JP2014172469A - シフト装置 - Google Patents
シフト装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014172469A JP2014172469A JP2013045378A JP2013045378A JP2014172469A JP 2014172469 A JP2014172469 A JP 2014172469A JP 2013045378 A JP2013045378 A JP 2013045378A JP 2013045378 A JP2013045378 A JP 2013045378A JP 2014172469 A JP2014172469 A JP 2014172469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- shift knob
- base
- long hole
- knob
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
【解決手段】互いに直交する第1方向及び第2方向に操作可能なシフトノブ10と、シフトノブ10を支持すると共に車体側に固定されるベース2と、を備えるシフト装置1は、第1方向に進退可能な状態でシフトノブ10を支持していると共に、第2方向に進退可能な状態でベース2に支持される中間部材3を備えており、シフトノブ10の底板15とベース2の天板21との間には、有底凹状の窪み部213と凸状の係合部153との収容構造が形成されている。
【選択図】図3
Description
前記第1方向に進退可能な状態で前記シフトノブを支持していると共に、前記第2方向に進退可能な状態で前記ベースに支持される中間部材を備え、
前記ベース側に面して前記シフトノブが備える底板には、前記第1方向の進退が可能な状態で前記中間部材を貫通配置する長孔が穿設されている一方、
該底板に面して前記ベースが備える天板には、前記第2方向の進退が可能な状態で前記中間部材を貫通配置する長孔が穿設され、
前記シフトノブの底板と前記ベースの天板との間には、いずれか一方の表面に設けられた有底凹状の窪み部と、他方の表面に設けられた凸状の係合部と、の収容構造が形成され、前記シフトノブを操作可能な操作経路が、前記係合部と前記窪み部との組み合わせにより規制されているシフト装置にある(請求項1)。
前記中間部材は、軸方向に摺動可能な状態で前記第1の軸部材を内挿配置する第1のスプール部、軸方向に摺動可能な状態で前記第2の軸部材を内挿配置する第2のスプール部、及び前記第1方向及び第2方向に直交する方向に延在し、両端に第1及び第2のスプール部が設けられた中間軸部を備えており、
該中間軸部が前記底板及び前記天板の長孔に貫通配置されている(請求項2)。
例えば、前記長孔の片側のみに係合部を配設する場合、前記係合部が前記窪み部の内壁面に当接する状態で前記シフトノブに操作力が作用したとき、前記係合部の当接箇所を支点として回転方向のモーメントが発生し、シフトノブに回転方向のガタつきが発生する可能性がある。前記係合部を長孔の両側に設ければ、前記シフトノブの操作力を両側に分散してバランスを確保でき、シフトノブの回転方向のガタつきを抑制できる。
前記シフトノブの操作に応じて前記係合部が移動する経路を長孔から独立させるためには、前記係合部を長孔から十分に離して配置する必要があり、前記天板と底板との対面領域を広くする必要が生じる。一方、前記窪み部が内壁面を介在せずに前記長孔と連通している構造を採用すれば、前記長孔に対して前記係合部を近接して配置でき、コンパクト設計に有効である。
前記係合部が長孔よりも幅狭であると、長孔の延設方向(長手方向)において前記係合部の変位を規制できなくなり、他の構成によってこの変位を規制する必要が生じるおそれがある。前記係合部を長孔よりも幅広に設定すれば、上記のような不都合を解消できる。
(実施例1)
本例は、シフトレンジを選択するために操作されるシフトノブ10を含む車両用のシフト装置1に関する例である。この内容について、図1〜図12を用いて説明する。
中空部200を取り囲むベース2の内側面のうちのシフト方向に対面する一対の内側面には、シフト方向に沿うシフト軸(軸部材)12を支持する軸受部208が設けられている。軸受部208は、断面円形状の軸孔を2分割した構造をなし、ベース本体20には下側の半分が形成されている。上側の半分は、天板21の軸受部218として形成されている。ベース本体20に対して天板21を組み合わせると、軸受部208と軸受部218とが組み合わされて完全に近い軸孔が形成される。
本例のシフト装置1では、図6のごとく、ベース2の天板21にシフト方向の長孔210が穿孔されており、シフトノブ10の底板15には、セレクト方向の長孔150が穿孔されている。ベース2の長孔210に沿うシフト方向の進退動作と、シフトノブ10の長孔150に沿うセレクト方向の進退動作と、の組み合わせにより、シフト方向とセレクト方向とを包含する2次元平面(操作面219)内でのシフトノブ10の操作が可能になっている。
図9のシフト装置1では、ベース2側の長孔210の両外側に沿うように係合部213Aが配置されている。このシフト装置1の窪み部153Aでは、図中破線で示す移動経路の両端側に、一対の係合部213Aに対応して溝が並列する箇所が形成されている。並列する一対の溝に対して、一対の係合部213Aを同時に進入させるためには、溝幅や溝間隔について要求される寸法精度が厳しくなる。寸法がきついと操作が渋くなるおそれが生じる一方、寸法が甘いとシフトノブ10にガタつきが生じて操作感が損なわれるおそれがある。図10及び図11のように、長孔210の両外側に離れて一対の係合部213Aを設けるのに加えて、長孔210の一方の側に断面円形状の第3の係合部213Bを配設することも良い。このように構成すれば、図9の構成とは異なり溝が並列する箇所の形成を回避できる。
10 シフトノブ
100 カップ
11 セレクト軸(軸部材)
12 シフト軸(軸部材)
15 底板
150 長孔
153 係合部
2 ベース
20 ベース本体
21 天板
210 長孔
213 窪み部
219 操作面
23 リターンブロック(受け部)
3 中間部材
31、32 スプール部
33 中間軸部
35 プランジャ保持部
351 シフトプランジャ(押圧部材)
Claims (5)
- 互いに直交する第1方向及び第2方向に操作可能なシフトノブと、該シフトノブを支持すると共に車体側に固定されるベースと、を備えるシフト装置であって、
前記第1方向に進退可能な状態で前記シフトノブを支持していると共に、前記第2方向に進退可能な状態で前記ベースに支持される中間部材を備え、
前記ベース側に面して前記シフトノブが備える底板には、前記第1方向の進退が可能な状態で前記中間部材を貫通配置する長孔が穿設されている一方、
該底板に面して前記ベースが備える天板には、前記第2方向の進退が可能な状態で前記中間部材を貫通配置する長孔が穿設され、
前記シフトノブの底板と前記ベースの天板との間には、いずれか一方の表面に設けられた有底凹状の窪み部と、他方の表面に設けられた凸状の係合部と、の収容構造が形成され、前記シフトノブを操作可能な操作経路が、前記係合部と前記窪み部との組み合わせにより規制されているシフト装置。 - 請求項1において、前記シフトノブには、前記第1方向に沿う第1の軸部材が設けれられている一方、前記ベースには、前記第2方向に沿う第2の軸部材が設けられ、
前記中間部材は、軸方向に摺動可能な状態で前記第1の軸部材を内挿配置する第1のスプール部、軸方向に摺動可能な状態で前記第2の軸部材を内挿配置する第2のスプール部、及び前記第1方向及び第2方向に直交する方向に延在し、両端に第1及び第2のスプール部が設けられた中間軸部を備えており、
該中間軸部が前記底板及び前記天板の長孔に貫通配置されているシフト装置。 - 請求項1又は2において、前記係合部は、前記長孔の両側に配置されているシフト装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、前記底板及び天板のうち前記窪み部が設けられた側では、当該窪み部は、外縁をなす内側壁を介在せずに前記長孔に連通する箇所を有しているシフト装置。
- 請求項4において、前記底板及び天板のうち前記窪み部が設けられた側の長孔の幅方向の寸法に対して、該幅方向における前記係合部の寸法の方が大きく設定されているシフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013045378A JP6082279B2 (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | シフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013045378A JP6082279B2 (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | シフト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014172469A true JP2014172469A (ja) | 2014-09-22 |
JP6082279B2 JP6082279B2 (ja) | 2017-02-15 |
Family
ID=51694182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013045378A Active JP6082279B2 (ja) | 2013-03-07 | 2013-03-07 | シフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6082279B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018079147A1 (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-03 | アルプス電気株式会社 | 多方向入力装置 |
JP2018144667A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006044565A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Kojima Press Co Ltd | 車両用シフトレバー装置 |
JP2007223384A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Tsuda Industries Co Ltd | シフトレバーユニット |
JP2007290602A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Fuji Kiko Co Ltd | シフトレバー装置 |
JP2009204340A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Tokai Rika Co Ltd | 位置検出装置及びシフトレバー装置 |
JP2011175350A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Alps Electric Co Ltd | 多方向入力装置 |
-
2013
- 2013-03-07 JP JP2013045378A patent/JP6082279B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006044565A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Kojima Press Co Ltd | 車両用シフトレバー装置 |
JP2007223384A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Tsuda Industries Co Ltd | シフトレバーユニット |
JP2007290602A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Fuji Kiko Co Ltd | シフトレバー装置 |
JP2009204340A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Tokai Rika Co Ltd | 位置検出装置及びシフトレバー装置 |
JP2011175350A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Alps Electric Co Ltd | 多方向入力装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018079147A1 (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-03 | アルプス電気株式会社 | 多方向入力装置 |
JP2018144667A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
CN110325393A (zh) * | 2017-03-06 | 2019-10-11 | 株式会社东海理化电机制作所 | 换挡装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6082279B2 (ja) | 2017-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5956917B2 (ja) | 多方向入力装置 | |
JP5021602B2 (ja) | 操作位置検出装置及びシフト操作位置検出装置 | |
EP2590196A1 (en) | Multi-directional switch device | |
JP2007045390A (ja) | シフト装置 | |
US8586885B2 (en) | Force-feedback multidirectional input device | |
JP6082279B2 (ja) | シフト装置 | |
JP2011219002A (ja) | シフト装置 | |
JP6198414B2 (ja) | シフト装置 | |
JP2016113071A (ja) | 車両用シフト装置 | |
JP2010105622A (ja) | 操作位置検出装置及びシフト操作位置検出装置 | |
JP6234685B2 (ja) | シフト装置 | |
JP6985424B2 (ja) | シフト装置 | |
JP6096432B2 (ja) | シフト装置 | |
JP6130178B2 (ja) | 表示システム、及び、チルト装置 | |
JP2006349447A (ja) | 位置検出装置 | |
US20090223798A1 (en) | Slide operation type electrical component | |
JP5878427B2 (ja) | 多方向入力装置 | |
US10941854B2 (en) | Operating device | |
JP5893354B2 (ja) | シフトレバー装置 | |
US10927949B2 (en) | Operating device | |
JP2020510794A (ja) | 駆動モジュール及び変速機 | |
JP5893358B2 (ja) | シフトレバー装置 | |
JP2006107336A (ja) | 多方向入力装置 | |
JP5137197B2 (ja) | ポジションスイッチ装置 | |
JP6034242B2 (ja) | 操作装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6082279 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |