JP2018147398A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、店舗の販売促進に寄与することが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、取引に際し入力された媒体を特定する媒体特定情報に基づいて、当該媒体と関連する他の媒体を特定する媒体特定情報が入力されたか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が関連する他の媒体の媒体特定情報が入力されたことを判断したことを条件に、当該取引において媒体特定情報が入力された媒体に対して特典を付与する特典付与手段と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来から、店舗は、商品を購入する顧客に対して種々の販売プロモーションを実施している。たとえば、商品を購入した顧客に対し、商品の購入金額に応じたポイントを付与している。
このような販売プロモーションは、顧客へ販売促進に寄与している。
しかしながら、多くの店舗において同様の販売プロモーションを実施するようになり、販売促進のために、更なる付加価値を付けた販売プロモーションを実施して、他店舗との販売スタイルの差別化が求められる。
本発明が解決しようとする課題は、店舗の販売促進に寄与することが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、取引に際し入力された媒体を特定する媒体特定情報に基づいて、当該媒体と関連する他の媒体を特定する媒体特定情報が入力されたか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が関連する他の媒体の媒体特定情報が入力されたことを判断したことを条件に、当該取引において媒体特定情報が入力された媒体に対して特典を付与する特典付与手段と、を備える。
図1は、実施形態に係るPOSシステムを示す概略図である。 図2は、POS端末の外観をオペレータ側から見た斜視図である。 図3は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、顧客情報部の一部を示すメモリマップである。 図5は、POS端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図6は、POS端末の制御処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、POS端末における決済処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。実施形態では、POS端末を情報処理装置の一例として説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るPOSシステムを示す概略図である。POSシステムは、店舗で販売する商品の売上管理等を行うシステムであり、主に店舗内に設置される。POSシステムは、店舗内に設置された複数台のPOS端末1と、店舗のバックヤードに設置された上位サーバである1台のサーバ2とを備える。POS端末1とサーバ2とは、LAN(Local Area Network)等の通信回線3によって電気的に接続されている。そのため、POS端末1とサーバ2とは、相互に情報を送受信することができる。
POS端末1は、顧客との取引において、顧客が購入する商品の売上登録処理および決済処理を実行する。POS端末1は、取引において販売される商品に付されたバーコード等のシンボルの画像を撮像して対応する商品を特定する商品コードを取得する。売上登録処理とは、POS端末1が、取得した商品コードに基づいて読み出した、当該商品の商品情報(商品名、価格等)を表示するとともに、当該商品情報をRAM等に記憶する処理をいう。なお、POS端末1は、商品に付されたシンボルの画像を光学的に読み取って、対応する商品コードを取得するようにしてもよい。
また、決済処理とは、売上登録処理によってRAM等に記憶された商品情報に基づいて、当該取引に係る合計金額の表示、顧客から預かった預り金に基づいて釣銭を計算して表示する処理、釣銭の発行を釣銭機に指示する処理をいう。また、決済処理は、売上登録処理した商品情報や決済情報(合計金額、預り金額、釣銭額等)を印字したレシートを発行する処理を含む。
POS端末1は、決済処理した商品の商品情報や決済情報を、通信回線3を介してサーバ2に送信する。また、POS端末1は、所定期間(例えば一日)の売上を精算した精算情報を、通信回線3を介してサーバ2に送信する。
サーバ2は、各POS端末1から受信した商品情報、決済情報、精算情報等を、集中的に管理する。すなわち、サーバ2は、一店舗での売上管理等を行う。また、サーバ2は、最新の商品マスタ(図4を参照)に係る情報を各POS端末1に送信する。また、サーバ2は、各顧客の顧客情報を記憶する。顧客情報とは、顧客の住所等の属性情報の他、顧客を特定する顧客ID(Identification)、顧客が保有するカード(媒体)の情報、顧客が保有するポイント情報等を記憶する。サーバ2は、POS端末1の電源を立ち上げたタイミング、または予め定められた所定のタイミングで、顧客情報をPOS端末1に送信(ダウンロード)する。
なお、サーバ2は、さらに上位サーバである本部サーバ(図示せず)と接続されていてもよい。本部サーバは、一または複数の店舗を運営する本部に設置される。本部サーバは、サーバ2から送信された各店舗の売上情報を受信し、各店舗の売上管理等を行う。この場合、本部サーバが顧客情報を一括管理し、所定のタイミングでサーバ2に送信する。サーバ2は、受信した顧客情報を、所定のタイミングでPOS端末1に送信する。
図2は、実施形態にかかるPOS端末1を、オペレータ側から見た斜視図である。
POS端末1は、本体4と金銭収納箱5とを有する。金銭収納箱5は、金銭を収納するドロワを有し、顧客から預かった紙幣や貨幣の金銭や商品券等の有価証券類、および顧客に手渡す釣銭等を収納している。
本体4は、操作部21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、印字部24、カード読取部25、コードリーダ30を備えている。操作部21は数字を入力する置数キー、売上登録の終了を宣言する決済キー211(図3を参照)等のキーを備えたキーボードである。オペレータ用表示部22は、液晶表示器等で構成され、POS端末1を操作するオペレータに商品情報、決済情報等を表示する。客用表示部23は、液晶表示器等で構成され、顧客に商品情報、決済情報等を表示する。
印字部24は、本体4内に収納されたロール状のレシート用紙を引き出して、例えば熱転写型の印字ヘッドを備えたサーマルプリンタ等で商品情報、決済情報等を印字し、レシートとして発行する。カード読取部25は、顧客が提示したクレジットカードやポイントカード等のカード(媒体)からカードを特定するカードIDを読み取る。コードリーダ30は、例えばハンディタイプのコードリーダである。コードリーダ30は、例えば可視光線を使用して商品に付されたシンボルを撮像する。なお、コードリーダ30は、シンボルを光学的に読み取るようにしてもよい。
続いて、POS端末1のハードウェア構成について説明する。図3は、POS端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、POS端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述するPOS端末1に係る制御処理を実行する。
RAM13は、商品情報部131を備える。商品情報部131は、コードリーダ30で読み取ったシンボルから取得した商品コードに基づいて売上登録処理された商品の商品情報(商品名、商品の価格等)を記憶する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部14は、制御プログラム部141、商品マスタ142、顧客情報部143、親子フラグ部144を備える。制御プログラム部141は、POS端末1を制御するための制御プログラムを記憶する。商品マスタ142は、商品毎に当該商品に係る情報を記憶する(詳細は図4で説明する)。顧客情報部143は、顧客の種々の情報を顧客毎に記憶する。顧客情報部143については、図4で後述する。
親子フラグ部144は、所定期間内に後述する親カードを特定するカードID(媒体特定情報)と子供カードを特定するカードIDが入力されたことを条件に、親子特典が成立し親子フラグ「1」を記憶する。すなわち、親子フラグが「1」であるということは、当該取引前に使用されたカードと当該取引で使用されたカードとは関連カードであり、当該取引前に使用されたカードは当該取引から所定期間内に使用されたことを示す。
親カードと子供カード(総称して「会員カード」という)は、互いに関連するカードの関係にある。例えば親カードは親が所有する。また、子供カードは当該親の子供が保有する。子供カードは1枚であっても複数枚(例えば子供が複数人いる場合)であってもよい。親カードは、店舗において親が買物をする場合(取引をする場合)に使用する。子供カードは、店舗において子供が買物をする場合(取引をする場合)に使用する。親子で買物をする場合は、親カードと子供カードを使用する。ここで、会員カードの使用とは、取引中に顧客から渡された会員カードを後述するカード読取部25に挿入することであり、挿入された会員カードに記憶されているカードIDを磁気的または電気的に読み取ってPOS端末1に入力することを含む。すなわち、会員カードが使用されると、使用された会員カードのカードIDがPOS端末1に入力される。
一取引において親カードと子供カードが使用された場合、直近の親カードが使用されてから所定期間内であるとして、親子フラグ部144に親子フラグ「1」を記憶する。そして、使用された親カードと子供カードに対して親子特典が付与される。親子特典とは、合計金額からの割引や値引き、親子ポイントの付与、特定商品を購入した場合の割引きや値引き、クーポン券等の販促券の発券等を含む。これらの親子特典の一つまたは複数を付与する。例えば、親子特典を親子ポイントの付与とした場合、親カードおよび子供カードに対して親子ポイントが10ポイントずつ付与される。この親子ポイントは、商品の購入に際し、合計金額に応じて付与されるポイントとは別に付与される。また、親子特典を合計金額からの割引とした場合、割引金額から所定の割合が割り引かれる。また、親子特典を特定商品を購入した場合の値引きとした場合、当該商品を購入すると値引される。店舗が販売促進したい商品を特定商品とすれば、当該商品の売上増につながる。
また、一取引において子供カードが使用された場合、直近の親カードが使用されてから所定期間内(例えば1週間以内)であれば、親子フラグ部144に親子フラグ「1」を記憶する。そして、使用された子供カードに対して親子特典が付与される。例えば、親子特典を親子ポイントの付与とした場合、子供カードに対して親子ポイントが10ポイント付与される。また、親子特典を合計金額からの値引きとした場合、合計金額から所定の金額が値引かれ、値引き分の価値が付与される。値引いた金額分の価値を、後で子供の小遣いとして使用した子供カードに対応して記憶し、子供が使えるようにしてもよい。また、値引金額分の価値をポイントとして付与してもよい。また、親子特典を特定商品を購入した場合の値引きとした場合、当該商品を購入すると値引される。子供が好みそうな商品を特定商品とすれば、当該商品の売上増につながる。また、親子特典を販促券の発券とした場合、子供が好みそうな商品の販促券を発券するようにすれば、当該商品の販売促進につながる。これらの付与は、後述する顧客情報部143に記憶される。
また、一取引において親カードが使用された場合、直近の子供カードが使用されてから所定期間内(例えば1週間以内)であれば、親子フラグ部144に親子フラグ「1」を記憶する。そして、使用された親カードに対して親子特典が付与される。この場合、子供カードが使用された場合と同等の親子特典が付与される。親が、所定期間内の来店で親子特典を付与されることを意識することで、来店の動機付けとなる。
なお、例えば、親カードにはクレジット機能を付与し、現金およびクレジット機能を用いて決済可能であるが、子供カードにはクレジット機能を付与せず、現金決済のみ可能とすることが望ましい。しかしながら、この限りでなく、例えば子供カードにもクレジット決済機能を付与してもよい。また、親カードも現金決済のみとしてもよい。
また、所定期間は必ずしも必要ではなく、例えば、親カードと子供カードを同一の取引で使用した場合には、いつでも親子特典を付与するようにしてもよい。あるいは、子供カードを使用した場合、当該取引より前に親カードを使用した取引が存在すれば、親子特典を付与するようにしてもよい。あるいは、親カードを使用した場合、当該取引より前に子供カードを使用した取引が存在すれば、親子特典を付与するようにしてもよい。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、決済キー211を含む操作部21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、印字部24、カード読取部25、コードリーダ30と接続している。コントローラ16は、制御部100からの指示を受けて、操作部21、オペレータ用表示部22、客用表示部23、印字部24、カード読取部25、コードリーダ30を制御する。以下では、説明の都合上、コントローラ16が行う制御を制御部100が行うとして説明する。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部26と接続している。通信部26は、通信回線3を介して、店内に設置された他のPOS端末1やサーバ2と電気的に接続している。
図4は、顧客情報部143の構成の一部を示すメモリマップである。顧客情報部143に記憶されている顧客情報は、所定のタイミング(例えば一日に一回)でサーバ2から毎回ダウンロードする。そのため、常に最新の顧客情報が記憶される。なお、実施形態では、1枚の親カードに対して2枚の子供カード(子供カードAと子供カードB)が関連付けされている。
図4に示すように、顧客情報部143は、顧客ID部1431、顧客情報部1432、親カード部1433、子供カードA部1434、子供カードB部1435を備える。顧客ID部1431は、顧客を特定するID(Identification)が記憶される。顧客情報部1432は、顧客IDで特定される顧客の諸情報(氏名、住所、電話番号、家族構成、合計金額に応じて付与されたポイント等)が記憶される。親カード部1433は、顧客IDで特定される顧客が保有する親カードを特定するカードIDを記憶する。また、親カード部1433は、親カードが使用されたことによる特典(例えば、親子特典によって付与された親子ポイント等)が累積して記憶される。
子供カードA部1434は、顧客IDで特定される顧客の子供が保有する子供カードAを特定するカードIDを記憶する。また、子供カードA部1434は、子供カードAが使用されたことによる親子特典(例えば、子供カードAが使用されたことによる親子ポイント、子供カードAが使用されたことによる親子特典としての値引金額等)が累積して記憶される。また、子供カードB部1435は、子供カードBが使用されたことによる親子特典(例えば、子供カードBが使用されたことによる親子ポイント、子供カードBが使用されたことによる親子特典としての値引金額等)が累積して記憶される。図4において、同じ顧客IDに対応付けられた親カードと子供カードは、互いに関連するカードである。制御部100は、同一の顧客IDで対応付けられた親カードと子供カードは関連するカードと判断する。
ここからは、POS端末1の制御について詳細に説明する。図5は、POS端末1の機能構成を示す機能ブロック図である。制御部100は、ROM12やメモリ部14の制御プログラム部141に記憶された制御プログラムに従うことで、判断手段101、特典付与手段102として機能する。
判断手段101は、取引に際し入力された会員カードを特定するカードIDに基づいて、当該媒体と関連する他の会員カードを特定するカードIDが入力されたか否かを判断する機能を有する。
特典付与手段102は、判断手段101が関連する他の会員カードのカードIDが入力されたことを判断したことを条件に、当該取引においてカードIDが入力された会員カードに対して特典を付与する機能を有する。
図6および図7は、POS端末1の制御処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、制御部100は、商品コードを取得したか否かを判断する(S11)。商品コードを取得したと判断した場合には(S11のYes)、制御部100は、売上登録処理を実行する(S12)。すなわち、制御部100は、当該商品コードに対応した商品情報を商品マスタ142から読み出してオペレータ用表示部22および客用表示部23に表示する。また、制御部100は、読み出した商品情報を商品情報部131に記憶する。そして制御部100は、S11に戻る。
また、商品コードを取得していないと判断した場合には(S11のNo)、制御部100は、決済キー211が操作されたか否かを判断する(S13)。決済キー211が操作されたと判断した場合には(S13のYes)、制御部100は、図7で後述する決済処理を実行する(S14)。そして制御部100は、S11に戻る。
また、決済キー211は操作されていないと判断した場合には(S13のNo)、制御部100は、会員カードが使用されたか否かを判断する(S21)。会員カードが使用されたと判断した場合には(S21のYes)、制御部100は、使用された会員カードが親カードであるか否かを判断する(S22)。使用された会員カードが親カードであると判断した場合には(S22のYes)、制御部100は、使用された親カードを特定するカードIDをメモリ部14の所定の場所に記憶する(S23)。
次に制御部100は、タイマー(図示せず)が計時中か否かを判断する(S24)。このタイマーは、会員カードが記憶されたときに起動し、会員カードが入力されてからの経過時間を計時する。タイマーが計時中ではない(すなわち停止中である)と判断した場合には(S24のNo)、制御部100は、タイマーを起動し計時を開始する(S25)。
次に制御部100は、本取引(一取引の中で)において関連する子供カードが使用されているか否かを判断する(S26)。この判断は、後述するS32において、関連する子供カードのカードIDが記憶されたか否かで判断する。S32において、関連する子供カードのカードIDが記憶された場合には、制御部100は、本取引において関連する子供カードが使用されていると判断する。本取引において関連する子供カードは使用されていないと判断した場合には(S26のNo)、次に制御部100は、過去の取引において、関連する子供カードが使用されてから所定期間以内であるか否かを判断する(S27)。この判断は、後述するS55において、メモリ部14の所定の場所に関連する子供カードのカードIDが記憶されたか否かと、タイマーが所定期間を計時したか否かに基づいて判断する。メモリ部14の所定の場所に関連する子供カードのカードIDが記憶されており、タイマーが所定期間を計時していない場合に、制御部100は、関連する子供カードが使用されてから所定期間以内であると判断する。メモリ部14の所定の場所に関連する子供カードのカードIDが記憶されていない場合と、タイマーが計時していない場合と、メモリ部14の所定の場所に関連する子供カードのカードIDが記憶されており、タイマーが所定期間以上計時している場合は、制御部100は、関連する子供カードが使用されてから所定期間以上経過していると判断する。
子供カードが使用されてから所定期間以内であると判断した場合(すなわち、本取引で親カードが使用され、過去の取引において子供カードが使用されている場合)には(S27のYes)、制御部100は、親子フラグ部144に親子フラグ「1」を記憶する(S28)。S28において親子フラグ部144に親子フラグ「1」を記憶することは、親カードと関連する子供カードが存在することを意味する。また、本取引(一取引の中で)において関連する子供カードが使用されていると判断した場合(すなわち、本取引で親カードおよび関連する子供カードが使用されている場合)も(S26のYes)、制御部100は、S27の処理を実行することなく親子フラグ部144に親子フラグ「1」を記憶する(S28)。そして制御部100は、S11に戻る。また、子供カードが使用されてから所定期間以上経過していると判断した場合には(S27のNo)、制御部100は、S11に戻る。また、タイマーが計時中であると判断した場合には(S24のYes)、制御部100は、S25の処理を実行せずS26以降の処理を実行する。
一方、使用された会員カードが親カードではないと判断した場合には(S22のNo)、制御部100は、使用された会員カードが子供カードであるか否かを判断する(S31)。使用された会員カードが子供カードであると判断した場合には(S31のYes)、制御部100は、使用された子供カードを特定するカードIDをメモリ部14の所定の場所に記憶する(S32)。
次に制御部100は、タイマーが計時中か否かを判断する(S33)。タイマーが計時中ではない(すなわち停止中である)と判断した場合には(S33のNo)、制御部100は、タイマーを起動し計時を開始する(S34)。
次に制御部100は、本取引(一取引の中で)において関連する親カードが使用されているか否かを判断する(S35)。この判断は、S23において、関連する親カードのカードIDが記憶されたか否かで判断する。S23において、関連する親カードのカードIDが記憶された場合には、制御部100は、本取引において関連する親カードが使用されていると判断する。本取引において関連する親カードは使用されていないと判断した場合には(S35のNo)、次に制御部100は、関連する過去の取引において親カードが使用されてから所定期間以内であるか否かを判断する(S36)。この判断は、後述するS55において、メモリ部14の所定の場所に関連する親カードのカードIDが記憶されたか否かと、タイマーが所定期間を計時したか否かに基づいて判断する。メモリ部14の所定の場所に関連する親カードのカードIDが記憶されており、タイマーが所定期間を計時していない場合に、制御部100は、関連する親カードが使用されてから所定期間以内であると判断する。メモリ部14の所定の場所に関連する親カードのカードIDが記憶されていない場合と、タイマーが計時していない場合と、メモリ部14の所定の場所に関連する親カードが記憶されており、タイマーが所定期間以上計時している場合は、制御部100は、関連する親カードが使用されてから所定期間以上経過していると判断する。
関連する親カードが使用されてから所定期間以内であると判断した場合(すなわち、本取引で子供カードが使用され、過去の取引において関連する親カードが使用されている場合)には(S36のYes)、制御部100は、親子フラグ部144に親子フラグ「1」を記憶する(S37)。S37において親子フラグ部144に親子フラグ「1」を記憶することは、子供カードと関連する親カードが存在することを意味する。そして制御部100は、S11に戻る。また、本取引(一取引の中で)において関連する親カードが使用されていると判断した場合(すなわち、本取引で子供カードおよび関連する親カードが使用されている場合)も(S35のYes)、制御部100は、親子フラグ部144に親子フラグ「1」を記憶する(S37)。
また、関連する親カードが使用されてから所定期間以上経過していると判断した場合には(S36のNo)、制御部100は、S11に戻る。また、タイマーが計時中であると判断した場合には(S33のYes)、制御部100は、S34の処理を実行せずS35以降の処理を実行する。
また、S21において、会員カードは使用されていないと判断した場合には(S21のNo)、制御部100は、タイマーが所定期間を計時したか否かを判断する(S41)。タイマーが所定期間を計時したと判断した場合には(S41のYes)、制御部100は、親子フラグ部144に記憶されている親子フラグを「0」にセットする(S42)。そして制御部100は、タイマーを停止し、「0」にリセットする(S43)。そして制御部100は、S23で記憶した情報をクリアする(S44)。また、制御部100は、S32で記憶した情報をクリアする。そして制御部100は、S11に戻る。また、タイマーが所定期間を計時していないと判断した場合には(S41のNo)、制御部100は、S11に戻る。
また、S31において、使用された会員カードが子供カードではないと判断した場合には(S31のNo)、S21において使用が判断された会員カードは親カードおよび子供カードではないと判断し、制御部100は、使用された会員カードを特定するカードIDをメモリ部14の所定の場所に記憶する(S38)。そして制御部100は、S11に戻る。
次にS14の決済処理について説明する。図7は、S14におけるPOS端末1の決済処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、制御部100(判断手段101)は、親子フラグ部144に記憶された親子フラグが「1」であるか否かを判断する(S51)。親子フラグが「1」であると判断した場合には(S51のYes)、制御部100は、S23において親カードのカードIDが記憶されたか否かを判断する(S52)。親カードのカードIDが記憶されていると判断した場合には(S52のYes)、制御部100は、S32において子供カードのカードIDが記憶されたか否かを判断する(S53)。子供カードのカードIDが記憶されていると判断した場合には(S53のYes)、当該取引において関連する子供カードのカード特定情報が記憶されているため、制御部100(特典付与手段102)は、使用された親カードと子供カードに対して親子特典を付与する(S54)。この場合、一取引において親カードと子供カードが使用されたため、両カードに対する親子特典を付与する。
そして制御部100は、使用されたカードのカードIDをメモリ部14の所定箇所に記憶する(S55)。そして制御部100は、当該取引について決済処理を実行する(S56)。そして制御部100は、S11に戻る。
一方、S53において、子供カードのカードIDを記憶していないと判断した場合には(S53のNo)、当該取引において関連する子供カードのカード特定情報が記憶されておらず、所定期間内の過去の取引において関連する子供カードが使用されているため、制御部100(特典付与手段102)は、使用された親カードに対して親子特典を付与する(S57)。この場合、当該取引では親カードが使用され、所定期間内における過去の取引において子供カードが使用されているため、親カードに対して親子特典を付与する。そして制御部100は、S55以降の処理を実行する。
また、S52において、親カードのカードIDは記憶されていないと判断した場合には(S52のNo)、制御部100は、S32において子供カードのカードIDが記憶されたか否かを判断する(S58)。子供カードのカードIDが記憶されていると判断した場合には(S58のYes)、当該取引において関連する親カードのカード特定情報が記憶されておらず、所定期間内の過去の取引において関連する親カードが使用されているため、制御部100(特典付与手段102)は、使用された子供カードに対して親子特典を付与する(S59)。この場合、当該取引では子供カードが使用され、所定期間内における過去の取引において親カードが使用されているため、子供カードに対して親子特典を付与する。そして制御部100は、S55以降の処理を実行する。
また、S58において、子供カードのカードIDは記憶されていないと判断した場合には(S58のNo)、制御部100は、エラー処理を実行する(S60)。そして制御部100は、S11に戻る。また、S51において、親子フラグが「1」ではないと判断した場合には(S51のNo)、制御部100は、今回の取引において親子特典は付与されないと判断して、S55以降の処理を実行する。
なお、S54の処理を実行した場合のS56の決済処理において、親カードおよび子供カードに付与した親子特典を印字したレシートを発行する。また、S57の処理を実行した場合のS56の処理において、親カードに付与した親子特典を印字したレシートを発行する。また、S59の処理を実行した場合には、S56の処理において、子供カードに付与した親子特典を印字したレシートを発行する。
このような実施形態では、親カードと子供カードが使用された場合に、親子特典が付与される。そのため、親である顧客は子供を連れて来店するようになり、店舗の販売促進に寄与する。また、子供がお使い等で一人で来店した場合も、当該子供に対して親子ポイントが付与される。そのため、子供の来店が期待できる。
以上、本発明の実施形態やその変形例を説明したが、この実施形態および変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態やその変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、親カードと子供カードおよび親子特典を例に説明したが、家族カードを使用した場合に家族特典を付与するようにしてもよい。また、家族以外の友人、グループを対象としたカードおよび特典としてもよい。
また、実施形態では、子供カードAと子供カードBの2種類の子供カードとしたが、これに限らず、子供カードは、1枚以上いくつでもよい。
また、実施形態では、特定情報を磁気的または電気的に記憶したカードを媒体の一例として説明した。しかしながら、媒体はカード以外のものであってもよい。
また、実施形態では、情報処理装置をPOS端末1に適用して説明した。しかしながら、例えば、情報処理装置をサーバ2に適用してもよい。また、情報処理装置を本部サーバに適用してもよい。
なお、実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 POS端末
2 サーバ
21 操作部
24 印字部
25 カード読取部
30 コードリーダ
100 制御部
101 判断手段
102 特典付与手段
143 顧客情報部
144 親子フラグ部
特開2004−094708号公報

Claims (6)

  1. 取引に際し入力された媒体を特定する媒体特定情報に基づいて、当該媒体と関連する他の媒体を特定する媒体特定情報が入力されたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が関連する他の媒体の媒体特定情報が入力されたことを判断したことを条件に、当該取引において媒体特定情報が入力された媒体に対して特典を付与する特典付与手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記判断手段が、当該取引において前記他の媒体の媒体特定情報が入力されたか否かを判断し、
    特典付与手段は、前記判断手段が当該取引において前記他の媒体の媒体特定情報が入力されたと判断したことを条件に、当該入力された媒体特定情報で特定される媒体に対しても特典を付与する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判断手段は、前記入力された媒体特定情報と関連し当該取引より前の所定期間以内の取引において入力された前記他の媒体の媒体特定情報が存在するか否かを判断し、
    前記特典付与手段は、前記判断手段が前記所定期間内に入力された前記他の媒体の媒体特定情報が存在すると判断したことを条件に、当該取引において媒体特定情報が入力された媒体に対して特典を付与する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特典付与手段は、前記特典として所定のポイントを当該取引において媒体特定情報が入力された媒体に対して付与する、
    請求項1乃至3のいずれか一に記載の情報処理装置。
  5. 前記特典付与手段は、前記特典として値引処理された値引金額に相当する価値を当該取引において媒体特定情報が入力された媒体に対して付与する、
    請求項1乃至4のいずれか一に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    取引に際し入力された媒体を特定する媒体特定情報に基づいて、当該媒体と関連する他の媒体を特定する媒体特定情報が入力されたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が関連する他の媒体の媒体特定情報が入力されたことを判断したことを条件に、当該取引において媒体特定情報が入力された媒体に対して特典を付与する特典付与手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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