JP2018147602A - 二次電池 - Google Patents

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英則 村田
壮宏 前田
Takehiro Maeda
壮宏 前田
成岡 慶紀
Yoshinori Naruoka
成岡  慶紀
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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

【課題】負極の外周縁に皺が生じることを抑制し得る二次電池を提供する。【解決手段】正極活物質層の面積よりも大きい面積を有する負極活物質層が配置された負極集電体32を有する負極30を有する二次電池であって、負極30は、電解質層を介して正極活物質層と対向している対向部42と、対向部42の外周を取り囲むように位置しかつ正極活物質層と対向していない非対向部44と、非対向部44の外周縁の端面から、負極活物質層および負極集電体32を貫通しつつ、非対向部44と対向部42との境界Bまで少なくとも延長しているスリット36と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、二次電池に関する。
二次電池は、少なくとも1つの発電要素を有する。発電要素は、正極活物質層が配置された正極集電体を有する正極と、電解質を保持する電解質層と、負極活物質層が配置された負極集電体を有する負極と、を有し、正極活物質層および負極活物質層は、電解質層を介して対向している。したがって、例えば、正極活物質層および負極活物質層の積層方向に交差する横方向に関し、負極活物質層に対する正極活物質層の相対的な位置ずれが生じる場合、正極活物質層と負極活物質層との間の対向面積が変化し、その結果、発電容量が変動する虞がある。
そのため、負極活物質層の面積を正極活物質層の面積より大きくなるように設定することにより、対向面積に対する位置ずれの影響を抑制し、発電容量の変動を防止している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−185913号公報
しかし、その結果、負極活物質層は、電解質層を介して正極活物質層と対向する対向部と、対向部の外周に位置しかつ正極活物質層と対向しない非対向部と、を有することとなる。そのため、二次電池の充放電の際に大きな膨張収縮(体積変化)を引き起こす負極活物質が負極活物質層に適用されている場合、問題を生じる虞がある。
例えば、充放電時には負極の対向部における活物質には膨張収縮が発生するため、負極の対向部には伸縮が発生するが、負極の非対向部においては殆ど充放電に寄与しないため伸縮はほとんど発生しない。
そのため、対向部と非対向部に伸縮寸法の差が発生して、非対向部が位置する負極の外周縁に皺が発生し、二次電池の性能およびサイクル特性(寿命)を悪化させる虞がある。また、負極の外周縁に生じた皺は、二次電池の充放電が繰り返されることによって成長し、対向部つまり電極として反応する部位に到達し、電極間距離の不均一化(電池性能の低下)を引起し、その結果、二次電池の性能およびサイクル特性(寿命)をさらに悪化させる虞がある。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、負極の外周縁に皺が生じることを抑制し得る二次電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、正極活物質層の面積よりも大きい面積を有する負極活物質層が配置された負極集電体を有する負極を有する二次電池であって、前記負極は、前記電解質層を介して前記正極活物質層と対向している対向部と、前記対向部の外周を取り囲むように位置しかつ前記正極活物質層と対向していない非対向部と、前記非対向部の外周縁の端面から、前記負極活物質層および前記負極集電体を貫通しつつ、前記非対向部と前記対向部との境界まで少なくとも延長しているスリットと、を有する。
本発明においては、負極のスリットは、非対向部の外周縁の端面から、非対向部と対向部との境界まで少なくとも延長しており、伸縮自在のため、二次電池の充放電の際に負極活物質層が膨張収縮する際、伸縮寸法の差が緩和される。そのため、非対向部が位置する負極の外周縁に皺が発生することが抑制される。つまり、負極の外周縁に皺が生じることを抑制し得る二次電池を提供することが可能である。
本発明の実施の形態に係る二次電池を説明するための斜視図である。 図1に示される二次電池の断面図である。 図2に示される電池本体部および発電要素を説明するための断面図である。 図3に示される負極を説明するための平面図である。 図3に示される正極を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態に係る変形例1を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態に係る変形例2を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態に係る変形例3を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態に係る変形例4を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態に係る変形例5を説明するための断面図である。 図10に示される電池本体部および発電要素を説明するための断面図である。 図11に示される負極を説明するための平面図である。
以下、本発明の実施の形態が、図面を参照しつつ説明される。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本発明の実施の形態に係る二次電池を説明するための斜視図、図2は、図1に示される二次電池の断面図である。
本発明の実施の形態に係る二次電池10は、非双極型のリチウムイオン二次電池であり、図1に示されるように、負極タブ12、正極タブ14および外装体16を有する。二次電池10は、例えば、組電池化されて、車両の電源装置として使用される。車両は、例えば、電気自動車、ハイブリッド電気自動車である。
負極タブ12および正極タブ14は、高導電性部材からなる強電端子であり、外装体16の内部から外部に向かって延長しており、電流を引き出すために使用される。負極タブ12および正極タブ14は、例えば、耐熱絶縁性の熱収縮チューブにより被覆することで、周辺機器や配線などへの電気的接触を確実に防止することが好ましい。
外装体16は、図2に示されるように、内部に電池本体部20が配置されており、外部からの衝撃や環境劣化を防止するために使用される。外装体16は、シート材の外周部の一部または全部を接合することで形成される。接合方法は、例えば、熱融着である。
電池本体部20は、複数の発電要素(単電池)22を有する。発電要素22は、積層されており、電気的に並列接続されている。符号Sは、発電要素22の積層方向を示している。
負極タブ12および正極タブ14を構成する高導電性部材は、例えば、アルミニウム、銅、チタン、ニッケル、ステンレス鋼、これらの合金である。
外装体16を構成するシート材は、軽量化および熱伝導性の観点から、高分子−金属複合ラミネートフィルムから構成されることが好ましい。高分子は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂材料である。金属は、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケル、銅、これらの合金である。外装体16は、一対のラミネートフィルム(シート材)によって構成される形態に限定されず、例えば、予め袋状に形成されているラミネートフィルムを適用することも可能である。
次に、電池本体部および発電要素が詳述される。
図3は、図2に示される電池本体部および発電要素を説明するための断面図である。
電池本体部20は、図3に示されるように、負極30、セパレーター50および正極60を有する。
負極30は、負極集電体32および略矩形の負極活物質層34を有する。負極活物質層34は、積層方向Sに関する負極集電体32の両面に配置されている。したがって、負極集電体32は、隣接する負極30によって共有されている。負極集電体32は、例えば、1μm〜100μm程度の厚さを有する銅箔から構成される。
負極活物質層34は、負極活物質および添加剤を含有し、例えば、1μm〜100μm程度の厚さを有する。負極活物質は、放電時にリチウムイオンを脱離し、充電時にリチウムイオンを吸蔵できる組成を有する。負極活物質は、例えば、シリコン系材料を含んでいる。添加剤は、バインダーおよび導電助剤である。バインダーは、負極構造を維持する目的で添加され、負極活物質層34の構成材料同士を結着する機能、および、負極活物質層34を負極集電体32に結着させる機能を有する。バインダーは、例えば、水が溶媒あるいは分散媒体である水系バインダーから構成される。導電助剤は、良好な導電性を有する炭素材料等から構成され、負極活物質層34の導電性を向上させるために配合される。例えば、炭素材料は、アセチレンブラックである。
正極60は、正極集電体62および略矩形の正極活物質層64を有する。正極活物質層64は、積層方向Sに関する正極集電体62の両面に配置されている。したがって、正極集電体62は、隣接する正極60によって共有されている。
正極集電体62は、例えば、1μm〜100μm程度の厚さを有する。正極集電体62の構成材料は、負極集電体32の構成材料と同様である。
正極活物質層64は、正極活物質および添加剤を含有し、例えば、1μm〜100μm程度の厚さを有する。正極活物質は、充電時にリチウムイオンを放出し、放電時にリチウムイオンを吸蔵できる組成を有する。正極活物質は、例えば、LiNiCoAlOである。添加剤は、バインダーおよび導電助剤である。バインダーは、正極構造を維持する目的で添加され、正極活物質層64の構成材料同士を結着する機能、および、正極活物質層64を正極集電体62に結着させる機能を有する。バインダーは、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)である。導電助剤は、正極活物質層64の導電性を向上させるために配合され、負極30の導電助剤と同様である。
セパレーター50は、例えば、1μm〜50μm程度の厚さを有するポリプロピレンから形成される略矩形の微多孔質(微多孔膜)シートである。セパレーター50は、負極活物質層34と正極活物質層64との間に配置されており、負極活物質層34および正極活物質層64は、セパレーター50を介して対向している。
セパレーター50は、電解質が含浸されており、電解質を保持する電解質層を構成している。電解質は、例えば、液体電解質である。したがって、セパレーター50は、正極60と負極30との間のリチウムイオン(キャリアーイオン)の伝導性を確保する機能、および、正極60と負極30との間の隔壁としての機能を有する。
発電要素22は、負極集電体32、負極活物質層34、セパレーター50、正極活物質層64および正極集電体62によって構成される。
負極活物質層34の面積は、正極活物質層64の面積よりも大きくなるように構成されている。これにより、負極活物質層34に対して正極活物質層64の位置ずれが生じる場合であっても、負極活物質層34と正極活物質層64との間の対向面積の減少が抑制される。したがって、対向面積の減少に起因する発電容量の変動が防止される。
次に、負極集電体、正極集電体、負極活物質、負極バインダー、正極活物質、正極バインダー、導電助剤、セパレーターおよび電解質の構成等が、順次説明される。
負極集電体および正極集電体の構成材料は、銅に限定されず、その他の金属や導電性樹脂を適用することが可能である。その他の金属は、例えば、アルミニウム、ニッケル、鉄、ステンレス鋼、チタン、ニッケルとアルミニウムとのクラッド材、銅とアルミニウムとのクラッド材、これらの金属の組合せのめっき材である。導電性樹脂は、例えば、導電性高分子材料、導電性フィラーが添加された導電性高分子材料、導電性フィラーが添加された非導電性高分子材料である。
負極活物質は、シリコン系材料に限定されず、例えば、炭素材料を適用することが可能である。しかし、シリコンは、単位体積当たりのリチウムイオンの吸蔵能力が良好であり、二次電池を高容量化することが可能であるため好ましい。
シリコン系材料は、例えば、シリコン金属(Si単体)、シリコン合金、シリコン酸化物、シリコン化合物、シリコン半導体である。シリコン合金は、アルミニウム、スズ、亜鉛、ニッケル、銅、チタン、バナジウム、マグネシウム、リチウム等のシリコンと合金化する金属を含んでいる。シリコン合金は、Si−Sn−Ti系合金などの3元系合金以上が好ましい。シリコン酸化物は、SiO、SiO、SiOx等である。SiOxは、アモルファスSiO粒子とSi粒子との混合体である(xはSiの原子価を満足する酸素数を表す)。シリコン化合物は、例えば、リチウム、炭素、アルミニウム、スズ、亜鉛、ニッケル、銅、チタン、バナジウムおよびマグネシウムからなる群から選ばれる少なくとも1種の成分を含有する。
炭素材料は、例えば、炭素粉末、グラファイト(天然黒鉛、人造黒鉛)、カーボンブラック、活性炭、カーボンファイバ、コークス、ソフトカーボン、ハードカーボンである。
なお、負極活物質は、必要に応じて、1種単独あるいは2種以上併用される。
負極バインダーは、水が溶媒あるいは分散媒体である水系バインダーに限定されない。しかし、水系バインダーは、原料としての水の調達が容易であることに加え、乾燥時に発生するのは水蒸気であるため、製造ラインへの設備投資が大幅に抑制でき、環境負荷の低減を図ることが可能であるため、好ましい。
水系バインダーは、ラテックスあるいはエマルジョンと表現される全てを含み、水と乳化あるいは水に懸濁したポリマーを指す。水系バインダーは、結着性の観点から、ゴム系バインダーが好ましい。ゴム系バインダーは、例えば、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、メタクリル酸メチル−ブタジエンゴム、メタクリル酸メチルゴムである。スチレン−ブタジエンゴム(SBR)は、結着性が良好であることから、特に好ましい。
水系バインダーとしてスチレン−ブタジエンゴム(SBR)を用いる場合、塗工性向上の観点から、第2の水系バインダーとして、水溶性高分子バインダーを併用することが好ましい。水溶性高分子は、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコールの変性体、デンプン、デンプンの変性体、セルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸(塩)、ポリエチレングリコールである。セルロース誘導体は、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、およびこれらの塩等である。カルボキシメチルセルロース(CMC)の塩は、例えば、カルボキシメチルセルロースアンモニウム塩、カルボキシメチルセルロースアルカリ金属塩、カルボキシメチルセルロースアルカリ土類金属塩である。
負極バインダーは、必要に応じて、1種単独あるいは3種以上併用することも可能である。
正極活物質は、LiNiCoAlOを含む形態に限定されず、例えば、LiMn、LiNiO、LiCoO、LiNiMnCoO、LiFePOを適宜適用することが可能である。
正極バインダーは、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)から構成される形態に限定されない。また、正極バインダーは、必要に応じて、1種単独あるいは2種以上併用される。
導電助剤は、アセチレンブラックから構成される形態に限定されず、例えば、アセチレンブラック以外のカーボン粉末、気相成長炭素繊維(VGCF;登録商標)等の炭素繊維、膨張黒鉛を適用することが可能である。
セパレーターを構成する微多孔質シートは、ポリプロピレンから形成される形態に限定されない。例えば、微多孔質シートは、ポリエチレンなどのポリオレフィン、ポリオレフィンを複数積層した積層体、ポリイミド、アラミド、ポリフッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン(PVdF−HFP)、ガラス繊維から形成することも可能である。セパレーターは、不織布シートから構成することも可能である。不織布シートは、例えば、綿、レーヨン、アセテート、ナイロン(登録商標)、ポリエステル、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリイミド、アラミドから形成される。
セパレーターに保持される液体電解質は、溶媒と、溶媒に溶解された支持塩であるリチウム塩と、を有する。リチウム塩は、例えば、Li(CFSON、Li(CSON、LiPF、LiBF、LiAsF、LiTaF、LiClO、LiCFSOである。溶媒は、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、ビニレンカーボネート(VC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、メチルプロピルカーボネート(MPC)である。
セパレーターが保持する電解質は、液体電解質に限定されない。例えば、セパレーターは、ゲルポリマー電解質を保持することも可能である。ゲルポリマー電解質は、液体電解質が注入されているマトリックスポリマー(ホストポリマー)から構成される。マトリックスポリマーは、イオン伝導性ポリマーである。イオン伝導性ポリマーは、例えば、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリプロピレンオキシド(PPO)、および、これらの共重合体である。
次に、負極および正極の構造が説明される。
図4および図5は、図3に示される負極および正極を説明するための平面図である。
負極30は、図4に示されるように、負極集電体32とスリット36(後述)とを有する。負極集電体32は、活物質領域40および非活物質領域46を有する。活物質領域40は、負極活物質層34が配置される略矩形領域であり、対向部42および非対向部44を有する。
対向部42は、セパレーター50を介して正極活物質層64と対向する領域である。非対向部44は、対向部42の外周に(対向部42を取り囲むように)位置し、正極活物質層64と対向しないフレーム状領域である。対向部42および非対向部44は、略矩形であり、非対向部44のコーナー45と対向部42のコーナー43とは、位置合わせされている。
非活物質領域46は、発電要素22において生じた電気を外部に取り出すための集電部を構成している。非活物質領域46は、活物質領域40の一辺41から突出しており、外部に向かって電流を引き出すための負極タブ12に接合(固定)されている。
正極60は、図5に示されるように、正極集電体62を有する。正極集電体62は、活物質領域70および非活物質領域76を有する。活物質領域70は、正極活物質層64が配置される略矩形領域であり、対向部72を有する。対向部72は、セパレーター50を介して負極活物質層34と対向する領域である。なお、本実施の形態では、活物質領域70は、負極活物質層34と対向しない領域(非対向部)を有していない。
非活物質領域76は、発電要素22において生じた電気を外部に取り出すための集電部を構成している。非活物質領域76は、活物質領域70の一辺71から突出しており、外部に向かって電流を引き出すための正極タブ14に接合(固定)されている。
非活物質領域76は、積層方向Sに関し、負極集電体32の非活物質領域46と重複しないように位置決めされている。負極30の非活物質領域46と負極タブ12との接合および正極60の非活物質領域76と正極タブ14との接合は、例えば、超音波溶接や抵抗溶接が適用される。
次に、スリット36が詳述される。
負極30は、並置される複数のスリット36を有する(図4参照)。スリット36は、直線状であり、非対向部44の外周縁の端面から、負極活物質層34および負極集電体32を貫通しつつ、非対向部44と対向部42との境界Bまで少なくとも延長している。
例えば、15枚の正極(サイズが200×190mmの活物質領域を有する)と16枚の負極(サイズが205×195mmの活物質領域を有する)とを、セパレーター(サイズが219×191mm、厚さが25μm、空隙率が55%)を介して積層して形成された発電要素(二次電池)の場合、負極の外周縁に10mm間隔でスリットが配置される。スリットの幅および長さは、0.5mmおよび2.5mmである。
スリット36は、伸縮自在のため、二次電池10の充放電の際に負極活物質層34が膨張収縮する際、非対向部44に作用する応力が緩和される。そのため、非対向部44が位置する負極30の外周縁に皺が発生することが抑制され、皺の発生に基づく二次電池10の性能およびサイクル特性(寿命)の悪化が避けられる。
また、これにより、二次電池10の充放電が繰り返されることによって皺が成長して対向部42つまり電極として反応する部位に到達することが防がれ、電極間距離の不均一化(電池性能の低下)を引き起こすことが抑制される。そして、その結果、二次電池10の性能およびサイクル特性(寿命)が経時的に悪化することが防がれる。
なお、スリット36は、非活物質領域(集電部)46に隣接する非対向部44に形成されていない。これは、非活物質領域(集電部)46の電気伝導性に影響を及ぼさないようにするためである。また、スリット36の形成方法は、特に限定されず、例えば、プレスや機械加工(カッター)を適用することが可能である。
次に、変形例1〜5が順次説明される。
図6は、本発明の実施の形態に係る変形例1を説明するための平面図である。
負極30は、直線状のスリット36を有する形態に限定されず、例えば、図6に示される曲線状のスリット36Aを有することも可能である。
図7は、本発明の実施の形態に係る変形例2を説明するための平面図である。
負極30は、図7に示されるスリット36Bをさらに有することも可能である。スリット36Bは、非対向部44のコーナー45から、コーナー45に隣接する対向部42のコーナー43まで少なくとも延長している。この場合、応力が集中し易いコーナー43,45の近傍領域における応力を、効率的に緩和することが可能である。
図8は、本発明の実施の形態に係る変形例3を説明するための平面図である。
負極30は、必要に応じて、図8に示されるスリット36Cをさらに有することも可能である。スリット36Cは、非活物質領域(集電部)46の端面から、隣接する非対向部44を経由して非対向部44と対向部42との境界Bまで少なくとも延長している。この場合、非活物質領域(集電部)46の電気伝導性に対する影響を抑制するため、スリット36Cの幅は、狭いことが好ましい。
図9は、本発明の実施の形態に係る変形例4を説明するための平面図である。
負極30は、図8に示される長円状のスリット36Dをさらに有することも可能である。スリット36Dは、図7に示されるスリット36Cと異なり、非活物質領域(集電部)46を延長しておらず、非活物質領域(集電部)46に隣接する非対向部44から、非対向部44と対向部42との境界Bまで少なくとも延長している。この場合、非活物質領域(集電部)46に隣接する非対向部44に皺が発生することが抑制され。
図10は、本発明の実施の形態に係る変形例5を説明するための断面図、図11は、図10に示される電池本体部および発電要素を説明するための断面図、図12は、図11に示される負極を説明するための平面図である。
スリット36は、図10に示される二次電池10Eの電池本体部20Eに適用することも可能である。なお、二次電池10の部材と同様の機能を有する部材については、重複を避けるため、その説明が省略される。
具体的には、二次電池10Eは、双極型のリチウムイオン二次電池であり、負極タブ12E、正極タブ14Eおよび外装体16を有する。外装体16は、電池本体部20Eおよびシール部(不図示)が配置されている。負極タブ12Eおよび正極タブ14Eは、電池本体部20Eの外側に配置され、電極投影面の全てを、少なくとも覆うように構成されている。
電池本体部20Eは、図11に示されるように、負極活物質層34、スリット36(不図示)、セパレーター50、正極活物質層64および集電体80を有する。負極活物質層34は、集電体80の一方の面に配置されている。正極活物質層64は、集電体80の他方の面に配置されている。負極活物質層34と集電体80は、負極30Eを構成し、正極活物質層64と集電体80は、正極60Eを構成している。つまり、集電体80は、負極30Eおよび正極60Eによって共有されている双極型集電体である(負極集電体および正極集電体を兼ねている)。
セパレーター50は、負極活物質層34と正極活物質層64との間に配置されている。したがって、集電体80、負極活物質層34、セパレーター50、正極活物質層64および集電体80は、発電要素(単電池)22Eを構成する。発電要素22Eは、積層されており、電気的に直列接続されている。
負極活物質層34の面積は、正極活物質層64の面積よりも大きくなるように構成されている。したがって、負極活物質層34が配置される活物質領域40は、セパレーター50を介して正極活物質層64と対向する対向部42と、対向部42の外周に(対向部42を取り囲むように)位置しかつ正極活物質層64と対向しない非対向部44と、を有する。
スリット36は、図12に示されるように、負極活物質層34と集電体80によって構成される負極30Eに形成される。スリット36は、非対向部44の外周縁の端面から、負極活物質層34および集電体80を貫通しつつ、非対向部44と対向部42との境界Bまで少なくとも延長している。したがって、二次電池10Eにおいても、負極活物質層34が膨張収縮する際、非対向部44に作用する応力が緩和される。
シール部(不図示)は、発電要素22の外周部の少なくとも一部を封止するために設けられており、正極活物質層64および負極活物質層34の周囲を取り囲むように配置される。シール部は、電解質(電解液)の構成に応じて、適宜省略することも可能である。
なお、図10において、最上層に位置する集電体80は、正極活物質層64を有しておらず、最下層に位置する集電体80は、負極活物質層34を有していない。これは、最上層および最下層に位置する集電体80の外側に位置する正極活物質層64および負極活物質層34は、電池反応に関与しないためである。しかし、必要に応じ、双極型電極構造を有するように構成することも可能である。
以上のように本実施の形態においては、負極のスリットは、非対向部の外周縁の端面から、非対向部と対向部との境界まで少なくとも延長しており、伸縮自在のため、二次電池の充放電の際に負極活物質層が膨張収縮する際、伸縮寸法の差(非対向部に作用する応力)が緩和される。そのため、非対向部が位置する負極の外周縁に皺が発生することが抑制される。つまり、負極の外周縁に皺が生じることを抑制し得る二次電池を提供することが可能である。
スリットが直線状である場合、スリットの形成が容易である。
負極が複数のスリットを有する場合、非対向部に作用する応力を、より確実に緩和することが可能である。
対向部のコーナーの端面から、当該コーナーに隣接する非対向部のコーナーまで少なくとも延長しているスリットが形成されている場合、応力が集中し易いコーナーの近傍領域における応力を、効率的に緩和することが可能である。
スリットが、集電部の電気伝導性に影響を及ぼさないように配置されている場合、発電要素において生じた電気を、良好に外部に取り出すことが可能である。
負極活物質層がシリコンを含有する負極活物質を有する場合、二次電池を高容量化することが可能である。
負極活物質層が水系バインダーを含有する場合、水系バインダーは、原料としての水の調達が容易であることに加え、乾燥時に発生するのは水蒸気であるため、製造ラインへの設備投資が大幅に抑制でき、また、環境負荷の低減を図ることが可能である。
水系バインダーがゴム系バインダーを含んでいる場合、ゴム系バインダーは、良好な結着性を有するため、スリットの形成に起因する負極活物質層からの負極活物質の剥離を、抑制することが可能である。スチレン−ブタジエンゴム(SBR)は、結着性が良好であることから、特に好ましい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。例えば、二次電池は、直列化および/又は並列化した組電池の形態で利用することも可能である。また、変形例1〜4を適宜組合わせたり、変形例5に変形例1〜4を適宜組合わせたりすることも可能である。
10,10E 二次電池、
12,12E 負極タブ、
14,14E 正極タブ、
16 外装体、
20,20E 電池本体部、
22,22E 発電要素、
30,30E 負極、
32 集電体(負極集電体)、
34 負極活物質層、
36,36A〜36D スリット、
40 活物質領域、
41 一辺、
42 対向部、
43 コーナー、
44 非対向部、
45 コーナー、
46 非活物質領域(集電部)、
50 セパレーター(電解質層)、
60,60E 正極、
62 集電体(正極集電体)、
64 正極活物質層、
70 活物質領域、
71 一辺、
72 対向部、
76 非活物質領域(集電部)、
80 集電体(負極集電体、正極集電体)、
B 境界、
S 積層方向。

Claims (9)

  1. 正極活物質層が配置された正極集電体を有する正極と、電解質を保持する電解質層と、前記正極活物質層の面積よりも大きい面積を有する負極活物質層が配置された負極集電体を有する負極と、を有し、かつ、前記正極活物質層および前記負極活物質層が前記電解質層を介して対向している発電要素を有する二次電池であって、
    前記負極は、
    前記電解質層を介して前記正極活物質層と対向している対向部と、
    前記対向部の外周を取り囲むように位置しかつ前記正極活物質層と対向していない非対向部と、
    前記非対向部の外周縁の端面から、前記負極活物質層および前記負極集電体を貫通しつつ、前記非対向部と前記対向部との境界まで少なくとも延長しているスリットと、
    を有することを特徴とする二次電池。
  2. 前記スリットは、直線状であることを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記負極は、複数の前記スリットを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二次電池。
  4. 前記対向部および前記非対向部は、略矩形であり、前記非対向部のコーナーと前記対向部のコーナーとは、位置合わせされており、
    複数の前記スリットは、前記非対向部の前記コーナーから、当該コーナーに隣接する前記対向部の前記コーナーまで少なくとも延長しているスリットを、含んでいることを特徴とする請求項3に記載の二次電池。
  5. 前記負極集電体は、前記発電要素において生じた電気を外部に取り出すための集電部を有し、
    前記スリットは、前記集電部の電気伝導性に影響を及ぼさないように配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の二次電池。
  6. 前記負極活物質層は、シリコンを含有する負極活物質を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の二次電池。
  7. 前記負極活物質層は、水系バインダーを含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の二次電池。
  8. 前記水系バインダーは、少なくともゴム系バインダーを含んでいることを特徴とする請求項7に記載の二次電池。
  9. 前記ゴム系バインダーは、スチレン−ブタジエンゴムであることを特徴とする請求項8に記載の二次電池。
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