JP2018146554A - X線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置からのX線漏洩量を低減する。【解決手段】X線検査装置1は、被検査物Wを搬送させながらX線を照射し、被検査物Wを透過するX線透過量に基づいて被検査物Wを検査するものであり、X線を発生するX線管11bを含むX線照射部11と、X線を検出するX線ラインセンサ15と、X線ラインセンサ15に対するX線の照射領域を制限するコリメータ13と、X線管11bの温度を測定する温度測定部12と、X線管11bの焦点温度と焦点位置移動量との関係を示す位置制御用データを記憶する記憶部5と、温度測定部12にて測定した温度に対応する位置調整用データにおける焦点温度の焦点位置移動量が相殺されるようにX線照射部11、X線ラインセンサ15、コリメータ13の少なくとも1つを移動して位置制御する位置制御部6とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、搬送される被検査物にX線を照射し、このX線を照射したときに被検査物を通過するX線透過量に基づいて被検査物の検査を行うX線検査装置に関する。
X線検査装置は、例えば、生肉、魚、加工食品、医薬などを被検査物とし、被検査物にX線を照射したときに被検査物を通過するX線透過量に基づいて異物混入の有無、シール部不良の有無、欠品の有無などの各種検査を行う装置として従来から知られている。
そして、この種のX線検査装置では、装置からのX線漏洩量を下げるため、X線ラインセンサ以外の領域にX線が拡散しないように、X線照射部から照射されるX線を細溝状部材からなるコリメータのスリットにより絞り込み、X線ラインセンサに対するX線の照射領域を制限している。
尚、X線管、コリメータ、X線検出器を備えた装置としては、例えば下記特許文献1に開示される装置が知られている。
特開平4−329935号公報
ところで、X線検査装置に用いられるX線照射部は、X線発生源としての陽極ターゲットが環境温度(例えば室温)、暖機運転、使用時間などに伴う温度変化によって熱膨張する。そして、この熱膨張によってX線照射部の陽極ターゲットの位置が初期位置から移動する。このため、従来は、X線照射部の陽極ターゲットの位置が移動してもX線ラインセンサにX線が照射されるように、コリメータのスリット幅を広く設計して対応していた。
しかしながら、コリメータのスリット幅を広く設計すると、X線照射部からコリメータのスリットを介して必要以上のX線がX線ラインセンサに向かって照射され、X線ラインセンサ以外の領域にもX線が拡散し、装置からのX線漏洩量が増加する。このため、機長を長くして搬入口側と搬出口側により多くの遮蔽カーテンを設けて装置外部へのX線の漏洩を防ぐ必要があり、装置全体も大型化するという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、装置からのX線漏洩量を低減することができるX線検査装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載されたX線検査装置は、被検査物Wを搬送させながらX線を照射し、前記被検査物を透過するX線透過量に基づいて前記被検査物を検査するX線検査装置1において、
前記X線を発生するX線管11bを含むX線照射部11と、
前記X線を検出するX線ラインセンサ15と、
前記X線ラインセンサに対する前記X線の照射領域を制限するコリメータ13と、
前記X線管の温度を測定する温度測定部12と、
前記X線管の焦点温度と焦点位置移動量との関係を示す位置制御用データを記憶する記憶部5と、
前記温度測定部にて測定した温度に対応する前記位置制御用データにおける焦点温度の焦点位置移動量が相殺されるように前記X線照射部、前記X線ラインセンサ、前記コリメータの少なくとも1つを移動して位置制御する位置制御部6とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載されたX線検査装置は、被検査物Wを搬送させながらX線を照射し、前記被検査物を透過するX線透過量に基づいて前記被検査物を検査するX線検査装置1において、
前記X線を発生するX線管11bを含むX線照射部11と、
前記X線を検出するX線ラインセンサ15と、
前記X線ラインセンサに対する前記X線の照射領域を制限するコリメータ13と、
前記X線ラインセンサの出力値が設定値以上又は設定範囲内になるように前記X線照射部、前記X線ラインセンサ、前記コリメータの少なくとも1つを移動して位置制御する位置制御部6とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載されたX線検査装置は、被検査物Wを搬送させながらX線を照射し、前記被検査物を透過するX線透過量に基づいて前記被検査物を検査するX線検査装置1において、
前記X線を発生するX線管11bを含むX線照射部11と、
前記X線を検出するX線ラインセンサ15が前記被検査物の搬送方向Xに多段に複数並設された多段X線ラインセンサ15Aと、
前記多段X線ラインセンサに対する前記X線の照射領域を制限するコリメータ13と、
前記多段X線ラインセンサの異なる段の出力値の差が設定値以下又は設定範囲内になるように前記X線照射部、前記多段X線ラインセンサ、前記コリメータの少なくとも1つを移動して位置制御する位置制御部6とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、装置からのX線漏洩量を低減することができ、コリメータのスリット幅を狭くしても被検査物を検査するために十分なX線を照射することができる。また、多段X線ラインセンサを採用した場合には、多段X線ラインセンサの上流側と下流側のエネルギーの偏りを低減してX線を被検査物に向けて照射し、より正確な検査を行うことができる。
本発明に係るX線検査装置の概略構成を示す図である。 X線照射部を移動可能な構成とした場合の一例を示す概略斜視図である。 コリメータの一方のブロック片を移動可能な構成とした場合の一例を示す概略斜視図である。 コリメータを二次元移動可能な構成とした場合の一例を示す概略斜視図である。 X線ラインセンサを移動可能な構成とした場合の概略斜視図である。 X線照射部と対向して配置される多段X線ラインセンサの概略斜視図である。 X線ラインセンサの出力値に基づくコリメータの位置制御の説明図である。 多段X線ラインセンサの出力値に基づくコリメータの位置制御の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
[X線検査装置について]
本発明に係るX線検査装置は、例えば搬送ラインの一部に組み込まれ、上流側から順次搬送されてくる被検査物(物品)に対してX線を照射し、そのときに被検査物を通過するX線透過量に基づいて異物混入の有無、シール部不良の有無、欠品の有無などの各種検査を行って下流側に搬出するものである。
[X線検査装置の全体構成について]
図1に示すように、本実施の形態のX線検査装置1は、搬送部2、第1ユニット3、第2ユニット4、記憶部5、位置制御部6を備えて概略構成される。
本実施の形態のX線検査装置1は、装置からのX線漏洩量を低減するため、被検査物Wを搬送していない状態において、記憶部5に記憶される位置制御用データ、又は後述するX線ラインセンサ15(又は多段X線ラインセンサ15A)の出力値に基づいて後述するX線照射部11、コリメータ13、X線ラインセンサ15(又は多段X線ラインセンサ15A)の少なくとも1つの位置制御を行う機能を有する。
尚、本実施の形態において、被検査物Wを搬送していない状態とは、例えば出荷前、被検査物Wの検査中の合間、予めスケージュルされた被検査物Wの検査を行わない時間帯などである。
搬送部2は、検査対象の被検査物Wを搬送路上に搬送するもので、例えば装置本体に対して水平に配置されたベルトコンベアで構成される。
搬送部としてのベルトコンベア2は、X線を透過しやすい材料(原子量の大きい元素以外の元素)からなる搬送ベルト2aを備え、被検査物Wの検査を行うときに、不図示の搬送制御手段の制御に基づく駆動モータの回転により予め設定される搬送速度で搬送ベルト2aを駆動する。これにより、搬入口から搬入された被検査物Wは、搬出口側に向けて図1の搬送方向Xに搬送される。
第1ユニット3は、被検査物Wの搬送路の上部側に設けられるX線照射側のユニットを構成する筐体を備え、筐体内にはX線照射部11、温度測定部12、コリメータ13、アクチュエータ14が設けられる。
第1ユニット3の筐体底面には、X線照射部11からのX線を後述するX線ラインセンサ15(又は多段X線ラインセンサ15A)に向けて照射するための照射開口窓3bが形成される。この照射開口窓3bは、搬送方向Xの平面上で搬送方向Xと直交する方向に例えば矩形状に形成される。
尚、本実施の形態において必須の構成ではないが、のれん状の遮蔽カーテン3aを必要に応じて第1ユニット3の筐体下部の搬入口側と搬出口側に設け、外部へのX線の漏洩を確実に防止するようにしてもよい。
X線照射部11は、搬入口から搬出口に向かって搬送方向Xに搬送路上を搬送される被検査物WにX線を照射するもので、電圧を印可して加速させた電子をターゲットに射突させてX線を発生させる。
さらに説明すると、X線照射部11は、略直方体をなす金属製の箱体11aの内部に設けられる円筒状のX線管11bを絶縁油により浸漬した構成である。X線管11bは、その長手方向が被検査物Wの搬送方向Xの平面上で搬送方向X(又は搬送方向Xと直交する方向)に設けられる。X線管11bは、陰極11cと支持体11dに支持された陽極ターゲット11eとが所定距離をおいて対向配置され、陰極11cからの電子ビームを陽極ターゲット11eに照射させてX線を生成する。X線発生源としての陽極ターゲット11eが生成したX線は、コリメータ13を介して出射窓11fから後述するX線ラインセンサ15(又は多段X線ラインセンサ15A)に向けてスクリーン状にして照射する。尚、出射窓11fは、被検査物Wの搬送方向Xの平面上で搬送方向Xと直交する方向に例えば矩形状に形成される。
X線照射部11は、位置制御部6によって位置制御する場合、例えば図2の構成を採用することができる。図2のX線照射部11は、X線管11bを収容した箱体11aが被測定物Wの搬送方向Xに所定間隔をおいて対向配置される一対のガイドレール21,21上にアクチュエータ14を介して取り付けられる。X線照射部11の箱体11aは、位置制御部6の制御によりアクチュエータ14を被測定物Wの搬送方向Xに沿って移動すると、これに連動して一対のガイドレール21,21上を搬送方向Xに沿って移動する。
温度測定部12は、例えば熱電対、測温抵抗体などの温度センサで構成される。温度測定部12は、X線管11bの陽極ターゲット11eの焦点位置(X線を生成する位置)を含む焦点位置近傍の温度(絶対温度)を測定し、測定した温度情報(測定温度)を位置制御部6に出力する。
コリメータ13は、X線照射部11の下方に位置して設けられ、後述するX線ラインセンサ15(又は多段X線ラインセンサ15A)に対するX線の照射領域、言い換えれば、X線管11bからX線ラインセンサ15(又は多段X線ラインセンサ15A)に向かって照射されるX線の進路を制限するための例えば矩形状の照射スリット13aを有する。
コリメータ13は、位置制御部6によって位置制御する場合、例えば図3や図4に示す構成を採用することができる。図3のコリメータ13(13A)は、一方が固定ブロック片13c、他方が移動ブロック片13bからなる一対の矩形状のブロック片を備える。固定ブロック片13cと移動ブロック片13bは、搬送方向Xの平面上で搬送方向Xと直交する両端部が一対のガイド部材13d,13dによって支持される。固定ブロック片13cと移動ブロック片13bの対向する面と一対のガイド部材13d,13dの対向する面とで囲まれる開口領域は、X線の照射領域を制限する照射スリット13aを形成する。固定ブロック片13cと移動ブロック片13bは、初期状態において、後述するX線ラインセンサ15の1ラインの検出面とほぼ同等のスリット幅Hとスリット長Lを有する照射スリット13aを形成するように被測定物Wの搬送方向Xに沿って並設される。そして、移動ブロック片13bは、ガイド部材13dに支持された状態で被測定物Wの搬送方向Xに沿ってガイドされながらアクチュエータ14により移動可能とされる。これにより、一対のブロック片13c,13b間の照射スリット13aのスリット幅Hが調整される。
尚、図3のコリメータ13では、一対のブロック片のうち一方のブロック片のみを移動ブロック片13bとしているが、両方のブロック片を移動ブロック片13bとして構成してもよい。この場合、一方の移動ブロック片13b、又は両方の移動ブロック片13bをアクチュエータ14により選択的に移動させて照射スリット13aのスリット幅Hを調整することが可能である。
図4のコリメータ13(13B)は、後述するX線ラインセンサ15の1ラインの検出面とほぼ同等のスリット幅H、スリット長Lの照射スリット13aが高さ方向(厚さ方向)に貫通して形成された矩形状のブロック片13eで構成される。図4のコリメータ13Bは、アクチュエータ14により被測定物Wの搬送面と平行な平面上で二次元的に移動(回転)可能に不図示の支持体に支持される。
尚、コリメータ13は、X線ラインセンサ15(又は多段X線ラインセンサ15A)に対するX線の照射領域を制限するための照射スリットを備えた構成であればよく、図3や図4などの図示の構成に限定されるものではない。また、コリメータ13を位置制御する場合には、直線移動や被測定物Wの搬送面と平行な平面上で二次元的に移動できる構成であればよい。
アクチュエータ14は、例えばソレノイド、モータ(パルスモータ、ステッピングモータなど)、ソレノイドやモータの動力を移動対象であるコリメータ13に伝達する動力伝達機構などで構成される。アクチュエータ14は、X線照射部11、コリメータ13、後述するX線ラインセンサ15の少なくとも1つの位置制御を行うときに位置制御部6により駆動される。
例えば図3のコリメータ13Aの位置制御を行う場合には、可動ブロック片13bに取り付けられるボールネジと、ボールネジを所定ステップで回転駆動するモータとからアクチュエータ14を構成する。そして、位置制御部6にてアクチュエータ14のモータを所定ステップで回転制御し、モータの回転に連動するボールネジの回転によって可動ブロック片13bをガイド部材13dに沿って被測定物Wの搬送方向Xに移動することでコリメータ13Aの照射スリット13aのスリット幅Hを調整する。
また、図4のコリメータ13Bの位置制御を行う場合には、ブロック片13eの被測定物Wの搬送方向Xに対向する一方の面の両側2箇所に設けられる2組のソレノイドと動力伝達機構でアクチュエータ14を構成する。そして、位置制御部6にて2組のアクチュエータ14を個別に制御し、被測定物Wの搬送面と平行な平面上でコリメータ13Bを二次元的に移動(直線移動、又は回転移動)することでコリメータ13Bを介してX線ラインセンサ15に照射されるX線の照射位置を調整する。
尚、図1には、コリメータ13を移動させるアクチュエータ14のみ図示している。X線照射部11や後述するX線ラインセンサ15の位置制御を行う場合には、X線照射部11やX線ラインセンサ15も位置制御部6の制御によりアクチュエータ14によって移動する。
第2ユニット4は、被検査物Wの搬送面の下部側に第1ユニット3と高さ方向に所定距離離れて対向して設けられるX線検出側のユニットを構成する筐体を備え、筐体内にはX線ラインセンサ15が設けられる。
X線ラインセンサ15は、被検査物Wの搬送方向Xの平面上で搬送方向Xと直交する方向に複数の素子が一直線上に配置されたものである。X線ラインセンサ15は、初期状態において、X線照射部11からコリメータ13を介して照射されるX線を検出したときの各素子の出力値が設定値又は設定範囲内になるようにX線照射部11と対向して設けられる。
X線ラインセンサ15は、ライン状に整列して配設された複数のフォトダイオードと、ライン状のフォトダイオード上に設けられたシンチレータとを備えてアレイ状に構成される。X線ラインセンサ15は、複数の素子(フォトダイオードとシンチレータのアレイ)によって被検査物Wおよび搬送ベルト2aを透過するX線を検出し、この検出した検出データを素子毎に複数の素子数を1ラインとして順次出力し、被検査物Wの搬送に伴い順次出力を繰り返す。このX線ラインセンサ15の出力は、被検査物Wの異物混入の有無、シール部不良の有無、欠品の有無などの各種検査を行う際に用いられる。
X線ラインセンサ15は、位置制御部6によって位置制御する場合、例えば図5や図6に示す構成を採用することができる。図5のX線ラインセンサ15は、被測定物Wの搬送方向Xに所定間隔をおいて対向配置される一対のガイドレール22,22上にアクチュエータ14を介して取り付けられる。X線ラインセンサ15は、位置制御部6の制御によりアクチュエータ14を被測定物Wの搬送方向Xに沿って移動すると、これに連動して一対のガイドレール22,22上を搬送方向Xに沿って移動する。
図6のX線ラインセンサ15は、搬送方向Xに複数段並設された多段X線ラインセンサ15Aを構成するものである。多段X線ラインセンサ15Aは、被検査物Wの搬送方向Xの平面上で搬送方向Xと直交する方向に複数の素子を一直線上に配置したX線ラインセンサ15を搬送方向Xに沿って複数段(例えば64段、128段など:図6は模式的に7段のみ図示)並設してアレイ状に構成される。
尚、多段X線ラインセンサ15Aは、初期状態において、X線照射部11からコリメータ13を介して照射されるX線を全てのX線ラインセンサ15の各素子が設定値以上検出できる段数であれば、その段数は特に限定されるものではない。
多段X線ラインセンサ15Aは、図5のX線ラインセンサ15と同様に、被測定物Wの搬送方向Xに所定間隔をおいて対向配置される一対のガイドレール22,22上にアクチュエータ14を介して取り付けられる。多段X線ラインセンサ15Aは、位置制御部6の制御によりアクチュエータ14を被測定物Wの搬送方向Xに沿って移動すると、これに連動して一対のガイドレール22,22上を搬送方向Xに沿って移動する。
記憶部5は、図1に示すように、焦点温度と焦点位置移動量との関係を示す位置制御用データを記憶する。位置制御用データは、例えば温度測定部12にて測定した温度と、この温度によって陽極ターゲット11eが熱膨張して焦点位置が基準位置(例えば出荷時に設置される位置)から移動した移動量との関係を示すデータとして、例えば装置全体共通の設計時のデータとして記憶部5に記憶したり、出荷前に装置個別に測定したデータとして記憶部5に記憶しておくことができる。この記憶部5に記憶された位置制御用データは、位置制御部6によってX線照射部11、コリメータ13、X線ラインセンサ15の少なくとも1つの位置制御を行う際に用いられる。また、この位置制御用データの別な例は、温度測定部12で測定した温度と、アクチュエータ14の駆動量とを対応付けたデータである。この駆動量とは、上述した焦点位置移動量を相殺するようにコリメータ13(または、X線照射部11、X線ラインセンサ15)を移動させるにあたり、コリメータ13の移動量に対応したアクチュエータ14の駆動量、または、その制御情報である。この駆動量と焦点位置移動量は対応しているので、この例の位置制御用データも、焦点温度と焦点位置移動量との関係を示すデータである。
位置制御部6は、被検査物Wが搬送されていない状態において、アクチュエータ14を駆動して、X線照射部11、コリメータ13、X線ラインセンサ15の少なくとも1つの位置制御を行う。
さらに説明すると、位置制御部6は、記憶部5に記憶された位置制御用データを用いて位置制御を行う場合、アクチュエータ14を駆動し、温度測定部12による測定温度(焦点温度)に対応する位置制御用データの焦点温度の焦点位置移動量が相殺されるようにX線照射部11、コリメータ13、X線ラインセンサ15の少なくとも1つを移動させて位置制御を行う。
また、位置制御部6は、X線ラインセンサ15の出力値に基づいて位置制御を行う場合、アクチュエータ14を駆動し、X線ラインセンサ15の出力値が設定値以上又は設定範囲内になるまでX線照射部11、コリメータ13、X線ラインセンサ15の少なくとも1つを所定ステップずつ移動させて位置制御を行う。
さらに、位置制御部6は、多段X線ラインセンサ15Aの出力値に基づいて位置制御を行う場合、アクチュエータ14を駆動し、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差が設定値以下又は設定範囲内になるようにX線照射部11、コリメータ13、X線ラインセンサ15の少なくとも1つを所定ステップずつ移動させて位置制御を行う。
次に、上記のように構成されるX線検査装置1の位置制御部6による位置制御について場合分けして説明する。ここでは、コリメータ13の位置制御を行う場合を例にとって説明する。
[位置制御用データを用いたコリメータの位置制御]
位置制御部6は、被検査物Wが搬送されていない状態において、温度測定部12から温度情報を取得し、取得した温度情報の測定温度に対応する記憶部5の位置制御用データの焦点温度の焦点位置移動量が相殺されるようにアクチュエータ14を駆動してコリメータ13を移動させる。例えば温度測定部12から取得した温度情報の測定温度をT1、この測定温度T1に対応する記憶部5の位置制御用データの焦点温度T2の焦点位置移動量をX1とすると、位置制御部6は、焦点位置移動量X1が相殺されるようにアクチュエータ14を駆動してコリメータ13を移動させる。すなわち、焦点位置移動量X1と同じ方向にアクチュエータ14を駆動してコリメータ13を移動させる。なお、X線照射部11またはX線ラインセンサ15を移動させる場合は、焦点位置移動量X1とは逆方向に移動させる。
[X線ラインセンサの出力値に基づくコリメータの位置制御]
位置制御部6は、被検査物Wが搬送されていない状態において、X線ラインセンサ15の出力値が設定値以上になるように、アクチュエータ14を駆動してコリメータ13(13A又は13B)を所定ステップずつ移動して位置制御する。
そして、図7に示すように、X線ラインセンサ15の出力値が設定値以下Aであれば、X線ラインセンサ15の出力値が設定値以上になる所(例えば図7のB)までアクチュエータ14を駆動してコリメータ13の位置を移動させる。また、コリメータ13の移動後のX線ラインセンサ15の出力値が設定値以下になった場合(図7のB→C)には、コリメータ13を前回の移動方向とは逆方向に移動させる。このように、位置制御部6は、X線ラインセンサ15の出力値に応じてコリメータ13の移動を繰り返し、X線ラインセンサ15の出力値が設定値以上になる所(例えば図7のB)でコリメータ13の移動を停止する。
尚、X線ラインセンサ15の出力値が設定範囲内になるようにアクチュエータ14を駆動してコリメータ13の位置制御を行ってもよい。また、このX線ラインセンサ15の出力値に基づくコリメータ13の位置制御は、位置制御用データを用いたコリメータ13の位置制御を行った後に実行するようにしてもよい。
[多段X線ラインセンサの出力値に基づくコリメータの位置制御]
位置制御部6は、被検査物Wが搬送されていない状態において、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差が設定値以下になるように、アクチュエータ14を駆動してコリメータ13(13A又は13B)を移動して位置制御する。尚、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差とは、多段X線ラインセンサ15Aの最上流の各素子の出力値と、この最上流の各素子と搬送方向Xに対向して並ぶ最下流の各素子の出力値との差である。
そして、図8に示すように、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差が設定値以上Aであれば、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差が設定値以下になる所(例えば図8のB)までアクチュエータ14を駆動してコリメータ13の位置を移動させる。また、コリメータ13の移動後の多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差が設定値以上になった場合(図8のB→C)には、コリメータ13を前回の移動方向とは逆方向に移動させる。このように、位置制御部6は、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差に応じてコリメータ13の移動を繰り返し、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差が設定値以下になる所(例えば図8のB)でコリメータ13の移動を停止する。
尚、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差が設定範囲内になるようにアクチュエータ14を駆動してコリメータ13の位置制御を行ってもよい。また、出力値の差の判断だけでなく、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流とのいずれか一方の各素子の出力値が設定値以上になるという条件を加えて、コリメータ13を制御してもよい。尚、上述した例では、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の段に着目しているが、これに限定されず、異なる段でも良い。この異なる段は、多段X線ラインセンサ15Aの中央から見て、上流側と下流側とで対称となる位置の2つの段が好ましい。より具体的には、最上流から1つ内側の段と、最下流から1つ内側の段との出力値の差を用いても良い。
また、位置制御部6は、温度測定部12による測定温度(焦点温度)に対応する位置制御用データの焦点温度の焦点位置移動量が相殺されるようにアクチュエータ14を駆動してX線照射部11、コリメータ13(13A又は13B)、X線ラインセンサ15の少なくとも1つを移動し、位置制御用データを用いた位置制御を行うことができる。
さらに、位置制御部6は、X線ラインセンサ15の出力値が設定値以上又は設定範囲内になるようにアクチュエータ14を駆動してX線照射部11、コリメータ13(13A又は13B)、X線ラインセンサ15の少なくとも1つを移動し、X線ラインセンサ15の出力値に基づく位置制御を行うようにしてもよい。
また、位置制御部6は、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差が設定値以下又は設定範囲内になるようにアクチュエータ14を駆動してX線照射部11、コリメータ13(13A又は13B)、X線ラインセンサ15Aの少なくとも1つを移動し、多段X線ラインセンサ15Aの出力値に基づく位置制御を行うこともできる。
さらに、上述したX線ラインセンサの出力値に基づく位置制御、または多段X線ラインセンサの出力値に基づく位置制御を行う場合には、記憶部5と温度測定部12が不要な構成となる。
このように、本実施の形態における位置制御部6は、温度測定部12にて測定した温度と対応する記憶部5の位置制御用データにおける焦点温度の焦点位置移動量が相殺されるようにアクチュエータ14を駆動してX線照射部11、コリメータ13、X線ラインセンサ15の少なくとも1つを移動し位置制御する。すなわち、X線発生源(陽極ターゲット11e)の位置が移動した分だけX線照射部11、コリメータ13、X線ラインセンサ15の少なくとも1つを移動させてX線発生源が移動する前の状態(初期状態)に戻す。
また、位置制御部6は、X線ラインセンサ15の出力値が設定値以上又は設定範囲内になるようにアクチュエータ14を駆動してX線照射部11、コリメータ13、X線ラインセンサ15の少なくとも1つを移動し位置制御する。
そして、これらの位置制御により、X線管11bの陽極ターゲット11eが室温、暖機運転、使用時間などの影響を受けて熱膨張し、この熱膨張による陽極ターゲット11eの温度変化に伴ってX線発生源の位置が移動しても、装置からのX線漏洩量を増加させることなくX線を照射することができる。その結果、従来のように、機長を長くして搬入口側と搬出口側により多くの遮蔽カーテンを設けて装置外部へのX線の漏洩を防ぐ必要がなく、装置全体が大型化するおそれもない。場合によっては、遮蔽カーテンを設けずに機長を短くして小型化を図ることが可能になる。その際、コリメータ13のスリット幅Hを狭くしても被検査物Wを検査するために十分なX線を照射することができる。特に、X線照射部11を移動させる場合、または、コリメータ13とX線ラインセンサ15との両方を移動させる場合は、コリメータ13のスリット幅をX線ラインセンサ15の1ラインの幅と同等程度まで狭くすることができる。
また、位置制御部6は、X線ラインセンサ15が被検査物Wの搬送方向Xに複数並設された多段X線ラインセンサ15Aを採用した場合、多段X線ラインセンサ15Aの最上流と最下流の出力値の差が設定値以下又は設定範囲内になるようにアクチュエータ14を駆動してX線照射部11、コリメータ13、多段X線ラインセンサ15Aの少なくとも1つを移動し位置制御する。
そして、この位置制御により、上述した効果に加え、被検査物Wの検査を行う際には、多段X線ラインセンサ15Aの上流側と下流側のエネルギーの偏りを低減してX線を被検査物Wに向けて照射し、より正確な検査を行うことができる。
以上、本発明に係るX線検査装置の最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 X線検査装置
2 搬送部
3 第1ユニット
3a 遮蔽カーテン
3b 照射開口窓
4 第2ユニット
5 記憶部
6 位置制御部
11 X線照射部
11a 箱体
11b X線管
11c 陰極
11d 支持体
11e 陽極ターゲット
11f 出射窓
12 温度測定部
13 コリメータ
13a 照射スリット
13b 移動ブロック片
13c 固定ブロック片
13d ガイド部材
13e ブロック片
14 アクチュエータ
15 X線ラインセンサ
15A 多段X線ラインセンサ
21,22 ガイドレール
H スリット幅
L スリット長
W 被検査物
X 搬送方向

Claims (3)

  1. 被検査物(W)を搬送させながらX線を照射し、前記被検査物を透過するX線透過量に基づいて前記被検査物を検査するX線検査装置(1)において、
    前記X線を発生するX線管(11b)を含むX線照射部(11)と、
    前記X線を検出するX線ラインセンサ(15)と、
    前記X線ラインセンサに対する前記X線の照射領域を制限するコリメータ(13)と、
    前記X線管の温度を測定する温度測定部(12)と、
    前記X線管の焦点温度と焦点位置移動量との関係を示す位置制御用データを記憶する記憶部(5)と、
    前記温度測定部にて測定した温度に対応する前記位置制御用データにおける焦点温度の焦点位置移動量が相殺されるように前記X線照射部、前記X線ラインセンサ、前記コリメータの少なくとも1つを移動して位置制御する位置制御部(6)とを備えたことを特徴とするX線検査装置。
  2. 被検査物(W)を搬送させながらX線を照射し、前記被検査物を透過するX線透過量に基づいて前記被検査物を検査するX線検査装置(1)において、
    前記X線を発生するX線管(11b)を含むX線照射部(11)と、
    前記X線を検出するX線ラインセンサ(15)と、
    前記X線ラインセンサに対する前記X線の照射領域を制限するコリメータ(13)と、
    前記X線ラインセンサの出力値が設定値以上又は設定範囲内になるように前記X線照射部、前記X線ラインセンサ、前記コリメータの少なくとも1つを移動して位置制御する位置制御部(6)とを備えたことを特徴とするX線検査装置。
  3. 被検査物(W)を搬送させながらX線を照射し、前記被検査物を透過するX線透過量に基づいて前記被検査物を検査するX線検査装置(1)において、
    前記X線を発生するX線管(11b)を含むX線照射部(11)と、
    前記X線を検出するX線ラインセンサ(15)が前記被検査物の搬送方向(X)に多段に複数並設された多段X線ラインセンサ(15A)と、
    前記多段X線ラインセンサに対する前記X線の照射領域を制限するコリメータ(13)と、
    前記多段X線ラインセンサの異なる段の出力値の差が設定値以下又は設定範囲内になるように前記X線照射部、前記多段X線ラインセンサ、前記コリメータの少なくとも1つを移動して位置制御する位置制御部(6)とを備えたことを特徴とするX線検査装置。
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