JP2018144973A - 文具 - Google Patents

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英志 井川
本田 太一
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太一 本田
正明 増山
Masaaki Masuyama
正明 増山
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Abstract

【課題】本体の大重量化を防止でき、かつ、設置場所を移動させる際等に過大な力を必要としない構成の文具を実現する。【解決手段】文具本体を吸盤により被吸着面に吸着させることができる文具において、前記被吸着面と前記吸盤との間に形成される空間を外気に連通させるための連通路と、この連通路を開閉する開閉手段とを備える構成を採用する。【選択図】図11

Description

本発明は、オフィス等で好適に使用されるテープカッター等の文具に関するものである。
従来、例えばテープカッターとして、巻装状態のテープを回転自在に保持するテープ保持要素と、このテープ保持要素側から順次引き出されるテープの先端側を切り離すためのテープ切断要素とを備えたものが知られている。
かかるテープカッターとしては、種々のものが開発され普及しているが、比較的大量にテープを使用するオフィスや店舗等においては、テープの端を片手で引き出して切り取ることができる卓上式のものがよく使用されている。
しかして、この種のテープカッターでは、テープ引出し操作時にテープを保持しているテープカッター本体がずれ動くのを防止するために、その本体を重いものにしているのが一般的である。
ところが、このような重いものでは、運搬や保管の際に不便であるだけでなく、オフィス等において設置位置を移動させる際にも、大きな力が必要となる。
また一方で、テープカッター本体の底部に吸盤を設けておき、この吸盤を天板面等に吸着させて使用時のテープカッター本体のずれ動きを防止しようとしたものもある(例えば、例えば、特許文献1を参照)。
ところが、このような構成のものでは、本体の大重量化を防止することはできても、設置場所を移動させる際等に前記吸盤の吸着を引きはがす必要があり、過大な力を要するという問題がある。
以上の不具合に準じた不具合は、使用時に外力が作用する可能性のあるテープカッター以外の種々の文具でも同様に存在するものであり、何らかの改善が望まれている。
実開平1−29351号公報
本発明は以上の点に着目し、本体の大重量化を防止でき、かつ、設置場所を移動させる際等に過大な力を必要としない構成の文具を実現することを目的とする。
請求項1記載の文具は、文具本体を吸盤により被吸着面に吸着させることができる文具であって、前記被吸着面と前記吸盤との間に形成される空間を外気に連通させるための連通路と、この連通路を開閉する開閉手段とを備えたものである。
請求項2記載の文具は、請求項1記載の構成のものにおいて、前記文具本体が、巻装状態のテープを保持するテープ保持手段と、このテープ保持手段側から順次引き出されるテープの先端側を切り離すためのテープ切断手段とを有するテープカッター本体である。
請求項3記載の文具は、請求項1又は2記載の構成のものにおいて、前記文具本体が、前記吸盤を保持する基体と、この基体に対して一定のストロークだけ進退可能な可動体とを備えたものであり、前記開閉手段が、弁座と、この弁座に密着して前記連通路を遮断する閉止位置から前記弁座から離れて前記連通路を開通させる開き位置までの間で進退可能な吸盤弁とを備えたものであり、前記可動体が一定の方向に操作された場合に前記吸盤弁が閉止位置から開き位置に応動するように構成されている。
請求項4記載の文具は、請求項3記載の構成のものにおいて、前記弁座と、この弁座に接離する前記吸盤弁の弁体とを、ともに同一素材による弾性体により構成している。
請求項5記載の文具は、請求項3又は4記載の構成のものにおいて、前記可動体と前記吸盤弁との間に、前記可動体の初期微動を吸収して前記吸盤弁に伝達されるのを防止する遊び部分が設けられている。
請求項6記載の文具は、請求項3、4又は5記載の構成のものにおいて、前記文具本体が、巻装状態のテープを保持するテープ保持手段と、このテープ保持手段側から順次引き出されるテープの先端側を切り離すためのテープ切断手段とを有するテープカッター本体であり、前記テープカッター本体が、底面側に前記吸盤を保持した前記基体と、この基体に対して上下方向に進退可能に設けられた前記可動体とを備えてなり、前記基体に、テープ切断手段を構成する刃物と、前記巻装状態のテープを回転可能に支持する前記テープ保持手段たるテープ保持軸とが設けられている。
請求項7記載の文具は、請求項2又は6記載の構成のものにおいて、前記テープカッター本体の底面に前記吸盤を保持したものであって、前記テープカッター本体の底面における前記テープ切断手段を配した側の端縁と前記吸盤の軸心との間の距離が、前記吸盤の半径よりも大きく設定されている。
請求項8記載の文具は、請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の構成のものにおいて、前記文具本体が、前記吸盤に対して当該吸盤の軸心周りに旋回し得るように構成されている。
請求項9記載の文具は、請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の構成のものにおいて、前記吸盤を水平な被吸着面に吸着させて使用される文具であって、前記文具本体が、その重心を前記吸盤の軸心上に位置させるための重心設定用の重りを備えたものである。
本発明によれば、本体の大重量化を防止でき、かつ、設置場所を移動させる際等に過大な力を必要としない構成の文具を実現することができる。
本発明の第一実施形態に係るテープカッターの全体斜視図。 同実施形態に係るテープカッターの左側面図。 同実施形態に係るテープカッターの正面図。 同実施形態に係るテープカッターの底面図。 同実施形態に係るテープカッターを一部破断して示す斜視図。 図3におけるA−A断面図。 同実施形態に係るテープカッターの分解斜視図。 同実施形態に係るテープカッターの分解斜視図。 同実施形態に係るテープカッターの分解斜視図。 同実施形態に係るテープカッターの要部分解斜視図。 同実施形態の作用説明図。 同実施形態の作用説明図。 同実施形態の作用説明図。
本発明の一実施形態を、図1〜図13を参照しつつ以下に示す。
本実施形態の文具は、デスクの天板上などに配置して使用されるテープカッターTである。なお、この明細書においては、説明の便宜上、使用者からの視点を基準にして「前」「後」「左」「右」という文言を使用するものであり、使用者側から見た手前側を「前」として説明する。
このテープカッターTは、図2〜図6に示すように、巻装状態のテープtを保持するテープ保持手段と、このテープ保持手段側から引き出されるテープtの先端側を順次切り離すためのテープ切断手段とを有する文具本体たるテープカッター本体1と、このテープカッター本体1の底部に設けられた吸盤2とを具備してなるもので、前記テープカッター本体1を吸盤2により被吸着面Sである前記天板の上面に吸着させることができるようになっている。
そしてこのテープカッターTは、図5及び図6に示すように、前記被吸着面Sと前記吸盤2との間に形成される空間SPを外気に連通させるための連通路3と、この連通路3を開閉する開閉手段4とを備えてなるものである。
<テープカッター本体1>
前記テープカッター本体1は、図1〜図3、図5及び図6に示すように、底面側に前記吸盤2を保持する基体5と、この基体5に対して一定のストローク(後述する吸盤弁9のストロークs1+遊び分のストロークs2)だけ上下方向に進退可能な可動体6とを備えたものである。
前記基体5には、図1〜図3、図5及び図6に示すように、テープ切断手段を構成する刃物11と、前記巻装状態のテープtを回転可能に支持する前記テープ保持手段たるテープ保持軸13とが設けられている。
詳述すれば、この基体5は、図1〜図6に示すように、右側方に解放されたボディ本体19及びテープtを保持するテープ保持部21を備えたメインボディ15と、このメインボディ15のボディ本体19の開放部15xを閉塞するサブボディ17とを備えている。
前記メインボディ15のボディ本体19は、図1〜図10に示すように、前記吸盤2が取り付けられた底壁23と、この底壁23の前縁から斜め上前方に向けて立設された前壁25と、この前壁25の上端に連続して設けられ後方に向けてほぼ水平に伸びるテープ受け27と、前記テープ受け27の後端から斜め下後方に連続して設けられる天壁29と、前記底壁23の後縁から斜め上後方に向けて立設された後壁31と、これら後壁31、底壁23、前壁25及び天壁29の左側縁に連続させて設けられた側壁33とを備えたものである。前記底壁23には、前記吸盤2を収容するための円形凹陥部23aと、この円形凹陥部23aの中心部分に設けられた吸盤取付用のボス部23bとを備えている。前記前壁25の上端近傍部には、前記刃物11及びこの刃物11を固定するための刃物押え26を収容するための凹陥部25aが形成されている。前記側壁33の内面には、前壁25の内面に沿って右側方に伸びる弾性爪35と、後壁31の内面に沿って右側方に伸びる弾性爪36とが突設されている。
前記メインボディ15のテープ保持部21は、図6〜図10に示すように、中心部に貫通孔21aを有する円環状のもので、その外周縁部から左側方に向けて延出された上下の外周壁37、39と、前記貫通孔21aの周縁部から左側方に向けて延設された内周壁41とを備えており、前記下の外周壁39が前記ボディ本体19に一体化されている。このテープ保持部21には、前記可動体6を構成するメインカバー43を取り付けるための爪受けスリット21b及び前記メインカバー43を昇降可能に案内するための案内溝21cが形成されている。前記下の外周壁39には、後述するメインカバー43の吸盤弁駆動部45を上下摺動可能に保持する切欠39aが設けられている。また、前記内周壁41の上部には、後述するメインカバー43の部分円筒状をなす内周壁部59を位置させる為の切欠部41aが設けられており、この一部が切り欠かれた円筒体状をなす内周壁41が前記巻装状態のテープtを回転可能に支持するテープ保持軸13を構成している。すなわち、このテープ保持軸13は、円環状をなす巻装状態のテープtを回転自在に保持するためのもので、前述したテープ保持手段として機能する。なお、図7〜図10においては、テープtは図示を省略してある。
以上説明したメインボディ15の右側面に形成された前記開放部15xには、図1及び図3〜図10に示すように、前記サブボディ17が装着されている。前記サブボディ17は、前記開放部15xを閉塞し得る形状をなす板状のもので、その周縁部に前記開放部15xにインロー状態で嵌合する突条部47を備えている。このサブボディ17には、前記メインボディ15のボディ本体19の弾性爪35、36と係合し得る係合爪49、50が設けられており、この係合爪49、50と前記弾性爪35、36とが係合した状態でこのサブボディ17が前記メインボディ15に固定されるようになっている。また、このサブボディ17の内面には、前記可動体6の上動を規制するストッパ51が設けられている。
一方、前記可動体6は、図1及び図3〜図5に示すように、前記メインボディ15のテープ保持部21を右側面側から覆うメインカバー43と、前記テープ保持部21を左側面側から覆うサブカバー53とを備えている。
前記メインカバー43は、図1及び図5〜図10に示すように、中心部に貫通孔55aを有する円環状のカバー本体55と、このカバー本体55の外周縁部から左側方に向けて延出された外周壁部57と、前記貫通孔55aの周縁部から左側方に向けて延設された部分円筒状をなす内周壁部59と、前記カバー本体55の下端部に設けられた吸盤弁駆動部45とを備えている。
前記メインカバー43のカバー本体55は、図7〜図10に示すように、円環状をなす板状のもので、その内面に、前記テープ保持部21の爪受けスリット21bに上下方向に摺動可能に係り合う係合爪61と、前記テープ保持部21の案内溝21cに上下方向に摺動可能に係り合う突条63とが設けられている。
前記メインカバー43の前記外周壁部57は、図1、図3、図5及び図7〜図10に示すように、下端部を除き円周方向に連続する部分円筒体状のもので、前記メインボディ15の外周壁の外側に嵌合し得る寸法を有している。また、この外周壁部57は、テープ引き出し窓65を形成するための切欠57aを備えている。そして、この外周壁部57の延出端には、前記サブカバー53とインロー係合する係合部67を設けている。
前記メインカバー43の前記内周壁部59は、図7〜図10に示すように、前記貫通孔21aの周縁部から左側方に向けて延設された部分円筒状をなすもので、前記メインボディ15のテープ保持部21の内周壁41の切欠部41a内に位置するように設定されている。
前記メインカバー43の前記吸盤弁駆動部45は、前記可動体6の昇降動作を利用して前記開閉手段4を構成する吸盤弁9を開閉動作させるためのもので、前記メインカバー43のカバー本体55の下端部に一体に設けられている。詳述すれば、この吸盤弁駆動部45は、図6〜図13に示すように、前記吸盤弁9を閉止位置(C)方向に押圧する押圧部分69と、前記吸盤弁9を開き位置(O)方向に引き上げる引き上げ部分71と、前記吸盤弁9を閉止位置(C)から開き位置(O)までの間で昇降し得るように案内する案内部分73と、前記ストッパ51に当接して可動体6全体の上動を所定の位置で規制するための係止部分75とを具備してなる。具体的に説明すれば、この吸盤弁駆動部45は、図10〜図13に示すように、前記メインカバー43の下端部外周縁から左側方に向けて一体に延設された外周壁状の天壁79と、この天壁79の前縁から下方に垂下された前壁81と、前記天壁79の後縁から下方に垂下された後壁83と、この後壁83及び前記前壁81の下端部間に設けられた底壁85とからなる駆動部本体77を備えているもので、その駆動部本体77は、左右に開放された箱体状をなしている。そして、その内部に、内部空間を上下にほぼ仕切る上下仕切り壁87と、内部空間を前後に仕切る前後仕切り壁89と、内部空間を左右に仕切る左右仕切り壁91とが設けられている。前記底壁23の下面には、底面視四角形状をなす隆起部93が形成されており、この隆起部93の平坦な先端面が前記押圧部分69を構成している。前記上下仕切り壁87の左右両端部は、前記駆動部本体77の左右側面に合致させてあり、その左右両端部の上面を前記引き上げ部分71として機能させている。前記前後仕切り壁89の左右両端部には、前記駆動部本体77の側面よりも外方に延出する延出突条95が形成されており、この延出突条95を前記案内部分73として機能させている。この延出突条95は、前記前後仕切り壁89の下半領域から突設されたもので、面取りを施された上端部が上下仕切り壁87の下面付近に位置させてある。前記前壁25の前面には、前記係止部分75を構成する突起97が設けられている。
一方、前記サブカバー53は、図1、図3及び図7〜図9に示すように、その外周縁部から右側方に向けて延出された外周壁部54を備えている。この外周壁部54には切欠54aを設けている。この切欠54aは、前記メインカバー43の外周壁部57の切欠57aとともにテープ引き出し窓65を形成している。
<吸盤2>
前記吸盤2は、図4〜図13に示すように、被吸着面Sに吸着させるための吸盤ゴム7と、前記メインボディ15のボディ本体19の底壁23に前記吸盤ゴム7を止着するための吸盤止め8とを備えている。
前記吸盤ゴム7は、円盤状をなす通常のもので、その中心に、前記ボディ本体19の底壁23のボス部23bに外嵌する中心孔7aを備えている。この吸盤ゴム7は、その中心孔7aを前記ボス部23bに外嵌させた状態で前記ボディ本体19の底壁23に設けられた円形凹陥部23aに収容されている。
前記吸盤止め8は、前記吸盤ゴム7が円形凹陥部23aから脱落するのを防止するためのもので、吸盤ゴム7の中心部下面に添接した状態でその中心突起8aを前記ボス部23bの先端に形成された取付凹部23cに圧入させて取り付けられている。
なお、前記テープカッター本体1の底面における前記テープ切断手段を配した側の端縁すなわち前端縁1aと前記吸盤2の軸心2cとの間の距離dは、図6に示すように、前記吸盤2の半径rよりも大きく設定されている。
以上説明した吸盤2と被吸着面Sとの間に形成される空間SPは、連通路3を介して外部に連通させることができるようになっている。
<連通路3>
前記連通路3は、図6及び図11〜図13に示すように、前記吸盤止め8の中心に貫通させて設けられた吸盤止めポート3aと、この吸盤止めポート3aに連続させて前記ボディ本体19の底壁23の一部をなすボス部23bの中心に設けられたボス部ポート3bと、このボス部ポート3bに連続させて後述する下シリコンシート10の中心に設けられた弁座ポート3cとからなる。
この連通路3は、前記開閉手段4により開閉されるようになっている。
<開閉手段4>
前記開閉手段4は、図5、図6及び図11〜図13に示すように、前記吸盤弁駆動部45に駆動されて昇降する吸盤弁9と、この吸盤弁9に対向させて前記ボディ本体19の底壁23の上面に添接された弁座として機能する下シリコンシート10とを具備してなる。
前記吸盤弁9は、吸盤弁駆動部45に対して微細な範囲で昇降する微動昇降体99と、この微動昇降体99に保持されて前記下シリコンシート10に接離する弁体である上シリコンシート101とを具備してなり、前記可動体6が上方向への操作を受けた場合に閉止位置(C)から開き位置(O)に応動する。ここで、本実施形態では、弁座と、この弁座に接離する前記吸盤弁の弁体、具体的には、前記下シリコンシート10と、前記上シリコンシート101とを、同一素材(シリコンゴム)による弾性体により構成している。
前記微動昇降体99は、図11〜図13に示すように、平面視ほぼ四角形状をなす前記上シリコンシート101の周縁部を保持する枠体状の昇降体本体103と、この昇降体本体103の左右両側縁から上方に延出させた左右対をなす引き上げアーム105とを具備してなるもので、前記引き上げアーム105の先端部には、前記吸盤弁駆動部45の引き上げ部分71に接離する接離爪107が設けられているとともに、前記引き上げアーム105の中間部には、前記吸盤弁駆動部45の案内部分73に上下摺動可能に係り合うスリット109が形成されている。
前記可動体6の吸盤弁駆動部45と前記吸盤弁9との間には、図11〜図13に示すように、前記可動体6の初期微動を吸収して前記吸盤弁9に伝達されるのを防止する遊び部分が設けられている。すなわち、前記可動体6が最も降下した状態では、前記吸盤弁駆動部45の引き上げ部分71と前記吸盤弁9の接離爪107との間に、前記遊び分のストロークs2に相当するクリアランス111が形成されており、このクリアランス111が前記遊び部分として機能する。この実施形態では、遊び分のストロークs2は、0.5mm前後に設定されている。
前記上シリコンシート101は、周縁部が前記微動昇降体99の昇降体本体103の下面に接着された一定厚さを有するシート状のもので、中央部分が前記吸盤弁駆動部45の押圧部分69に押圧されて弁座である下シリコンシート10に押し付けられ、この下シリコンシート10の弁座ポート3cを塞ぐようになっている。
前記下シリコンシート10は、一定厚さを有するシート状のもので、例えば平面視円形状をなしており、その中心に連通路3を構成する弁座ポート3cを有している。この下シリコンシート10は、前記ボディ本体19の底壁23の上面に接着されている。
以上説明したテープカッターTの作動を説明する。
このテープカッターTは、テープカッター本体1の底面に吸盤2が設けてあるため、その吸盤2を天板面等の被吸着面Sに吸着させることにより、その被吸着面S上にテープカッターT全体を移動不能に安定保持させることができる。そのため、テープカッター本体1を重たいものにすることなく片手でテープtを引き出してその先端側を刃物11によって切り取ることができ、順次効率よくテープtの貼着作業を行うことができる。
このような吸盤2による吸着状態から巻装状態のテープtを保持するテープ保持軸13の内周に形成される円形窓13aに手を入れてテープカッター本体1を上方に持ち上げると、吸盤弁9が開いて吸盤2と被吸着面Sとの間に外気が導入される。そのため、吸盤2による吸着が速やかに解除されてテープカッターT全体を大きな力を要することなく持ち上げて他の場所に移動させることができる。
詳述すれば、吸盤2が被吸着面Sに吸着している状態では、図11に示すように、可動部であるメインカバー43及びサブカバー53は、自重で最降下位置に到達しており、メインカバー43の吸盤弁駆動部45に設けられた押圧部分69で上シリコンシート101が下シリコンシート10に押し付けられている。すなわち、前記上シリコンシート101と前記微動昇降体99とからなる吸盤弁9は、弁座を構成する下シリコンシート10に押し付けられて閉止位置(C)に停止しており、連通路3はこの吸盤弁9により閉鎖されている。そのため、吸盤2による吸着作用は維持されている。
この吸着状態においてテープ引き出し操作などに伴って前記テープカッター本体1に不測の振動等が加わった場合でも、この実施形態のテープカッターTは、容易にその吸着状態が解除されることがない。すなわち、可動体6が遊び分のストロークs2の範囲内で基体5に対して不測の昇降動作を行っても、可動体6の動きは吸盤弁9には伝えられず、連通路3の閉止状態が維持されるようになっている。具体的には、図11に示す吸着状態においては、微動昇降体99の引き上げアーム105の接離爪107と吸盤弁駆動部45の引き上げ部分71との間には、前記遊び分のストロークs2に相当するクリアランスが形成されており、その範囲で可動体6が不測の微動昇降を行ってもその動きは吸盤弁9には伝えられることがない。図12は、前記可動体6が前記遊び分のストロークs2の範囲内で最も上昇した中間状態を示している。この中間状態においては、微動昇降体99の引き上げアーム105の接離爪107と吸盤弁駆動部45の引き上げ部分71とが接している。
この中間状態からさらに前記可動体6が意識的に引き上げられると、吸盤2駆動部の引き上げ部分71の上昇力により微動昇降体99の接離爪107が上方に付勢され、この微動昇降体99とともに前記上シリコンシート101が上昇して前記下シリコンシート10から離れる。その結果、下シリコンシート10に開口させた連通路3が解放され、外気がその連通路3を通して吸盤2と被吸着面Sとの間の空間SPに導入される。そのため、吸盤2による吸着作用が解除され、テープカッターT全体を被吸着面Sから容易に離間させることが可能となる。なお、前記可動体6の前記基体5に対する上動位置は、前記ストッパ51により規制されているため、可動体6のみを把持して持ち上げてもテープカッターT全体を被吸着面Sから離間させることができる。図13は、可動体6が基体5に対して最も上動した吸着解除状態を示しており、図12に示す中間状態からこの図13に示す吸着解除状態に至る間に吸着便が閉止位置(C)から開き位置(O)まで上動することになり、その吸盤弁9のストロークs1は、この実施形態では0.5mm前後に設定されている。ここで、図11は、前記吸着状態にあるときの、図3におけるB−B断面及び図2におけるC−C断面を示す図である。図12は、前記中間状態にあるときの、前記B−B断面及び前記C−C断面に相当する部位を示す図である。図13は、前記吸着解除状態にあるときの、前記B−B断面及び前記C−C断面に相当する部位を示す図である。
なお、図11に示す前記吸着状態では、可動体6を構成するメインカバー43の係止部分75と基体5を構成するサブボディのストッパ51との間に、前記吸盤弁9のストロークs1と前記遊び分のストロークs2とを足し合わせた寸法に相当するクリアランスが形成されている。図12に示す中間状態では、前記係止部分75と前記ストッパ51との間に、前記吸盤弁9のストロークs1に相当する寸法のクリアランスが形成されている。図13に示す吸着解除状態では、前記係止部分75と前記ストッパ51とが接しており、これらの間のクリアランスが0となっている。
ここで、上述した実施形態では、簡単な操作かつ少ない作業ステップにより吸着状態を解除できるようにすべく、より具体的にはテープカッターTを移動させるために上方に持ち上げる操作によって前記連通路3を開通させて吸着状態を解除できるようにすべく、開閉手段4を、弁座として機能する前記下シリコンシート10と、この下シリコンシート10に密着して前記連通路3を遮断する閉止位置(C)から前記下シリコンシート10から離れて前記連通路3を開通させる開き位置(O)までの間で進退可能な吸盤弁9とを備えたものとしているとともに、前記可動体6が上方に向けて操作された場合に前記吸盤弁9が閉止位置(C)から開き位置(O)に応動するように構成している。しかし、開閉手段の構成は上述した実施形態のようなものに限らず、開閉手段を構成する吸盤弁を弁座に対して接離させる操作を行うための操作部を、例えばテープカッター本体における吸盤近傍の部位に設ける等、他の態様を採用してもかまわない。
また、前述したように、上述した実施形態では、吸着状態においてテープ引き出し操作などに伴って前記テープカッター本体1に不測の振動等が加わった場合でもその吸着状態が解除されることがないようにするために、前記可動体6と前記吸盤弁9との間に、前記可動体6の初期微動を吸収して前記吸盤弁9に伝達されるのを防止する遊び部分を設けている。しかしながら、他の手段により、前記テープカッター本体1に不測の振動等が加わった場合でもその吸着状態が解除されることがないようにしてもよい。
そして、テープtの切断時においてテープカッターTの重心がテープ切断手段である刃物11を配した側に移動することによりテープカッターTが転倒する不具合の発生を防止ないし抑制すべく、上述した実施形態では、前記テープカッター本体1の底面における刃物11を配した側の端縁すなわち前端縁1aと前記吸盤2の軸心2cとの間の距離dが、前記吸盤2の半径rよりも大きく設定されている。しかしながら、テープカッター本体の底面におけるテープ切断手段を配した側の端縁と吸盤の軸心との間の距離を吸盤の半径以下とし、倒れ止めのための手段を別途設けるようにしてももちろんかまわない。
加えて、上述した実施形態では、弁座として機能する下シリコンシート10と弁体として機能する上シリコンシート101とを、同一素材(シリコンゴム)による弾性体により構成しているが、弁体及び弁座は、シリコンゴム以外の素材、例えばエラストマー樹脂により形成された弾性体により構成してももちろんかまわず、弁体及び弁座を異なる素材により構成してももちろんかまわない。但し、弁体及び弁座を同一素材による弾性体により構成すれば、閉止位置(C)において弁座と弁体とが密着しやすくなる、換言すればこれらの間に隙間ができにくくなるため、より効果的に吸盤2と被吸着面Sとの間の空間SPから空気が漏れるのを抑制することができる。
なお、以上に述べた実施形態では、吸盤を基体であるメインボディの底面に固定した場合について説明したが、吸盤を基体に対して水平旋回できるようにしてもよい。換言すれば、テープカッター本体を、前記吸盤に対して当該吸盤の軸心周りに旋回し得るように構成してもよい。
また、テープカッター本体の形状は任意に設定してもよい。その場合、吸盤によりテープカッター本体を安定して吸着させるようにすべく、前記テープカッター本体に、その重心を前記吸盤の軸心上に位置させるための重心設定用の重りを備えさせるようにするとよい。
そして、以上の説明は、文具本体であるテープカッター本体を吸盤により被吸着面に吸着させることができる文具であるテープカッターに関するものであったが、本発明はテープカッター以外の文具に適用することももちろん可能である。このような文具の例として、文具本体であるペン立て本体を吸盤により被吸着面に吸着させることができるペン立て等が挙げられる。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
T…テープカッター(文具)
1…テープカッター本体(文具本体)
2…吸盤
3…連通路
4…開閉手段
11…テープ切断手段(刃物)
13…テープ保持手段(テープ保持軸)
t…テープ
S…被吸着面

Claims (9)

  1. 文具本体を吸盤により被吸着面に吸着させることができる文具であって、
    前記被吸着面と前記吸盤との間に形成される空間を外気に連通させるための連通路と、この連通路を開閉する開閉手段とを備えた文具。
  2. 前記文具本体が、巻装状態のテープを保持するテープ保持手段と、このテープ保持手段側から順次引き出されるテープの先端側を切り離すためのテープ切断手段とを有するテープカッター本体である請求項1記載の文具。
  3. 前記文具本体が、前記吸盤を保持する基体と、この基体に対して一定のストロークだけ進退可能な可動体とを備えたものであり、
    前記開閉手段が、弁座と、この弁座に密着して前記連通路を遮断する閉止位置から前記弁座から離れて前記連通路を開通させる開き位置までの間で進退可能な吸盤弁とを備えたものであり、前記可動体が一定の方向に操作された場合に前記吸盤弁が閉止位置から開き位置に応動するように構成されている請求項1又は2記載の文具。
  4. 前記弁座と、この弁座に接離する前記吸盤弁の弁体とを、ともに同一素材による弾性体により構成している請求項3記載の文具。
  5. 前記可動体と前記吸盤弁との間に、前記可動体の初期微動を吸収して前記吸盤弁に伝達されるのを防止する遊び部分が設けられている請求項3又は4記載の文具。
  6. 前記文具本体が、巻装状態のテープを保持するテープ保持手段と、このテープ保持手段側から順次引き出されるテープの先端側を切り離すためのテープ切断手段とを有するテープカッター本体であり、前記テープカッター本体が、底面側に前記吸盤を保持した前記基体と、この基体に対して上下方向に進退可能に設けられた前記可動体とを備えてなり、前記基体に、テープ切断手段を構成する刃物と、前記巻装状態のテープを回転可能に支持する前記テープ保持手段たるテープ保持軸とが設けられている請求項3、4又は5記載の文具。
  7. 前記文具本体の底面に前記吸盤を保持したものであって、
    前記文具本体の底面における前記テープ切断手段を配した側の端縁と前記吸盤の軸心との間の距離が、前記吸盤の半径よりも大きく設定されている請求項2又は6記載の文具。
  8. 前記文具本体が、前記吸盤に対して当該吸盤の軸心周りに旋回し得るように構成されている請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の文具。
  9. 前記吸盤を水平な被吸着面に吸着させて使用される文具であって、
    前記文具本体が、その重心を前記吸盤の軸心上に位置させるための重心設定用の重りを備えたものである請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の文具。
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