JP2018145830A - 気化器における調整弁の調整装置 - Google Patents

気化器における調整弁の調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】過操作および故意の破壊を防ぎつつ、簡易で作業性の良いリミットキャップを備えた気化器における調整弁の調整装置を提供する。【解決手段】気化器本体の調整孔3に螺合させて燃料通路の有効面積を調整する気化器における調整弁4(5)の調整装置であって、調整弁の嵌挿孔に形成した係合突片および外周に形成した外周係止部62を有するリミットキャップ6(7)と、内周に内周係止部81を有するスリーブ8とからなり、前記係合突片が前記調整弁4の軸部に形成した第1係合溝43に係合させて前記リミットキャップ6および前記調整弁4が自由に回動可能な第1ステップ位置に保持する第1係合突片と、前記第1ステップ位置から押し込んだリミットキャップ6の外周係止部62をスリーブ8の内周係止部81に係止させて回動を阻止するとともに調整弁4の回動範囲を制限する第2ステップ位置に保持する第2係合突片とからなる。【選択図】図3

Description

本発明は農業用または園芸用の機械などの動力源として用いられる汎用エンジンに燃料を供給するのに適した気化器において燃料流量を手動で調整が可能な燃料調整機能を有する気化器における調整弁の調整装置に関するものである。
汎用エンジンに燃料を供給する気化器は自動車用エンジンなどの四サイクルエンジンに燃料を供給する気化器に比べて燃料流量がかなり少量であり、各部の位置や寸法の狂いまたは部品の品質の差異による燃料流量の変動割合が大きいこと、および燃料供給を受けるエンジンの個々に性能差があることから、燃料流量を個別に調整する必要がある。
そのために、燃料通路に差込まれてその有効面積を無段階に変化させる針状の弁体と、気化器本体と螺合して前記弁体を回しながら前後動させるネジ部と、気化器本体の外部に露出してネジ部を回すための頭部と、からなる手動の調整弁を主燃料通路および低速燃料通路のそれぞれに設け、燃料流量を個別に調整できるようにしている。
この調整弁は、基本的には気化器やエンジンの製造者またはそれらが組み込まれる機械などの製造者により調整操作が施されて最適の燃料流量に調整した状態で一般の使用者に供給されるが、使用者が使用の場所や条件の変化、例えば気圧の変化などに対して性能を維持させようとして操作したり、或いはエンジンの一時的な不調を改善し或いは性能を更に向上させようと考えて操作したりすることがあり、調整範囲を超えて調整してしまい混合気を過濃または過薄とした結果、出力低下、排気状態悪化、エンジン停止というトラブルが発生し得る。
一方、近年は汎用エンジンにおいても排気規制が実施されるようになり、そのために製造者が調整した排気規制適合範囲内に調整した調整弁を使用者はその適合範囲内を超えて調整することができないようにする制限手段を設けた調整装置が要求されている。
このような気化器における調整弁を一定以上操作させない制限手段を有する調整装置として放射方向へ突出した腕片を有するリミットキャップを調整弁の頭部に装着し、腕片がストッパである気化器本体に接触することによって一回転以内の操作しかできないようにする調整装置が例えば特公昭47−42424号公報(特許文献1)に提示されている。
また、例えば、実開昭61−134555号公報(特許文献2)には主燃料通路および低速燃料通路の各調整弁を接近させて互いに平行に配置し、腕片がストッパである相手方の調整弁またはそのリミットキャップに接触することによって一回転以内の操作しかできないようにする調整装置が開示されている。
これらの従来の調整装置は製造者の調整前に頭部に脱落しない程度にリミットキャップを仮装着し、調整を終って腕片がストッパに接触する位置に本装着するか、または仮装着することなく製造者の調整後に腕片がストッパに接触する位置に装着するものである。
しかしながら、これらの回動を制限する手段であるリミットキャップは気化器本体の外部に露出しているため、使用者の故意の破壊行為によって容易に除去されることや、整備中に不意に作業者が触れてしまうことで調整がずれてしまうという問題がある。
そこで、例えば実開平6−40339号公報(特許文献3)に示された気化器のパイロットスクリュー(調整弁)調整装置は、図13(a)(b)に示すように、燃料流路の有効開口面積を調整する調整弁1aのネジ部を気化器本体2の調整孔3aに螺着しており、規制部材4aの規制孔41aを介して調整弁1aの工具差込溝11aに調整工具を挿入可能にしている。
工具差込溝11aに挿入した調整工具を回転させることによって調整弁1aは回転し、調整弁1aの回転によって燃料流路の有効開口面積は可変調整されるもので、かかる調整弁1aの回転は半月形鍔部の側面が規制部材4aの係止部42aに当接することによって一定調整範囲内に制限される、という構成を有している。
この調整弁の調整装置はスリーブ5a内に調整弁1aおよび規制部材4aを配置したことで、燃料流量の調整弁とその調整弁に対する制御手段を有する気化器において、前記スリーブ内部に配される前記規制部材に対する使用者の故意の破壊行為による取り外しを困難なものとすることができる。
ところが、この気化器における調整弁の調整装置は制御手段として平板状の規制部材を用いており、当該規制部材は収納孔内に挿入固定されて取り外しに制限を加えられるとされているが、平板状に構成されていることから収納孔内に挿入固定する際には圧入するか、固着するか、または例えばネジなどの別途の固定手段を用いて固定される必要がある。
そのため、リミットキャップの小型化が困難で部品価格も高価となり、更に使用者においては取り外しにくく整備時などには取り外し易いという操作上の課題も解決困難である。
特公昭47−42424号 実開昭61−134555号公報 実開平6−40339号公報
本発明は、使用者の故意且つ強引な過操作や破壊による取り外しを防ぎつつ、部品点数を増加させずに簡易に組み立て可能とした小型で廉価なリミットキャップを備えて、製造者および使用者における操作上の課題も解決可能な気化器における調整弁の調整装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するためになされた本発明は、気化器本体に形成した燃料通路に連通する調整孔に螺合させて軸部をその頭部に形成した工具差込溝を介して回動させることにより軸方向に移動させて前記燃料通路の有効面積を調整する気化器における調整弁の調整装置であって、頂面の中央に前記調整弁を回動可能に嵌挿する嵌挿孔を有するとともに前記嵌挿孔に前記調整弁の軸部に形成した係合溝に係合させて前記調整弁を所定の回動範囲に制限するフランジ状の係合突片を有し且つ外周面に縦方向に延びるローレットからなる外周係止部を形成した筒状のリミットキャップと、前記気化器本体における調整孔の周囲に立設されて前記調整弁および前記リミットキャップを軸方向に移動可能に嵌挿するとともに内周面の底部に前記リミットキャップの外周係止部と係止する縦方向に延びるローレットからなる内周係止部を形成したスリーブとを有し、前記調整弁の係合溝が前記軸部の基端から先端に掛けて所定の長さ位置に形成された第1係合溝と第2係合溝の2個の係合溝からなるとともに、前記リミットキャップの嵌挿孔に形成した係合突片が前記第1係合溝に係合してリミットキャップを前記外周係止部が前記スリーブの内周係止部に係止しない高さ位置に保つことで自由に周方向に回動可能な第1ステップ位置に保持する第1係合突片と、前記第1ステップ位置からリミットキャップを底方向に押し込んだときに前記第2係合溝に係合してリミットキャップの外周係止部をスリーブの内周係止部に係止させて回動を阻止するとともに前記嵌挿孔における調整弁の回動範囲を予め定めた範囲に制限する第2ステップ位置に保持する第2係合突片とからなることを特徴とする。
本発明によると、前記リミットキャップの嵌通孔に形成した第1係合突片を調整弁の第1係合溝に係合させてリミットキャップの外周係止部がスリーブ内の内周係止部に係止していない高さ位置になるように調整弁にリミットキャプを保持させた位置、即ち、スリーブ内でのリミットキャップの回動が自由な状態である第1ステップの位置において製造業者等により排気規制適合範囲内で最適な位置に調整し、更に、リミットキャップを押し込んで第2係合突片を調整弁の軸に形成された第2係合溝に係合させた前記調整弁の回動が所定の角度に制限されており且つリミットキャップの外周係止部がスリーブの内周係止部に係止してリミットキャップのスリーブ内での回動が規制される第2ステップの位置にリミットキャップを配置して出荷し、使用者は必要であれば前記第2ステップの位置にある角度範囲において調整弁を回動させて調整可能とする。
また、本発明において、前記調整弁は前記リミットキャップの嵌挿孔への挿入部分が円弧状の横断面を有する半円棒状であり、前記リミットキャップに形成された嵌挿孔が前記調整弁の挿入部が同軸に嵌挿される円弧状の挿入孔部とこの挿入孔部に連続して同軸且つ同径の円弧形の移動孔部とからなり、前記挿入孔部の弧部分に前記調整弁に形成された第1係合溝に係合する第1係合突片が突設されているとともに前記移動孔部の弧部分に前記調整弁に形成された第2係合溝に係合する第2係合突片が突設されており、且つ前記挿入孔部と移動孔部の一端または両端にストッパーを形成して前記調整弁の回動範囲を制限可能とすることができる。
また、本発明において、前記調整弁の頭部から第2係合溝までのリミットキャップへの挿入部分は軸方向の横断面がリミットキャップの頂面に形成される嵌挿孔の直径に略等しい円弧を横方向の両端に形成した略小判形の横断面の形状を呈するとともに、リミットキャップ6は軸方向に形成された調整弁4の横断面である小判形と同軸同形の小判形の嵌挿孔を呈し、且つ嵌挿した前記調整弁と嵌合することで前記リミットキャップ6を仮固定して容易に脱落することを防止するための第1係合溝に係合される突片状の第1係合突片が前記嵌挿孔の両側の円弧部に突設されているとともにリミットキャップの嵌挿孔は前記調整弁の第2係合溝に係合する小判形の嵌挿孔を形作る対称位置に配置される一対の第2係合溝に係合する第2係合突片により形成されており、且つ前記第2係合突片の裏面にストッパーを形成して前記調整弁の回動範囲を制限可能とすることもできる。
更に、本発明において、前記リミットキャップに形成された前記第1係合突片と第2係合突片が接近した高さ位置に形成されており、前記第2ステップ位置において前記第2係合溝に前記第1係合突片と第2係合突片とが係合して抜け止め効果を発揮することができる。
更にまた、本発明は前記調整弁が、前記気化器本体に形成した高速側燃料流路および低速側燃料流路と連通して前記気化器本体に互いに近接して設けられた高速側調整孔および低速側調整孔にそれぞれ螺合して軸方向に移動可能に接続される高速側調整弁と低速側調整弁である場合の少なくとも一方の調整弁に適用できるものである。
本発明によれば、汎用エンジンに燃料を供給するのに適した、燃料流量の調整弁とその調整弁に対する制御手段を有する気化器において、追加の部品の発生を防ぎつつ、組み立ての手順も従来と大きく変わる事がなく、かつ実施の形態において前記スリーブ内部に配される前記キャップに対する使用者の故意の破壊行為による取り外しを非常に困難なものとすることができるばかりかリミットキャップの小型化や低コスト化が可能である。
本発明の好ましい実施の形態が適用される気化器を示す斜視図。 図1に示した気化器に用いられる本発明の好ましい実施の形態を示す斜視図。 図2に示した本発明の好ましい実施の形態における使用状態を示す断面図であり、(a)は第1ステップ位置を、(b)は第2ステップ位置を示す。 図2に示した本発明の好ましい実施の形態における調整弁を示す斜視図。 図2に示した本発明の好ましい実施の形態におけるリミットキャップを示す斜視図であり、(a)は表側からの斜視図、(b)は裏側からの斜視図。 図2に示した本発明の好ましい実施の形態のリミットキャップの平面図。 図2に示した本発明の好ましい実施の形態の第1ステップ位置における使用状態を示す説明断面図。 図2に示した本発明の好ましい実施の形態において、リミットキャップが第2ステップ位置にある状態で調整弁を回動させる様子を示す説明図であり、(a)はリミットキャップが第1ステップ位置にある状態、(b)はリミットキャップが第2ステップ位置にある状態を示す。 図2に示した本発明の好ましい実施の形態における調整弁の回動可能範囲を示す説明図であり、(a)は調整弁を燃料流量の減少方向にのみ回動させる事のできる状態に配置した説明図、(b)は調整弁を燃料流量の増加方向にのみ回動させる事のできる状態に配置した説明図、(c)は燃料流量の増加方向および減少方向の両方に回動させる事のできる状態に配置した説明図。 本発明の異なる実施の形態における調整弁を示す拡大斜視図。 図10に示した実施の形態における調整弁に用いるリミットキャップを示す斜視図であり、(a)は表側からの斜視図、(b)は裏側からの斜視図。 図10に示した実施の形態において、第1ステップ位置における使用状態を示す説明断面図。 図10に示した実施の形態において、リミットキャップが第2ステップ位置にある状態で調整弁を回動させる様子を示す説明図。 従来例を示す説明図であり、(a)は概略図、(b)はパイロットスクリュー(調整弁)および規制部材を示す斜視図。
図1乃至図9は本発明の好ましい実施の形態を示すものであり、以下に各図を参照しながらその実施の形態を説明する。
図1は本発明の好ましい実施の形態が適用される気化器1を示す斜視図、図2は図1に示した気化器1に用いられる本発明の好ましい実施の形態を示す斜視図であり、この気化器1は図3に示すように気化器本体2に形成した高速側の燃料流路および低速側の燃料流路と連通して互いに近接して設けられた調整孔3,3の周囲に立設されたスリーブ8と、前記燃料流路の有効面積を別個に手動で調整するために前記各調整孔3,3と螺合して移動可能に接続される高速側の調整弁4および低速側の調整弁5と、前記調整弁4,5に制御手段として接続された高速側のリミットキャップ6および低速側のリミットキャップ7とを有する。
尚、高速側の調整弁4と低速側の調整弁5は一部構成要素の軸方向の長短こそ異なるものの、その機能については同一であり、高速側のリミットキャップ6と低速側のリミットキャップ7は同一の部品であるため、また本発明は高速側の調整弁4と低速側の調整弁5のいずれにも同様にして使用可能であり、以下、高速側の調整弁4および高速側のリミットキャップ6について説明する。
本実施の形態における調整弁4の調整装置は、主として前記調整弁4と、頂面の中央に前記調整弁4の嵌挿孔61を有するとともに外周面に縦方向に延びるローレットからなる外周係止部62を形成した頂面を有する筒状のリミットキャップ6と、前記気化器本体2における調整孔3の周囲に立設されて前記調整弁4およびリミットキャップ6を軸方向に移動可能に嵌挿するとともに内周面の底部に前記リミットキャップ6の外周係止部62と係止する縦方向に延びるローレットからなる内周係止部81を形成したスリーブ8とから構成される。
更に詳細に説明すると、前記調整弁4における軸部41の挿入部分は図4に示すように横断面が例えば180度の円弧状(半円状)の棒状であり、軸部41の頭部の頂面に回転工具(図示せず)を挿入可能な工具差込溝42が形成され、軸部41の基端から先端に掛けて所定の長さ位置に第1係合溝43と第2係合溝44の2個の係合溝が形成されている。
一方、前記リミットキャップ6の嵌挿孔61は、図6に示すように、調整弁の挿入部が同軸に嵌挿される円弧状の挿入孔部611とこの挿入孔部611に連続して同軸且つ同径の円弧形の移動孔部612とからなり、前記挿入孔部611の弧部分に前記調整弁4の軸部41に形成された第1係合溝43に係合する第1係合突片63が突設されているとともに前記移動孔部612の弧部分に前記調整弁4の軸部41に形成された第2係合溝44に係合する第2係合突片64が突設されており、且つ前記挿入孔部611と移動孔部612の一端(または両端)にストッパー65を形成している。
図7は、リミットキャップ6の嵌挿孔61の挿入孔部611に調整弁4の第1係合溝43を係合させてリミットキャップ6を図3(a)に示した状態の前記外周係止部62が前記スリーブ8の内周係止部81に係止しない高さ位置である第1ステップ位置に保ち自由に周方向に回動可能とする際の調整弁4の軸部41における横断面図を示すものであり、調整弁4の基端側から差し込まれたリミットキャップ6の挿入孔部611に形成された第1係合突片64を調整弁4に形成された第1係合溝43に押圧係合させた状態である。
このとき、本実施の形態では、前記挿入孔部611に連続する移動孔部612の円弧部に形成された第2係止突片64の突出幅が前記挿入孔部611の円弧部に形成される第1係合突片63の突出幅よりも広く形成されていることからこの第2係合突片64が一方の回動側のストッパーとなり、ストッパー65がもう一方の回動側のストッパーとなって調整弁4と回動自由なリミットキャップ6とが一体に回動するので製造者はリミットキャップ6を前記外周係止部62が前記スリーブ8の内周係止部81に係止しない高さ位置に保つことで前記リミットキャップ6が調整弁4より抜脱されることなく自由に周方向に回動可能な第1ステップ位置に保持して調整弁4を所定の調整範囲に調整する。
そして、次に図8(a)および図3(b)に示したように、前記第1ステップ位置からリミットキャップ6を底方向に押し込んで前記調整弁4の第1係合溝43からリミットキャップ6の嵌挿孔61に形成された第1係合突片63を逸脱させるとともに調整弁4を回動させたときに第2係合溝44が前記移動孔部612に形成した第2係合突片64が係合可能で且つリミットキャップ6の外周係止部62をスリーブ8の内周係止部81に係止させて回動が阻止される高さ位置である第2ステップ位置にして出荷する。
このとき、本実施の形態では前記リミットキャップ6の挿入孔部611に形成された第1係合突片63と移動孔部612に形成される第2係合突片64がほぼ同一高さ位置に形成されているとともに第1係合突片63の突出幅が第2係合突片64よりも狭く形成されているので前記第1ステップ位置にあるリミットキャップ6を第1係合突片63が調整弁4の第2係合溝44に係合するまで押し込むことで図8(a)および図3(b)に示す第2ステップ位置に配置することができるばかりか抜け止め効果を発揮するので使用者がリミットキャップ6を容易に取り出すことがきわめて困難である。
この第2ステップ位置の状態では、リミットキャップ6の平面が挿入孔部611と移動孔部612とが連続して形成される270度の円弧状の嵌挿入孔61に嵌挿された断面半円形の調整弁4の軸部41は図8(a)の初期状態、図8(b)の調整弁4を初期状態から45度回動させた状態、図8(c)の調整弁4を初期状態から90度回動させてリミットキャップ6のストッパー65に調整弁4が当接した状態を示す図に示したように、使用者において90度の範囲で調整弁4を回動させて調整することができるものである。
また、調整弁4の第2係合溝44に係合する第2係合突片64とストッパー65の位置を変更することにより、調整弁4は燃料流量の減少方向にのみ回動させる事のできる状態に配置されるか(図9(a))、燃料流量の増加方向にのみ回動させる事のできる状態に配置されるか(図9(b))、あるいは燃料流量の増加方向および減少方向の両方に回動させる事のできる状態に配置されるか(図9(c))、製造者が任意に選択することができる。
尚、前記リミットキャップを形成する素材は特に限定されるものではなく、例えば金属、プラスチック又はその他の素材から任意に選択する事ができる。
図10および図11は本発明の異なる実施の形態における調整弁4およびリミットキャップ6の斜視図を示すものである。
本実施の形態における気化器本体2およびスリーブ8は前記図1に示した本発明の好ましい実施の形態と同一であるため同一の構成部ならびに作用・効果については説明を省略する。
本実施の形態における前記調整弁4は、軸部41の頭部に形成された工具差込溝42と、前記頭部より先端側に形成された前記リミットキャップ6の前記第1係合突片63に嵌合して前記リミットキャップ6の脱落を防ぐための第1係合溝43と、前記第1係合溝43より先端側に形成された第2係合溝44と、前記第2係合溝44より先端側に形成され前記気化器本体2の調整孔3と螺合して軸方向に移動可能に接続するネジ部45と、前記ネジ部45より先端側に形成され燃料の前記調整孔3から外部への意図しない流出を防ぐためのシール部46と、先端に形成され燃料流路の有効面積を増減させて燃料流量を調整するためのニードル部47を有する。
殊に、前記調整弁4の頭部から第2係合溝44までのリミットキャップ6への挿入部分は軸方向の横断面がリミットキャップ6の頂面に形成される嵌挿孔61の直径に略等しい円弧を横方向の両端に形成した略小判形の横断面の形状を呈する。
また、リミットキャップ6は図11(a)(b)に示すように、軸方向に形成された前記図10に示した調整弁4の横断面である小判形と同軸同形の小判形の嵌挿孔61を呈し、嵌挿した前記調整弁4と嵌合することで前記リミットキャップ6を仮固定して容易に脱落することを防止するための第1係合溝43に係合される突片状の第1係合突片63,63が前記嵌挿孔61の両側の円弧部に突設されている。
また、リミットキャップ6の嵌挿孔61は前記調整弁4の第2係合溝44に係合する小判形の嵌挿孔61を形作る対称位置に配置される一対の第2係合溝44,44に係合する第2係合突片64,64により形成されているとともに前記第2係合突片64,64の裏面に2つのブロック状のストッパー65,65が設置されている。
このような本実施の形態は、始めに前記調整弁4の嵌挿孔61にリミットキャップ6を円弧状部に形成した第1係合突片63,63が調整弁4の軸部41に形成した第1係合溝43,43に押圧係合させるまで押し込み、リミットキャップ6を前記外周係止部62が前記スリーブ8の内周係止部81に係止しない高さ位置である第1ステップ位置に保ち自由に周方向に回動可能とする。
図12は、リミットキャップ6の嵌挿孔61に調整弁4の第1係合溝43を係合させてリミットキャップ6を前記外周係止部62が前記スリーブ8の内周係止部81に係止しない高さ位置である第1ステップ位置に保ち自由に周方向に回動可能とする際の調整弁4の軸部41における横断面図を示すものであり、調整弁4の基端側から差し込まれたリミットキャップ6の嵌挿孔61に形成された第1係合突片63を調整弁4に形成された第1係合溝43に押圧係合させた状態である。
このとき、本実施の形態では、前記嵌挿孔61の円弧部に形成される第1係合突片63の突出幅が嵌挿孔61を形成する第2係合突片64,64に比べて幅が狭く形成されるので、この第2係合突片64,64が両方の回動側のストッパーとなり調整弁4と回動自由なリミットキャップ6とが一体に回動するので製造者はリミットキャップ6を前記外周係止部62が前記スリーブ8の内周係止部81に係止しない高さ位置に保つことで前記リミットキャップ6が調整弁4より抜脱されることなく自由に周方向に回動可能な第1ステップ位置に保持して調整弁4を所定の調整範囲に調整する。
そして、所定の調整範囲に調整した後、前記第1ステップ位置からリミットキャップ6を底方向に押し込んで前記調整弁4の第1係合溝43からリミットキャップ6の嵌挿孔61に形成された第1係合突片63,63を逸脱させるとともに調整弁4を回動させたときに第2係合溝44が前記嵌挿孔61を形成する第2係合突片64,64が係合可能で且つリミットキャップ6の外周係止部62をスリーブ8の内周係止部81に係止させて回動が阻止される高さ位置である第2ステップ位置にして出荷する。
本実施の形態では前記リミットキャップ6の嵌挿孔61に形成された第1係合突片63と第2係合突片64がほぼ同一高さ位置に形成されているとともに第1係合突片63の突出幅が第2係合突片64よりも狭く形成されているので前記第1ステップ位置にあるリミットキャップ6を第1係合突片63が調整弁4の第2係合溝44に係合するまで押し込むことで第2ステップ位置に配置することができるばかりか抜け止め効果を発揮するので使用者がリミットキャップ6を容易に取り出すことがきわめて困難である。
図13(a)(b)(c)は本実施の形態における第2ステップ位置における前記調整弁4の回動の様子を示す説明図であり、(a)は初期状態、(b)は調整弁4を初期状態から45度回動させた状態、(c)は調整弁4を初期状態から90度回動させてリミットキャップ6のストッパー65,65に調整弁4が当接した状態を示す図である。
本実施の形態において、リミットキャップ6が押し込まれた第2ステップ位置にある前記調整弁4を周方向に回動させる際、前記リミットキャップ6に形成されたブロック状のストッパー65と、前記調整弁4が当接するため、前記調整弁4は90度の回動範囲に回動を制限される。
本実施の形態によれば、図1乃至図9に示した実施の形態における調整弁とは異なり、調整弁の頭部に形成した工具差込溝の中心と調整弁の軸心が一致しているため、使用者は一般的なドライバーで容易に調整弁を回動させることが可能となり、使用者にとっての利便性を高めることができる利点がある。
尚、本実施の形態では、小判形の前記嵌挿孔61の直線部分の中心に前記調整弁4の第2係合溝44の軸部41を嵌挿するための一対の円弧形の切欠部66,66が対抗して設けられており、第2ステップ位置において調整弁4が嵌挿孔61と同軸に回動する際に支障なく円滑な回動を可能としている。
以上のように、本発明によれば、汎用エンジンに燃料を供給するのに適した、燃料流量の調整弁とその調整弁に対する制御手段を有する気化器において、追加の部品の発生を防ぎつつ、組み立ての手順も従来と大きく変わる事がなく、かつ実施の形態において前記スリーブ内部に配される前記キャップに対する使用者の故意の破壊行為による取り外しを非常に困難なものとすることができる。
1 気化器、2 気化器本体、3 調整孔、4 調整弁、5 調整弁、6 リミットキャップ、7 リミットキャップ、8 スリーブ、41 軸部、42 工具差込溝、43 第1係合溝、44 第2係合溝、45 ねじ部、46 シール部、47 ニードル部、53 第1係合溝、54 第2係合溝、61 嵌挿孔、62 外周係止部、63 第1係合突片、64 第2係合突片、65 ストッパー、66 切欠部、81 内周係止部、611 挿入孔部、612 移動孔部

Claims (5)

  1. 気化器本体に形成した燃料通路に連通する調整孔に螺合させて軸部をその頭部に形成した工具差込溝を介して回動させることにより軸方向に移動させて前記燃料通路の有効面積を調整する気化器における調整弁の調整装置であって、
    頂面の中央に前記調整弁を回動可能に嵌挿する嵌挿孔を有するとともに前記嵌挿孔に前記調整弁の軸部に形成した係合溝に係合させて前記調整弁を所定の回動範囲に制限するフランジ状の係合突片を有し且つ外周面に縦方向に延びるローレットからなる外周係止部を形成した筒状のリミットキャップと、前記気化器本体における調整孔の周囲に立設されて前記調整弁および前記リミットキャップを軸方向に移動可能に嵌挿するとともに内周面の底部に前記リミットキャップの外周係止部と係止する縦方向に延びるローレットからなる内周係止部を形成したスリーブとを有し、
    前記調整弁の係合溝が前記軸部の基端から先端に掛けて所定の長さ位置に形成された第1係合溝と第2係合溝の2個の係合溝からなるとともに、前記リミットキャップの嵌挿孔に形成した係合突片が前記第1係合溝に係合してリミットキャップを前記外周係止部が前記スリーブの内周係止部に係止しない高さ位置に保つことで自由に周方向に回動可能な第1ステップ位置に保持する第1係合突片と、前記第1ステップ位置からリミットキャップを底方向に押し込んだときに前記第2係合溝に係合してリミットキャップの外周係止部をスリーブの内周係止部に係止させて回動を阻止するとともに前記嵌挿孔における調整弁の回動範囲を予め定めた範囲に制限する第2ステップ位置に保持する第2係合突片とからなることを特徴とする気化器における調整弁の調整装置。
  2. 前記調整弁は前記リミットキャップの嵌挿孔への挿入部分が円弧状の横断面を有する半円棒状であり、前記リミットキャップに形成された嵌挿孔が前記調整弁の挿入部が同軸に嵌挿される円弧状の挿入孔部とこの挿入孔部に連続して同軸且つ同径の円弧形の移動孔部とからなり、前記挿入孔部の弧部分に前記調整弁に形成された第1係合溝に係合する第1係合突片が突設されているとともに前記移動孔部の弧部分に前記調整弁に形成された第2係合溝に係合する第2係合突片が突設されており、且つ前記挿入孔部と移動孔部の一端または両端にストッパーを形成して前記調整弁の回動範囲を制限可能としたことを特徴とする請求項1記載の気化器における調整弁の調整装置。
  3. 前記調整弁の頭部から第2係合溝までのリミットキャップへの挿入部分は軸方向の横断面がリミットキャップの頂面に形成される嵌挿孔の直径に略等しい円弧を横方向の両端に形成した略小判形の横断面の形状を呈するとともに、リミットキャップ6は軸方向に形成された調整弁4の横断面である小判形と同軸同形の小判形の嵌挿孔を呈し、且つ嵌挿した前記調整弁と嵌合することで前記リミットキャップ6を仮固定して容易に脱落することを防止するための第1係合溝に係合される突片状の第1係合突片が前記嵌挿孔の両側の円弧部に突設されているとともにリミットキャップの嵌挿孔は前記調整弁の第2係合溝に係合する小判形の嵌挿孔を形作る対称位置に配置される一対の第2係合溝に係合する第2係合突片により形成されており、且つ前記第2係合突片の裏面にストッパーを形成したことを特徴とする請求項1記載の気化器における調整弁の調整装置。
  4. 前記リミットキャップに形成された前記第1係合突片と第2係合突片が接近した高さ位置に形成されており、前記第2ステップ位置において前記第2係合溝に前記第1係合突片と第2係合突片とが係合して抜け止め効果を発揮することを特徴とする請求項1,2または3記載の気化器における調整弁の調整装置。
  5. 前記調整弁が、前記気化器本体に形成した高速側燃料流路および低速側燃料流路と連通して前記気化器本体に互いに近接して設けられた高速側調整孔および低速側調整孔にそれぞれ螺合して軸方向に移動可能に接続される高速側調整弁と低速側調整弁の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の気化器における調整弁の調整装置。
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