JP2014172469A - シフト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトノブの操作経路を規制するためのガイド機構がコンパクトに設計された小型のシフト装置を提供すること。
【解決手段】互いに直交する第1方向及び第2方向に操作可能なシフトノブ10と、シフトノブ10を支持すると共に車体側に固定されるベース2と、を備えるシフト装置1は、第1方向に進退可能な状態でシフトノブ10を支持していると共に、第2方向に進退可能な状態でベース2に支持される中間部材3を備えており、シフトノブ10の底板15とベース2の天板21との間には、有底凹状の窪み部213と凸状の係合部153との収容構造が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、シフトレンジを選択するために車両に搭載されるシフト装置に関する。
従来、車両のシフト装置には、機械的なリンク機構を採用したシフトチェンジ手段が多く用いられてきた。近年、車載機器の電子化の要請に対応できるよう、シフトレバーの操作を電気的に検出するシフト装置が実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。このシフト装置は、検出したシフトレバーの操作を電気信号に変換して出力する。
上記のようなシフト装置は、その出力信号によってアクチュエータを駆動してシフトチェンジを実現する、いわゆるバイワイヤ式のシフト装置と呼ばれている。バイワイヤ式のシフト装置では、トランスミッションとの間に複雑なリンク機構を配設する必要がなく、電気配線を取り回しするだけで良い。このようなシフト装置を採用すれば、シフトチェンジ機構の設計自由度や設置自由度等を格段に向上できる。
特開2007−223384号公報
近年の車両に対する低燃費化の市場要求の高まりに伴って、車載部品の軽量化ニーズが高まっており、より軽量でより小型のシフト装置が求められている。例えば、リンク機構等が必要ないバイワイヤ式のシフト装置であれば、高い設計自由度を活かして一層の小型化を実現できる可能性がある。
シフト装置の小型化を進める際、シフトノブの操作経路(シフトパターン)を規制するためのガイド機構のコンパクト設計が非常に重要になってくる。特に、各シフトレンジの操作位置が2次元的に配列され、シフトノブを2次元的に操作可能なシフト装置では、シフトノブを操作可能な経路を規制するためのガイド機構のコンパクト設計が小型化を実現するための最重要課題のひとつとなる。
本発明は、互いに直交する2方向にシフトノブを操作可能なシフト装置において、シフトノブの操作経路を規制するためのガイド機構がコンパクトに設計された小型のシフト装置を提供するための発明である。
本発明は、互いに直交する第1方向及び第2方向に操作可能なシフトノブと、該シフトノブを支持すると共に車体側に固定されるベースと、を備えるシフト装置であって、
前記第1方向に進退可能な状態で前記シフトノブを支持していると共に、前記第2方向に進退可能な状態で前記ベースに支持される中間部材を備え、
前記ベース側に面して前記シフトノブが備える底板には、前記第1方向の進退が可能な状態で前記中間部材を貫通配置する長孔が穿設されている一方、
該底板に面して前記ベースが備える天板には、前記第2方向の進退が可能な状態で前記中間部材を貫通配置する長孔が穿設され、
前記シフトノブの底板と前記ベースの天板との間には、いずれか一方の表面に設けられた有底凹状の窪み部と、他方の表面に設けられた凸状の係合部と、の収容構造が形成され、前記シフトノブを操作可能な操作経路が、前記係合部と前記窪み部との組み合わせにより規制されているシフト装置にある(請求項1)。
本発明のシフト装置は、前記第2方向に進退可能な状態で前記ベースに支持される中間部材を備えている。この中間部材は、前記第1方向に進退可能な状態で前記シフトノブを支持している。前記ベースに対する中間部材の前記第2方向の進退と、前記中間部材に対する前記シフトノブの前記第1方向の進退と、を組み合わせれば、前記ベースに対する前記シフトノブの2次元的な変位が可能になる。
このシフトノブの変位は、従来の支持軸を中心としてシフトレバーが回動する際のシフトノブの動作とは全く異なっている。本発明のシフト装置では、第1方向及び第2方向を包含する平面内で、前記シフトノブが姿勢を維持しながら並進する動作が可能となっている。このシフト装置では、前記シフトノブが変位する際、該シフトノブの底板と前記ベースの天板とが対面する関係が常に維持される。
本発明のシフト装置では、前記天板と前記底板とが対面する箇所に、凸状の係合部と有底凹状の窪み部との組み合わせによる収容構造を設けている。本発明のシフト装置では、係合部の位置が窪み部の内側に規制されるという収容構造によって、前記シフトノブを操作可能な位置を規制する非常にシンプルなガイド機構が形成されている。このガイド機構は、前記シフトノブの底板と前記ベースの天板とが対面する隙間に配置できるため、コンパクト設計に有効である。
以上のように本発明の構成は、小型で軽量なシフト装置を実現するために非常に有効な構成となっている。
本発明において、前記ベースによる前記中間部材の支持構造、及び前記中間部材による前記シフトノブの支持構造としては、中間部材に設けた貫通孔に軸部材が内挿配置される支持構造や、軸部材を内挿配置するための貫通孔を有するスプール部材を介在して中間部材が係合する支持構造や、軸方向に沿って外表面に溝を設けた軸部材と、軸部材の溝に進退可能に収容される凸部を設けた中間部材と、の組合せによる支持構造など、様々な構造が考えられる。ある操作方法に沿って延設される軸部材は2本以上であっても良い。互いに平行をなす複数本の軸部材によって形成される間隙の断面形状に対応する摺動子を備えた中間部材であっても良く、この摺動子を介して中間部材を軸部材に係合させても良い。軸部材に対して軸方向に進退可能な支持構造は、全て本発明の支持構造に含まれる。前記軸部材の断面形状は、円形、四角形、多角形、三角形等、どのような形状であっても良い。
本発明のシフト装置によれば、シフトノブを並進させるような斬新なスライド操作を実現できる。前記シフトノブの形状として、例えば、コンピュータ等の入力デバイスとして広く活用されるマウスのような形状を採用することも良い。マウス操作に似通ったシフト操作によってシフトレンジを選択可能なシフト装置を実現できる。操作手段として多くの人が使い慣れているマウスのような操作感を実現すれば、多くの運転者にとって受け入れ易いものとなり得る。
本発明における好適な一態様のシフト装置が備えるシフトノブには、前記第1方向に沿う第1の軸部材が設けれられている一方、前記ベースには、前記第2方向に沿う第2の軸部材が設けられ、
前記中間部材は、軸方向に摺動可能な状態で前記第1の軸部材を内挿配置する第1のスプール部、軸方向に摺動可能な状態で前記第2の軸部材を内挿配置する第2のスプール部、及び前記第1方向及び第2方向に直交する方向に延在し、両端に第1及び第2のスプール部が設けられた中間軸部を備えており、
該中間軸部が前記底板及び前記天板の長孔に貫通配置されている(請求項2)。
前記第1及び第2のスプール部の間の前記中間軸部を前記長孔に貫通配置すれば、前記第1方向に沿う第1の軸部材が前記シフトノブ側に配置されている共に、前記第2方向に沿う第2の軸部材が前記ベース側に配置されているという構造をコンパクトに実現できる。
特に、前記シフトノブの内部に軸部材を収容すれば、特に、シフトノブの下側のコンパクト設計が容易になる。シフトノブの下側は、一般的には、車両の操作パネル等から内側に向けて掘り込み方向に確保されたスペースに収容される部分である。この部分を小型化すれば、例えば、操作パネル等の内側に配置されるヒーターユニット等の空調機器や、ナビゲーションやオーディオなどの制御ユニット等、ダッシュパネルの内側に配置される他の機器の設置スペースとの干渉を抑制でき、車両搭載性を向上できる。
操作対象のシフトノブの内部に軸部材を収容する場合には、操作力を受ける力点(例えばシフトノブの外表面)と、操作力の作用点(例えば軸部材と中間部材との接触箇所)と、の位置関係を操作方向に沿うような配置に近づけることができ、これにより、操作力に由来するモーメント(回転トルク)の発生を抑制できる。モーメントを抑制できれば、操作力の100%近くが前記中間部材を軸方向に沿って摺動させるための力となり、操作に対するシフトノブの動きが直結されて操作感が向上する。
本発明における好適な一態様のシフト装置においては、前記係合部は、前記長孔の両側に配置されている(請求項3)。
例えば、前記長孔の片側のみに係合部を配設する場合、前記係合部が前記窪み部の内壁面に当接する状態で前記シフトノブに操作力が作用したとき、前記係合部の当接箇所を支点として回転方向のモーメントが発生し、シフトノブに回転方向のガタつきが発生する可能性がある。前記係合部を長孔の両側に設ければ、前記シフトノブの操作力を両側に分散してバランスを確保でき、シフトノブの回転方向のガタつきを抑制できる。
本発明における好適な一態様のシフト装置においては、前記底板及び天板のうち前記窪み部が設けられた側では、当該窪み部は、外縁をなす内側壁を介在せずに前記長孔に連通する箇所を有している(請求項4)。
前記シフトノブの操作に応じて前記係合部が移動する経路を長孔から独立させるためには、前記係合部を長孔から十分に離して配置する必要があり、前記天板と底板との対面領域を広くする必要が生じる。一方、前記窪み部が内壁面を介在せずに前記長孔と連通している構造を採用すれば、前記長孔に対して前記係合部を近接して配置でき、コンパクト設計に有効である。
本発明における好適な一態様の運転支援システムにおいては、前記底板及び天板のうち前記窪み部が設けられた側の長孔の幅方向の寸法に対して、該幅方向における前記係合部の寸法の方が大きく設定されている(請求項5)。
前記係合部が長孔よりも幅狭であると、長孔の延設方向(長手方向)において前記係合部の変位を規制できなくなり、他の構成によってこの変位を規制する必要が生じるおそれがある。前記係合部を長孔よりも幅広に設定すれば、上記のような不都合を解消できる。
実施例1における、シフト装置を示す斜視図。 実施例1における、シフトパターンの説明図。 実施例1における、シフト装置の組立構造を示す構造図。 実施例1における、シフト装置の内部構造を示す構造図。 実施例1における、シフトレンジの検出方法の説明図。 実施例1における、窪み部による係合部の収容構造の説明図。 実施例1における、窪み部の形成形状とシフトパターンとの関係を示す説明図。 実施例1における、係合部と窪み部との収容構造によって操作位置が規制される様子を示す説明図。 実施例1における、その他の係合部と窪み部との組み合わせの説明図。 実施例1における、その他の係合部と窪み部との組み合わせの説明図。 実施例1における、その他の係合部と窪み部との組み合わせの説明図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、シフトレンジを選択するために操作されるシフトノブ10を含む車両用のシフト装置1に関する例である。この内容について、図1〜図12を用いて説明する。
本例のシフト装置1は、図1のごとく、パソコンの入力装置として一般的なマウスのような形状のシフトノブ10を備え、マウスパッドに相当する操作面219に沿ってシフトノブ10を移動させることが可能な装置である。このシフト装置1は、操作面219が略水平面をなすように車両に組み付けられ、マウスのように前後左右にシフトノブ10を操作可能である。
このシフト装置1では、図2のごとく、車両の進行方向に沿うシフト方向と、車両の左右方向に沿うセレクト方向の操作の組合せにより、シフトパターン(操作経路)が規定されている。シフトパターンには、シフト方向に沿う左、中、右の操作経路SFL、SFC、SFRが含まれている。なお、図2のシフトパターン中のシフト装置1の各イラストは、シフトノブ10の操作位置を模式的に示す図となっている。
シフト方向の各操作経路SFL、SFC、SFRは、シフト方向において経路範囲が重複することがなく、隣合う操作経路がセレクト方向の操作経路SE1、SE2によって連結されている。左の操作経路(以下、左シフト経路SFL)は、シフト方向の押し込み側(車両の前進側)に位置し、右の操作経路(以下、右シフト経路SFR)がシフト方向の手前側(車両の後退側)に位置し、中央の操作経路(以下、中シフト経路SFC)がシフト方向における中間的な位置に形成されている。
このシフトパターンでは、左シフト経路SFL内の押し込み側の端部にリバースレンジRが配置されている。中シフト経路SFC内の押し込み側の端部にホームポジションHが配置され、手前側の端部にニュートラルレンジNが配置されている。そして、右シフト経路SFR内の手前側の端部にドライブレンジDが配置されている。
本例のシフト装置1では、シフトノブ10がホームポジションHに向けて付勢されている。シフトノブ10をいずれかのシフトレンジに操作すれば、そのシフトレンジを選択的に設定できる。その後、シフトノブ10に作用する操作力が緩められると、操作されたシフトレンジの設定が保持されたままシフトノブ10がホームポジションHに復帰する。
シフト装置1は、図示しないオートマチックトランスミッション装置の制御ユニットと電気的に接続された、いわゆるバイワイヤ式のシフト装置となっている。シフト装置1は、シフトノブ10がいずれかのシフトレンジに操作されたとき、そのシフトレンジに対応するシフト信号を制御ユニットに向けて出力する。なお、本例の構成の適用対象は、バイワイヤ式のシフト装置には限定されない。シフトワイヤ等を介して機械的にトランスミッション装置のシフトレンジを切り換える機械式のシフト装置に本例の構成を適用することもできる。
シフト装置1は、ベース2に設けられた取付ブラケット(図示略)を介して車両側に取り付けられる。ベース2は、その上面をなす天板21がダッシュパネル等の車両側の装着面と略面一をなすように取り付けられる。ベース2の上面は、各シフトレンジに対応する操作位置の配列面をなし、シフトノブ10が進退する操作面219となっている。このシフト装置1は、運転者が操作し易い位置にシフトノブ10が位置するように車両に取り付けられる。
シフト装置1では、図3及び図4のごとく、内部に収容される中間部材3を介在してシフトノブ10とベース2とが連結されている。以下、ベース2、シフトノブ10、中間部材3等の構成部品を順番に説明する。
ベース2は、シフト装置1の土台をなす部品である。このベース2は、中空部200を有する有底のベース本体20と、その略矩形状の開口部に取り付けられる天板21と、の組み合わせにより構成されている。
中空部200を取り囲むベース2の内側面のうちのシフト方向に対面する一対の内側面には、シフト方向に沿うシフト軸(軸部材)12を支持する軸受部208が設けられている。軸受部208は、断面円形状の軸孔を2分割した構造をなし、ベース本体20には下側の半分が形成されている。上側の半分は、天板21の軸受部218として形成されている。ベース本体20に対して天板21を組み合わせると、軸受部208と軸受部218とが組み合わされて完全に近い軸孔が形成される。
中空部200を介してセレクト方向に対面する一対の内側面のうちの一方には、シフトノブ10をシフト方向に付勢してホームポジションH側に押し戻すためのリターンブロック(受け部)23が取り付けられている。他方の内側面には、4個のホール素子IC1〜4がシフト方向に沿って一列に配置された素子基板25(図5参照。)が配設されている。
リターンブロック23は、中間部材3が保持する後述するシフトプランジャ(押圧部材)351との組み合わせにより(図4参照。)、シフト方向においてホームポジションHから離れて位置するシフトノブ10に対してシフト方向の付勢力を作用する。このリターンブロック23では、中空部200側に面して開口する溝230がシフト方向に沿って延設されている。溝230の底面は、ホームポジションHのシフト方向の位置に対応する最深部から離れるに従って次第に浅くなるように形成されている。
素子基板25は、図5のごとく、シフトノブ10の操作位置に対応する信号を出力する基板である。素子基板25における各ホール素子IC1〜4は、それぞれ、リバースレンジR、ホームポジションH、ニュートラルレンジN、ドライブレンジDに対応する位置に配設されている。例えば、シフトノブ10の操作位置がリバースレンジRに位置する場合、IC1の出力がONとなり、IC2〜4の出力がOFFとなる。本例の素子基板25は、各ホール素子IC1〜4のON/OFF情報を表す信号を出力する。例えば、このON/OFF情報を符号化して出力することも良い。
ベース2の天板21には、図3、図4及び図6のごとく、シフト方向に沿って長孔210が穿孔されていると共に、この長孔210の形成領域と重複するように凹状の窪み部213が穿設されている。長孔210は、貫通配置された中間部材3をシフト方向に進退させるための貫通溝である。窪み部213は、後述するシフトノブ10の下面に設けられた係合部153(図3、図6参照。)を収容する窪みである。本例のシフト装置1では、この窪み部213による係合部153の収容構造によりシフトノブ10を操作可能な位置が規制されて図2のシフトパターンが規定されている。窪み部213の形成形状についは、シフトパターンに沿う操作を後述する際に併せて説明する。
シフトノブ10は、図3及び図4のごとく、ゆで卵を縦割りしたようなマウス形状のカップ100の下面に、略楕円形状の底板15を取り付けて構成されている。底板15には、セレクト方向に沿う長孔150が延設されていると共に、その長孔150の両端外側には、セレクト軸(第1の軸部材)11を支持する軸受部152が設けられている。
ベース2側に面する底板15の外表面には、凸状の係合部153(図3、図6参照。)が設けられている。係合部153は、長孔150の延設方向の中間付近の両側に、セレクト方向に沿って細長く形成されている。上記のように、この係合部153は、ベース2の上面に設けられた窪み部213に収容される。また、底板15の内側の表面には、カップ100をネジ固定するための座部155が3箇所設けられている。
カップ100の天井に当たる箇所には、セレクト方向に長い配設孔101(図3及び図4)が穿設されている。この配設孔101は、前記左シフト経路SFL(図2参照。)あるいは右シフト経路SFRに操作されたシフトノブ10を中シフト経路SFCに向けて押し戻すリターン機構を構成するリターンブロック(受け部)13の取り付け孔である。リターンブロック13には、底板15側に面して開口する溝(図示略)がセレクト方向に沿って延設されている。この溝の底面は、中間部材3が保持する後述のセレクトプランジャ(押圧部材)371の押し当たり面であり、中シフト経路SFCに対応する略中央の最深部から離れるに従って次第に浅くなっている。リターンブロック13の溝の底面に対するセレクトプランジャ371の当接構造によって、セレクト方向に操作されたシフトノブ10を中シフト経路SFCに向けて押し戻そうとする付勢力が生じる。
なお、カップ100に取り付けられたときに配設孔101に露出するリターンブロック13の表面(図1及び図4(a)参照。)は、カップ100の表面形状と略面一をなす化粧面として形成されている。
中間部材3は、図3及び図4のごとく、シフトノブ10の内部で固定されたセレクト軸11を軸方向に進退可能な状態で内挿配置(貫通配置)する第1のスプール部31と、ベース2の内部で固定されたシフト軸(第2の軸部材)12を軸方向に進退可能な状態で内挿配置(貫通配置)する第2のスプール部32と、を備えている。中間部材3は、第1及び第2のスプール部31、32にセレクト軸11、シフト軸12を貫通配置することで、ベース2とシフトノブ10とを連結する。
中間部材3は、セレクト方向及びシフト方向に直交する方向(操作面219に対する直交方向)に延在する中間軸部33を有している。第1及び第2のスプール部31、32は、この中間軸部33の両端側に形成されている。さらに、第2のスプール部32側の端部には、シフトプランジャ351を進退可能に保持するプランジャ保持部35が設けられている。シフトプランジャ351は、ドーム状の先端部を有する略円柱状の部材である。プランジャ保持部35は、圧縮状態のコイルばね350を介在してシフトプランジャ351を付勢状態で保持している。特に、本例では、シフトプランジャ351の進退方向(付勢方向)が操作面219と略平行をなし、かつ、シフト方向に直交する方向に設定されている。
第1のスプール部31側の端部には、セレクトプランジャ371を進退可能に保持するプランジャ保持部37が設けられている。セレクトプランジャ371は、ドーム状の先端部を有する略円柱状の部材である。プランジャ保持部37は、圧縮状態のコイルばね370を介在してセレクトプランジャ371を付勢状態で保持している。
中間部材3の中間軸部33は、ベース2の天板21の長孔210と、シフトノブ10の底板15の長孔150と、が重なって形成される貫通孔に貫通配置される(図4(b)参照。)。これにより、シフトノブ10に収容される側とベース2に収容される側とが中間軸部33を介して区分される。第1のスプール部31側の端部は、シフトノブ10に収容される。一方、第2のスプール部32側の端部は、ベース2に収容される。
図3〜図5のごとく、シフトプランジャ351を保持するプランジャ保持部35の後端面(シフトプランジャ351とは反対側の面)には、小径のマグネット359が取り付けられている。このマグネット359は、上記のようにベース本体20の内側面に沿って配設された素子基板25に配設されたホール素子IC1〜4が磁気を検知できるように取り付けられている。
以上のような部品によって構成されるシフト装置1の組み立て方法の一例を説明する。シフト装置1の組立に当たっては、まず、リターンブロック23を取り付けたベース2に対して、シフト軸12を貫通配置した中間部材3を組み付ける。このとき、シフトプランジャ351をプランジャ保持部35に押し込みながら中間部材3をベース2に組み合わせ、シフトプランジャ351の先端がリターンブロック23の溝230に収容されるようにする。
その後、第1のスプール部31側の中間部材3の端部から天板21を組み合わせてねじ固定する。このとき、天板21に穿孔された長孔210を活用すれば、軸方向に長い第1のスプール部31を通り越えてベース本体20の開口部に天板21を組み合わせることができる。さらに、同様にしてシフトノブ10の底板15を中間部材3の端部から組み合わせ、底板15の長孔150に中間軸部33を貫通配置する。組付状態のシフト装置1では、長孔210の両側の内周側面が中間軸部33を挟み込むように配置され、これにより、シフト軸12周りの中間部材3の回動が規制されている。
底板15の軸受部152に対して第1のスプール部31(中間部材3)を同軸配置した後、セレクト軸11を挿入する。その後、プランジャ保持部37にセレクトプランジャ371を保持させ、予めリターンブロック13を取り付けたカップ100を取り付けるとシフト装置1の組立が完了する。なお、カップ100を取り付ける際には、セレクトプランジャ371の先端がリターンブロック13の溝に確実に収容されるように注意しながら底板15にカップ100を組み合わせる。組付状態のシフト装置1では、天板21と底板15との対面構造により、セレクト軸11周りのシフトノブ10の回動が規制されている。
次に、シフトノブ10を操作できる経路を所定のシフトパターンに規制するための構成について説明する。
本例のシフト装置1では、図6のごとく、ベース2の天板21にシフト方向の長孔210が穿孔されており、シフトノブ10の底板15には、セレクト方向の長孔150が穿孔されている。ベース2の長孔210に沿うシフト方向の進退動作と、シフトノブ10の長孔150に沿うセレクト方向の進退動作と、の組み合わせにより、シフト方向とセレクト方向とを包含する2次元平面(操作面219)内でのシフトノブ10の操作が可能になっている。
本例のシフト装置1では、シフトノブ10の係合部153を収容するベース2の上面の窪み部213の形成形状により図7のごとくシフトパターンが規定されている。窪み部213の形成形状は、シフトパターンに沿うシフトノブ10の移動に伴う係合部153の軌跡に略一致している。
窪み部213は、左シフト経路SFL、中シフト経路SFC、右シフト経路SFRに対応してシフト方向に延設された凹状溝213L、213C、213Rを含んでいる。凹状溝213L、C、Rの幅W1は、係合部153を収容できる程度にその横幅に略一致している。一方、隣り合う凹状溝をセレクト方向に連通させる溝の幅W2は、一対の係合部153を収容できる程度にその対面方向の幅に略一致している。
中央の凹状溝213Cには、長孔210が重なっており、そのシフト方向両端側に貫通している。長孔210の幅は凹状溝213Cの幅W1よりも狭いため、凹状溝213Cの延設方向の両端部分では長孔210の両側に規制壁213Kが形成されている。ホームポジションHあるいはニュートラルレンジNに位置するシフトノブ10は、この規制壁213Kによって、シフト方向押し込み側あるいは手前側の操作が規制される。
上記のような窪み部213に対する係合部153の収容構造によって規定されるシフトパターンについて、図8を参照して詳しく説明する。各図は、左下図のようにシフトノブ10の直下をその底面に沿って破断し、上方から見込んだ断面を示している。なお、同図では、見易さを優先させ、長孔150、210を破線で図示している。
同図(h)は、ホームポジションHにシフトノブ10が位置するときの係合部153と窪み部213との位置関係等を示している。なお、本例のシフト装置1では、シフトノブ10がホームポジションHに向けて付勢されており、シフトノブ10に操作力が作用していないときには、同図(h)のように、中間軸部33を挟持するように位置する係合部153が中央の凹状溝213Cの押し込み側の端部に位置する状態となる。
リバースレンジRにシフトノブを操作するに当たっては、まず、セレクト方向にシフトノブ10を操作し、図8(a)のように、凹状溝213Lに係合部153を変位させる必要がある。このとき、中間軸部33は、シフトノブ10の長孔150に沿って相対的に変位することになり、これにより、係合部153と中間軸部33とがセレクト方向に離れた状態となる。この状態では、係合部153及び中間軸部33が凹状溝213Lあるいは長孔210に沿って押し込み側に変位可能になる。シフト方向押し込み側にシフトノブ10を操作すれば、同図(r)のように、シフトノブ10をリバースレンジRに操作できる。
リバースレンジRに操作したシフトノブ10に作用する操作力が緩められると、ベース2のリターンブロック23とシフトプランジャ351との組み合わせ(図3参照。)によるシフト方向の付勢力によって、まず、図8(a)の状態に向けてシフトノブ10がシフト方向に押し戻される。次に、シフトノブ10側のリターンブロック13とセレクトプランジャ371との組み合わせ(図3参照。)によるセレクト方向の付勢力によって、同図(h)の状態に向けてシフトノブ10がセレクト方向に押し戻され、ホームポジションHに復帰する。
また、ニュートラルレンジNにシフトノブ10を操作するに当たっては、シフト方向手前側にシフトノブ10を操作し、図8(n)のように、中間軸部33と係合部153とを一体的にシフト方向手前側に変位させる必要がある。さらにドライブレンジDに操作する際には、セレクト方向にシフトノブ10を操作し、同図(b)のように、凹状溝213Rに係合部153を変位させる必要がある。
このとき、中間軸部33は、シフトノブ10側の長孔150に沿って相対的に変位することになり、これにより、係合部153と中間軸部33とがセレクト方向に離れた状態となる。この状態では、係合部153が凹状溝213Rに沿ってシフト方向手前側に変位可能になると共に、中間軸部33が長孔210に沿ってシフト方向手前側に変位可能となる。シフト方向手前側にシフトノブ10を操作すれば、同図(d)のように、シフトノブ10をドライブレンジDに操作できる。ドライブレンジDに操作したシフトノブ10の操作力が緩められると、リバースレンジRに操作した際とほぼ同様にしてホームポジションHに復帰する。
以上のように構成された本例のシフト装置1では、シフトノブ10の下面の係合部153と、ベース2の上面の窪み部213と、を組み合わせた収容構造によってシフトノブ10を操作可能なシフトパターン(操作経路)が規定されている。
本例では、係合部153の移動経路中に長孔210が含まれるように構成している。この構成に応じて、窪み部213の外縁をなす内壁面が長孔210との境目に形成されずに窪み部213と長孔210とが連通する箇所が設けられている。このような窪み部213を採用すれば、長孔210と独立して窪み部213を形成する場合と比べて、シフトノブ10の下面側に確保するべきベース2との対面領域を小さくできコンパクト設計が可能になる。
長孔210と窪み部213とが連通している構成の場合、シフトノブ10側の係合部153が1か所のみであると、長孔210に連通して窪み部213の内側壁が未形成の箇所において係合部153の変位を規制できなくなるおそれがある。本例のシフト装置1では、長孔150の両側に係合部153を一対設けることで、シフトパターン内のあらゆる位置でシフトノブ10の操作位置を確実に規制できるようにしている。
特に、本例のシフト装置1では、係合部153の長手方向の幅が長孔210の幅よりも広く設定されている。窪み部213では、この幅広の係合部153に対応して長孔210の両側に規制壁213Kが形成されている。この規制壁213Kを設けることにより、係合部153が長孔210に重なって位置するホームポジションH(図8(h)参照。)や、ニュートラルレンジN(同(n)参照。)において、長孔210の延設方向(シフト方向外側)の位置が規制され得るようになっている。
本例のシフト装置1では、シフトパターンを規定するに当たって、シフトノブ10に設けた係合部153と、ベース2に設けた窪み部213と、の収容構造によってシフトノブ10の操作位置を規制している。係合部と窪み部とを逆にして、例えば、図9〜図11のごとく、係合部213Aをベース2側に設け、窪み部153Aをシフトノブ10の下面に形成しても良い。ここで、図10と図11とは、同一の構成例の図示であり、見込む角度が異なっているだけである。各図では、係合部213A等の移動経路(シフトパターンに対応)を破線によって図示してある。
図9のシフト装置1と図10のシフト装置1との相違点は、係合部213Aの配置及び個数である。
図9のシフト装置1では、ベース2側の長孔210の両外側に沿うように係合部213Aが配置されている。このシフト装置1の窪み部153Aでは、図中破線で示す移動経路の両端側に、一対の係合部213Aに対応して溝が並列する箇所が形成されている。並列する一対の溝に対して、一対の係合部213Aを同時に進入させるためには、溝幅や溝間隔について要求される寸法精度が厳しくなる。寸法がきついと操作が渋くなるおそれが生じる一方、寸法が甘いとシフトノブ10にガタつきが生じて操作感が損なわれるおそれがある。図10及び図11のように、長孔210の両外側に離れて一対の係合部213Aを設けるのに加えて、長孔210の一方の側に断面円形状の第3の係合部213Bを配設することも良い。このように構成すれば、図9の構成とは異なり溝が並列する箇所の形成を回避できる。
なお、本例では、セレクト軸11をシフトノブ10の内部に収容しているが、この構成は必須の要件ではない。シフト軸12と共に、セレクト軸11をシフトノブ10の外部に設けることも良い。本例と同様に構成されたベース2を小型に形成すると共に、その小型化したベース2全体をシフトノブ10の内部に収容することも良い。この場合には、セレクト軸11に加えてシフト軸12がシフトノブ10に収容されることになる。
本例では、シフトプランジャ351の付勢方向を水平方向(操作面219と平行をなす方向)に設定している。これに代えて、リターンブロック23をベース本体20の内底面に設けると共に、シフトプランジャ351の付勢方向を鉛直方向下向きに設定することも可能である。
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形、変更、あるいは適宜組み合わせた技術を包含している。
1 シフト装置
10 シフトノブ
100 カップ
11 セレクト軸(軸部材)
12 シフト軸(軸部材)
15 底板
150 長孔
153 係合部
2 ベース
20 ベース本体
21 天板
210 長孔
213 窪み部
219 操作面
23 リターンブロック(受け部)
3 中間部材
31、32 スプール部
33 中間軸部
35 プランジャ保持部
351 シフトプランジャ(押圧部材)

Claims (5)

  1. 互いに直交する第1方向及び第2方向に操作可能なシフトノブと、該シフトノブを支持すると共に車体側に固定されるベースと、を備えるシフト装置であって、
    前記第1方向に進退可能な状態で前記シフトノブを支持していると共に、前記第2方向に進退可能な状態で前記ベースに支持される中間部材を備え、
    前記ベース側に面して前記シフトノブが備える底板には、前記第1方向の進退が可能な状態で前記中間部材を貫通配置する長孔が穿設されている一方、
    該底板に面して前記ベースが備える天板には、前記第2方向の進退が可能な状態で前記中間部材を貫通配置する長孔が穿設され、
    前記シフトノブの底板と前記ベースの天板との間には、いずれか一方の表面に設けられた有底凹状の窪み部と、他方の表面に設けられた凸状の係合部と、の収容構造が形成され、前記シフトノブを操作可能な操作経路が、前記係合部と前記窪み部との組み合わせにより規制されているシフト装置。
  2. 請求項1において、前記シフトノブには、前記第1方向に沿う第1の軸部材が設けれられている一方、前記ベースには、前記第2方向に沿う第2の軸部材が設けられ、
    前記中間部材は、軸方向に摺動可能な状態で前記第1の軸部材を内挿配置する第1のスプール部、軸方向に摺動可能な状態で前記第2の軸部材を内挿配置する第2のスプール部、及び前記第1方向及び第2方向に直交する方向に延在し、両端に第1及び第2のスプール部が設けられた中間軸部を備えており、
    該中間軸部が前記底板及び前記天板の長孔に貫通配置されているシフト装置。
  3. 請求項1又は2において、前記係合部は、前記長孔の両側に配置されているシフト装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、前記底板及び天板のうち前記窪み部が設けられた側では、当該窪み部は、外縁をなす内側壁を介在せずに前記長孔に連通する箇所を有しているシフト装置。
  5. 請求項4において、前記底板及び天板のうち前記窪み部が設けられた側の長孔の幅方向の寸法に対して、該幅方向における前記係合部の寸法の方が大きく設定されているシフト装置。
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