JP2018144667A - シフト装置 - Google Patents

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敬佑 亀山
謙二 中西
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謙二 中西
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Abstract

【課題】回動体の回動径方向において小型化できるシフト装置を提供する。【解決手段】シフト装置10では、ノブ18がスライド操作されることで、リンク38が回動される。ここで、ノブ18がリンク38の回動軸方向側に重複配置されている。このため、シフト装置10のリンク38の回動径方向寸法を小さくでき、シフト装置10を小型化できる。ノブ18をプレート12に上側から載せて、ガイド溝にガイド板14Cを挿入できるため、組付性を向上できる。【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体がスライド操作されてシフト体のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
特許文献1には、操作ノブが直動されることで、ラッチ歯車が回動される操作装置が記載されている。
特表2013−525201号公報
しかしながら、特許文献1では、ラッチ歯車の回動径方向外側に操作ノブが配置されている。
本発明は、上記事実を鑑みて成されたものであり、回動体の回動径方向において小型化できるシフト装置を提供することを目的とする。
請求項1のシフト装置は、スライド操作されてシフト位置が変更されるシフト体と、前記シフト体がスライド操作されて回動されると共に、回動軸方向側に前記シフト体が配置される回動体と、を備えている。
請求項2のシフト装置は、請求項1のシフト装置において、前記回動体に設けられ、検出されて前記シフト体のシフト位置が検出される被検出部材を備えている。
請求項3のシフト装置は、請求項1又は請求項2のシフト装置において、前記回動体の前記シフト体とは反対側に配置され、前記回動体の回動位置を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出部材を備えている。
請求項4のシフト装置は、請求項1から請求項3の何れか1項のシフト装置において、前記回動体の回動径方向において前記回動体を付勢して前記シフト体が付勢される付勢手段を備えている。
請求項5のシフト装置は、請求項1から請求項4の何れか1項のシフト装置において、前記シフト体を支持する支持体と、前記支持体に設けられ、前記シフト体のスライドを案内する案内部と、を備えている。
請求項6のシフト装置は、請求項1から請求項5の何れか1項のシフト装置において、前記シフト体を支持する支持体と、前記シフト体に設けられる規制体と、前記支持体に設けられ、前記規制体のスライドを規制して前記シフト体の所定シフト位置へのスライド操作が規制される規制部材と、を備えている。
請求項1のシフト装置では、シフト体がスライド操作されて、シフト体のシフト位置が変更される。また、シフト体がスライド操作されて、回動体が回動される。
ここで、回動体の回動軸方向側にシフト体が配置される。このため、回動体の回動径方向においてシフト装置を小型化できる。
請求項2のシフト装置では、回動体の被検出部材が検出されて、シフト体のシフト位置が検出される。このため、シフト体のシフト位置を検出できる。
請求項3のシフト装置では、検出部材が回動体の回動位置を検出して、シフト体のシフト位置が検出される。ここで、検出部材が回動体のシフト体とは反対側に配置される。このため、回動体の回動径方向においてシフト装置を小型化できる。
請求項4のシフト装置では、付勢手段が回動体を付勢して、シフト体が付勢される。ここで、付勢手段が回動体の回動径方向において回動体を付勢する。このため、回動体の回動軸方向においてシフト装置を小型化できる。
請求項5のシフト装置では、支持体がシフト体を支持しており、案内部がシフト体のスライドを案内する。ここで、案内部が支持体に設けられる。このため、部品点数を削減できる。
請求項6のシフト装置では、支持体がシフト体を支持する。また、シフト体に規制体が設けられており、規制体のスライドを規制部材が規制して、シフト体の所定シフト位置へのスライド操作が規制される。ここで、支持体に規制部材が設けられる。このため、部品点数を削減できる。
本実施の形態に係るシフト装置の分解斜視図である。 シフト装置の主要部を示す図1の2−2線に沿う断面図である。 ノブの基枠を示す斜視図である。 (A)及び(B)は、シフト装置の主要部を示す図1の4−4線に沿う断面図であり、(A)はシフト位置が「H」位置の状態を示し、(B)はシフト位置が「R」位置の状態を示している。 シフト装置の主要部を示す下面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1には、本実施の形態に係るシフト装置10が左斜め前方から見た分解斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10の主要部が左方視の断面図にて示されている。なお、図2では、図1に示すシフト装置10を組付けた状態における左方視の断面図として示している。また、各図面では、シフト装置10の前方を矢印FRにて示し、シフト装置10の右方を矢印RHにて示し、シフト装置10の上方を矢印UPにて示している。
本実施の形態に係るシフト装置10は、所謂ストレート式かつバイワイヤ式のものにされている。また、シフト装置10は、フロア式のものにされて、車両(自動車)の運転席の車幅方向内側における車室床部(車体側)に設置されており、シフト装置10の前方、右方及び上方は、それぞれ車両の前方、右方及び上方に向けられている。
図1に示す如く、シフト装置10には、支持体としての樹脂製で略直方体形箱状のプレート12が設けられており、プレート12が車室の床部に固定されている。プレート12の上壁14の右側部分には、略矩形状の挿通孔14Aが貫通形成されており、挿通孔14Aは、長手方向が前後方向にされている。また、プレート12の上壁14には、挿通孔14Aの左方において矩形の係合孔14Bが対で設けられており、係合孔14Bは、上壁14の前部及び後部に貫通形成されている。さらに、プレート12の上壁14には、挿通孔14Aの周囲が矩形枠状に突出されており、プレート12の上壁14では、案内部としての略矩形のガイド板14C(突部)が設けられている。ガイド板14Cは、挿通孔14Aの右方及び左方において挿通孔14Aの周囲の突出部から立設されており、ガイド板14Cの各々は、前後方向に延伸されている。
プレート12の上壁14の上方には、被覆部材としての矩形略板状のプレートカバー16が設けられており、プレートカバー16は、上面が意匠面にされている。プレートカバー16は、プレート12に取付けられて上壁14を覆っている。プレートカバー16には、略矩形の貫通孔16Aが形成されており、プレート12の挿通孔14A及び挿通孔14Aの周囲の突出部が貫通孔16Aから露出されると共に、ガイド板14Cが貫通孔16Aから上方に突出されている。
プレート12の上方には、シフト体としての略直方体箱状のノブ18が設けられており、ノブ18は、長手方向が前後方向にされてプレート12上に配置される。シフト装置10は、プレートカバー16及びノブ18が車室内に露出されて、ノブ18が車両の運転席に着座した乗員(運転手)によって把持可能にされている。
ノブ18は、基枠20及びノブカバー22を備えている。図3には、ノブ18の基枠20が左斜め後方視の斜視図にて示されている。また、図4(A)及び図4(B)には、ノブ18の主要部が上方視の断面図にて示されている。なお、図4(A)及び図4(B)では、図1に示すシフト装置10を組付けた状態における上方視の断面図として示している。また、図4(A)及び図4(B)では、図面を簡略化するために、下記リンク38の外形が破線にて示されている。
図1から図3に示す如く、基枠20は、矩形略板状の底板20Aを備え、底板20Aの左右に側板20Bが対で立設されている。ノブカバー22は、前部及び後部が下方に延出されており、ノブカバー22は、側板20Bの間に配置されて基枠20に取付けられることで、一対の側板20Bの間の前側、上側及び後側を覆っている。
図3、図4(A)及び図4(B)に示す如く、基枠20の底板20Aには、前後方向及び左右方向の中間部に略矩形状(長孔)の貫通孔24Aが形成されると共に、貫通孔24Aの前側に矩形の貫通孔24Bが形成されている。貫通孔24Aには、下記レバー部40が挿入されている。貫通孔24Aは、レバー部40が前後方向への相対移動が規制された開口幅とされると共に、レバー部40が左右方向に移動可能に開口されている。また、貫通孔24Bは、左右方向に比べて前後方向が短い長孔にされている。さらに、図3に示す如く、基枠20の底板20Aには、被案内部としてのガイド溝24C(溝部)が設けられており、ガイド溝24Cは、貫通孔24A、24Bの右方及び左方において長手方向が前後方向にされて、底板20Aの下面に開口されている。
基枠20のガイド溝24Cにノブ18のガイド板14Cが挿入されて、ノブ18がプレート12上に配置されている。ガイド板14Cは、上端がガイド溝24Cの溝底(上面)に当接されて、ガイド溝24Cが長手方向(前後方向)に移動可能にされている。このため、プレートカバー16の貫通孔16Aがノブ18により覆われると共に、プレート12の挿通孔14Aにノブ18の貫通孔24A、24Bが対向されている。また、ノブ18は、ガイド板14Cによってプレート12に支持されて、左右方向の相対移動が規制されると共に、プレートカバー16の上面に沿って前後方向にスライド可能にされている。これにより、ノブ18は、前側から後側に向けて、「R」位置(リバース位置)、「N」位置(ニュートラル位置)、「H」位置(ホーム位置)、「N」位置(ニュートラル位置)、「D」位置(ドライブ位置)の各シフト位置に配置可能にされている。なお、図4(A)には、ノブ18が「H」位置に配置された状態が示され、図4(B)には、ノブ18が「R」位置に配置された状態が示されている。
一方、図1に示す如く、ノブ18には、解除部としての略矩形柱状のボタン26が組付けられており、ボタン26は、ノブ18の前部に配置されている。ボタン26は、ノブカバー22を貫通されて、ノブカバー22の前側に露出されると共に、ノブカバー22(ノブ18)に対して前後方向に所定範囲で移動可能にされている。また、基枠20(底板20A)とボタン26との間には、解除付勢手段としてのノブスプリング(コイルばね)26Aが掛渡されており、ノブスプリング26Aは、圧縮されて、ボタン26を前側に付勢している。ボタン26は、乗員がノブスプリング26Aの付勢力に抗して後側に押圧操作可能にされている。ボタン26には、略円柱状の解除棒26Bが設けられており、解除棒26Bは、ボタン26から後側に突出されると共に、突出先端が略半球状にされて、ボタン26に一体に形成されている。
ボタン26の後側には、規制体としての略棒状のディテントロッド28が設けられており、ディテントロッド28は、長手方向が上下方向にされている。ディテントロッド28は、上下方向(長手方向)の中間部が略棒状にされた細幅部28Aとされており、細幅部28Aの上部に略ブロック状のヘッド部30が一体成形されていると共に、下部に略板状の脚部32が一体形成されている。ヘッド部30は、長手方向が左右方向にされており、ヘッド部30には、傾斜面30Aが形成されている。傾斜面30Aは、ヘッド部30の前側において、上側から下側に向かうに従って前側に突出するように傾斜されている。また、脚部32は、細幅部28Aの下側において左右方向に延伸されている。
ディテントロッド28は、底板20Aの貫通孔24Bに挿入されて、貫通孔24Bに対する前後左右方向の移動を規制されており(図4(A)及び図4(B)参照)、プレート12の挿通孔14A内に配置されて、挿通孔14A内をノブ18と共に前後方向に移動可能にされている。また、ディテントロッド28は、ヘッド部30の傾斜面30Aがボタン26の解除棒26B先端に対向されている。ヘッド部30と底板20Aとの間には、規制付勢手段としてのディテントスプリング(コイルばね)28Bが掛渡されており、ディテントスプリング28Bは、圧縮されて、ディテントロッド28を上側に付勢している。また、ディテントロッド28は、ディテントスプリング28Bの付勢力に抗して下方に変位可能にされてノブ18に保持されている。
図1及び図5に示す如く、プレート12の挿通孔14Aの前側には、規制部材としての矩形板状の規制板34が設けられている。規制板34は、挿通孔14Aの前側において左右両側に対で設けられて、挿通孔14A周縁から後側及び互いに接近する方向(左右方向内側)に突出されており、一対の規制板34の間には、ディテントロッド28の細幅部28Aが挿入可能な狭幅部34Aが形成されている。
ボタン26が押圧操作されていない状態では、ディテントロッド28の脚部32が規制板34の後側端面に対向されており、脚部32が規制板34(後側端面)に当接されることで、ディテントロッド28の前側への移動が規制されて、ノブ18の前側の「N」位置から「R」位置へのスライドが規制される。また、ボタン26が後側に押圧操作されることで、解除棒26Bがヘッド部30の傾斜面30Aを押圧する。このため、ディテントロッド28がディテントスプリング28Bの付勢力に抗して下方に変位されて、脚部32が規制板34の下方に移動されると共に、ディテントロッド28の細幅部28Aが狭幅部34Aに対向される。これにより、規制板34によるディテントロッド28の移動規制が解除されて、ノブ18が前側にスライド可能にされることで、ノブ18が前側の「N」位置から「R」位置に配置可能にされる。
図1に示す如く、プレート12には、検出手段としての検出機構36が設けられている。図5には、プレート12内の主要部が下面図にて示されている。
図1及び図5に示す如く、検出機構36には、回動体としての長尺略ブロック状のリンク38が設けられており、リンク38は、プレート12内(上壁14の下側)に配置されている。リンク38の長手方向一端部(右側端部)には、係止部としての略円筒状のレバー部40が突出形成されており、レバー部40が、挿通孔14A及び貫通孔16Aに挿入されて、ノブ18の貫通孔24Aに挿入されている。
図1及び図2に示す如く、レバー部40の上端には、係止部材としての円環状の留具42が設けられており、留具42は、外径がノブ18の貫通孔24Aの前後方向の開口幅(開口寸法)よりも大きくされている。ノブ18内において、留具42の軸心の円孔にスクリュー42Aが挿入されると共に、スクリュー42Aがレバー部40の上端に螺合されて、留具42がレバー部40に取付けられている。このため、レバー部40は、留具42がノブ18からの抜け止めにされてノブ18に係止されて、ノブ18と一体で前後方向に移動可能にされていると共に、貫通孔24A内においてノブ18に対して左右方向に移動(相対移動)可能にされている。
リンク38の長手方向他端部(左側端部)には、略円柱状の軸部38Aが対で設けられており、軸部38Aは、同軸にされて上下に対で突出されている。また、図1に示す如く、リンク38の軸部38Aには、保持部としてのブラケット44が対向されている。ブラケット44には、略帯板状の基部44Aの長手方向両端に係合爪44Bが対で形成されており、係合爪44Bは、上方に延出されている。また、ブラケット44の基部44Aには、長手方向の中間部に円形の軸孔44Cが貫通形成されると共に、軸孔44Cと係合爪44Bの各々との間に柱状の位置決め突起44Dが突出されている。
ブラケット44の長手方向は、前後方向にされており、係合爪44Bが係合孔14Bに挿入されて係合されている。また、位置決め突起44Dがプレート12の上壁14裏面に形成された図示しない孔に挿入された状態で、プレート12の上壁14を挟んだ状態にされて、ブラケット44がプレート12に取付けられている。
リンク38は、下側の軸部38Aがブラケット44の軸孔44Cに挿入されると共に、上側の軸部38Aが上壁14の下面に形成された図示しない軸孔に挿入されている。このため、リンク38は、軸部38Aの軸方向が上壁14の表面(上面)と直交される上下方向にされた状態で、軸部38Aを軸に回動可能にされてプレート12及びブラケット44に支持されている。これにより、図4(A)及び図4(B)に示す如く、ノブ18が前後方向にスライドされると、レバー部40がノブ18の貫通孔24A内を左右方向(貫通孔24Aの長手方向)に移動されながら挿通孔14A(図1及び図5参照)内を前後方向に回動(移動)される。また、レバー部40がプレート12の挿通孔14A内を前後方向に回動されることで、リンク38が軸部38Aを軸に前後方向に回動される。
図1及び図5に示す如く、検出機構36には、検出部の被検出部材としての矩形板状のマグネット46が設けられており、マグネット46は、レバー部40の下側かつリンク38の回動径方向外側においてリンク38にインサート成形により固定されている。また、プレート12内には、検出部の検出部材としての略矩形板状のセンサ基板48が設けられており、センサ基板48は、上壁14の上面に対して平行にされると共に、マグネット46に対向されてプレート12の下側に固定されている。また、プレート12の下側には、被覆部材としての矩形略薄箱状のセンサカバー50が設けられており、プレート12(センサ基板48)の下側部分がセンサカバー50により被覆されている。
センサ基板48は、マグネット46が発する磁力を検出して、マグネット46の回動位置を検出する。これにより、リンク38の前後方向への回動位置が検出されて、ノブ18のシフト位置(「R」位置、「N」位置、「H」位置、「N」位置、及び「D」位置)が検出される。
一方、図1及び図5に示す如く、プレート12とリンク38との間には、付勢部としての節度機構52が設けられている。
節度機構52には、当接部材としての略矩形柱状のディテントピン54が設けられており、ディテントピン54は、リンク38の長手方向他端部(左側端部)からリンク38の挿入孔に同軸上に挿入(嵌入)されている。ディテントピン54は、リンク38から左方に突出されており、ディテントピン54の先端面は、略凸状(半球面状)に湾曲されている。
ディテントピン54とリンク38の挿入孔の底面(右側面)との間には、付勢手段としてのディテントスプリング54A(本実施の形態では2本)が掛渡されている。2本のディテントスプリング54Aは、リンク38の挿入孔において前後に配置されており、ディテントスプリング54Aは、圧縮されて、ディテントピン54を左方に付勢している。
節度機構52には、被当接部材としての略直方体状のスロープ板56が設けられており、スロープ板56は、長手方向が前後方向にされて、プレート12内の左端部に固定(一体成形)されている。スロープ板56の右側端面には、作用部としてのディテントスロープ58が形成されており、ディテントスロープ58には、ディテントスプリング54Aにより付勢されたディテントピン54の先端面が当接されている。
ディテントスロープ58には、傾斜面としての節度面58Aが前後に対で設けられており、前側及び後側の節度面58Aは、それぞれ後側及び前側に向かうに従い左側へ向かう方向に傾斜されている。リンク38の「H」位置において、ディテントピン54の先端面は、ディテントスプリング54Aの付勢力によりディテントスロープ58の前後方向中央(節度面58Aの間)に当接される。
ノブ18が「H」位置から前後方向にスライド操作される際には、リンク38が前後方向に回動されることで、ディテントスプリング54Aの付勢力に抗してディテントピン54の先端面が節度面58Aを右側(右前側又は右後側)に移動される。また、ノブ18が「H」位置から前後方向にスライド操作された状態でノブ18への操作力の作用が解除された際には、ディテントスプリング54Aの付勢力によりディテントピン54の先端面が節度面58Aを左側に移動されて、リンク38が前後方向に回動されることで、ノブ18が「H」位置にスライド(復帰)される。
節度面58Aの各々の傾斜方向中央部には、突起部が形成されており、突起部は、節度面58Aの傾斜方向において凸状に湾曲されている。これにより、ノブ18が「H」位置から「R」位置及び「D」位置に回動される際に、ディテントピン54の先端面が突起部を乗越えながら節度面58A上を移動される。
次に本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、ノブ18がプレート12上を前後方向にスライド操作されることで、ノブ18のシフト位置が変更される。検出機構36では、ノブ18がスライド操作されて、リンク38及びマグネット46が軸部38Aを中心に回動されることで、リンク38の回動位置を検出して、ノブ18のシフト位置が検出される。
また、リンク38に設けられたディテントピン54の先端面がディテントスプリング54Aの付勢力によりディテントスロープ58の節度面58Aに当接されており、ノブ18が「H」位置から前後方向にスライド操作される際には、リンク38がディテントスプリング54Aの付勢力に抗して回動されて、ノブ18に操作荷重が作用される。
ここで、ノブ18がリンク38の回動軸方向側に重複配置されている。このため、シフト装置10のリンク38回動径方向(左右方向)寸法を小さくでき、シフト装置10を小型化できる。
また、ノブ18のガイド溝24Cにプレート12のガイド板14Cが挿入されており、ノブ18は、回動軸を持たずにプレート12にスライド可能に支持されている。このため、ノブ18の前後方向の移動範囲(ストローク)が、プレート12のガイド板14C及びノブ18のガイド溝24Cにより定められると共に、ガイド板14C及びガイド溝24Cが、ノブ18の移動範囲を超える(オーバーストローク)衝撃荷重、及びノブ18を左右方向に移動させようとする衝撃荷重を受ける。また、ガイド板14Cがプレート12に一体に設けられることで、部品点数を削減でき、部品を配置するためのスペースが抑えられるので、シフト装置10を小型化できる。さらに、ノブ18をプレート12に上側から載せて、ガイド溝24Cにガイド板14Cを挿入できるため、組付性を向上できる。
しかも、ノブ18がプレート12に支持されるため、ノブ18への上方向又は左右方向からの操作荷重がリンク38に入力されることを抑制でき、リンク38の強度を低くできる。さらに、ノブ18にガイド板14Cが設けられると共にプレート12にガイド溝24Cが設けられる場合とは異なり、プレート12にガイド溝24Cが設けられないと共にガイド板14Cが設けられることで、液体(例えば水)がプレート12の内部に浸入するのを抑制できて、プレート12内部の検出機構36(特にセンサ基板48)への液体の到達を抑制できる。
また、ノブ18を前側の「N」位置から「R」位置へスライド操作しようとした場合に、ノブ18のボタン26が押圧操作されていない際には、ノブ18のディテントロッド28の脚部32がプレート12の規制板34に当接して「R」位置への移動が規制される。ここで、ディテントロッド28がノブ18に支持されている(リンク38に支持されていない)。これにより、ノブ18の操作荷重がリンク38に入力されることを抑制できるので、リンク38の強度を低くできる。さらに、規制板34がプレート12に設けられるため、部品点数を削減できると共に、構成を簡単にできる。
また、ノブ18のスライドに追従してリンク38が軸部38Aを中心に上下方向軸回りに回動されるので、上下方向におけるリンク38の回動スペースを狭くできる。これにより、リンク38を回動可能に配置するためのプレート12の上下方向の寸法を抑えることができるので、シフト装置10を小型化できる。
さらに、ディテントピン54の先端面がディテントスプリング54Aの付勢力によりディテントスロープ58の節度面58Aに当接されて、ノブ18が「H」位置に配置されており、リンク38にディテントピン54及びマグネット46が設けられている。このため、ノブ18のシフト位置に対するマグネット46の回動位置の精度を高くできることで、センサ基板48によるマグネット46の回動位置の検出によって、ノブ18のシフト位置を高精度に検出できる。しかも、マグネット46がレバー部40よりもリンク38の回動径方向外側に設けられている。このため、ノブ18が前後方向に移動される際に、マグネット46がリンク38の軸部38Aを軸に回動されるので、ノブ18の移動量に対してマグネット46の移動量を増幅できて、ノブ18のシフト位置を一層高精度に検出できる。
また、マグネット46が、プレート12の上壁14に対して略平行に移動されるので、センサ基板48を上壁14に対して略平行に配置できる。このため、センサ基板48が水平方向に対し(プレート12の上壁14に対し)傾斜されて配置される場合に比べて、センサ基板48を設けるための上下方向のスペースを狭くできるので、プレート12の高さ寸法を抑えることができて、シフト装置10を小型化できる。しかも、センサ基板48をリンク38のレバー部40側に垂直(上下方向に略平行に)に配置する場合に比べて、センサ基板48の配置面積を大きくできる。
また、節度機構52では、ディテントスプリング54Aの付勢力によりディテントピン54がリンク38の回動径方向外方に付勢されて、ディテントピン54の先端面がディテントスロープ58に当接されている。このため、節度機構52の上下方向のスペースを狭くできるので、プレート12の上下方向の寸法を抑えることができて、シフト装置10を小型化できる。
なお、本実施の形態では、プレート12において、挿通孔14Aの左右両側にガイド板14Cを設けたが、ガイド板14Cは、挿通孔14Aの左右何れか一方であっても良い。また、プレート12に突部としてのガイド板14Cを設け、ノブ18の底板20Aに溝部としてのガイド溝24Cを形成したが、プレート12に溝部を形成すると共に、ノブ18に突部を形成しても良い。
さらに、本実施の形態では、ノブ18が前後方向にスライド操作される。しかしながら、ノブ18は、回動軸を持たずに意匠面(球面でも良い)に沿って(意匠面に対して略平行に)スライド操作されれば良い。
また、本実施の形態では、解除部としてのボタン26がノブ18の前側に露出されて後側に押圧操作可能にした。しかしながら、解除部は、ノブ18の側板20Bに露出されて左右方向に押圧操作可能にされても良い。
さらに、本実施の形態では、車両の床面に配置されるシフト装置10を例に説明した。しかしながら、シフト装置は、インストルメントパネルやステアリングコラムに配置されても良い。
10 シフト装置
12 プレート(支持体)
14C ガイド板(案内部)
18 ノブ(シフト体)
28 ディテントロッド(規制体)
34 規制板(規制部材)
38 リンク(回動体)
46 マグネット(被検出部材)
48 センサ基板(検出部材)
54A ディテントスプリング(付勢手段)

Claims (6)

  1. スライド操作されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    前記シフト体がスライド操作されて回動されると共に、回動軸方向側に前記シフト体が配置される回動体と、
    を備えたシフト装置。
  2. 前記回動体に設けられ、検出されて前記シフト体のシフト位置が検出される被検出部材を備えた請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記回動体の前記シフト体とは反対側に配置され、前記回動体の回動位置を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出部材を備えた請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記回動体の回動径方向において前記回動体を付勢して前記シフト体が付勢される付勢手段を備えた請求項1から請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
  5. 前記シフト体を支持する支持体と、
    前記支持体に設けられ、前記シフト体のスライドを案内する案内部と、
    を備えた請求項1から請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
  6. 前記シフト体を支持する支持体と、
    前記シフト体に設けられる規制体と、
    前記支持体に設けられ、前記規制体のスライドを規制して前記シフト体の所定シフト位置へのスライド操作が規制される規制部材と、
    を備えた請求項1から請求項5の何れか1項記載のシフト装置。
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