して備えている。また、第2の伝熱部材52は第3の伝熱部材53と熱的および機械的に接続されている。また、第3の伝熱部材53は第1の放熱部材55と熱的および機械的に接続されている。従ってコア30から発生した熱を第1の伝熱部材50を介して、コア30の頂部33および底部34の両面から放散させことができる。
従って、本実施の形態の回路部品20bによれば、コア30の温度上昇がより確実に抑制され得る。また、第2の伝熱部材52がコア30の頂部33の上面に面接触しているため、低い熱抵抗でコア30の熱を放散する
こともできる。
前記放熱部材55がコア30からなる前記トランス用コアの外面を構成する少なくとも1つの面に面接触するように構成されている。
また、前記他の伝熱部材である中継用伝熱部材52,53が前記トランス用コアの外面を構成する少なくとも1つの面に面接触するように構成されている。
そして、第1の伝熱部材50の延在方向における両端面が第1〜3の伝熱部材50,52,53および第4の伝熱部材からなる角筒状の伝熱構成体を形成する中継用伝熱部材を介して第1の放熱部材55に接続されるようにすることもできる。
この構成により、前記伝熱部材50の少なくとも片側の端面が他の伝熱部材である中継用伝熱部材52,53を介して前記放熱部材55に熱的および機械的に接続されることによって、コア30の温度上昇がより確実に抑制され得る。また、第1の伝熱部材50の両端面が第1〜3の伝熱部材50,52,53および第4の伝熱部材からなる角筒状の伝熱構成体を形成する中継用伝熱部材を介して第1の放熱部材55に接続されるコア30の温度上昇がさらに確実に抑制され得る。そして、第2の伝熱部材52がコア30の頂部33の上面に面接触している場合には、低い熱抵抗でコア30の熱を放散することができる。
Claims (15)
- コイルを巻装され前記コイルの巻線層で外周面を囲まれた中央脚部と、前記中央脚部の両側に並設され前記中央脚部との間に前記巻線層を介在する側方脚部とを有し、前記中央脚部の端部と前記側方脚部の端部とは互いに連接されるトランス用コアを備えたものにおいて、前記中央脚部に磁軸方向に沿った孔部を設け、前記孔部に前記トランス用コアを構成するコア材より熱伝導率の大きな伝熱部材を埋設して前記伝熱部材を前記中央脚部の磁軸方向に延在させるとともに、前記伝熱部材からの伝熱を前記トランス用コアの外部へ導出する放熱部材に前記伝熱部材が熱的および機械的に接続されるようにしたことを特徴とする回路装置。
- 前記トランス用コアの孔部の内面と前記伝熱部材は面接触することを特徴とする請求項1に記載の回路装置。
- 前記トランス用コアの孔部と前記伝熱部材は截頭円錐形または截頭角錐形からなるテーパー形状を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回路装置。
- 前記トランス用コアの孔部と前記伝熱部材の横断面形状は円形であることを特徴とする請求項3に記載の回路装置。
- 前記トランス用コアの孔部と前記伝熱部材の横断面形状は楕円形であることを特徴とする請求項3に記載の回路装置。
- 前記トランス用コアの孔部と前記伝熱部材の横断面形状は多角形であることを特徴とする請求項3に記載の回路装置。
- 前記伝熱部材の延在方向の長さ寸法は、前記伝熱部材の延在方向におけるコア寸法の20%以上であることを特徴とする請求項1から請求項6までの何れかに記載の回路装置。
- 前記トランス用コアは、前記中央脚部と前記側方脚部とを構成する中央脚部構成部分および側方脚部構成部分を有し前記中央脚部構成部分および前記側方脚部構成部分の一端をヨーク部で連接した第1のコア部と、前記中央脚部構成部分および前記側方脚部構成部分の一端に連接される第2のコア部とにより構成されるものであって、前記孔部を前記第2のコア部を貫通し前記第1のコア部に貫入して設けるととともに、前記孔部に前記トランス用コアを構成するコア材より熱伝導率の大きな伝熱部材を埋設することを特徴とする請求項1から請求項7までの何れかに記載の回路装置。
- 前記伝熱部材の少なくとも片側の端面が前記放熱部材に接続されることを特徴とする請求項1から請求項8までの何れかに記載の電力変換装置。
- 前記放熱部材を構成する第1の放熱部材が前記トランス用コアにおける一方側の外面に前記伝熱部材の延在方向と直交して配設されるとともに、前記放熱部材を構成する第2の放熱部材が前記トランス用コアを挟んで前記トランス用コアにおける他方側の外面に配設されるものであって、前記伝熱部材の両側の端面が前記第1および第2の放熱部材にそれぞれ接続されるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項8までの何れかに記載の回路装置。
- 前記伝熱部材の少なくとも片側の端面が中継用伝熱部材を介して前記放熱部材に接続されることを特徴とする請求項1から請求項6までの何れかに記載の回路装置。
- 前記伝熱部材における両側の端面が中継用伝熱部材を介して前記放熱部材に接続されることを特徴とする請求項1から請求項6までの何れかに記載の回路装置。
- 前記放熱部材が前記トランス用コアの少なくとも1つの面に面接触することを特徴とする請求項1から請求項11までの何れかに記載の回路装置。
- 前記中継用伝熱部材が前記トランス用コアの少なくとも1つの面に面接触することを特徴とする請求項11または請求項12に記載の回路装置。
- 平滑用インダクタンスを有する平滑回路を備え、前記平滑用インダクタンスとして前記回路装置における前記コイルを用いることを特徴とする請求項1から請求項14までの何れかに記載の電力変換装置。
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