JP2018144347A - 積層カード - Google Patents

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Abstract

【課題】カード表面から集光性蛍光染料印刷部を透過してカード内部に入射した光が、カード内部で全反射してカード側端面から放出されることで、カード側端面を蛍光している様に見せている場合、集光性蛍光染料を光が透過することとなるため、カード側端面から放出される光は集光性蛍光染料印刷部とは異なる波長の光になってしまうため、カード側端面で認識できる色を任意の色とすることが困難であったため、カード側端面が荒れていても均一な所望する色がカード側端面に観察することができ、経時劣化などの理由によりカード側端面が損傷が与えられても所望の色の側端面である状態を維持することのできる積層カードを提供することである。【解決手段】順に、裏面透明層、光遮蔽層、透明コア層、光透過性着色層、表面透明層からなる積層カードを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、意匠性に優れている、表面や裏面のみならず側端面から見ても色彩を認識することのできる積層カードに関する。
近年、各種分野で顧客の囲い込むため、会員カードが発行されている。このような会員制度のある各種スポーツやレジャー施設などでは、会員専用ではない場合も多く、この場合に会員カードを持っているカード会員は、例えば、施設を優待価格や優待条件で利用したり、販売されている物品を会員カードを所持していない顧客より安い価格や良好な条件で購入などをすることができる仕組みになっている。
他方、専門店やチェーンストア、個別店などで利用される会員カードを所持しているカード会員は、専用アプリケーションやダイレクトメール等でキャンペーン情報を優先入手できたり、割引クーポンを獲得したり、カード会員価格で購入したりすることができる仕組みとなっている。
また、ポイントカード等のカードも、カードに購入やサービスを受けるたびに顧客の利用金額に対するポイント情報が記録され、会員は蓄積されたポイント数に応じた商品やサービスを受けることができる。また、ギフトカードや電子マネーのようなプリペイドカードも発行されて、商品やサービスの購入に利用されている。
この場合、何れのカードにおいても、カード会員の会員カードの来店販促機能や利用販促機能を向上するてに発行するものである。
しかし、このような会員カード、ポイントカード、ギフトカード、プリペイドカードなどのカードは、一枚一枚のカードは薄いカードであるが十枚二十枚となるとカード厚みが厚くなり、財布やカードホルダーに全てを収めることは実質的にできないようになっている。従って、一般的需要者にとっては、全てを持ち歩くことは極めて困難であり、取捨選択されているのが現状である。この場合、取捨選択から外れたカードは、常に携帯されることがなく自宅で保管されることとなるが、このようなカード群は使用頻度が少ないために忘れ去られる場合が多く、また、探したところで保管場所を探し当てることも困難である場合が少なくない。このような死蔵カードの発生は使用されないだけではなくカードが無駄な資源となり発行費用などを償却できない場合が多くなってきている。
そこで、このようなカードが死蔵カードとならず選考されて常に携帯して貰えるカードとなるように、また、このようなカードの使用頻度が向上するように、選考されやすい意匠のカードであることが求められている。
なお、クレジットカードでは、不透明なコア材の表裏に透明なオーバーシートを貼り合わせて所定の厚みとし、最表面に磁気ストライプやICモジュールを形成してISO規格に準拠したカードを用いているが、一般の会員カードやポイントカードはISO規格に準拠している必要がないために、カード側端面に印刷層を設け、任意の色に着色した特許文献1のようなカードが知られている(特許文献1参照)。
また、特許文献2のような、透明な樹脂材料からなる表用カバーシート、少なくとも1枚の透明な樹脂材料からなるコアシート、裏用カバーシートが順に積層された積層体カードで、コアシートと表用カバーシートの間に集光性蛍光染料印刷部が形成されたものも知
られている。なお、この集光性蛍光染料印刷部の周縁に0.5mm〜4.0mm幅の帯状の印刷空白領域が形成されたことも記載されている。
このようなカード表面から集光性蛍光染料印刷部を透過してカード内部に入射した光が、カード内部で全反射してカード側端面から放出されることで、カード側端面を蛍光している様に見せることができるものである。
さらに、特許文献3のような、一枚又は複数枚の透明基材で構成されるコアシートとその最上面及び最下面に光遮蔽用印刷層が形成することで、黒色基材を使用することなく断面を黒く見せる積層カードも知られている。
特開2015−130100号公報 特許第5353400号公報 特開2009−184171号公報
特許文献1の様なカード側端面に印刷層を設け、任意の色に着色したカードである場合、一般的にカードは複数のシートを積層してカード厚みとし、その後断裁によりカード形状に加工されるが、断裁されたカード側端面は表面が荒れている場合が多い。このようなカード側端面の平滑度などの表面状態により、カード側端面に設けられる印刷層が均一な色の印刷を行えなかったり、また、所望の色とは異なる色となってしまう場合があった。
さらに、カード側端面に正常に印刷を施すことができたとしても、磁気テープを内蔵したカードの場合、特に手動での磁気テープ読み取り時にカード側端面が強く擦られるなど、磁気テープ読み取りを繰り返すなど使用頻度が高い場合もあり、特に、カード側端面は上面や底面とは異なり他の部分と接触する機会も多く、使用により剥げ落ちて基材の色が露出したり、そこまでいかなくとも色落ちする場合もあり、それによりみすぼらしくなってカード自体の価値が減衰するような印象を与える場合も少なくなかった。
また、特許文献2の様にカード表面から集光性蛍光染料印刷部を透過してカード内部に入射した光が、カード内部で全反射してカード側端面から放出されることで、カード側端面を蛍光している様に見せている場合、集光性蛍光染料を光が透過することとなるため、カード側端面から放出される光は集光性蛍光染料印刷部とは異なる波長の光になってしまうため、カード側端面で認識できる色を任意の色とすることが困難であった。
そこで、カード側端面が荒れていても均一な所望する色がカード側端面に観察することができ、経時劣化などの理由によりカード側端面が損傷が与えられても所望の色の側端面である状態を維持することのできる積層カードが求められていた。
前記課題を解決するために、本発明の積層カードとして、順に、裏面透明層、光遮蔽層、透明コア層、光透過性着色層、表面透明層からなる積層カードを提供するものである。
また、請求項2にかかる本発明の積層カードとして、前記透明コア層と前記光透過層との間の周縁部を除いた位置に隠蔽層が設けられている請求項1記載の積層カードを提供するものである。
また、請求項3にかかる本発明の積層カードとして、前記周縁部は端部から0.5mm以上3mm以下である請求項2の積層カードを提供するものである。
また、請求項4にかかる本発明の積層カードとして、前記透明コア層の間にアンテナが内蔵され、前記隠蔽層が前記アンテナを隠蔽している請求項2または請求項3記載の積層カードを提供するものである。
また、請求項5にかかる本発明の積層カードとして、前記透明コア層が表面側透明コア層と裏面側透明コア層からなり、前記表面側透明コア層と前記裏面側透明コア層の間に前記アンテナが内蔵されている請求項4記載の積層カードを提供するものである。
また、請求項6にかかる本発明の積層カードとして、前記光遮蔽層が光遮蔽印刷層である請求項1から5何れか記載の積層カードを提供するものである。
また、請求項7にかかる本発明の積層カードとして、前記光透過性着色層が光透過性着色印刷層である請求項1から6何れか記載の積層カードを提供するものである。
また、請求項8にかかる本発明の積層カードとして、前記隠蔽層が隠蔽印刷層である請求項1から7何れか記載の積層カードを提供するものである。
本発明によれば、光透過性着色層を透過して透明コア層に入射した光の一部が積層カード側端面から放出されることで、積層カード側端面を光透過性着色層と同色に色付いて見せることができるため、カード側端面を任意の色に観察できることが可能である。
また、光遮蔽層を設けたことにより、透明な樹脂材料を使用した積層カードにおいても識別カードの規格、例えば不透過度の基準を有するISO規格などの規格の要件を満たすことが可能となり、ISO規格などに準拠したカードとすることができる。
また、アンテナが内蔵された構造の場合、光透過性着色層の裏面側に隠蔽層を設けることで、非接触ICカードのようなアンテナシートで代表されるアンテナが内蔵されたカードにおいても、表面側からアンテナが透けて見えることを防ぐことができる。
また、隠蔽層を設けると光が隠蔽層に遮られてしまうため、積層カード側端面から放出される光が減少し積層カード側端面の色が暗く沈んでしまうように見えるが、隠蔽層を積層カード周縁部から0.5〜3.0mmの部分には設けないようにすることで、隠蔽層を設けたことによる積層カード側端面からの光の放出の減少を抑え、積層カード側端面の色が暗く沈むように見えることを防ぐことができる。
このように、積層カード側端面に直接印刷層を設けず透過光により疑似的にカード側端面を着色しているため、積層カード側端面が荒れていても均−に着色するように見えることが可能であり、またカード側端面が繰り返し擦られても色落ちするように見えることはない。
本発明の一実施形態の積層カードの概念断面図である。 本発明の図1の実施形態とは異なる一実施形態の積層カードの概念断面図である。 図1の実施形態の積層カードの上面から入射した光の光路を示す概念断面図である。 図2の実施形態の積層カードの上面から入射した光の光路を示す概念断面図である。
図1を参照して、本実施の形態の積層カードの一例について説明する。本実施の形態の積層カードは、下層から順に、裏面透明層15、光遮蔽層14、透明コア層13、光透過性着色層12、表面透明層11からなる。
裏面透明層となる基材の表面側に光遮蔽材料からなるベタ印刷等を行い光遮蔽層を形成して裏面用透明外装シートを設ける。その上に、透明コアシートを積層して透明コア層とする。さらに、その上に裏面側に印刷等により光透過性着色層が形成された表面用透明外装シートを積層することによりカード基材を形成する。このように積層されたカード基材をラミネートプレスによりカード厚みとし、抜き加工によるカード化され、積層カードとなる。
この場合、ラミネートプレスを含む諸加工は、全判シートに積層カードが多面付けに配置されているカード基材の状態で行われ、積層カード個片への切り出しは必要な諸加工が行われた後、カード形状の刃物での切り出しや抜型による抜き加工で行われるのが一般的である。
また、別の実施形態として、表面用透明外装シートとして裏面側に隠蔽印刷と有色印刷を行うなどで、光透過性着色層と隠蔽層が形成された表面用透明外装シートとすることも可能である。
さらにまた、別の実施形態として、積層カード表面にざぐり部を設けて接触端子及び接触式ICチップを有するICモジュールを埋め込むことにより、接触式ICカードである積層カードとしても良い。また、非接触通信用のアンテナコイルなどのアンテナを積層カード内部に設け、非接触式ICカードである積層カードとしても良く、またICモジュールとアンテナコイルを両方設けた接触型非接触型兼用のデュアルICカードである積層カードとしても良い。
隠蔽層はカード周縁部から0.5mm以上3.0mm以下の部分には設けないようにする。3.0mmより広くになるとカード内部に内蔵されたアンテナシートの大きさが隠蔽層より大きくなる場合があり、隠蔽層からはみ出したアンテナシートが透けて見えてしまう恐れがある。また表面側から見た際、光透過性着色層の裏面側に隠蔽層が設けられている部分と設けられていない部分では僅かに色味が変わってくるため、隠蔽層を設けない領域は出来るだけ小さい方が望ましいが、0.5mm未満にすると積層カード側端面から放出される光の量が少なくなるため積層カード側端面の色味は暗くなり、また高いカード抜きの精度を要求されるため、積層カード周縁部から0.5mm以上設けないようにすることが望ましい。
この場合、アンテナは透明コア層の間にアンテナシートを設けても良く、第一透明コア層と第二透明コア層から透明コア層を構成し、その第一透明コア層と第二透明コア層の間に挟む構成などが考えられる。
光遮蔽層は光透過性を示さない層であり、可視光透過率が5%以下であることを示す。隠蔽層は光透過性が低い層であり、積層カード内部に内蔵したアンテナシートなどのアンテナや磁気テープを隠蔽する機能を有する。光遮蔽層や隠蔽層は、スクリーン印刷により隠蔽性の顔料を含むインキを塗布することで形成できる。顔料には、アルミニウム、鉄、錫等の金属材料を含む顔料のインキを用いることによって、隠蔽性を確保することができ
る。そのほか、オフセット印刷やスクリーン印刷で黒色印刷層を形成することで、光遮蔽層や隠蔽層とすることも可能である。
裏面透明層となる裏面用透明外装シート、表面透明層となる表面用透明外装シート、透明コア層となる透明コアシートの透明材料には、各々透明樹脂であることが必要であるが、例えば、塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、テレフタル酸とシクロヘキサンジメタノールおよびエチレングリコールとの共重合体、これらの共重合体とポリカーボネートやポリアリレートとのポリマーアロイからなる非晶質ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合合成樹脂(ABS)等の樹脂が好ましい。
また、表面透明層の表面、または、裏面透明層の裏面には印刷等による図柄(図示せず)を形成してもよい。この図柄は、文字、罫線、記号を含むデザインが施される。
光透過性着色層は、赤、青、緑、黄の他、各種の色を用いることができる。なお、透過度については、色によって好ましい透過度が異なる。印刷には一般的にオフセットインキが用いられ、着色顔料は、無機顔料であっても有機顔料であってもよい。オフセットインキが含む樹脂の例としては、塩化ビニル、酢酸ビニル、ビニルアルコール、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂やこれらの共重合体等の熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂、UV硬化性樹脂等が挙げられる。ただし、上記インキによらず、スクリーンインキやフレキソインキ、グラビアインキ等を使用することも可能である。
また、必要により表面透明層の表面、裏面透明層の裏面、もしくはその両方に必要に応じて保護層を設けても良い。この場合、透明で、表面透明層の表面、裏面透明層の裏面に接着し易い材料が使用される。それに代わり、易接着処理剤による接着でも良く、その場合は透明で易接着処理剤に接着し易い材料が選択される。また、保護層には、物理的に強度が高く薬品に侵されにくい材料などが選択される。保護層は、例えば、コーティングやスクリーン印刷などの方法で形成されるほか、転写箔を転写し形成することができる。
裏面用透明外装シート、表面用透明外装シート、透明コアシートは熱によって融着、または、接着剤を介して接着され、積層されるのが一般的である。接着剤を介在させて積層する場合は、接着剤のコーティングが必要なため枚数を可能な限り少なくするが、融着の場合は接着剤のコーティングが必要ないために裏面透明層、表面透明層、透明コア層は、それぞれ自由な厚さで、複数枚で構成することができる。
裏面透明層の裏面、表面透明層の表面は、印刷インキや、保護層、塗料が接着し易いように易接着処理を施す場合もある。
図3を参照して、図1の様な積層カードにおける光透過性着色層を透過した光が積層カードの側端面に放出するメカニズムの一例について説明する。
積層カードの表面から入射した光の一部の光路31は、光透過性着色層を通過することによりその光透過性着色層、例えば赤色になる。その光は、透明コア層で側端面に放出される。積層カードの表面から入射した別の光の一部の光路32は、光透過性着色層を通過することによりその光透過性着色層、例えば赤色になる。その光は、透明コア層を通過し、光遮蔽層で反射することで透明コア層に戻り、そのまま透明コア層で側端面に放出される。このような積層カードの側端面を観察することにより、側端面を観察することで光透過性着色層と同じ色の光を側端面で観察することができる。
また、図4を参照して、図2の様な積層カードにおける光透過性着色層を透過した光が積層カードの側端面に放出するメカニズムの一例について説明する。
積層カードの表面から入射した光の一部の光路41は、光透過性着色層を通過することによりその光透過性着色層、例えば赤色になる。そのうち隠蔽層で遮蔽されなかった光は、透明コア層で側端面に放出される。積層カードの表面から入射した別の光の一部の光路42は、光透過性着色層を通過することによりその光透過性着色層、例えば赤色になる。そのうち隠蔽層で遮蔽されなかった光は、透明コア層を通過し、光遮蔽層で反射することで透明コア層に戻り、そのまま透明コア層で側端面に放出される。このような積層カードの側端面を観察することにより、側端面を観察することで光透過性着色層と同じ色の光を側端面で観察することができる。
<実施例1>
裏面側から順に、表面側にスクリーン印刷により厚さ1.5μmの光遮蔽印刷層を形成した厚さ0.100mmの延伸PET(ポリエチレンテレフタレート、以下同じ)からなる裏面用透明外装シート、厚さ0.600mmのPET−G(PETのエチレングリコールの一部をCHDM(シクロヘキサンジメタノール)に変更したPET)からなる透明コアシート、裏面側に赤色の光透過性着色層をUV硬化性オフセットインキで印刷した厚さ0.100mmの延伸PETからなる表面用透明外装シートを積層し、ラミネートプレスによりカード厚みとし、抜き加工でカード化し、裏面側から順に、裏面透明層15、光遮蔽層14、透明コア層13、光透過性着色層12、表面透明層11からなる積層カードとなった。
<実施例2>
裏面側から順に、表面側にスクリーン印刷により厚さ1.5μmの光遮蔽印刷層を形成した厚さ0.100mmの延伸PETからなる裏面用透明外装シート、厚さ0.300mmのPET−Gからなる透明コアシート、ICチップを有する厚さ0.080mmのアンテナシート、ICチップ孔を有する厚さ0.300mmのPET−Gからなる透明コアシート、裏面側にスクリーン印刷により厚さ1.0μmの隠蔽層を形成し、有色印刷層赤色の光透過性着色層を、UV硬化性オフセットインキを使用してオフセット印刷で形成した厚さ0.100mmの延伸PETからなる表面用透明外装シートを積層し、ラミネートプレスによりカード厚みとし、抜き加工でカード化し、図2で示す様な裏面側から順に、裏面透明層28、光遮蔽層27、第一透明コア層26、アンテナ25、第二透明コア層24、隠蔽層23、光透過性着色層22、表面透明層21からなる積層カードとなった。隠蔽印刷層はカード周縁部より1.0mm内側の領域に設け、有色印刷層は赤色とした。
<比較例1>
上記実施例2と同じ厚みの、白色材料を使用した裏面用外装白色シート、白色コアシート、表面用白色外装シートを積層し、ラミネートプレスによりカード厚みとし、抜き加工でカード化した。カード化して積層カードとした後、積層カード側端面を印刷により赤色に着色した。
実施例2と比較例1の積層カード側端面の状態を目視で確認したところ、実施例2、比較例1ともに赤色に着色されているように観察された。しかし比較例1は断裁により積層カード側端面が荒れていた影響で、印刷のピンホール抜けが生じており、外観上好ましくないものとなった。また積層カード側端面を手動でスワイプして擦ったところ、実施例2では500回スワイプしても積層カード側端面に外観上変化はみられなかったが、比較例1では500回スワイプすることで印刷層が剥がれ、下地が露出し外観上好ましくないものとなった。
本発明の積層カードは、クレジットカード、会員カード、ポイントカード、ギフトカード、電子マネーカードなどに利用される。
11、21 表面透明層
12、22 光透過性着色層
13 透明コア層
14、27 光遮蔽層
15、28 裏面透明層
23 隠蔽層
24 第二透明コア層
25 アンテナ
26 第一透明コア層
31、32、41、42 光路

Claims (8)

  1. 順に、裏面透明層、光遮蔽層、透明コア層、光透過性着色層、表面透明層からなる積層カード。
  2. 前記透明コア層と前記光透過層との間の周縁部を除いた位置に隠蔽層が設けられている請求項1記載の積層カード。
  3. 前記周縁部は端部から0.5mm以上3mm以下である請求項2の積層カード。
  4. 前記透明コア層の間にアンテナが内蔵され、前記隠蔽層が前記アンテナを隠蔽している請求項2または請求項3記載の積層カード。
  5. 前記透明コア層が表面側透明コア層と裏面側透明コア層からなり、前記表面側透明コア層と前記裏面側透明コア層の間に前記アンテナが内蔵されている請求項4記載の積層カード。
  6. 前記光遮蔽層が光遮蔽印刷層である請求項1から5何れか記載の積層カード。
  7. 前記光透過性着色層が光透過性着色印刷層である請求項1から6何れか記載の積層カード。
  8. 前記隠蔽層が隠蔽印刷層である請求項1から7何れか記載の積層カード。
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